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2016年07月07日

温風至(あつかぜいたる)KF 12nd ライオンの夢 ~ しるし ~



メーター近いカンパチと。

また新たな目標 ができました。





さて、時をさかのぼり、

今日のテーマは「しるし」



これからいよいよ家事負担が高まり、

今回が良き時代の最後のカヤックフィッシングということで、やってきたのです。



予報はGPV、海快晴ともに0~1メートルのベタ。

ただ、



波が0.7~1.1メートルと高め。

はるか東シナ海の台風が影響しているものと思われます。

これだけは気を付けないといけません。

うねり対策をして臨みます。





さて今回、平日の休みに行けるカヤックフィッシングは最後かもしれない、ということで

これからの自分へのメッセージ

を受けることがテーマ。



が・・・今日のリアルな狙いは「鯖」

記念すべきカヤックフィッシングなのに、えらく小さな目標ですが・・・

食ってウマいから狙う、というのはモチベーションの根っこな部分です。



さて、今回ご一緒してくださるのは、パパ3さん



今年は2回目ですが、この海でご一緒するのはお久しぶり。

初心者の頃の自分の姿と重なり、もちろんアリアハンからの釣りの腕はパパ3さんの方が断然上ではあるものの、

ぜひエエのを釣ってもらいたい、と

まずは早朝マダイ狙いで肩に力が入りますが・・・



渋い・・・



自分的鉄板パターンのタグが下がったこのポイント

真鯛が釣れなかったためしはないのですが、





パパ3さんに潮について、効率の良い狙い方について

エラそうにレクチャーするも

アタリがほとんどありません。



潮が思ったように流れないものの、

反面ベイト反応は華やか。



単に自分のメソッドを、

季節が通り過ぎてしまっただけかもしれませんが。


耳を澄まして

まだしも潮が流れてそうな場所で

もじりを見つけて、



待望の鯖!

夏らしいフォールで。



ただ、今日はこれが目一杯釣れることを期待していのですが、

あとが続かず。



アニキ対策で開いた胃の中に入っていた

ベイトはこれ。



ただ、今にして思えば、

このベイトの思い込みが

ここから本日のていたらく を形づくっていったのであった。




この後、四苦八苦しながら

食わせのパターンを試行錯誤するも、



エソ。

次こそは、と思っても、



エソ(憤)

沖に出ても、



エソ(嘆)



が、ここでパパ3さんに謎のメガ根魚がヒット。



惜しくもラインブレイクとなりましたが、

がぜんやる気 が出ます。







が・・・自分にはアタリなし。




大きく進路を変えて勝負に出るも、

カス。




心がポッキリ折れて、浅場へ。

相変わらずベイト反応だけはありますが、、

全く食ってきません。







が、時折目視できるベイトの姿から

もしや、と

約4時間ぶりに、カヤックの流し方、誘い方を

思い切って変えてみました。





すると、



やがて帰らんとする道のりの、

20メートルそこそこのフィールドで



突然、

長い沈黙を破る強烈なアタリ。





ドラグが唸り、一気にラインが出ていきます。

はて?こんな浅場で?

青物か?

青物の反応は丸一日なかったぞ、



など、色んな思索が駆け巡るも、

答えは出ません。





ただ、(決して狙うことのない)表層のシイラの活性は高そうだったので、

途中まできっとメーター級のシイラだとばかり思っていましたが、



それにしてはジャンプもなく、凄まじい勢いで下へ下へ走ります。

デカマダイか?と思うも、出るラインの量がハンパない。

引っ張り合いになると、全く巻けないこともしばし。

たった20メーターで掛けたのに、なかなか上がりません。



鰤でも瞬殺のタックルのはずが、

巻いて出されての攻防が続く





そして、至福の時間が過ぎ、

やっとリーダーのきらめきとともに見えてきたのは、

青物か。



ゆっくりヒラを打つ姿と、その雄大さから、

一瞬シイラ に見えましたが、





カヤックの近くで見ると、厚みがハンパない。

体型はブリを太くしたような。


しかも良く見ると・・・

目の上にベージュのラインが、左右に。





ん?これは?



(実は長らく狙っていた、待望の)

カンパチや!



しかもどえらいサイズで、ここらで見たことも聞いたこともないので

嬉しいやら困惑するやら



正直、シオをこえてカンパチと言えるくらいのが釣れたらな~と期待してたのですが、

メーター近くある よ、、




しばし見とれていましたが、

この後、事態は思わぬ方向に。




カンパチを寄せようとするも、

浅場でゴリ巻したせいか



彼はまだまだ力が余っており、

しかも、その体躯がタモのサイズからも大きく余っており、



首振り一発でフックアウト。



痛恨のランディング失敗・・・





で、海にお帰りになられました。











しばし茫然・・・












中年と海。

人生と肩を組み、うなだれて帰路に着く。





しかし、戦い終えて、

今までにないものが沸き起こるのを感じる自分がいる。



そして中年はライオンの夢を見る。





最近、海に漕ぎ出すことに予定調和が生じ、

釣果も想像を超えなくなってしまった自分。



そして、

カヤックフィッシングで最も求めているもの、

Sense of wonder

を、感じられなくなっていた自分に、



また新たな目標ができました。





海はやっぱりこうでなくては!



現実が、想像を超えていくこと。

そのことが一番嬉しい。

ただ、嬉しい。





パパ3さん、暑い中

お付き合いいただき、ありがとうございました!



カヤックフィッシング最高!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(12)カンパチ

2016年06月28日

菖蒲華(あやめはなさく)KF 11st 七杢 ~ 和をなす ~

カヤックフィッシング自分史において、

昨年1月以来の試練が、迫りつつあります。



細君の時短勤務が来月で終了し、

私の家事負担はさらに増大。



これからいよいよ海への道のりはとおくなります。

初夏の日差しと共に、、その時が迫ってまいりました。



さて、月曜。

梅雨には珍しい気圧配置。

GPV、海快晴共に0~1メートルの予報。

残り少ないチャンス



そんな戦々恐々とする気配を察してか

細君の特赦が出たので行ってまいりました。



この時期には珍しく、朝の冷え込みは深い。

これもかりそめに訪れた高気圧の影響か。





ところで、

一見カヤックフィッシング日和に見える今日も、

一つの懸念材料があります。



広域の予報を見ると、波が1.1メートルと高い。


沖に出るカヤックフィッシングでは、広域の予報にも注意が必要です。



ただ、1.1メートルを頂点に時間と共に波高が急落する予報なので

自分的に可と判断しましたが、、

終日このままなら出ない波であるのも確か。



わたの原へ。

思ったより波はありませんが、やはり昨晩からの居残り系のウネリが入ってきます。

注意しつつ、進みます。




さて、今日の狙いは、真鯛 &

前回に引き続き青物以外の美味しい魚を狙います


また、

今年はイカが調子良いとのことで、

今回はこちらもできれば狙いたい

と、専用ではないが有り合せのモドキ装備で臨む。



が、早朝、

うっすら白い静けさが、黒で破られることはありませんでした。





そもそもティップランすら経験ないような自分が

なんとなしのイカメタルもどきで便乗できるほど甘くはなかった。。

きっかけすら掴めず、終了。



と言いますか、今日は潮が相当な速さです。

ほぼ無風の中、1.2~1.6kmでカヤックが横滑っていきます。



今日は確か小潮ではないのか?

