2014年06月19日
Attack on the “シラスナブラ”要塞 リベンジKF 5th ~夢~
先週攻略できなかったシラスナブラ要塞。
ちまたでもデススターなみに難攻不落と言われており、攻略には手が尽くされているものの、ベイトが超微細な魚、チリメンジャコということもあり、明確な一手がない状況。らしい。
私なんぞが攻略できるはずもなし。指をくわえてみているのが関の山であろう。
しかし、やれることはやってみたい。
色々調べたところ、ちょうど私が持っているルアーの中では、ワインド用のマナティーが使えそう。
だが、私はワインダーという訳では毛頭なく、マナティーはルアーをまとめ買いした際に偶然手に入れたもの。
もとより小生、おかっぱりのルアーフィッシングすら経験がなく、使い方はマッタクわからない、という体たらく。
(誰か教えてください)

オンスタックル・マナティー(フックがサビサビ・・・)
シラスの100倍くらいでかいが、いちおう半透明だし・・・遠目だとシラスに見えなくもない?
混戦模様のナブラにとりあえずぶつけてみて、バーゲン品を争奪する幻惑されたおばちゃんよろしく、なんかようわからんうちにふんづかんでしまうイメージで、表面を速引きしてみようと思う。
よし、やってみよう。
5時出艇。
この日も先週ほどではないものの、ナブラが各所に発生。予想通り。
リベンジスタート。
「ほーい、特価品だよー」と幻惑おばちゃんハマチ群にマナティーを撃ち込んでみる。
パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
(あきらめず)パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
はい、反応なし!
やはり、狂騒状態でもしっかり目的のものはみすえていらっしゃる御様子。。
あかん・・・
何度やっても結果は同じ。
そして早速万策尽きた。私。他の魚へ。
しかし先週とは違い、ウネリが半端ない。
もともとウインドサーフィン時代にウネリには鍛えられているはずだが、カヤックでは勝手が違うみたいで、だんだん気持ち悪くなっていった。。

気持ち悪すぎて釣りにも集中できず、魚はというと・・・カブラスキー・ミニレンコ氏のみ。
幼少のみぎり、かわいそうなので、母なる海に帰ってもらいます。

どんどん気持ち悪くなる。しかしそれでもかまわずどんどん沖に出て、粘る私。
トコトン気持ち悪くなってきたので、耐え切れず、カヤック上で昼寝してしのぐ。
しばらくしたら、回復してきたので、寝ながらタイラバという横着な釣法に移行。
しかしそんなに横着だと、当然魚も来てくれるはずもなく、うねりで自動的にいろんなポイントに落とせているはずなのに、ノーバイト。
時間がどんどん過ぎていきます。
この時点で正午。
妻と約束した帰還時刻だが・・・このままでは帰れん・・・と延長戦へ。
すると・・・風向きが変わって、巨大なアレがどんどこ近づいてきた。
漠然とした期待を胸に、ジグやカブラを手当たり次第に落としていく。
風が強いので、いちいち漕ぎ戻るのも大変。
何度かアレの付近をうろちょろしながら落としていくと、いきなりドカンと当たり。一気に竿がお辞儀する。
同時にジャーーーーとドラグが鳴る。←これがドラグが鳴るということか、と後に知っただけ。
間違いなく今まで自分が掛けた中で一番デカい。
おっしゃ!この時のために今までがあった! ←漕ぎまくって探りまっくた後のKF特有の高揚感、ありますよね?
・・・と思ったけど、体が疲れていたせいか、早く釣り上げたいしドラグを締めてゴリ巻きしよう、とズボラな気持ちがむくむくと出てきてしまう。。
力勝負に出たら、案の定「プツン」
あーー
最後のチャレンジ、強制終了。
良く見てみたら、リーダーがガサガサ。知らんうちにサゴシにひっかけられていたみたい。
よく見ると、それまで使っていた他のカブラのヘッドもガシガシ。

