2015年11月20日
極私的・高速FRPカヤックインプレッション ~ デスペラードとファルコン140 ~
或る日
先週の久方ぶりの大物の余韻の中でまだ淀んでいた私に
一通の清冽なLINEが。
「金曜日はなんとか天気回復しそうですね 何処がいいですかね~」
沈思黙考・・・
「・・・はい 行きます!」
というわけで、そんなにキラキラ爽やかに誘われたら、行かないわけにはいきません!
今回ご一緒させていただくのは、鶴吉三平さん

夏に初めてご一緒して以来、実はずいぶん前からコラボのお約束をしていたんですけれども、なかなか予定が合わず、久しぶりの手合せ。
しかも何と!今回は最近ゲットされたファルコン140の初陣とか。

なになにファルコン140??
乗せて乗せて~的な気持ちが否応なく高まる。
先に現地で準備も終了していた私は、お言葉に甘えて、
鶴吉さんの準備の間、プチ試乗会をば開催。

デスペラードとファルコン、この2つの高速FRP艇を乗り比べてみたい!とかねがね思っていたので、
テンション上がります。
では、デスペラード乗りである私のインプレッションなので、身びいきも(かなり)入っていることを勘案の上、
極私的ファルコンインプレッション、行ってみたいと思います。
さて、まず目を見張ったのはファルコンの軽さ。私の初期型のデスペラードが24kg(現行型は21kg)なので、5kgも軽い。
当たり前ですが、手に取ると、この5kgの差がとてつもない差に感じます。
でも以前から確かめたかったことはと言えば・・・
けしてそんなオカの上でのスペックなんかではなく、
前から気になっていた、この軽さが海上では逆にアダとなるのではないか?という点です。
というのも私、けしてFRP艇を、軽いから乗っているのではありません!(キッパリ)
縦横無尽に海を駆け回れるカヤックが欲しくて、FRP艇を選んだのであります。
昨今、一般的に軽いカヤックの方が色々な面で良い、との風潮でFRP艇やABS艇が好調な売れ行きのようですが、
ハードなコンディションではむしろポリ艇のような重さが逆に利点となることもあるのは、
皆さん経験上分かっておられることでしょう。

逆説的なようですが、実はデスペラードはFRPなのにそんなに軽くない、ってところも私の気に入っているところなのでありました。
というわけで、
FRP艇の真の利点は、持ち運びの利便性ではなく、
その漕ぎ出しの速さ、機動性によってカヤックフィッシングの幅を広げてくれることが利点である。
というのが私の持論です(笑)
さて、御託を並べるのはここまでにして・・・・
ファルコンの試乗に戻ります。
まず、乗り味。
乗ってみた感じ、意外に海上での浮薄さはなく、うねりの中でもしっかり海面をとらえて進みます。
デスペラードより座面が高く感じるのに、むしろ安定しており、
走りも切り裂くように進むデスペラードと違い、かなりマイルドにそつなく進む。
底面形状の差か、漕ぎ出しの速さはさすがにデスペラードが上な感じがしましたが、
GPS計測していないので、本当のところは分からぬものの、
ファルコンの方が直進性に優れており、無駄がないので、巡航速度は上?かもしれない、と感じました。
ただこの2つのカヤック、同じ速さでも質の違う速さという印象で、同じ尺度で判断するにはちと無理があります。
譬えるなら、ファルコンがクリスティアーノ・ロナウドなら、デスペラードはメッシ、というところかなと。
この譬え、なんとなく・・・分かります?

つまり、直線的な速さ VS 2、3歩の一瞬のダッシュの速さ、という違いなのかなと思いました。
次に、安定性。
試しにファルコンを思い切って傾けてみましたが、ある一線を越えようとすると、逆に跳ね返され、、
ちょうど、振り子のように戻ってしまいます。
沈しようとしても難しいほど。
この安心感は得難いと思います。
ファルコンの場合、デスペラードを傾けた時に耐えてくれるポイントより、より手前にセーフティーゾーンがある感じで、これが乗り手の心理的な安心感に繋がっている気がします。
カヤッカー上がりや、ボード系やマリンスポーツの経験があり海にも慣れている、そんな方ならデスペラードが逆に楽しいと思いますが、
釣りの延長でカヤックに乗られる方がFRP艇を選ばれるなら、ファルコンを選ぶ方がよいのでは?と感じました。
逆に、ファルコン、この安定性の反面、小回りがあまり利きません。
いや、これは私がデスペラード乗りだから感じる違和感でしょう。
別に、一般のカヤックと比べて小回りが利かないという意味なのではないのです。
カヤックフィッシングはツーリングと違い、曲がる、止まる、を短時間に繰り返すことが多い気がします。
て言うか・・・ちょこまか動き回っているのは私だけでしょうか・・・?
ファルコンの直進性は羨ましい限りなのですが、こと方向転換においては、傾かない、傾けられないのがアダとなります。
その点デスペラードは、体重移動だけで方向転換できるほど、回頭性は高いです。
傾けて耐えてくれるポイントがファルコンよりだいぶ深いので、かなり小さい回転半径で回ることができます。
ただ結局、デスペラードもファルコンと同じで、トコトン傾けると最後はフィードバックが働くのは同じなのですが、
慣れていないと、ここまで深く傾けることができるのか!沈するかも・・・と恐怖を覚えるかもしれません。
今回試乗したファルコンもサイズが140だからかもしれませんが、デスペラードとはコンセプトが全然違うっぽい?ので、
きっと120であったとしてもデスペラードのような機動性は得られないのではないかと思うのですが、
正直、乗ったことがないので分かりません。。
120の方がバランスが良いとは聞きます。
まあ、デスペラードの機動性がフィッシングカヤックの中で特異なだけなんだと思いますが・・・

しかしながら、ファルコンの方が直進性は圧倒的に上なので、進路を補正しつつ進む必要もなく、トータルで無駄がありません。
よって、一気に沖に出る場合等は、うまく操作しないと進路を維持しにくいデスペラードより有利だと思います。
パドリングが上手い人が漕いだ場合にはこの限りではない可能性はありますが・・・
直進性・・・これはデスペラードの最大の課題だと個人的には思います。
特に、進行方向と風向が重なり、なおかつ風が強い場合においては、
慣れないうちはウェザーコッキング現象のせいで進路を維持するのに骨が折れることもあるでしょう。
後発のラダーやエクストラキール等のオプションも、結局直進性を補い、デスペラードをコントロールしやすくするためのアイテムかと思います。
ただ、私も最初はこの現象に面食らいましたが、今は慣れてるので全く問題なく、
むしろ今となってはデスペラードの特性を分かって対処すれば問題ないレベルと感じていて、今のところ、それらのアイテムの必要性も感じておりません!(キッパリ)
と言うのも、最初はやっかいに感じたウェザーコッキング現象も、今は作り手の方にちゃんと深い意図があって、現状のセッティングになっているのだと感じているからなのです。
風上に向いてしまう特性も、荒れた状況では強みとなります。
だからこそ、その特性をむざむざ消してしまうこともないでしょう!
といいながら、エクストラキール装着艇を試乗したら気が変わるかも(笑)
さて、ファルコンとデスペラード、以上のような率直な感想を述べてみました。
正直、同じ軽量FRP艇であり、もっと似ているのかと思っていましたが、やっぱり全く別のカヤックだと感じました。
私は競走馬のようなスピードよりも、ガゼルのような俊敏性を重視したいので、優等生的なファルコンよりも、やんちゃなデスペラードが好きっすけどね~
もちろん、デスペラード乗りの身びいき、あるいは独りよがりであることは言うまでもありません!
思わず力がこもり、長くなってしまいましたが・・・
ド素人がエラそうにのたもうたことをお許しください・・・
素人の率直な感想だからこそ意味があるところもある??と信じて。
それは違うよ!ということであれば、忌憚なくご指摘いただけたらと思います!
さて、この後に続く釣行記は、後日アップさせていただきますので、そちらもお楽しみに!
カヤックフィッシング最高!