この局地的に河川のように流れる潮が、イカには良くないのかも知れません。




オマケに巨大ゆりかごのようなウネリ

しかも釣れないし、

気持ち悪くなってきました。



自分は船酔いに強くもなく、弱くもないアングラーだと自認してますが、

吐いたことがなかったのも確か。



が、人生初リバース。

カヤック前は飲み食いしないので、お引出しされた預金はなかったものの

空でも吐いたらちょっと元気になってきました。




こんなダッシュ潮の日は嫌な思い出がよぎるのですが、

魚の活性はすこぶる高いようで、



ご機嫌伺いの一投で

なぜかいきなりラインを引きずり出す魚がヒット。

ほろ酔いも一気に覚める。



先週のリベンジのチャンス!



テンションを抜かないように気を付けつつ




上がってきたのは、70UPのデカ真鯛。

ただ、先々週とは違い、

オスの、、ビジュアルがかなり良くない系のマダイです・・・



見てくれのせいではありませんが、

真鯛を〆ていたら

再び気持ち悪くなってきました(汗





この一匹

ただ運が良かった と、

肌で感じる。


というのも、

きっとこれは再現性のないヒットだから。

これで喜んでいては、上手くなれない!



やはり、

沈黙が続きます。



反応パターンから

相当ベイトが小さいな、と思ったら、

意外にも



なぜだ!

根魚だし、マイノリティのベイトを食らっているのかも

多数派はこれではないな・・・



と、相変わらず胸先

もわんもわんしながら

漕ぎ進みます。



試しにタイラバやってみても・・・



こんなのしか釣れず、ジギングにリバース。

潮に流されたので、戻る。



すると、

思った通りのポイント、時間帯で

かなりの大物がヒット!



真鯛のサイズアップと信じるも・・・



意外にも50cm、一番美味しいサイズの真鯛。

めちゃめちゃ引いたけど、

原因はこれでした。



凧揚げ状態。


しかし・・・この辺のサイズが一番ウマい!

もちろん全部ウマ~い中での高いレベルのです

釣り人の贅沢ですけどね・・・



さて、ここから連発するはずの真鯛。

何故か今日は釣れません。



良型の、精悍なマハタ。

これは嬉しい!



アコウ。



カサゴ。うっかり系

ここからホウボウのラッシュ



個人的に真鯛に一番近い引きの

演出家



もういっちょ



しかし、こんなに活性の高い日もない!


ここいらにいる全ての根魚の目が、

上を向いているのではないか、

そんな一日でした。



この潮でこの時間帯、真鯛は出るハズないぞ、と思ったら・・・



お初のチダイでした。



根魚は真鯛ほど潮に影響されないものの

普通は、良い時間帯を過ぎると

根魚の活性もだんだんと落ちるものなのですが、



昼に近づいても、

狙えばいくらでも釣れそうな予感。

こんな日もあるんだ~と



とにかく奇妙な一日でした。

そして、いつもの11時前。

子どもたちのため、健全に撤収。




イカは糸口すら掴ませてもらえませんでしたが、

一日楽しませてもらったことに、妻に、海に、感謝。




次はそろそろ娘と。

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(14)大鯛

2016年06月15日

腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)KF 10th サイン ~ 次こそは ~



蛍の季節になりました。

自分の子供の頃に比べると、ずいぶん数が増えた気がします。



腐れたる草、蛍となる、と昔の人が信じたように、

じっとりとした大気が覆う日ほど、蛍は勢いを増します



そんな、すっきりしない空が覆う日々、

細君の許可が出たので、カヤックの支度。





しかし、許可が出たは良いものの、

ポイント予報、広域予報では、2~3メートル、のち4メートル。

ギリOKラインだが・・・

天気図が良くない。



うーん。





というわけで、当初予定した海域は諦め、

前回と同じ海域で、

細心の注意を払いつつ、

やってまいりました。



風は2~3メートルというところ。

思ったより穏やかです。



ただ、低気圧が近くにあるときは油断できないので、

様子を見ながら沖へ進みます。





さて、

今回のテーマは「次こそは」




私も経験が浅い中、

マダイジギングのパターンは、そこそこ自分なりに確立したつもり(思い込み)

ではあったんですが、


アレ。

そうアレ、

気になるじゃないですか!



というかね、

釣りはね、

その日の、しかも刻々と変わる状況にね、

ぴったりハマるものを見つけたときにね、

釣れるのであってね、

万能のものがあるとは思っていませんから!

(キッパリ)

が・・・やっぱり釣れるなら使ってみたいじゃないすか!(本音)




ダイワ(Daiwa) TGベイト

80gも入荷待ち。60gに至っては存在していないかのよう。これもカヤック55効果?



さて、

ちまたで釣れると噂のTGベイト。

グリーンゴールド。


実は前回、

何度か試してみたものの、

まったく釣れんかったTGベイト。

神話は私とは別のところに流れているのか・・・




そこで今回、

葛藤 ありながらも



「次こそは」 ということで、



(状況合えば)

TGベイト グリーンゴールドで、

釣ってみたいと思います!



***********



が、前回とは全く違い、

なにひとつベイト反応がありません。



これは、前回のメソッドは通じないな・・・





ただね、

同じ場所でも毎日違う顔、

それが海の面白いところなんですよ。(言い聞かせる)





やっぱり海のそういうところが好き!

釣果情報に頼った釣りはちょっと違うと思うんだよね!(エラそうに)


***********


と、手を変え品を変え探ります。



が、アタリはあるものの、

フックアップに至らぬまま、ウン時





やはり、結局潮が流れていないことには。

時間帯なのか?

うんうんタイドグラフがね。



いやちがう

潮がタイドグラフ通り?

そんなカンタンに思ってはいけないよ!



実際の海に聞いてみなくては!

それがカヤックフィッシングの醍醐味ですわ



が、潮は効かぬまま次第に風だけが強まってきます。

ちょっといやな感じです。



勝負できる時間は、

少なくなっているのかもしれません。



すると、

とっても不思議な現象 を目にしました。

フェノミナ

Natural phenomena



一瞬にして、波が消えたのです

波が消え、やや暗色たちこめる海。



何事!?



ただ風が落ちただけと思いがちですが、

すぐに気付きました。





風がなくなったのではない。

相変わらず5~6メートルの風は吹いている。



つまり、

潮が波を打ち消している のです。





ほんの一瞬だけでしたが、時が止まったように感じました。

この世界は生きている

って、感じましたよ。





そして、このサイン

僥倖・・・

間違いなく、何かが起こる!

コンセントレーションを高めます



すると、やはり、

目の覚めるビッグヒット!



ラインが一気に引き出されます。





この、

目に見える変化が

目に見えないところにまで、深く、届いていることを


竿からダイレクトに感じれる。



釣り人ってぬぁ~最高ですね!



さて、ヒットの直前、、

魚の体側で当ててから食い直したような、そんな感触があったので、



前回同様、こりゃ青物だ~と思いましたが、

挙動が違う。



どうやらまたまた、デカ真鯛 のようです。



さて、

フッキングの状況は不明なものの

前回ジギングではバレを連発したので、

バレ警戒モードで

慎重に行きます。





主導権を握ったり握られたり、

で、あと10メートル。





どうやらバレなさそう、、

ふっと胸をなでおろし、

抵抗も全くなくなり、大鯛特有のザブトン浮上状態になった、

その時、



スポンッ!





ガーン。

力尽きて、横になった時にテンションが抜けてしまったのか~



はてしなく残念すぎる!



