2014年10月30日
男ジギング不発。3週連続の?巨マダイKF 21st ~ 成功と失敗 ~
海原でひとりぼっち。
人生のすべてのことをあずけてしまって、大海原の小さな点となり、無心で釣り糸を垂れる。
そんな時間が欲しくて、今日もやってきました。
悪天候により、前回マトモに浮けなかった私。
次はぜひナギの日を、ということで選んだのは、高気圧が日本列島を覆い、翌日も好天、どう転んでも荒れにくいと思われる日。

今日のテーマは「成功と失敗」
釣行ごとに色々失敗、反省はあるのですが、まずは成功したことをしっかりと積み重ねたい・・・。
成功も点と点。要はなぜ成功したか?を一本線に解明することが第一。
しかし、私の浅い経験だと単発の事例では理由がわからないことも多く・・・最近はなかなか積み重ねれてませんのです
そして海に出てしまうとなかなか思ったより自由がききません。変更がきかない、というのかな。。
カヤックフィッシング・・・ちょうどサッカーに似てる。野球などと違って、監督は試合が始まるとなかなか試合をコントロールできない。ような。ホントに幅広い視野が必要。
なので先にすべきことを最大限前もってやっておいて、成功するのではないかな、と。
というわけで、今日のねらいは・・・マダイ ときどき 青物
というのも、どうやら先行者情報によれば、青物開幕宣言・・・とはいかない様なので、、
メインの釣法はタイラバ。ベイトがしっかり入っているポイントでは男ジギングの予定。
最近は某所でジギングよりタイラバの方が調子が良く、青物も外道でかかるということなので、めめしく副産物?にも期待です。
そして最近苦手意識を克服しつつあるタイラバ部門に、満を持して新兵器の投入です。

パームス メタルウィッチ 652M
基本路線としてはあくまで男らしく?ジギングメインで行きたいところなのですが、やっぱり幅広い魚種に対応し、かつ、特にベイトが入っていないシブイ状況でも力を発揮するタイラバの万能性は捨てがたい。。
だってボーズは嫌やし(心が折れる)、魚食いたいし。。
今までタイラバはカタ~イジギングロッドでデマカセでやっていたので、
専用竿でどういう変化があるか、楽しみです。

6時出艇。
沖に出てもあまりベイト反応がありません。やっぱりジギングで釣れる気がしない・・・
男気が・・・消えていきます・・・
これがさっこんのタイラバ有利の原因か・・・
今日もかなりシブイ展開が予想されるものの、潮は効いているようなので、いつもどおりカヤックの得意とするストップ&ゴーの小刻み移動を駆使し、ミッチリとひとつひとつ潮目をつぶしていきます。
すると、

ファーストヒットは、初ホウボウ。
メタルウィッチの柔らかい穂先がタイラバのアタリを微妙に伝えつつ、弾かずにのせてくれます。
それでいてバットも安心感あり。もっとヤワなものを想像してたけど、大鯛も行けそう。
めちゃいい感じです。タイラバが楽しくなりました!
続けて、チョンチョンと特徴的な引き。そして途中から重くなる・・・これは夏にぎょうさん釣った美味しいやつ・・・

良型のアコウ。
シブイ状況なものの、ある程度魚はいるようです。
ただ、なんかオカシイ・・・
朝だけしか釣れないんちゃう?という、バクゼンとした嫌な予感がしてきました。
なんとなく、ですが・・・(でも今まで結構あたってる)
なので、釣れるうちに釣っておこう、と焦ります。
潮目を渡りつつさらに沖へと進む。
すると・・・45メートルラインで、海面が沸き立つような最高の潮目を発見!チャンス!
これは絶対釣れる!アホ(私)でもつれる!
期待を込めて一投目。
巻き上げようとすると、グイィィィーーン!
タイラバが一気にひったくられた!フォールで食ってたのか・・・
最初はメガ根魚かな、と思ったが、、
ラインが引き出され、キュルキュルとドラグが鳴り始めた。
ここからは大物と一進一退。
ハンドルが空回りするほどではなく、何とか巻けるので、先週ほどではないものの、相当でかい。
青物を期待するが・・・途中から特有の強烈な突っ込みを連発。
やはり奴です。
でもさすが専用竿。ギュンギュンドラグを出していく突っ込みさえ、バットのタメで耐え、いなします。
この感覚を味わいたくて、ここに来た・・・
やっぱりこの感じ、生きてる!・・・最高・・・!

なんとかうまく浮かせられました!
先週に引き続き、バカデカい♂マダイ
なんとか曲げてクーラーに入ったので先週よりサイズダウンですが、80近い?
そして、、パームス メタルウィッチ 652M 入魂完了!(言ってみたかった・・・こういうセリフ)
カヤック上で感慨にひたっていると、、マダイのヒレパンチ炸裂!
さかなクサあイ往復ビンタ・・・
今までなら上ってきたマダイは疲労困憊してマグロ化してたのに、こんなに元気なのも、引きをいなしてしまう専用竿ならでは・・・?
とはいえさすがの打率10割。
これまでのすべてのアタリを、ガッチリ掴んでます。メタルウィッチすげえ。
この時点で7時。
予定よりかなり早くマダイを捕獲し、これからレギュラーサイズのマダイをポツポツ、と思った矢先。
いやな予感が現実に・・・。
色々探ってみるものの、この後は沈黙・・・
潮に流されるまま深場を探るが、よけいに深場は魚信なく・・・
やがてナブラも発生するが、飛んでる魚がちっさいようなので無視。(ぜいたくな)
そして黙々とタイラバをたぐる私。(のちに後悔)
それにしても風がない・・・

(最高の天気なんだが・・・)
ここからの長い時間は、ふりかえってみると根魚の拾い釣りのみでした。
結局・・・地合いらしい地合いは朝7時まででした(涙
ここからは早送りで行きます。

ええ型のアコウ。

よく見ると口からベイトがあふれてます。
ていうか、マダ生きてます・・・

チャリコがヨナのように口の中で生きてるっ
このアコウ。かなり大食らいらしく。
ベイトが口の奥からマダマダ出てきました(怖っ)

これ、ダイオウイカの幼生や・・・(適当)(R兄貴風)

続けてアコウ。今日はアコウがよく釣れます。

ひさびさにベイトが入っているポイント。
ジギングでガッシーラ。青物はまっこう気配なし。

かろうじて見えるスーパー薄い潮目を流し倒して、引っ張り出したアコウ。
今日はやっぱり何をしても難しい感じです・・・
帰りがけ、中層に浮いている反応を見つけ、ジギング。思った通りの水深でバシッとヒットするが・・・

良型SABAグーフー(涙
またまた中層で単体魚たちの反応を見つけ、シャクッ&ズドン。期待を込めて引き上げるが・・・

空中浮遊型エソ。
昼過ぎまで粘ったものの、結局・・・早朝の短時間での釣果に少し毛をはやしたに過ぎない散々な結果となりました。

【本日の戦果】
マダイ77cm×1、アコウ×4(最大40cm弱)、ホウボウ×1
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 60g × 1 着底後のズル引きでESOと思われる敵機よりリーダーに掃射を受け、散る
【本日の潮】
小潮
早朝のデカマダイに救われた感がありすぎますが、ヘタなので仕方が。。
しかしいかんせんベイトが入っていません。本当に秋?(もう冬か)って感じです。
早く青物祭り開幕宣言をしたいところです。
ホントは、爆釣して・・・みんな早くここにおいで!オーイ!(妄想)・・・したいところなんですが。
≪帰着後≫
同所から出艇したゴムボーターの方によれば、ナブラの正体はハマチであり、トップで4本ほど釣れたとのこと。
私のマダイを羨ましがっておられましたが、青物ヒデリの私からすればハマチがまぶしかったです・・・
マダイに集中しすぎてナブラを無視したのが悔やまれます
今日も成功と失敗を思い返し、次なる準備へ活かしていきます!
押忍!