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しかも何と!今回は最近ゲットされたファルコン140の初陣とか。

なになにファルコン140??
乗せて乗せて~的な気持ちが否応なく高まる。
先に現地で準備も終了していた私は、お言葉に甘えて、
鶴吉さんの準備の間、プチ試乗会をば開催。

デスペラードとファルコン、この2つの高速FRP艇を乗り比べてみたい!とかねがね思っていたので、
テンション上がります。
では、デスペラード乗りである私のインプレッションなので、身びいきも(かなり)入っていることを勘案の上、
極私的ファルコンインプレッション、行ってみたいと思います。
さて、まず目を見張ったのはファルコンの軽さ。私の初期型のデスペラードが24kg(現行型は21kg)なので、5kgも軽い。
当たり前ですが、手に取ると、この5kgの差がとてつもない差に感じます。
でも以前から確かめたかったことはと言えば・・・
けしてそんなオカの上でのスペックなんかではなく、
前から気になっていた、この軽さが海上では逆にアダとなるのではないか?という点です。
というのも私、けしてFRP艇を、軽いから乗っているのではありません!(キッパリ)
縦横無尽に海を駆け回れるカヤックが欲しくて、FRP艇を選んだのであります。
昨今、一般的に軽いカヤックの方が色々な面で良い、との風潮でFRP艇やABS艇が好調な売れ行きのようですが、
ハードなコンディションではむしろポリ艇のような重さが逆に利点となることもあるのは、
皆さん経験上分かっておられることでしょう。
逆説的なようですが、実はデスペラードはFRPなのにそんなに軽くない、ってところも私の気に入っているところなのでありました。
というわけで、
FRP艇の真の利点は、持ち運びの利便性ではなく、
その漕ぎ出しの速さ、機動性によってカヤックフィッシングの幅を広げてくれることが利点である。
というのが私の持論です(笑)
さて、御託を並べるのはここまでにして・・・・
ファルコンの試乗に戻ります。
まず、乗り味。
乗ってみた感じ、意外に海上での浮薄さはなく、うねりの中でもしっかり海面をとらえて進みます。
デスペラードより座面が高く感じるのに、むしろ安定しており、
走りも切り裂くように進むデスペラードと違い、かなりマイルドにそつなく進む。
底面形状の差か、漕ぎ出しの速さはさすがにデスペラードが上な感じがしましたが、
GPS計測していないので、本当のところは分からぬものの、
ファルコンの方が直進性に優れており、無駄がないので、巡航速度は上?かもしれない、と感じました。
ただこの2つのカヤック、同じ速さでも質の違う速さという印象で、同じ尺度で判断するにはちと無理があります。
譬えるなら、ファルコンがクリスティアーノ・ロナウドなら、デスペラードはメッシ、というところかなと。
この譬え、なんとなく・・・分かります?

つまり、直線的な速さ VS 2、3歩の一瞬のダッシュの速さ、という違いなのかなと思いました。
次に、安定性。
試しにファルコンを思い切って傾けてみましたが、ある一線を越えようとすると、逆に跳ね返され、、
ちょうど、振り子のように戻ってしまいます。
沈しようとしても難しいほど。
この安心感は得難いと思います。
ファルコンの場合、デスペラードを傾けた時に耐えてくれるポイントより、より手前にセーフティーゾーンがある感じで、これが乗り手の心理的な安心感に繋がっている気がします。
カヤッカー上がりや、ボード系やマリンスポーツの経験があり海にも慣れている、そんな方ならデスペラードが逆に楽しいと思いますが、
釣りの延長でカヤックに乗られる方がFRP艇を選ばれるなら、ファルコンを選ぶ方がよいのでは?と感じました。
逆に、ファルコン、この安定性の反面、小回りがあまり利きません。
いや、これは私がデスペラード乗りだから感じる違和感でしょう。
別に、一般のカヤックと比べて小回りが利かないという意味なのではないのです。
カヤックフィッシングはツーリングと違い、曲がる、止まる、を短時間に繰り返すことが多い気がします。
て言うか・・・ちょこまか動き回っているのは私だけでしょうか・・・?
ファルコンの直進性は羨ましい限りなのですが、こと方向転換においては、傾かない、傾けられないのがアダとなります。
その点デスペラードは、体重移動だけで方向転換できるほど、回頭性は高いです。
傾けて耐えてくれるポイントがファルコンよりだいぶ深いので、かなり小さい回転半径で回ることができます。
ただ結局、デスペラードもファルコンと同じで、トコトン傾けると最後はフィードバックが働くのは同じなのですが、
慣れていないと、ここまで深く傾けることができるのか!沈するかも・・・と恐怖を覚えるかもしれません。
今回試乗したファルコンもサイズが140だからかもしれませんが、デスペラードとはコンセプトが全然違うっぽい?ので、
きっと120であったとしてもデスペラードのような機動性は得られないのではないかと思うのですが、
正直、乗ったことがないので分かりません。。
120の方がバランスが良いとは聞きます。
まあ、デスペラードの機動性がフィッシングカヤックの中で特異なだけなんだと思いますが・・・

しかしながら、ファルコンの方が直進性は圧倒的に上なので、進路を補正しつつ進む必要もなく、トータルで無駄がありません。
よって、一気に沖に出る場合等は、うまく操作しないと進路を維持しにくいデスペラードより有利だと思います。
パドリングが上手い人が漕いだ場合にはこの限りではない可能性はありますが・・・
直進性・・・これはデスペラードの最大の課題だと個人的には思います。
特に、進行方向と風向が重なり、なおかつ風が強い場合においては、
慣れないうちはウェザーコッキング現象のせいで進路を維持するのに骨が折れることもあるでしょう。
後発のラダーやエクストラキール等のオプションも、結局直進性を補い、デスペラードをコントロールしやすくするためのアイテムかと思います。
ただ、私も最初はこの現象に面食らいましたが、今は慣れてるので全く問題なく、
むしろ今となってはデスペラードの特性を分かって対処すれば問題ないレベルと感じていて、今のところ、それらのアイテムの必要性も感じておりません!(キッパリ)
と言うのも、最初はやっかいに感じたウェザーコッキング現象も、今は作り手の方にちゃんと深い意図があって、現状のセッティングになっているのだと感じているからなのです。
風上に向いてしまう特性も、荒れた状況では強みとなります。
だからこそ、その特性をむざむざ消してしまうこともないでしょう!
といいながら、エクストラキール装着艇を試乗したら気が変わるかも(笑)
さて、ファルコンとデスペラード、以上のような率直な感想を述べてみました。
正直、同じ軽量FRP艇であり、もっと似ているのかと思っていましたが、やっぱり全く別のカヤックだと感じました。
私は競走馬のようなスピードよりも、ガゼルのような俊敏性を重視したいので、優等生的なファルコンよりも、やんちゃなデスペラードが好きっすけどね~
もちろん、デスペラード乗りの身びいき、あるいは独りよがりであることは言うまでもありません!
思わず力がこもり、長くなってしまいましたが・・・
ド素人がエラそうにのたもうたことをお許しください・・・
素人の率直な感想だからこそ意味があるところもある??と信じて。
それは違うよ!ということであれば、忌憚なくご指摘いただけたらと思います!
さて、この後に続く釣行記は、後日アップさせていただきますので、そちらもお楽しみに!
カヤックフィッシング最高!

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2015年02月15日
もう一度ものがたり+かすかにカヤック 〜 考えの転換 〜
前回の釣行から約1か月。
皆さんいかがお過ごしでしょうか
私は近頃、海の方の状況がままならないのもありますが、、
やはり家庭規模における気候変動の方がよりおもに影響し、
平日にもぜんぜん浮けてません!