どっかに浮いてこないか?

と眺め回し、タモリングモードで勇み立つも、

浮いてきません・・・





気を取り直して。

この潮で入ったスイッチは、

何もこの一匹に、だけではない。



と、続けて流すと、



やっぱり来ました!



さっきより引きはずいぶん華奢でしたが、

60UPの良型です。

TGグッジョブ



が、強まる風。

釣ってるより、漕いでる時間の方が長いっす!


タダ巻きってのも奥が深いと言いますが、


今回、こんなコンディションの巧妙で、

TGの使い方が少し分かった気がします。

やはり、縦の動きだけではダメですね、特にマダイは。

ちょっとした違いで、明確にアタリの出る、出ないが分かれるのが分かりました。



で、もういっちょの60UP



が、風はおさまらず。



これ以上上がってくると危険であり、

これから天候が改善する要素もないので、



たった2時間の釣行でしたが、



7時、

安全安心のため、

総員退艦 としました。



もっとやれていれば、という感じですが、

釣り気に誘われて長居すると

とんでもない目に遭うので、



これはこれで良かった、と思います。

やはり、天気図ベースでないといけませんね

私のは、悪い見本です。

まだまだ、人にどーこー言えません。。

反省・・・



しかし、こんなに早上がりしたことはなかったので、


途中、京都市に寄って用事を済ませ、

家に帰ってカヤックの潮を流し、片づけて、

実家に魚を持って行って、

また家に帰って料理して、

子どもたちをお迎えして、


でも十分、太陽が空に高かった。

これも今日のオドロキ。


早上がりもいいもんですね!


これから子育てもどんどん忙しくなりますが、

また、頑張ります!


カヤックフィッシング最高!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(16)マダイ

2016年06月03日

麦秋至(むぎのときいたる)KF 9th ジギング的タイラバ ~ 自分を知る ~

仕事や実家の手伝い、子育てに日々忙殺されていましたが、

細君の許しが出たので、海の声を聞きにやって来ました。


峠を越えると、もう6月というのに、

電光板の表示は9℃。

思わずセンターコンソールの暖房に手が伸びるほどの冷え込み。


さて、今日の天気図はこのような風情。


※日本気象協会のHPより。(著作権法上の部分引用)


列島に高気圧が広がり、理想的な気圧配置。


ただ、少しだけ気をつけないといけないことがあります。

出艇地付近に等圧線はないものの、同じ気圧の範囲(中央の(高)の楕円のサイズ)がやや狭い。

どうやら高気圧の勢力が少し弱いようです。

こういう時はベタ凪ではなく、微風~中風以上吹く可能性にも留意しなければなりません。


ただ、日中の天気図はこのような感じ。



時間と共に高気圧の勢力が強まる予報です。

昼までに、完全にベタ。


そして、GPV、海快晴共に風速0~3メートルの予報。

まず間違いなくゆっくり釣りができるはず、ということでやってまいりました。



予想通り、少しだけ風があります。

認識旗が時折はためく程度。



さて、今回、

無類の真鯛好きの父から、鯛食いたいの依頼を受け、

ターゲットはマダイ一本に絞った!


やはり、人に喜ばれて、またあれが食いたい、って言われるのが一番モチベーションが上がりますね!

というか、前回の鰤がステータス異常だったので、パラサイト青物はもういいかなとも…


・・・・・・・・・・・・・・

が・・・・・・今日の一大珍事。



タモ・・・忘れた。



・・・前向きに考えよう!

真鯛のブッコ抜き、行きますよ!




さて、夜明けの陸風にまかせて、ドテラ流しで探っていきます。

が…潮は効いているようですが、全く当たりません。。

で、一時間経過。


早々にジグもどんどんチェンジして、

どんどん低活性対応なラインナップへ堕ちていく私である。

ため息をつきながら、下向いてジグを交換する瞬間が一番哀しい。


そして、これで釣れなきゃ、って噂のTGベイト、緑金で、



なぜかアコウ。

僕にはタイなんか釣れませんから!!


ベイト反応十分なのにダメだった、、前回の嫌な記憶が蘇ります。



ジグにもアタリはあるものの、なぜか、

かりそめのファイトの後、バレる、の繰り返し。


はて、このショートバイトな感じ、ベイトはアレなのか?との山立てで

思い切って、2年ぶりのインチクを投下。


すると、

ベイトの真上過ぎたあたりで、ズドン!

お!今日はこれが答えなのか…

動かん… これはデカい。


と思ったら、やはり、、

ぬか喜びかりそめファイトののち、ドロンと途中下車↓



ガーン。



今日は何も釣れる気がせん…

そう、今日は、乗らない日、だからだよ。(悪魔の囁き)



開始2時間で、

本日のカス、を覚悟。



しかし、(考える)

本日、どうやら、先日同様○○パターンの可能性が濃厚。

反応を返してくれるジグ、ヒットパターンから、の妄想の海の中に過ぎないのだけれども。


インチクでも乗せられないとなると、、あれっすね。

押忍



そして、良い潮&ベイトという鉄板ポイントを発見。


葛藤もあるけれど、、これ以上のさばらせておくわけにもいかないので、タングステン徹甲弾を投下。


やはり、、一発で来た!

なぜか懐かしい、この感じ。



が、ボトムから動かん!

大物には違いないす!


まず剥がしてから、のファイト開始で、

潜る潜る。

ライン出す出す。



これはきっとタイラバでブルーランナー、という残念な結論だなとばかり考えたが、、

結末は、意外にも

巨大な泡がボコーン




80upのメスの真鯛。

タモがないので、ランディングもヒヤヒヤ・・・



デカマダイ=ルックス悪い

の常識を覆す、綺麗な魚体だ!


そして、こんなに水面まで引いた真鯛は、知らん!

これも今までとは違う。


何か、今日は、何かありますね!

・・・このデータを次に活かさねば!

で、



マダイ、45くらい。

タモがないから暴れる暴れる

魚探のスイッチまでもゴン!

画面マックラ



このへんで、今日のパターンを掴んだ!(妄想)



真鯛が、ありえないくらい上層に浮いてる!

…これ、タイラバゲームちゃうね。(夢想)



タイラバ使ったジギングやね。(奇想)



能動的に食わせるタイラバ、やっぱ、おもろいよね!(本当)



やがて、予想天気図の通り、凪に。

そして、

これまで数々の大鯛の骨を力づくで切ってきた

愛用の水産大久保鋏のハンドル軸(鉄)がポッキリ




で、沖上がりとなりました。



約6時間ほどの海上物語中、

たった1時間ほどの地合いでしたが、


今日は不思議なフシギな、パターンを見つけてしまったので、

とっても楽しい釣行となりました。



こんなに海が透き通って見える季節にもなりました!



