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Posted by naturum at

2016年12月03日

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)KF 20th ~ 分かる ~

皆さま、お久しぶりでございます。

誰?



いつから?ってくらい

本当に長らく、ご無沙汰しております。



話すと長いのですが、今春、仕事の部署が変わり、

中上健次の枯木灘を地で行くような職場に配属されました。



そこは、日本の深層構造を知るために、私がとても興味のある分野でしたが、



転属と同時に、路地というか、一気にニッポンの深い霧の中に迷い込んでしまい、



こういうところに行くのも、

もの好きな、私の、

たっての希望でもあったのですが、

息つくひまもなく緊張、緊張の連続の毎日で、

全く海に行けなくなくなってしまいました。

そんなわけで、記事と写真がマッタク関係ない。




記憶と、忘却のペースも、そろわぬまま、大きく間をあけられ

今振り返っているのも、昨年のこと。

クリスマス

妻の仕事の手伝いで、代理店の家族旅行の取材に同行。



あまりに取材のペースがはやく、完食できなかったお皿が見える。



完食は、一番身近なエコロジーとのドン・フライの言葉も実践できぬまま



初めての神戸動物園も

かたや子どもたちは、嬉しかっただろう



で、そのあと、2016年に最後に浮いたところから



話を始めようぜ。



が、ぜんぜん釣れなかったなあ



同行した鶴吉三平さんだけが釣れていたなあ



鯛の寄っている場所は、見つけたんだがなあ



嗅覚があっても、腕が、ないんだなあ



その後、私がルールだという方が登場され、

海上保安庁でも言わないような口上



カヤックは岸辺で釣りせよとのことで、

強制的に浜へ帰らざるを得なくなったりしたなあ。



議論するつもりもないし

私はもちろん、自分が正しいとも思ってないし。

ただ、私をそっとしておいて欲しい。

たったひとりの海原を、求めてここにいるのだから。


たとえば人に迷惑かけるような危険の中に私がいるのなら、

私はとっくに、帰っていますよ、



って、なんか文句言って終わるのもいやだなあ、2016年の締めくくりを。

ということで、

カヤックフィッシング最高!


  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(3)やっちまった

2016年11月17日

金盞香(きんせんかさく)KF 19th 大鯛×2 ~ 好み ~

立冬も末候へ。



消雪設備の点検が始まりました。


ハイシーズンに浮けなかった時間を取り戻すために、

今回もまた、目先を変えて、半年ぶりのポイントへ。



わたの原へと、海人の釣り船は進みます。


今日の狙いは、前回同様、あくまで青物。

しかし

この時間帯にこのポイントで狙うべきターゲットは他にあります。

どうやら、魚っ気はありそうですが、

色んなパターンを試すも、反応を得られません・・・



ジギングで 駄目と言うから タイラバで

ボウズ逃れて むなしさつのる
 (うじのぐっさん 1976- )



お守りにと佩くことを辞められない脇差に、今日も助けられる私。

やっぱり思い切って神棚に仕舞うところから始めないといけないのだろうか。


というわけで、

先に出られたボーターさんに追いつき、熱っぽい語りから現況を聞くと、

早朝から60upの真鯛が釣れたらしい。

また、大鯛に針を折られたとも。



大鯛、の響きには昔のようにはには心ときめかない錆びた心も、

釣れている人が確かにいるのに、私は釣れない、そのGAPには、

そう、その理由を探すプロセスには、
昔以上に心をひかれます


こちら、ジギングではアタリすらない、

爽快なばかりの力の差!


でも、何か嬉しく

これが、釣りを辞められない理由でもあります



さて、
そもそもこの時間帯でこのポイントに、その獲物

てことは、遠く離れたこの地にも奴が回遊しているのか・・・



水深の固定観念を捨てて、潮の動きのよいポイントへ漕ぎ上がる。

思いきってジグもチェンジ。

すると・・・


10数メートル巻き上げ、ベイトの影を越えたところで、ジグを引っ手繰られた。

ん?