アングラーズリパブリック パームスエルア メタルウィッチ マダイ MTGC-652M
1パワーモデルは心細いので2パワーモデルを選びました。2パワーでもデカマダイと十分に渡り合える感じ。3パワーモデルもあるようだが・・・一体どんなマダイを相手にするのか・・・?柔らかいティップがいわゆる追従性?を発揮。。マダイに違和感を与えず、本アタリにつながります。アタリを確実にものにするところ、そしてバレの少なさにはビビりました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉(QS)
タイラバのキモはネクタイを齧っている時にいかに違和感を与えないか・・・浮力のある水中においてネクタイを引っ張った時の抵抗はヘッドの重さより体積そのものがおおいに関係する・・・気がします。無論、形状もしかり。その点、比重の大きいタングステンのアドバンテージはヤバい。早い着底だけが能ではありません!なんの変哲もない丸っこいタングステンシンカーが一番釣れる理由はそこにある??
人生のすべてのことをあずけてしまって、大海原の小さな点となり、無心で釣り糸を垂れる。
そんな時間が欲しくて、今日もやってきました。
悪天候により、前回マトモに浮けなかった私。
次はぜひナギの日を、ということで選んだのは、高気圧が日本列島を覆い、翌日も好天、どう転んでも荒れにくいと思われる日。
今日のテーマは「成功と失敗」
釣行ごとに色々失敗、反省はあるのですが、まずは成功したことをしっかりと積み重ねたい・・・。
成功も点と点。要はなぜ成功したか?を一本線に解明することが第一。
しかし、私の浅い経験だと単発の事例では理由がわからないことも多く・・・最近はなかなか積み重ねれてませんのです
そして海に出てしまうとなかなか思ったより自由がききません。変更がきかない、というのかな。。
カヤックフィッシング・・・ちょうどサッカーに似てる。野球などと違って、監督は試合が始まるとなかなか試合をコントロールできない。ような。ホントに幅広い視野が必要。
なので先にすべきことを最大限前もってやっておいて、成功するのではないかな、と。
というわけで、今日のねらいは・・・マダイ ときどき 青物
というのも、どうやら先行者情報によれば、青物開幕宣言・・・とはいかない様なので、、
メインの釣法はタイラバ。ベイトがしっかり入っているポイントでは男ジギングの予定。
最近は某所でジギングよりタイラバの方が調子が良く、青物も外道でかかるということなので、めめしく副産物?にも期待です。
そして最近苦手意識を克服しつつあるタイラバ部門に、満を持して新兵器の投入です。
パームス メタルウィッチ 652M
基本路線としてはあくまで男らしく?ジギングメインで行きたいところなのですが、やっぱり幅広い魚種に対応し、かつ、特にベイトが入っていないシブイ状況でも力を発揮するタイラバの万能性は捨てがたい。。
だってボーズは嫌やし(心が折れる)、魚食いたいし。。
今までタイラバはカタ~イジギングロッドでデマカセでやっていたので、
専用竿でどういう変化があるか、楽しみです。
6時出艇。
沖に出てもあまりベイト反応がありません。やっぱりジギングで釣れる気がしない・・・
男気が・・・消えていきます・・・
これがさっこんのタイラバ有利の原因か・・・
今日もかなりシブイ展開が予想されるものの、潮は効いているようなので、いつもどおりカヤックの得意とするストップ&ゴーの小刻み移動を駆使し、ミッチリとひとつひとつ潮目をつぶしていきます。
すると、
ファーストヒットは、初ホウボウ。
メタルウィッチの柔らかい穂先がタイラバのアタリを微妙に伝えつつ、弾かずにのせてくれます。
それでいてバットも安心感あり。もっとヤワなものを想像してたけど、大鯛も行けそう。
めちゃいい感じです。タイラバが楽しくなりました!
続けて、チョンチョンと特徴的な引き。そして途中から重くなる・・・これは夏にぎょうさん釣った美味しいやつ・・・
良型のアコウ。
シブイ状況なものの、ある程度魚はいるようです。
ただ、なんかオカシイ・・・
朝だけしか釣れないんちゃう?という、バクゼンとした嫌な予感がしてきました。
なんとなく、ですが・・・(でも今まで結構あたってる)
なので、釣れるうちに釣っておこう、と焦ります。
潮目を渡りつつさらに沖へと進む。
すると・・・45メートルラインで、海面が沸き立つような最高の潮目を発見!チャンス!
これは絶対釣れる!アホ(私)でもつれる!
期待を込めて一投目。
巻き上げようとすると、グイィィィーーン!
タイラバが一気にひったくられた!フォールで食ってたのか・・・
最初はメガ根魚かな、と思ったが、、
ラインが引き出され、キュルキュルとドラグが鳴り始めた。
ここからは大物と一進一退。
ハンドルが空回りするほどではなく、何とか巻けるので、先週ほどではないものの、相当でかい。
青物を期待するが・・・途中から特有の強烈な突っ込みを連発。
やはり奴です。
でもさすが専用竿。ギュンギュンドラグを出していく突っ込みさえ、バットのタメで耐え、いなします。
この感覚を味わいたくて、ここに来た・・・
やっぱりこの感じ、生きてる!・・・最高・・・!
なんとかうまく浮かせられました!
先週に引き続き、バカデカい♂マダイ
なんとか曲げてクーラーに入ったので先週よりサイズダウンですが、80近い?
そして、、パームス メタルウィッチ 652M 入魂完了!(言ってみたかった・・・こういうセリフ)
カヤック上で感慨にひたっていると、、マダイのヒレパンチ炸裂!
さかなクサあイ往復ビンタ・・・
今までなら上ってきたマダイは疲労困憊してマグロ化してたのに、こんなに元気なのも、引きをいなしてしまう専用竿ならでは・・・?
とはいえさすがの打率10割。
これまでのすべてのアタリを、ガッチリ掴んでます。メタルウィッチすげえ。
この時点で7時。
予定よりかなり早くマダイを捕獲し、これからレギュラーサイズのマダイをポツポツ、と思った矢先。
いやな予感が現実に・・・。
色々探ってみるものの、この後は沈黙・・・
潮に流されるまま深場を探るが、よけいに深場は魚信なく・・・
やがてナブラも発生するが、飛んでる魚がちっさいようなので無視。(ぜいたくな)
そして黙々とタイラバをたぐる私。(のちに後悔)
それにしても風がない・・・
(最高の天気なんだが・・・)
ここからの長い時間は、ふりかえってみると根魚の拾い釣りのみでした。
結局・・・地合いらしい地合いは朝7時まででした(涙
ここからは早送りで行きます。
ええ型のアコウ。
よく見ると口からベイトがあふれてます。
ていうか、マダ生きてます・・・
チャリコがヨナのように口の中で生きてるっ
このアコウ。かなり大食らいらしく。
ベイトが口の奥からマダマダ出てきました(怖っ)
これ、ダイオウイカの幼生や・・・(適当)(R兄貴風)
続けてアコウ。今日はアコウがよく釣れます。
ひさびさにベイトが入っているポイント。
ジギングでガッシーラ。青物はまっこう気配なし。
かろうじて見えるスーパー薄い潮目を流し倒して、引っ張り出したアコウ。
今日はやっぱり何をしても難しい感じです・・・
帰りがけ、中層に浮いている反応を見つけ、ジギング。思った通りの水深でバシッとヒットするが・・・
良型SABAグーフー(涙
またまた中層で単体魚たちの反応を見つけ、シャクッ&ズドン。期待を込めて引き上げるが・・・
空中浮遊型エソ。
昼過ぎまで粘ったものの、結局・・・早朝の短時間での釣果に少し毛をはやしたに過ぎない散々な結果となりました。
【本日の戦果】
マダイ77cm×1、アコウ×4(最大40cm弱)、ホウボウ×1
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 60g × 1 着底後のズル引きでESOと思われる敵機よりリーダーに掃射を受け、散る
【本日の潮】
小潮
早朝のデカマダイに救われた感がありすぎますが、ヘタなので仕方が。。
しかしいかんせんベイトが入っていません。本当に秋?(もう冬か)って感じです。
早く青物祭り開幕宣言をしたいところです。
ホントは、爆釣して・・・みんな早くここにおいで!オーイ!(妄想)・・・したいところなんですが。
≪帰着後≫
同所から出艇したゴムボーターの方によれば、ナブラの正体はハマチであり、トップで4本ほど釣れたとのこと。
私のマダイを羨ましがっておられましたが、青物ヒデリの私からすればハマチがまぶしかったです・・・
マダイに集中しすぎてナブラを無視したのが悔やまれます
今日も成功と失敗を思い返し、次なる準備へ活かしていきます!
押忍!

アングラーズリパブリック パームスエルア メタルウィッチ マダイ MTGC-652M
1パワーモデルは心細いので2パワーモデルを選びました。2パワーでもデカマダイと十分に渡り合える感じ。3パワーモデルもあるようだが・・・一体どんなマダイを相手にするのか・・・?柔らかいティップがいわゆる追従性?を発揮。。マダイに違和感を与えず、本アタリにつながります。アタリを確実にものにするところ、そしてバレの少なさにはビビりました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉(QS)
タイラバのキモはネクタイを齧っている時にいかに違和感を与えないか・・・浮力のある水中においてネクタイを引っ張った時の抵抗はヘッドの重さより体積そのものがおおいに関係する・・・気がします。無論、形状もしかり。その点、比重の大きいタングステンのアドバンテージはヤバい。早い着底だけが能ではありません!なんの変哲もない丸っこいタングステンシンカーが一番釣れる理由はそこにある??
2014年10月22日
絶対オカシイし、勘違いしたらアカンKF 20th 巨マダイ再び ~ 天国と地獄 ~
先週、マグレとはいえ自分としてはこれまでにない釣果を挙げ、燃え尽きた感のある私・・・
今までのウップンをはらし、今まで怒涛のごとく浮いていた反動もあり、しばらくはカヤックやらなくてもいいかな、、なんて思っておりました。
しかし、休みのたんびに風!風!風!(byタクジグさん)だったお天気が一転、週末久々に良況となり、楽しそうに浮いておられるカヤッカーの皆さんのブログを見ていると・・・フツフツ・・・と。
そして、いつの間にか・・・海快晴と天気図とをためつすがめつしている私がいる。
しかも!今週末も海況よさそうやん・・・ええなあ・・・(でも今週末も行けないし)
ハァー(ため息)
そして、それから 13DAYS LATER...
振替休日を取得し、、やっぱり、来ちゃいました。。
体調回復のため、仕方なく。本当に仕方なくですよ・・・(某R先輩風抗弁)

今回のテーマは「天国と地獄」
なんやそれ?って感じですが、前回身に余る天国を味わったので、絶対オカシイし、今度はきっと地獄やろ、という推定です。
らしさ、ですよやっぱり。
そうでなくては、、ひとりぼっちの海原de..らしくありませんから!
でもその地獄から這い出してこそ、その先に、ふたたび天国がある・・・
つまり、小手先ではなく、本当の意味でのレベルアップがしたい・・・
まあ、地獄と言っても、楽しい地獄なんですけど(笑
今回の狙いはずばり、青物です。
初KFの記念すべきハマチ一本
以来、青物はとんとご無沙汰な私。
ジグをしゃくってしゃくってえ、、ズドン!!じゃいいーーん(妄想)
ああ、、青物に会いたい。。
今日は南西の風3~4メートルといった予報。
高気圧が張り出して微風・・・そんな理想的な日なんかではモチロンなく、前線がど真ん中でかかっているので風が弱いが、雨が降る・・・そして寒い・・というフツーならけして選ばないB級日程。
海上にいる間はミッチリ雨が降る予報やけど、ウインドサーフィン時代から寒さには耐性があるハズ(吹雪でも海に飛び込んでた)なので、風さえないなら釣りは成立するだろう、と。
ただ、前々回に予想外の爆風で大自然にキツイ灸をすえられた反省にたち、うねりの周期や周辺の予報などなどじゅうぶん総合的に情報を判断して、なんとか浮けそう、ということでやってきました。

