牡丹華(ぼたんはなさく)KF 7th STEP INTO真鯛 ~ ロッドは折れても心は折れず ~

うじのぐっさん

2015年05月02日 21:00

牡丹華(ぼたんはなさく)の候、GWを利用して、行ってまいりました。

明日は法事ということもあり、家族から午前中撤収を厳命されつつ、

早出のあけぼの出艇。





この解放感、最高!

期待を胸に、沖へと進みます。

前情報では、ハマチが湧いてるとのこと。



5月5日が立夏。

青物祭りも季節の手紙?

正直あまりハマチは好きではない為…他の魚種を狙ってたら副産物的に釣れるかな、という若干控えめなイメージで。。



とはいえ春の青物祭りを体験したことのないヘタクソ、KF2年生の頭のかたすみには、

ハマチがイキイキと弧を描きながら、希望で櫓を漕ぐ。



さて、あくまで今回の狙いはSTEP INTOな真鯛

ノッコミは今回で最終便になるかもしれないので、タイラバも駆使しつつ

LAST MADAI 強引に獲りに行くべし!



まずは沖を目指します。

ただ、皆さんの想像のように…私…意外と実は弾丸のように沖を目指す火の玉野郎ではない為、、

今日もヒット水深を探るべく、浅場からネチネチせこせこと5メートル刻みくらいで気になるポイントをスクリーニングし、魚からのコンタクトをとっていきます。





ジギングメインで魚のやる気診断するも、ハマチが湧いているとの情報をよそに、

全くそれらしき反応なきまま第一列島線を超えました。



やはり情報は過去。その日その日の海に聞いてみる感じが理想。

海との距離がめっぽう近く、エンジン音もないし、生きた今の情報がどんどん入ってくるのがカヤックの楽しさ。

大分水温は上がっているものの、やっぱり浅場はまだまだ厳しいのか…



すると…45メートルラインに差し掛かったところで、待望のガツン!

本命の真鯛らしきアタリ。

しかも?おぉっ

ズ・ズ・ズズー

ラインを引き出していく。



これは間違いなくデカい、とロッドを下げて綱引きの体勢…

と…無情にもファーストランでフックアウト。。

イキナリのデカモン・バラシ…

がーーん



逃げた真鯛は二度と追ってこないものの、真鯛がいる場所を見つけることができたので、これは絶対獲れると信じて、続けて集中して流し直します。



とすぐさまセカンドヒット!

さっきよりは小ぶりな感触ですが、なかなかの引き。

さっきバレた余韻と不安を引きずりながら、慎重に上げていく…

すると中層あたりでまたしてもラインテンションが…抜ける…

哀愁の、限りなく透明に近い、リーリング



フック断裂…

がーん×2




最近タイラバで大鯛を獲っていないので、何かがズレてるのかな~と考えを巡らせつつ

この後色々流し直すも、短い地合いが終わり、ゲートは閉まってしまったようです。



タイラバも真鯛を確実に仕留めようとするとそんなに簡単にはいきません…

いかにも、らしい展開というか…悲劇で、、



時を逃してしまった傷が癒えぬまま

神様はもう一度チャンスをくれるのだろうかなどと考えながら、

気を取り直し、

心は西だが、現場感覚的には東なので、気になる雰囲気の漂う東へ向かう。



するとすぐさま、潮が回り込んでいるような、物凄―く◎雰囲気のあるポイントを発見。

真鯛狙いなのでタイラバ爆雷投下。

一発で来た!





て、お前か!

モンスターアコウ再び。しかしこのサイズはちょっと嬉しい…

乗った瞬間大きいと感じたけど、途中で真鯛の所作ではないと気づき、少しがっかり。




今日2回目の地合いと判断し、

アコウの処理は置いといてサッソク次に移ろうとすると…



おや?目の前でボイルが。

我が艇がハマチにグルグルととりまかれております…



やっと見つけたハマチ村。チャンス!

直観的にマッチザベイトを無視。一番よく魚群を引きつけそうなデカいジグを!と

この指とーまれ的に群れの中に放り込む

10メートルほどシャクリ上げたところでジグが止まった







よっしゃ来たハマチ!

