娘とカヤック その四 ~ 恵みの海 ~
鹿と言えば、娘との夏の思い出のめじるし。
少し経ってしまいましたが、良き思い出の一節を。
ひとまわり大きくなった背中。
それでも、まだ釣りに行きたいと言ってくれることが、ただただ嬉しいですね。
タイラバなら、と思いましたが、なかなかヒットに持ち込めません。
ジギングの父もぱっとせず。
黙々と巻く娘の竿が、ついに。
正体はこの子。
でも、娘には嬉しい。
釣れてくれてありがとう!
ゆったり漕いで、この速度。
あの向こうまで行けるのでは、と思わせる速さです。
ここまでアコウは何度か海へ返しましたが、
綺麗な姿なので、残しておくことに。
釣れなくてふてくされていたのも、昔のこと。
たたずまいに成長を感じます。
途中、良いのが掛かるも、惜しくもフックアウト。
かいな力がないので、巻き合わせになっていないのかも。
その後、リールのトラブルでラインブレイク。
おだやかな海なので、共同作業。
すぐに結束できました。
時を待つ。
昼に差し掛かり、再び少し上向いてきました。
父も良型ガシラ。
その後、何やらジャンプする魚を発見。
娘のテンションが上がります。
どうやらサゴシのようですが、今日初の貴重な青物の気配。
千載一遇の好機。
ここぞ、というところで当てて、
ドン!
よっしゃ乗った!
今日は根物ばかりだっただけに、新鮮な引きです。
サゴシにしてはえらい引くな、と思ったら・・・
嬉しいことに、サゴシではなく、立派なサワラでした。
なんてったって、太い!
最後に父にもプレゼント。
いつも神様最高!
その後、根魚の地合が来て、娘もここぞとかため釣り。
最後は洞窟探検。
カヤックより少しだけ広い岩肌を縫い、潮に導かれるまま行くと
もうひとつの世界が現れました
浜へ戻っても、
もう小さなフネにすっかり魅せられているようです
かなり渋い状況でしたが、
なんとか娘にも満足がいくように、釣らせることができました。
青いのは70に足りませんが、この体高、きらめき、サゴシとは別の魚の風情じゃないですか?
二人で波に揺られて、つづられる記憶は、
おかの上とは、ずっと別でした。
カヤックフィッシング最高!
にほんブログ村
関連記事