今日は大潮だった前回と比べて、やはり潮があまり効いていない・・・やな予感。でも今日も初日やけど一応大潮やし。
沖へと進むと、、
40メートルラインを過ぎたあたりから、風が強まります。
ビュオオオオおおおおお
あれ?どうう考えても3~4メートルの風とちゃうと思うんやけど・・・
予報では風は収まっていくハズなので、まあまあいずれ、今だけやろ・・・と思いながら潮目を探していきます。
それにしても今日は潮も効いていないし、浅場にもベイト反応はほとんどない。
やっぱり柳の下のドジョウ系ラッキーはないな・・・とブツブツと言いながら沖へ向かう。

そしていよいよ強くなる風。推定5メートル。
ラインが・・・川か!というくらい流される。。無論タイラバは底とれず成立しない。。
ただ、あきらめないネチコサが信条の私。
前回ジギングロッドが序盤で玉砕したこともあり、青物一本勝負のジギング縛りはのぞむところ。
しかし、次第にパドリングが修行状態に。
すると、70メートルラインに出たところで、にわかに強烈なベイト反応が!
魚探がまっかっか!!水深が2メートル?魚探がバグってる!
ステータス異常です。
ドラクエで言うと、いわゆる「らん」あるいは「マヌ」の状態に。
濃いベイトにドサクサでジグを放り込んだら、、やっぱり、ズン、と来た。
ただ、重いだけで引かないしザブトン引っ張ってるみたい。
上がってきたのは・・・

また、あなたですか!
強制退去命令。
その後もドンドン上がる風。
パドリング修行を通り越し、高負荷の筋トレ状態に。
たった数回流すために、10分漕ぎ続けとか、効率悪すぎる。。
しかし、魚探反応は良好。ベイトの下に単体魚の反応も映り出した。
この展開、なかなかあきらめきれない。。
けど、ゼンゼンまともに釣りがデキン。。
絶対オカシイ・・・予報では3~4メートルの風ちゃうんか。。
ところが現実は風速7メートル以上。ブローは10メートルくらいかも。
いよいよ危なくなってきた。
ついに、、8時の時点で、あえなく帰還を決意。
前々回に引き続き・・・総員退艦命令

ところが、一旦帰ると決めても、向かってくる突風とうねりで超鈍足艦となり、時速1~2キロくらいしかスピードが出ない。いつまでも同じ景色でルームランナー状態
しかも前回平均時速6キロでも30分かかったポイントなので、このままだと2時間の強制マッスルトレーニング確定。
短時間の無酸素系ターボパドリングならドンドン進めるものの、長時間はムリ。だからといって長距離用の有酸素パドリングでは時間がかかりすぎる。
色々考えて・・・やっぱアカン・・・出艇場所まで徒歩で帰ったほうが早いんちゃう?と・・・近くの浜へ緊急避難。
そしてライジャケ姿で漁村を単身ランニングして出艇場所の駐車場へ。
車でとんぼ返りして、カヤックをピックアップ。
はずかしながら、無事内地に復員完了!
~~~
この時点で10時。
前回はガッツリ釣って早上り!!とか言ってたけど、既定路線通り、ガッツリ吹かれて早上り!!ですわ。。
そそくさと片づけも済ませ、服も着替えて、傷心をかかえながら家路に就く。
しかしこれほど完膚なきまでヤラれるとは思ってなかったな・・・やっぱり「天国と地獄」だな、ようできてるわテーマ・・・と哀れな自賛。
だんだん風が落ちていく海を横目で見ながら、帰路のドライブ中、ふと。
あ。そや。元々今日行きたかった、yassunさんに教えていただいたポイントやったら、大丈夫ちゃうかな・・・。
あそこなら南西の風に強いハズ。
あっという間に、ハンドルを切ってUターン・・・
~~~
そして、、11時再出艇。
アングラーの執念あさましきかな、クタクタのハズなのに執念の第2章スタート
早朝は暗くて出艇ポイントがいまいち分からず、ご新規さんなのでトラブルになってもいけないので、あえてパスしていましたが、無事出艇することができました。yassunさん、ありがとうございます♪
幸い、予想通り海況は良し!張り出した岬で南西の風がみごとに緩和されており、3メートルくらいの中風です。
これがホントの3メートルの風、ですよね。。
タイムリミットは13時。2時間限定の勝負ではありますが、、これならいける!
週末の情報で、このポイントは浅場の30メートルラインがいいらしい、とのことなので、重点的に攻める予定。
というか、それ以上沖へ出ると、爆風ふきすさぶのでどのみち選択肢がない・・・
沖を見ると、ちょうどいい感じで30メートルラインに潮目ができている。
チャンス!
パドリングで必死でラインキープしながら、ベイトがあまり入っていないみたいで青物の気配がないので、なりふり構わず打率の高いタイラバのバットで打ち込んでいきます。
すると、トトン、と竿先が引き込まれる。幸先よくヒット!

少し小さいが・・・弱気&時間ないので、しかも美味しいし、など総合的理由によりキープ。
これでボウズはとりあえず脱出
地合いが来たかも!ということで、アコウを〆る前に、すかさず爆雷攻撃を続行。
すると・・・ヒュンヒュンと小気味よくドラグを鳴らし、竿を叩く魚がヒット。予想通りの連発。
青物?とアワい期待を持って上げてくると・・・

巨エソ・・・しかもスプラッタ系。
やっぱり奴らは色んな引きを模倣します。大半は重いだけで引かないですが、今日もまんまとダマされました。
エソごときにドラグ鳴らされるなんて、、悔しイ。。
ドラグと心を締め直します。
短時間勝負なので、気を取り直し、猛パドリング&あらゆる方向から爆雷投下。

マハタ。小さいので送還。

アオハタ。やはり小さいので送還。
水深が浅いせいか、皆元気に帰国していきます。
ここで地合いは終了。そのうち潮目が消えてしまいました・・・。
それでも残り少ないかすかな潮目を重点爆撃してきます。
こういう魚っ気が一旦消えたくらいの方が好機だったりする(と信じる)
徒労とも思える、回収&投下。
タイラバはまさに我慢の釣り。
毎回同じように見えても、小さな感触の変化を頼りに、落としていく。
時計は12時30分。リミットは13時。あと少しだけ時間がある。
そして、無限回廊と思われた反復に、突如終わりが・・・。
いつも通りクラッチを切ると、降下の途中・・・突然スプールが急回転。
フォールとは違う異常なスピードでラインが出ていきます。いくら鈍感な私でも、絶対オカシイ!と気づく。
すかさず合わせを入れ、巻き取ろうとすると、強烈な抵抗が。そして、さっき締めたハズのドラグが、、軽々と回され、ギュィィーーンと一気に数十メートルラインが引き出された。
間違いなくデカい!こんな30メートルの浅場で?一体何がかかった?
先週の大鯛よりも強烈な引き。青物か?
リールを巻こうとしても、空回りして全然巻き取れない。。
そして、ドラグは鳴り続ける・・・
普通なら動揺してしまうところ、なぜか気分は最高に。スゲースゲーと思わず笑い声が出て、これからの大物とのやりとりを楽しもうという気分。
というのも、単なる感触ですが、タイラバ特有の巻き上げ時の追い食いでかかった訳ではなく、フォールでひったくられたせい?か、どうやらフッキングがいいみたいで、バレる気がしない。
絶対魚の顔を見てやろう、と決心。
相変わらずリーリングしても空回りだが、次第に10センチづつくらい巻き取れる。
まだまだ巻ける量よりラインを出していく量の方が多いが、途中から一定のペースで巻き取れるようになった。
あと、30メートル、20メートル、となっても相変わらずのやる気でドラグを鳴らしてラインを出していくので、きっと青物だと確信。
リーダー入って、上がってきたのは・・・

あれ?また、マダイやーー!!
しかも破格にどでけえーー!!
タモに不安を感じるほどの強烈な重さ。
先週のマダイより大きいかも。それより何より、体高がハンパない。丸々としてる。

爆風で強制送還食らった後の再出艇、、しかも耐え忍んだ末の執念が引き寄せた結果、、
思わず天を衝く、渾身のガッツポーズ!
今度は本当に、どう曲げてもクーラーに入りません。(汗
なのでこの通り。

帰り。
突堤のアングラーたちに、奇異の目で迎えられる、はみ出した巨大な尻尾。。
今日のベイトは、これでした。

写真には映ってませんが、ゼイゴがあったので、大きさから中アジかな?と思います。とてもベイトとは思えない骨の太さ。いいもん食ってます。

計測したところ、86cm、8.7kgの圧巻の巨体でした。
〆る前ならもっと重かったかも。
先週のマダイより4センチしか体長は違わないのに、2.5kgも体重が違うのにビックリ。丸々としてます。

今日のマダイは、母が捌いてくれ、娘が盛り付けてくれました。(妻は?どこに?・・・妻と私は・・食べました。。)
ベイトが違うせいか、先週のマダイたちより明らかに脂が乗ってる。
一般に60センチ以上のマダイの味には疑義があるところみたいですが、それらを完全に払拭し、、、
めちゃ旨かったです!
そう言えば、期せずして2週連続の自己記録更新・・・
絶対何かオカシイし、自分のコトだけは、絶対勘違いしたらアカン。でも、なぜ?
海は不思議です(結論)
地獄を味わった先に天国があるということでしょうか・・・門を叩けば開かれる?あきらめずやれば成功する、、?
でもまだまだ不思議です。
うー
これからも、釣りから色々人生ついても学びたいと思います!
ともあれ、カヤックフィッシング最高!!×2

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 限定クリスタルカーリー
やっぱりこれ。どんなマダイも海の底から連れてきます。高いけど元がとれます(笑

YGKよつあみ ガリス ウルトラジグマンWX8 200m
前回の高切れで今回から8本編に変えました。少ない力で快適にシャクれる!別次元です・・・もっと早く替えたらよかった(笑

