2015年10月31日
霎時施(こさめときどきふる)KF 26th 初物づくし ~ 引き返せ ~
霜降
霎時施(こさめときどきふる)
施すという言葉通り、あらゆるものを霜がおおう季節の到来とともに、
我が家に初物がやってきました。

子どももだんだんと大きくなり、なぜ今さら、というところですが、
この町に越してきて、3年。
丘陵地に位置するわが町は、どこへ行ってもアシスト付自転車にあふれています。
下の娘が通う保育所も、登坂路があり
アシスト付でないノーマル子乗せ自転車を駆るのは、私ただ一人。
もちろん私の方は自転車も小舟も人力を信条としているのですが、
以前から細君の身近な足としての要望もあり、
また、私が平日にKFに行くとなると、どうしても朝、代打で子どもを送ってもらう必要もあり、
というか・・・
そう、これも広い意味で言うと、カヤックフィッシングの間接経費なのかもしれません。
さて、本題です。
久しぶりに土日に家族の予定がなく、浮く場所を探していたところ、
芳しくない予報が並ぶ中、やはりあの場所、ガンダーラだけが寂滅しており、どうにか浮けそう。
だが、野猿には正直遠すぎて一人では行く気がしないガンダーラ
そこで、

マイノリティーリポートのプリコグのように、私は予知能力を発揮し
かの地で浮こうとしている、カヤッカーのその旺盛なる衝動をキャッチ。
私の三蔵法師を見つけました。
さて、このポイントは約一年ぶり。
正直かなり心細かったので、そる男さんがご一緒してくださるということで、感謝です!

さっそくわが導師からポイントのレクチャーを受け、出艇。
が、私は思うところがあり左へ。
何にも知らんくせに、やっぱり全然三蔵法師の言うことを聞かない片意地な野猿・・・
案の定、

野猿でも、嗅覚なんてございません・・・
予知能力で魚の衝動を捉えてジグを送り込めれば良いのですが、
ウネリに悩まされ、ジグもタイラバも十分に動かせません。
しかもここの特性か、底潮がやたら強くて、着底が分かりにくいため、非常に厳しい戦い。
単にウエイト上げれば良いって訳でもないんすかね~
ちょっと分かりません。。
やはり私の腕では、どーやってもこーやっても食ってこないので、
沖は諦めて引き返します。うねりも高いし。

そして、心細いので、浅場の潮目で流しているそる男さんに合流。
ボーズの私を尻目に、カサゴ、マトウダイなどが釣れている、とのこと。
なに~!私はアタリすらありませんでしたけど!
確かに、浅場には結構反応があります。
釣法を不景気モードに変更すると、
ガツン!と強いアタリ。がプルンと途中下車↓
この途中下車感は、おそらく根魚ですけど、
どうやらこっちの魚には、食い気があるのを確認した!
そして引き続き探っていると、何か単に重い魚がヒット。
艇際まで上げてくると・・・何とサバ。しかも結構デカい!
鯖にしては全くビリビリ来なかったけど?なぜ?と思ったら、強烈なスレにより身柄拘束中だったらしく、
ガタン、と軛が外れて海に還って行かれました・・・
あー!
サバ、でも?大歓迎なのに・・・美味しいのを逃して、。残念。
これは鯖だけはカタいなシメシメと思ったが・・・どうやら小群れだったようで、続けて狙うも、無反応。
と思ってたら、ガツン!と縦引きする魚がヒット。
これはサバじゃない、この竿の絞り込みは絶対真鯛確定やな、と思っていたら、途中から引かなくなった。。
が、、

やっぱりの真鯛、40ちょい。
水中で最後のヒラを打つ真鯛の姿って、美しくないですか?
変な引きに変化したのは、途中でもう一本のフックが腹に掛かったのが原因のようです。
なんか2匹続けておかしなフッキングだし、今日の魚の機嫌を象徴しているような。うーん。。
ともかく、このサイズのはきっと数が寄ってるハズ、と続けて探ると、
やっぱり真鯛らしき魚が続けてヒット。が、その後2連続のバラシ。
ガーン。。
連発すると思ったのに・・・
結果論ですが、活性が良くないためか甘噛みしていたようで、合わせ不足か・・・
活性悪い時のフッキング方法ってあるんでしょうか?
誰か、教えてください!