マダイ82cm、45~52cm×4


腕のない自分は、あえなくジギングボーズを食らってしまいましたが

実家に鯛を持ってったら、父が自分のコトのように喜んでくれたのが、

一番うれしかった。


カヤックフィッシング最高!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(14)大鯛

2016年05月30日

出艇の判断基準について ~ 天気図ベースのすゝめ ~

最近、また、慣れ親しんだ浜が出艇禁止になりつつある、という悲壮なニュースが飛び込んで来ました。

或る場所が昨年出艇禁止になって以来、

その場所に大量の流入がありましたので、禁止も時間の問題と思われましたが、

やはり、遂に腐海に没したわけです。



かくいう私も、、そんな褒められた人物ではありませんし、色々無知でやってしまったこともあります。。

元々平日ライダーというのもあり、こうした問題に疎く、

当然、こんな場所で警句を発するような身分にはない、と自らを恥じねばなりません。


※画像は今回の場所とは関係ありません。


ただ、

このままでは、カヤック、ゴムボートによる釣りは早晩絶滅してしまうであろうという危機感


だけはあります。



マナーの問題、人によって感覚は様々で、その是非については議論もありますが、

▲原因とそのもたらす結果

ドライに、その面からのみ捉えたいと思います。



騒音、駐車場の占拠、施設の汚損、定置網付近での釣り等の海上マナー違反、そして指摘した地元の方への逆切れ等の倫理的問題、

出艇禁止場所のキーワードは、いつも共通しています。



されば、

海を愛するものである以上、

以下のことは厳粛に守りたいと思います。


①民家に近い場所での高圧ポンプの自粛

②アイドリング、夜間の私語の自粛

③駐車場占拠の自粛

④地元の方に指摘されたら、真摯に謝罪&改善


ぜひご協力よろしくお願いいたします。




そして、釣果優先じゃないぜよ、愛する釣り場を守りたいぜよ、そんな釣りの腕前も、男気もあるあなた には、


⑤混雑時の他ポイントへの迂回励行

も、できればよろしくお願いいたします!




・・・いきなり苦い話題で申し訳ありませんでした。。





さて、

今年、カヤックフィッシングを始めて3年目、

今も教えていただくことばかりの身ではあるのですが、

せっかく万国で閲覧可能な仮想空間でブログをさせてもらっているので、



毎回しょうもない釣果報告ばかりではなく、

何か少しでも参考になる(可能性のある?)記事も書いていきたいと思っています。



という訳で、この記事も、そもそも参考になるレベルかすら分かりませんが・・・



これからカヤックフィッシングを始める方、そして始めて間もない方を対象に

◎出艇の判断基準に関する記事を書きたいと思います。



また、キャリアのある方は、

この程度の人は、この程度のことを考えているんだな~

くらいの冷めたノリで読み進めてもらえたらと思います。



さて、駆け出しの時期

最も悩む点、カヤックフィッシングにまつわる情報は巷間に溢れているにもかかわらず

そのニーズと流布している情報量がマッタク比例していないもの

それは・・・第一に出艇場所・・・はさておき、、



第二に、

出艇の判断基準


だと思います。



という訳で、今回は、出艇の判断基準について述べてみたいと思います。



さて、判断と言っても、

何を基準に出艇を決断し、また断念するのか?

非常に悩むポイントだと思います。




もちろん、出艇基準と言っても全てに当てはまるものではありません。

結局、最後は個人の判断にゆだねられることになります。



という訳で、

まず、まわりくどいようですが、、

出艇基準について述べる前に、



◎(自分の中で)出艇基準を明確にする必要性について



述べてみたいと思います。



自分自身がそうだったので反面教師にしていただきたいという意味で、

経験上述べさせていただくと、



結局、出艇の可否については、相手が自然ゆえケースバイケースと言えばその通りなのですが、

自分の中で明確な基準がなく場当たり的であると、



明確な危険のサインがあるにもかかわらず、

「せっかくの休みだから何とか浮きたい。」「釣り友と約束しているから。」「これからしばらく浮けないし。」「今釣れてるらしいから。」・・・などとという自分の中の感情、欲がまさってしまい、

結果的に危険に身を晒すことになってしまいかねません。



迷ったら、他の人に意見を聞く、という手段もありますが、

以前、私も同じように出艇を迷い、意見をもらいたいとカヤックの先輩にご相談した時、

師匠から愛のムチをいただいたことがあります。



後から思い返すと、深く納得するしかなかったのですが、

自分も出艇を迷う海況の中で、他の人の意見を聞く、

その一見自然ななりゆきのその行動も、



最終、結果の責任を負わないといけないのは自分自身である、ということからの逃避 であり、

ひいては、意見を聞く=その人に少しなりと責任を負わせてしまう

ことにもなってしまいます。



リスクの伴う我欲に他人の同意を求めてしまうのは、自分の甘さ、小ささの表れ。。



結局、

迷ったら出るな、ということなんだと思います。



いきなり前置きが長すぎますが・・・

つまり、そんな出来事を通じて感じたことは、



いずれにしても、自分の中で、

ブレない、はっきりした基準が必要だ、ということでした。


つまり、

自分の決めた基準に当てはまらないなら、

出れなくても悔やまない。他の人が結果的オーライで浮けてても羨ましがらない。

そして、その基準に神のように従う。



ある意味株式投資の成功法にも繋がりますが、

その場その場の状況で基準を変えてしまうのではなく、

明確な基準を持つことが、長く続ける秘訣ではないかと思いました。



というわけで、カヤックフィッシングを始めたばかりの皆さんが

自分の中で明確な基準を持つにあたって、少しでも参考になるかと思い、

以下、出艇基準について、私の考えを述べてみたいと思います。



やっと本題です(汗

すいません冗長きわまりない内容で。





ただ、出艇基準と言っても、

あくまで私の基準ですので、こんなんじゃ~甘い。事故る!もしくは根性なしだとか、自由にご意見をいただきたいと思います。

あくまで私の大きな独り言、

ご参考程度に考えていただけたらと思います。





① 天気図

まず、私の場合、最初に見るのは天気図です。

時系列で見ても、海快晴やGPVの予報が出る前に、まず最初に見ることができるのは、週間天気図です。

(厳密に言うと広域ならGPVは372時間前に発出されていますが)

有休が取れる方は、天気図を参考に取得されるのが良いでしょう!(笑)



という訳で、まず最初に見れるのは天気図というのもありますが、

実は、最後まで見るのも天気図 です。



というのも、出艇の障害になるのは、まず「風の強さ」です。



※(著作権法上の「部分引用」が許可されている範囲で)ウェザーニュースのHPから引用。ちなみにこの日は即死レベルの20メートル以上吹いていたことでしょう。

これはウィンドサーフィン時代からの癖なんですが、

シンプルに、

風の強さは単純に気圧差=等圧線の数!で決まる!



のが原則だからです。

もちろん地形等で地域差は出ますが、風のパワーの源は気圧差なので、



等圧線がけっこーあるのに、海快晴のピンポイントの予報は出れそう・・・

なんてシチュエーションは、絶対に疑ってかかった方が良い でしょう。



つまり、本来はもっと吹いている風のパワーが、

何らかの理由(地形等)で相殺あるいは減衰すると予報されているだけなんです!



ちなみにこの日の試練も、天気図はイマイチだけどピンポイントの良況を見て出艇したことが原因です。

ちなみにこの日はこんな天気図でした。



等圧線は入っていません。

なので、一見して風は出ないように感じます。



ただ、低気圧の性質上、

列島に低気圧が鎮座しているときは、凪の予報でも何が起こるか分からない、

「天候の急変の恐れがある」ということは、思い切り肝に銘じておいた方が良いでしょう。



ちなみに他の方のブログを見させてもらっていると、このような天気図の日にも

凪予報だからと、出艇されている人も、相当数いるようです。



低気圧が近い状況では、風向の急変は危険の合図。

そして、急変する前は風が回っていく過程の中で、ベタ凪になることも ありますから、油断してしまいます。


つかの間の凪を狙って出るのは、超危険です。

思っていた時間より早く天気が展開することがあるからです。

注意しましょう!