この鈍いアタリは、太いトルクを伝え、ギョタイの大きさを物語る。

一進一退の攻防を経て、



本当に、いたわ・・・

しかし、デカすぎる


浅場にベイトが偏っていて、それらを奴らの群れが追っている、前回同様今日もそんなイレギュラーな状況のようですが、

このポイントでの大鯛は経験なく

しかも20km以上離れているし、これって、広域の話なのか?って感じです。


とは言え、

あくまで今日の狙いは青物だったことを思い出し、、沖へと進みます。



が、1kmほど沖へ漕ぐも、青物は全くお留守。

ベイトも霧散

すごすごと退散。



感覚的にはお留守は継続なはずなんですけども、

帰りに小さな反応を見つけて誘うと、

ドン!

サイズの割にめちゃ引く!

というと、海の中見えてんのかい、って思いますが、

重さ=大きさ≒トルク

速さ=馬力

の違いを竿から聞くってところでしょうか。


実際にはごちゃまぜに体を通り過ぎていく情報なものの

ドラグ(ガチ)を走らせるだけの重さ、トルクはないが、馬力はあり、止めるには抵抗はめっぽう大きい。



なんだなんだ・・・



正体は、これでもかというくらいパンパンのメジロでした。

このコンディションなら、鰤並に脂が乗ってそうなんで、大事に捕獲。



そうこうしているうちに、はや帰着時間に近づき、

帰りながら打って行きます。



そもそも釣果のためだけなら浅場にとどまるべきだったんですが、

久しぶりのポイントで、自分を納得させ、言い聞かせるための、沖出でした。


そして帰り。

浅場で、朝とまったく似た状況に遭遇。

やはり、まだ回っているのか⁉


するとやはりフォールで、

ガツーン。

ロッドが海面に突き刺さります。



さっきよりさらにデカい・・・

どうなってるんだ一体・・・

これ以上大鯛釣ってもクーラー入らないため、他魚種をお願いします・・・


願いが通じたのかその後、良型のシーバスを掛けるも、

姿が見えた瞬間の反転でフックアウト。


エラアライなんかいう熱いもんではなく、本当にサラッと、バレました(涙

とかくシーバスとは縁がない。。



というわけで、

健全に11時で浜バックとなりました。



一見釣れているように見えますし、

マダイに絞ったらいくらでもって展開だったのも確か。

しかしながら全然テクニカルなところで差が付く展開ではなかったので、

毎回のことながら、これは運以外の何物でもありません!

こういう日を、良かったなんて思い出にしてしまうと、けして本質的には上手くはなれないもんだ!そうだよ!(と言い聞かせる)

