2015年07月04日
半夏生(はんげしょうず)KF 13rd 浮いてるだけでまるもうけ・撃沈 ~ 矯正 ~
土曜日、またまた昼から仕事があるにもかかわらず、懲りずに浮いてきました。
短時間勝負、というのと、場所的なこともあり、ちょっと雰囲気的に釣果は望めない感じではあったのですが、、
久しぶりのらずさんと、初めましての鶴吉三平さんとのコラボなので
KF冥利的には、浮けるだけでも楽しいのが正直な気持ち
という訳で、はなはだ良かった、てな感じで
まさに、浮いてるだけでまるもうけ
人生ガーターでも参加賞 OK!
今日も行きましょう!
さて、今日のテーマは「矯正」
私がコラボを尊ぶ理由・・・
浮いてて楽しい(要は釣れなくても楽しくなってしまう毒薬の面あり・・・)のもありますが、自分のせまーい節穴の先から見えているちっさなカヤックフィッシングが他の人の目にはどう映ってるのか、それにはとっても興味があることなんです。
というのも、学問の世界では、ある分野では難題として君臨していることも、ほかの分野では全く同じことがとうの昔に解決していたり。
グローバリズムが発達した今ではばかみたいな話と思いきや実はよくある話。
結局、
すぐ近くに答えがあっても問題と答えのマッチングができないと解決しないんですね~
これはカヤックフィッシングでも同じでしょう!
私の疑問、ひょっとしてもうどこかで答えが出ているのでは?
というわけで、今日は自分のカチカチのKF的難題に熱湯をそそぎ、
自分なりのゆがみに「矯正」を与える一日にしたいと思います。

さて、今回の場所は私も約1年ぶり。
自分を育ててくれた場所でもあり、私の腕のせいにせよなかなか結果が出せていなかった
そんな場所でもある、かの地。
そして、魚より鹿がやたらに多い、かの地。
久しぶりに故地の胸をかりることで、自分がどれだけ成長してるか、
突きつけられる日となることでしょう

らずさんは一気に沖を目指す。
このへんもネチネチ水深を刻んでくタイプの自分はやらない行動なので、新鮮。

ところが沖に出ると、
予報とは違い、かなりウネリがあり、風もそこそこあります。
少し離れて進むらずさんに、ちょっとヤバくないですか~?と声を飛ばしながら、
海峡なんで、地形原因で出ているらしきウネリを越えるべく
頑張って沖を目指します。
さて、こういうオンショアの風でウネリが前から来る状況下で、デスペラードの走破性は活きます。
というのも、位置取りが常に風上側にとれるようにフネが動いてくれます。
ヨットやウインドサーフィンでも同じですが、
より素早く安全圏に早く行くには、風上側に進んで風の高さを稼ぐのが重要なんですが、
デスペラードはその辺の能力も高くて、波を切り裂いて進んでいきます。
実はフネって登る(風上に進む)分には意外と安全なんすよね。
逆に下る(風下に進む)時は艇が不安定になり、かなり危ないので注意が必要です。
まず、ウネリや波の大きい時は、風下にまっすぐ下ってはいけません。
下り、ウネリに乗ってしまうと意外にスピードが出ます。
しかし、思わずスピードが出て制御しにくくなったタイミングで
次のウネリを追い越す際にカヤックの先端がウネリにグサッと刺さると、、
急減速してバランスを失い、最悪の場合、沈します。
なので、下りは真下よりやや風上側に舳先を向けウネリの腹を滑らせるように走らせると安定します。
ただ、完全に艇が真横を向く(風下に対して90℃)になっちゃうと横からウネリを受けてしまうので注意。
ていうか、そんな状況では海に出ないことが一番重要ッスね・・・。
今回は地形原因でのスポット限定的なウネリでしたが、
これが全面に発生してしまうと、沖に出れても、帰りが恐ろしいことになるんです!

さて、沖に出てしばらくすると、ウネリが落ちてきました。
この辺の読み、らずさんはさすがです。
しかし・・・・魚の方は色々探ってみるも、魚からのコンタクトは全然なく、この時間帯でここまで渋いとヤバい展開な感じ。
しばらく3人で並んで近くで浮いていましたが、私はちょっと浅場に近いところで、良さげな潮の回り込みポイントを見つけたので、こっそり離脱して、ジグを落としていく。
雰囲気的にめちゃ釣れる感じなんですが、このエリアは雰囲気倒れのドロンが多い。まさにタヌキ。
釣り人に叩かれ過ぎたせいか、ちょっとやそっとでは。。
だまされんぞ~
すると、意外な深さでラインが止まる・・・
おや?
フッキングしようとするも、
スカッ!
諦めずもう一度フォール。
再度フッキング!
おし!決まった!
が・・・なんか重いだけ。
なんや~ゴミか~でも、なんかほのかに生命反応があるな~と色々グルグル考えながらグルグル巻いていくと

うわ!イカや!
ジグで初めて釣ったので、めちゃ嬉しい。
アオリとは違って、イカスミもかなり遠慮がち。
そんなんで許してくれるの?みたいな
ケンサキかマイカやと思ってましたが、食べてみたらどーやらスルメイカ?でした
イカいまっせ、ということで、、らずさんや鶴吉さんも同じ場所で試してみるも、NOな感じ。
やはり単発のマグレか。
すると、らずさんがナイスなアジをゲット。
こりゃ~おそらくコウナゴパターンですわ、というラズさんのアドバイス。
で、ずるいけど好物のアジを確実に獲りに行くため、
トマホークTGベイトスリムを投下。
すると、すぐにグッとヒット。
お、こりゃーアジや!
アジは口が弱いので慎重に慎重にリーリングして、、
大事に大事に・・・