ヒットしたのも、やっぱりサゴシ?それとも・・・ドラグ鳴らすほどのエソもいるまい。。
一番残念なパターンとしては、
サゴシに猫パンチされる ⇒ リーダーだんだん傷つき、次第にグロッキーに ⇒ 狙っていた待望の大物がかかる ⇒ サゴシダメージの蓄積によりワンパンノックアウト
だったかも。
幻の大物は ~夢~ に終わりました・・・
アタリは竿を叩くような鯛系アタリだったので、マダイだったかも・・・などと妄想はふくらみます
サゴシでも釣れたら嬉しいけど、全く釣れもしないのに、あちこち傷だらけにするなんて、許せん!タダ食いされている気分です。
そして人生初のルアーロスト。
これがサゴシの洗礼か。
これからはリーダーチェック怠らんようにしよー
釣果の方は帰国いただいたミニレンコ氏がいたので、完全マルハゲではないものの、立派なプチボーズ。
しかし何時間もアタリすらないと、さすがに辛い。
時期的なものもあるかもしれないけど、カヤックフィッシングの難しさを思い知らされました。
リベンジを試みたシラスナブラ要塞も攻略できなかったし、、青物には特に縁がありません。
次が心配になってきました・・・
いやーな気分で帰るしかないが、、途中から次回いつ行けるだろう・・・と考えている自分を発見。
帰宅。ごめん、今日はあかんかったわーw
自分で考えながら、探して、苦労しながら獲物を得る。家族とともに喜ぶ。
教訓を得て、また前に進む。神様がくれた、人間の喜び。
かけがえなし!!

オンスタックルデザイン タチウオワインドセット(2014年仕様)
タチウオ用ですが、カヤックフィッシャーがお世話になることも。私はまだ使いこなせないッスが、使う人が使えば・・・シラスナブラ対策に、決めの一手となるか。
ちまたでもデススターなみに難攻不落と言われており、攻略には手が尽くされているものの、ベイトが超微細な魚、チリメンジャコということもあり、明確な一手がない状況。らしい。
私なんぞが攻略できるはずもなし。指をくわえてみているのが関の山であろう。
しかし、やれることはやってみたい。
色々調べたところ、ちょうど私が持っているルアーの中では、ワインド用のマナティーが使えそう。
だが、私はワインダーという訳では毛頭なく、マナティーはルアーをまとめ買いした際に偶然手に入れたもの。
もとより小生、おかっぱりのルアーフィッシングすら経験がなく、使い方はマッタクわからない、という体たらく。
(誰か教えてください)
オンスタックル・マナティー(フックがサビサビ・・・)
シラスの100倍くらいでかいが、いちおう半透明だし・・・遠目だとシラスに見えなくもない?
混戦模様のナブラにとりあえずぶつけてみて、バーゲン品を争奪する幻惑されたおばちゃんよろしく、なんかようわからんうちにふんづかんでしまうイメージで、表面を速引きしてみようと思う。
よし、やってみよう。
5時出艇。
この日も先週ほどではないものの、ナブラが各所に発生。予想通り。
リベンジスタート。
「ほーい、特価品だよー」と幻惑おばちゃんハマチ群にマナティーを撃ち込んでみる。
パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
(あきらめず)パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
はい、反応なし!
やはり、狂騒状態でもしっかり目的のものはみすえていらっしゃる御様子。。
あかん・・・
何度やっても結果は同じ。
