2014年07月30日
カヤックフラッグ製作 ~ 想定外への備え ~ 天下をとれ ~
カヤックフラッグ・・・それは雑種艇であり交通弱者であるカヤックが危険を回避するための必須アイテム、ですよね。
気づいておられた方もおられたかも知れませんが、そんな大事な、大事な、フラッグを・・・私は今の今まで設置していませんでした。(汗)
とんでもない奴です。。
クリーン&セーフティ
マナーを尊ぶカヤック界において、非国民であるといっても過言ではありません。
・・・単にどこをどーやってつけたらいいかゼンゼン分からんかったためですが、
とってもうしろめたかったです!
全国の良識あるカヤッカーの皆様、ほんとうに申し訳ありません!
そして今までの悔恨の意味も込めて、、
どうせカヤックフラッグを掲げるならオリジナルで目立つものを、と思い立ちました。
著名カヤッカーの方々も、色々工夫して自作されたり、していますよね。
そこで目を付けたのが、旗指物
合戦時に武将がここぞとばかりに奇をてらう、ランドマーク。
俺はここにいる、俺と勝負するやつ、出てこいやーというしるしです。
調べてみるとなかなか色々な種類があり、面白い。
しかしデカくて取り回しが悪いせいか、カヤッカーでつけてる人、見たことない・・・。
ていうかキャスティング時に邪魔でしゃあないっしょ!

ある種・・大売出しの雰囲気すらただよう・・・高山右近 旗指物。
これを選んだのは高山右近が好き、というのもありますが、旗指物と言っても多種多様でありまして、家紋がバリバリだったり、風林火山状態だったりあまり武辺者色が出すぎてしまうのもいかがかなと思ったのと、ビビッドで船から視認しやすく、なおかつ私のテーマカラーである赤×白という理由からです。
最初普通のフラッグを探していたときは、イングランドとか、デンマークの旗にしようかなとも思ったのですが、あんまし面白くないな~と。
そして、もうひとつの理由。それは私の母方の先祖が戦国武将というルーツ。
・・・戦国武将といっても歴史の傍流となった明智光秀の家臣、というビミョーな位置で、歴史のはしっこにチラッと現れるに過ぎない人物(光栄の「信長の野望」シリーズでは戦国群雄伝のみかろうじて登場)なんですが。
なので、母方の一族の旗指物といってもとんと分かりません。というか、ずっと明治まで士族として生き残っていただけでも奇跡。
だからなぜ高山右近なの・・・という感じですが・・・
この私の先祖、なんとこの高山右近の一隊と戦い、討死している、みたいです。最近知りました
というわけで、そうした因縁もあるこの旗。
主君の明智氏の桔梗紋も考えましたが、カヤックにはちょっと・・・
これをきっかけに、カヤック界に旗指物ブームが到来。
とか、なるわけなし!(だって邪魔)
さて、竿の製作に取り掛かります。
用意したのは園芸用の支柱。ありきたりのとても安いものですが、伸縮式(ここ重要)で、ちょっと加工しつつ、うまくつなげば2m以上に。
というのも旗指物自体の高さが180センチ以上あり(でかすぎ)、竿もかなりの長尺物が必要なのです。
一本ものだとかさばりすぎるため、伸縮式がベスト。
そして、錆防止の観点から、アルミ製を購入。ただし鉄やグラスファイバーではないため、若干強度のほうが心配。

この旗指物、通常のフラッグとは違い、ちょっとやっかいなところが。
通常のフラッグだと竿とアタッチメントを自作すればいいのですが、旗指物の最大の特徴、「横棒」があります。
竿と直角に交わるこの横棒を支えるべく、ちょうどよい大きさの分岐点?を探し、
コンプレッサーのコネクターを流用することに行きつく。

これを見つけるためにホームセンターを1時間くらい探し回りました・・・
分岐と言っても塩ビ用の太いやつならよくあるんですが、こんな細い竿が通るコネクター、なかなかありません!
これがくしくも園芸用の支柱なんぞとバッチリハマる。引っ張っても抜けないくらいピッタリ(汗)