ていうか、お前か!
ガックシ・・・
アジやアジやと大騒ぎでリーリングしてただけに、結果かっこわる!
分かってたらもっと乱暴に巻いてやったのに!!
その後も鶴吉さんがアジをゲット。
お!
と近寄って流すも、、やっぱり私だけ孤独にレンコ。。

ただ、時と共にそんな悪徳ロンリー・レンコも釣れなくなり、
沈黙。
真鯛もいてるかな~と思い、タイラバも少しだけやってみましたが、何度かスカートを引っ張る真鯛っぽいアタリはあったものの、魚影がそもそも薄すぎるのか、タイラバでもほとんどチャンスがなさげな感じ。
実は私、、最近はジギングが楽しくて、タイラバはお土産狙いとか、圧倒的に優位とかでないと、使う気がなかなか起こらず・・・
そもそも私なんかのタイラバは日本軍の爆雷並みに打率低いし、マグレ性がないとマダイを浮かせる自信がないんすけどね!
しかし、あきらめない精神が大事。
少し沖にさっと潮目が浮かんだので、そそくさとパドリングで近寄り、らずさんと並んで流す。
こんな潮目は短いと15分くらいで消えてしまうもの
潮目は賞味期限が大事です
着底からしゃくり上げてきて、
ガーン!と何かがヒット。
金属質なアタリだったのと、結構浮いてたので、青かな~と思ったけど
全く走らん・・・
重いだけ。

青じゃなく、黄。
ナイスサイズのアオハタでした。
この後も、潮はある程度効いてる感じなものの、アタリもなく、やっぱり・・・手も足も出ません!
そうこうするうちに、9時に近づいたので少しづつ浜へ・・・
浅場で起死回生を狙ったものの、やはりダメで、、なんだかんだでリミットの10時になったので沖上りとしました。
いや、ほんとにこれ、マジで貧果でしょ・・・
やっぱ、俺、成長してねーわ!
というわけで、やる気がまたまた湧いてきました!
らずさん、鶴吉さん、こんな不甲斐ない感じでしたが
コラボありがとうございました~
また、頑張ります!
カヤックフィッシング最高!