クレハ(KUREHA) シーガー 船ハリス 100m
ESOを掛けたらガサガサ。サゴシが通過したらバッサリ。最も更新頻度が高いのがリーダー。リーダー専用品より滅法安いです。おすすめ。
今までのウップンをはらし、今まで怒涛のごとく浮いていた反動もあり、しばらくはカヤックやらなくてもいいかな、、なんて思っておりました。
しかし、休みのたんびに風!風!風!(byタクジグさん)だったお天気が一転、週末久々に良況となり、楽しそうに浮いておられるカヤッカーの皆さんのブログを見ていると・・・フツフツ・・・と。
そして、いつの間にか・・・海快晴と天気図とをためつすがめつしている私がいる。
しかも!今週末も海況よさそうやん・・・ええなあ・・・(でも今週末も行けないし)
ハァー(ため息)
そして、それから 13DAYS LATER...
振替休日を取得し、、やっぱり、来ちゃいました。。
体調回復のため、仕方なく。本当に仕方なくですよ・・・(某R先輩風抗弁)
今回のテーマは「天国と地獄」
なんやそれ?って感じですが、前回身に余る天国を味わったので、絶対オカシイし、今度はきっと地獄やろ、という推定です。
らしさ、ですよやっぱり。
そうでなくては、、ひとりぼっちの海原de..らしくありませんから!
でもその地獄から這い出してこそ、その先に、ふたたび天国がある・・・
つまり、小手先ではなく、本当の意味でのレベルアップがしたい・・・
まあ、地獄と言っても、楽しい地獄なんですけど(笑
今回の狙いはずばり、青物です。
初KFの記念すべきハマチ一本
2014/05/09
以来、青物はとんとご無沙汰な私。
ジグをしゃくってしゃくってえ、、ズドン!!じゃいいーーん(妄想)
ああ、、青物に会いたい。。
今日は南西の風3~4メートルといった予報。
高気圧が張り出して微風・・・そんな理想的な日なんかではモチロンなく、前線がど真ん中でかかっているので風が弱いが、雨が降る・・・そして寒い・・というフツーならけして選ばないB級日程。
海上にいる間はミッチリ雨が降る予報やけど、ウインドサーフィン時代から寒さには耐性があるハズ(吹雪でも海に飛び込んでた)なので、風さえないなら釣りは成立するだろう、と。
ただ、前々回に予想外の爆風で大自然にキツイ灸をすえられた反省にたち、うねりの周期や周辺の予報などなどじゅうぶん総合的に情報を判断して、なんとか浮けそう、ということでやってきました。
今日は大潮だった前回と比べて、やはり潮があまり効いていない・・・やな予感。でも今日も初日やけど一応大潮やし。
沖へと進むと、、
40メートルラインを過ぎたあたりから、風が強まります。
ビュオオオオおおおおお
あれ?どうう考えても3~4メートルの風とちゃうと思うんやけど・・・
予報では風は収まっていくハズなので、まあまあいずれ、今だけやろ・・・と思いながら潮目を探していきます。
それにしても今日は潮も効いていないし、浅場にもベイト反応はほとんどない。
やっぱり柳の下のドジョウ系ラッキーはないな・・・とブツブツと言いながら沖へ向かう。
そしていよいよ強くなる風。推定5メートル。
ラインが・・・川か!というくらい流される。。無論タイラバは底とれず成立しない。。
ただ、あきらめないネチコサが信条の私。
前回ジギングロッドが序盤で玉砕したこともあり、青物一本勝負のジギング縛りはのぞむところ。
しかし、次第にパドリングが修行状態に。
すると、70メートルラインに出たところで、にわかに強烈なベイト反応が!
魚探がまっかっか!!水深が2メートル?魚探がバグってる!
ステータス異常です。
ドラクエで言うと、いわゆる「らん」あるいは「マヌ」の状態に。
濃いベイトにドサクサでジグを放り込んだら、、やっぱり、ズン、と来た。
ただ、重いだけで引かないしザブトン引っ張ってるみたい。
上がってきたのは・・・
また、あなたですか!
強制退去命令。
その後もドンドン上がる風。
パドリング修行を通り越し、高負荷の筋トレ状態に。
たった数回流すために、10分漕ぎ続けとか、効率悪すぎる。。
しかし、魚探反応は良好。ベイトの下に単体魚の反応も映り出した。
この展開、なかなかあきらめきれない。。
けど、ゼンゼンまともに釣りがデキン。。
絶対オカシイ・・・予報では3~4メートルの風ちゃうんか。。
ところが現実は風速7メートル以上。ブローは10メートルくらいかも。
いよいよ危なくなってきた。
ついに、、8時の時点で、あえなく帰還を決意。
前々回に引き続き・・・総員退艦命令
ところが、一旦帰ると決めても、向かってくる突風とうねりで超鈍足艦となり、時速1~2キロくらいしかスピードが出ない。いつまでも同じ景色でルームランナー状態
しかも前回平均時速6キロでも30分かかったポイントなので、このままだと2時間の強制マッスルトレーニング確定。
短時間の無酸素系ターボパドリングならドンドン進めるものの、長時間はムリ。だからといって長距離用の有酸素パドリングでは時間がかかりすぎる。
色々考えて・・・やっぱアカン・・・出艇場所まで徒歩で帰ったほうが早いんちゃう?と・・・近くの浜へ緊急避難。
そしてライジャケ姿で漁村を単身ランニングして出艇場所の駐車場へ。
車でとんぼ返りして、カヤックをピックアップ。
はずかしながら、無事内地に復員完了!
~~~
この時点で10時。
前回はガッツリ釣って早上り!!とか言ってたけど、既定路線通り、ガッツリ吹かれて早上り!!ですわ。。
そそくさと片づけも済ませ、服も着替えて、傷心をかかえながら家路に就く。
しかしこれほど完膚なきまでヤラれるとは思ってなかったな・・・やっぱり「天国と地獄」だな、ようできてるわテーマ・・・と哀れな自賛。
だんだん風が落ちていく海を横目で見ながら、帰路のドライブ中、ふと。
あ。そや。元々今日行きたかった、yassunさんに教えていただいたポイントやったら、大丈夫ちゃうかな・・・。
あそこなら南西の風に強いハズ。
あっという間に、ハンドルを切ってUターン・・・
~~~
そして、、11時再出艇。
アングラーの執念あさましきかな、クタクタのハズなのに執念の第2章スタート
早朝は暗くて出艇ポイントがいまいち分からず、ご新規さんなのでトラブルになってもいけないので、あえてパスしていましたが、無事出艇することができました。yassunさん、ありがとうございます♪
幸い、予想通り海況は良し!張り出した岬で南西の風がみごとに緩和されており、3メートルくらいの中風です。
これがホントの3メートルの風、ですよね。。
タイムリミットは13時。2時間限定の勝負ではありますが、、これならいける!
週末の情報で、このポイントは浅場の30メートルラインがいいらしい、とのことなので、重点的に攻める予定。
というか、それ以上沖へ出ると、爆風ふきすさぶのでどのみち選択肢がない・・・
沖を見ると、ちょうどいい感じで30メートルラインに潮目ができている。
チャンス!
パドリングで必死でラインキープしながら、ベイトがあまり入っていないみたいで青物の気配がないので、なりふり構わず打率の高いタイラバのバットで打ち込んでいきます。
すると、トトン、と竿先が引き込まれる。幸先よくヒット!
少し小さいが・・・弱気&時間ないので、しかも美味しいし、など総合的理由によりキープ。
これでボウズはとりあえず脱出
地合いが来たかも!ということで、アコウを〆る前に、すかさず爆雷攻撃を続行。
すると・・・ヒュンヒュンと小気味よくドラグを鳴らし、竿を叩く魚がヒット。予想通りの連発。
青物?とアワい期待を持って上げてくると・・・
巨エソ・・・しかもスプラッタ系。
やっぱり奴らは色んな引きを模倣します。大半は重いだけで引かないですが、今日もまんまとダマされました。
エソごときにドラグ鳴らされるなんて、、悔しイ。。
ドラグと心を締め直します。
短時間勝負なので、気を取り直し、猛パドリング&あらゆる方向から爆雷投下。
マハタ。小さいので送還。
アオハタ。やはり小さいので送還。
水深が浅いせいか、皆元気に帰国していきます。
ここで地合いは終了。そのうち潮目が消えてしまいました・・・。
それでも残り少ないかすかな潮目を重点爆撃してきます。
こういう魚っ気が一旦消えたくらいの方が好機だったりする(と信じる)
徒労とも思える、回収&投下。
タイラバはまさに我慢の釣り。
毎回同じように見えても、小さな感触の変化を頼りに、落としていく。
時計は12時30分。リミットは13時。あと少しだけ時間がある。
そして、無限回廊と思われた反復に、突如終わりが・・・。
いつも通りクラッチを切ると、降下の途中・・・突然スプールが急回転。
フォールとは違う異常なスピードでラインが出ていきます。いくら鈍感な私でも、絶対オカシイ!と気づく。
すかさず合わせを入れ、巻き取ろうとすると、強烈な抵抗が。そして、さっき締めたハズのドラグが、、軽々と回され、ギュィィーーンと一気に数十メートルラインが引き出された。
間違いなくデカい!こんな30メートルの浅場で?一体何がかかった?
先週の大鯛よりも強烈な引き。青物か?
リールを巻こうとしても、空回りして全然巻き取れない。。
そして、ドラグは鳴り続ける・・・
普通なら動揺してしまうところ、なぜか気分は最高に。スゲースゲーと思わず笑い声が出て、これからの大物とのやりとりを楽しもうという気分。
というのも、単なる感触ですが、タイラバ特有の巻き上げ時の追い食いでかかった訳ではなく、フォールでひったくられたせい?か、どうやらフッキングがいいみたいで、バレる気がしない。
絶対魚の顔を見てやろう、と決心。
相変わらずリーリングしても空回りだが、次第に10センチづつくらい巻き取れる。
まだまだ巻ける量よりラインを出していく量の方が多いが、途中から一定のペースで巻き取れるようになった。
あと、30メートル、20メートル、となっても相変わらずのやる気でドラグを鳴らしてラインを出していくので、きっと青物だと確信。
リーダー入って、上がってきたのは・・・
あれ?また、マダイやーー!!
しかも破格にどでけえーー!!
タモに不安を感じるほどの強烈な重さ。
先週のマダイより大きいかも。それより何より、体高がハンパない。丸々としてる。
爆風で強制送還食らった後の再出艇、、しかも耐え忍んだ末の執念が引き寄せた結果、、
思わず天を衝く、渾身のガッツポーズ!
今度は本当に、どう曲げてもクーラーに入りません。(汗
なのでこの通り。
帰り。
突堤のアングラーたちに、奇異の目で迎えられる、はみ出した巨大な尻尾。。
今日のベイトは、これでした。
写真には映ってませんが、ゼイゴがあったので、大きさから中アジかな?と思います。とてもベイトとは思えない骨の太さ。いいもん食ってます。
計測したところ、86cm、8.7kgの圧巻の巨体でした。
〆る前ならもっと重かったかも。
先週のマダイより4センチしか体長は違わないのに、2.5kgも体重が違うのにビックリ。丸々としてます。
今日のマダイは、母が捌いてくれ、娘が盛り付けてくれました。(妻は?どこに?・・・妻と私は・・食べました。。)
ベイトが違うせいか、先週のマダイたちより明らかに脂が乗ってる。
一般に60センチ以上のマダイの味には疑義があるところみたいですが、それらを完全に払拭し、、、
めちゃ旨かったです!
そう言えば、期せずして2週連続の自己記録更新・・・
絶対何かオカシイし、自分のコトだけは、絶対勘違いしたらアカン。でも、なぜ?
海は不思議です(結論)
地獄を味わった先に天国があるということでしょうか・・・門を叩けば開かれる?あきらめずやれば成功する、、?
でもまだまだ不思議です。
うー
これからも、釣りから色々人生ついても学びたいと思います!
ともあれ、カヤックフィッシング最高!!×2

