2015年10月23日
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)KF 25th バラシ多発 ~ もう少し ~
戸外では肌寒さを感じるようになりました
ハイシーズンも残り少しとなり、めきめきペースの上がる釣行にいらだちを深める細君にビクビクしつつ、
土日は公私共に多忙なため、最近は平日が中心になりつつある私
これも雪の降るまでの支度と思い
冬眠前に荒食いする熊のように釣果を伸ばしたいところですが
ハイシーズンのはずが一向に釣果が上向かないのが昨今の状況、という中、
細君の心証を良くするためにおとなしくしておいた方が良いのかもしれないと思いつつも
痩せ細った熊は今日もひとりぼっちで浮いてまいりました
海快晴の予報がギリギリ、GPVは凪でしたが、
少しウネリはあるものの、風は終日そよ風が背中を押すくらい
さて、今回のポイントは1年ぶりくらいに訪れる場所ですが
白亜紀末並にポイントが大量絶滅している昨今、この場所が今もご存命であることを確認し、安堵。
平日なので無論私一人でしたが、ここは閑散としている方がむしろ良いのかもしれません
願わくはシーラカンスやオウムガイのように生ける化石として残って欲しいものです
浅場から探っていきます
今日の狙いは、大鯛。
最近小さい鯛ばかり釣っているので、久しぶりにえげつない鯛を釣りたい、との祈りと共に
夜明け。
思ったより魚の反応は良いみたいですが、ここではあんまり見ないグーフー
嫌な予感・・・
水深を刻んで
まだこのあたりは真鯛の魚影は薄いのは分かってるのですが、
何故か、これからアコウばかりが続く。
またアコウ
次もやっぱりアコウ
アコウ以外釣れん・・・
ただ、やっぱりというか、アコウも飽きない程度に釣れていたのは8時くらいまで
ここからはジグにもタイラバにも反応はなく、静かな時間が続きます
これまで、釣果はアコウのみ。
クーラーボックスの中はオレンジの水玉模様が溢れています
続けて、今度は真鯛の魚影が濃いと思われる場所へ。
この場所、何の地形変化もないのですが、
他所のマダイパターンとは違い、下げ潮のタイミングではなく、
潮止まりの前の一瞬のタイミングで食ってくる
そんな特徴のある場所です
いずれにしても地合いは一瞬なので、バラシは命取り
事前調査で周辺を探っていると、
メガウマイボー。
ベイト反応もあり、ジギングも並行してやってるのですが、
自分の持っているパターンでは食わせられません。
そうこうするうち、潮止まり。
狙った時刻がやってくると、潮止まり前に、さっと複雑な潮目があたり一面に浮かぶ。
そしてその潮目が消えていく刹那にやってくる真鯛の地合いが、
やはり今日もやってきました。
まずは一枚目。(と思っていた・・・その時は。)
ただ、小さい。やっと30くらいか。
続けて、おそらく40~50くらいまでのサイズと思われる真鯛を掛けるも、
中層でバラシ。
変なウネリがあるのでそのせいかもしれませんが、全般に活性が低く、食いが浅いのかもしれません。
その後も同様のサイズの真鯛を続けて掛けるも、またもバラシ・・・
遊動式になってからこんなにバレるのは初めてで、理由が分からん・・・
都合3回ほど良いサイズの真鯛をバラし、打率が3割以下に一気に急降下。
これでは固定式時代と同じやん
しかし、、
立たなきゃ昨日に逆戻り
と、やる気を立て直しているうちに地合いが終わってしまいました。
そして、何故か今回も、私のいる場所に釣り船が集まってきました。
真鯛ほど潮にシビアな魚はいないので、ここは大鯛のことはきっぱり諦め、
その後はもっぱらジギングに転向。
しかし渋い・・・
ベイトはいるので、ジギング有利なはずなのですが、全く食ってきません。
近くの餌釣りの方に声を掛けるも、全く釣れてないとのこと。
やがて櫓ならぬ竿で漕ぐ、帝政ローマ時代のガレー船よろしく、ジギング船がグイグイやってきた
そして、意外な浅場でシャクり始めるひとびと。

しかし、ベンハーにおけるただ櫓を上下する漕ぎ手たちのようでもあり
やがてそのガレー船も撤退されました。
さて、ガレー船がウロウロしてるだけあって、このポイント、ベイトは結構あちこちで姿を現します。
おそらくコウナゴ。
ただ、どーしてもこーしてもヒットしません。
が、あきらめずシャクっているうちに発生した突如のバグ、
つまり私の予期せぬ変な動きに、以外にも何かがガッツリ反応。
が、、良く走るな・・・と思ったらフックアウト。
???今の今まであんなに無反応だったのに・・・
突然変異により進化のきっかけが見つかったので、今日の色んな出来事を思いめぐらし、解法を探す・・・
そして、やっと狙い通りのヒット。
やっぱりそんな予感がしてたけど、正体はツバス。
やっと答えのアクションが分かったものの、ツバスじゃ~残念。
続けて、同じパターンで、またツバスか、と思うも・・・
この動きでむしろ喰ってくる?という魚が来ました。
またしてもアコウ。
やはり特定のベイトを偏食しているということなんでしょうか・・・
時刻も午後に差し掛かり、以前よりはアタリが増えてきました。
それもそのはず、4時が干潮なので、活性は上がっていくはず、ですが、
子育て世代で保育園のお迎えがある私には、
午後釣行という選択肢がマッタクありませんので、沖上がりとしました。
大鯛狙いでしたが
結果的にはちっさい鯛とちっさいツバス、他はアコウ×6だけしか釣れませんでした・・・
毎回毎回淋しいのう~
これでははまだまだ冬眠できん・・・・
ていうか、あんたが冬眠する訳ないでしょ、、と、うえじゅんさんあたりに突っ込まれそうです
冬眠できずに目の血走ったクマにならないよう、
また、頑張ります!
カヤックフィッシング最高!

