七十二候では、
桜始開(さくらはじめてひらく)の頃、
春の陽気に誘われつつ、
帰省にかこつけて、かの地へ行ってまいりました。
今回はなんと!以前からお世話になっている、
domiyoshiさんと
ナンギイさんとのコラボです
昨年からぜひお会いしたいと思っていた方々だけに、感慨もひとしお
デスペラードと
ターポンULと。
それでね、このターポンUL、ホンマかっこええんす
イエローとホワイトのツートンが、何ともオシャレなんすよね!
憧れのカヤックなんで、見てるだけで嬉しくなってしまいます
そして、カヤックフィッシングをスタイリッシュに楽しんでいるお二人
わくわくするような車内のしつらえや、センスのあるファッション等もスタイルのある生活を伺わせ
子どものおもちゃやらゴミやらにまみれつつドサクサのダサダサでカヤックやってる私とは違って、とってもかっこいいです
やっぱカヤックやるからにはこうでなくては・・・
夜明けとともに3人は一路沖へと進みます
ドミさんによれば
死の海になっているとのこの海域、確かに生命感がありません。
こういう肌で感じる感覚が大事だったりします。
嫌な予感・・・
私のスタイルとして、どんな小さな変化も見逃さずミッチリ打っていくタイプ
アグレッシブに沖へとドンドン出ていくナンギイさんをよそに
比較的浅場からせこくシラミツブシスクリーニングしていきますが、
師走には一投目から反応のあった海からは、シケた木魚を叩くように、
なーんも音がしません・・・
しつこく連打して、何とか引っ張り出したガッシー
そしてなぜかどてっぱらに
負傷してるガッシー
国際法にのっとり、負傷兵はリリース
さて、風もそこそこありますが、潮もかなりきつく、タイラバは能力低下
ジギングに移行すると、再びガッシーが浮いてきた
魚の脳が
魚食モードにチェンジしてる?
まさに歴史の終わり
フランシスフクヤマじゃありませんが、やはり海に何か大転換、
パラダイムシフトが起こっている、という感覚が・・・
とはいえジグにも食いが立ってるわけではありません
70メートルラインでドミさん達と合流しますが、こちらもマッタクNOな感じ。
ただ魚探は、
スターバックスな模様
表面にホイップクリームを落としたような濃い反応
そして中層にかけて全体的にマーブルなベイトが入っている感じですが
おそらくシラスカフェエなのか、手を変え品を変え、でも全然反応がありません・・・
深場もやっぱりNOな感じなので、少しづつ戻っていきます
プレジャーがザクザク出てますが、もれなく声を掛けると、やはり
ゼンゼン釣れてない、とのこと。。
青物も回ってないぽいし。
しかし、、噂には聞いてましたが、この海がここまで渋くなるとは思ってませんでした
深場を諦めてサクサク浅場に戻るドミさんに反して、
私は潮目が見えたら素通りできず、叩かないと気が済みません。そういう性分というか・・・
すると・・・なんかヒット!
めちゃくちゃ重い、ただひたすらに重い!フロシキ引いてるみたい
でかっ!メバルやっ
しかもこないだ釣った27cmよりはるかにデカく、大人と子供ほども違う
これは
尺いったな!めちゃ嬉しい!
これは
メバルランド発見では?
と思ったら続けて、
もいっちょ尺メバル
といっても相棒くらいまでしか捕獲できず、メバルランドは過ぎていきました・・・
メバルって重いジグにも食ってくるんすね、意外と獰猛なやつです。
そして、気になるポイントでジグを通すと、意外にもマダイ小
こんな小さいマダイがジグを食ってくるなんて、海全体が魚食モードなのは間違いありません。
しかし、ここからは
沈黙・・・
浅場のジギングでハマチを上げたドミさんに合流して、私なりに色々試してみますが、カスリもしません
やっぱ腕が違うのもそうですが・・・私にはジギングに
自信と確信が足りないんすよね、きっと。
それにしても最高の天気です
凪なのに強い潮同士が互いにぶつかって、沸き立つ海
こんなの初めて見た。
大自然の躍動に感動。
昼に近づいてマッタク食わなくなったので、ドミさんと並んでタイラバに戻してみるも、不発
結局、今日の私のタイラバには、一匹のスカートを引っ張る魚も寄ってきませんでした
それだけ
魚食な海なのか・・・
と思ってたら、ドミさんのタイラバになんかデカいのがヒット
10分ほど格闘するも、ばれてしまいました・・・
私も魚の顔を見たかっただけに、残念です。。
ここで、
午前の部は終了
名残惜しく沖上りとしました。
≪午前の部≫
最大種がメバルという、小物カフェな私のラインナップ。
かたやドミさんはしっかり青物をゲット。
ナンギイさんはMAXなホウボウをゲット。
シブいながらもさすがです。
そしてメバル、2匹とも尺いってました!
おめでとう!私!
さて、浜に戻ってからも、お初のドミさん、ナンギイさんとの話は尽きませんが、
私は、午後3時からソロで、2時間ばかりの
第二幕
Yes!
数寄者です!
最近夕方の方がよかったとのドミさん由来の地元情報を信じて、というのもありますが、
なかなか普段午後の部に浮けない私は、
帰省中はどんなにシブい海であったとしても、浮かないと気が済まないんす(汗
そして、午前の私と
違っているところはと言えば、
渋かったし収穫はなかったものの、
ジギングそのものに
或る感触を掴んだことです
なんとなく、ですが、我ながらシャクリに少しばかり
信念がこもっているような。
これまで
腕パンになるまでジグを動かし続けるなんて、なかったこと。
まさにパラダイムシフトであり、
つまりこの先に私は
新しい可能性と期待を感じ始めているのか。
このように、人間にとって、「心の変化」というのがどれほど大きいことか、と感じつつ
午前とは真逆に進路をとり、さらに沖へと進む
そして、気になる反応を見つけ、ただひたすらにシャクる。
すると、着底から7回ほどシャクったところで、
ガツン!
バシッとシャクリを止められた
よく走るので、待望の青物か!と思うも、心なしか走りが
錆びてるというか、オジン臭い
さては、やつだな・・・
シーバス70cm
これほど明確な意図とイメージを持ってシャクっている時に、強い答えがあったことはなかったので、
感無量です。
ジギング
楽しすぎる・・・
続けて、今度はソフトなシャクリで、ハードな動きについてこれないと思われる
ソフト路線の魚たちを狙います
要は私がシャクり疲れてるだけ・・・(汗
ポンポンポーンとシャクって、パラリパラリとフォールを入れて、
海中をイメージすると楽しく時間が過ぎていきます
ストップも入れつつ優しく誘うと・・・
バチコーン!
一息でシャクリを止められた
えらい引く!
リールが滑って空回りしてます
これは結構デカいかも
全く横に走らずに真っ直ぐ突っ込むので、これは・・・奴です!
よう引くけど、ジギングだと勝負を決めるのがやっぱり早い
どひゃー
70cm、でっぷり太った久しぶりの
大鯛です。
午前はゼンゼンだったのに、実はちゃんとノッコんできてましたか!
ジグでマダイ釣ったの
初めてなので、めちゃくちゃうれしい!!
大満足です・・・
帰りに、
アクロバットマダイ
釣れたんじゃなくて、ひっかけた、みたいな
再びメバルの巣を見つけて連発
しかし午前より随分小さい。でも25cmくらいはあるけど
落ちていく夕日にせかされるように、沖上がりとしました
≪午後の部≫
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