こういう時カヤックアングラーの皆さんはアシストフック作ったり、新しいタックル揃えたりで発散OR散財するんだろうな〜とは思いつつも、、
昨年末にデスペラードも買ったうえ、
なおさら住宅ローンに苦しむ私には、散らすものもなし!
このまま腐っていても仕方ないので、
このまま可及的すみやかにオッサン化していくであろう肉体を覚醒させるべく、
体を動かしてアクティブに発散することにしました。
そこで、、最近の私の『もう一度始めました』ものがたり3部作、行きます!
≪一本目・ウエイトトレーニング≫

大学の部活ではナチュラル派を標榜しつつ、あえて避けていたウエイトトレーニング。
しかし就職後、7年ほど前に、一時ハマりました。
というのも仕事場に偶然簡単なトレーニングルームがあったので、昼休みに興味本位で始めたところ、凝り性の私は見事にハマる。
元来筋肉がつきやすい体質なため、みるみる記録が伸び、、半年くらいでベンチプレスの自己ベスト105kgを達成。。
デッドリフトも150kgは行けたかな・・・
自己満足的ではありますが、ウエイトはスポーツにもかなり有効なハズと言い聞かせ・・・。
ハズ、でしたが・・・
私の場合は例外。
番長清原よろしく、ウエイトトレーニングのせいで筋肉バランスを崩し、かえって怪我などしやすくなってしまい、ウエイトは自分には向いていないと判断し、ワーク・アウト。(意味違うけど)辞めました。
唯一役に立ったと言えば、分厚い胸筋が緩衝材となり、サッカーの胸トラップがうまくなったくらいでしょうか。あとはソフトボールの打撃、飛距離が段違いになったかな・・・
それだけか!
ていうか、ベンチプレスとか、活かせるスポーツあんまりないっすよね・・・
そして、先日、7年ぶりにバーベルを上げてみると・・・
自己ベストは80kgまで下落してました。(汗
まあベンチプレスはご愛嬌で、やっぱり体幹トレーニング中心で。。
ここから再び登っていきますよ!
≪二本目・ランニング≫
こちらも、今は走ると言えば週に一回のサッカーくらい。
かなり激しいインターバル走ではありますが、長距離走ではないし、週一くらいではゼンゼン痩せません!
というわけで、夜は子どもの世話で家を出れないため、仕事の昼休みの時間のランニングを再開することにしました。

とはいえ休み時間なので、たった20分ほどしか走れないのですが、私の住む場所は丘陵地で高低差があるため、結構負荷がキツイ。
最後に50メートルダッシュを数本やって、体のキレを維持。
職場と家が近いので、シャワー後に昼飯を食って職場へ、という強行メニューで頑張ってます!
≪三本目・スノーボード≫
そしてスノーボード。
カヤックとか、こっそり一人で楽しむ遊びじゃなくて、、
もっと家族一緒に楽しめるレジャーを!!との家族の強い要望により、先週の土曜日、行ってまいりました。

そこでやってきたのは、妻の実家から30分のアップかんなべ。
初心者向けのコースですが、子どもたちにはちょうど良い
私以外はスキー。私だけスノボ。
とはいえスノーボード・・・こちらも私は10年以上やってません。。
そもそもトータル3、4回?くらいしかやったことないんですが、ウインドサーフィンやサーフィン等板系のスポーツをやってた身としては、ある程度はちゃんとできないと、というところです。

カビの生えたボードとはいえ、久々にこの感覚、サイコーっすわ!
やっぱり板系スポーツ共通の、
エッジをかけて波や雪を切り裂いて進んでく感覚、、
これはまさに、この世で最もラジカルなフィッシングカヤック、デスペラードの乗り味にも通じるものがあります。
道具系スポーツはスピードに乗ってかっ飛んでる瞬間、怖いくらいが一番楽しい。
恐怖心を超えた先にある高揚感
アドレナリン出るわー
と思ってたら、

小3の長女が初スキーで、なーんも教えてないのに、いきなり中級コースでバリバリ滑れてるし・・・(写真ではコケてるけど)
やっぱり生まれながらに「持ってる」奴はいるもんです。
スノボだけじゃなくて、スキーもガンバらないとな、と娘の姿を見て燃えました(笑
≪もういっちょ・デスペラード≫
最後にカヤックネタを。
スノボ行ったあくる日の日曜日、、
一路海へと向かう。
そうです。
ちゃんとカヤックも持ってきてますよ!

※極寒の中スノーボードとカヤックを混載した、頭のおかしい人の車の図
とはいえ当日の予報は10〜14メートル。波は2メートル以上。
到底浮けない予報、というか、確実に死亡するので、いかに狂った人でも海に出てはいけません

しかし!
某地方には、いかに沖で暴風が吹き荒れようとも、いついかなる時も平水面、という奇跡の港、ガンダーラがあるという・・・。(嘘)
今回の目的は、前回苦戦した魚探周辺の問題克服。
新しい艤装の具合を試すべく
ガンダーラはわずか水深10メートル足らずのため、釣りは諦め、静かな湾内で前回引き出せなかったデスペラードの性能試験を行いたいと思います!
今回のテーマは「考えの転換」
愛艇がプロ2タンデムからデスペラードに変わって、
そのあまりのポテンシャルの高さに、
自分のカヤックフィッシングのスタイル自体も大きく変化する予感。。
まずは新艇に慣れ、新しい可能性を模索したいと思います。

さすがガンダーラ。やっぱりここだけは寂滅しております。
地元の方にスロープを使っても良いことを確認。(良きカヤッカーたるには勝手にスロープ使っちゃなりませぬ)

そこで試したいのはこれ。
デスペラードはデッキの真ん中の竜骨?みたいな隆起にスコッティマウントをボルトオンし、魚探を設置するのがセオリー。ネットで調べるとたいがいはその方式です。
ただ、私は艇にできる限り穴をあけたくないので(失敗するかもしれんし)、色々考えました。
色々考えて、グルグル回って・・・
結局、、HONDEXの魚探ケースにマッドフロッグギアのコマンダーダッシュボードの足を履かせる、という超シンプルな形に落ち着きました。

竜骨?を挟んでるだけですが、動きません。
一応何とかなりそうです・・・

魚探の艤装を変更したおかげで、前回悩まされた左足とダッシュボードの干渉によるギクシャク感が払拭され、めちゃ漕ぎやすい!(右脚のタモの位置がイマイチだけど)
「ちょいと右脚がギクシャクするがァァァァ 俺のカラダは 修理は完了ォォォォォ」
さすがのデスペラード、バッドコンディションでも7km/時以上は楽に出ます。
でも調子に乗ってはいけません。(汗
湾内なので波はないとはいえ、たまーに10メートル超のブローが単発で入ってきます。(コワ)
体験したことのない強烈な風。まさかの風沈だけは・・・
とビクビクしながら、湾内を駆け回ります。
ただ、、パワーに物を言わせてゴリゴリ漕いでも、8km/時までくらいしか出ません。
楽に7km/時出せるポテンシャルがあるなら、ガツガツ漕いだら10km/時くらい出そうなんですが、なぜか出ません。。
漕いだ分しか進まず、漕ぐのをやめるとすぐに止まってしまうプロ2タンデム。
一旦スピードに乗りさえすれば、スルスル滑るように進むデスペラード。
やはりデスペラードは、速度と進路を維持する感じで、力まずスマートに漕いだ方が吉なようです。
しかしあきらめ悪くモリ漕ぎで10km/時を目指すものの、やっぱり出ないのは少しがっかり。
やっぱり足漕ぎやゴムボートより速い、ストロングマンカヤックを目指すのは無理やな・・・
とはいえ・・・今回一番驚いたのは・・・向かい風の中でのデスペラードの性能
爆風の中突き進んでも、5km/時以下には絶対になりません。これは驚異的。
むしろ向かい風の方が得意なのかも。
天候が悪化した時に素早く安全な場所に離脱できるという、うたい文句には偽りなしのようです。
・・・・反面、くるくる回る風見鶏現象が弱点として指摘されるデスペラード。
たしかに前回、悩まされました。
しかし、ラダーが必要かと思われたこの現象も、今回の試乗結果によれば、
とりわけ私にとっては問題なし、でした。
というのも、今回のテーマ「考えの転換」をすれば・・・・
すぐに風上を向いてしまう ⇒ つまり方向転換が容易
要は、今までのポリ艇の考え方を転換すれば良いと判明。
慣れてくると、エッジを効かせつつスイープストローク一発で一気に方向を変えることもできるようになりました。
うまくウネリを使ったりすればさらに簡単に曲がります。
このあたり、板系スポーツの経験が活きるところ。
さすがハイエンドフィッシングカヤックなり・・・
ただ・・・ポリ艇のような安定感を求めるならば、ラダーが必須かも。
ともあれ私の場合はデスペラードの軽快さ、自在感がめちゃ楽しく感じたので、、
ちょっと荒削りな感じのままで今はいいかな!と思いました。
釣りはできんかったけど・・・カヤックフィッシング最高!
次はいつ浮けるか分かりませんが、(汗)いよいよデスペラードが愛しく、頼もしくなってきました!
楽しみです!

