今回は
お盆で里帰り中の釣行ということもあり
初心に帰ってカヤックフィッシングを楽しみたい、
そう思ってやってきました、この場所。
いつもホームでのKFでは、なかなかうまく釣れてないのもあり、いつも、今日はどうやって釣ろう、なんとか釣れるときに釣らないと、という逼迫感、プレッシャーが。正直、あります。
何時間もカスリすらしなかったり、いつも
魚探がないせいにしてますが、結局は、私の
腕がないせいです
今の私では魚探があっても多分釣れないんだと思います・・・
とはいえ、今の私の説では、釣果をわけるのは
① 釣れる海域の選定 > ②釣れる出艇場所の選定 > ③釣れるポイントの探索 > ④腕 > ⑤道具
なんじゃないかと思ってますが、違うでしょうか・・・?
もちろんその時々の状況に合わせた対応、経験と技術がものをいうかと思うのですが、、それでもダメなものはダメというときはありますよね。。
遊漁船だと(乗ったことないですが)①~③までは船頭責任、④だけ自己責任
カヤックフィッシングだと、①~④まで全て自己責任なので、どこかの時点でズレが生じると、
ボーズ
になってしまうのであります。
そして私の場合、①,②が情報不足かつ近隣にカヤックフィッシング仲間もいない為、今のところマッタク改まらず、
そして、④ 腕 がないに等しいため、
いつも、③ 釣れるポイントの探索 に
血眼になっております。
魚探がないため、海面のビミョーな変化とか、目や耳、皮膚感覚に至るまで少ない情報を得るために全身やたら敏感になってまして、、
皆さん、海上でお会いしたら、パスコースを探すボランチ並に、
ものすごくキョロキョロしているやつが乗ったプロ2タンデムを見かけると思います。それが私です。
がしかし!今日は違います。
今回はいつもお世話になっている、
domiyoshiさんから情報をいただき、万全の状態。
ブログやってて、、よかった。。
いつも釣りの初歩からなにから、色々教えていただいてます。ドミさん、ありがとうございます!
しかし、この海域、前日はこんなんでした。
↓
命があぶない。。
安全第一やし、明日出られるだろうか・・・と不安が募る。
台風一過から2日たつにもかかわらず、波がおさまらない。普通だとあまり考えられない状況らしく、地元の方も首をかしげておりました。
とはいえ当日は高波を避けてしずかな湾内で家族と海水浴。
夕方になってだんだんウネリもおさまり、翌日は、こんな感じ
↓
4時出艇。最近夜明けが遅い。
カメラの充電器を忘れ、スマホで撮影するも、露光がなさすぎて、マックラ。。
↑暗いけど、肉眼だともっと見えます〇
そして、浅場でいきなり
釣れそうな潮目を発見。
見ると、最高にいい雰囲気です。早朝と言うこともあるし、まずここで一本を、と期待が高まる。
しかし、確信を持って何度もしつこく流してくが、当たらない。
おかしい。
おっかしいなーと独り言を言いながら、さらに粘っこく攻めていく。
そんな
粘りが出まくって糸が引いている私のすぐそばを、同じ出艇場所から出たと思しき
赤いカヤックがさっそうとさわやかに追い越していく。私に目もくれずに。そして沖へ消えていった・・・
すると、通り過ぎたあとに遅れて衝撃波がやってくるかのように、周囲でいきなりベイトが跳ね出した。
フィッシュイーターにスイッチが入りまくりのこの展開。釣れなきゃおかしいわっ。
ていうか、さっきのKFA、魚探見てないんだろうか・・・
ジグをフォールすると、巻き上げ直後に、ガツーン!
よっしゃきた!
最初良く引くけど、あとは重いだけ。根魚確定。マダイ、なわけないか・・・
でかっつ。いきなり来ました、
当地名物モンスターアコウ。
このサイズにもなると、巷ではかなり高価なのではないでしょうか・・・
アコウ・・・マダイより高価だけど、なぜかこの海域ではよく釣れるため、
インフレ状態になり私の中で価値が下落、、、贅沢です。すいません。。
そして、一本上げたところで一息ついて。
えー、遅れましたが、、今日のテーマは、「
弱点克服」です。
最近不調のタイラバ。何としても不調を脱したい。(早朝からいきなりジグに頼ってるけど)
というのも私の目下のターゲットであるマダイをゲットするには、避けて通れない道。
ジグでマダイを狙うことも考えましたが、私の腕では無理。
釣れたとしてもあくまで副産物。もちろんスロージギングとかも更にわからんわけですし。
しかもこのタイラバ不調の今、折悪しくと言うか、折良くというか、先日私の愛用していた中古のアブガルシアSTX-LHSがクラッチ不調により退役したため、、満を持して(以前に購入していた)シマノのクラド300タイプJを投入。
グリグリとウインチ感満点だった先代とは違い、巻き心地最高。
苦手意識を乗り越えるため、マダイのいそうなポイントを狙っていきます。
すると、待望のマダイらしきアタリが!