最後のシーバスが獲れてたら、満足度も上がったのですが・・・


ともあれ、

カヤックフィッシング最高!  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(6)大鯛

2016年11月07日

山茶始開(つばきはじめてひらく)KF 旅する真鯛 18th ~ 考えれば答えが来る ~



仕事も家庭も、お勤めの山を越え、後は年の瀬へと下って行くばかり

最後にはピンを全部倒せる一年になりたい、と、



再びやってまいりました。

何やら巷では回遊マダイが釣れているとか。


これからの季節には鰤を狙いたいところですが、

思い返せば最近マダイも見て、ないっす。


なるほど遊漁でもマダイが釣れるってことは、

カヤックならバキバキに釣れるのでは?と山をはって、

やってまいりましたのは、青物も併せて狙えそうなポイント。



前日から残るうねりが落ちるのを待つと、時間は8時。

消波ブロックを越え、ある程度の水深に達するまでは、返す波とうねりに巻かれる危険なライン

たったひとりの海原ゆえ、細心の注意を払いつつ、進みます。



さて、このポイントは半年ぶり。

自分的にここのマダイジギングのパターンは掴んだんと違う?的なポイントでもあり、

タイラバしか釣れない的な噂に対抗すべく、

あくまでジギング勝負。



そう、

目が覚める一本に、ただ喜んではいけない。

この一本から分析すると、いつもと変わらない捕食パターンに見えるが、、

何か心に引っ掛かるものが、ある。

考える。

この魚は、この時間帯に釣れるハズがないことを。

何かある。



その後、もう一度だけ強いアタリがあった後は、沈黙の時間が続く。

近くに真鯛狙いと思しき遊漁船がポツンポツンと見えますが、あちらも釣れてない様子。


そして、メインの狙い物だったはずの青物もお留守なようで、

こんなはずではと徘徊を続けるしかない

赤いデスペラードに映る魚探の反応は、

かなりの数の魚の存在を示している。

答えを見つけられないまま。



やっといつもの良い時間に差し掛かり



これでやっと分かりました。

好物スピニングタックルによるマダイジギング

狙いのレンジと誘い方が間違っている、たったそれだけ

気付くまでに3時間もかかってしまいました。



流し直してもうひとつ。


もっと早く気付いていたら

っていつもおんなじ事言ってますね


青物はさておき、

真鯛に関しては、今まで釣っていたのとは別の一族だと気付かず、

同じ槍を投げ続けて

無為に時間を過ごしてしまいました。



時間をかければまだまだ釣れそうでしたが、

七五三の写真を撮りに行く予定があるため、昼を待たずに浜へ。


真鯛がずらりと魚探に映るなんて、めったにない体験だけに、

この結果との落差に納得がいきませんが・・・

また、頑張ります。


カヤックフィッシング最高!

  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(6)マダイ

2016年10月26日

霜始降(しもはじめてふる)KF 17th 分け入っても分け入ってもエソ ~ 声になって ~

もうそんな季節がやってきました



自分のためにではなく、子どものために時間を使える喜びを見つけたと思ったら、



たま~の釣行予定も、折悪しく発熱でついえる。

そんなに体、弱かったのか、我が子よ。



そんな私の迷える心の行く先は、山へ。

昔は、小学校の裏山でマツタケゲットしたこともあったのに



分け入っても、



分け入っても、



マタンゴ。



分け入っても分け入っても青山 とは、種田山頭火の名句ですが、


そんな焼きのまわった私がやっと海に行けたと思ったら、

分け入っても分け入ってもエソ

そんな心あたたまる釣行を続けてご報告いたします。



さて、とにかく実績のないこの海域。

合理的選択では行かない場所。

つまり、その引力は理屈ではありません。

ただ、波間に消えた米間八を求めて、やってまいりました。



が、ファーストヒットはエソ。

魚っ気はあるようですが、食い方を見るに、嫌な予感。



オイ!

(気を取り直し)この季節にこの海域は初めて。

データを採るのも大事ですから。



オイオイ・・・


しかもマダイもお留守やし。

これは意外。

だいいち、潮の効きも良くない。


次。

初のボトム以外でのヒットに、次こそは、と思うも・・・



浮いてたよ、グーフーが。



・・・・・。


なんなんだいったい


(気を取り直し)底にごにょっとした反応があったので、誘うと・・・



やっと 加工しなくて食べれる魚 をゲット。

こっからはギアチェンジ、と思うも・・・・



再びローへ。

細君から、帰ってこいコールが入り、粘ることもなく終了と相成り申した。



というわけで、

しくしく泣きながらミカンを食べて帰りました。



結局、最後まで、

分け入っても 分け入っても エソ

こんちくカヤックフィッシング最高!  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(10)撃沈

2016年10月16日

万国幻燈館日本(ゆにばーさるすたじおじゃぱん)  ~ 記憶 ~

初めて釣りがマッタク登場しない記事を

したためることにお許しを



さる8月18日の酷暑の日、

実に約8年ぶりにやってきました、鬼が島へ。



四方自然の豊かな我が国では、

わざわざこんな人の多いところに来なくても、いつでも非日常を感じられる場所があるから

こなかったのに・・・

それなのに・・・



イイ笑顔じゃないか!

これだけっす、、お父さんのやりがいは!

いやはや!

すると・・・



自分がやれやれだぜ的な顔でウロウロしていたのが目をひいてしまったのか、、

毎日押し寄せる7万人のUSJ参拝者の中からなぜか選ばれて、さらなる非日常を体験することに、あいなり申した。



なんでもNHKのニュースホット関西?という番組で、USJの特集をするらしく、

その主旨はなんと、

「子どもたちに無理やり連れてこられてる感ありありのお父さんを元気にしたいとUSJは真剣に考えているぞ」

そんなコーナーの主人公に選ばれた私。

何でも、乗り物など、取材対象だからこそのUSJの神通力で、オールスルーとか。

バターン死の行軍のような、死屍累々の、

お父さんたちが命を削って一日行脚してもアトラクション2つだけ乗れるか的なUSJが、乗り放題!?

本当なのか?