そして早速万策尽きた。私。他の魚へ。
しかし先週とは違い、ウネリが半端ない。
もともとウインドサーフィン時代にウネリには鍛えられているはずだが、カヤックでは勝手が違うみたいで、だんだん気持ち悪くなっていった。。
気持ち悪すぎて釣りにも集中できず、魚はというと・・・カブラスキー・ミニレンコ氏のみ。
幼少のみぎり、かわいそうなので、母なる海に帰ってもらいます。
どんどん気持ち悪くなる。しかしそれでもかまわずどんどん沖に出て、粘る私。
トコトン気持ち悪くなってきたので、耐え切れず、カヤック上で昼寝してしのぐ。
しばらくしたら、回復してきたので、寝ながらタイラバという横着な釣法に移行。
しかしそんなに横着だと、当然魚も来てくれるはずもなく、うねりで自動的にいろんなポイントに落とせているはずなのに、ノーバイト。
時間がどんどん過ぎていきます。
この時点で正午。
妻と約束した帰還時刻だが・・・このままでは帰れん・・・と延長戦へ。
すると・・・風向きが変わって、巨大なアレがどんどこ近づいてきた。
漠然とした期待を胸に、ジグやカブラを手当たり次第に落としていく。
風が強いので、いちいち漕ぎ戻るのも大変。
何度かアレの付近をうろちょろしながら落としていくと、いきなりドカンと当たり。一気に竿がお辞儀する。
同時にジャーーーーとドラグが鳴る。←これがドラグが鳴るということか、と後に知っただけ。
間違いなく今まで自分が掛けた中で一番デカい。
おっしゃ!この時のために今までがあった! ←漕ぎまくって探りまっくた後のKF特有の高揚感、ありますよね?
・・・と思ったけど、体が疲れていたせいか、早く釣り上げたいしドラグを締めてゴリ巻きしよう、とズボラな気持ちがむくむくと出てきてしまう。。
力勝負に出たら、案の定「プツン」
あーー
最後のチャレンジ、強制終了。
良く見てみたら、リーダーがガサガサ。知らんうちにサゴシにひっかけられていたみたい。
よく見ると、それまで使っていた他のカブラのヘッドもガシガシ。
ヒットしたのも、やっぱりサゴシ?それとも・・・ドラグ鳴らすほどのエソもいるまい。。
一番残念なパターンとしては、
サゴシに猫パンチされる ⇒ リーダーだんだん傷つき、次第にグロッキーに ⇒ 狙っていた待望の大物がかかる ⇒ サゴシダメージの蓄積によりワンパンノックアウト
だったかも。
幻の大物は ~夢~ に終わりました・・・
アタリは竿を叩くような鯛系アタリだったので、マダイだったかも・・・などと妄想はふくらみます
サゴシでも釣れたら嬉しいけど、全く釣れもしないのに、あちこち傷だらけにするなんて、許せん!タダ食いされている気分です。
そして人生初のルアーロスト。
これがサゴシの洗礼か。
これからはリーダーチェック怠らんようにしよー
釣果の方は帰国いただいたミニレンコ氏がいたので、完全マルハゲではないものの、立派なプチボーズ。
しかし何時間もアタリすらないと、さすがに辛い。
時期的なものもあるかもしれないけど、カヤックフィッシングの難しさを思い知らされました。
リベンジを試みたシラスナブラ要塞も攻略できなかったし、、青物には特に縁がありません。
次が心配になってきました・・・
いやーな気分で帰るしかないが、、途中から次回いつ行けるだろう・・・と考えている自分を発見。
帰宅。ごめん、今日はあかんかったわーw
自分で考えながら、探して、苦労しながら獲物を得る。家族とともに喜ぶ。
教訓を得て、また前に進む。神様がくれた、人間の喜び。
かけがえなし!!

