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Posted by naturum at

2016年03月27日

桜始開(さくらはじめてひらく)KF 4th 気高き青を ~つなぐ糸 ~

そう、去年はもう少し開いていたのです

同じ暦でありながら、つめたく、固く締まった蕾を、春がまだ割ることができないでいる今年、



またしても行ってまいりました。



今回は例のごとく春休み。子ども達の田舎への里帰りに合わせての釣行



そう言えば昨年の同じ時期、

桜鯛に華やいだ、そんな記憶もよぎりますが、




自ら開拓したこの場所から出撃するのは、約2年ぶりになります。

それ以来浮いてないのはなにゆえか。



それは、駐車場から波打ち際までが異常に遠い から。

そんな難所にもめげずに同行してくださるのは、お久しぶりのパパ3さん



なんと、本日またがるのは、新艇のスキマー128!



興味津々 だが・・・




さて、目を沖に転じて、

今回の狙いはメジロ、ブリ、ヒラマサ、そして、ノッコミ真鯛



随分欲張りな目標ですが、

現実的な観測だと、



メジロ:ノッコミ真鯛:ブリ:ヒラマサ=6:2:0.5:0.5

くらいの出現率かな~と



でも最近ジギングで青物を狙うのが楽しくて仕方ない私は



正直、食って旨いか、よりも、


まじりけのない青と、私をつなぐ糸の、

その気高き息遣いを、

体で感じたい、



そんな青物志向な心持ち。



というわけで、

今回も、気高き青、メインで狙っていきますよ!



が・・・ええ感じの反応はあるものの、なかなかヒットに持ち込めません。



しかも、予報では海快晴2~3メートル、GPV4メートルの、自分的にはギリな予報の中、

フタをあけてみると

午前中に関してはGPVに軍配。



なかなかの風があり、単発ブローで旗のはためくこと、はためくこと。

しかも潮もゴインゴイン!



そんなちょっと釣り難い状況のなか、後発のパパ3さんを待って、

やっと目的の岬の突端、水深60mまで出っ張ってまいりました。



そして、

あれ?って感じで、まずは回収時の事故的ヒットから始まる。



でも、内容はとにかく、一匹釣れると精神的にとても落ち着く。

前回のノーバイト煉獄の経験もあるだけにひと安心。



どうやら表層にはハマチが口をあけて待っているようです。

でも狙っているのはこれでは・・・。



意識高い系。

ジグに反応するだけの十分な活性もありそうですが・・・

一発目を食わせるまで、四苦八苦。



そして8時。まずは一本。



メジロ。

狙いものが釣れる、そんな妄想と現実がすりあわされた瞬間の

バチッとコンセントがつながるよーな感覚が、とっても嬉しい!



そして、苦心して2本目。



何故か先ほどと同じく、下あごにフックが掛かってる。

これは何を意味するのか?

ベイトが小さくて口を開いていない??

わからん・・・





パターンは見つけたものの、

どーやら、魚影の濃いところを辿りつつ

しかも毎回目先を変えてやって、群れのうち一番元気のいいのだけを引っ張り出す釣りな感じの、

体育会系ジギング。



雰囲気的にはもっと簡単に釣れてもおかしくないのに、

みょーな感じです。



途中で出会うプレジャーも釣れておらず、

メジロのお腹もペッタンコやし、こんなに大軍でやってきてるわりには、ベイトは何?って感じで

そんなに活性そのものが高くないのかな~



3本目。

ハイピッチで筋肉痛になりながら頑張る私に、

文脈なき、ポツリポツリ。



ただ、潜在的に青物は相当入っているようで、その感覚はビンビンします。

大軍だけに、元気のいいやつだけの拾い釣りでも十分成立するのか。



4本目。



反応は相変わらずボトムだが、

昼に近づき、

どうやら食ってくる棚はだいぶ上がってきていたようで、

ボーットしてた自分がそのことにやっと気付けるまで、

ノーヒットの時間を過しただけのようであった




5本目。


ただ、表層を意識しすぎると、ハマチが。



放流。

魚をリリースするときって、

翼の折れた鶴を助けたヨヒョウと心が重なっていく、

そんな気がするのは私だけでしょうか。



6本目。

昼にさしかかり、今度は海快晴の予報にかたむき始め、

凪に。



潮が緩んで、

だんだんと魚の活性も上がってきました。



が、ふと帰りを待つ細君の顔が思い浮かんだので、

浅場に戻りつつ打っていきます。




放流。

だんだん小細工なしでも釣れる活性になってきました。

そしてヒットステージは再びボトムへ。



どうやら浅場はハマチ村。やはり群れの素性が違うようです。

と思ったら、ハマチ以上の引き。

ハマチのダブルなのか?