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皆さんいかがお過ごしでしょうか
私は近頃、海の方の状況がままならないのもありますが、、
やはり家庭規模における気候変動の方がよりおもに影響し、
平日にもぜんぜん浮けてません!
こういう時カヤックアングラーの皆さんはアシストフック作ったり、新しいタックル揃えたりで発散OR散財するんだろうな〜とは思いつつも、、
昨年末にデスペラードも買ったうえ、
なおさら住宅ローンに苦しむ私には、散らすものもなし!
このまま腐っていても仕方ないので、
このまま可及的すみやかにオッサン化していくであろう肉体を覚醒させるべく、
体を動かしてアクティブに発散することにしました。
そこで、、最近の私の『もう一度始めました』ものがたり3部作、行きます!
≪一本目・ウエイトトレーニング≫

大学の部活ではナチュラル派を標榜しつつ、あえて避けていたウエイトトレーニング。
しかし就職後、7年ほど前に、一時ハマりました。
というのも仕事場に偶然簡単なトレーニングルームがあったので、昼休みに興味本位で始めたところ、凝り性の私は見事にハマる。
元来筋肉がつきやすい体質なため、みるみる記録が伸び、、半年くらいでベンチプレスの自己ベスト105kgを達成。。
デッドリフトも150kgは行けたかな・・・
自己満足的ではありますが、ウエイトはスポーツにもかなり有効なハズと言い聞かせ・・・。
ハズ、でしたが・・・
私の場合は例外。
番長清原よろしく、ウエイトトレーニングのせいで筋肉バランスを崩し、かえって怪我などしやすくなってしまい、ウエイトは自分には向いていないと判断し、ワーク・アウト。(意味違うけど)辞めました。
唯一役に立ったと言えば、分厚い胸筋が緩衝材となり、サッカーの胸トラップがうまくなったくらいでしょうか。あとはソフトボールの打撃、飛距離が段違いになったかな・・・
それだけか!
ていうか、ベンチプレスとか、活かせるスポーツあんまりないっすよね・・・
そして、先日、7年ぶりにバーベルを上げてみると・・・
自己ベストは80kgまで下落してました。(汗
まあベンチプレスはご愛嬌で、やっぱり体幹トレーニング中心で。。
ここから再び登っていきますよ!
≪二本目・ランニング≫
こちらも、今は走ると言えば週に一回のサッカーくらい。
かなり激しいインターバル走ではありますが、長距離走ではないし、週一くらいではゼンゼン痩せません!
というわけで、夜は子どもの世話で家を出れないため、仕事の昼休みの時間のランニングを再開することにしました。

とはいえ休み時間なので、たった20分ほどしか走れないのですが、私の住む場所は丘陵地で高低差があるため、結構負荷がキツイ。
最後に50メートルダッシュを数本やって、体のキレを維持。
職場と家が近いので、シャワー後に昼飯を食って職場へ、という強行メニューで頑張ってます!
≪三本目・スノーボード≫
そしてスノーボード。
カヤックとか、こっそり一人で楽しむ遊びじゃなくて、、
もっと家族一緒に楽しめるレジャーを!!との家族の強い要望により、先週の土曜日、行ってまいりました。

そこでやってきたのは、妻の実家から30分のアップかんなべ。
初心者向けのコースですが、子どもたちにはちょうど良い
私以外はスキー。私だけスノボ。
とはいえスノーボード・・・こちらも私は10年以上やってません。。
そもそもトータル3、4回?くらいしかやったことないんですが、ウインドサーフィンやサーフィン等板系のスポーツをやってた身としては、ある程度はちゃんとできないと、というところです。
カビの生えたボードとはいえ、久々にこの感覚、サイコーっすわ!
やっぱり板系スポーツ共通の、
エッジをかけて波や雪を切り裂いて進んでく感覚、、
これはまさに、この世で最もラジカルなフィッシングカヤック、デスペラードの乗り味にも通じるものがあります。
道具系スポーツはスピードに乗ってかっ飛んでる瞬間、怖いくらいが一番楽しい。
恐怖心を超えた先にある高揚感
アドレナリン出るわー
と思ってたら、
小3の長女が初スキーで、なーんも教えてないのに、いきなり中級コースでバリバリ滑れてるし・・・(写真ではコケてるけど)
やっぱり生まれながらに「持ってる」奴はいるもんです。
スノボだけじゃなくて、スキーもガンバらないとな、と娘の姿を見て燃えました(笑
≪もういっちょ・デスペラード≫
最後にカヤックネタを。
スノボ行ったあくる日の日曜日、、
一路海へと向かう。
そうです。
ちゃんとカヤックも持ってきてますよ!
※極寒の中スノーボードとカヤックを混載した、頭のおかしい人の車の図
とはいえ当日の予報は10〜14メートル。波は2メートル以上。
到底浮けない予報、というか、確実に死亡するので、いかに狂った人でも海に出てはいけません
しかし!
某地方には、いかに沖で暴風が吹き荒れようとも、いついかなる時も平水面、という奇跡の港、ガンダーラがあるという・・・。(嘘)
今回の目的は、前回苦戦した魚探周辺の問題克服。
新しい艤装の具合を試すべく
ガンダーラはわずか水深10メートル足らずのため、釣りは諦め、静かな湾内で前回引き出せなかったデスペラードの性能試験を行いたいと思います!
今回のテーマは「考えの転換」
愛艇がプロ2タンデムからデスペラードに変わって、
そのあまりのポテンシャルの高さに、
自分のカヤックフィッシングのスタイル自体も大きく変化する予感。。
まずは新艇に慣れ、新しい可能性を模索したいと思います。
さすがガンダーラ。やっぱりここだけは寂滅しております。
地元の方にスロープを使っても良いことを確認。(良きカヤッカーたるには勝手にスロープ使っちゃなりませぬ)
そこで試したいのはこれ。
デスペラードはデッキの真ん中の竜骨?みたいな隆起にスコッティマウントをボルトオンし、魚探を設置するのがセオリー。ネットで調べるとたいがいはその方式です。
ただ、私は艇にできる限り穴をあけたくないので(失敗するかもしれんし)、色々考えました。
色々考えて、グルグル回って・・・
結局、、HONDEXの魚探ケースにマッドフロッグギアのコマンダーダッシュボードの足を履かせる、という超シンプルな形に落ち着きました。
竜骨?を挟んでるだけですが、動きません。
一応何とかなりそうです・・・
魚探の艤装を変更したおかげで、前回悩まされた左足とダッシュボードの干渉によるギクシャク感が払拭され、めちゃ漕ぎやすい!(右脚のタモの位置がイマイチだけど)
「ちょいと右脚がギクシャクするがァァァァ 俺のカラダは 修理は完了ォォォォォ」
さすがのデスペラード、バッドコンディションでも7km/時以上は楽に出ます。
でも調子に乗ってはいけません。(汗
湾内なので波はないとはいえ、たまーに10メートル超のブローが単発で入ってきます。(コワ)
体験したことのない強烈な風。まさかの風沈だけは・・・
とビクビクしながら、湾内を駆け回ります。
ただ、、パワーに物を言わせてゴリゴリ漕いでも、8km/時までくらいしか出ません。
楽に7km/時出せるポテンシャルがあるなら、ガツガツ漕いだら10km/時くらい出そうなんですが、なぜか出ません。。
漕いだ分しか進まず、漕ぐのをやめるとすぐに止まってしまうプロ2タンデム。
一旦スピードに乗りさえすれば、スルスル滑るように進むデスペラード。
やはりデスペラードは、速度と進路を維持する感じで、力まずスマートに漕いだ方が吉なようです。
しかしあきらめ悪くモリ漕ぎで10km/時を目指すものの、やっぱり出ないのは少しがっかり。
やっぱり足漕ぎやゴムボートより速い、ストロングマンカヤックを目指すのは無理やな・・・
とはいえ・・・今回一番驚いたのは・・・向かい風の中でのデスペラードの性能
爆風の中突き進んでも、5km/時以下には絶対になりません。これは驚異的。
むしろ向かい風の方が得意なのかも。
天候が悪化した時に素早く安全な場所に離脱できるという、うたい文句には偽りなしのようです。
・・・・反面、くるくる回る風見鶏現象が弱点として指摘されるデスペラード。
たしかに前回、悩まされました。
しかし、ラダーが必要かと思われたこの現象も、今回の試乗結果によれば、
とりわけ私にとっては問題なし、でした。
というのも、今回のテーマ「考えの転換」をすれば・・・・
すぐに風上を向いてしまう ⇒ つまり方向転換が容易
要は、今までのポリ艇の考え方を転換すれば良いと判明。
慣れてくると、エッジを効かせつつスイープストローク一発で一気に方向を変えることもできるようになりました。
うまくウネリを使ったりすればさらに簡単に曲がります。
このあたり、板系スポーツの経験が活きるところ。
さすがハイエンドフィッシングカヤックなり・・・
ただ・・・ポリ艇のような安定感を求めるならば、ラダーが必須かも。
ともあれ私の場合はデスペラードの軽快さ、自在感がめちゃ楽しく感じたので、、
ちょっと荒削りな感じのままで今はいいかな!と思いました。
釣りはできんかったけど・・・カヤックフィッシング最高!
次はいつ浮けるか分かりませんが、(汗)いよいよデスペラードが愛しく、頼もしくなってきました!
楽しみです!