USJのおのぼりさんが、モタモタとミニオンズのポップコーンに並んでいたら、

「プレゼントしますんで」と、係員のお姉さんによろしく!でポン!と・・・

釣りも日常生活も、運だけで生きているようです。



とはいえ取材なので、先を急がないといけないようです。

やる気のないお父さんは全く知らない、ハリーポッターの村?へいざなわれ・・・



昼食もごちそうになってしまいました。



ここまでくると、さすがに申し訳なさ過ぎて、小さくなっておりました。



バタービール。これも千円?とかするやつですよ



満喫する次女。

これがスタンダードだと思ってしまうと後が・・・



??何のために彼らは待つのだろう

もう哲学的な時間配分です

が、、そんなハリーポッターも待ち時間なしで、特別に2回も乗せてもらいました・・・



今評判のドラゴンボールも、裏口からスルー・・・・

非日常すぎる




さて、というわけで、

もうだいぶ前になりますが、

まだ暑さの厳しい夕刻、

NHKのニュース関西で、4人の娘に翻弄される見苦しいオッサンの姿が2回も放映されたのであった。


釣りも、日常生活も、引きの強さだけは、一級であります。

USJ・・・次来るときは、あれに乗ってやる的な、挑戦者のまなざしになってしまうのは、

大物狙いと通底するような。

違うか・・・


ともあれ、炎天下、子どもたちと良く遊び、良く食べ、汗でずくずくになって

帰ったら、

のび太のように、枕に頭が着地する前に

寝てました


非日常最高!




  


Posted by うじのぐっさん at 23:00Comments(8)家族

2016年09月24日

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)KF 16th 平政 ~ 今 ~

あの時は良かった、の記憶の中ではなく、今を生きるアングラーでありたい。

どんな状況でもキラリと輝く一本を。


今日もやってまいりました。



が、こんな時間にここを走っているはずでは。

まさに現実を生きているのは、等身大のつまらない自分なのである。



それでも嫌な顔ひとつせず待ってくれたのは、人格的なこの方。

海に出る前から、色んな意味で差がついています。



カヤック始めてから、寝坊は記憶になく、



何かある。

しかし、今日こそは、いつも来てくれるあの人に良い思い出を。



狙いのモノではないが、旨そうなので。

その後も、アコウが顔を見せるくらいで、かなり厳しい状況。



ベイトは??さらに謎を呼ぶ。

が、パパ3さんに狙いのモノがヒット。



綺麗なマダイにほころぶ顔。

自分はダメでも、ゲストに釣ってもらえたら、嬉しいものです。


僕も少し、釣り年齢が上がったのかな。


そんな気持ちで

諦めずにシャクっていると、午後を過ぎたあたり、

やっとドラグを引き出す少し良い魚がヒット。



このサイズでドラグを出すとは、の答えは、パンパンに太ったメジロ。

やっとマシなものが釣れました・・・



なんだメジロかと思うも、旨そうなので持ち帰り。

なんだメジロかと思うも、地を這っていたテンションが正直 ↑ な、小さい私。


長い沈黙のあとで、こうやればなんとかなる、の答えはまさに託宣に等しい。



というわけで、

久しぶりにのびやかに釣りができる、時間も海況も余裕のある午後は、

ミッション完了のパパ3さんに私のワガママを聞いてもらい、

思い切って片道6キロ先のポイントを目指します。


狙うは前回のリベンジ。狙いはアレしかないですよ



なりは小さいんですけれども、何かが変わってきたしるしなんだよ僕は。


すると、約10メートルほどシャクった後にアコウがヒット。

2つ目のしるし。

ひょっとすると、勝負できるかも・・・


この食い方は、そういう事か。


気合を入れると・・・



今日の青物は全員丸々としてます。

ヒラマサか?と疑うも、やっぱメジロかよ、の感はぬぐえず。



船縁で一本バラした後に、もう一本追加。



道のりは遠く、糸を垂れる時間は短い。


なんだか物足りない気分ですが、サイズの割にどぎつい引きも味わうことができ、

帰りも6キロ漕がないといけないので、沖上がりとしました。



この時期としては物足りない感もありますが、パパ3さんにも釣ってもらえたし、総合的に良しとしよう!