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という訳で、はなはだ良かった、てな感じで
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浮いてて楽しい(要は釣れなくても楽しくなってしまう毒薬の面あり・・・)のもありますが、自分のせまーい節穴の先から見えているちっさなカヤックフィッシングが他の人の目にはどう映ってるのか、それにはとっても興味があることなんです。
というのも、学問の世界では、ある分野では難題として君臨していることも、ほかの分野では全く同じことがとうの昔に解決していたり。
グローバリズムが発達した今ではばかみたいな話と思いきや実はよくある話。
結局、
すぐ近くに答えがあっても問題と答えのマッチングができないと解決しないんですね~
これはカヤックフィッシングでも同じでしょう!
私の疑問、ひょっとしてもうどこかで答えが出ているのでは?
というわけで、今日は自分のカチカチのKF的難題に熱湯をそそぎ、
自分なりのゆがみに「矯正」を与える一日にしたいと思います。
さて、今回の場所は私も約1年ぶり。
自分を育ててくれた場所でもあり、私の腕のせいにせよなかなか結果が出せていなかった
そんな場所でもある、かの地。
そして、魚より鹿がやたらに多い、かの地。
久しぶりに故地の胸をかりることで、自分がどれだけ成長してるか、
突きつけられる日となることでしょう
らずさんは一気に沖を目指す。
このへんもネチネチ水深を刻んでくタイプの自分はやらない行動なので、新鮮。
ところが沖に出ると、
予報とは違い、かなりウネリがあり、風もそこそこあります。
少し離れて進むらずさんに、ちょっとヤバくないですか~?と声を飛ばしながら、
海峡なんで、地形原因で出ているらしきウネリを越えるべく
頑張って沖を目指します。
さて、こういうオンショアの風でウネリが前から来る状況下で、デスペラードの走破性は活きます。
というのも、位置取りが常に風上側にとれるようにフネが動いてくれます。
ヨットやウインドサーフィンでも同じですが、
より素早く安全圏に早く行くには、風上側に進んで風の高さを稼ぐのが重要なんですが、
デスペラードはその辺の能力も高くて、波を切り裂いて進んでいきます。
実はフネって登る(風上に進む)分には意外と安全なんすよね。
逆に下る(風下に進む)時は艇が不安定になり、かなり危ないので注意が必要です。
まず、ウネリや波の大きい時は、風下にまっすぐ下ってはいけません。
下り、ウネリに乗ってしまうと意外にスピードが出ます。
しかし、思わずスピードが出て制御しにくくなったタイミングで
次のウネリを追い越す際にカヤックの先端がウネリにグサッと刺さると、、
急減速してバランスを失い、最悪の場合、沈します。
なので、下りは真下よりやや風上側に舳先を向けウネリの腹を滑らせるように走らせると安定します。
ただ、完全に艇が真横を向く(風下に対して90℃)になっちゃうと横からウネリを受けてしまうので注意。
ていうか、そんな状況では海に出ないことが一番重要ッスね・・・。
今回は地形原因でのスポット限定的なウネリでしたが、
これが全面に発生してしまうと、沖に出れても、帰りが恐ろしいことになるんです!
さて、沖に出てしばらくすると、ウネリが落ちてきました。
この辺の読み、らずさんはさすがです。
しかし・・・・魚の方は色々探ってみるも、魚からのコンタクトは全然なく、この時間帯でここまで渋いとヤバい展開な感じ。
しばらく3人で並んで近くで浮いていましたが、私はちょっと浅場に近いところで、良さげな潮の回り込みポイントを見つけたので、こっそり離脱して、ジグを落としていく。
雰囲気的にめちゃ釣れる感じなんですが、このエリアは雰囲気倒れのドロンが多い。まさにタヌキ。
釣り人に叩かれ過ぎたせいか、ちょっとやそっとでは。。
だまされんぞ~
すると、意外な深さでラインが止まる・・・
おや?
フッキングしようとするも、
スカッ!
諦めずもう一度フォール。
再度フッキング!
おし!決まった!
が・・・なんか重いだけ。
なんや~ゴミか~でも、なんかほのかに生命反応があるな~と色々グルグル考えながらグルグル巻いていくと
うわ!イカや!
ジグで初めて釣ったので、めちゃ嬉しい。
アオリとは違って、イカスミもかなり遠慮がち。
そんなんで許してくれるの?みたいな
ケンサキかマイカやと思ってましたが、食べてみたらどーやらスルメイカ?でした
イカいまっせ、ということで、、らずさんや鶴吉さんも同じ場所で試してみるも、NOな感じ。
やはり単発のマグレか。
すると、らずさんがナイスなアジをゲット。
こりゃ~おそらくコウナゴパターンですわ、というラズさんのアドバイス。
で、ずるいけど好物のアジを確実に獲りに行くため、
トマホークTGベイトスリムを投下。
すると、すぐにグッとヒット。
お、こりゃーアジや!
アジは口が弱いので慎重に慎重にリーリングして、、
大事に大事に・・・
ていうか、お前か!
ガックシ・・・
アジやアジやと大騒ぎでリーリングしてただけに、結果かっこわる!
分かってたらもっと乱暴に巻いてやったのに!!
その後も鶴吉さんがアジをゲット。
お!
と近寄って流すも、、やっぱり私だけ孤独にレンコ。。
ただ、時と共にそんな悪徳ロンリー・レンコも釣れなくなり、
沈黙。
真鯛もいてるかな~と思い、タイラバも少しだけやってみましたが、何度かスカートを引っ張る真鯛っぽいアタリはあったものの、魚影がそもそも薄すぎるのか、タイラバでもほとんどチャンスがなさげな感じ。
実は私、、最近はジギングが楽しくて、タイラバはお土産狙いとか、圧倒的に優位とかでないと、使う気がなかなか起こらず・・・
そもそも私なんかのタイラバは日本軍の爆雷並みに打率低いし、マグレ性がないとマダイを浮かせる自信がないんすけどね!
しかし、あきらめない精神が大事。
少し沖にさっと潮目が浮かんだので、そそくさとパドリングで近寄り、らずさんと並んで流す。
こんな潮目は短いと15分くらいで消えてしまうもの
潮目は賞味期限が大事です
着底からしゃくり上げてきて、
ガーン!と何かがヒット。
金属質なアタリだったのと、結構浮いてたので、青かな~と思ったけど
全く走らん・・・
重いだけ。
青じゃなく、黄。
ナイスサイズのアオハタでした。
この後も、潮はある程度効いてる感じなものの、アタリもなく、やっぱり・・・手も足も出ません!
そうこうするうちに、9時に近づいたので少しづつ浜へ・・・
浅場で起死回生を狙ったものの、やはりダメで、、なんだかんだでリミットの10時になったので沖上りとしました。
いや、ほんとにこれ、マジで貧果でしょ・・・
やっぱ、俺、成長してねーわ!
というわけで、やる気がまたまた湧いてきました!
らずさん、鶴吉さん、こんな不甲斐ない感じでしたが
コラボありがとうございました~
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2015年01月14日
浮初め・(有)ウルトラマンKF 1st 真鯛 ~ ちょっと待て ~
カヤックフィッシングを愛するレディー スェン ジェントルマン!の皆様
明けましておめでとうございます!
今年も駄文全開の、たったひとりの海原de..
よろしくお願いします~
さて、新年さっそく、わがカヤックフィッシング史にディープインパクトが訪れました。。
ズバリ、
「妻の仕事復帰」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
そして私は、、、地球リミット㈲のウルトラマンになってしまいました。

というのも、娘たちの保育所への送迎は私の役割。
それから一路海へと向ったとしても、日中だと道が混んでいるので片道3時間。
計算すると・・・海上にいられるリミットは、2時間しか、ない。
しか・・・無い・・・
2時間でウルトラの星に帰らねばならぬ
子育て現役、ウルトラの父はつらいです。。
2015年、平日カヤックの歴史に新たな挑戦が始まる・・・
㈲うじのぐっさんよ、たった2時間で

釣れんのか?
さて、今日のテーマは、「ちょっと待て」
まさに新年早々、カヤックフィッシングに「待った」がかかってしまったわけですが、、
怒涛のようにただただ楽しんだ昨年の浮遊の歴史を振り返り、今年は力を抜いて小休止し、色んな角度からカヤックフィッシングを深めてまいりたいとぞんじます
与えられた2時間ですが、朝の2時間なら良かったんですが、
今まで一番釣れた実績のない、12時~2時
かっさカサの、かれっ涸れの時間帯です・・・
私の今までの体験上、
昼間は、釣れません・・・
なので、今日は頭をまるめる覚悟の出陣。
釣れないのは分かってる・・・しかし、冬に海が凪いだなら
それでも浮きたいのがKFAのサガなのである。

