まさに夜気すら大地の熱を拭い去ることのできない季節になりました。
そんな夏まっただ中、久しぶりに帰省がてら浮いてきました。
噂によると、某所は珍しくもかなり厳しい状況。
釣れないと分かっていても、浮いてみるまで信じられず、
気づいたら海の上にいた
それがバカヤローの性というものです
しかも久しぶりなのでワクワクしすぎて3時着で準備
ここでさっそく反省が・・・
この季節ならでは、うかつにもキャンプで車中泊?と思われる車に横付けしてしまいました。
私のドアを開ける
ボムッと音で起してしまったようです。。よく見ればわかったはずなのに、、
すいません!
いや~ホンマ気をつけんといかんな~と思いながらすぐに車を移動させ、
フライング気味で準備開始したので、夜明けまでと思って車で待っていると、、
ゴゴゴゴゴゴゴゴ、と独逸ダイムラーB社の車両がジャリをきしませながら駐車場に。
こんなところにえらくエエ車、トイレか?と思ったら、
その違和感に満ちた車は意外にもキャンパーさんの
真横に停まり、ボートを出して準備し始めました。
しかも
車の音楽もエンジンも、それにライト!までもつけっぱなしで。
いくらなんでもぱなし過ぎる・・・
あまりにまぶしすぎて、準備のボーターには必殺仕事人ばりに
後光まで差してる状態
竿が仕込み刀か十手に見えましたよ!
そりゃ~便利でしょうけど、到底考えもつかなかった
あまりに傍若無人な手法に、
唖然、口あんぐり
そして、やっぱり
寝てる真ん前の浜で
伝家の宝刀、高圧ポンプ。
ビュイーーーン・・ダダダダダダ
しかも上手くいかないのか、何度も繰り返し
機銃掃射のような音を響かせながら充填
カヤッカーやゴムボーター等の
玄人しかいない場所ならまだしも、ピュアな
素人さんの寝てる真横でそんなことしたら、、
アカンっしょ
そして、まさかと思いましたが、ついに
最終奥義まで炸裂!
なんと、
寝てる人の真横で、ボートのエンジンの試運転。
ストトトトト・・・バイーン
・・・・
このような記事は、書いてるも私も嫌、皆さんもきっと楽しくないですよね。。
私は平日カヤッカーだったのでこんな場面に遭うのは初めてだったのですが、
ブロガーのボーターさん達は本当に気を付けておられるのに、
まさに
異次元とも言える、突き抜けた感のあるマナーの悪さでした
同じバカヤローでも、こういうバカヤローにはなりたくないもの
マナーに関しては色々人それぞれ考えの違いがあるのも実際のところですが、
それ以上に
思いやりの欠如ってハートにグサッときますよね・・・
マナー違反というより、
もっと根源的な人のありようを考えさせられる出来事だったので、衝撃を受けました
もちろん注意もしようと思ったのですが、
これは自分の勝手な思いなのでツッコんでくださいなのですが、
やっぱり、
せっかく自分が釣りを楽しみに来たのに、自分が嫌な気分になったら釣りどころではなくなってしまうと思い、
結局は注意しませんでした。
自分の楽しみを優先した私はかなり
セコイし、批判も受けたいと思いますが、
それが正直なその時の気持ちでした。
昔、チラシを窓から大量に捨ててたヤンキーの車にチラシを集めて突っ込んでやったこともあるので、
相手が怖かったりとか、リスクを意識したりとか、そういうのではないんですが、、
皆さん、どう思われますか?
こんな時、私はどうすれば良かったんでしょうか・・・
私には分かりません。。
そんな気持ちを引きずりながら、早々に沖へ。
近場から探っていきます。
そして、ほどなくして全身で感じる、
やっぱり魚が・・・
動いてません。。
的な、
脱落感
金魚の水槽のような生暖かい海水の中で、魂も抜けそうになります
ジギングは一度だけビシッとジグを止めてくる魚がいた他は、ほんと全くダメで、
釣れるのはわが
デスペラードと同色のサンゴやら
マイクロベラやら
たま~にタイラバに反応のあるのも、
良い型のアコウも、けして地合いを知らせるサインなどではなく、(それは感覚でなんとなくわかる)
ずっと
沈黙は続きます。。
色々探ってはみるものの
魚の食いが立ってる時の緊張感、夢のある場所っていうんでしょうか、
どこを回ってみても、そんな場所が見つけられないのです。
全体的にはぼよーんとした雰囲気の日も、
ごくごく狭いところ、ほんの刹那の時間帯に限ってであれば、そんな緊迫感に満ちたポイントを
探し回ればピンで見つけることができることが多いし、
それがカヤックフィッシングの醍醐味な感じがするのですが、
今日は何をどうしても、全くダメな感じ。
このエリア、いつも浮いてる場所とは違って
けしてかれることのない泉のように思ってましたが、ここもダメなときはダメなんですね・・・
シロイカなんかも狙ってみようかと思ってましたが、
海のあまりのもっちゃり感に
イカもゆでられてる
ってなもんで
ゼンゼンそんな次元には至れず
10時またずに沖上りとなりました。
結局自分に打開するだけの腕がないだけだと思いますが、本~当に厳しい海でした。
でも、久しぶりに浮けて、
ハッピーでした!
泣けるけど・・・
カヤックフィッシング最高!
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