途中、彷徨う幽霊ウキを発見。
引き上げてみたら、ミイラ化したお魚さんが・・・(嘘)
この後は再び沈黙タイムに。
うねりがやや落ちてきたので、そのまま再び沖を目指すも、やはり沖は無反応。
青物の気配も、なし!
80メートルラインまで頑張りましたが、結局完全ノーバイト。ダメでした。
再び浅場に戻ります。
引き返すのは今日2度目。
途中、あんまし好きじゃないので普段全くやらないことですが、
珍しく根を叩いてみると・・・

初オニカサゴ!
これ、めちゃ旨いらしいので、嬉しい!
ただ、暴れるし、棘がこえ~~
さて、昼に差し掛かり、ここまでキープ2匹
かなり厳しい状況です。
背に腹は代えられないので、これからは根を叩く戦法で行きます。

潮が動いてそうな瀬際を狙って
初アカハタ。

連発しますが、サイズが・・・
放流。

根ガカリの恐怖におびえながら探るも、再びサイズ不足で放流。
そうこうしているうちにタイムリミットが近づいてきました。
諦めずに出艇地付近の浅場でも粘って、
今度は謎の引きの魚がヒット。
こんなとこでも魚、釣れるんや・・・と思ったら、

初イトヨリ!
これは嬉しい!
結果論ですが、最初から浅場で頑張っとけば、というところ
それも一回目の沖出で分かってたはずなのに、やっぱりどうしても沖にロマンを求めてしまうんだな~
結局、今回の釣行で、タイラバはアタリすらなく、全てジギングの釣果。
ヒットジグもあんまり得意じゃないタイプだったけど、今日はこれが良かったようです。
そして沈黙のタイラバ。
こんなうねりの日は仕方ないかと思うも、道中遭ったホビー艇の方はタイラバのみでも釣果があったようです。
何でやろ・・・
かといって、僕にはこんな日にタイラバばっかりする根性もないんですけどね。。
先に帰着しているそる男さんを追って、沖上がりとなりました。

相変わらず、というか、またまたまたまた芳しくなかったですが、
貧果ながら、なんだかんだで初魚種も3種釣れたし、
何より久しぶりのポイントで、そる男さんと浮かせていただけたので、感謝です!
しかし辛いのは孤独な帰り。
行きは下道3時間でしたが、帰りはスムーズに行っても4時間。
まあトコトン山道だから、渋滞することもないんですけどね!
風光明媚なせいか、眠気は来なかったけど・・・ケチケチ下道派には厳しい距離!
さて、今後残り少ないシーズンをどう過ごすか・・・
やはり、もうちょっとジギングを勉強しないといけません。
遊漁船も、乗ってみようかな・・・そもそもタックルが、ないんですけどね~
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!

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霎時施(こさめときどきふる)
施すという言葉通り、あらゆるものを霜がおおう季節の到来とともに、
我が家に初物がやってきました。
子どももだんだんと大きくなり、なぜ今さら、というところですが、
この町に越してきて、3年。
丘陵地に位置するわが町は、どこへ行ってもアシスト付自転車にあふれています。
下の娘が通う保育所も、登坂路があり
アシスト付でないノーマル子乗せ自転車を駆るのは、私ただ一人。
もちろん私の方は自転車も小舟も人力を信条としているのですが、
以前から細君の身近な足としての要望もあり、
また、私が平日にKFに行くとなると、どうしても朝、代打で子どもを送ってもらう必要もあり、
というか・・・
そう、これも広い意味で言うと、カヤックフィッシングの間接経費なのかもしれません。
さて、本題です。
久しぶりに土日に家族の予定がなく、浮く場所を探していたところ、
芳しくない予報が並ぶ中、やはりあの場所、ガンダーラだけが寂滅しており、どうにか浮けそう。
だが、野猿には正直遠すぎて一人では行く気がしないガンダーラ
そこで、