こんな日は出れても途中で帰らないといけなくなったり、下手したら流されることにもなりかねません。

特に、陸風(いわゆるオフショアの風)が強く吹き付けると、

二度と出艇場所に戻れなくなる とも覚悟しないといけません。



前日、前々日になって海快晴やGPVしか見なくなっても、天気図は必ず確認するようにしましょう。



という訳で、出艇できる理想条件の天気図とは、こんな感じ。


※(著作権法上の「部分引用」の範囲で)ウェザーニュースのHPから引用しました。



出艇ポイントを覆い尽くすように高気圧が掛かっており、

なおかつ高気圧自身にも等圧線が少ない(気圧差が少ない)状況です。



こういう日は、たとえ崩れても、大崩れしません。





② GPV

さて、時系列として、天気図の次は、GPVを見ます。

http://weather-gpv.info/

広域では264時間の予報が公開されています。

週間天気図でも分からない近未来を予想するのにも良いかもしれません。

とは言え、予報は当日までにかなり変わってしまいますので、あくまで、休みとの兼ね合いに使うくらいですかね。


③ 海快晴

次は、海快晴を見ます。

現在では海快晴でもGPVと同じ予測モデルの風速も表示されるようになりましたね。

双方見比べて判断できるので、非常にありがたいアップデートです。





私の場合、出艇を可とする風速はおおむね3メートル台まで。

ただ、海にいる時間に4メートル台が少し含まれているくらいで、ほとんどが3メートル台なら、用心して出艇します。


そして、浮いている時間帯に4メートル台がチラホラ占めているようなら

出艇を根本から諦めるようにしています。



2つの風速予報のどちらかがダメでどちらかが良い、という場合は悪い方を信じるようにしています。





ところで、何かと誤解を生じがちな「風速」

私はウインドサーフィンをやっていたので、風には敏感になるのですが、

ウインドサーフィンをやっていた時は、

2~3メートルは微風、4~7は中風(なんか違う意味みたいですが)、7以上を強風

と捉えていました。



4メートルの風というのは微中風であり、実際に感じてみても大した風ではありません。

でもこれが落とし穴なのです。

4メートルというのはあくまで予報で、しかもその時間帯の平均値の予報。

瞬間のブローではその倍吹くことも考えないといけません。



不思議なことに、私の経験では、

4メートルを超える予報の日に出ると、

結構な確率で釣り難くなるほどの風に見舞われます。

その時実際に吹いている風は7メートルを超えます。




だいたい、7メートルを超えてきたというのをビジュアルで最もはっきりわかるのは、

白波 です。

こうなると、釣りどころではありません。



カヤックフィッシング3年目、

予報と実際にはかなり開きがある、と考えざるをえないようになりました。






【波、ウネリについて】



出艇の障害となるもの、

風の次は、「波、ウネリ」です。



波の高さはカヤックを不安定にさせ、直接危険を及ぼしますが、

ウネリは低くても安全面だけでは判断できません。



というのも、なんといってもウネリは「酔う」ことがあるからです。

船は大丈夫でも、肝心の人間がうねりで酔ってしまい、

判断力が鈍ったことが原因で遭難することもあります。

実際にあった例では、おう吐した際に沈してしまい、そのまま再乗艇できなかったケースがありました。


秋田であったカヤックの事故も、何らかの理由で再乗艇できなかったことによる可能性があります。

春先までは、海水温は低く、数時間海水に浸かっていただけで低体温症を発症する可能性もあります。


通常の健康状態ではありえないようなことが起こる可能性があります。

気を付けましょう。





私は、波の予報はおおむね1メートル以下(およそ0.7メートルを目安とします)でないと浮かない ようにしています。



特にゴムボートは一般的に波に強いとされているので、もっとうねりがあっても出る方はいるようですが、

何が起こるか分かりませんし、快適に釣りができない状況では楽しくないのではないでしょうか!。



結局、私の出艇基準は天気図。

海快晴やGPVとにらめっこをやめ、

割り切って天気図が良くない日は浮かないと決めてから、釣りの途中で中断、ということは皆無になりました。



というわけで、



天気図ベース、おススメです!



ただ、真冬だけは高気圧に覆われていてもとんでもない強風が吹きます ので、

天気図ベースは通用しません。

注意です!

そもそも真冬に出れるのはいろんな条件がそろってこそ。

1ヵ月に1回あるかなしかと思った方がよいでしょう。



また、真夏は高気圧に覆われていても、昼過ぎからサーマル(海風)が吹いてくることがあります。



サーマルは天気図と関係なく吹き、時に、10メートル以上になり、ウインドサーフィン天国になることがあります。

注意しましょう!





という訳で、結局最初から最後まで天気図について熱く語る結果になりましたが、

あくまで、天気図はスタート地点 という位置づけには変わりありません!



また、重ねて・・・

これは、あくまで私の基準ですので、こんなんじゃ~甘い。事故る!もしくは知ったかぶるな!だとか、自由にご意見もいただきたいと思います!

エラそうなことを言った以上、批判もあまんじて受けたいと思います。。



私の考え方も、間違ってることや、これまで過去に色々やっちまってることも、ぜひ皆さんからもドンドン突っ込んでいただいて、

ますます改善していきたいと思っております。



この記事が、少しでもカヤックフィッシングを楽しむ皆さんの、安心安全につながることを信じて。


カヤックフィッシング最高!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(16)マナー問題海況判断

2016年05月19日

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)KF 8th 連続 ~ 盲目 ~

ほとんど毎週釣りに行けるような、羨望のカヤックアングラー、

でもなく、

家族に細心の配慮をしつつ月に1度ほど潮風を吸う、

そんなほほえましいファミリーカヤックアングラー、


でももちろん無い。


けっこー海に行ってるが、釣りの腕は一向にイノベーションがない。

そんな中間種、うじのぐっさんの釣行記です。



初夏を思わせる日中に反して、

朝はまだまだ肌寒い。



そんな季節なのに、半袖半パン、そんな明らかにミスったウェアリングの私が

夜明けのご挨拶を交わしたのは、

いつも良くしていただいている、タクジグさん。

ほほえましいファミリー優先カヤッカーであるものの、

腕は本物・・・

本日のパートナーです。



さて、そんな朝から気分は高活性。

海も高活性と信じて、タクジグさんより一歩先に沖へと進みます。



が・・・・

あーしてもこーしても、全く食ってきません。

超嫌な予感。

オカシイ・・・



肌で感じる、この海の変化。

どうやら、何かがマッタク変わってしまっている!



タクジグさん、

こんな、ウンコ活性の海に連れてきてしまってごめんなさい!!



とザンゲのキモチでふと見ると、、タクジグさんの竿が海面に突き刺さってるじゃないですか!



どーやらPE0.8号のシーバスタックルに、どえらい大物が食ってきてしまったらしく、

ここからタクジグさんのしちてんばっとう が始まります。



30分以上かけても、全く上がってこず、魚に引っ張られ、

そのまま浅場へと消えるタクジグさん(焦



最初、正体は大鯛とばかり思ってましたが、

マッタクへたばる様子もないし、これは・・・ だな、と。



されば、そのお友達はきっとまだ近くにいるハズ。

・・・と、今日一番の集中力 だ!

と、おこぼれヒットの狙いまくり!



すると・・・やっぱり・・・

ガツーン!


僕にも来たよ!