11時半出艇。
どんだけ時間かかってんねん・・・
時間がないので、希望ポイントへのショートカット、海水浴場からダッシュで出艇。
予報通りペタペタの凪なので、一路沖を目指します。
とはいえ、気になる潮目は素通りできず、30m未満でも偵察がてら積極的に流します。
しかし・・・釣れません。。
いつもならしつこく流しなおすところですが、時間がない(焦)ので、パス。
ジギングも試しますが、、効率の良いタイラバで・・・
そして、40メートルライン。
これは明らかなんかおるやろ!という条件が重なり、、ドン!

出艇から30分。ただただ重いだけの引き味に反して、船上では一転元気なカサゴ。
ボウズ回避&希望者多しのため、キープ。
思ったより海はまだ冬眠してないようです。
時間がないので、さらに沖を目指します。
しかし、沖へ行くほどに潮目は消失。

このもわーんとした感じ。まさに不落のまっつ昼間の海。
きっかけがつかめない中、50メートルで急深となる実績ポイントを、まさにフンイキだけで・・・ダメ元で流す。
すると、一発でヒット。
うそーーー!

小さくてもリーダー入るまでしっかり抵抗するのは、、やっぱり。
24くらいのチャリコ。
最近なぜかこの土鍋大サイズが良く釣れます。 季節柄でしょうか(謎)
地合い?
時間もないため、矢継早に再投下!
と思ったらやっぱり来た!

なかなかのナイスファイトで、やっと真鯛と呼べる30ジャスト。
おっっしゃ!
ボウズ覚悟でしたが、テンション↑
あとは残り少ないチャンスを、きっといる大鯛を求めて、サーチ。
冬場に入って数は減っているものの、ソロでウロウロしている冬眠できずにおメ目パッチリの野良鯛がいると信じつつ。

でもやっぱり来るのはチャリコ
タイラバ・・・
??という点の違和感をたばねて、一本線にする感じの釣りです。
そして、待望の強烈なガツガツ、そしてツッコミが!
よっしゃ乗った!
っと思ったら、バレた・・・
アキラめず、もう一度落とす。
すると、まだついてきてる!
また乗った!
と・・強烈な首振り!
がーん。。バレた・・・

フック切れ・・・
きっと真鯛ののどに針が掛かってしまい、強固な歯でアシストが切られたんでしょう・・・
最近、ゼンゼン大型を獲れないす。
結局チャンスはこの一回のみ。
少ないバイトをモノにできなかった也(涙
ちょっと、一から仕掛けをチェックしないといけないようです。
この時点で13時過ぎ。まだ色々やってみたいところですが、、
まさに「ちょっと待て」
そろそろ家族の待つウルトラの星に帰らねばなりません。
後は帰還途上の拾い釣り。
ん?という違和感を感じて、上空に占位。
しつこく落とす。

なんか
めっちゃ重い!と思ったらスレのちっさいホウボウ。
いらんわ!
オートリリース。
最後にあともう一回だけ、、を繰り返すと、
なんか元気なんが来た!

またまた23?くらいのチャリコ。
出艇場所間近の浅場で、自分的にあきらかに釣れないパターンで釣れたので、なんか妙に嬉しい。
初出艇のショートカットポイントだったため、磯のブレイクをかわしながら、無事着岸。

【釣果】
マダイ30cm×1、チャリコ(24~23cm)×3
カサゴ23cm×1
頭を丸める覚悟でいどんだ2時間リミット㈲KFでしたが、貧果とはいえ・・・思ったより何とかなりました・・・
何より大きかったのは、、
真昼間は釣れない、の壁 ⇒ ブレイクスルー。ガラガラがっシャン。。
・・・つまり、今まで釣れなかったのは、タダの「集中力の問題」?
「大空のサムライ」の坂井三郎海軍中尉も、「飛行機乗りは半分頭」と言っていましたが、
陸では色々ああしよう、こうしようと考えても、いったん海に出たら「カヤック乗りは半分頭」なんだなと思います。
昨年、節操のなくラッシュで浮いてた私ですが、今年は「ちょっと待て」の精神でクールに、
「できない」固定観念を崩して色んなことに挑戦する年にしたいと思います。
カヤックフィッシング最高!
今年も応援よろしくお願いします!!

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明けましておめでとうございます!
今年も駄文全開の、たったひとりの海原de..
よろしくお願いします~
さて、新年さっそく、わがカヤックフィッシング史にディープインパクトが訪れました。。
ズバリ、
「妻の仕事復帰」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
そして私は、、、地球リミット㈲のウルトラマンになってしまいました。
というのも、娘たちの保育所への送迎は私の役割。
それから一路海へと向ったとしても、日中だと道が混んでいるので片道3時間。
計算すると・・・海上にいられるリミットは、2時間しか、ない。
しか・・・無い・・・
2時間でウルトラの星に帰らねばならぬ
子育て現役、ウルトラの父はつらいです。。
2015年、平日カヤックの歴史に新たな挑戦が始まる・・・
㈲うじのぐっさんよ、たった2時間で