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2015年01月24日
巨神兵KF 2nd デスペラード 今使わずにいつ使うのだ! ~ 新たな翼 ~
妻の仕事復帰により、リミット(有)カヤックアングラーになってしまった私。
警告ランプを胸に点滅させながら平日にむりくり海に出るよりは、
もうこれは休日しかない!ということで、いつもの土曜の草サッカーはお休みにして、、かの地にやってまいりました。

そして今回は、、なんと待望の!
普段色々とお世話になっている、らず師匠との初浮き。じゃーん!
カヤック界の巨匠とのコラボ、ドっキドキです。
まさに幕下駆け出し、髷も結えないの序の口力士が、
同じ部屋の名横綱と初手合せする前の緊張感とでも言いましょうか。
冬のシブイ海にではなく、らずくん部屋の可愛がりにバッキバキに心折られないよう、(いきなり選手生命を絶たれないよう・・・)頑張ります!
今回のテーマは「新たな翼」
前回の今年初浮きでは、(有)リミットのためお流れになりましたが、、
忘れてませんよ新しい翼を!デスペラードを!
「そう言えばデスペはいつ使うんですか?」などと他のブロガーの方々から多数突っ込まれておりますが、
年末に神様から「翼をさずける」とプレゼントされた手漕ぎの最終兵器、
満を持してデスペラードの初陣をはかり、今年の飛躍へ新たなスタートを切りたいと思います。

しかしこの最終兵器。まだゼンゼン準備が整っておりません。
魚探の設置はどうする?フラッグ位置は?パラアンカーは?etc
前日にドタバタとシミュレーション。
結局マリブのものを流用し、何とか間に合わせで準備をば。
デスペラード・・・まさに、秘めた破壊力はすさまじいものの、まだまだ絶賛培養中の巨神兵状態なのである。
巨神兵みたく初陣でいきなり死んじゃわないよう気をつけねば。
しかし、、準備不足に右往左往。最終兵器を出し渋る不肖クロトワに、クシャナ・・・いや、らず殿下の叱咤激励が。
「今使わずに、いつ使うのだ!」
との背中を押すお言葉をいただき、急きょ殿下の皮膚病をいやすべく(笑)酸の海まで出っ張って参りました。
現地へ到着。
お初のらず師匠と挨拶。
師匠というのもあり、先輩イメージがつよかったのですが、思ってたよりファンキーかつ若くてビックリ(失礼しました)やっぱり著名カヤックアングラーはエネルギーちゃうわ・・・
そして、、ん?
周りでゴムボートをせっせと準備しているのは・・・・え!?
yassunさんと、、つりらーさんではないですか!
yassunさんとは結構やりとりさせていただいてましたが、お会いするのは初めて。しかもつりらーさんまで。
今まで平日でひとりぼっちだったのが一転、有名ブロガー大集合の巻。
すげー場所にいる私はドギマギ
さっそく周囲で繰り広げられるハイレベルな会話についていけず、借りてきた猫状態のシロートな私。
でもブログでのスゲー釣果、近寄りがたいイメージとは違って、めっちゃ気さくな方々でした。
単純に、、お会いできてホンマ嬉しかったです。

さて、モタモタの準備に付き合っていただきつつ、、
我らがらず師匠の引導のもと、ポイントへと急ぐ。
しかし・・・ムリクリくっつけたマリブ用のコマンダーダッシュボードが、きもちわるっ!
やっぱり付け焼刃。ダッシュボードが足とおもくそ干渉して、超不安定。
ていうか、めちゃくちゃ漕ぎにくい・・・まるで拘束衣を着せられた囚人のようにムギュッとしてます
これはエコノミー症候群になるわな
それでも意を決して、らず師匠にヨチヨチついていきます。

しかし姿勢が安定せず右へ左へ蛇行・・・超高率悪い。
やっぱり間に合わせデビューがまずかったのか!?
≪イメージ≫
クシャナ殿下「どうしたバケモノ!?それでも世界で最も邪悪な種族の末裔か!」
クロトワ「腐ってやがる・・・早すぎたんだ!」
≪現実≫
らずくん「ぐっさん、蛇行してますよ、大丈夫ですか!?今なら帰れますよ!」
うじのぐっさん心の声「やべっ。だっ大丈夫じゃありません!ちょっと無理しすぎた?いや、何とか慣れればいけるかな・・・」
・・・しかし、腐っても巨神兵、一発一発のストローク、進み方がハンパない。
漕いでるというよりかは、滑走してるような
今回のめちゃくちゃ漕ぎにくい即席セッティングでもGPS読みで楽に7km/時出せる。
これはマリブなら鬼漕ぎのレベル!

そして何とかたどり着いた、今回お初の酸の海。
腐海の毒から谷を守る風の吹く、めっちゃええ景色です。
ただ・・・やっぱりホームとは勝手が違い、らず師匠から親切に色々レクチャーいただくのでイメージは湧くものの、パターンというか、攻めどころが分かりません。

それにしても師匠のしゃくりっぷりは見事です。まるで生き物のようにジグを操ります。
しかし冬の海は厳しく、開始からしばらくは魚からのコンタクトがありません。
私はタックルがないのでスローピッチは無理ですが、タイラバロッドで無理やりスロジギをやります。
しかし、無理ジギ。まさにスローな児戯に等しく、、
私のセンサー的に釣れそうな雰囲気の場所でシャクってもなーんも反応なし。
でも何かひそんでるハズ!と調査兵団タイラバー曹長に変更すると・・・

ウマイ棒・・・
お前さんかい!
最悪・・・・
しばらく師匠と離れてやりますが、師匠はこの間、しっかりホウボウをゲット。
師匠曰く、相当シブイ、と。でもこんなもんですよ冬の海は、修行です、と飄々としておられる。
そして、師匠に案内されるまま、沖の根へ。
せこくお土産ゲットをもくろみ、タイラバで叩いていく。

お初のアヤメカサゴを連続ゲット。
やっと食べれる魚が釣れて、一息つけました。
そこからさらに沖へ。
師匠と並んで潮目で流します。
しかし、師匠のジグにも全くコンタクトなし、とのこと。
現場の雰囲気は最高。でも雰囲気倒れ、みたいな。。
私のタイラバ(すでにジグをあきらめてる)には、ナントカ魚信はたまーにあるものの、なかなか掛けられない。
それでも常に試行錯誤を繰り返し、しゃくり続ける師匠。どこまでもストイックな方です。
そこから師匠は湾内へリターン。
私は残留して粘ります。
続けてええ雰囲気の場所を探しつつ、
しっかし魚の本気さがない、というのかな・・・魚はいるんだけど、何かの理由で喰ってこない感じです。
マッタク魚がいないというのでもないし、とっても妙な雰囲気です。
しかもどうやら二枚ジオ?みたいで、一定の水深から妙な引き重りがあったり、また抜けたり、複雑な潮が流れていることが感じとれます。
いつものホームだとデカいのが釣れるポイントのしるしなんですが、おそらくピンポイントで起こってる現象なんかではなく、広い範囲で生じているため、魚が集まる理由にはなってないみたい。

そんなこんなで、
何とか引っ張り出したレンコダイ。
目ん玉も引っ張り出されてます(汗
今日は長女の誕生日なので、マダイが欲しいところですが、のレンコダイ。
でもレンコとしてはかなりの良型で30オーバー
続けて沖で粘る私。
らず師匠の姿はマッタク見えなくなってしまいました。。(あとで師匠から沖に出過ぎ、とイエロー警告を受けました(汗)