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 限定クリスタルカーリー
やっぱりこれ。どんなマダイも海の底から連れてきます。高いけど元がとれます(笑

YGKよつあみ ガリス ウルトラジグマンWX8 200m
前回の高切れで今回から8本編に変えました。少ない力で快適にシャクれる!別次元です・・・もっと早く替えたらよかった(笑

クレハ(KUREHA) シーガー 船ハリス 100m
ESOを掛けたらガサガサ。サゴシが通過したらバッサリ。最も更新頻度が高いのがリーダー。リーダー専用品より滅法安いです。おすすめ。
2014年10月09日
コバンザメKF マダイRUSH 19th ~ 一つのことに集中しない ~
「平和とは、戦争と戦争の間のことである」と言った人がいましたが、
我々KFAにとってみれば、
台風と台風の間には、凪がある。
といったところでしょうか。
というわけで、台風18号と19号の合間に再びリベンジ海域にやってきました。
今日のテーマは「一つのことに集中しない」
前回、私のほとばしるカヤック愛が爆裂し、あわや遭難かという事態を引き起こしたのも記憶にあたらしいところ。
いずれにしても一つのことに集中しすぎた結果。
ファイトで乗り切れなければ死んでしまいます。(汗
やはり、一つのことに集中すると問題が生じます。集中することによって生じる問題についても思いをはせねばなりません。
ともあれ、今日はどこを見ても『ベタ凪』の予報です。
予報としては万全。
そして、さらに!今日は、以前にこのポイントを紹介してくださった方の、さらにそのお友達がゴムボートのタンデムで出られるということで、コバンザメさせてもらう、ことを依頼。
さらに万全を期します。

6時出艇。
朝マズメは僚船の方々がシャローでティップランされるということで、コバンザメスタート。
僚船の方はシブい中でもアオリをゲットされている様子ですが、
私のジギングロッドによる似非ティップランはやっぱり、、
・・・しーん
やはりテクが違います。。
小一時間ほどコバンザメするも、私にはマッタク釣れないため、独立心がむくむくと上昇。
ちょうど沖に良い潮目が出ているのを発見し、さっそく離脱
まったく忠誠心のないコバンザメです。(すいませんでした)
沖の潮目に到着すると、先に沖に出た別のゴムボートの方が2艇。
今日は大潮(しかもど真ん中の大潮)だからか、良く潮が流れているようで、無風に近いのに、次第に北西へ流されていきます。
すると、65メートルラインで魚探上に根?が表示される。その上空に、特濃の反応が!
ヒラマサ?マダイ?
せっかちな私は、ジギングタックルとタイラバ用ベイトタックルの両方を使いまわせるように、あらかじめ着底させてしまおうという、ズボラかつ欲張りかつトンデモ系の戦術を発想。
そして、、やはり二兎を追うものは一兎を得ず。
一番神経を集中しないといけないハズの着底からの底切りが遅れてしまうハメに・・・。
案の定、強烈な根ガカリ。
しかも引っ張ってもビクともせず(海藻じゃなくてダイレクト岩フック確定)・・・珍しくFGノットの結束も良かったのか、渾身の力で引っ張れどもリーダーで切れず・・・
結局最後はPEを自らカットし、自軍の魚雷による自沈を選びました。(涙
・・・嗚呼ジギングタックル玉砕。

序盤からジギングタックルの腕をもがれ、、ベイトタックルの一本に。。
ロケットパンチが帰ってこないマジンガー状態。
いきなりの、たったひとりの海原de らしい展開・・・
しかし気を取り直し、潮目を苦手?なタイラバ中心で攻めていきます。
「一つのことに集中しない」がテーマでしたが、タックルは一つになってしまいました。。
でも、色んな意味で一つのことに集中しないで全体を眺めていきます。
魚探にはベイト以外なーんにも映ってないですが、海を見れば釣れそうな雰囲気バリバリです。
今日は釣れる!と確信。
やはりアタリが頻繁に出る。でも乗らない・・・。
ちゃんと乗ったと思ったら・・・

レギュラーサイズのレンコダイ。これでボウズ回避。
その後は、ゴミ付潮目が本領を発揮し、砲弾型のエソが連発します。


やっぱり来た、きっと来る、プレデターたち。
まさに、ひとりぼっちの海原de らしい展開
近くにいたゴムボーターの方も、エソ連発にあきれて、どこかへ行ってしまわれました。
しかし、あきらめないネチコサが信条の私。
釣れる雰囲気が消えないうちはネチネチと攻めていきます。
ラピュタは嵐の中にある・・・
エソのいるところにはほかの魚もいる・・・きっと(希望)
エソまみれの中、今度もエソかと思ったその時!!

ついにやりました!3か月ぶりのマダイ。。
感無量・・・
思わず出た、オッシャーコール
近くのゴムボの方がびくっ!(・・・すいません。。)
38cmと小さめサイズ。なので引きが弱くて最後までエソだと思ってました。ゴメン!
(追伸)どうも私はいまだに、、俗に竿を叩くといわれるマダイ独特の引き、というやつの区別がつきません(汗)
エソの引きも多種多様で、それとわかるときもあれば、色んな魚の引きをオマージュすることも・・・ない・・・ですか?
とはいえ、たったひとりの海原de らしくない展開!
実はこのファーストマダイが後の運命を左右することとなる。
着底から10マキくらい、を繰り返すというのがセオリー?のタイラバですが、欲張りな私はいつも余分に4~5回巻いてます。今回のマダイは合計20マキぐらいしたときに乗ったもの。
最初はあれ?おかしいな?と小さな疑問だけでしたが・・・
それからもどんどんアタリは続く。
岬まわりに、超ロングな潮目が発生しており、時速1kmくらいでグングン流れています。最高の状態です。
アタリは無数にある。
乗るアタリも数多い。
しかし、いいところまで上げてきて、痛恨のバラシ、も多数。(魚の顔を見てないので妄想ですが、マダイも結構ばらしてるかも)
そして、それにともなってタイラバの被弾もかつてなく、増加。
乗った、と思ったらフック切れ、も連発。サゴシかな?
そして、ネクタイぼろ雑巾化も続発。
虎の子のタイラバがぞくぞく故障者リスト入り。

そんな中、珍しく最後までお付き合いいただいた魚たちは、

このポイントではお初のアオハタ。

引き続き、ミニレンコ。(かわいそうですがリリース不能なので・・・)
そうこうするうち、超ロングの一本物だった潮目が、分断されて、同時多発状態に。
それとともにアタリも減りますが、その分外道系も去るというもの。
この時点でもう魚探は見てません!(笑)
水深と地形だけは気になるけど、な-んも映ってないのに釣れるから、もう見んとこ・・・
潮に乗ってずいぶん北に流されたので、漕ぎ戻っていきます。
そして、途中に気になる潮目をハシゴしていきます。
そして、近くで釣っていたゴムボートの方が去った後の潮目にさしかかると、よさげなベイト反応が。
期待を込めて、様々な角度から、流していきます。
着底寸止めでパドリングしてポイント移動、落下、という横着な技も繰り出しつつ探ると、乗らないもののネクタイをひったくるアタリがポツポツある。
引き続き流していると、いつもより10マキくらい多めに巻いたところで、ガツン!
やっぱり。ファーストマダイの時の疑問が再び。
今日は魚がうわづってる?のか、マキ早め&マキ多めのパターンが当たりなようです。
どうりで今までうまく乗らなかったはず・・・
と思っていると、、ギュンギュンきます。
ドラグを鳴らします。ウソやろ?
間違いなくデカい。60オーバー確定。
しかもこの叩くような引きは、マダイ?
60オーバーのエソとか、おらんやろ・・・と(祈る)
3か月ぶりにドラグがなる音を聞いた私。
絶対バラシたくない、と思うと・・・心臓バクバク・・・
今まで多数バラしているので、しっかりフッキングするべく、弱気ですがポンピングも入れつつ、祈るような気持ちでリーリング。
やっとリーダーに入る。
浮いてきたのは・・・