海上での視認性、バッチリ!
ていうか、むやみに目立ちすぎ・・・
本当はクーラーボックスにではなく艇に直接設置したかったのですが、なるべくソルトウォーター不可侵仕様になっている我が艇に穴はあけたくないので、、
くしくもダイワのライトトランクの取手のスキマに支柱がガッチリフィット。(というか抜けん)

≪必要経費≫
園芸用竿(菊用)×1 450円
コネクター×1 400円
合計 850円 也
竿の強度に若干の不安がありますが、しばらくはこれで行ってみようと思います。
天下を獲るのとは全く別の価値観の生き方を選んだ高山右近ですが、その孤高の生き方に学び、
私もひとりぼっちの海原での単騎駆け
天下統一を目指したいと思います!
気づいておられた方もおられたかも知れませんが、そんな大事な、大事な、フラッグを・・・私は今の今まで設置していませんでした。(汗)
とんでもない奴です。。
クリーン&セーフティ
マナーを尊ぶカヤック界において、非国民であるといっても過言ではありません。
・・・単にどこをどーやってつけたらいいかゼンゼン分からんかったためですが、
とってもうしろめたかったです!
全国の良識あるカヤッカーの皆様、ほんとうに申し訳ありません!
そして今までの悔恨の意味も込めて、、
どうせカヤックフラッグを掲げるならオリジナルで目立つものを、と思い立ちました。
著名カヤッカーの方々も、色々工夫して自作されたり、していますよね。
そこで目を付けたのが、旗指物
合戦時に武将がここぞとばかりに奇をてらう、ランドマーク。
俺はここにいる、俺と勝負するやつ、出てこいやーというしるしです。
調べてみるとなかなか色々な種類があり、面白い。
しかしデカくて取り回しが悪いせいか、カヤッカーでつけてる人、見たことない・・・。
ていうかキャスティング時に邪魔でしゃあないっしょ!
ある種・・大売出しの雰囲気すらただよう・・・高山右近 旗指物。
これを選んだのは高山右近が好き、というのもありますが、旗指物と言っても多種多様でありまして、家紋がバリバリだったり、風林火山状態だったりあまり武辺者色が出すぎてしまうのもいかがかなと思ったのと、ビビッドで船から視認しやすく、なおかつ私のテーマカラーである赤×白という理由からです。
最初普通のフラッグを探していたときは、イングランドとか、デンマークの旗にしようかなとも思ったのですが、あんまし面白くないな~と。
そして、もうひとつの理由。それは私の母方の先祖が戦国武将というルーツ。
・・・戦国武将といっても歴史の傍流となった明智光秀の家臣、というビミョーな位置で、歴史のはしっこにチラッと現れるに過ぎない人物(光栄の「信長の野望」シリーズでは戦国群雄伝のみかろうじて登場)なんですが。
なので、母方の一族の旗指物といってもとんと分かりません。というか、ずっと明治まで士族として生き残っていただけでも奇跡。
だからなぜ高山右近なの・・・という感じですが・・・
この私の先祖、なんとこの高山右近の一隊と戦い、討死している、みたいです。最近知りました
というわけで、そうした因縁もあるこの旗。
主君の明智氏の桔梗紋も考えましたが、カヤックにはちょっと・・・
これをきっかけに、カヤック界に旗指物ブームが到来。
とか、なるわけなし!(だって邪魔)
さて、竿の製作に取り掛かります。
用意したのは園芸用の支柱。ありきたりのとても安いものですが、伸縮式(ここ重要)で、ちょっと加工しつつ、うまくつなげば2m以上に。
というのも旗指物自体の高さが180センチ以上あり(でかすぎ)、竿もかなりの長尺物が必要なのです。
一本ものだとかさばりすぎるため、伸縮式がベスト。
そして、錆防止の観点から、アルミ製を購入。ただし鉄やグラスファイバーではないため、若干強度のほうが心配。
この旗指物、通常のフラッグとは違い、ちょっとやっかいなところが。
通常のフラッグだと竿とアタッチメントを自作すればいいのですが、旗指物の最大の特徴、「横棒」があります。