やっと出た、と思ったら密偵カブラスキー・ミニレンコ氏。
本国へ送還。

潮目をしつこく流して、なんとか出たマハタ。
最後まで良く引いたので、真鯛小かなと思ったけど、期待外れでした。
ここで、yassunさんとランデブー。やっぱりシブイ、とのこと。
でもつりらーさんはブリやマダイをゲットされたとか。ポイントはゴムボートでしか行けない沖合にてとはいえ、やはり拳王伝説再び・・・別格ですわ・・・
さて、ソロでずいぶん沖に来てしまったので、らず師匠のいる湾内へ戻ります。
湾内まで数キロ。マリブなら小一時間かかってしまうところですが、軟禁状態とはいえさすがはデスペラード。
スイスイ湾内へ戻れます。しかもゼンゼン疲れないし。
そして師匠のところまで戻ると、いつの間にかオオモンハタをゲット、とのこと。
このシブイ状況の中でジグだけで釣るなんて、、さすがです。
せっかく師匠とのコラボなので、ここからはジグ縛り。
今さらかよ、って感じですが、こんなに遠くまでやってきたので、ナントカお土産ゲットするまではと・・・
しばし師匠から、ベイトの動きをイメージしながらシャクる、レクチャーを受けます。
ジグは動かせばいいわけではなく、ベイトをイメージしながら、狙う魚もイメージして、ジグを動かしていく、
ジギングとは、ち密で理論的なアプローチだと知る。
相変わらず釣れないながらも、狙いをもって試行錯誤していると、楽しい時間が過ぎていきます。
すると、私のジグにも魚信が!しかし、、すぐにバレてしまい、掛かりません。
師匠曰く、しっかりした魚ならバレるのはなかなかないし、ちっさいエソでは?とのこと。(汗
湾内はベイトの絨毯なのに、ククッと当たっても、ゼンゼン掛かりません。
そんな中、師匠はかなりの良型のアカハタをゲット。
これはアカハタやな、、と言いながらあげてくるとホントにアカハタやし。
ええなあ~
そんなこんなで、だんだん時間も遅くなってきたので、沖上がりとしました。

帰着後。
らず師匠と共に、デスペラード&ターポンの相互試乗会を開催。
ターポン140、腰を据えたときの安定感がハンパない。
何といってもシートが秀逸。この腰だけをホールドするタイプのシートは目からうろこ。大好きです。
力を無駄なく伝えられる。こりゃ漕ぎ疲れないですわ。
まさに硬派なカヤックアングラーのために作られた最高の相棒・・・
やっぱりデスペもまずはシート考えないとね!
そして、デスペラード。
らず師匠の試乗の後に、ダッシュボードを外した状態で私ももう一度乗ってみました。
するとどうでしょう!
あれだけの暴れ馬、ロデオドライブ状態だったデスペラードがすっかりおとなしく。
やはり、、ダッシュボードが干渉してフットブレイスをしっかり伸ばせず屈んで乗っていたため、
重心の高さが災いし、ヨタヨタしていたようです。
あとは片づけながら、らず師匠と名残惜しくカヤック談義。
いつもながら何にも知らない素人に、なぜこんなに親切なんだ、師匠は・・・
もっと話したかったのですが、、タイムオーバー。
最高に楽しい遊びであるカヤックフィッシングも、海の危険や様々な問題とは隣り合わせ
先人の努力をよそに、一部の心無い人々のせいでまさに表面張力で持っているような、そんな薄氷を踏む世界でもある。
健全なマナーを身に着けた若い?カヤッカーを育てるべく開催される、闘魂らず塾・・・
これからも師匠には色々教えていただくことが多そうです。

【釣果】
レンコダイ×1、32cm
マハタ×1、28cm
アヤメカサゴ×2、22~25cm
貧果ではありましたが、魚の数以上に得たものは大きい一日でした。
さて今回のテーマ、新しい翼の具合はと言いますと
遅れてきた巨神兵、デスペラードの力を完全には引き出せませんでしたが、、その驚異的なポテンシャルには触れることができました!
・・・ちゃんと艤装しなおしたら、巡航で8km行けるのでは?マッハ漕ぎなら10km/時超えも余裕で行けそうです。マリブでつちかった全力馬鹿漕ぎは修正を強いられそうですが・・・
まさにFFで言うたら、チョコボとダッシューズ同時に手に入れた状態。
行動範囲が一気に広がりそうです
次回こそは、
酸の海に数発撃って沈黙とかナシで、
帰ってきた巨神兵がブンブン飛び回る姿に期待!
カヤックフィッシング最高!
無形の価値とかけがえのない友とをくださった神様に感謝!