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2014年08月18日
遠征KF③ ファミリーKF 12th モンスターアコウ ~ 念願 ~
子どもたちと美しい海岸線を眺めながら、カヤックは波間を滑るように進んでいく。
そして、陸地からはけしてたどり着けない未知なる浜辺へ、ときめきに満ちた小さな足がおりたつ。
歓声とともに、ゆったりとした時間が流れていく。。
・・・そんなあたたかな光景を思い浮かべ、タンデム艇を購入した私。
しかし・・・今は、ただのオッサンの趣味の道具と化した、プロ2タンデム。
本来の主旨を逸脱すること、はなはだし。
初心を忘れてはいけません!
今回は前回に引き続き、お盆の帰省中の釣行第2弾。
念願かなって、初のファミリーカヤックフィッシングです。
当初は既定路線のひとりぼっちの予定でしたが、長女が「カヤックに乗って釣りをしたい!」とごねるもので、少し不安はあるものの、妻の許可を得てやってきました。
釣りが好きで、しっかり者とはいえ、まだまだ幼い小学生の娘との釣行なので、色々と気を遣います。
最近荒れ気味のお盆ですが、今日はおそらく一番海況が良い、ハズ。

娘、撮影す
海へ向かう道中、何度もシカに遭遇。
カヤックフィッシングと鹿と言えば、切っても切れない縁と言えるほど、道中よく出会うケモノですが、、
娘のテンション↑↑

5時出艇。
無風ですが、サイレントヒル並に濃い霧が発生し、少し漕ぎ出しただけで、もう岸が見えない。
いきなり安心安全度↓↓
磯に打ち付ける波の音でかろうじて岸の方角が分かるものの、四方にひとつも陸地が見えないと娘が騒ぎ、怖がるので岸沿いに戻りつつ行きます。
しかし、先週とはうってかわって早朝なのに、全然潮が効いていない様子。
というより、正確に言うと、フネが流されるので潮は流れているらしいが、潮目が見えない。
ペッタペタの海面で、どーにも釣れそうにもない雰囲気。
それでも一応タイラバを落としてみるが、、眠気を覚ますように、いきなり強烈なアタリと思ったら・・・正体は根ガカリ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花・・・

・・・そして、リーダーブレイク。ドカーン。。
しかも娘がうねりでグロッキー。いずれにしてもこのままではまずい。ちょうど私のお腹もゴロゴロしてきたので、一旦浜へ戻り、仕切り直し。
駐車場でリーダーを組んでいると、霧がすっかり晴れてきました。
風が、霧を運んでいったよう、、
8時 再出艇。
すっかり海の様子が変わっています。
真っ白だった海面が、蒼い。そして、南の風がやや強い
娘は船酔いから回復。早朝無風の中の、うねりが良くなかったようです。
すぐに大規模な潮目を発見し、潮目に沿ってうまくカヤックが流れるように操作し、探っていきます。
こういうシチュエーションでは、ジギングが有利、と信じている私。
やっぱりいました、アコウが。

今日もアコウラッシュの予感・・・小さいので放流。
引き続き落としていくと、目の覚めるビッグヒット。間違いなくデカい。
中層になってもチョンチョンと竿を引き込むので、マダイだったら嬉しいな・・・と淡い期待を抱く。

今日も来ました、当地名物モンスターアコウ。
しかも、明らかに先週よりデカい!ひょっとして50UP?

一匹大物を上げて一息ついたところで、娘が私にも釣らせて!と何度もせがむもので渋々・・・
・・・ていうか、ファミリーフィッシングであることをすでに忘れてる私。。
昨日娘に座学で教えた内容を、もう一度着底からリーリングまでおさらい。

とはいえ、なかなか釣れないだろう、とたかをくくっていると。
巻けへん!と叫ぶ娘。
バトンタッチすると、、確かにかかってる・・・
慎重にリーリングして、再びアコウ。

アベレージサイズだけど、娘の記念すべきカヤックフィッシング初獲物。
娘、私よりセンスあるかも・・・

口の中から出てきたのは石?
どうやらカニやエビが消化されてペレット状になったもの。
このあたりのアコウが吐き出すのはエビだったり小魚だったり、多種多様。
とにかく動くものにガッついているようです。
しかし、南風が結構強い。どんどん流される。
とはいえマジ漕ぎすると、意外とあっけなくどんどん戻れる。浜との距離を確認しつつ再び流しなおす。
娘はそのままジギング。私はタイラバを落としていく(ふつう逆やろ)
すると、竿を引き込む強い当たりが。
よっしゃ乗った、と思ったら、すぐにバレた。というか、メインラインがブレイクしてるやん・・・
どうやら浜で組みなおしたリーダーがヘボだったようです。FGノットのナイロンラインのコブ作成を試みたが、百円ライターがシケており、コブなしリーダーに。ちょうどそこでスッポ抜けたみたい。
今までFGノットで失敗したことがなかっただけに、ちょっと油断した・・・ガックリ。
それゆえベイトタックルは、これ以降、直結に決定。
それにしてもベイトタックルはトラブルが多い。PE0.8号、9ポンドの非力さゆえでしょうか・・・どうも細糸は私にはしっくりきません。。4本編みか8本編みに変えようかな・・・
アコウの自己記録も更新したし、あとは娘が楽しめるように、サポートに徹しようと、決意。
そこで私は漕ぎ役に徹し、娘のタイラバを援護。
私の五感六感センサーのおもむくまま、気になるポイントに誘導していきます。

すると、娘から「来たよ」コールが!
なになに・・・と竿をチェンジすると、スルスル巻けるが、なにかしらかかっているのは確か。
絶対ちっちゃいでーと言いながらいい加減に巻いていると、、終了間際の突然の突っ込み。ズドーン。
あっけなく・・・ラインブレイク。
切れるかもとは思ったけど、やはりリーダーのないラインは、はかなくもモロい。。
しかも、ここまで上げてきてのツッコミ、きっとアコウではなかった・・・残念。。
その後もあきらめずに流していく。
それなりにアタリはあるものの、どれも小さなもの。
娘も疲れてきたので、バトンタッチ。
飽きない程度に釣れるが、サイズが・・・

成長過程なので野に放つ。

初マハタで嬉しいけど、同じく成長過程なので放流。

そうこうするうち、出艇から6時間を過ぎ、
娘が疲れたと本格的に寝だしたので、帰還となりました。

アコウ47cm ほか、多数野に放つ
(例のごとくぬめりまくり、カヤック上を滑るアコウ。47ちゃんとありましたんで、私を信じてください・・・)
ともあれ初のファミリーカヤックフィッシング、
今までとは全く違う楽しさを見つけました。
娘もまた行きたい、と目を輝かせていました。