オンスタックルデザイン タチウオワインドセット(2014年仕様)
タチウオ用ですが、カヤックフィッシャーがお世話になることも。私はまだ使いこなせないッスが、使う人が使えば・・・シラスナブラ対策に、決めの一手となるか。
2014年06月09日
ナブラ撃ちKF 4th ~レベルアップ~
今日は現地に4時着。

今回の場所、着いてみると、どうやら有名出艇ポイントだったらしく、平日にもかかわらず、まだ薄暗い中でゴムボの方2人がバリバリ準備中です。
すげーみんな重装備です。きっと釣りも、うまいんだろーなー。
そういう方々からすれば、サッカージャージで起き抜けの風情、明らか素人、ダサダサな私。
・・・おもはゆい気持ちで、そばで準備に取り掛かります。
皆んな忙しそうだし、こんな何の情報も持ってないシロートが話しかけたら迷惑だろーけど、
出艇時に人に会うのははじめてなので、空気を読まずここはあえてウキウキ話しかけます。
これこそ自分らしい。
ゴムボの方、どうやらこの場所は初めてみたい。青物祭りの囃子の音を聞いてやってきた、とのこと。
でももう5月で終わったってさっき聞いたんですけどね・・・とポツリ。
(私)・・・はい。。
それにしても全員、私が一番うらやましい「魚群探知機」をお持ち。
私がうらやましそうに見ていると、ある人は「やっぱり等高線が出るやつでないとダメ」とか、他の方は「魚がいることが分かってもその場所で艇を止められないし、ぜんぜん使いこなせてない」などと本当に謙虚な方々。。
うらやましいけど・・・ダメダメ、まだまだ私には早い。
ついこないだまで、ハイジャコしか釣ったことなかったんやろ、お前。と言い聞かせる。
豚に真珠っすわー
だから今は・・・そう、私が探知機です。
ゴムボの方、GPSで沖のポイントを目指し、タイを狙う、とのことで、また沖で会いましょう、となった。
さっそく当初の決心をひるがえし、コバンザメ決定。
日が昇り始め、スパートかけて準備をするも、私だけカヤック。へたとはいえ準備だけは早い。
⇒⇒お先に出艇⇒⇒
でも、すぐに2馬力ゴムボ、静かな海にボーッとうなりを上げて追いかけてくる。
ステルス性で勝負するカヤックとは、マッタク違うコンセプトの釣りなんだろうなー。
そして、思ったほどではないが、カヤックより早い。どんどん追いすがる。
まくられる。うわー
遠ざかる・・・・
だんだんと小さくなる・・・
そして・・・静寂がおとずれた。。
そのとき・・・
右手の方で、
ばっ、ばっ、バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ・・・
なんじゃこりゃー。
これが?ナブラ?人生初体験。。
さっそくコバンザメ戦法を撤回し、方向転換。裏切り者。
というか・・・ゴムボについていけるわけないもん、と言い訳する。
そしてゴムボ。あのエンジン音の中では、このナブラは気づけまい・・・
ゴムボの方に、真っ先に敵に遭遇した足軽の気持ちで、「わーいこっちだよーー」と言いたくて、追いかけようとしたけど、やっぱ到底無理。
カヤックだから、気づいたナブラ・・・
期せずして、まさに、カヤック・エグゼクティブ・タイム開始。。
静かにパドリングし、ナブラに近づく。全然逃げない。
すげー。ハマチや。ものすごい数がカヤックの横をかけぬけていく。
そして私、わたわたとピンテールチューンを皮切りに大小ありとあらゆるジグを投げまくる。
が、・・・何も食わない。
よーく水面下を見ると、ジグにふらっと近づいて、さっと無視していくのが見える・・・くやしーーー
それなら底のやる気のあるやつらを、と思ってジグをしゃくるも、反応なし!!
はやくも打つ手なし!
これがいわゆる「シラスナブラ」というやつかーー
その後も、ほぼ昼前まで数時間にわたり、、
あちらこちらでナブラが立ちまくり、そのたびに追いかけまくるも、結果は同じで、
最終的には、目の毒とあいなり申した。
ということで、気を取りなおして岩場近くを攻めてみることに。
しかし、岩場とはいえナブラからそんなに離れておらず、目の端っこにナブラが映り、気が散る。
海況はベタ凪。
だからこそナブラがなおさら目立つわけだが、潮もめちゃめちゃ効いている。風もないのに変な方向にカヤックがどんどん流される。こんなこと今までにない。きっといい感じ。
ジグを落としていくと、着底からの巻き上げ直後に、ガツン!

ウッカリカサゴ 35cm
ヒットジグ:ヒラジグラ80g マイワシ
その後も、カサゴ連発。
タイラバを落としていくと、再びガツン。
ところが最初こそ巻けたものの、途中からマッタク巻けなくなる。重っ。あれ?根ガカリか?それとも、大物?

ピクリともしないので、どうやら根ガカリ。カヤックを回しながらラインを手で引っ張る。
グイグイやっていると、スポッと抜けた。ふうー
幸いタイラバはロストしていなかったようで、回収モードに。ルアーは高いからなー
すると?ん?まだ引く。魚がまだついてた!