どひゃー、またマダイや!
しかも結構デカい。
63cm。3.2kg
キレイなメスでした。
たったひとりの海原de らしくない展開!×2

海のように、心がないでいく。
放心状態。。
というか、もう十分満足・・・。
この時点でまだ10時。
超天気良くて最高の「秋のカヤックフィッシング日和」だけど、はじけようさんみたいに、「ガッツリ釣って早上がり」とか言って、もう帰ろうかな・・・と静かな満足がおしよせる。。
とはいえ海を見渡すとまだまだバリバリに潮が効いています。
絶対もったいないで・・・と囁くもう一人の私。
アングラー魂に再び火が。
そう、いつも釣れない「ひとりぼっちの海原de」なんだし、釣れるときに釣っておかねば。
続けて潮目を流していきます。
昼にさしかかり、だんだんアタリは減っているものの、ふいにゴツめのアタリが来ます。
でも乗らない。そして、乗らなかった魚は二度とネクタイをかじってこない。。
そう、マダイって、こんな魚の気配がなくなった時間帯に、何の前触れもなく、突然ドカーンと来ること、よくあるよな、とか思いながら流していきます。
ここからは事故報告です。
潮目ラダーマンとなった私は、今まで粘りに粘った潮目を諦め、次なる潮目へ向かおうとしていた。
当然ながら、電光石火の超早巻き。
すると!?
約20メートルくらい巻き上げたところで、ガッツッーン!
ウソやろ??
回収ヒットがあるというのは聞いてたけど、初体験。
きっとシーバスだろうと思って油断していると、ドラグがギュンギュン鳴る。
さっきより全然でかい。シーバスにしても、ランカー以上確定。
でもシーバスだったら嫌だな・・・でも魚種追加やしいいか・・・と。
そうこうするうち、さらにやる気を出し、ものすごい引きを見せる未知の魚。
PEがカチカチなので根ガカリを疑うが・・・魚信があるし、一応ちゃんと巻ける。
その後もドラグが鳴りっぱなし。腕がパンパンになってきた。
竿叩かんし・・・青物?だったら嬉しいな。サイズもワラサ以上確定やろ・・・と妄想。
だが、、巻いていくうち、少しづつ弱くなる引き。
ついにリーダー入った。
エラ洗いは?・・・ない・・・・

また、マダイやー!!
しかも、もっとでけーー!!
間違いなく自己記録更新。80はある。
こんなに上でマダイが食ってくるなんて・・・

クーラーに・・・入らん。。
何とか整理して、マダイがギッシリのクーラー。

夢のようです・・・
私。返事がない。ただのシカバネのようだ・・・。
もうこれ以上釣れてもクーラーに入らないので、帰ります。
こんなセリフ、ずっと言ってみたかったわ・・・。。(しみじみ)
12時浜バック。
帰りの支度をしていると、各所に散っていたゴムボートの方々が続々と帰ってこられました。
私と同じ潮目にいた方もいらっしゃったので、ずっと私より釣りがうまい人たちやし、「爆釣だったでしょ」と聞きそうになって、「シブかったですね」と先に言われてアレ?と止まる(汗
たった数メートル場所が違うだけで、テクニックの違いをぶっ飛ばし、マッタク違う展開になるとは・・・とても奥が深い。。
でも・・・あの人たちが私と同じところで釣っていたら、マダイ2ケタ行ってたんではないでしょうか・・・

マダイ×3 82cm(6.2kg)、63cm(3.2kg)、38cm
レンコダイ×2
アオハタ×1
文句なし!
ホンマにうれしい・・・カヤックやっててよかった・・・
最後は、今までずっと言ってみたかったこのセリフで締めます!
カヤックフィッシング最高!!
そして、いつもブログ見て下さって、色々アドバイスくださったり、助けて下さっているみんなに感謝・・・・!

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉クイックスプリング
フツーのタイラバより1.5倍は釣れる気がします。気のせい?今回はピンク×ゴールドがいい仕事をしてくれました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 スペアー クイックスプリング
クイックスプリング、最初は?でしたが、使い慣れると便利。大鯛に引っ張られるとボケてしまうので、スペアは必須。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉チューニングネクタイ ショートカーリー
アオリを食っているときはイカグロー。鉄板です。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉・スペアーフック
サゴシがアシスト斬って行きます。大鯛も一発でフックを曲げて行きます。少ないアタリをものにするために、スペアは必須。
我々KFAにとってみれば、
台風と台風の間には、凪がある。
といったところでしょうか。
というわけで、台風18号と19号の合間に再びリベンジ海域にやってきました。
今日のテーマは「一つのことに集中しない」
前回、私のほとばしるカヤック愛が爆裂し、あわや遭難かという事態を引き起こしたのも記憶にあたらしいところ。
いずれにしても一つのことに集中しすぎた結果。
ファイトで乗り切れなければ死んでしまいます。(汗
やはり、一つのことに集中すると問題が生じます。集中することによって生じる問題についても思いをはせねばなりません。
ともあれ、今日はどこを見ても『ベタ凪』の予報です。
予報としては万全。
そして、さらに!今日は、以前にこのポイントを紹介してくださった方の、さらにそのお友達がゴムボートのタンデムで出られるということで、コバンザメさせてもらう、ことを依頼。
さらに万全を期します。
6時出艇。
朝マズメは僚船の方々がシャローでティップランされるということで、コバンザメスタート。
僚船の方はシブい中でもアオリをゲットされている様子ですが、
私のジギングロッドによる似非ティップランはやっぱり、、
・・・しーん
やはりテクが違います。。
小一時間ほどコバンザメするも、私にはマッタク釣れないため、独立心がむくむくと上昇。
ちょうど沖に良い潮目が出ているのを発見し、さっそく離脱
まったく忠誠心のないコバンザメです。(すいませんでした)
沖の潮目に到着すると、先に沖に出た別のゴムボートの方が2艇。
今日は大潮(しかもど真ん中の大潮)だからか、良く潮が流れているようで、無風に近いのに、次第に北西へ流されていきます。
すると、65メートルラインで魚探上に根?が表示される。その上空に、特濃の反応が!
ヒラマサ?マダイ?
せっかちな私は、ジギングタックルとタイラバ用ベイトタックルの両方を使いまわせるように、あらかじめ着底させてしまおうという、ズボラかつ欲張りかつトンデモ系の戦術を発想。
そして、、やはり二兎を追うものは一兎を得ず。
一番神経を集中しないといけないハズの着底からの底切りが遅れてしまうハメに・・・。
案の定、強烈な根ガカリ。
しかも引っ張ってもビクともせず(海藻じゃなくてダイレクト岩フック確定)・・・珍しくFGノットの結束も良かったのか、渾身の力で引っ張れどもリーダーで切れず・・・
結局最後はPEを自らカットし、自軍の魚雷による自沈を選びました。(涙
・・・嗚呼ジギングタックル玉砕。
序盤からジギングタックルの腕をもがれ、、ベイトタックルの一本に。。
ロケットパンチが帰ってこないマジンガー状態。
いきなりの、たったひとりの海原de らしい展開・・・
しかし気を取り直し、潮目を苦手?なタイラバ中心で攻めていきます。
「一つのことに集中しない」がテーマでしたが、タックルは一つになってしまいました。。
でも、色んな意味で一つのことに集中しないで全体を眺めていきます。
魚探にはベイト以外なーんにも映ってないですが、海を見れば釣れそうな雰囲気バリバリです。
今日は釣れる!と確信。
やはりアタリが頻繁に出る。でも乗らない・・・。
ちゃんと乗ったと思ったら・・・
レギュラーサイズのレンコダイ。これでボウズ回避。
その後は、ゴミ付潮目が本領を発揮し、砲弾型のエソが連発します。
やっぱり来た、きっと来る、プレデターたち。
まさに、ひとりぼっちの海原de らしい展開
近くにいたゴムボーターの方も、エソ連発にあきれて、どこかへ行ってしまわれました。
しかし、あきらめないネチコサが信条の私。
釣れる雰囲気が消えないうちはネチネチと攻めていきます。
ラピュタは嵐の中にある・・・
エソのいるところにはほかの魚もいる・・・きっと(希望)
エソまみれの中、今度もエソかと思ったその時!!
ついにやりました!3か月ぶりのマダイ。。
感無量・・・
思わず出た、オッシャーコール
近くのゴムボの方がびくっ!(・・・すいません。。)
38cmと小さめサイズ。なので引きが弱くて最後までエソだと思ってました。ゴメン!
(追伸)どうも私はいまだに、、俗に竿を叩くといわれるマダイ独特の引き、というやつの区別がつきません(汗)
エソの引きも多種多様で、それとわかるときもあれば、色んな魚の引きをオマージュすることも・・・ない・・・ですか?
とはいえ、たったひとりの海原de らしくない展開!
実はこのファーストマダイが後の運命を左右することとなる。
着底から10マキくらい、を繰り返すというのがセオリー?のタイラバですが、欲張りな私はいつも余分に4~5回巻いてます。今回のマダイは合計20マキぐらいしたときに乗ったもの。
最初はあれ?おかしいな?と小さな疑問だけでしたが・・・
それからもどんどんアタリは続く。
岬まわりに、超ロングな潮目が発生しており、時速1kmくらいでグングン流れています。最高の状態です。
アタリは無数にある。
乗るアタリも数多い。
しかし、いいところまで上げてきて、痛恨のバラシ、も多数。(魚の顔を見てないので妄想ですが、マダイも結構ばらしてるかも)
そして、それにともなってタイラバの被弾もかつてなく、増加。
乗った、と思ったらフック切れ、も連発。サゴシかな?
そして、ネクタイぼろ雑巾化も続発。
虎の子のタイラバがぞくぞく故障者リスト入り。
そんな中、珍しく最後までお付き合いいただいた魚たちは、
このポイントではお初のアオハタ。
引き続き、ミニレンコ。(かわいそうですがリリース不能なので・・・)
そうこうするうち、超ロングの一本物だった潮目が、分断されて、同時多発状態に。
それとともにアタリも減りますが、その分外道系も去るというもの。
この時点でもう魚探は見てません!(笑)
水深と地形だけは気になるけど、な-んも映ってないのに釣れるから、もう見んとこ・・・
潮に乗ってずいぶん北に流されたので、漕ぎ戻っていきます。
そして、途中に気になる潮目をハシゴしていきます。
そして、近くで釣っていたゴムボートの方が去った後の潮目にさしかかると、よさげなベイト反応が。
期待を込めて、様々な角度から、流していきます。
着底寸止めでパドリングしてポイント移動、落下、という横着な技も繰り出しつつ探ると、乗らないもののネクタイをひったくるアタリがポツポツある。
引き続き流していると、いつもより10マキくらい多めに巻いたところで、ガツン!
やっぱり。ファーストマダイの時の疑問が再び。
今日は魚がうわづってる?のか、マキ早め&マキ多めのパターンが当たりなようです。
どうりで今までうまく乗らなかったはず・・・
と思っていると、、ギュンギュンきます。
ドラグを鳴らします。ウソやろ?
間違いなくデカい。60オーバー確定。
しかもこの叩くような引きは、マダイ?
60オーバーのエソとか、おらんやろ・・・と(祈る)
3か月ぶりにドラグがなる音を聞いた私。
絶対バラシたくない、と思うと・・・心臓バクバク・・・
今まで多数バラしているので、しっかりフッキングするべく、弱気ですがポンピングも入れつつ、祈るような気持ちでリーリング。
やっとリーダーに入る。
浮いてきたのは・・・
どひゃー、またマダイや!
しかも結構デカい。
63cm。3.2kg
キレイなメスでした。
たったひとりの海原de らしくない展開!×2
海のように、心がないでいく。
放心状態。。
というか、もう十分満足・・・。
この時点でまだ10時。
超天気良くて最高の「秋のカヤックフィッシング日和」だけど、はじけようさんみたいに、「ガッツリ釣って早上がり」とか言って、もう帰ろうかな・・・と静かな満足がおしよせる。。
とはいえ海を見渡すとまだまだバリバリに潮が効いています。
絶対もったいないで・・・と囁くもう一人の私。
アングラー魂に再び火が。
そう、いつも釣れない「ひとりぼっちの海原de」なんだし、釣れるときに釣っておかねば。
続けて潮目を流していきます。
昼にさしかかり、だんだんアタリは減っているものの、ふいにゴツめのアタリが来ます。
でも乗らない。そして、乗らなかった魚は二度とネクタイをかじってこない。。
そう、マダイって、こんな魚の気配がなくなった時間帯に、何の前触れもなく、突然ドカーンと来ること、よくあるよな、とか思いながら流していきます。
ここからは事故報告です。
潮目ラダーマンとなった私は、今まで粘りに粘った潮目を諦め、次なる潮目へ向かおうとしていた。
当然ながら、電光石火の超早巻き。
すると!?
約20メートルくらい巻き上げたところで、ガッツッーン!
ウソやろ??
回収ヒットがあるというのは聞いてたけど、初体験。
きっとシーバスだろうと思って油断していると、ドラグがギュンギュン鳴る。
さっきより全然でかい。シーバスにしても、ランカー以上確定。
でもシーバスだったら嫌だな・・・でも魚種追加やしいいか・・・と。
そうこうするうち、さらにやる気を出し、ものすごい引きを見せる未知の魚。
PEがカチカチなので根ガカリを疑うが・・・魚信があるし、一応ちゃんと巻ける。
その後もドラグが鳴りっぱなし。腕がパンパンになってきた。
竿叩かんし・・・青物?だったら嬉しいな。サイズもワラサ以上確定やろ・・・と妄想。
だが、、巻いていくうち、少しづつ弱くなる引き。
ついにリーダー入った。
エラ洗いは?・・・ない・・・・
また、マダイやー!!
しかも、もっとでけーー!!
間違いなく自己記録更新。80はある。
こんなに上でマダイが食ってくるなんて・・・
クーラーに・・・入らん。。
何とか整理して、マダイがギッシリのクーラー。
夢のようです・・・
私。返事がない。ただのシカバネのようだ・・・。
もうこれ以上釣れてもクーラーに入らないので、帰ります。
こんなセリフ、ずっと言ってみたかったわ・・・。。(しみじみ)
12時浜バック。
帰りの支度をしていると、各所に散っていたゴムボートの方々が続々と帰ってこられました。
私と同じ潮目にいた方もいらっしゃったので、ずっと私より釣りがうまい人たちやし、「爆釣だったでしょ」と聞きそうになって、「シブかったですね」と先に言われてアレ?と止まる(汗
たった数メートル場所が違うだけで、テクニックの違いをぶっ飛ばし、マッタク違う展開になるとは・・・とても奥が深い。。
でも・・・あの人たちが私と同じところで釣っていたら、マダイ2ケタ行ってたんではないでしょうか・・・
マダイ×3 82cm(6.2kg)、63cm(3.2kg)、38cm
レンコダイ×2
アオハタ×1
文句なし!
ホンマにうれしい・・・カヤックやっててよかった・・・
最後は、今までずっと言ってみたかったこのセリフで締めます!
カヤックフィッシング最高!!
そして、いつもブログ見て下さって、色々アドバイスくださったり、助けて下さっているみんなに感謝・・・・!