デュエル(DUEL) ソルティーラバー
まさに、小学生でも釣れる。無敵の定番です。

シマノ(SHIMANO) 08 クラド 300J
巻き心地最高。性能の割に安すぎですよ・・・
そして、陸地からはけしてたどり着けない未知なる浜辺へ、ときめきに満ちた小さな足がおりたつ。
歓声とともに、ゆったりとした時間が流れていく。。
・・・そんなあたたかな光景を思い浮かべ、タンデム艇を購入した私。
しかし・・・今は、ただのオッサンの趣味の道具と化した、プロ2タンデム。
本来の主旨を逸脱すること、はなはだし。
初心を忘れてはいけません!
今回は前回に引き続き、お盆の帰省中の釣行第2弾。
念願かなって、初のファミリーカヤックフィッシングです。
当初は既定路線のひとりぼっちの予定でしたが、長女が「カヤックに乗って釣りをしたい!」とごねるもので、少し不安はあるものの、妻の許可を得てやってきました。
釣りが好きで、しっかり者とはいえ、まだまだ幼い小学生の娘との釣行なので、色々と気を遣います。
最近荒れ気味のお盆ですが、今日はおそらく一番海況が良い、ハズ。
娘、撮影す
海へ向かう道中、何度もシカに遭遇。
カヤックフィッシングと鹿と言えば、切っても切れない縁と言えるほど、道中よく出会うケモノですが、、
娘のテンション↑↑
5時出艇。
無風ですが、サイレントヒル並に濃い霧が発生し、少し漕ぎ出しただけで、もう岸が見えない。
いきなり安心安全度↓↓
磯に打ち付ける波の音でかろうじて岸の方角が分かるものの、四方にひとつも陸地が見えないと娘が騒ぎ、怖がるので岸沿いに戻りつつ行きます。
しかし、先週とはうってかわって早朝なのに、全然潮が効いていない様子。
というより、正確に言うと、フネが流されるので潮は流れているらしいが、潮目が見えない。
ペッタペタの海面で、どーにも釣れそうにもない雰囲気。
それでも一応タイラバを落としてみるが、、眠気を覚ますように、いきなり強烈なアタリと思ったら・・・正体は根ガカリ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花・・・
・・・そして、リーダーブレイク。ドカーン。。
しかも娘がうねりでグロッキー。いずれにしてもこのままではまずい。ちょうど私のお腹もゴロゴロしてきたので、一旦浜へ戻り、仕切り直し。
駐車場でリーダーを組んでいると、霧がすっかり晴れてきました。
風が、霧を運んでいったよう、、
8時 再出艇。
すっかり海の様子が変わっています。
真っ白だった海面が、蒼い。そして、南の風がやや強い
娘は船酔いから回復。早朝無風の中の、うねりが良くなかったようです。
すぐに大規模な潮目を発見し、潮目に沿ってうまくカヤックが流れるように操作し、探っていきます。
こういうシチュエーションでは、ジギングが有利、と信じている私。
やっぱりいました、アコウが。
今日もアコウラッシュの予感・・・小さいので放流。
引き続き落としていくと、目の覚めるビッグヒット。間違いなくデカい。
中層になってもチョンチョンと竿を引き込むので、マダイだったら嬉しいな・・・と淡い期待を抱く。
今日も来ました、当地名物モンスターアコウ。
しかも、明らかに先週よりデカい!ひょっとして50UP?
一匹大物を上げて一息ついたところで、娘が私にも釣らせて!と何度もせがむもので渋々・・・
・・・ていうか、ファミリーフィッシングであることをすでに忘れてる私。。
昨日娘に座学で教えた内容を、もう一度着底からリーリングまでおさらい。
とはいえ、なかなか釣れないだろう、とたかをくくっていると。
巻けへん!と叫ぶ娘。
バトンタッチすると、、確かにかかってる・・・
慎重にリーリングして、再びアコウ。
アベレージサイズだけど、娘の記念すべきカヤックフィッシング初獲物。
娘、私よりセンスあるかも・・・
口の中から出てきたのは石?
どうやらカニやエビが消化されてペレット状になったもの。
このあたりのアコウが吐き出すのはエビだったり小魚だったり、多種多様。
とにかく動くものにガッついているようです。
しかし、南風が結構強い。どんどん流される。
とはいえマジ漕ぎすると、意外とあっけなくどんどん戻れる。浜との距離を確認しつつ再び流しなおす。
娘はそのままジギング。私はタイラバを落としていく(ふつう逆やろ)
すると、竿を引き込む強い当たりが。
よっしゃ乗った、と思ったら、すぐにバレた。というか、メインラインがブレイクしてるやん・・・
どうやら浜で組みなおしたリーダーがヘボだったようです。FGノットのナイロンラインのコブ作成を試みたが、百円ライターがシケており、コブなしリーダーに。ちょうどそこでスッポ抜けたみたい。
今までFGノットで失敗したことがなかっただけに、ちょっと油断した・・・ガックリ。
それゆえベイトタックルは、これ以降、直結に決定。
それにしてもベイトタックルはトラブルが多い。PE0.8号、9ポンドの非力さゆえでしょうか・・・どうも細糸は私にはしっくりきません。。4本編みか8本編みに変えようかな・・・
アコウの自己記録も更新したし、あとは娘が楽しめるように、サポートに徹しようと、決意。
そこで私は漕ぎ役に徹し、娘のタイラバを援護。
私の五感六感センサーのおもむくまま、気になるポイントに誘導していきます。
すると、娘から「来たよ」コールが!
なになに・・・と竿をチェンジすると、スルスル巻けるが、なにかしらかかっているのは確か。
絶対ちっちゃいでーと言いながらいい加減に巻いていると、、終了間際の突然の突っ込み。ズドーン。
あっけなく・・・ラインブレイク。
切れるかもとは思ったけど、やはりリーダーのないラインは、はかなくもモロい。。
しかも、ここまで上げてきてのツッコミ、きっとアコウではなかった・・・残念。。
その後もあきらめずに流していく。
それなりにアタリはあるものの、どれも小さなもの。
娘も疲れてきたので、バトンタッチ。
飽きない程度に釣れるが、サイズが・・・
成長過程なので野に放つ。
初マハタで嬉しいけど、同じく成長過程なので放流。
そうこうするうち、出艇から6時間を過ぎ、
娘が疲れたと本格的に寝だしたので、帰還となりました。
アコウ47cm ほか、多数野に放つ
(例のごとくぬめりまくり、カヤック上を滑るアコウ。47ちゃんとありましたんで、私を信じてください・・・)
ともあれ初のファミリーカヤックフィッシング、
今までとは全く違う楽しさを見つけました。
娘もまた行きたい、と目を輝かせていました。