と思ったら、ギリメジロ。

浅場にもメジロがいた、と妙に喜ぶ。



ガッシー。なんか妙に新鮮な

が、クーラーは・・・



水際にはなびらを落とすようないろどりの、紅一点ガッシー。

活性は上がる一方で、これからの時間帯の方がむしろ楽しそうでしたが、

青物以外も釣れたので

沖上りとしました。



メジロ60~72cm×7

ハマチ×2

ハマチ×2(野に放つ)

ガシラ



ヒラマサ、マダイを出せなかったのは残念でしたが、



それ以上に残念だったのは、せっかくはるばる来ていただいたパパ3さん

夜勤明けの体調のせいか、船酔いで途中離脱になってしまい、

しかも私のガイドも悪いのもあいまって

存分に釣りを楽しんでもらえなかったってところでしょうか。。



まだまだ精進が足りません・・・

また、次回よろしくお願いします!!



ともあれ、



春を呼ぶ

まじりけのない、気高い青たちよ



カヤックフィッシング最高!


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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(12)青物

2016年03月22日

雀始巣(すずめはじめてすくう)KF 3rd 寒鰤 ~ 個性 ~

さて、あれから1っ週間。

いきなり元のペースに戻ってる、という話もありますが、、



今日は満月de大潮。

大自然のおりなす、スペクタクルな展開を期待して、

長い冬眠期間を経て改善した細君の心証にあやかり、

今日も海へとやってまいりました。




今日のテーマは「個性」

カヤックフィッシングも今年で3年目。レベルは低けれど、これまでだいたい一通りのことを経験した、ような気がする?

そんな私は、、


この趣味における自分の個性とはなんだろう、って感じるようになりました。

理屈抜きで楽しい!の上に乗っかってる、そんなオマケ的存在ではありますが、

自分の個性、強みというのをKFでも発見し、

さらに深く楽しんでいきたいなと考えております。


そんな思いを祈りに代えて、海へと。



おや?

予報に反して、意外にも結構風があります。

今回はGPVではなく、海快晴に軍配。

やっぱ基本は天気図であると知る





ただ、凪ではないとはいえ、許容範囲内。

慎重に沖へと進みます。





が・・・

予定的には爆釣で9時アガリだったハズなのに、

??なんか様子がおかしくないすか?





打てども打てども反応なく、

事前情報では、ノッコミ真鯛やら、メジロやらが釣れているとのお話でしたのに

絵にかいたような見込み違いで、



焦りと疲労ばかりの海の中を漕ぐ



(中略・・・)





そして、5時間後。

ノーフィッシュということで。。



それどころか、もっと私の心が折れたのは、

なんと、ここまでノーバイト・・・



ノーバイト、ノーばいとで11時ですよーー!

どうなんですか!これ!





それにしても、近年まれに見る渋さです

沖には も回っているという熱い話 もあったのに・・・





よく考えたら、一年目の同じ時期、大潮でヤラレタ経験がよみがえる。

もちろん、大潮だからって釣れるわけではないのは承知しているのですが、、



そもそも潮の織りなす変化にとぼしく、潮目もマッタクない。

ただただ大河のように一気に流れる潮なのであります



風と同方向に上潮も走ってますが、それ以上なのは底潮の力強さ。

バカッ速くて、底もとれんし、ジグがちゃんと動いてるのかすらアヤシイ。





どうやら、感覚的に魚はいるようなんですが、全く口を使ってきません。

ついに、カヤックフィッシング始めて以来の、

完全試合

が現実味を帯びる。





ていうか、この時点ではわたくし

心がポッキリと折れ、あまんじてボーズを受け入れてました。

そう、刑場に引かれていく罪人のように。



・・・これ、無効試合にしてくんないかな?(泪)