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉クイックスプリング
フツーのタイラバより1.5倍は釣れる気がします。気のせい?今回はピンク×ゴールドがいい仕事をしてくれました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 スペアー クイックスプリング
クイックスプリング、最初は?でしたが、使い慣れると便利。大鯛に引っ張られるとボケてしまうので、スペアは必須。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉チューニングネクタイ ショートカーリー
アオリを食っているときはイカグロー。鉄板です。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉・スペアーフック
サゴシがアシスト斬って行きます。大鯛も一発でフックを曲げて行きます。少ないアタリをものにするために、スペアは必須。
2014年10月02日
リベンジKF 薄氷 18th ~ 愛 ~
台風来襲が予想される今週末。
そのスキマで、何とか浮けそうな予報が出たので、やってきました。
とはいえ、元々一週間前に天気図を見て、ばっちりな日に休みをとったつもりだったものの、その後の半週間ばかりで天気図が変わってしまった・・・。
そして、当日も到底浮けない予報が日本海にずらりとひしめく中、なので、、
まさに薄氷を踏むようなカヤックフィッシングです。
今回のテーマはズバリ「愛」
最近、あまりのハイペース浮遊ぶりに、カヤックにどっぷりハマってるね、と色んな人に言われます。
ハマっている、、その通り・・・いや、ハマってるというとまるでジャンキーのようですが、、
私はカヤックにハマって愛してます! (訂正)
愛するからこそ、まずは安心・安全が第一、と思うのですが、、
やっぱり愛は盲目。
何とか浮けないかな!という情熱は、予報を悲観的にではなく、好意的に解釈してしまうきらいが。
今回、海快晴、GPVを見て、近隣ポイントの爆風情報とはウラハラに、なぜかこの出艇場所だけはともに微風の予報。
朝方は2~3メートル、昼までに4メートルの予報。
行けるやん(喜)
しかし、フト思い返す。なぜここだけが?他は朝から6~8メートルの爆風なのに?
不思議だ・・・そして不気味だ・・・
いずれにしても昼までにだんだん海況は悪くなっていく予報のため、短期決戦を挑むことを前提に釣行を決定。

さて、今回の出艇場所は、くしくも前回出家しそうになった、いいイメージが全然ない場所。
リベンジすることを誓っていましたが、最近の情報では、「青物の反応はあるけど、食ってこない」との話も。
しかし、ここでも私の足りない脳のなかの「愛」は好意的(都合の良い)解釈を下します。
たとえマグレでも青物釣れたら嬉しいやん・・・(アホ)
予報には半信半疑で現地にやってきたものの、意外にも?予報通り海は凪いでいます。

6時、希望を胸に漕ぎ出します。
風も微風なので、お土産狙いで小一時間ほどシャローで、ジギングロッドによる似非ギングを試みます。
・・・しーん。
私のテクがないせいかもですが、この時間でも無反応だと多分ずっとダメやな・・・と、諦めて沖へ。
さて、前回から搭載の魚探。
浅瀬からバシバシとベイト反応を投影します。こないだのホームとは全然違う。この海域、いい感じです!
微風なのでスムーズに70メートルラインまで出たところで、いい感じの潮目を発見。
ベイト反応も上々。
ところがこのラインあたりから、風が強まります。
ビュオオオオオ
予報の倍以上は吹いてる・・・(推定4~5メートル)
釣りができないまでは行きませんが、ラインが流され、流しなおしつ、フネも流され漕ぎ戻りつで、思ったところにしっかりターゲッティングできず、なかなか大変。
ただ、打ってみたいポイントには事欠かないので、色々手を変え品を変えで楽しいのですが、、
使用済みジグ、漁具が増えるばかりで、私の腕ではヤッパリ食ってきません。
そうこうするうち、地底にうごめく強い反応を発見。
私のニワカ魚探知識によれば、これは、おそらく根魚だな、という反応。
マダイだったら嬉しいけど(多分違う)
ベイトが入っているので、あくまで頑固一徹ジギング勝負で行こうと心に決め、足の遅い根魚に合わせてスローリトリーブ&長めのステイの合わせ技で。
するとステイしたところで、ガツン。
ヘタな私がここぞと狙ったパターンで答えが出るのは、とっても珍しいことなので、久々にシビレました。