デュエル(DUEL) ソルティーラバー
まさに、小学生でも釣れる。無敵の定番です。

シマノ(SHIMANO) 08 クラド 300J
巻き心地最高。性能の割に安すぎですよ・・・
2014年08月13日
遠征KF② 11th 大型アコウ ~ 弱点克服 ~
今回はお盆で里帰り中の釣行ということもあり
初心に帰ってカヤックフィッシングを楽しみたい、
そう思ってやってきました、この場所。
いつもホームでのKFでは、なかなかうまく釣れてないのもあり、いつも、今日はどうやって釣ろう、なんとか釣れるときに釣らないと、という逼迫感、プレッシャーが。正直、あります。
何時間もカスリすらしなかったり、いつも魚探がないせいにしてますが、結局は、私の腕がないせいです
今の私では魚探があっても多分釣れないんだと思います・・・
とはいえ、今の私の説では、釣果をわけるのは
① 釣れる海域の選定 > ②釣れる出艇場所の選定 > ③釣れるポイントの探索 > ④腕 > ⑤道具
なんじゃないかと思ってますが、違うでしょうか・・・?
もちろんその時々の状況に合わせた対応、経験と技術がものをいうかと思うのですが、、それでもダメなものはダメというときはありますよね。。
遊漁船だと(乗ったことないですが)①~③までは船頭責任、④だけ自己責任
カヤックフィッシングだと、①~④まで全て自己責任なので、どこかの時点でズレが生じると、ボーズ
になってしまうのであります。
そして私の場合、①,②が情報不足かつ近隣にカヤックフィッシング仲間もいない為、今のところマッタク改まらず、
そして、④ 腕 がないに等しいため、
いつも、③ 釣れるポイントの探索 に血眼になっております。
魚探がないため、海面のビミョーな変化とか、目や耳、皮膚感覚に至るまで少ない情報を得るために全身やたら敏感になってまして、、
皆さん、海上でお会いしたら、パスコースを探すボランチ並に、ものすごくキョロキョロしているやつが乗ったプロ2タンデムを見かけると思います。それが私です。
がしかし!今日は違います。
今回はいつもお世話になっている、domiyoshiさんから情報をいただき、万全の状態。
ブログやってて、、よかった。。
いつも釣りの初歩からなにから、色々教えていただいてます。ドミさん、ありがとうございます!
しかし、この海域、前日はこんなんでした。
↓

命があぶない。。
安全第一やし、明日出られるだろうか・・・と不安が募る。
台風一過から2日たつにもかかわらず、波がおさまらない。普通だとあまり考えられない状況らしく、地元の方も首をかしげておりました。
とはいえ当日は高波を避けてしずかな湾内で家族と海水浴。
夕方になってだんだんウネリもおさまり、翌日は、こんな感じ
↓

4時出艇。最近夜明けが遅い。
カメラの充電器を忘れ、スマホで撮影するも、露光がなさすぎて、マックラ。。

↑暗いけど、肉眼だともっと見えます〇
そして、浅場でいきなり釣れそうな潮目を発見。
見ると、最高にいい雰囲気です。早朝と言うこともあるし、まずここで一本を、と期待が高まる。
しかし、確信を持って何度もしつこく流してくが、当たらない。
おかしい。
おっかしいなーと独り言を言いながら、さらに粘っこく攻めていく。
そんな粘りが出まくって糸が引いている私のすぐそばを、同じ出艇場所から出たと思しき赤いカヤックがさっそうとさわやかに追い越していく。私に目もくれずに。そして沖へ消えていった・・・
すると、通り過ぎたあとに遅れて衝撃波がやってくるかのように、周囲でいきなりベイトが跳ね出した。
フィッシュイーターにスイッチが入りまくりのこの展開。釣れなきゃおかしいわっ。
ていうか、さっきのKFA、魚探見てないんだろうか・・・
ジグをフォールすると、巻き上げ直後に、ガツーン!
よっしゃきた!
最初良く引くけど、あとは重いだけ。根魚確定。マダイ、なわけないか・・・

でかっつ。いきなり来ました、当地名物モンスターアコウ。
このサイズにもなると、巷ではかなり高価なのではないでしょうか・・・
アコウ・・・マダイより高価だけど、なぜかこの海域ではよく釣れるため、インフレ状態になり私の中で価値が下落、、、贅沢です。すいません。。
そして、一本上げたところで一息ついて。
えー、遅れましたが、、今日のテーマは、「弱点克服」です。
最近不調のタイラバ。何としても不調を脱したい。(早朝からいきなりジグに頼ってるけど)
というのも私の目下のターゲットであるマダイをゲットするには、避けて通れない道。
ジグでマダイを狙うことも考えましたが、私の腕では無理。
釣れたとしてもあくまで副産物。もちろんスロージギングとかも更にわからんわけですし。
しかもこのタイラバ不調の今、折悪しくと言うか、折良くというか、先日私の愛用していた中古のアブガルシアSTX-LHSがクラッチ不調により退役したため、、満を持して(以前に購入していた)シマノのクラド300タイプJを投入。

グリグリとウインチ感満点だった先代とは違い、巻き心地最高。
苦手意識を乗り越えるため、マダイのいそうなポイントを狙っていきます。
すると、待望のマダイらしきアタリが!
しかも、珍しく、乗った!
竿を叩いてるやん・・・よっしゃー
が、バレた・・・
ガーン。
タイラバは、、めったに当たりもない上に、バレた時のガッカリ感が、、落差ドーン
どんどん漕いで、トライ&エラーを繰り返したいせっかちな私には向きません。。
・・・というのは、言い訳。。
しかしこの海域は潮が良く効いている。
元々、東側の海域に行きたかったのですが、どうやら西側がにぎやかな様子。潮目もバリバリできていて、あっちこっち打ってみたいポイントが同時多発的にあります。
はやる気持ちを抑えながら、欲張りな私は、潮目をスクリーニングすべく、どんどんジグをキャストしていく。
すると、、私の納豆系の粘り糸が出すぎたためか、あっけなく糸が切れてジグだけが飛んでった・・・
そして、リーダーもとんでゆく。
・・・われ、ガイドがらみへの注意をおこたり、早くもスピニングタックル、操作不能
ベイトタックルがあるさーと下がりまくりのテンションを取り直すのに必死だ。細糸だけど。。
めげずに探っていると、潮目でベイトが跳び始めた。
チャンス!
フォールしていくと、今度は痛恨の根ガカリ。
ガーン。こんなときに・・・トラブル連発
しかも手で引っ張ると、PE切断。
・・・頼みのベイトタックルまでもが、玉砕。絶対国防圏まで奪われる始末。
新しいポイントで、せっかくのチャンスにトラブル。泣けます。。
テンションも↓↓↓
しかし、背に腹は代えられず、PE直結でも釣れると証明するべく、スピニングタックルで再チャレンジ。
すると・・・竿が折れるかと言うくらいの今日一番のアタリが。
リールが、まけへん!これは間違いなくデカい。獲れるか、分からんボーダーラインの引き。
すると、格闘1分くらいで、バレた。。
やっぱりここには、モンスターがいるのかも。。
とはいえ、しかしこの地合いで小物でも釣っておかないとこれから釣れるか分かりません。
しつこくジグを落としていくと、さっきより小さいけど、アコウが。