釣れんのか?
さて、今日のテーマは、「ちょっと待て」
まさに新年早々、カヤックフィッシングに「待った」がかかってしまったわけですが、、
怒涛のようにただただ楽しんだ昨年の浮遊の歴史を振り返り、今年は力を抜いて小休止し、色んな角度からカヤックフィッシングを深めてまいりたいとぞんじます
与えられた2時間ですが、朝の2時間なら良かったんですが、
今まで一番釣れた実績のない、12時~2時
かっさカサの、かれっ涸れの時間帯です・・・
私の今までの体験上、
昼間は、釣れません・・・
なので、今日は頭をまるめる覚悟の出陣。
釣れないのは分かってる・・・しかし、冬に海が凪いだなら
それでも浮きたいのがKFAのサガなのである。
11時半出艇。
どんだけ時間かかってんねん・・・
時間がないので、希望ポイントへのショートカット、海水浴場からダッシュで出艇。
予報通りペタペタの凪なので、一路沖を目指します。
とはいえ、気になる潮目は素通りできず、30m未満でも偵察がてら積極的に流します。
しかし・・・釣れません。。
いつもならしつこく流しなおすところですが、時間がない(焦)ので、パス。
ジギングも試しますが、、効率の良いタイラバで・・・
そして、40メートルライン。
これは明らかなんかおるやろ!という条件が重なり、、ドン!
出艇から30分。ただただ重いだけの引き味に反して、船上では一転元気なカサゴ。
ボウズ回避&希望者多しのため、キープ。
思ったより海はまだ冬眠してないようです。
時間がないので、さらに沖を目指します。
しかし、沖へ行くほどに潮目は消失。
このもわーんとした感じ。まさに不落のまっつ昼間の海。
きっかけがつかめない中、50メートルで急深となる実績ポイントを、まさにフンイキだけで・・・ダメ元で流す。
すると、一発でヒット。
うそーーー!
小さくてもリーダー入るまでしっかり抵抗するのは、、やっぱり。
24くらいのチャリコ。
最近なぜかこの土鍋大サイズが良く釣れます。 季節柄でしょうか(謎)
地合い?
時間もないため、矢継早に再投下!
と思ったらやっぱり来た!
なかなかのナイスファイトで、やっと真鯛と呼べる30ジャスト。
おっっしゃ!
ボウズ覚悟でしたが、テンション↑
あとは残り少ないチャンスを、きっといる大鯛を求めて、サーチ。
冬場に入って数は減っているものの、ソロでウロウロしている冬眠できずにおメ目パッチリの野良鯛がいると信じつつ。
でもやっぱり来るのはチャリコ
タイラバ・・・
??という点の違和感をたばねて、一本線にする感じの釣りです。
そして、待望の強烈なガツガツ、そしてツッコミが!
よっしゃ乗った!
っと思ったら、バレた・・・
アキラめず、もう一度落とす。
すると、まだついてきてる!
また乗った!
と・・強烈な首振り!
がーん。。バレた・・・
フック切れ・・・
きっと真鯛ののどに針が掛かってしまい、強固な歯でアシストが切られたんでしょう・・・
最近、ゼンゼン大型を獲れないす。
結局チャンスはこの一回のみ。
少ないバイトをモノにできなかった也(涙
ちょっと、一から仕掛けをチェックしないといけないようです。
この時点で13時過ぎ。まだ色々やってみたいところですが、、
まさに「ちょっと待て」
そろそろ家族の待つウルトラの星に帰らねばなりません。
後は帰還途上の拾い釣り。
ん?という違和感を感じて、上空に占位。
しつこく落とす。
なんか
めっちゃ重い!と思ったらスレのちっさいホウボウ。
いらんわ!
オートリリース。
最後にあともう一回だけ、、を繰り返すと、
なんか元気なんが来た!
またまた23?くらいのチャリコ。
出艇場所間近の浅場で、自分的にあきらかに釣れないパターンで釣れたので、なんか妙に嬉しい。
初出艇のショートカットポイントだったため、磯のブレイクをかわしながら、無事着岸。
【釣果】
マダイ30cm×1、チャリコ(24~23cm)×3
カサゴ23cm×1
頭を丸める覚悟でいどんだ2時間リミット㈲KFでしたが、貧果とはいえ・・・思ったより何とかなりました・・・
何より大きかったのは、、
真昼間は釣れない、の壁 ⇒ ブレイクスルー。ガラガラがっシャン。。
・・・つまり、今まで釣れなかったのは、タダの「集中力の問題」?
「大空のサムライ」の坂井三郎海軍中尉も、「飛行機乗りは半分頭」と言っていましたが、
陸では色々ああしよう、こうしようと考えても、いったん海に出たら「カヤック乗りは半分頭」なんだなと思います。
昨年、節操のなくラッシュで浮いてた私ですが、今年は「ちょっと待て」の精神でクールに、
「できない」固定観念を崩して色んなことに挑戦する年にしたいと思います。
カヤックフィッシング最高!
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2014年12月28日
遠征KF④ 25th 集合的無意識、真鯛、アコウ、そしてメバル ~ 前向き思考 ~
年をまたいでしまい、記事が年を越してしまうことになりましたが、、
妻の実家への里帰り中、ちょうど海況の良い日が重なったため、家族に暇をいただき、
今度こそ、本当のラスト釣行、泣きの一回に行って参りました。
ノビた(腐った?)年越しそばのような記事ですが、お付き合いください。