と自分を慰める。


が、よく見ると何か変だ。

3本の青物。

2本と1本。

何かが違う。



・・・・・・・・・・・・

これ2本はメジロじゃねえな、ヒラマサだわ。



人は願っているものを得ていても、なかなかそれに気付かないものである。

カヤックフィッシング最高!


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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(22)ヒラマサ

2016年09月03日

禾乃登(こくものすなわちみのる)KF 15th ~ 願い ~



木のたもとに枕して、空を見上げたくなる、そんな季節。

しばらくぶりに行ってまいりました。



鯛も鰤属も、要らない。ただ、ヒラマサだけを。



そんな傲慢な心が水面下にも伝わってしまったのか、魚信が。



そもそも、このポイントは初めてなんですが、それにしてももう少し何とかなると思ったものの、



何とも。



ジグのサイズを落としても、こんなのしか出ず。



お、初ワタリガニ!と思ったら赤ちゃんで、



天運にも見放されました。

どーやってもこーやっても、狙いのマサは出ず

今年最大級の轟沈



こうなれば楽しみは帰りのマックのみ。

いつも気が付けば飲まず食わずで釣りをしている私の、一番の楽しみで。


ポテトの塩味が沁みます。



狙いのモノはダメでしたが、漠然とではなく、

フル回転で一日中シャクリ倒せるようになったのも、成長なのかな~


それとも、

釣れた時に純粋に喜べる心の糸が、ノビてしまっているだけなのかな~


ともあれ、

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(10)撃沈

2016年08月14日

寒蝉鳴(ひぐらしなく)KF 14th 夏政 ~ 自分との戦い ~

夏の最後の思い出づくり



もう一度カヤックで海へとの父の思いは、



ひらりと波止へと舞い戻る



姿を見せるのは童の味方のアレではなく、チャリコ(マダイ)



そして、再びチャリコ(チダイ)

こんなはずは、と

なぜかチャリコの魚影が濃い波止場にて。



夕方に差し掛かり、

やっとアジの姿がチラホラ。


沖で薄かった魚影が、こちらなら濃いと思ったのは、

父も娘も、同じく誤算でした。


上手くいくことも、いかないこともありますが、

自然からありのまま学んで、


今のよい時期に、

純粋な心のうちに、良いものをこころに入れてあげたいですね。



時はさかのぼり、父ひとり海へ。

黄色いカヤックは、娘にフラれたしるし。

午後の娘との約束のために

勝負のときはわずか。



が、夏の夜明け、思いのほか沖出しの風は強く、

ろくろく満足に釣りができません。

しかし、こんなデカいホウボウ、見たことないや



当たりも数えるほど。

しかしこのガシラもデカいな


季節がら仕方ないのかもしれませんが、

途中出会ったカヤッカーさんも釣れておらず、本当に厳しい日にあたってしまったようです。


が、掛かる根魚の規格(アベレージ)は、

この場所が釣り荒れていない、大切な場所であることを知らせてくれます。



そうこうするうち、朝の荒れも

やっと予報通りに、おさまって来ました。


さて、今回の狙いは、夏政

わずかな可能性に懸けて、ヒラマサの付いていそうな浅場を経めぐります。

しかし、この場所の経験は私には少なく、見当もつきません。



反応のない時間帯、めげそうになるも、

こんな時に、神様は何度もドラマをくれたなと

思い、海を全身に感じて、櫓を漕ぐ。



すると、

もしや、という反応を見つけて

おりゃっ、と誘うと、

ガツン!



あらん限りのジグの速度をガッチリ止めた、

そのトルクのある引きのベクトルは、

ひたすら下へ、下へ。



待望のヒラマサです!

この魚に魅了される理由が分かる、

しばしではありますがサイズを超えた、ファイトでした。


小さいジグに頼らず、狙った通りのイメージで釣れたので、

満足も何倍増し。



少しだけですが、自分の成長を感じました。


が、その後、再現性はなく、

やはり、まだまだですね。



かなりとぼしい釣果ですが、

この60足らずのマサの味にうならされたのはその翌日



ベストシーズンの鰤とみまごう脂の乗りっぷり。



言葉を失い、箸が進むばかり。



そうだ、これからはヒラマサとカンパチだけを狙おう。

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(8)ヒラマサ

2016年08月01日

娘とカヤック その四 ~ 恵みの海 ~



鹿と言えば、娘との夏の思い出のめじるし。

少し経ってしまいましたが、良き思い出の一節を。



ひとまわり大きくなった背中。

それでも、まだ釣りに行きたいと言ってくれることが、ただただ嬉しいですね。



タイラバなら、と思いましたが、なかなかヒットに持ち込めません。





ジギングの父もぱっとせず。



黙々と巻く娘の竿が、ついに。



正体はこの子。

でも、娘には嬉しい。

釣れてくれてありがとう!



