腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)KF イワシパターン  11st ~ 感謝 ~

うじのぐっさん

2015年06月13日 21:00

土曜日…昼から用事があり、、良い海況なのに浮けない、くやしい!と思ってましたが、、

よく考えてみたら、前回初挑戦したポイントなら短時間勝負でいける!

と気付いてしまいました。。




というわけで、蛍の飛び交う季節、

午前9時までの限定釣行してきました。




前回惨敗でなえていたのと、ちょっと遠いエリアなので、こんなにすぐリベンジできるとは思っていませんでしたが、

これも巡り合わせというものでしょう!



今日のテーマは「感謝

潮回りも悪そうだし、今回も苦戦が予想されますが、浮けるだけでも楽しい季節、、

気分は良いです(笑

あまり知らないポイントで浮くのって、ワクワクしますよね。

そんな原点に還る一日ということで。



少しばかり沖へ漕ぎ出すと、前回同様ベイトがギッシリ入ってます。

ここの特徴なのかもしれませんが、、だからって釣れるとは限らないんすよね、、というのが前回の教訓



私…元々あんまりベイトが豊富な海域育ちではなく、魚探なしで頑張ってた期間も長いので、、

このあたりも原点回帰で、魚探表示はあくまで参考程度に手早く探っていきます。



前回攻めあぐねた記憶がよみがえりつつ

ベイトの下で待ち構えているであろうターゲットに丁寧にアピールすると・・・

いきなり、なんか来た。




アレ?

水深20ちょいくらいのポイントで、いきなり釣れちゃいました・・・

小さいけど美味しそうな真鯛です。



前回狙いまくってもぜーんぜん真鯛の姿を見なかったのに、釣れるときはあっけなし。

ここにもちゃんといるんだなと、俺の腕がなかっただけなんだと、少し安心


ただ、この時点ではこの一匹が後に大きな意味を持つこととなることを知る由もない。



ここからはエソ&フグの猛攻

どうやら活性だけは高いようです。

潮回りが悪いとばかり思ってましたが、出てみないと分からないのはその通り。

なにごとも思い込みはいけませんな!





それにしても、前回と違って海全体に生命感が溢れてます。

ときおり海面でなんかようわからん魚がバシャバシャやってますが、数匹?ぽいし、ハマチナブラでもなさそうだし、

青物?シーバス?

トップも投げることなく、少しづつ沖に出ながらジギングで探っていきます。



~・~・~・~ (もくもくと漕ぎつつ、気になると止まってジグを落とす、の繰り返し)~・~・~・~



30メートルラインまで出ると、なんかよさげな雰囲気の場所を発見。

前回も気になっててネチネチ攻めたものの、ノーフィッシュだったポイントではあります。



ベイトが寄りやすい条件があるのか、直下を絶賛通過中のようなので、底から丁寧にアピールしていくと、ズドン

ん?何かデカそうなのがヒット。

ラインが引き出される…おおっ熱い!



浅場なので、結構抵抗。

?真下に突っ込む感じは、まさにやつですが、前回苦戦しただけに半信半疑。

ドラグも鳴らしながら上がってきたのは・・・




うひょーー

真鯛65cm

ちょっと見た目が悪いけど美味しそうなオス?の真鯛

前回苦戦しただけにめちゃめちゃうれしい!

やっぱりベイトの下で待ち構えているやつがかなりいるに違いない。



いにしえの名作ジグにガッツリ。

・・・これは連発するのでは??


続けて同じパターンで探っていると、すぐにまた来た!

再び真下に突っ込む!犯人確定!

最後にポカーンとデカい水泡が浮かんで上がってきたのは、



真鯛55cm

サイズダウンしたものの、綺麗なメス?の真鯛。

タモリングしたらフックがポロッ。

危ない危ない


このまま同じパターンで勝負しようかな、とも思いましたが、、なかなかにデカい真鯛たちのため、〆るのに苦労しているうちに

反応もなくなる。



手返しが良ければもっと釣れたはずだし、まだまだ釣れる感はあったのですが、、同じポイントで粘るのも芸もなく成長もないので、

元々青物狙いで来てたことを思い出し、気になる深場を目指します。



前回は平日だったので、ひとりぼっちでしたが、

今回はボーターやらプレジャーやら漁船やら、にぎやかではないですか!