そして、そうこうしているうちに、やがて潮どまり。
といっても、完全に全停止してしまわないところが、私のホームと違うところ。
一転、東を目指すこととします。
すると、岬の付近に同業者の方が。
聞いてみると、東は全然ダメとのこと。
でも痛い目を見るまで人の言うことを全然聞かないタイプの私は、入れ違いで東へ。
行ってみると、潮も効いてないし、明らかにダメな雰囲気。やっぱり引き返す。
すると、さっきすれ違った同業者がマダイを上げているじゃないですかーー
ストリンガーにぶら下がったその姿は、60越え。
鯛はお留守ではない様子。
影響を受けやすい私は、再びタイラバに絞って頑張ることを決意。
気になる潮目を流していきます。

さらに小ぶりなアコウ。。
ていうか、この場所、アタリがめちゃ多い。。こんなの、ワシのホームでは考えられん。
そして、、アタリとは反比例して、サイズはさらにダウン。
チビアコウ。
なので本国に強制送還を試みますが、こんなになって裏返っているので、送還不能。

そして、時間とともにどんどん釣れるサイズが小さくなる・・・。
やっとアコウ以外の魚が来たと思ったら、

ミニカサゴ。強制送還。
その後、気になる潮目を攻め、アタリは得るものの、乗らず、結局マダイにはお目に係れず帰還となりました。

アコウ45cm(カヤック上で魚体が滑ってしまい45cmないように見えますが・・・)ほか 未帰還魚たち
マダイは空振りだったものの、タイラバ不調を脱した感あり。
弱点を克服しつつ、、、次回へ

シマノ(SHIMANO) 08 クラド 300J
ハンドル1回転72cmの巻上げスピードはタイラバゲームにも最適かも。ハイスピードギアでありながら耐久性もソルト仕様。しかも性能の割に値引き率高し。文句なし。
初心に帰ってカヤックフィッシングを楽しみたい、
そう思ってやってきました、この場所。
いつもホームでのKFでは、なかなかうまく釣れてないのもあり、いつも、今日はどうやって釣ろう、なんとか釣れるときに釣らないと、という逼迫感、プレッシャーが。正直、あります。
何時間もカスリすらしなかったり、いつも魚探がないせいにしてますが、結局は、私の腕がないせいです
今の私では魚探があっても多分釣れないんだと思います・・・
とはいえ、今の私の説では、釣果をわけるのは
① 釣れる海域の選定 > ②釣れる出艇場所の選定 > ③釣れるポイントの探索 > ④腕 > ⑤道具
なんじゃないかと思ってますが、違うでしょうか・・・?
もちろんその時々の状況に合わせた対応、経験と技術がものをいうかと思うのですが、、それでもダメなものはダメというときはありますよね。。
遊漁船だと(乗ったことないですが)①~③までは船頭責任、④だけ自己責任
カヤックフィッシングだと、①~④まで全て自己責任なので、どこかの時点でズレが生じると、ボーズ
になってしまうのであります。
そして私の場合、①,②が情報不足かつ近隣にカヤックフィッシング仲間もいない為、今のところマッタク改まらず、
そして、④ 腕 がないに等しいため、
いつも、③ 釣れるポイントの探索 に血眼になっております。
魚探がないため、海面のビミョーな変化とか、目や耳、皮膚感覚に至るまで少ない情報を得るために全身やたら敏感になってまして、、
皆さん、海上でお会いしたら、パスコースを探すボランチ並に、ものすごくキョロキョロしているやつが乗ったプロ2タンデムを見かけると思います。それが私です。
がしかし!今日は違います。
今回はいつもお世話になっている、domiyoshiさんから情報をいただき、万全の状態。
ブログやってて、、よかった。。
いつも釣りの初歩からなにから、色々教えていただいてます。ドミさん、ありがとうございます!
しかし、この海域、前日はこんなんでした。
↓
命があぶない。。
安全第一やし、明日出られるだろうか・・・と不安が募る。
台風一過から2日たつにもかかわらず、波がおさまらない。普通だとあまり考えられない状況らしく、地元の方も首をかしげておりました。
とはいえ当日は高波を避けてしずかな湾内で家族と海水浴。
夕方になってだんだんウネリもおさまり、翌日は、こんな感じ
↓
4時出艇。最近夜明けが遅い。
カメラの充電器を忘れ、スマホで撮影するも、露光がなさすぎて、マックラ。。
↑暗いけど、肉眼だともっと見えます〇
そして、浅場でいきなり釣れそうな潮目を発見。
見ると、最高にいい雰囲気です。早朝と言うこともあるし、まずここで一本を、と期待が高まる。
しかし、確信を持って何度もしつこく流してくが、当たらない。
おかしい。
おっかしいなーと独り言を言いながら、さらに粘っこく攻めていく。
そんな粘りが出まくって糸が引いている私のすぐそばを、同じ出艇場所から出たと思しき赤いカヤックがさっそうとさわやかに追い越していく。私に目もくれずに。そして沖へ消えていった・・・
すると、通り過ぎたあとに遅れて衝撃波がやってくるかのように、周囲でいきなりベイトが跳ね出した。
フィッシュイーターにスイッチが入りまくりのこの展開。釣れなきゃおかしいわっ。
ていうか、さっきのKFA、魚探見てないんだろうか・・・
ジグをフォールすると、巻き上げ直後に、ガツーン!
よっしゃきた!
最初良く引くけど、あとは重いだけ。根魚確定。マダイ、なわけないか・・・
でかっつ。いきなり来ました、当地名物モンスターアコウ。
このサイズにもなると、巷ではかなり高価なのではないでしょうか・・・
アコウ・・・マダイより高価だけど、なぜかこの海域ではよく釣れるため、インフレ状態になり私の中で価値が下落、、、贅沢です。すいません。。
そして、一本上げたところで一息ついて。
えー、遅れましたが、、今日のテーマは、「弱点克服」です。
最近不調のタイラバ。何としても不調を脱したい。(早朝からいきなりジグに頼ってるけど)
というのも私の目下のターゲットであるマダイをゲットするには、避けて通れない道。
ジグでマダイを狙うことも考えましたが、私の腕では無理。
釣れたとしてもあくまで副産物。もちろんスロージギングとかも更にわからんわけですし。
しかもこのタイラバ不調の今、折悪しくと言うか、折良くというか、先日私の愛用していた中古のアブガルシアSTX-LHSがクラッチ不調により退役したため、、満を持して(以前に購入していた)シマノのクラド300タイプJを投入。
グリグリとウインチ感満点だった先代とは違い、巻き心地最高。
苦手意識を乗り越えるため、マダイのいそうなポイントを狙っていきます。
すると、待望のマダイらしきアタリが!
しかも、珍しく、乗った!
竿を叩いてるやん・・・よっしゃー
が、バレた・・・
ガーン。
タイラバは、、めったに当たりもない上に、バレた時のガッカリ感が、、落差ドーン
どんどん漕いで、トライ&エラーを繰り返したいせっかちな私には向きません。。
・・・というのは、言い訳。。
しかしこの海域は潮が良く効いている。
元々、東側の海域に行きたかったのですが、どうやら西側がにぎやかな様子。潮目もバリバリできていて、あっちこっち打ってみたいポイントが同時多発的にあります。
はやる気持ちを抑えながら、欲張りな私は、潮目をスクリーニングすべく、どんどんジグをキャストしていく。
すると、、私の納豆系の粘り糸が出すぎたためか、あっけなく糸が切れてジグだけが飛んでった・・・
そして、リーダーもとんでゆく。
・・・われ、ガイドがらみへの注意をおこたり、早くもスピニングタックル、操作不能
ベイトタックルがあるさーと下がりまくりのテンションを取り直すのに必死だ。細糸だけど。。
めげずに探っていると、潮目でベイトが跳び始めた。
チャンス!
フォールしていくと、今度は痛恨の根ガカリ。
ガーン。こんなときに・・・トラブル連発
しかも手で引っ張ると、PE切断。
・・・頼みのベイトタックルまでもが、玉砕。絶対国防圏まで奪われる始末。
新しいポイントで、せっかくのチャンスにトラブル。泣けます。。
テンションも↓↓↓
しかし、背に腹は代えられず、PE直結でも釣れると証明するべく、スピニングタックルで再チャレンジ。
すると・・・竿が折れるかと言うくらいの今日一番のアタリが。
リールが、まけへん!これは間違いなくデカい。獲れるか、分からんボーダーラインの引き。
すると、格闘1分くらいで、バレた。。
やっぱりここには、モンスターがいるのかも。。
とはいえ、しかしこの地合いで小物でも釣っておかないとこれから釣れるか分かりません。
しつこくジグを落としていくと、さっきより小さいけど、アコウが。
そして、そうこうしているうちに、やがて潮どまり。
といっても、完全に全停止してしまわないところが、私のホームと違うところ。
一転、東を目指すこととします。
すると、岬の付近に同業者の方が。
聞いてみると、東は全然ダメとのこと。
でも痛い目を見るまで人の言うことを全然聞かないタイプの私は、入れ違いで東へ。
行ってみると、潮も効いてないし、明らかにダメな雰囲気。やっぱり引き返す。
すると、さっきすれ違った同業者がマダイを上げているじゃないですかーー
ストリンガーにぶら下がったその姿は、60越え。
鯛はお留守ではない様子。
影響を受けやすい私は、再びタイラバに絞って頑張ることを決意。
気になる潮目を流していきます。
さらに小ぶりなアコウ。。
ていうか、この場所、アタリがめちゃ多い。。こんなの、ワシのホームでは考えられん。
そして、、アタリとは反比例して、サイズはさらにダウン。
チビアコウ。
なので本国に強制送還を試みますが、こんなになって裏返っているので、送還不能。
そして、時間とともにどんどん釣れるサイズが小さくなる・・・。
やっとアコウ以外の魚が来たと思ったら、
ミニカサゴ。強制送還。
その後、気になる潮目を攻め、アタリは得るものの、乗らず、結局マダイにはお目に係れず帰還となりました。
アコウ45cm(カヤック上で魚体が滑ってしまい45cmないように見えますが・・・)ほか 未帰還魚たち
マダイは空振りだったものの、タイラバ不調を脱した感あり。
弱点を克服しつつ、、、次回へ