このまま入れ食いタイム突入か!まだ真鯛取れてないのに!



次!とソソクサとハマチの縄目を解きにかかったら、、

ハマチがどったんばったん



…ピシッ…



??何の音?







あ、折れてる…


がーーーん


ベールを外すのを忘れてラインテンションを抜くのを怠った結果、縦の力に弱いティップがクラッシュ。

あんまり釣ったことない青物、その七転八倒パワーを舐めてました…



今日二度目のミス!大ミス!

テンション下がりまくり!





この青物祭りの季節に、タイラバ一本勝負なのか~

最低だ~

超安いロッドだけど…

嗚呼…しばらく放心状態。



群れは小群だったようで、、気を取り直して次のポイントを探しつつ、さらに東へ進みます。



そして再び良さげな雰囲気のポイント発見!

地合いは一瞬です。この雰囲気も続いて30分というところか。

タイラバを落としていくと、伝わる微妙な感触。

これは真鯛がご在宅ナリ。



さらに誘っていくと、前触れなく強いアタリ。

引きからして、おそらく真鯛。。前半の悔しさがよぎるが、バレを恐れず強気の勝負

こういう時はあえて何も考えずゴリゴリ巻くイノセントななリーリングが勝利をもたらすと信じ、、





やたー!本命の真鯛!

大きくはないものの、苦労して獲ったので、めちゃしい一匹。

47cmの目の下3寸、食べ頃サイズの真鯛でした!



地合いなので次!

続けて、不思議な引きの魚が掛かったと思ったら、







初ムシガレイ

確かムシガレイって小さいんじゃなかったっけ?結構デカい!ヒラメかと思った

こいつもエビ並みに七転八倒パワーあり。注意。



そして再び真鯛。他にもいると思ったけど、この後は続かず。





そうこうするうち、タイラバばかり落としてるのもムズ痒くなってきたので、ふと、折れたロッドでもなんとかなるのでは?とダメ元でジギングに再チャレンジ。



試しにジグが見える位置に止めてシャクってみると、少々繊細さに欠けるものの、ちゃんとジグが動くのを確認。

意外に行ける。

ロッドのクラッシュでかなりテンション↓だが、なにごとも諦めない精神が大事と信じつつ。





すると…ちょうど怪しげな魚群が絶賛通過中。

ハマチっぽい反応。

武骨にシャクると、ビシッと乗った!



?えらい引く!ハマチにしては!

グリグリ上げてくると、ガガーッと走り出した。??再びグリグリ巻いていく。ガガーッと走る

?このパワー、ハマチではない…







やった!

60cmのギリワラサ

初なので、しい…



この後はジギング、タイラバを併用しながら戻りつつ打っていくと








その後は地合いらしい地合いもなく拾い釣り




名刀TGで根魚しか釣れない私。

またつまらぬモノを斬ってしまった…




ウッカリ界でない、DECAガッシー。

真正ガシラでは最大級では?





昼にさしかかり、ナブラに取り巻かれる場面も頻発しましたが、シラスナブラらしく、何にも反応しない…

朝方のとは群れのタイプが違うようです。

群れにもやはり多様性があるのかなと



この後は…タイラバ回収中にツバスがヒットしたのみ。

なんやツバスか~と姿が見えて、横に走られて、のフック切れ。

ツバスでも、タイラバのシーハンター切っちゃうんですね…



昼に差し掛かるとアタリも激減し、沖上がりとなりました。





ワラサ60cm×1

ハマチ45cm×1

真鯛32~47cm×2

ムシガレイ43cm×1

アコウ45cm×1

ガシラ25~42cm×3



早朝は何も反応がなく、どうなることかと思いましたが、何とか形にはなりました。

相変わらずヘタっクソで初歩的ミス連発ですが、ロッドが折れても心が折れなかったのが良かったのかな…


日々成長、前進あるのみ!

カヤックフィッシング最高!


にほんブログ村

GENTOS(ジェントス) リゲル951H

出艇準備の必需品であることをカヤックフィッシング2年目にしてやっと気付きました。安くてカッコいい!



あなたにおススメの記事
関連記事