KF釣行も9回目となりました。たった9回?という感じですが、本人にとってみれば実にひとつひとつ印象深いものです。
ここでちょっとまじめな話。
KFを始めるときに考えたこと、それは・・・釣りを通しての自分の変化。
こんな若造が何を言う、ですが、釣りの奥深さは人生の奥深さに通じるものがありますよね。
釣りと自分の生活との良い循環というか、学んだり気づかされたりのフィードバック。
そして・・・あの海や山のように、壮大さと不思議さとを持った、人間になりたい。
だから、私の場合、釣行ごとにいつもテーマを設けることにしています。
そんでもって、回数を記録しているのもちょっとした意味があります。
そう・・・釣行トータル回数を曖昧にしないため、そしてあのいまいましいボウズからも学ぶためです。
ブログ見る方からしたらつまらないと思いますが、、、
ボウズもちゃんと報告する約束です。押忍。
さて、今日のテーマは
「自分の考えを捨てる」
著名なKFがGPS魚探を使わない理由を挙げて、
「過去の自分にふりまわされるから」と語っていたことを思い出す。
実にかっこよく、そして深い言葉。
そうです。海は一日違っても180度変わってる。
海はいつも別のところに向かって進んでいます。海に行くのは、それを知りたいから。
はたして、今日はどんな海なんでしょうか。
と、前置きが長くなりましたが・・・
4時半出艇。
あさぼらけの中。
今日は前回のように無風ではなく、さわやかなそよ風2メートルといったところ。
そして、潮は・・・ちゃんと効いてます。
良し!
いつも早朝にドドーンと設置される定置網も、いつもよりわりとすみっこで、ルート選定もしやすい。
しかし、予報とは違ってなんか天気が悪い。どんより。
気になるポイントでジグサビキを落としていくと、ココンと小さなアタリ。
乗らないが、魚はちゃんといるようだ。。
タイラバに変更したところ、再びアタリ。
しかし乗らない。。
以前は調子よかったタイラバも、最近は不調・・・。
ジグで反応がない場合でも他の魚を引っ張り出してくるイメージで、とても重宝しているのですが、完全にスランプです。
元々乗りにくい釣法みたいなんですが、いいかげん乗らなさすぎ!
原因として・・・やっぱりジギングロッドでは限界があるのか・・・活性が低いときは竿が硬くて食い込みがない分、違和感を感じてしまうのかもしれません。
やっぱ専用竿、買わんといかんのかな~それとも、ドラグをルーズに、でとりあえず行く?
気を取り直し、フックが悪いせいかもしれないので、新品のソルティーラバー80gに交換。
しつこくタイラバを落としていく。
ポイントを変えようと思って回収モードで早巻きしていたら、中層でいきなり持って行かれる。おっ。
すると・・・
遊星からの使者ふたたび登場。
今日みたいなどんよりの曇天だとより頻繁にご登場になられるイメージがあるのは私だけでしょうか。最近ご無沙汰だっただけに、嫌な予感。
ソルティーラバーが道連れ玉砕・・・しなくてよかった。
ひっこ抜いたら針が外れて、ナチュラルリリース。(なので写真なし)
再び気を取り直して潮目を探しながら沖を目指す。
すると、雰囲気バリバリの潮目を発見。
タイラバを落としていくも反応なし。あれ?
するとよく見ると、小魚の群れが水面をはねている。小魚のサイズとシルエットを見て、納得。
すぐにジグに交換してフォールさせると、いきなりヒット!正解!
でもやっぱり海面をわって出てきたのは、元祖
プレデター。
いい湯だな~~
ともあれ今日はプレデターの登場回数がヤバい。嫌な予感が現実に。
こわーい歯を警戒しながら早々にリリースしてジグを落とすと、再びヒット!
どうせまた
プレデターやろ、と思いながら食傷気味になりつつ、いい加減にリールをシャリシャリ巻いていく。
魚体が見える。あれ?茶色ではなく・・・白い。
なんじゃこりゃ。
と思ったら私のいい加減なひっこぬきのおかげで針がスポーンと外れ、オサカナサンが勢い余ってカヤック上にダイブ。
ツバス?