ただ、沖はちょっと風が…


そして、、掛かってくるのはエソばかり。



そこで迷惑かえりみず(汗)いそいそと近づき、9.8馬力のゴムボーターの方に様子を尋ねてみるも、NOな感じ。

他に青物を狙ってる風情のプレジャーも、釣れてる様子はなく、ストップ&ゴーを繰り返し。



同じように深場もベイトは入ってるようですが、魚がついてないのか、、マッタク様子が違います。

あちこち動き回りつつしばらく粘ったものの、今日のリミットは9時まで。

結構風も出てきたので、ノーフィッシュのまま再び浅場へ。



30ラインまで戻ると周りには誰もいません。

そして、時折こんなアホみたいな反応が迎えてくれます。



再びベイトの下に付いているターゲットを意識して、チープだけど頼れる奴、ヒラジグラを舞わせると、、

ズドン



やっぱりまだまだいました!

巻いては出され、の魚との戦い、最高の時間が過ぎていきます。



今日で一番引いたので、70超えた?と思ったものの、

同じく65少し超えたくらいの、元気あふれる真鯛でした。



しかし、、こういうケースってあるんすね~ベイトの入っている広いエリアのうち、一部だけに色濃く魚が付いている。

地形や潮、様々な条件の差が生み出すものだと思いますが、、

このイワシパターンは、とても浅いエリア、しかも一瞬で過ぎてしまうような狭い範囲で起こっている現象で、

細かい移動が得意で、ステルス性の高いカヤックならではパターンだなと思いました。



そうです、当たり前ですが・・・けして腕ではないんです。

正直見つけたもん勝ち、みたいな状況だったんですよ!


結局この日はカヤック始めて以来、初めて一度もタイラバを落とすことのない一日となりました。



この後も、面白い反応を見つけて、、



デカホウボウ。

この辺のエリアはあまり叩かれてないせいか、根魚もホウボウもアベレージが違う。

どうりで土曜日なのに先行者がいないハズ


次に、??何これという群れに食わせることに成功

ブルブルっと謎の振動と共に上がってきたのは、、



初ゴマサバ

40オーバーの良型、鯖寿司サイズです!

初物なので、めちゃ嬉しい。

うまそう!

もう一発!



サバはサバの掛かるアクションみたいのが存在してるみたいで、真鯛とはまた違うシャクリに反応◎

生で食べたかったので、さっそく捌いた胃の中に入っていたのは、





まだまだ魚からのコンタクトは続きそうでしたが、リミットの9時になったので、沖上りとしました。




真鯛 67、65、55、32cm×4

ゴマサバ 42cm×2

ホウボウ



真鯛も、麦秋至(むぎのときいたる)の候を過ぎたので、いわゆる麦ワラ鯛という、産卵後のウマくないすっかすかの鯛に変貌してしまっている?と恐れてましたが、、

イワシ食ってたせいか、脂ノリノリ。

ギリでノッコミ最終便?

今まで釣った中で最高に旨い真鯛でした!



先週は腐ってましたが、、、

まさに腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)


久しぶりに…

カヤックフィッシング最高!

挑戦し続けることができる日々に、感謝!


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バスデイ ナゴメタル オオナゴ

日本海でのマダイジギング、コウナゴがベイトの時は威力を発揮。なぜかアカキンがマダイには効くらしい。



アムズデザイン(ima) ima GUN吉

ヒラジグラもそうですが、マダイジギングに最適なのはセンターバランスであることと、フォール時に不規則にスライドするジグのようです。ヒラジグなんかも面白いくらい不規則に錐もみを演じながら落ちて行きます。これがマダイに効く気がします♪



ダイワ(Daiwa) TGベイト

マダイジギングの王道ではない気もしますが、TGベイトも真鯛の実績は相当あるようです。TGでしか釣れない?局面のためのお守り的な(笑)



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