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警告ランプを胸に点滅させながら平日にむりくり海に出るよりは、
もうこれは休日しかない!ということで、いつもの土曜の草サッカーはお休みにして、、かの地にやってまいりました。
そして今回は、、なんと待望の!
普段色々とお世話になっている、らず師匠との初浮き。じゃーん!
カヤック界の巨匠とのコラボ、ドっキドキです。
まさに幕下駆け出し、髷も結えないの序の口力士が、
同じ部屋の名横綱と初手合せする前の緊張感とでも言いましょうか。
冬のシブイ海にではなく、らずくん部屋の可愛がりにバッキバキに心折られないよう、(いきなり選手生命を絶たれないよう・・・)頑張ります!
今回のテーマは「新たな翼」
前回の今年初浮きでは、(有)リミットのためお流れになりましたが、、
忘れてませんよ新しい翼を!デスペラードを!
「そう言えばデスペはいつ使うんですか?」などと他のブロガーの方々から多数突っ込まれておりますが、
年末に神様から「翼をさずける」とプレゼントされた手漕ぎの最終兵器、
満を持してデスペラードの初陣をはかり、今年の飛躍へ新たなスタートを切りたいと思います。
しかしこの最終兵器。まだゼンゼン準備が整っておりません。
魚探の設置はどうする?フラッグ位置は?パラアンカーは?etc
前日にドタバタとシミュレーション。
結局マリブのものを流用し、何とか間に合わせで準備をば。
デスペラード・・・まさに、秘めた破壊力はすさまじいものの、まだまだ絶賛培養中の巨神兵状態なのである。
巨神兵みたく初陣でいきなり死んじゃわないよう気をつけねば。
しかし、、準備不足に右往左往。最終兵器を出し渋る不肖クロトワに、クシャナ・・・いや、らず殿下の叱咤激励が。
「今使わずに、いつ使うのだ!」
との背中を押すお言葉をいただき、急きょ殿下の皮膚病をいやすべく(笑)酸の海まで出っ張って参りました。
現地へ到着。
お初のらず師匠と挨拶。
師匠というのもあり、先輩イメージがつよかったのですが、思ってたよりファンキーかつ若くてビックリ(失礼しました)やっぱり著名カヤックアングラーはエネルギーちゃうわ・・・
そして、、ん?
周りでゴムボートをせっせと準備しているのは・・・・え!?
yassunさんと、、つりらーさんではないですか!
yassunさんとは結構やりとりさせていただいてましたが、お会いするのは初めて。しかもつりらーさんまで。
今まで平日でひとりぼっちだったのが一転、有名ブロガー大集合の巻。
すげー場所にいる私はドギマギ
さっそく周囲で繰り広げられるハイレベルな会話についていけず、借りてきた猫状態のシロートな私。
でもブログでのスゲー釣果、近寄りがたいイメージとは違って、めっちゃ気さくな方々でした。
単純に、、お会いできてホンマ嬉しかったです。
さて、モタモタの準備に付き合っていただきつつ、、
我らがらず師匠の引導のもと、ポイントへと急ぐ。
しかし・・・ムリクリくっつけたマリブ用のコマンダーダッシュボードが、きもちわるっ!
やっぱり付け焼刃。ダッシュボードが足とおもくそ干渉して、超不安定。
ていうか、めちゃくちゃ漕ぎにくい・・・まるで拘束衣を着せられた囚人のようにムギュッとしてます
これはエコノミー症候群になるわな
それでも意を決して、らず師匠にヨチヨチついていきます。
しかし姿勢が安定せず右へ左へ蛇行・・・超高率悪い。
やっぱり間に合わせデビューがまずかったのか!?
≪イメージ≫
クシャナ殿下「どうしたバケモノ!?それでも世界で最も邪悪な種族の末裔か!」
クロトワ「腐ってやがる・・・早すぎたんだ!」
≪現実≫
らずくん「ぐっさん、蛇行してますよ、大丈夫ですか!?今なら帰れますよ!」
うじのぐっさん心の声「やべっ。だっ大丈夫じゃありません!ちょっと無理しすぎた?いや、何とか慣れればいけるかな・・・」
・・・しかし、腐っても巨神兵、一発一発のストローク、進み方がハンパない。
漕いでるというよりかは、滑走してるような
今回のめちゃくちゃ漕ぎにくい即席セッティングでもGPS読みで楽に7km/時出せる。
これはマリブなら鬼漕ぎのレベル!
そして何とかたどり着いた、今回お初の酸の海。
腐海の毒から谷を守る風の吹く、めっちゃええ景色です。
ただ・・・やっぱりホームとは勝手が違い、らず師匠から親切に色々レクチャーいただくのでイメージは湧くものの、パターンというか、攻めどころが分かりません。
それにしても師匠のしゃくりっぷりは見事です。まるで生き物のようにジグを操ります。
しかし冬の海は厳しく、開始からしばらくは魚からのコンタクトがありません。
私はタックルがないのでスローピッチは無理ですが、タイラバロッドで無理やりスロジギをやります。
しかし、無理ジギ。まさにスローな児戯に等しく、、
私のセンサー的に釣れそうな雰囲気の場所でシャクってもなーんも反応なし。
でも何かひそんでるハズ!と調査兵団タイラバー曹長に変更すると・・・
ウマイ棒・・・
お前さんかい!
最悪・・・・
しばらく師匠と離れてやりますが、師匠はこの間、しっかりホウボウをゲット。
師匠曰く、相当シブイ、と。でもこんなもんですよ冬の海は、修行です、と飄々としておられる。
そして、師匠に案内されるまま、沖の根へ。
せこくお土産ゲットをもくろみ、タイラバで叩いていく。
お初のアヤメカサゴを連続ゲット。
やっと食べれる魚が釣れて、一息つけました。
そこからさらに沖へ。
師匠と並んで潮目で流します。
しかし、師匠のジグにも全くコンタクトなし、とのこと。
現場の雰囲気は最高。でも雰囲気倒れ、みたいな。。
私のタイラバ(すでにジグをあきらめてる)には、ナントカ魚信はたまーにあるものの、なかなか掛けられない。
それでも常に試行錯誤を繰り返し、しゃくり続ける師匠。どこまでもストイックな方です。
そこから師匠は湾内へリターン。
私は残留して粘ります。
続けてええ雰囲気の場所を探しつつ、
しっかし魚の本気さがない、というのかな・・・魚はいるんだけど、何かの理由で喰ってこない感じです。
マッタク魚がいないというのでもないし、とっても妙な雰囲気です。
しかもどうやら二枚ジオ?みたいで、一定の水深から妙な引き重りがあったり、また抜けたり、複雑な潮が流れていることが感じとれます。
いつものホームだとデカいのが釣れるポイントのしるしなんですが、おそらくピンポイントで起こってる現象なんかではなく、広い範囲で生じているため、魚が集まる理由にはなってないみたい。
そんなこんなで、
何とか引っ張り出したレンコダイ。
目ん玉も引っ張り出されてます(汗
今日は長女の誕生日なので、マダイが欲しいところですが、のレンコダイ。
でもレンコとしてはかなりの良型で30オーバー
続けて沖で粘る私。
らず師匠の姿はマッタク見えなくなってしまいました。。(あとで師匠から沖に出過ぎ、とイエロー警告を受けました(汗)
やっと出た、と思ったら密偵カブラスキー・ミニレンコ氏。
本国へ送還。
潮目をしつこく流して、なんとか出たマハタ。
最後まで良く引いたので、真鯛小かなと思ったけど、期待外れでした。
ここで、yassunさんとランデブー。やっぱりシブイ、とのこと。
でもつりらーさんはブリやマダイをゲットされたとか。ポイントはゴムボートでしか行けない沖合にてとはいえ、やはり拳王伝説再び・・・別格ですわ・・・
さて、ソロでずいぶん沖に来てしまったので、らず師匠のいる湾内へ戻ります。
湾内まで数キロ。マリブなら小一時間かかってしまうところですが、軟禁状態とはいえさすがはデスペラード。
スイスイ湾内へ戻れます。しかもゼンゼン疲れないし。
そして師匠のところまで戻ると、いつの間にかオオモンハタをゲット、とのこと。
このシブイ状況の中でジグだけで釣るなんて、、さすがです。
せっかく師匠とのコラボなので、ここからはジグ縛り。
今さらかよ、って感じですが、こんなに遠くまでやってきたので、ナントカお土産ゲットするまではと・・・
しばし師匠から、ベイトの動きをイメージしながらシャクる、レクチャーを受けます。
ジグは動かせばいいわけではなく、ベイトをイメージしながら、狙う魚もイメージして、ジグを動かしていく、
ジギングとは、ち密で理論的なアプローチだと知る。
相変わらず釣れないながらも、狙いをもって試行錯誤していると、楽しい時間が過ぎていきます。
すると、私のジグにも魚信が!しかし、、すぐにバレてしまい、掛かりません。
師匠曰く、しっかりした魚ならバレるのはなかなかないし、ちっさいエソでは?とのこと。(汗
湾内はベイトの絨毯なのに、ククッと当たっても、ゼンゼン掛かりません。
そんな中、師匠はかなりの良型のアカハタをゲット。
これはアカハタやな、、と言いながらあげてくるとホントにアカハタやし。
ええなあ~
そんなこんなで、だんだん時間も遅くなってきたので、沖上がりとしました。
帰着後。
らず師匠と共に、デスペラード&ターポンの相互試乗会を開催。
ターポン140、腰を据えたときの安定感がハンパない。
何といってもシートが秀逸。この腰だけをホールドするタイプのシートは目からうろこ。大好きです。
力を無駄なく伝えられる。こりゃ漕ぎ疲れないですわ。
まさに硬派なカヤックアングラーのために作られた最高の相棒・・・
やっぱりデスペもまずはシート考えないとね!
そして、デスペラード。
らず師匠の試乗の後に、ダッシュボードを外した状態で私ももう一度乗ってみました。
するとどうでしょう!
あれだけの暴れ馬、ロデオドライブ状態だったデスペラードがすっかりおとなしく。
やはり、、ダッシュボードが干渉してフットブレイスをしっかり伸ばせず屈んで乗っていたため、
重心の高さが災いし、ヨタヨタしていたようです。
あとは片づけながら、らず師匠と名残惜しくカヤック談義。
いつもながら何にも知らない素人に、なぜこんなに親切なんだ、師匠は・・・
もっと話したかったのですが、、タイムオーバー。
最高に楽しい遊びであるカヤックフィッシングも、海の危険や様々な問題とは隣り合わせ
先人の努力をよそに、一部の心無い人々のせいでまさに表面張力で持っているような、そんな薄氷を踏む世界でもある。
健全なマナーを身に着けた若い?カヤッカーを育てるべく開催される、闘魂らず塾・・・
これからも師匠には色々教えていただくことが多そうです。
【釣果】
レンコダイ×1、32cm
マハタ×1、28cm
アヤメカサゴ×2、22~25cm
貧果ではありましたが、魚の数以上に得たものは大きい一日でした。
さて今回のテーマ、新しい翼の具合はと言いますと
遅れてきた巨神兵、デスペラードの力を完全には引き出せませんでしたが、、その驚異的なポテンシャルには触れることができました!
・・・ちゃんと艤装しなおしたら、巡航で8km行けるのでは?マッハ漕ぎなら10km/時超えも余裕で行けそうです。マリブでつちかった全力馬鹿漕ぎは修正を強いられそうですが・・・
まさにFFで言うたら、チョコボとダッシューズ同時に手に入れた状態。
行動範囲が一気に広がりそうです
次回こそは、
酸の海に数発撃って沈黙とかナシで、
帰ってきた巨神兵がブンブン飛び回る姿に期待!
カヤックフィッシング最高!
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2014年12月25日
冒険の書 第2章 一生手漕ぎ宣言 ロックンロールカヤック デスペラード ~ 自分的宝物 ~
子どもたちとツリーリングを楽しむために、ふとしたきっかけで手に入れたカヤック、
マリブカヤックス プロ2タンデム。
そこからすべては始まった。

