まるで清朝末期のように出艇場所がどんどん蚕食されKF版図が縮小つつある昨今、
人口過密問題を回避するため
また、己のちっぽけさを再確認し、さらなる精進につなげるため、
これまで一度も経験のないエリアで浮いてきました。
…なんてエラそうに言ってますが、そもそも平日なので浮いてる人もほとんどなく、トラブルにはなりにくい状況。
という訳で、、
海況がよろしくない海域を避けて、くしくも某海域に初挑戦となりました。
新規開拓…聞こえはいいものの
その土地ごとの特性、気を付けないといけない点があり
密集地を避けて野に下り埋伏武将となったにもかかわらず、思わぬところで
地雷を踏んでしまわぬよう注意!
ローカルルールとは、常連さんが勝手に作った取り決めとかではなく、
新兵が爆死してしまわないための地雷原マップのようなものでしょうか
というわけで、先行者に地雷の存在を確認しつつ
地元の方の迷惑にならないように、細心の注意を払いつつ、
行ってまいりました。
当然ひとりぼっち。
廻りにカヤッカーはおろか、ゴムボーターさえ見当たりません。
漕ぎ進むも、、えらく浅い。
遠浅なのでなかなか水深が稼げません。
初場所なのでいきなり沖にGOも危ないので、しかたなく30m付近の気になるポイントで流す。
ジグにも何度か金属質な当たりが出るも乗らず。
魚はいるようですが、正体不明
調査兵団タイラバー曹長に交換し
やっと何か
ものすご――く軽い魚が乗ったと思ったら、、
初場所、初顔合わせがこれか!
ガックシ
今日のテーマは「
学ぶ」
釣れない状況でも、もがき苦しむことで、成長したいと思います!
また
ボーズの伏線なのか!乞うご期待!
そしてやっと到達した40メートルライン。
このあたりから、激しいベイト反応が出始めます。
これは絶対青物いるな!と思うしかない状況。
・・・・・
ですが、、手を変えジグを変え、でもぜーんぜんアタリすらありません。。
どうやら、某地域のジギング船情報をチェックしたところでは、最近あまり釣れてないようで、
ジグサビキで釣果が出ているとか。
しかし、サビキなんかで釣りたくない!という駄々っ子のような気持ちがしこりとなり
ジグだけで結構粘る私
釣り人とは、釣れる方法ではなく、釣りたい方法に固執する生き物であると悟る。(瞠目)
でも、、やっぱり
腕もないくせに頑固なやつには、、
釣れてくれるわけがありません!!
ジグだけで相当粘ったんですが、、ここはしょーもないプライドを捨て
仕方なく、サビキを装着し、おりゃっと反応のあるポイントに流すと…
ガツッ
一投目で
Wikiサワラ来た!
ちょっとよく引いたし、太い。やたっ
(注:Wikiサワラとは、60cm以上がサワラであるとのウィキペディアの記述に基づくサワラである。無論釣り人はサワラとしての威厳を備えた70cm以上しかサワラとは認めないため、あくまでハッタリサワラ=つまりはサゴシであることは言うまでもない。詳しくは
若さんの記事を参照)
…ジグサビキ、
これが答えなのか!?
…と思うも、よく見ると…サゴシ君はサビキに食ったわけではなく、
???
頭にフッキングしちゃってるじゃないですか…
はい!
スレですね!
つまり引っ掛け釣的な。
という訳で、このパターンで連発とはいかずに、さらに
長い沈黙。
青物にジグを食わせられないので、どこかに潜んでいるに違いない真鯛に狙いを絞り、タイラバを落としていきます。
ただ、こちらも非常に厳しい状況。
らしい気配が
ない。
やっとなんか来た!と思ったら、ただひたすらに重い。
さてはやつだな、と。
メタボ(うまそう)なガッシー。
ちょっと嬉しい。
最近メタボな魚によく出会います。
俺ももっと運動せんといかんな!
しかしさらにアタリは遠のいていく。
真鯛狙いのタイラバに一度だけデカいのがかかるが・・・
数分格闘した末に、
リーダーがぷっつり&跳ね上がる穂先の巻
おそらくまたまたサゴシ大だったのではないかなと・・・・
敗走気分でさらに浅場に戻ります。
戻ったら戻ったで、ここからはグーフーの猛攻
実際猛攻というほどもアタリもないんですが、、
そしてやっとまともな魚。
しかしこの後も釣れそうな雰囲気を見つけても、、全然アタリがない。
いかんせんこの状況では魚を引っ張り出す実力もなく、
外的環境も好転する様子もないため、昼前に沖上りとしました。
ついに来たよ
真の貧果。
初場所とはいえ、魚はいたはずなんで。
自分の力がないだけなんで。
そして…後でサゴシの腹からイワシが出てくるにいたって、、さらに肩を落とす私。
結局
食わせる力がないということなんでしょう。
…また勉強して頑張ります。