シマノ(SHIMANO) 08 クラド 300J
ハンドル1回転72cmの巻上げスピードはタイラバゲームにも最適かも。ハイスピードギアでありながら耐久性もソルト仕様。しかも性能の割に値引き率高し。文句なし。
2014年07月06日
初遠征KF 7th ~ 確認 ~
今回は初めての遠征、というわけで、
T地方で浮いてきました。

というか、ただ妻の実家への帰省のおり、KFになんとかムリクリ出動した、というだけ!!
遠征と言えばかっこいいけど・・・(実態は)朝から妻に苦言を呈されつつ、渋々時間限定で許してもらい、出艇。
ションボり。
とはいえこのT地方、港から一年中尺アジ、磯からはヒラマサが狙えるなど、私のホーム海域では考えられない贅沢な環境。もちろん沖でも、きっと魚影は濃いに違いない・・・と調査を前に、期待だけがどんどん高まる。
というのもそのはず、T地方は訪れる人も少なく、必然的に岸や船からの色んなプレッシャーも少ない。だから魚が岸に近づく。そして、魚がいる、ように見える?・・・という理屈らしい。
ぜひ確認せねば・・・。
とはいえカヤック情報の過疎地でもあるT地方。探しても、めぼしい情報はなにも見つからず・・・
何とか調べて・・・おかっぱりヒラマサポイントとの噂のある、某所から出艇です。
同地はなんでもヒラマサが回遊すると、付近の釣り人あらゆる仕掛けをブッチぎっていく(かっこよすぎ)ため、
ヒラマサ注意報が発令されるらしい。
サゴシのような文房具系ちまちまカッターではなく、無双のパワーで振り回されてブチ切られるのだから、タックルも釣り人の心も折れマス
過去にヒラマサを掛け、磯場から落ちて死んだ人もいるとか・・・
このあたり、水深がたった20mくらいしかないのに、メーター級のヒラマサが徘徊する。
未知なるヒラマサ・・・同じサイズならブリの2倍引くとも言われる。
まさに、身近に楽しめる?バケモノ海域でもあります。(のちに、それを嫌と言うほど思い知ることとなる)

すこしおそく、6時出艇。
当然、周囲にゴムボ、カヤックの姿はない。
その代わり、マイボートというかほとんど漁船に近いマイ漁船?を持っている地元の人たちがたくさんおられる。
どうやらガシラやイサキを狙う餌釣りのよう。調子はまずまず、とのこと。
それにしてもウネリが半端ない。水深が浅い分、ウネリも湾内では巨大化しており、恐怖感すら感じる。
なんとか危険ラインを越して、岬の突端へ。
地元の釣具屋の、このあたりの潮の流れは半端ない、との言葉通り、グリグリに潮が効いておりどんどんカヤックが流される。
されど、ものすごく釣れそうなええかんじの雰囲気なのである。
とはいえ、タイラバ、インチクを断続的に落としていくも、期待とはうらはらに全然反応なし。
ツツキもしない。ひっかけもしない。
おっかしーなーと、おもむろにさっそく弱気モードのサビキを装着し、ジグを投入したところ、巻き上げからいきなりヒット!
おっしゃ初アコウ。