しかも、珍しく、乗った!
竿を叩いてるやん・・・よっしゃー
が、バレた・・・
ガーン。
タイラバは、、めったに当たりもない上に、バレた時のガッカリ感が、、落差ドーン
どんどん漕いで、トライ&エラーを繰り返したいせっかちな私には向きません。。
・・・というのは、言い訳。。
しかしこの海域は潮が良く効いている。
元々、東側の海域に行きたかったのですが、どうやら西側がにぎやかな様子。潮目もバリバリできていて、あっちこっち打ってみたいポイントが同時多発的にあります。
はやる気持ちを抑えながら、欲張りな私は、潮目をスクリーニングすべく、どんどんジグをキャストしていく。
すると、、私の納豆系の粘り糸が出すぎたためか、あっけなく糸が切れてジグだけが飛んでった・・・
そして、リーダーもとんでゆく。
・・・われ、ガイドがらみへの注意をおこたり、早くもスピニングタックル、操作不能
ベイトタックルがあるさーと下がりまくりのテンションを取り直すのに必死だ。細糸だけど。。
めげずに探っていると、潮目でベイトが跳び始めた。
チャンス!
フォールしていくと、今度は痛恨の根ガカリ。
ガーン。こんなときに・・・トラブル連発
しかも手で引っ張ると、PE切断。
・・・頼みのベイトタックルまでもが、玉砕。絶対国防圏まで奪われる始末。
新しいポイントで、せっかくのチャンスにトラブル。泣けます。。
テンションも↓↓↓
しかし、背に腹は代えられず、PE直結でも釣れると証明するべく、スピニングタックルで再チャレンジ。
すると・・・竿が折れるかと言うくらいの今日一番のアタリが。
リールが、まけへん!これは間違いなくデカい。獲れるか、分からんボーダーラインの引き。
すると、格闘1分くらいで、バレた。。
やっぱりここには、モンスターがいるのかも。。
とはいえ、しかしこの地合いで小物でも釣っておかないとこれから釣れるか分かりません。
しつこくジグを落としていくと、さっきより小さいけど、アコウが。
そして、そうこうしているうちに、やがて潮どまり。
といっても、完全に全停止してしまわないところが、私のホームと違うところ。
一転、東を目指すこととします。
すると、岬の付近に同業者の方が。
聞いてみると、東は全然ダメとのこと。
でも痛い目を見るまで人の言うことを全然聞かないタイプの私は、入れ違いで東へ。
行ってみると、潮も効いてないし、明らかにダメな雰囲気。やっぱり引き返す。
すると、さっきすれ違った同業者が
マダイを上げているじゃないですかーー
ストリンガーにぶら下がったその姿は、60越え。
鯛はお留守ではない様子。
影響を受けやすい私は、再びタイラバに絞って頑張ることを決意。
気になる潮目を流していきます。
さらに小ぶりなアコウ。。
ていうか、この場所、アタリがめちゃ多い。。こんなの、ワシのホームでは考えられん。
そして、、アタリとは反比例して、サイズはさらにダウン。
チビアコウ。
なので本国に強制送還を試みますが、こんなになって裏返っているので、送還不能。
そして、時間とともにどんどん釣れるサイズが小さくなる・・・。
やっとアコウ以外の魚が来たと思ったら、
ミニカサゴ。強制送還。
その後、気になる潮目を攻め、アタリは得るものの、乗らず、結局マダイにはお目に係れず帰還となりました。
アコウ45cm(カヤック上で魚体が滑ってしまい45cmないように見えますが・・・)ほか 未帰還魚たち
マダイは空振りだったものの、タイラバ不調を脱した感あり。
弱点を克服しつつ、、、次回へ
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