このタフではあるが重く大きな農耕馬のような船体にまたがり、
釣りの基本的な知識すらないまま、ひとりぼっちで始めたカヤックフィッシング。
鉄下駄だとも気づかずに、夢中で漕ぎまくること、24たび。

海に出るたびにカヤックフィッシングの魅力、海への思いが同時に深まっていく。
この楽しすぎるMONOにかけたお金は10万円たらず
見るもの聞くもの全てに手垢が付き、色あせて見える年齢に至った私に、こんなに夢中になれるものがあったなんて。
おそらく、人生において最も有意義な投資のひとつだったと思います。

しかし鉄下駄は鉄下駄。
次第に馬脚を現します。なにせ鈍足艦。いくら力強く濃いでも、艇速が出ない。
レジャー用のためかロッドホルダーやハッチもない・・・

それでも、この農耕馬は抜群の安定性と堅牢さで、せっせと私を海へと運び、私にたくさんの喜びをくれました

やがて、半年が過ぎ
行けなかったあの場所へ、行ってみたい。
駿馬のような美しく力強い漕ぎ味を感じてみたい。
そんな気持ちが高まる
そしてたったひとりの海原de..は新たなステージへ。
我が家にやってきた優駿は、、
ロックンロールカヤック デスペラード。

舶来のカヤックにはない、日本的な洗練された繊細で美しいライン・・・
そのシェイプは、まさに失われし旧日本海軍の戦闘艦の艦橋を思わせる緊張感と、ノスタルジックな美しさを兼ね備えています。
そして内に秘められた高性能。
それはまさに、日本人の魂のよう。

この、艦尾にかけての雄大な艦幅・・・。
まさにパナマックスにとらわれない連合艦隊のみがなせる造船美、46センチ砲を搭載しうる船型は、時代を超え戦艦大和からデスペラードにも受け継がれているのである(適当)

つい脱線してしまいましたが、、
このフネを選択したのには理由があります。
漁場へゆくすべは数あれど・・・
自分の力で漕ぎ、自分の頭で考え、自然環境と戦い、獲物を得る。
私は、
この原始的でシンプルなプロセスに限りない魅力と喜びを感じている。
動力に頼らず、手漕ぎでどこまでやれるかに挑戦したい。
この道を究めるための、最高の道具とは?
そんな問いへのひとつの答え。
その名もデスペラード。ならず者の名を冠する船。
我が敬愛するジーザスも、同時代においてはデスペラード、打ち捨てられしならず者でありました。
既成概念と戦い、壊し、新しいものを生み出す気概と信念(ROCK)に満ちた名前です。
とはいえこのデスペラード、新品では私ごときに到底手を出せる価格ではありません。
まさに岸壁に咲く花のよう。
でした。
そんなある日、何気なくオークションを眺めていたら、、

うおっつ。
え~!デスペが出品されちゃってるじゃないですか!
かなりの美品で、しかもかっちょいいレッドやん!
デスペラードがオークションに出てくるなんて、2年に1度あるかないか。・・・オークファンによれば、いまだかつて2回?しかないのでは?
しかも出品されたのが木曜で、終了が土曜日のたった3日間に、、
いったい日本中のカヤックアングラーのどれくらいが気づけることだろう・・・
くしくも自分が知ったのも、まさに天佑というしか。

そして、優駿は我が家の門を叩いたのである!

やっぱりというか、想像以上に、めちゃくちゃかっこいいです・・・
美しさと速さと機能とが、ひとつの形を持って表現されたよう
そして実物を見て、さらに嬉しい誤算が。
美品どころか、新品に近い。。
キールに擦った跡がまるでありません・・・
魚探用のスコッティマウントもなし。
加工した形跡が全くなく、前所有者の香りが一切ない。
?何に使っていたんだろう・・・そしてなぜ手放したんだろう・・・(謎)
今年の締めにぜひ大物を釣り上げたいと思っていましたが、思わぬ形での贈り物・・・
神は願ったものを労せず与えることはせず、願うものを自ら得られるように助けるといいますが、
これで大物を獲りに行けと!!
まさに最高のクリスマスプレゼントです。。
来年はこの素晴らしいフネと共に冒険し、
新たな歴史を刻んでいきたいと思います!
カヤックフィッシング最高!

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マリブカヤックス プロ2タンデム。
そこからすべては始まった。
このタフではあるが重く大きな農耕馬のような船体にまたがり、
釣りの基本的な知識すらないまま、ひとりぼっちで始めたカヤックフィッシング。
鉄下駄だとも気づかずに、夢中で漕ぎまくること、24たび。
海に出るたびにカヤックフィッシングの魅力、海への思いが同時に深まっていく。
この楽しすぎるMONOにかけたお金は10万円たらず
見るもの聞くもの全てに手垢が付き、色あせて見える年齢に至った私に、こんなに夢中になれるものがあったなんて。
おそらく、人生において最も有意義な投資のひとつだったと思います。
しかし鉄下駄は鉄下駄。
次第に馬脚を現します。なにせ鈍足艦。いくら力強く濃いでも、艇速が出ない。
レジャー用のためかロッドホルダーやハッチもない・・・
それでも、この農耕馬は抜群の安定性と堅牢さで、せっせと私を海へと運び、私にたくさんの喜びをくれました
やがて、半年が過ぎ
行けなかったあの場所へ、行ってみたい。
駿馬のような美しく力強い漕ぎ味を感じてみたい。
そんな気持ちが高まる
そしてたったひとりの海原de..は新たなステージへ。
我が家にやってきた優駿は、、
ロックンロールカヤック デスペラード。
舶来のカヤックにはない、日本的な洗練された繊細で美しいライン・・・
そのシェイプは、まさに失われし旧日本海軍の戦闘艦の艦橋を思わせる緊張感と、ノスタルジックな美しさを兼ね備えています。
そして内に秘められた高性能。
それはまさに、日本人の魂のよう。
この、艦尾にかけての雄大な艦幅・・・。
まさにパナマックスにとらわれない連合艦隊のみがなせる造船美、46センチ砲を搭載しうる船型は、時代を超え戦艦大和からデスペラードにも受け継がれているのである(適当)

つい脱線してしまいましたが、、
このフネを選択したのには理由があります。
漁場へゆくすべは数あれど・・・
自分の力で漕ぎ、自分の頭で考え、自然環境と戦い、獲物を得る。
私は、
この原始的でシンプルなプロセスに限りない魅力と喜びを感じている。
動力に頼らず、手漕ぎでどこまでやれるかに挑戦したい。
この道を究めるための、最高の道具とは?
そんな問いへのひとつの答え。
その名もデスペラード。ならず者の名を冠する船。
我が敬愛するジーザスも、同時代においてはデスペラード、打ち捨てられしならず者でありました。
既成概念と戦い、壊し、新しいものを生み出す気概と信念(ROCK)に満ちた名前です。
とはいえこのデスペラード、新品では私ごときに到底手を出せる価格ではありません。
まさに岸壁に咲く花のよう。
でした。
そんなある日、何気なくオークションを眺めていたら、、
うおっつ。
え~!デスペが出品されちゃってるじゃないですか!
かなりの美品で、しかもかっちょいいレッドやん!
デスペラードがオークションに出てくるなんて、2年に1度あるかないか。・・・オークファンによれば、いまだかつて2回?しかないのでは?
しかも出品されたのが木曜で、終了が土曜日のたった3日間に、、
いったい日本中のカヤックアングラーのどれくらいが気づけることだろう・・・
くしくも自分が知ったのも、まさに天佑というしか。
そして、優駿は我が家の門を叩いたのである!
やっぱりというか、想像以上に、めちゃくちゃかっこいいです・・・
美しさと速さと機能とが、ひとつの形を持って表現されたよう
そして実物を見て、さらに嬉しい誤算が。
美品どころか、新品に近い。。
キールに擦った跡がまるでありません・・・
魚探用のスコッティマウントもなし。
加工した形跡が全くなく、前所有者の香りが一切ない。
?何に使っていたんだろう・・・そしてなぜ手放したんだろう・・・(謎)
今年の締めにぜひ大物を釣り上げたいと思っていましたが、思わぬ形での贈り物・・・
神は願ったものを労せず与えることはせず、願うものを自ら得られるように助けるといいますが、
これで大物を獲りに行けと!!
まさに最高のクリスマスプレゼントです。。
来年はこの素晴らしいフネと共に冒険し、
新たな歴史を刻んでいきたいと思います!
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