ゆったり漕いで、この速度。

あの向こうまで行けるのでは、と思わせる速さです。



ここまでアコウは何度か海へ返しましたが、

綺麗な姿なので、残しておくことに。



釣れなくてふてくされていたのも、昔のこと。



たたずまいに成長を感じます。



途中、良いのが掛かるも、惜しくもフックアウト。

かいな力がないので、巻き合わせになっていないのかも。



その後、リールのトラブルでラインブレイク。

おだやかな海なので、共同作業。

すぐに結束できました。



時を待つ。



昼に差し掛かり、再び少し上向いてきました。



父も良型ガシラ。



その後、何やらジャンプする魚を発見。

娘のテンションが上がります。

どうやらサゴシのようですが、今日初の貴重な青物の気配。

千載一遇の好機。

ここぞ、というところで当てて、

ドン!


よっしゃ乗った!

今日は根物ばかりだっただけに、新鮮な引きです。

サゴシにしてはえらい引くな、と思ったら・・・



嬉しいことに、サゴシではなく、立派なサワラでした。

なんてったって、太い!


最後に父にもプレゼント。

いつも神様最高!



その後、根魚の地合が来て、娘もここぞとかため釣り。




最後は洞窟探検。



カヤックより少しだけ広い岩肌を縫い、潮に導かれるまま行くと



もうひとつの世界が現れました



浜へ戻っても、



もう小さなフネにすっかり魅せられているようです





かなり渋い状況でしたが、

なんとか娘にも満足がいくように、釣らせることができました。


青いのは70に足りませんが、この体高、きらめき、サゴシとは別の魚の風情じゃないですか?




二人で波に揺られて、つづられる記憶は、

おかの上とは、ずっと別でした。


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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(10)ファミリーカヤックフィッシング

2016年07月30日

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)KF 13rd ~ 対話 ~



夏も本番。

川の魚も、うつくしく、よいもの



さて、最近多忙で更新が遅れつつあります。

もう先月の話にはなりますが、


自分には珍しく休日に暇をもらうことができたので、


波間に消えた大物を求めて、

再び行って参りました。



ベイトが頻繁に映る中、長い沈黙のあとの一匹。


前回はこれがなかなか釣れなかったのですが、

今日は魚を追う彼らもいるということなのでしょう。



これも前回なかなか釣れなかったサバ。

マサバではないのが残念ですが、40オーバーは楽しく引きます。



サイズアップ。

今日はこれが標準?と思うと嬉しい。


ただ、食ってくるパターンが嬉しくない。


落ちてくるベイトに意識が濃く出ている感じ。

アクションよりカラー重視。


これでは連発できず、フレッシュなポイント探しの釣りになってしまいます。




冒頭の真鯛は再現性がないと思っていたので、

狙った通りで、嬉しい一匹。


が、次は見切られ、沈黙。



ジグや挙動は何でも良い本日。

というより、元気なベイトには興味がない、ということなのか。



落ちてくるものにのみ反応。


そして、めったにないバイト。


魚にとっては、食いついてしまったことはミスなのだろう。

これは困った。


ただ、

今日の魚の目先を集めることのできる引き出しが、

自分に無いだけな気もします。



中途半端なバイトを何度も外し、ここまで乗せるのに一苦労する始末。


でも終了間際の一匹に、嬉しいのも事実。


結局、

今日は予定通り?大物には出会うこともなく、

昼前に沖上がりとなりました。



パパ3さん、今回もご同行いただき、ありがとうございました!

次は良い思いをさせて差し上げたいです・・・



次こそは、



カヤックを、ひいてゆく。


ゆりかもめがついてゆく。


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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(6)マダイ
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うじのぐっさん
元ウインドサーファー
カヤック&釣り歴3年。
2015年からデスペラードに乗り換え、新たな境地へ。
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