しかし、ただ一つ私を支える希望 は、

きっとこの潮の中、魚もこれほどまでに口を使ってこないってことは、

潮が緩んだら、ちっとは食い気が出てくるのでは?という、希望。



そう、焼け野原からスタートした日本人が、淡いけれど確信に満ちた希望を持ったみたいに。





そして、お決まりの残業時間 へ突入。

そして、12時過ぎにやっと・・・



長い沈黙を破って、ガッシーダブルス。

なんとかボーズ脱出。

根魚一匹釣れてこんなに嬉しかった のは久しぶりです。。



さて、目を転じると心なしか潮も緩んできたようで、

やっと潮目も見えるようになり、、



良型のアコウ。



が、ここからは再び沈黙 へ。





こんな心細いとき、人が求めるのは、、人の温かさだったり。



今日初めてお会いしたイエローのマリブX13座乗のカヤッカーさん



て言うか、こんなに人恋しかったのは久しぶり。

まさに、遭難した山で初めて会った人同士が、容易に意気投合するように(と私は思い込み)、

傷をなめあう二人。

このポイント、私は一年ぶりだったので、かなり色々教えていただきました。





さて、あとはなんとか恰好がつくように、ノッコミ真鯛あたりを、

贅沢は言わないので一枚でもいいから釣らせて、と思い、さらに残業 へ。





やっと出始めた潮目で、コウナゴらしきものを見つけたので、

粘ります。



ところで、体力勝負で一日中漕いでいるキャラ 感のある私。

最近再認識したのですが、



釣りは今魚がいる場所を探すだけではなく、

魚の寄る要素のある場所で、じっくり時を待つ のもまた、釣り。



せっかちな私こそ、ぜひこれをやりたい。

時間帯さえ合えば、何かが起こると信じて。



ていうか、今日はコウナゴの反応はあってもガン無視され過ぎて、

もう信じれない心を無理に叩き起こして、

私は、ジグを懲りずに何度も何度も翻すのであった。









すると・・・諦めずにシャクっているジグに

何かがかすめる水流の動きを感じた、その直後、



ドン!



マジか!?





最初は、パターンから真鯛と信じて疑わなかったのですが、やたら走る。

ひょっとしてメジロ?



が・・・途中からエゲツナイ引きに変化。

ドラグが唸りを上げる!



これ、ひょっとして かも?

と思いながら、格闘5分。



あっけなく・・・

猛ダッシュで、リーダーがプッツリ。



がーん

やっぱりそんなに甘くないよね~

でも・・・こんなに魚に無視された一日なのに、リーダーだけは傷付いてたって、納得いかないねえ・・・(怒



が、これであきらめてはイカン!

まだ群れは直下にいる。

と、ジグにリーダー直結して、猛然と次弾を投下。。



すると、直ぐに再び乗った!

オッシャー!



が、さっきのと比べると少しパワーダウン。

サイズダウンなのか・・・?

メジロでもいいや~と思いながらやり取りしていると、

今まで釣られていることに気づいていなかったのか、猛烈に引き始めた。

唸るドラグ。

今度も間違いなく、鰤ッス!(訂正)


ラインがキリキリと弦のような音を立てて、

もー腕パンパン。



竿、大丈夫なのか?と不安がよぎるほどの突っ込み幾度も経て、



そして、、やっとリーダーが見えても、何度も何度もドラグを唸らせて潜る潜る。

こっからが意外に長かった。

そして、ついに御用。



でけー!ふてぇー!

11月のブリ(もどき)じゃなくて、これは本物の鰤や!

感無量・・・



久しぶりに涙の出た、渾身の一本に、燃える闘魂アントン的 ドヤ顔。



マリブX13のカヤッカーさん、不躾な申し出に快く応じてくださり、

この場をお借りしまして、感謝の意を伝えさせていただきます!

ありがとうございました!