ガチドラグをギャンギャンに鳴らすので、これは鰤!

タクジグさんと違い、PE2号、リーダー7号なので、

無慈悲にゴリ巻きで、一気に体力を奪う。


ちっとも走らせません!





ドーン!

前回よりデカイ!

タモに入らんので、ジグ持ってゴリ上げ。

やったーー!




さて、・・・・ここまでで午前7時

ただ、私たちの物語は、今日はここまで でありました。



ここから4時間・・・何してもかんしても・・・・・うんともすんとも。



こんなに反応があるのに

なぜ釣れないか?

潮か、ベイト過多か、腕か、

散々回らない頭をひねらせたものの、



魚と私が一本の糸でつながることは二度となく、



消えた魚探を前に



なぜ私はここで今釣りをしているんだろう。

私とはなんだろう

私はこれからどこへ行くのだろう



と、竿を握りながらもだんだん哲学的思索にふける始末で



同じ海に浮いていた数艘のカヤッカーたちも、同様に万策尽きた感じで漂っておりました。



というわけで、

ここからは紙面を割くようなできごともなく、

白紙のまま、



劇終。



沖上がりとなりました。



しかし、6時間ほど浮いて、魚信が片手ほどもないくらい、本当に渋い海でした。



でも、タクジグさんに僕の食わず嫌いスロジギのアクションを教えてもらったり、

久しぶりに色々話していただいたので、閉じていた目を開くような、

非常に良い時間を過ごすことができました。。



そして、カヤッカーさんとの新しい出会いもありつつ、で

またこれから楽しみです!



せっかくだから今日の超へそ曲がりな海でいっぱい考えたことは、

次回に必ず活かしますよ!


カヤックフィッシング最高!

出会いと、実りとを分けてくれた海に、感謝!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(18)ブリ

2016年05月02日

牡丹華(ぼたんはなさく)KF 7th 鰤、大鯛 ~ 研究 ~

ゴールデンウィーク。

おそらくは、この休暇の、最初で最後の海へ。



いつも、朝日が昇り切るのを合図に漕ぎ出だす紅の舟は、

ある感動に誘われ、

今日だけは、

早々に波間を縫ってゆくのだった。




そして、かすかな反応を見つけて、の一流し目。

ジグを丁寧に泳がせ、魚群をくぐらせて、答えを待つ。



経験上、この状況で食うことは、ほとんどない、

ただ魚の今日のご機嫌をうかがうための、

そんなありふれた一流し目。




が・・・思いのほか、いきなりジグはガッチリと何かに掴まれた。

んん?



ちょうどロッドから伝わる感覚は、

青物、それもおそらく、メジロくらいの魚信を知らせる。



面倒だから一気に巻き上げよう。

そう、この引きはきっと、今日おそらく最も出会うであろう、メジロなのだから。



だから、私のドラグはメジロ程度では壱㎜も出ないように、

一瞬で勝負が終わるようにしてあるのだ。



が、おおかたの思惑を裏切り、

固く締めたドラグがズルズルと滑り始める・・・・





この時期、各地でブリが挙がっており、3月のアントキよりはずっとチャンスがあるのでは?

と思ってましたが・・・黎明の鰤。

91cm、7.5kg

この時期にしては、まずまずのコンディションではないでしょうか。



開始早々、クーラーボックスは半開き。



が、まだ釣りは始まったばかり。



やがて、ナブラにつつまれる。

水面をうねる様子から、それはハマチなんぞではなく、大型のフィッシュイーターであることが伺われます。



さて、遅れましたが、今日のテーマは、「研究」



前回、情報をかえりみず、

気楽に浮けるところに行って、微妙な釣果だったため、

今回は素直に、自分的に最も熱いと思われる場所で出ることとなりました。



今日の狙いも、もちろん、ノッコミ真鯛。

私は、釣りの技術的なものもそうですが、魚の習性、

魚はどこを通っていて、どこに集まるのか、

どのような時に口を使い、また使わないのか、

はたして魚にはこの世界はどう見えているのか。

とても興味があります。



そんな「なぜ」 に、今日が答えを与える日となることを願って。



表層はシラスナブラと思われますが、底でも何とか掛けることができました。

やはり、最近の捕食パターンは・・・成程



思った通りの所作で釣れると、爽快です!



わりとハイペースで釣れます。

しかし、予報と違って、風が次第に強まってゆきます。



反応はわりとありですが、パターンを外すと全く答えを得られない、

セレクティブな状況。



そして、朴訥に今日のパターンをトレースしていると、

謎の引きの魚がヒット。

エソか?と思ったら、



遂に出た!

今年初の真鯛!

60少しないくらい。


引きが真鯛らしくないと思ったら、スレでした。

ここまでの道のりが長かったので、感無量です。

真鯛よ続け!




・・・メジロ。。



続けて、良い潮目が出ているので怪しい魚群 を狙う。

そもそも我々の使用しているような魚探に真鯛が映ることはほとんどなく、

魚探に頼ると釣れないのが真鯛でもあるんですが、

群れている時はごくまれに映ることがあります。



おそらく、直下には結構な数の真鯛が寄っていると思われます。

すると、やはり・・・フォールでズドン!



巻き上げと同時に、ラインがジジジッ と力強く引き出されます。

鰤か?と思うも走りは意外にショート。

が、魚の抵抗が強く、がなかなか底から剥がれません。



これは、きっと奴です。

無理やり引きはがしにかかります。



竿を全く叩かず、

そして中層を過ぎるとスタミナが一気に切れていく、この感じは・・・・



久しぶりの大鯛。

長らくご無沙汰のためスケール感をあやまり、90超えていると思いましたが、

85cm、8.5kg

腹パンパンの立派なオスの真鯛でした。



時間は7時過ぎ。

もうクーラーボックスに入る場所は・・・



風がいよいよ強くなってきたため、一旦浜バックすべく、黙々とパドリング。



こうするしかないッス

潮と風が同調しており、出艇場所も荒れ気味で、

ずいぶん流されていたためかなり苦労しましたが、

8時、無事着岸。



久しぶりの満足のいく釣果に、

帰ってもいいかなと思いましたが、やっぱりまだ釣りたいっす。

もう獲物は要らんけど、釣りの勉強はまだまだできます。


魚を詰められるだけ発泡スチロールに詰め替えて、

少し荷を軽くして、再出艇。



しかし、真鯛は朝の一瞬の地合いのみだったようで、

こっから釣れるのはほぼ同じサイズのメジロばかり。



しかも、以前ほどはハッキリと魚信を得られなくなってきました。

たまーにポツリと上がる感じです。



そして、今日偶然お会いしたNさんと合流し、情報交換。

良型の真鯛が釣れているとのこと。

ただ、青物は釣れてない??・・・・なんですと!



