うららかカヤックフィッシング3rd ~自分との闘い~

うじのぐっさん

2014年05月30日 21:10

今日は現地に5時着。

私なりの思案の末、前回の場所とは違う場所からの出艇なり。




というのも、先週、記念すべき初カヤックフィッシングから1週間後、雨の中短時間だったけど、もう一度同じ場所を攻めて来たのだ。(カヤックフィッシング 2nd)

まさに、under the 柳。



しかし結果はといえば、あたりが全然ない中、やっときた待望の一匹は・・・「なにこれ?ガメラ?」

カヤックの幅ほどもある巨大なエソ一匹のみ(写真なし)。

しかも擦れガカリであり、どうりで重かったはず。

そして解放されたガメラは、フッキングされた横っ腹を痛そうにローリングしながら、世界の平和のため、鏡のような海面をネッシーのように泳いで去って行った・・・



まさに、おかっぱりで言うところのボラ的存在であり、白眼視される 「エソ」

ただ、これを釣ったらカヤックフィッシャーの仲間入りとも言うべき(違うか)・・・「エソ」

少し嬉しい・・・。

そして、自分が人生で初めて結束したFGノットがなかなかの無事であったことも証明された。

そして、タイラバではなく、初めてジグで魚が釣れた。ガメラだけど。

すなわち、渋い中でも、なにかしら収穫はあったと言えよう。

ただ、これをきっかけとして、こんな私でもおこぼれにあずかれた青物祭りはかなしいかな終了と判断し、新規ポイントの開拓に心をきめた。



前日まで風が強い予報で、行けるかどうか微妙だったものの、日付が変わって好転し、深夜車を走らせた。

しかし、現地につくとやたら風が強い・・・。いやな予感。

公園の樹木がしなりまくっている。こんなんでは到底出艇できない。

しばしまつ。



1時間後、なんとか風も弱くはなり、出艇。

オフショアということもあり、浜ブレイクラインを切ると、ぐんぐん進む。

出てみると意外と風がないし、楽。

岩場の周りをタイラバ等落としていくが、反応なし。

たまーにキビナゴ?と思われる群れがカヤックの横を通り過ぎていく。



そうか・・・とジグに変更してみるも、食わない・・・。

着底から巻きはじめに何かに引っかかる感じがあるのは、最初魚かと思ったが、グッとひっかかって、ポンと外れる感じが、おそらく・・・まぎらわし。



浅い⇒光がとどく⇒藻がよく育つ



ということか・・・というかここ、めっちゃ浅い。前回の場所とは大違い。やっぱダメなんかなーー



魚探がないので、体力にまかせて浅場をしらみつぶしに回るも、反応がないため、沖へ。

潜水艦でいうと、パッシブソナーはないけど、アクティブソナーはある、という状態。(わかりにくっ)

要は受け身では何の情報も入ってこず、一発放り込んでみないと始まらない、という。



・・・深いから釣れるというわけではないだろうが、手詰まりを打開したい。



初めての沖。なんか心細い。しかし風もほとんどなくなっているし、これから風はどんどん落ちる予報なので、意を決してカヤックを進める。

それにしても朝方の風はどこへやら、うららかな春の陽気が海にも降り注ぎ、少し熱いくらい。



しかし海面はというと、あちこちに赤潮が浮いていて、もおーまっかっかで、サビキのコマセのような悪臭がして、たいがい汚い。

その代わり、潮目がスゲー分かりやすくていい・・・。



潮目と思われるところを徹底的にタイラバを落としていく。

もうあきらめかけたころ、島のうらっかわで、今日初めて、タタタン、とあたりが来る。しかし掛からない。

残念。。しかし、やっぱ魚はいるんやんけ。ちょっと安心して、さらに沖へ。



沖に出ると、対象物がないため、どんだけ進んでいるのかがわからなくなる。

ずいぶん進んだつもりでも、島の大きさが、、変わったの?って感じ。少しかすんだくらい。

・・・自分との闘い・・・

ひたすら漕いでは、落とし、漕いでは落とし、を繰り返す。どれだけチャレンジできるか、トライ&エラーができるかが勝負になっている。。


そんな中、超あやしげな潮目を発見。?何か違う。あやしすぎる。ただ漂っているだけではない、ごみのびみょーな浮き上がり方とか、あやしい・・・うまく説明できへんけど。

直感的に、「ここは釣れる」と、タイラバを落とす。

やっぱり。タタタン、と竿が動く。よっしゃ、待ってました、この時のために、今までがあった!

少し手ごたえはあるものの、するすると上がってきたのは・・・・体高もあり、赤く光るギョタイ。え?鯛か?ついにやったか?



いやよく見ると違う。鯛よりカラフルや!レンコダイや!





早速釣り上げたレンコダイをナイフで〆る。

40センチくらいはあるし、レンコとしてはでかい方か。

きっと他にもいるはずなので、すぐにタイラバを落とす。

おっしゃやっぱまた来た!次はなんだ・・・レンコは続けて釣れると聞くのでまたレンコか?と思うと・・・




なんじゃこりゃ?・・・ぜんぜん見たことない茶色い魚。一瞬チヌかと思うが、全然体高がない。違う。

しかも、カヤックの上でグーグー鳴いてる!!こわっ。


結局、その日のチャンスはこれだけ。

そのあとはだんだん風が上がってきて、何をしてもとんと反応なし。





今日の釣果

レンコダイ 40cm、シログチ(イシモチ)40cm

他のカヤックフィッシャーの方々とは雲泥の差の釣果・・・やはり、、修行あるのみ。


ぐーぐー鳴いていた魚、よく調べたら、シログチという魚でした。イシモチという名前の方がメジャーかな。

鳴く魚としてはホウボウの方が有名かもだけど、こいつも釣り上げられると鳴くようです。

カヤックフィッシャーの方で釣った方、おられますか?



オカンが煮て食べたら、レンコよりうまかった、とのこと。

かたや私が食べたシログチの刺身は、まずくはないけど・・・なんかびみょー。。

やっぱり私は、青物の刺身が好きです。



≪マイ〆道具紹介≫



スパイダルコ パシフィックソルト 大海人 チタンコート



神経締めも興味あるのですが、ちょっと難しそう。

こいつをエラから差し込んで背骨をスパッと(はいかないけど)行くと、手返しが早い。

ステンとはいえ錆びてしまうソルトシーンで海水は強敵。しかしスパイダルコの海人シリーズで使用されているH-1鋼はとてつもなく錆びにくく、なんでもイカ墨に長期間漬け込んでも錆びなかったとか。カヤックで何かと必要なナイフ。錆びて何度も買い替えることを思うと、安い??かもしれない。




ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80

 今回もこいつがいい仕事をしてくれました。他のタイラバと比べて、スカートが長いのが良いらしい。コスパが高くてガシガシ使えるのも魅力。人気のタングステンバージョンは高すぎて買えないし・・・ロストしたら泣けます。。


スパイダルコ エンデューラパシフィック 大海人(直刃) BKハンドル

ひょっとしたら沖漬けにしても錆びない?最強のH-1鋼を使用したナイフ。SEKI-CITY JAPAN の刻印が高品質をうかがわせます。私も使い始めから2ヶ月、ハードに使ってもマッタク錆びてません!



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