先週、長女と二人でうみのこに乗ってきました。
うみのこ。
滋賀県民にとってはとっても馴染のある船のようですが、
琵琶湖のほど近くとはいえ、京都府民の私は
今回、その存在を初めて知りました
うみのこ、といっても湖(みづうみ)のうみのこ、なのです。
琵琶湖を舞台に体験学習を行う学習船、うみのこ。
滋賀県では、小学5年生になると必ずこの船で一泊二日の体験学習を行うんだとか。
県が船を所有しているって、驚き
出港
船齢30年を超えるとは思えない、綺麗な船
淡水での使用ということもありますが、大事に使われてきたことが伺えます
一部、昭和を感じさせる趣もありつつ
琵琶湖とは、滋賀県民・・・否、おうみびとたちの魂の海だと実感
小学生の時にこの船で過ごしたことも、魂の深いところに落ちていきそうです
南湖も終わりにさしかかると、
岸辺はバサー天国。
ボートの密度がヤバい(笑)
そう考えると、我々のKFはまだまだかなりマイナー
以前は喰えない魚に熱を上げる心理がマッタク分かりませんでしたが、今は分かる気がする
そして、
学習船よ、なぜ魚探?
船は北湖へ。
白石のたたずまいは、古色に満ちて、
神々しさはさながら、みずうみにそそり立つ祭壇のよう
沖島。
ウインドサーフィン時代に上陸経験あるものの
小学校もあり、こんなに大きな島だったとは・・・
ただ、消防車などはなく、火事が起きると湖から消防艇で放水するらしい。スゲー
カヤック発見。
どこから出艇したんでしょうか・・・岸からはかなりの距離のはず。。
島人には当然ながらマイカー以上にマイボートが多いらしい。
必殺の琵琶湖ショートカットで他府県へも意外に短時間で行けてしまう?
考えようによっては最高の立地かと。
琵琶湖のプランクトンを観察。
私も顕微鏡を覗いたのは何十年ぶり
久しぶりに娘と二人きりで楽しく過ごすことができました!!
そして連休、そのまま家族で妻の実家へ帰省。
もちろん、やっぱりついでに、当然ながら、
あの場所で浮いてきましたよ!
さて、今回のテーマは、
「帰去来」
夏にコテンパンにやられて以来、再びこの海に帰って来ました。
夏から、この海はどう変化しているのでしょうか?
春まではとっても豊かな海だと思っていましたが、
この夏を境にどうやら
ダークサイドに堕ちて しまったらしく、
去りゆくものを追ってはいけないのかもしれませんが、、
情けは人のためならず
これはまさに、
ニッポンを取り戻す
尊厳、もとい、フォースと信頼回復のための、
前はそんなことなかったよね!きみ!的な、
いわば
根源的な戦い です。
が・・・
漕ぎ出でてみれば、潮の色も悪く、生命感に乏しく、
釣れる雰囲気がまるでありません。
できる子だと思ってたのに、
やっぱり変わってないし。
夜明けはタイラバで真鯛狙い
ただ、アコウしか、釣れん!
やっぱりアコウ。サイズもイマイチ。
ちょっとマシなアコウ。
そしてチャリコ。
可哀そうだけど、現在私自身がめっぽう弱気なのと、
土鍋サイズなので、鯛飯要員としてキープ。
しかし、一向にサイズアップの気配なし。
ガッシー。
君はサイズは良くないものの、素揚げにしたいのでキープ。
さて、このままやってもらちが明かず
タイラバは諦めて、沖でジギングに切り替え。
ところで、元来、実績ポイントを打っていくのは、その日の海の声に耳をそばだてるのが信条である私のスタイルではなく、
普段は魚探のGPSマークも全く活用していないのですが、
今回は
マサが釣りたい一念 で、過去に見つけた根のありそうなポイントへ。
根の上に到着すると、ここにはなぜかやたらベイト反応があります。
ジギングで・・・
も、、やっぱりアコウ。
何か出てます・・・
これからはマサ対策で腰の帯と共にドラグも締めこむ。
万が一大政が掛かりでもしたら 根に走られたら一発で終了だし、仕方なし。
でもやっぱりアコウしか釣れません・・・
と思ったら、着底からのしゃくり上げで、
ドン!
なかなかのサイズの魚がヒット。
マサか!マサなのか!
一瞬根ガカリか?と思うも、引く引く。
マサだったら嬉しいのですが、トルクはあるものの、走りはショート。
これは、マサじゃね~奴に違いない。
結構良いサイズな感じですが、、
マサ対策のせいでピリッともドラグも鳴らずじまい、
引きも楽しめぬまま、あっけなく御用。
真鯛、ちょうど60cm
マサじゃないけど、とりあえず、やたー!
引き続き、マサを狙います。
が、ベイト反応に引き寄せられてか、
餌釣りの釣り人たちが周囲にどんどん集結してきました。
どうやら・・・
ベイトはこれ。
うーん。
アジを追う魚に食わせるのは、どこで、、なにを、どうしたらいいんだろう・・・
ふと考える。
が、自分には考える材料も土壌も、知識もないのである。
これっきりアタリは出なくなり、
いよいよ餌釣り船が肉薄してきて緊張の海になってきたので、仕方なく退散。
一転東へ針路をとり、60メートルライン上で、あてもなく根を探します。
そして何とか見つけた根にて、
粘る。ひたすら粘る。
しっかりベイトも付いている。
雰囲気はある。
が、
どーしてもこーしても食ってこない・・・
何度も流しなおすも、、
お手上げです。。
再び移動!
この季節なので青物くらいはいるハズと思うも、全く気配なし。
どっこもダメ。
全くダメ。
そして、さまよった挙句、これは明らかに青物いるでしょ、って場所を何とか見つけ、
活性低いのに無理やり反応させて、
何とか掛けるも、
謎のバラシ×4
食ってきたパターンもそうだし、引きからしてもおそらくハマチだけど、
こんなにバレるのはちょっとおかしいし、ひょっとしたらメガアジだったのかも。
ならば非常に悔しい・・・
さて、本日、
真鯛までの展開はやや期待させたものの、、
やっぱり結局は
死の海のまま だったようで、
最後は
完全に心が折れて、
ここで、
劇終
虹蔵不見(にじかくれてみえず)
沖上がりとなりました。
狙っていたマサは気配すら感じられず、
惨敗 でした。
やっぱり甘くありません・・・
しかし・・・新たな目標ができました。
また、頑張ります!
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