朝の状況から、きっと他の人は、ヘタな自分より釣れていると思っていましたが、

途中出会ったプレジャー、カヤック、ゴムボート、皆渋いとのことで、(おひとりだけ鰤釣ってる人に会いましたが)

自分が通ったルートがミラクルだったということなのか。。



白いデスペラードの方ともお会いしました。カッコイイデス


・・・確かに今の状況、私にも手が打てません。

あとは潮を待つという考え方もできたのですが・・・



ここで、思い込みを捨て、

思い切って攻め方を変えてみると、すぐに答えが。



朝方のヒットパターンでは全く魚信を得られなかったのに、

狙えばいくらでも釣れる状況に。



できれば、真鯛でスキマを埋めたかったのですが、

結局、再出艇後は、メジロを4本ほど追加したのみで、沖上りとなりました。



一日違えば、魚の口を使うパターンが全く変わってしまうということは

これまで嫌というほど経験済みでしたが、

日が落ちるまでの間に、ヒットパターンが変わってしまうというのは初めてで、

この体験は、私の研究の一ページに色濃く記されたのでした。



やはり釣りは奥深く、面白い・・・

これからも研究あるのみ。



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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(18)大鯛ブリ

2016年04月25日

霜止出苗(しもやみてなえいずる)KF 6th ~ 実感 ~

日数を経てしまいましたが、1週間前のこと。



のんびり浮ける場所を求めて、やってまいりました。

前回、マダイ鉄板のハズの場所で、敗れ去り、

ここならどうだ? を胸に、沖へ。



マダイ釣りにとってやっかいもの

そんな青物がやっぱりいてるのはチラチラ反応を見ていると感じていたものの、

喰ってきたパターンは意外なもの。

いや、これは・・・何かある。

考え方を変えねば。


すると、

この場所には珍しく、潮の動きの面白い場所を見つけたので、マダイが着いていないか、調査。



その結果は、タイラバでメジロ。

プチ敗北感。

マダイならええサイズやな~と期待したけど、巻き上げても引きが収まらないので

失望に変わる。

だが、そこで考える。


タイラバでメジロ?ってのも、何かある。

なるほど。



誘い方を変えて・・・



これは嬉しい!

良く太った良型のシーバス。

デカシーバスとはいかないところが、、自分色だな。


だが、ここまでで、パターンは掴んだ。

しかし、そううまくは行かず、

これからは謎のフックアウト連発。



本日の、この、

モソッとした捕食パターンに、

自分の釣りが対応できてないんだと実感。


おそらく、かなりの数のシーバスがいてる・・・気がする。

この状況でも釣れるようになりたい!



そして、完全にベタ凪に。

朝から風がほとんどなく、霧も晴れない、不思議な浮遊感のある海上にて。


時折潮騒のような音に振り返ると、そこにナブラが立っている。


でもこれはシラスナブラ。

これまでも幾度もいどみ、敗れ去ったため、

ナブラ裏のやる気のある青物に狙いを絞ります。



ん??

フツーならやる気のあるやついた!って感じなんだけど、

おかしくないか?



全層ジギングをやるうち、

見えてきたもの・・・



完全に表層に目が向いてしまってるハマチが盛りだくさんな、

そんなシラスナブラでも釣れる方法、体得しちゃったかも。(思い込み激しい)



だが食わせるパターンを掴んだのは確かだ。

メジロも混じりつつ、そこそこ釣れます。


しかしこの釣り方、非常にしんどい。。

いつか肩壊すかも。

ジギンガーにとって、肩はピッチャー並みに大事なのに!



友達にハマチリクエストを受けていたので、容赦なく釣る決心をしておりましたが、

そのままたいして釣れることなく、タイムアップとなりました。



狙いのものはどこへ?

また探します!


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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(8)スズキ

2016年04月09日

鴻鴈北(こうがんかえる) KF   5th   ~ 努力 ~

先週は実家へ里帰り中の子ども達を迎えに但馬 へ。



親類を訪ねて城崎 の夜。

釣りはお休みして、家族と但馬の風物を愉しむ休日。

翌日、妻の故郷、養父市の大屋町へ。



その齢、千年をゆうに超えるという樽見の大桜。



文献によれば、出石藩主が樹下で宴を設けたという、

その樹勢の最盛期は1680年頃であったと言いますから、

時間の物差が狂わされる、そんな亜空間が、山を縫って進んだその先に、突如現れるのです。

手垢のついた言葉ではありますが、壮観というほか、ありません。



ですが、今、壮観さは偲ばれるものとなり、

痛々しいその姿は、むしろ壮絶さを帯びています。



時代は変わり、日本で十指に入ると言われた大桜も、やがて愛でる人もいなくなり、

戦後の植林の影響で一度は枯れかけ、

今また、人間の努力で息を吹き返しつつあるのです。



というわけで、

明けて今週、久しぶりの休日釣行、行ってまいりました。



が・・・・

休日ということもあり、

ありがたいタカハスさんからのお誘いで、いったんは或る場所を目指したのですが、

途中、事故渋滞 に遭遇。



やっとの思いで着いてみたら、先に出た沖のタカハスさん、タクジグさんから

海豚警報発令。

怖気づいた私は、当初予定していた場所へ、単独で疎開 することとしました。



さて、今回のテーマは「努力」

昨今の青物好調な線路の上に乗っかってるだけな私。

やはり、狙ったものが釣れなくては。



というわけで、最近の主たるフラストレーション

春なのに、、真鯛が釣れない事案

この問題に真正面から向き合う姿をお届けしたい思います。







とはいえ無論、釣りの腕のない私は

弱者の兵法、

得意のパターンにハメねば勝てません。

つまり、いかに総力戦を避け(腕が露呈せず)、自分の強み、ニッチに誘い込むかが鍵。

そう、争いのない位置を見出したシーラカンスが、姿を変えることなく数億年を生き抜いたように。



そこで選択したこのポイント。

この地の真鯛、非常に癖がありますが、

夜明けの下げ潮のタイミングに勝機があると見たのですが・・・

そこへ、想定外の渋滞&転進のせいでこのポイントのゴールデンタイムを逸した 事実がのしかかる。



でも、何とかいけるのでは、と沖へ。





今日は雰囲気、かなり良さそうだな~と、何やら濃い御景色に誘われるまま

いつもはスルーの水深で落としてみると、



浅場で、いきなりハマチが出ました。

かなり活性が髙そうで、



奪い合う魚たち。



ただ・・・これでは真鯛が食う前に、彼らが殺到するしかないのであり、

また、いずれにしてもこの場所のこの季節のこの水深ではまず真鯛は出ない と思うのである。



あくまで真鯛狙いの私は、振り払うように、、沖へ。



で、なぜかメジロ。

サイズは上がったものの、狙いのものとは違う。。

ぬぬぬ・・・





が、反応が出ている以上、青物を狙わずにはおれん!

まさに流れるように勝手に体が。



メジロとハマチのダブル

活性高っ!