カサゴとしてはかなりの良型。 ウッカリカサゴ 38cm(カサゴだと30cm位にしかならないみたい。大型はウッカリの可能性大かも。斑点の輪郭で区別可)
ヒットカブラ:ベイラバー80g
流れを自分なりに解読してみると、どうやら、
ヒット ⇒ 一気に根に潜る ⇒ カチカチにロックされる ⇒ 全然巻けなくなる ⇒ 力づくで引っ張り出される ⇒ 巻けるようになる ⇒ 御用
だったみたい。(違います?)
その後も岩場の周囲を探っていくと・・・

ナメラ(アオハタ) 42cm
若狭名物。最初はかなり引くけど、あとは重いだけ。典型的な底物。

アオハタの大型は、縞が薄くなるのか?こいつもかろうじてシマシマが確認できる程度。
ハタ系ってなんか、みためかっこいいっスね。
この時点で、9時
その後、潮止まり。
そのあとは色々他のポイントを探ってみるも、何をやってもマッタク反応なしで、午後を前に帰還となりました。
浜に戻ってくるとゴムボ隊の一人の方が様子見に戻ってきた。「釣れた?」との問いに、
(私)はい。なんとか。根魚ばっかりですけど。。そういえば出てからすぐに北側の方でナブラがめちゃ立ってましたよ
そうなん?気づかんかった。こっちは、全然や・・・
とのこと。そして、さっそうと再び沖へ戻って行かれました。
カヤックの私にはそんなこと、できません!!