やがて数日後にやってくる10年に1度の大雪の足音を消してしまうような、しずけき朝。

この日は久しぶりの釣り日和。おそらく、ニッポン全国で海に魅入られたカヤッカーやボーター達が釣り納めをしているはず。
私は相変わらずひとりぼっちですが、彼らの高揚感と緊張感が満ちた海で、同じように釣りをするからには、けしてひとりぼっちではありません。
つまり・・・釣り針と釣り針が世界中で繋がっているということです。
これをユング心理学ではシンクロニシティ=集合的無意識といいます・・・・・(嘘)
今日のテーマは「前向き思考」
この里帰りのたびにやってくる海は、大きなポテンシャルを秘めている。(気がする)
しかし、、私の実力不足のせいで残念ながらこれまでその良いところを、、引き出せていません。。
なので、普通なら後ろ向きな思考になってしまうところ。
Bibleにも「艱難の時には考えよ」という有名な言葉があります。
これはいわゆるダメなときにどーしよーと悩め、ということではなく、物事を常に前向きにとらえ、うまくいかない時は方法を変える大切さを説く言葉。
今回、勝手がわからないポイントだからこそ、徹底的に考え、
私の座右の銘「考え抜いた末の答えにこそ価値がある」を胸に
そこから何か見えてくることを信じて、今年最後のカヤックフィッシングを堪能し尽くしたいと思います。
・・・さて、今日のねらいは、真鯛&平政。
平政は巡り合わせの面もあるので何とも言えませんが、真鯛は鉄板なはず。(と信じる・・・)
ただ、このポイントで私にはまだ釣れたことがありません。
きっと何かが符合していないわけで、その原因も追究したいと思います。

8時出艇。
はい・・・まだデスペラードではありません。(汗)
新艇は艤装もできておらず、しかも冬の荒れた海では乗り慣れないフネは危険と判断し、持ってきませんでした。
なので今年の締めは、勝手知ったるプロ2タンデムで。
出艇してしばらく漕ぐと、、ん?
水温低下でシブいことを予想していた私の固定観念が、崩れていきました・・・
まだまだ海に生命感が満ち溢れています。
直感的に、今日は釣れる、と確信。
すぐに良い潮目を見つけ、近づいていくと

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・(「ジョジョの奇妙な冒険」より)
魚探に盛大な反応があります。
こういうのは大概釣れないパターンが多いのですが、(汗)みすみす見過ごすわけにはいかないので、ハイピッチで攻めていきます。
すると、、さっそく、、
乗った!
・・・しかし、しばらくファイトした後、フッと 消える魚信。
再チャレンジ。
しかし、乗ったと思ったら、バレる・・・
こんなことを数度繰り返す。
・・・青物を期待したけど、何か違うようです。
やっぱり魚探で釣りをするとうまくいきません。(ていうか、下手なだけ?)
とはいえ反応があると見過ごせないので、いつもチャレンヂしては見るんですが、うまくいったためしがありません。
結局魚種は不明なまま。
私の釣りには魚探は向いてないのかも・・・
気を取り直し、魚探の反応は頭のすみっこの方に追いやり(忍)、いつも通り五感を頼りに再度ポイントを探します。
ジグへの反応が悪いのかも知れないので、様子を見るためタイラバに交換。
そして、自分的にきっと魚が寄っていそう、と思えるポイントへ投下。
すると、一投目、、
いきなり巻き上げと同時にヒット。

予想的中
あっけなく、真鯛。40くらいか。
一投目で釣れたのは初めて・・・。
思考と現実がピタッとはまる感覚に、感動。
この様子だと、この潮目には相当、魚群が寄っているはず。
一気に攻めます。
そして、、それと分かる小刻みな引き。
の後、ずうううんと重い。
来ました。奴です。

やっぱりアコウ。でかっ。

すぐさま再びアコウ。またまたでかっ。
いずれも手尺で40超。
やたら体格はいいものの、この海域では必ず釣れる、ありふれた一般市民です。
ただこのペースで釣れ続くと、本命の真鯛を一定数釣るまでに、どれだけアコウが混じってくるのか、若干不安になってきました。(汗
アコウ注意報発令です
やっぱり岩礁帯で真鯛を狙うと、必然的に市街戦となり、ある程度一般市民に被害が生じるのは避けられません。
でも、釣りとしては技術の必要ないアコウの方が、市場ではずっと高価という矛盾・・・
と思って中層を意識しつつ巻いてたら、今度は明らかに違う引きの魚が。
水面まで抵抗するのは、、

30未満のチャリコ。
かわいそうですが・・・ちょうど土鍋スタンダードなので、鯛飯の旨さにハマッている釣り人からは逃げられないぞ、と。
先程の真鯛は底付近だったものの、今度は中層。
さっきの真鯛はマグレかとも思いましたが、この潮目には根魚も待ち構えているものの、さらにその上空に一定数真鯛が寄っていることを、確信。
続けて、ん?と小さいが謎の引き味。新魚種を期待させる。

正体。ちっさいガシラ。
引きはガシラっぽくなかったんですが・・・残念。放流。
無事元気に帰還。

そしてまた、アコウ。だいぶ中層まで追っかけて来たので最初は真鯛かと思いましたが、、引きが違いました。
・・・遂にアコウ警報発令。
今後は毅然とリリースで。でも無事帰国してもらえるかな・・・?