そして、

ダイワのライトトランクからはみ出した大きな尾びれを背負って、

沖上がりとなりました。



88cm、7.5kg



我慢して我慢して、最後の最後の大逆転。

まさに、スポコン漫画のような展開。

マグレにしても、できすぎで、、神の存在を間近に感じました。。



まさに寒鰤。脂の乗り方がハンパなく、臭みも皆無。

味はトロに近く、

普段魚をそんなに好きではない細君の箸も進んでおりました。






今日得たもの。

最後まで、諦めない心。



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バスデイ ナゴメタル オオナゴ

今回のヒットジグ。ヒラジグラと共に私の一年の大半の魚を連れてきてくれる、孝行な兄弟のうち、弟分である。

  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(16)ブリ

2016年03月17日

菜虫化蝶(なむしちょうとなる)KF 2nd ~ 上昇 ~



2か月ぶりにやってきました。

なにげにカヤックフィッシング始めて以来の長期ブランク



わたくし家族も多く、共働きで家事も応分

このとこ忙しすぎて、というか、それまでは無理しても海に行ってただけなんですが、



けして無理はしない今年だ

まだまだ、まとう空気は冬。

久しぶりすぎて、色んな忘れ物 をしてしまい、それでぜんたいてきに画質も悪いわけですけれども



忘れ物の多さに若干テンション めで岸を離れます。

ところで冬期の必需品であるバウンダリーシューズまで忘れた私は、足がKEENて冷 たすぎるで!

でも全て、良し!


久しぶりすぎて、パドリングしてるだけで、声が出るくらいウキウキ としてますから!



さて、いでたちはドライスーツですが、気温は朝でも10度以上はありそう。

ここ最近で一番の陽気の中を進みます。



やっぱ海、ええわ~



今日はパドリングが気持ちいい(と何度も思ふ)。

それは気分が背中を押すだけではない



カヤックフィッシングも3年目。

やっとまっとうなカヤックフィッシング用のライフジャケットを購入しました!



今までウェイクボード用のを流用していましたが、

カタコリの原因 はこれだったのか!



ってぐらい、肩に羽根生え
 マリオ跳ぶ


超久しぶりの、ポイントまでが滅法長い、この場所でも

今日なら楽しむことができます。



さて、上昇 る気温とは逆に、海水温は相当冷たい・・・

どうやらここ数日でも1℃以上下がったよう。

釣りの方はかなり厳しい戦いが予想されます。



今日はボウズかな、と思ってましたが、

青物発見

てっきりツバスかなと思ったけど、ハマチ

しかし・・・釣った、ではなく、私によくある見つけただけ、状態。



しかもね・・・この食ってくるパターンは嫌な予感。

ぬぬぬぬ

そして、なぜか次はワラサの風情を感じさせる引き。



と思ったらメガマック的な。

二人で引いてたワッショイ


しかし、なんかオカシイ・・・

このダブルが来たときは、クーラー一杯のハマチを想像したんですけれども

やっぱりパターンにハメて釣れる感がなく、



地合いが去ったのか、後は全く音沙汰なし。

近くにいたプレジャーも散開していく



感覚として、青物はかなり数は居るはずなのに、魚探にも映らないし

映っても、なんか微妙なしゃらくさい位置取りで、

これは食わんで的な・・・



食わせられない、ツンツンした魚がたくさんいる雰囲気っていいうのでしょうか

底に張り付いてる、上に張り付いてる?

私のジギングの腕ではなんとも・・・



だからってトップにも出てこないし!



そう言えば釣れたハマチも全然跳ねないし、

陽気のかけぬける海の中は冷蔵庫なのかも



そして、、帰り、

昼間に少しだけ潮が動いて、

今回初のコウナゴパターンで。



メバルジギング。欲を言ってしまうけど尺だったらもっと嬉しかったんだ

このコウナゴパターンがしっかり効いてくるとバシバシ釣れそうなんですが、今日はほとんど通用しませんでした。



メバル再現と思ったらガッシー

コウナゴもあんまりいないよう



途中、大きなベイトのカタマリが現れたり、

鳥山ができたり、

で、釣れてないんですけれども

春を予感させる一日
でした。




そして、釣れなくても、

やっぱ カヤックフィッシングおもろすぎるわ

と再確認





+ええ運動 にもなったことは間違いないっす


この陽気が海の奥にまで届く日は近い?


カヤックフィッシング最高!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(12)青物
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プロフィール
うじのぐっさん
うじのぐっさん
元ウインドサーファー
カヤック&釣り歴3年。
2015年からデスペラードに乗り換え、新たな境地へ。
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