マイノリティーリポートのプリコグのように、私は予知能力を発揮し
かの地で浮こうとしている、カヤッカーのその旺盛なる衝動をキャッチ。
私の三蔵法師を見つけました。
さて、このポイントは約一年ぶり。
正直かなり心細かったので、そる男さんがご一緒してくださるということで、感謝です!
さっそくわが導師からポイントのレクチャーを受け、出艇。
が、私は思うところがあり左へ。
何にも知らんくせに、やっぱり全然三蔵法師の言うことを聞かない片意地な野猿・・・
案の定、
野猿でも、嗅覚なんてございません・・・
予知能力で魚の衝動を捉えてジグを送り込めれば良いのですが、
ウネリに悩まされ、ジグもタイラバも十分に動かせません。
しかもここの特性か、底潮がやたら強くて、着底が分かりにくいため、非常に厳しい戦い。
単にウエイト上げれば良いって訳でもないんすかね~
ちょっと分かりません。。
やはり私の腕では、どーやってもこーやっても食ってこないので、
沖は諦めて引き返します。うねりも高いし。
そして、心細いので、浅場の潮目で流しているそる男さんに合流。
ボーズの私を尻目に、カサゴ、マトウダイなどが釣れている、とのこと。
なに~!私はアタリすらありませんでしたけど!
確かに、浅場には結構反応があります。
釣法を不景気モードに変更すると、
ガツン!と強いアタリ。がプルンと途中下車↓
この途中下車感は、おそらく根魚ですけど、
どうやらこっちの魚には、食い気があるのを確認した!
そして引き続き探っていると、何か単に重い魚がヒット。
艇際まで上げてくると・・・何とサバ。しかも結構デカい!
鯖にしては全くビリビリ来なかったけど?なぜ?と思ったら、強烈なスレにより身柄拘束中だったらしく、
ガタン、と軛が外れて海に還って行かれました・・・
あー!
サバ、でも?大歓迎なのに・・・美味しいのを逃して、。残念。
これは鯖だけはカタいなシメシメと思ったが・・・どうやら小群れだったようで、続けて狙うも、無反応。
と思ってたら、ガツン!と縦引きする魚がヒット。
これはサバじゃない、この竿の絞り込みは絶対真鯛確定やな、と思っていたら、途中から引かなくなった。。
が、、
やっぱりの真鯛、40ちょい。
水中で最後のヒラを打つ真鯛の姿って、美しくないですか?
変な引きに変化したのは、途中でもう一本のフックが腹に掛かったのが原因のようです。
なんか2匹続けておかしなフッキングだし、今日の魚の機嫌を象徴しているような。うーん。。
ともかく、このサイズのはきっと数が寄ってるハズ、と続けて探ると、
やっぱり真鯛らしき魚が続けてヒット。が、その後2連続のバラシ。
ガーン。。
連発すると思ったのに・・・
結果論ですが、活性が良くないためか甘噛みしていたようで、合わせ不足か・・・
活性悪い時のフッキング方法ってあるんでしょうか?
誰か、教えてください!
途中、彷徨う幽霊ウキを発見。
引き上げてみたら、ミイラ化したお魚さんが・・・(嘘)
この後は再び沈黙タイムに。
うねりがやや落ちてきたので、そのまま再び沖を目指すも、やはり沖は無反応。
青物の気配も、なし!
80メートルラインまで頑張りましたが、結局完全ノーバイト。ダメでした。
再び浅場に戻ります。
引き返すのは今日2度目。
途中、あんまし好きじゃないので普段全くやらないことですが、
珍しく根を叩いてみると・・・
初オニカサゴ!
これ、めちゃ旨いらしいので、嬉しい!
ただ、暴れるし、棘がこえ~~
さて、昼に差し掛かり、ここまでキープ2匹
かなり厳しい状況です。
背に腹は代えられないので、これからは根を叩く戦法で行きます。
潮が動いてそうな瀬際を狙って
初アカハタ。
連発しますが、サイズが・・・
放流。
根ガカリの恐怖におびえながら探るも、再びサイズ不足で放流。
そうこうしているうちにタイムリミットが近づいてきました。
諦めずに出艇地付近の浅場でも粘って、
今度は謎の引きの魚がヒット。
こんなとこでも魚、釣れるんや・・・と思ったら、
初イトヨリ!
これは嬉しい!
結果論ですが、最初から浅場で頑張っとけば、というところ
それも一回目の沖出で分かってたはずなのに、やっぱりどうしても沖にロマンを求めてしまうんだな~
結局、今回の釣行で、タイラバはアタリすらなく、全てジギングの釣果。
ヒットジグもあんまり得意じゃないタイプだったけど、今日はこれが良かったようです。
そして沈黙のタイラバ。
こんなうねりの日は仕方ないかと思うも、道中遭ったホビー艇の方はタイラバのみでも釣果があったようです。
何でやろ・・・
かといって、僕にはこんな日にタイラバばっかりする根性もないんですけどね。。
先に帰着しているそる男さんを追って、沖上がりとなりました。
相変わらず、というか、またまたまたまた芳しくなかったですが、
貧果ながら、なんだかんだで初魚種も3種釣れたし、
何より久しぶりのポイントで、そる男さんと浮かせていただけたので、感謝です!
しかし辛いのは孤独な帰り。
行きは下道3時間でしたが、帰りはスムーズに行っても4時間。
まあトコトン山道だから、渋滞することもないんですけどね!
風光明媚なせいか、眠気は来なかったけど・・・ケチケチ下道派には厳しい距離!
さて、今後残り少ないシーズンをどう過ごすか・・・
やはり、もうちょっとジギングを勉強しないといけません。
遊漁船も、乗ってみようかな・・・そもそもタックルが、ないんですけどね~
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!

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