続けて、ミニガシラ。
この辺のガシラは大きいのをまだ見たことがありません??
そして、やっと待望の引き味がやってきました・・・
竿を絞り込むのは、

よっしゃ真鯛。
ただ、やっぱり40を超えません。
まだまだこの海のポテンシャルを引き出せていないので満足できないものの
ちょっと一息つけたので、海況を見ながら次第に沖を目指します。
しかし沖へ行くに従って、魚信は逆に低下。
もう一つの本命、平政の姿はなく、時折気になるポイントはジギングでも攻めてみますが、全く反応なし。
そして、ポツポツとあるアタリは全部・・・

たぶんコレです。
イカリムシのアンカリングを外して、帰国してもらおうとするも、、横転し、あてもなく水面を漂流するアコウ。
不憫なので・・・しぶしぶ難民申請を受理。
そして再び、なかなかのアタリが。
どうせまたアコウだろう、と思ったら、、
ん??なんやこの茶色い魚は??

ん?これ、メ・バ・ルちゃうん?
ええサイズで、尺近いメバル。
絶対マグレだけど・・・おかっぱり経験のない私には初のメバル。これは、、正直めっちゃ嬉しい。
テンションあがるわー
その後も、平政のいる場所を探して、とりあえず60メートルラインを目指すが、やっぱり釣れる雰囲気は消失していく。
そして釣れるのは、、

こんな、

こんなビザの切れた人たちなので、
強制送還。

でも、アコウさんはなぜか他の魚さんと体のつくりが違うのか、帰国を命じても必ず難民になられるので、仕方なく受け入れ。
この海域では四十路未満のアコウはリリースしたいのですが、贅沢?

そして、潮止まり。風も予報通り、完全に落ちました。
しばらくアタリが遠のく。
私的には潮止まり直前は、大型の真鯛が高確率で釣れるゴールデンタイムなのですが、今日は全然釣れる気配はなし。
おそらく、、この辺りは真鯛の魚影は濃いものの、大型が集まる場所ではないのかも知れません。
そして、やっとアタリがあると思ったら、

マハタ大。
40オーバーのナイスサイズですが、もう食べるあても、受け入れ先もないので、リリース。
アコウと違って、なぜか元気に復員していきます。
結局、平政のすみかを探して、70メートルラインまで出っ張ってきましたが、
何のきっかけも掴めないまま、太陽は南中。
途中、ベイトが目視で確認できるチャンスもあり、ジギングで勝負するも、、スカ。
・・・・
忘れた頃に、なんか来た。

これぞ鯛飯以下の真のチャリコ。
アイアムチャリコ
オーノー
ゲットアウト↓
沖にチラホラ見えるジギング船も移動を繰り返しているため、シブいのは確かなようです。
ハイピッチでひたすら頑張っているプレジャーボートも近くにやって来ましたが、かなり辛そう。
やっぱりどこも青物はお留守のようです。
しかも・・・沖には真鯛すら寄っていない感じで、、

ん~・・・やっぱりアコウ。
この季節にこれほど沖まで出張できるチャンスもまたとないので、諦めきれずウロウロ移動を繰り返しますが、振り返ってみると結局、かなり無駄な時間を過ごすことになってしまいました。
~・~・~
そして本日の第2章 午後の部へ。
これまでは家庭事情もあり、午後の部にチャレンジするチャンスはほとんどなかったのですが、今回は里帰り中のため、日が落ちるまでチャンスはあります。
しかし、数少ない経験からは、午後の地合いがやってくるまで、真昼間は我慢の時間帯。
やがて、約2時間の辛い沈黙のあと、再び少しづつ上がりだした風と共に、
帰路、40メートルラインに絶好の潮目が浮かぶ。
ドドドドドドド・・・(ジョジョの奇妙な冒険より)
フツーなら一瞥して通り過ぎてしまいそうな、かすかな潮目ですが、形といい、流れ方といいナイスな真鯛系潮目であります。
何度が落としていると、ん?明らかに真鯛の存在を知らせる感触が。
ご在宅のようです!
押し方を変えつつ、何度もしつこくインターホンを鳴らす。

よっしゃ出た!
長い沈黙の後だけに感無量です。
でもやっぱりどうしても、、40クラスを出ません。
サイズは望めないので、ここは前向きに考えて、日没までに真鯛の数釣りに挑戦することに。
容赦なく絨毯爆撃。

でもやっぱりアコウさんも出てくる・・・もはや特別警報レベル。しかも世帯主よりでかいし
手前の部屋に住んでるから仕方ない?
また40オーバーの堂々たる。もったいないくらいです。
もう一度ポイントに入り直して、仕切り直し。
そして、ついに真鯛の集合住宅を発見。
ここからは真鯛が4連発。
完全にパターンを掴みました。




再び土鍋サイズの未成年。
もったいないけど、鯛飯要員は既に確保したので無益な殺生はせず、もう一度お留守番してもらうことに。
真鯛はまだまだ釣れそうな感じでしたが、調子に乗っているといつの間にか日没が近づいてきたので、
名残惜しくも沖上がりとしました。