竿と直角に交わるこの横棒を支えるべく、ちょうどよい大きさの分岐点?を探し、
コンプレッサーのコネクターを流用することに行きつく。
これを見つけるためにホームセンターを1時間くらい探し回りました・・・
分岐と言っても塩ビ用の太いやつならよくあるんですが、こんな細い竿が通るコネクター、なかなかありません!
これがくしくも園芸用の支柱なんぞとバッチリハマる。引っ張っても抜けないくらいピッタリ(汗)
海上での視認性、バッチリ!
ていうか、むやみに目立ちすぎ・・・
本当はクーラーボックスにではなく艇に直接設置したかったのですが、なるべくソルトウォーター不可侵仕様になっている我が艇に穴はあけたくないので、、
くしくもダイワのライトトランクの取手のスキマに支柱がガッチリフィット。(というか抜けん)
≪必要経費≫
園芸用竿(菊用)×1 450円
コネクター×1 400円
合計 850円 也
竿の強度に若干の不安がありますが、しばらくはこれで行ってみようと思います。
天下を獲るのとは全く別の価値観の生き方を選んだ高山右近ですが、その孤高の生き方に学び、
私もひとりぼっちの海原での単騎駆け
天下統一を目指したいと思います!
2014年05月01日
マリブカヤックス プロ2タンデム
(注:写真に写っているのはいずれも私ではありません!)
家を新築したあと、名水マニア?の私は、地下水を求めて井戸掘りをした。
かつて名水の湧く神社に通って、ご飯を炊く水をタンクで持って帰っていた私。
しかし、結局新居では水が出なくて、泣く泣く返金に。
それが昨年の冬のこと。
↑
我が家の薪ストーブ ドブレ ヴィンテージ50
そのお金を元手に、前から買いたかったカヤックに手が届いた。
結論。水が出なくてよかった!
もちろんいちがいに比較できんけど、カヤックの方が一万倍おもろかった。
マリブカヤックス プロ2タンデム。
偶然、安くで手に入れられたカヤック。ショップの方に申し訳ない気持ちです。…そして少し、後ろめたさも。
なんか…すいません。。
でも、なんでかハッチがないマニアックなスタンダードタイプだった。
でも、浸水が怖いカヤックにとって、ハッチがないのは考えようによっては少しメリットらしい。
たしかに、一旦海に出れば、手狭なカヤック。足先のものをとるのも一苦労やし。
あってもハッチはなかなか使う機会がないものと聞いた通り。
タフに使いまくって、使い方が見えてきたら艤装していく予定です。
子どもも一緒に遊べるタンデムタイプ。
しかしまだ子どもを乗せたことはない・・・
そして、こうして車の上にカヤックが乗っている姿を見ると、なぜかなつかしい。
というのも、実は私は元ウインドサーファー。
大学時代、こんな感じでボードを何枚もてんこもりに車載して、日本各地に遠征してました。
だから車載もばっちり。
そういえば、当時、めちゃくちゃ危ないけど、積みが甘くて高速道路にボード落としてるやつもいたんすよー
車載は一歩間違うと、こわいっす“
ウインド歴を活かし、練習必須といわれるカヤックの再乗艇も一発で成功。
だって、沈が当たり前のウインド時代に死ぬほどやったから。暴風、隣の人が見えないくらいのうねりの中でずっとやってたし、そらーわけないハズ。過信はこわいけど…
日差しがジリジリ熱い時は、釣りの合間に自ら海に飛び込んで再乗艇、という荒技も可能。(注:マネしないでください!)
ウインドやってたので、海は怖いけど、大好きです。
白波みると武者震いするとか。
20m以上吹くと、風のなかの自分は暴力の中を進むようです。
人間なんて自然の前ではちっぽけな存在。ぶっとばされまくり。
でもその無力感がなぜか気持ちいい。サーフィンもそういうとこありますね。
(もちろんカヤックでは、4m以上は出ないようにしてます!)
でも、ウインドでは酔ったことない自分なのに、カヤックではうねりが強いと酔うんです。またまた発見。