久しぶり?の地底人ガッシーラ(notウッカリ)
魚探予想とも合致。いいのかわるいのか・・・
続けて、流され戻りつしながらも、良い反応を探していきます。
すると、今までにない最高?の魚探反応が。
今までもベイトはわりと頻繁に映っていたものの、今度はベイトを青物?が上へ上へと追い上げている食物連鎖バリバリの反応を初めて発見。
これは、私でも釣れるんでは!?、という状況です。
ベイトと思しきスリム系のジグを落としていくと、魚探反応どおりの水深で、ズドン!
よっしゃ!
が・・・・即バレ。
おかしい・・・ジギングでバレるなんてあんまり経験ないのに・・・
管理不足でジグのフロントフックがサビサビだったので、即効で交換して、流していきますが、今度は簡単に食ってくれません。
そうこうするうち、いよいよ強くなってきた波と風。(推定6~7メートル)

しばらくはいなしていましたが・・・やがて白波が。(推定8メートル)

それでも粘っていましたが・・・白波がブレイクしてる。。

それでも粘っていましたが・・・カヤックが波であおられる。。

ぐるんぐるん・・・おそらく風速は10メートルくらいにはなってそう。
まさに、もう釣りどころではありません。。
ついに帰還を決意。
決意したは良いが、すでに波が高くなりすぎており、カヤックの方向を誤って横波を受けようものなら一発で沈してしまいそうな波に。
しかもここは水深60メートル・・・
かすかな絶望と、後悔とがジワジワと押し寄せる・・・
元々最後は風に乗って帰ってこれることを想定して、南東方向の沖に出ていたのですが、、
反面、帰りは背後からまともに波を受けながら進む形になるので、ここまで波が高くなってしまうと、一歩間違うとバウがうねりの腹に突き刺さって転覆してしまうピンチに。
少しでも操作方向を間違うと即撃沈なので、、
ファイト一発!!大声を出してみずから気合を入れ、集中力を高める!
波の推進力を利用しつつ、それでいて波に巻かれて沈しないような、波の腹を縫うような微妙なラインどりの操船。
命がかかっているので、緊張感が最高に・・・。
ウインドサーフィン時代に身に着けたうねりをかわすボード操作が、思いがけず役に立つ。
岸近くになると次第に大きくなるブレイクに、、遭難も覚悟する状況でしたが、、
なんとか命からがら帰着しました。

白波全開。
9時半に無事・復員。

【本日の戦果】
カサゴ28cm×1
【本日の未帰還機】
ナゴメタル 80g アカキン
【潮】
小潮
実釣2時間半・・・
釣果はともかく、無事帰ってこれただけでも良かった。
なぜこのポイントだけ予報が良いのか、、もっと疑ってみるべきでした。。
カヤックを愛するがこそ、好意的(楽観的)な判断ではなく、もっと冷静な(悲観的な)判断が必要だった。
と・・・反省。。
次回から今回のような予報では絶対出ないことを誓いつつ、、
そして、言い知れぬ不気味な雰囲気にも動物的勘を働かせつつ
これからも、安心・安全に、カヤック愛を継続できるように頑張ります!

デュエル(DUEL) アイルフラッシュ CS
イカナゴ?がベイトになっているせいか、ナゴメタルやアイルフラッシュ等のスリム系に反応が集中してました。これからの青物の季節に大活躍?

ダイワ(Daiwa) ディーフロン 船ハリス真鯛+10 210m
リーダー専用は高価。結局船ハリスをリーダーに流用、が質実剛健のボンビー路線?
そのスキマで、何とか浮けそうな予報が出たので、やってきました。
とはいえ、元々一週間前に天気図を見て、ばっちりな日に休みをとったつもりだったものの、その後の半週間ばかりで天気図が変わってしまった・・・。
そして、当日も到底浮けない予報が日本海にずらりとひしめく中、なので、、
まさに薄氷を踏むようなカヤックフィッシングです。
今回のテーマはズバリ「愛」
最近、あまりのハイペース浮遊ぶりに、カヤックにどっぷりハマってるね、と色んな人に言われます。
ハマっている、、その通り・・・いや、ハマってるというとまるでジャンキーのようですが、、
私はカヤックに
愛するからこそ、まずは安心・安全が第一、と思うのですが、、
やっぱり愛は盲目。
何とか浮けないかな!という情熱は、予報を悲観的にではなく、好意的に解釈してしまうきらいが。
今回、海快晴、GPVを見て、近隣ポイントの爆風情報とはウラハラに、なぜかこの出艇場所だけはともに微風の予報。
朝方は2~3メートル、昼までに4メートルの予報。
行けるやん(喜)
しかし、フト思い返す。なぜここだけが?他は朝から6~8メートルの爆風なのに?
不思議だ・・・そして不気味だ・・・
いずれにしても昼までにだんだん海況は悪くなっていく予報のため、短期決戦を挑むことを前提に釣行を決定。
さて、今回の出艇場所は、くしくも前回出家しそうになった、いいイメージが全然ない場所。
リベンジすることを誓っていましたが、最近の情報では、「青物の反応はあるけど、食ってこない」との話も。
しかし、ここでも私の足りない脳のなかの「愛」は好意的(都合の良い)解釈を下します。
たとえマグレでも青物釣れたら嬉しいやん・・・(アホ)
予報には半信半疑で現地にやってきたものの、意外にも?予報通り海は凪いでいます。
6時、希望を胸に漕ぎ出します。
風も微風なので、お土産狙いで小一時間ほどシャローで、ジギングロッドによる似非ギングを試みます。
・・・しーん。
私のテクがないせいかもですが、この時間でも無反応だと多分ずっとダメやな・・・と、諦めて沖へ。
さて、前回から搭載の魚探。
浅瀬からバシバシとベイト反応を投影します。こないだのホームとは全然違う。この海域、いい感じです!
微風なのでスムーズに70メートルラインまで出たところで、いい感じの潮目を発見。
ベイト反応も上々。
ところがこのラインあたりから、風が強まります。
ビュオオオオオ
予報の倍以上は吹いてる・・・(推定4~5メートル)
釣りができないまでは行きませんが、ラインが流され、流しなおしつ、フネも流され漕ぎ戻りつで、思ったところにしっかりターゲッティングできず、なかなか大変。
ただ、打ってみたいポイントには事欠かないので、色々手を変え品を変えで楽しいのですが、、
使用済みジグ、漁具が増えるばかりで、私の腕ではヤッパリ食ってきません。
そうこうするうち、地底にうごめく強い反応を発見。
私のニワカ魚探知識によれば、これは、おそらく根魚だな、という反応。
マダイだったら嬉しいけど(多分違う)
ベイトが入っているので、あくまで頑固一徹ジギング勝負で行こうと心に決め、足の遅い根魚に合わせてスローリトリーブ&長めのステイの合わせ技で。
するとステイしたところで、ガツン。
ヘタな私がここぞと狙ったパターンで答えが出るのは、とっても珍しいことなので、久々にシビレました。
久しぶり?の地底人ガッシーラ(notウッカリ)
魚探予想とも合致。いいのかわるいのか・・・
続けて、流され戻りつしながらも、良い反応を探していきます。
すると、今までにない最高?の魚探反応が。
今までもベイトはわりと頻繁に映っていたものの、今度はベイトを青物?が上へ上へと追い上げている食物連鎖バリバリの反応を初めて発見。
これは、私でも釣れるんでは!?、という状況です。
ベイトと思しきスリム系のジグを落としていくと、魚探反応どおりの水深で、ズドン!
よっしゃ!
が・・・・即バレ。
おかしい・・・ジギングでバレるなんてあんまり経験ないのに・・・
管理不足でジグのフロントフックがサビサビだったので、即効で交換して、流していきますが、今度は簡単に食ってくれません。
そうこうするうち、いよいよ強くなってきた波と風。(推定6~7メートル)
しばらくはいなしていましたが・・・やがて白波が。(推定8メートル)
それでも粘っていましたが・・・白波がブレイクしてる。。
それでも粘っていましたが・・・カヤックが波であおられる。。
ぐるんぐるん・・・おそらく風速は10メートルくらいにはなってそう。
まさに、もう釣りどころではありません。。
ついに帰還を決意。
決意したは良いが、すでに波が高くなりすぎており、カヤックの方向を誤って横波を受けようものなら一発で沈してしまいそうな波に。
しかもここは水深60メートル・・・
かすかな絶望と、後悔とがジワジワと押し寄せる・・・
元々最後は風に乗って帰ってこれることを想定して、南東方向の沖に出ていたのですが、、
反面、帰りは背後からまともに波を受けながら進む形になるので、ここまで波が高くなってしまうと、一歩間違うとバウがうねりの腹に突き刺さって転覆してしまうピンチに。
少しでも操作方向を間違うと即撃沈なので、、
ファイト一発!!大声を出してみずから気合を入れ、集中力を高める!
波の推進力を利用しつつ、それでいて波に巻かれて沈しないような、波の腹を縫うような微妙なラインどりの操船。
命がかかっているので、緊張感が最高に・・・。
ウインドサーフィン時代に身に着けたうねりをかわすボード操作が、思いがけず役に立つ。
岸近くになると次第に大きくなるブレイクに、、遭難も覚悟する状況でしたが、、
なんとか命からがら帰着しました。
白波全開。
9時半に無事・復員。
【本日の戦果】
カサゴ28cm×1
【本日の未帰還機】
ナゴメタル 80g アカキン
【潮】
小潮
実釣2時間半・・・
釣果はともかく、無事帰ってこれただけでも良かった。
なぜこのポイントだけ予報が良いのか、、もっと疑ってみるべきでした。。
カヤックを愛するがこそ、好意的(楽観的)な判断ではなく、もっと冷静な(悲観的な)判断が必要だった。
と・・・反省。。
次回から今回のような予報では絶対出ないことを誓いつつ、、
そして、言い知れぬ不気味な雰囲気にも動物的勘を働かせつつ
これからも、安心・安全に、カヤック愛を継続できるように頑張ります!

デュエル(DUEL) アイルフラッシュ CS
イカナゴ?がベイトになっているせいか、ナゴメタルやアイルフラッシュ等のスリム系に反応が集中してました。これからの青物の季節に大活躍?

ダイワ(Daiwa) ディーフロン 船ハリス真鯛+10 210m
リーダー専用は高価。結局船ハリスをリーダーに流用、が質実剛健のボンビー路線?