金盞香(きんせんかさく)KF 19th 大鯛×2 ~ 好み ~

うじのぐっさん

2016年11月17日 21:00

立冬も末候へ。



消雪設備の点検が始まりました。


ハイシーズンに浮けなかった時間を取り戻すために、

今回もまた、目先を変えて、半年ぶりのポイントへ。



わたの原へと、海人の釣り船は進みます。


今日の狙いは、前回同様、あくまで青物。

しかし

この時間帯にこのポイントで狙うべきターゲットは他にあります。

どうやら、魚っ気はありそうですが、

色んなパターンを試すも、反応を得られません・・・



ジギングで 駄目と言うから タイラバで

ボウズ逃れて むなしさつのる
 (うじのぐっさん 1976- )



お守りにと佩くことを辞められない脇差に、今日も助けられる私。

やっぱり思い切って神棚に仕舞うところから始めないといけないのだろうか。


というわけで、

先に出られたボーターさんに追いつき、熱っぽい語りから現況を聞くと、

早朝から60upの真鯛が釣れたらしい。

また、大鯛に針を折られたとも。



大鯛、の響きには昔のようにはには心ときめかない錆びた心も、

釣れている人が確かにいるのに、私は釣れない、そのGAPには、

そう、その理由を探すプロセスには、
昔以上に心をひかれます


こちら、ジギングではアタリすらない、

爽快なばかりの力の差!


でも、何か嬉しく

これが、釣りを辞められない理由でもあります



さて、
そもそもこの時間帯でこのポイントに、その獲物

てことは、遠く離れたこの地にも奴が回遊しているのか・・・



水深の固定観念を捨てて、潮の動きのよいポイントへ漕ぎ上がる。

思いきってジグもチェンジ。

すると・・・


10数メートル巻き上げ、ベイトの影を越えたところで、ジグを引っ手繰られた。

ん?

この鈍いアタリは、太いトルクを伝え、ギョタイの大きさを物語る。

一進一退の攻防を経て、



本当に、いたわ・・・

しかし、デカすぎる


浅場にベイトが偏っていて、それらを奴らの群れが追っている、前回同様今日もそんなイレギュラーな状況のようですが、

このポイントでの大鯛は経験なく

しかも20km以上離れているし、これって、広域の話なのか?って感じです。


とは言え、

あくまで今日の狙いは青物だったことを思い出し、、沖へと進みます。



が、1kmほど沖へ漕ぐも、青物は全くお留守。

ベイトも霧散

すごすごと退散。



感覚的にはお留守は継続なはずなんですけども、

帰りに小さな反応を見つけて誘うと、

ドン!

サイズの割にめちゃ引く!

というと、海の中見えてんのかい、って思いますが、

重さ=大きさ≒トルク

速さ=馬力

の違いを竿から聞くってところでしょうか。


実際にはごちゃまぜに体を通り過ぎていく情報なものの

ドラグ(ガチ)を走らせるだけの重さ、トルクはないが、馬力はあり、止めるには抵抗はめっぽう大きい。



なんだなんだ・・・



正体は、これでもかというくらいパンパンのメジロでした。

このコンディションなら、鰤並に脂が乗ってそうなんで、大事に捕獲。



そうこうしているうちに、はや帰着時間に近づき、

帰りながら打って行きます。



そもそも釣果のためだけなら浅場にとどまるべきだったんですが、

久しぶりのポイントで、自分を納得させ、言い聞かせるための、沖出でした。


そして帰り。

浅場で、朝とまったく似た状況に遭遇。

やはり、まだ回っているのか⁉


するとやはりフォールで、

ガツーン。

ロッドが海面に突き刺さります。



さっきよりさらにデカい・・・

どうなってるんだ一体・・・

これ以上大鯛釣ってもクーラー入らないため、他魚種をお願いします・・・


願いが通じたのかその後、良型のシーバスを掛けるも、

姿が見えた瞬間の反転でフックアウト。


エラアライなんかいう熱いもんではなく、本当にサラッと、バレました(涙

とかくシーバスとは縁がない。。



というわけで、

健全に11時で浜バックとなりました。



一見釣れているように見えますし、

マダイに絞ったらいくらでもって展開だったのも確か。

しかしながら全然テクニカルなところで差が付く展開ではなかったので、

毎回のことながら、これは運以外の何物でもありません!

こういう日を、良かったなんて思い出にしてしまうと、けして本質的には上手くはなれないもんだ!そうだよ!(と言い聞かせる)

最後のシーバスが獲れてたら、満足度も上がったのですが・・・


ともあれ、

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