いや、
アジや!
しかもこんなデカいアジ見たことない。本当にアジ?というくらい大きく感じた
アジなら絶対逃がさん!と暴れるオサカナサンを全身でおおいかぶさるようにしてキャッチ。
80gもあるジグなのにもかかわらず、アジがヒット。
口がめっぽう弱いのに、あんな重いジグのでかいフックで引っ張られてよく外れんかったな~
まさに奇跡。
重いジグなんかで口の弱いアジは釣れない、という自分の固定観念が崩壊。。
まさに、
自分の考えを捨てるのテーマどおりの展開・・・
ともあれアジは美味くて大好きなので、かなり嬉しい。
しかも尺アジ求めてサビキをしていた頃に夢にまで見た
ギガアジサイズと違うの、これ?(私の手がデカいため、ぜんぜんギガに見えませんが・・・)
テンションが上がる↑↑
群れが来ていると判断し、心おどりながらサビキを装着し、再び落としていく。
しかしそれっきりアジは・・・
音沙汰なし・・・ガーン。
その後は沖までどんどん漕いで、目的地に到着。ベタ凪に近いのでスイスイ着きました。
色々な話のあるこのポイントですが、名前だけで実際のところどうなの?というところです。
タイラバを落としていくと、面目を保つ程度にアタリはあるも、やっぱり乗らない。。
そして根ガカリ。
うまく外すことには成功したが、タイラバに関する自信を完全に失う。
早々にこのポイントを諦め、さらに潮目を求めて、もと来たルートを帰っていく。
ちょうど帰りがけにチャンスな、良い潮目。
ジグを落としていくと、やっぱりヒット。
しかし、、
遊星からの使者リターンズ。
しかも、生命維持装置しょってるやんけ!
↓
使者を国に返し、再度ジグを落としていくと、フォールがとまる。おっしゃ。
そして、
ぬかよろこび×2
またあんたか!ひょっとして同じ人?
やっぱり今日は
プレデターの日なりけり。
エソの群れを前に、だんだんと、アタリに対する希望や期待もきえてゆく・・・・
結局プレデターは5本以上捕獲。
ふつうなら地球人の勝利と言いたいところですが、、
こうして、食われざるものとなり、どんどん数が増えてゆく、遊星からの使者たち。そして無垢な釣り人を悩ませるのである。
いつかカマボコにしてやり、このわるい循環を断ち切ってみたい。
それにしても今回の釣行で、
心が折れました。
しょーじき、他のブロガーさんのように、もっと
良い魚をたくさん釣りたいです。
ていうか、
つれないブログ見ててもおもしろうないでしょ~よわ
不肖、根本的には私の腕のせいだと思いますが・・・魚探なしももう限界かも。
何時間もアタリすらない状況はいいんだけど、釣れない時に理由もわからず、なんらきっかけも見いだせないとは。
ほんとうにつらい。。
釣れなくても楽しい、とか、ないから!
魚探なしでとことんまで頑張ってみて、将来大きくなれるように自分を鍛えようとしてた(色んな人に魚探なしではむしろ釣りがうまくならない!と諌められもしましたけど)・・・
そんな
自分の考えを捨てることも必要なのかも。
そして魚探をつけるなら、アンカーも考えないといけないっす。
元々魚探がないため、いいポイントにとどまろうという心理的きっかけがなく、潮風に流されるがままだった私。
色んな意味で
転換期かもしれません。
しかし、帰りの道中眠気に襲われることが最近多い。
23時に寝て2時起きとかしてるから、睡眠不足で炎天下の釣りのあとだし、当たり前の展開だけど、何とかしないといつか事故すると思った。
今日はこれだけ、マアジ 39cm(ギガ未満でした。惜しい・・・)
他エソ多数を野に放つ。
専門的にアジを狙いたいと真剣に考えるほどのうまさ。刺身、塩焼、ともに最高。
どなたかギガアジ連発する方法教えてください・・・
デュエル(DUEL) ソルティーラバー最近の一軍選手。ベイラバーと比較して、スカートが短いぶん、海中でのユラメキがそつなく、スムーズ。ダートも得意みたいです。