サビキではなく、ジグに食いついていることに注目・・・
ここでまた、地元釣具屋の言葉を思い返す。
私の「インチク置いてないですか?」との問いに、「い・ん・ち・くはこっちの人はあんまりやらないですからね~。」との答え。
INTIKU?WHY? 久しぶりに聞いた単語とでも言わんばかりのたどたどしさ・・・
(私)「え?そうなんすか~タイラバは?」(釣具屋)「それも、あんまり・・・やっぱり皆ジグばっかりですよ。宣伝の上手いのもありますけど・・・」
(結論)時期的なものもあるかもしれないけど、ここではジグに分があるようだ。
たしかに、この後ヒラジグラ(マイワシ)に交換すると、ポンポン釣れる。ところがナゴメタルでは、なぜかダメ。
釣れるのはヒラジグラオンリー。あとで漁船のオッチャンに聞いたところでは、ちょうど今イワシが湾に入ってきているらしく、ばっちりマッチしているのかも・・・
しかし私の場合カヤックでこんなにテンポよく釣れるのは初めてで、否応なしにテンションが上がる。
調査に来てよかった・・・やはりここは魚影が抜群に濃いのか。
しかしオールアコウ。

アコウオールスターたち。
ここはアコウ天国?他の魚はいないの??
調子よく釣っていると、いきなりジグをひったくるアタリがバコーン!
おっしゃー、待望の青物か?

ドラグが鳴り、一気にラインを引き出される。尋常ではない引き。
先週の70オーバーのマダイとは非にならない・・・。
PE2号が不安になるくらい、メインラインが琴のように金属音を立てて、パイィーンとか、コリコリ・・キリキリ・・とか異様な音が鳴る。こわっつ。
なんとかタイミングを見て、ドラグが鳴りやんだときに巻こうとするも、巻くと相手もやる気になるらしく、その倍返しを食らう。
~ 格闘 約20分 ~
ゴングが鳴ったときの場所からずいぶん流され、岬が遠くに見えるようになってきた。
不安感倍増。ここは湾ではない。流されると外洋直行。
それにしても引きが全然衰えない。今まで釣った魚とは全くの別次元のスタミナ。というか、本当に魚なの・・・?と疑うくらい。
そうして・・・私はいろんな総合的不安感から・・・ドラグを締めて短期決戦を挑む。
そしたら案の定・・・突然、スコーン。
バレた・・・。
ガーン。
でもまた同じやつがかかりそうな気がして(雰囲気からしてきっと群れが入っていると確信)、漕ぎ戻り、同じ場所を攻めていく。
そして、再び同じようなアタリ。
今回は、わりと早期にスポンとバレてしまった。
すっかりアコウのことを忘れ、ヒラマサ?ひょっとしてサメ?と思しき魚を求めてジグを落とす。
すると・・・
再び
ギュイーーーンと竿がしなる。

おっしゃー待ってましたー今度は逃がさんぞー。
とはいえ・・タックル的に無理はできないため、長期戦に持ち込み、相手の疲れを待つ作戦に。
ほのぼのとイサキを釣っておられる漁船の横で、私はしちてんばっとう
リールが、ぜんぜんまけへん!
腕がパンパン!
漁船のオッチャンが完全にカチカチにかたまって銅像のようになっている私を不思議そうに眺めてとおりすぎていく・・・
~ 40分経過 ~
だんだん引きがおさまり、巻けるようになる。やはり奴も疲れてきたか・・・
ついに観念したかと、思いきや・・・ある一定のところから、今度はふたたび全然巻けなくなり、巻くとドラグが鳴り、空回りする始末。ドラグを締めないといけないのか・・・バレるかも。。
どんなやつがいるのかと海の中を覗き込むも、まだ何も見えない。
全然姿を見せない魚にいい加減にうんざりしてきて、もうこの魚、諦めよう、という気持ちになってきた。
あんなに喜び勇んで海に出たくせに、、
魚を一匹釣り上げるごときで、何でこんな目に合わんといかんのやーという、憤りがフツフツと燃え上がる。
というか、やっぱこれは魚ちゃうで。
きっと根ガカリなんちゃう?と思ってラインを手で引っ張ると、俺は魚だ!とばかりにぐいぐい持ってかれる。
そして、コノヤローと竿をあおったとき、
バキーン
サオが、サオが・・折れた・・・
同時にラインもぶっちぎれ! 回収不能!
・・・強制終了。。
先週70UPのマダイを釣っていい気になっていた自分の心が、ポキーン
ホケー(放心状態)
竿も心も折れて、、帰還。
結局、なんの魚か、魚じゃないのかすらもわからんかった
ひょとしたらサメか・・・もしヒラマサならあの引きではフツウサイズのはずはなく、メータークラスだったかも。
それともクエとかのたぐいのスーパー根魚か・・・でもここは太平洋側ではないし・・・
リールはシマノの4000番台、ラインはPE2号、リーダーは6号
非力とはいえブリクラスでもなんとか行けるはずなのに、ここまで完膚なきまでやられるとは・・・いくらヒラマサでも40分もしたらさすがに上がってこいよーー
それに比べたらアコウなんか、金魚やな!
などとブツブツ言いながら、復讐を誓うのであった。
とりあえず今のタックルと技術では同じ結果になりそう。なんか考えんと・・・

アコウ 25~35cm ×5
8月のリベンジマッチに乞うご期待!

ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ根魚用
シーズンは夏。ジグに反応しない食性になってしまった魚にも効果あり。
T地方で浮いてきました。
というか、ただ妻の実家への帰省のおり、KFになんとかムリクリ出動した、というだけ!!
遠征と言えばかっこいいけど・・・(実態は)朝から妻に苦言を呈されつつ、渋々時間限定で許してもらい、出艇。
ションボり。
とはいえこのT地方、港から一年中尺アジ、磯からはヒラマサが狙えるなど、私のホーム海域では考えられない贅沢な環境。もちろん沖でも、きっと魚影は濃いに違いない・・・と調査を前に、期待だけがどんどん高まる。
というのもそのはず、T地方は訪れる人も少なく、必然的に岸や船からの色んなプレッシャーも少ない。だから魚が岸に近づく。そして、魚がいる、ように見える?・・・という理屈らしい。
ぜひ確認せねば・・・。
とはいえカヤック情報の過疎地でもあるT地方。探しても、めぼしい情報はなにも見つからず・・・
何とか調べて・・・おかっぱりヒラマサポイントとの噂のある、某所から出艇です。
同地はなんでもヒラマサが回遊すると、付近の釣り人あらゆる仕掛けをブッチぎっていく(かっこよすぎ)ため、
ヒラマサ注意報が発令されるらしい。
サゴシのような文房具系ちまちまカッターではなく、無双のパワーで振り回されてブチ切られるのだから、タックルも釣り人の心も折れマス
過去にヒラマサを掛け、磯場から落ちて死んだ人もいるとか・・・
このあたり、水深がたった20mくらいしかないのに、メーター級のヒラマサが徘徊する。
未知なるヒラマサ・・・同じサイズならブリの2倍引くとも言われる。
まさに、身近に楽しめる?バケモノ海域でもあります。(のちに、それを嫌と言うほど思い知ることとなる)
すこしおそく、6時出艇。
当然、周囲にゴムボ、カヤックの姿はない。
その代わり、マイボートというかほとんど漁船に近いマイ漁船?を持っている地元の人たちがたくさんおられる。
どうやらガシラやイサキを狙う餌釣りのよう。調子はまずまず、とのこと。
それにしてもウネリが半端ない。水深が浅い分、ウネリも湾内では巨大化しており、恐怖感すら感じる。
なんとか危険ラインを越して、岬の突端へ。
地元の釣具屋の、このあたりの潮の流れは半端ない、との言葉通り、グリグリに潮が効いておりどんどんカヤックが流される。
されど、ものすごく釣れそうなええかんじの雰囲気なのである。
とはいえ、タイラバ、インチクを断続的に落としていくも、期待とはうらはらに全然反応なし。
ツツキもしない。ひっかけもしない。
おっかしーなーと、おもむろにさっそく弱気モードのサビキを装着し、ジグを投入したところ、巻き上げからいきなりヒット!
おっしゃ初アコウ。
サビキではなく、ジグに食いついていることに注目・・・
ここでまた、地元釣具屋の言葉を思い返す。
私の「インチク置いてないですか?」との問いに、「い・ん・ち・くはこっちの人はあんまりやらないですからね~。」との答え。
INTIKU?WHY? 久しぶりに聞いた単語とでも言わんばかりのたどたどしさ・・・
(私)「え?そうなんすか~タイラバは?」(釣具屋)「それも、あんまり・・・やっぱり皆ジグばっかりですよ。宣伝の上手いのもありますけど・・・」
(結論)時期的なものもあるかもしれないけど、ここではジグに分があるようだ。
たしかに、この後ヒラジグラ(マイワシ)に交換すると、ポンポン釣れる。ところがナゴメタルでは、なぜかダメ。
釣れるのはヒラジグラオンリー。あとで漁船のオッチャンに聞いたところでは、ちょうど今イワシが湾に入ってきているらしく、ばっちりマッチしているのかも・・・
しかし私の場合カヤックでこんなにテンポよく釣れるのは初めてで、否応なしにテンションが上がる。
調査に来てよかった・・・やはりここは魚影が抜群に濃いのか。
しかしオールアコウ。
アコウオールスターたち。
ここはアコウ天国?他の魚はいないの??
調子よく釣っていると、いきなりジグをひったくるアタリがバコーン!
おっしゃー、待望の青物か?
ドラグが鳴り、一気にラインを引き出される。尋常ではない引き。
先週の70オーバーのマダイとは非にならない・・・。
PE2号が不安になるくらい、メインラインが琴のように金属音を立てて、パイィーンとか、コリコリ・・キリキリ・・とか異様な音が鳴る。こわっつ。
なんとかタイミングを見て、ドラグが鳴りやんだときに巻こうとするも、巻くと相手もやる気になるらしく、その倍返しを食らう。
~ 格闘 約20分 ~
ゴングが鳴ったときの場所からずいぶん流され、岬が遠くに見えるようになってきた。
不安感倍増。ここは湾ではない。流されると外洋直行。
それにしても引きが全然衰えない。今まで釣った魚とは全くの別次元のスタミナ。というか、本当に魚なの・・・?と疑うくらい。
そうして・・・私はいろんな総合的不安感から・・・ドラグを締めて短期決戦を挑む。
そしたら案の定・・・突然、スコーン。
バレた・・・。
ガーン。
でもまた同じやつがかかりそうな気がして(雰囲気からしてきっと群れが入っていると確信)、漕ぎ戻り、同じ場所を攻めていく。
そして、再び同じようなアタリ。
今回は、わりと早期にスポンとバレてしまった。
すっかりアコウのことを忘れ、ヒラマサ?ひょっとしてサメ?と思しき魚を求めてジグを落とす。
すると・・・
再び
ギュイーーーンと竿がしなる。
おっしゃー待ってましたー今度は逃がさんぞー。
とはいえ・・タックル的に無理はできないため、長期戦に持ち込み、相手の疲れを待つ作戦に。
ほのぼのとイサキを釣っておられる漁船の横で、私はしちてんばっとう
リールが、ぜんぜんまけへん!
腕がパンパン!
漁船のオッチャンが完全にカチカチにかたまって銅像のようになっている私を不思議そうに眺めてとおりすぎていく・・・
~ 40分経過 ~
だんだん引きがおさまり、巻けるようになる。やはり奴も疲れてきたか・・・
ついに観念したかと、思いきや・・・ある一定のところから、今度はふたたび全然巻けなくなり、巻くとドラグが鳴り、空回りする始末。ドラグを締めないといけないのか・・・バレるかも。。
どんなやつがいるのかと海の中を覗き込むも、まだ何も見えない。
全然姿を見せない魚にいい加減にうんざりしてきて、もうこの魚、諦めよう、という気持ちになってきた。
あんなに喜び勇んで海に出たくせに、、
魚を一匹釣り上げるごときで、何でこんな目に合わんといかんのやーという、憤りがフツフツと燃え上がる。
というか、やっぱこれは魚ちゃうで。
きっと根ガカリなんちゃう?と思ってラインを手で引っ張ると、俺は魚だ!とばかりにぐいぐい持ってかれる。
そして、コノヤローと竿をあおったとき、
バキーン
サオが、サオが・・折れた・・・
同時にラインもぶっちぎれ! 回収不能!
・・・強制終了。。
先週70UPのマダイを釣っていい気になっていた自分の心が、ポキーン
ホケー(放心状態)
竿も心も折れて、、帰還。
結局、なんの魚か、魚じゃないのかすらもわからんかった
ひょとしたらサメか・・・もしヒラマサならあの引きではフツウサイズのはずはなく、メータークラスだったかも。
それともクエとかのたぐいのスーパー根魚か・・・でもここは太平洋側ではないし・・・
リールはシマノの4000番台、ラインはPE2号、リーダーは6号
非力とはいえブリクラスでもなんとか行けるはずなのに、ここまで完膚なきまでやられるとは・・・いくらヒラマサでも40分もしたらさすがに上がってこいよーー
それに比べたらアコウなんか、金魚やな!
などとブツブツ言いながら、復讐を誓うのであった。
とりあえず今のタックルと技術では同じ結果になりそう。なんか考えんと・・・
アコウ 25~35cm ×5
8月のリベンジマッチに乞うご期待!

ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ根魚用
シーズンは夏。ジグに反応しない食性になってしまった魚にも効果あり。