アオハタ 42cm、ウッカリカサゴ 38cm、35cm、30cm
(メジャーは親切な工事現場のおっちゃんが持っててくれました。専用メジャーはよ欲しい)
今回地合いは短時間だったけど、テンポよく釣れて、自分にしては上出来。
少しレベルアップしたかな・・・・
最初はナブラに振り回された感はあるけど、いつか沖のポイントも攻めてみよう、と決意。
今回の場所、着いてみると、どうやら有名出艇ポイントだったらしく、平日にもかかわらず、まだ薄暗い中でゴムボの方2人がバリバリ準備中です。
すげーみんな重装備です。きっと釣りも、うまいんだろーなー。
そういう方々からすれば、サッカージャージで起き抜けの風情、明らか素人、ダサダサな私。
・・・おもはゆい気持ちで、そばで準備に取り掛かります。
皆んな忙しそうだし、こんな何の情報も持ってないシロートが話しかけたら迷惑だろーけど、
出艇時に人に会うのははじめてなので、空気を読まずここはあえてウキウキ話しかけます。
これこそ自分らしい。
ゴムボの方、どうやらこの場所は初めてみたい。青物祭りの囃子の音を聞いてやってきた、とのこと。
でももう5月で終わったってさっき聞いたんですけどね・・・とポツリ。
(私)・・・はい。。
それにしても全員、私が一番うらやましい「魚群探知機」をお持ち。
私がうらやましそうに見ていると、ある人は「やっぱり等高線が出るやつでないとダメ」とか、他の方は「魚がいることが分かってもその場所で艇を止められないし、ぜんぜん使いこなせてない」などと本当に謙虚な方々。。
うらやましいけど・・・ダメダメ、まだまだ私には早い。
ついこないだまで、ハイジャコしか釣ったことなかったんやろ、お前。と言い聞かせる。
豚に真珠っすわー
だから今は・・・そう、私が探知機です。
ゴムボの方、GPSで沖のポイントを目指し、タイを狙う、とのことで、また沖で会いましょう、となった。
さっそく当初の決心をひるがえし、コバンザメ決定。
日が昇り始め、スパートかけて準備をするも、私だけカヤック。へたとはいえ準備だけは早い。
⇒⇒お先に出艇⇒⇒
でも、すぐに2馬力ゴムボ、静かな海にボーッとうなりを上げて追いかけてくる。
ステルス性で勝負するカヤックとは、マッタク違うコンセプトの釣りなんだろうなー。
そして、思ったほどではないが、カヤックより早い。どんどん追いすがる。
まくられる。うわー
遠ざかる・・・・
だんだんと小さくなる・・・
そして・・・静寂がおとずれた。。
そのとき・・・
右手の方で、
ばっ、ばっ、バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ・・・
なんじゃこりゃー。
これが?ナブラ?人生初体験。。
さっそくコバンザメ戦法を撤回し、方向転換。裏切り者。
というか・・・ゴムボについていけるわけないもん、と言い訳する。
そしてゴムボ。あのエンジン音の中では、このナブラは気づけまい・・・
ゴムボの方に、真っ先に敵に遭遇した足軽の気持ちで、「わーいこっちだよーー」と言いたくて、追いかけようとしたけど、やっぱ到底無理。
カヤックだから、気づいたナブラ・・・
期せずして、まさに、カヤック・エグゼクティブ・タイム開始。。
静かにパドリングし、ナブラに近づく。全然逃げない。
すげー。ハマチや。ものすごい数がカヤックの横をかけぬけていく。
そして私、わたわたとピンテールチューンを皮切りに大小ありとあらゆるジグを投げまくる。
が、・・・何も食わない。
よーく水面下を見ると、ジグにふらっと近づいて、さっと無視していくのが見える・・・くやしーーー
それなら底のやる気のあるやつらを、と思ってジグをしゃくるも、反応なし!!
はやくも打つ手なし!
これがいわゆる「シラスナブラ」というやつかーー
その後も、ほぼ昼前まで数時間にわたり、、
あちらこちらでナブラが立ちまくり、そのたびに追いかけまくるも、結果は同じで、
最終的には、目の毒とあいなり申した。
ということで、気を取りなおして岩場近くを攻めてみることに。
しかし、岩場とはいえナブラからそんなに離れておらず、目の端っこにナブラが映り、気が散る。
海況はベタ凪。
だからこそナブラがなおさら目立つわけだが、潮もめちゃめちゃ効いている。風もないのに変な方向にカヤックがどんどん流される。こんなこと今までにない。きっといい感じ。
ジグを落としていくと、着底からの巻き上げ直後に、ガツン!
ウッカリカサゴ 35cm
ヒットジグ:ヒラジグラ80g マイワシ
その後も、カサゴ連発。
タイラバを落としていくと、再びガツン。
ところが最初こそ巻けたものの、途中からマッタク巻けなくなる。重っ。あれ?根ガカリか?それとも、大物?
ピクリともしないので、どうやら根ガカリ。カヤックを回しながらラインを手で引っ張る。
グイグイやっていると、スポッと抜けた。ふうー
幸いタイラバはロストしていなかったようで、回収モードに。ルアーは高いからなー
すると?ん?まだ引く。魚がまだついてた!
カサゴとしてはかなりの良型。 ウッカリカサゴ 38cm(カサゴだと30cm位にしかならないみたい。大型はウッカリの可能性大かも。斑点の輪郭で区別可)
ヒットカブラ:ベイラバー80g
流れを自分なりに解読してみると、どうやら、
ヒット ⇒ 一気に根に潜る ⇒ カチカチにロックされる ⇒ 全然巻けなくなる ⇒ 力づくで引っ張り出される ⇒ 巻けるようになる ⇒ 御用
だったみたい。(違います?)
その後も岩場の周囲を探っていくと・・・
ナメラ(アオハタ) 42cm
若狭名物。最初はかなり引くけど、あとは重いだけ。典型的な底物。
アオハタの大型は、縞が薄くなるのか?こいつもかろうじてシマシマが確認できる程度。
ハタ系ってなんか、みためかっこいいっスね。
この時点で、9時
その後、潮止まり。
そのあとは色々他のポイントを探ってみるも、何をやってもマッタク反応なしで、午後を前に帰還となりました。
浜に戻ってくるとゴムボ隊の一人の方が様子見に戻ってきた。「釣れた?」との問いに、
(私)はい。なんとか。根魚ばっかりですけど。。そういえば出てからすぐに北側の方でナブラがめちゃ立ってましたよ
そうなん?気づかんかった。こっちは、全然や・・・
とのこと。そして、さっそうと再び沖へ戻って行かれました。
カヤックの私にはそんなこと、できません!!
アオハタ 42cm、ウッカリカサゴ 38cm、35cm、30cm
(メジャーは親切な工事現場のおっちゃんが持っててくれました。専用メジャーはよ欲しい)
今回地合いは短時間だったけど、テンポよく釣れて、自分にしては上出来。
少しレベルアップしたかな・・・・
最初はナブラに振り回された感はあるけど、いつか沖のポイントも攻めてみよう、と決意。