と思ったのに、、それっきり。



そして、強い潮に流されるままの視線の先には

平日派の私にはカルチャーショック な、

ゴムボート、カヤックたちの魚輪の陣。



そうだ、今日は土曜日だった。






・・・さて、これまで下手な私でも釣れている し、

沖に見ゆる船団の密集陣形から察するに、そこはきっと足を止めてパンチを撃ち合っているような

大爆釣中なんだとばかり思ったんですが、

一人、また一人と沖からはがれて浅場へ戻っていく人に道々尋ねると、



全くダメ。とのこと。

たまに根魚を見せてくれる人がいるばかり。



先ほどまでの釣れ方からきっと活性が高いとばかり思っていましたが、

私の運が良かっただけ のようでした。



そして、時と共に風聞が事実と重なってゆき、

沈黙




はなびらが漂う、風雅な潮目にて。



しかし、今回は何としても真鯛を獲りたいため、

タイラバも途中、落としていくが、全く反応なし。





というか、あてもなくタイラバを巻き続ける根気が、ない、情けないことに。

どっちが良いってのは全くない性質のハナシなんですが、

この時間帯、この潮で、マダイに当たるのは交通事故。そんなん喜べん

とにかくモチベーションが維持できん、



そして、今は真鯛を釣れる人が、ただただ、羨ましい。




やっぱり釣りって、自分のメンタルと、タイミングが一致していないと結果は出ないんだな~。

そんな、信じて巻くこともできないせっかちな私は、

再び緊張感のある場所を求めて、浅場へ。



さて、途中、出会ったタンデムのボーターさんは、

メジロ5本、シーバスも釣れているとのこと。

やっぱり腕が違う。

そんな玄人の背中を見送る。




浅場から来た方というのも、あるかもしれませんが。

やっぱり、自分もいかなる時も環境に言い訳せず、これからも「努力」あるのみ です

自分に青物しか釣れないのもきっと訳がある



そして昼を回り、もう一度魚の食い気が出てきました。

チョイ引くけど、やたら重い感じは、シーバスとばかり思ってエラ洗い警戒モード で浮かせたが、、



やつはり正体はメジロのスレ。 フルロック。

ただ、このあと、本物の地合いが来れば、クーラー満杯へ一足飛びでした。



どんどん活性は上がります。




たまにハマチも入りますが、



泳層が分かれているので、釣り分け易い。



パタパタと釣れて、メジロが7つ数えたところで、

もうクーラー一杯。

時間も来たので、沖上りとしました。





狙いのものが釣れなかったので、消化不良、

ただただ残念というしかありませんが、



青物は好調な中の贅沢。

贅沢な貧しさ、とでも言うのでしょうか。



ともあれ、

カヤックフィッシング最高!   


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(16)青物

2016年03月27日

桜始開(さくらはじめてひらく)KF 4th 気高き青を ~つなぐ糸 ~

そう、去年はもう少し開いていたのです

同じ暦でありながら、つめたく、固く締まった蕾を、春がまだ割ることができないでいる今年、



またしても行ってまいりました。



今回は例のごとく春休み。子ども達の田舎への里帰りに合わせての釣行



そう言えば昨年の同じ時期、

桜鯛に華やいだ、そんな記憶もよぎりますが、




自ら開拓したこの場所から出撃するのは、約2年ぶりになります。

それ以来浮いてないのはなにゆえか。



それは、駐車場から波打ち際までが異常に遠い から。

そんな難所にもめげずに同行してくださるのは、お久しぶりのパパ3さん



なんと、本日またがるのは、新艇のスキマー128!



興味津々 だが・・・




さて、目を沖に転じて、

今回の狙いはメジロ、ブリ、ヒラマサ、そして、ノッコミ真鯛



随分欲張りな目標ですが、

現実的な観測だと、



メジロ:ノッコミ真鯛:ブリ:ヒラマサ=6:2:0.5:0.5

くらいの出現率かな~と



でも最近ジギングで青物を狙うのが楽しくて仕方ない私は



正直、食って旨いか、よりも、


まじりけのない青と、私をつなぐ糸の、

その気高き息遣いを、

体で感じたい、



そんな青物志向な心持ち。



というわけで、

今回も、気高き青、メインで狙っていきますよ!



が・・・ええ感じの反応はあるものの、なかなかヒットに持ち込めません。



しかも、予報では海快晴2~3メートル、GPV4メートルの、自分的にはギリな予報の中、

フタをあけてみると

午前中に関してはGPVに軍配。



なかなかの風があり、単発ブローで旗のはためくこと、はためくこと。

しかも潮もゴインゴイン!



そんなちょっと釣り難い状況のなか、後発のパパ3さんを待って、

やっと目的の岬の突端、水深60mまで出っ張ってまいりました。



そして、

あれ?って感じで、まずは回収時の事故的ヒットから始まる。



でも、内容はとにかく、一匹釣れると精神的にとても落ち着く。

前回のノーバイト煉獄の経験もあるだけにひと安心。



どうやら表層にはハマチが口をあけて待っているようです。

でも狙っているのはこれでは・・・。



意識高い系。

ジグに反応するだけの十分な活性もありそうですが・・・

一発目を食わせるまで、四苦八苦。



そして8時。まずは一本。



メジロ。

狙いものが釣れる、そんな妄想と現実がすりあわされた瞬間の

バチッとコンセントがつながるよーな感覚が、とっても嬉しい!



そして、苦心して2本目。



何故か先ほどと同じく、下あごにフックが掛かってる。

これは何を意味するのか?

ベイトが小さくて口を開いていない??

わからん・・・





パターンは見つけたものの、

どーやら、魚影の濃いところを辿りつつ

しかも毎回目先を変えてやって、群れのうち一番元気のいいのだけを引っ張り出す釣りな感じの、

体育会系ジギング。



雰囲気的にはもっと簡単に釣れてもおかしくないのに、

みょーな感じです。



途中で出会うプレジャーも釣れておらず、

メジロのお腹もペッタンコやし、こんなに大軍でやってきてるわりには、ベイトは何?って感じで

そんなに活性そのものが高くないのかな~



3本目。

ハイピッチで筋肉痛になりながら頑張る私に、

文脈なき、ポツリポツリ。



ただ、潜在的に青物は相当入っているようで、その感覚はビンビンします。

大軍だけに、元気のいいやつだけの拾い釣りでも十分成立するのか。



4本目。



反応は相変わらずボトムだが、

昼に近づき、

どうやら食ってくる棚はだいぶ上がってきていたようで、

ボーットしてた自分がそのことにやっと気付けるまで、

ノーヒットの時間を過しただけのようであった




5本目。


ただ、表層を意識しすぎると、ハマチが。



放流。

魚をリリースするときって、

翼の折れた鶴を助けたヨヒョウと心が重なっていく、

そんな気がするのは私だけでしょうか。



6本目。

昼にさしかかり、今度は海快晴の予報にかたむき始め、

凪に。



潮が緩んで、

だんだんと魚の活性も上がってきました。



が、ふと帰りを待つ細君の顔が思い浮かんだので、

浅場に戻りつつ打っていきます。




放流。

だんだん小細工なしでも釣れる活性になってきました。

そしてヒットステージは再びボトムへ。



どうやら浅場はハマチ村。やはり群れの素性が違うようです。

と思ったら、ハマチ以上の引き。

ハマチのダブルなのか?



と思ったら、ギリメジロ。

浅場にもメジロがいた、と妙に喜ぶ。



ガッシー。なんか妙に新鮮な

が、クーラーは・・・



水際にはなびらを落とすようないろどりの、紅一点ガッシー。

活性は上がる一方で、これからの時間帯の方がむしろ楽しそうでしたが、

青物以外も釣れたので

沖上りとしました。



メジロ60~72cm×7

ハマチ×2

ハマチ×2(野に放つ)

ガシラ



ヒラマサ、マダイを出せなかったのは残念でしたが、



それ以上に残念だったのは、せっかくはるばる来ていただいたパパ3さん

夜勤明けの体調のせいか、船酔いで途中離脱になってしまい、

しかも私のガイドも悪いのもあいまって

存分に釣りを楽しんでもらえなかったってところでしょうか。。



まだまだ精進が足りません・・・

また、次回よろしくお願いします!!



ともあれ、



春を呼ぶ

まじりけのない、気高い青たちよ



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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(12)青物
< 2024年05月 >
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うじのぐっさん
うじのぐっさん
元ウインドサーファー
カヤック&釣り歴3年。
2015年からデスペラードに乗り換え、新たな境地へ。
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