【本日の釣果】
マダイ ×7 42cm~30cm×6、25cm(チャリコ)
アコウ ×6 42cm~30cm
メバル ×1 27cm
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 45g
夕闇で片付け中、紛失・・・ぽい
【本日の潮】
小潮
釣り納めらしく、、最後まで楽しむことができました!
真鯛は釣れたけど、青物は釣れない、、
ある意味、そんな私の一年を象徴するような一日でした。
よく考えたら、今日釣れた6枚の真鯛(チャリコ除く)は、2014年に釣り上げた大鯛6枚、71cm(7月2日)、83cm(10月9日)、86cm(10月22日)、77cm(10月30日)、82cm(11月5日)、72cm(11月19日)の象徴だったのかも・・・(激しい思い込み)
思えばカヤックフィッシング1年目、
ルアーの基本知識もなく、それこそオールナイロンラインから始めて、キャスト一発で再起不能バックラッシュに見舞われるような、そんな地を這う地平線からスタートしたのは、5月。
地平線をさまよい、水を求めてさまよった挙句、、
あえて醜態をさらしつつ、ツッコミを入れてもらうためブログを始めたのが、7月。
ブログを見て水や食料を恵んでくださる親切な方が段々と増え、
少し道筋が見えてきたのが、10月。
そして、こうして年の瀬まで何とか楽しく続けてこれたのも、こんな駄文ブログを見て下さる方々の、アドバイスや激励、共感の、まさに「集合無意識」=タマモノのカタマリです。
カヤックフィッシング最高!そして燃えよ2015年!
今年も温かいアドバイスと愛のツッコミを!よろしくお願いします!

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妻の実家への里帰り中、ちょうど海況の良い日が重なったため、家族に暇をいただき、
今度こそ、本当のラスト釣行、泣きの一回に行って参りました。
ノビた(腐った?)年越しそばのような記事ですが、お付き合いください。
やがて数日後にやってくる10年に1度の大雪の足音を消してしまうような、しずけき朝。
この日は久しぶりの釣り日和。おそらく、ニッポン全国で海に魅入られたカヤッカーやボーター達が釣り納めをしているはず。
私は相変わらずひとりぼっちですが、彼らの高揚感と緊張感が満ちた海で、同じように釣りをするからには、けしてひとりぼっちではありません。
つまり・・・釣り針と釣り針が世界中で繋がっているということです。
これをユング心理学ではシンクロニシティ=集合的無意識といいます・・・・・(嘘)
今日のテーマは「前向き思考」
この里帰りのたびにやってくる海は、大きなポテンシャルを秘めている。(気がする)
しかし、、私の実力不足のせいで残念ながらこれまでその良いところを、、引き出せていません。。
なので、普通なら後ろ向きな思考になってしまうところ。
Bibleにも「艱難の時には考えよ」という有名な言葉があります。
これはいわゆるダメなときにどーしよーと悩め、ということではなく、物事を常に前向きにとらえ、うまくいかない時は方法を変える大切さを説く言葉。
今回、勝手がわからないポイントだからこそ、徹底的に考え、
私の座右の銘「考え抜いた末の答えにこそ価値がある」を胸に
そこから何か見えてくることを信じて、今年最後のカヤックフィッシングを堪能し尽くしたいと思います。
・・・さて、今日のねらいは、真鯛&平政。
平政は巡り合わせの面もあるので何とも言えませんが、真鯛は鉄板なはず。(と信じる・・・)
ただ、このポイントで私にはまだ釣れたことがありません。
きっと何かが符合していないわけで、その原因も追究したいと思います。
8時出艇。
はい・・・まだデスペラードではありません。(汗)
新艇は艤装もできておらず、しかも冬の荒れた海では乗り慣れないフネは危険と判断し、持ってきませんでした。
なので今年の締めは、勝手知ったるプロ2タンデムで。
出艇してしばらく漕ぐと、、ん?
水温低下でシブいことを予想していた私の固定観念が、崩れていきました・・・
まだまだ海に生命感が満ち溢れています。
直感的に、今日は釣れる、と確信。
すぐに良い潮目を見つけ、近づいていくと
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・(「ジョジョの奇妙な冒険」より)
魚探に盛大な反応があります。
こういうのは大概釣れないパターンが多いのですが、(汗)みすみす見過ごすわけにはいかないので、ハイピッチで攻めていきます。
すると、、さっそく、、
乗った!
・・・しかし、しばらくファイトした後、フッと 消える魚信。
再チャレンジ。
しかし、乗ったと思ったら、バレる・・・
こんなことを数度繰り返す。
・・・青物を期待したけど、何か違うようです。
やっぱり魚探で釣りをするとうまくいきません。(ていうか、下手なだけ?)
とはいえ反応があると見過ごせないので、いつもチャレンヂしては見るんですが、うまくいったためしがありません。
結局魚種は不明なまま。
私の釣りには魚探は向いてないのかも・・・
気を取り直し、魚探の反応は頭のすみっこの方に追いやり(忍)、いつも通り五感を頼りに再度ポイントを探します。
ジグへの反応が悪いのかも知れないので、様子を見るためタイラバに交換。
そして、自分的にきっと魚が寄っていそう、と思えるポイントへ投下。
すると、一投目、、
いきなり巻き上げと同時にヒット。
予想的中
あっけなく、真鯛。40くらいか。
一投目で釣れたのは初めて・・・。
思考と現実がピタッとはまる感覚に、感動。
この様子だと、この潮目には相当、魚群が寄っているはず。
一気に攻めます。
そして、、それと分かる小刻みな引き。
の後、ずうううんと重い。
来ました。奴です。
やっぱりアコウ。でかっ。
すぐさま再びアコウ。またまたでかっ。
いずれも手尺で40超。
やたら体格はいいものの、この海域では必ず釣れる、ありふれた一般市民です。
ただこのペースで釣れ続くと、本命の真鯛を一定数釣るまでに、どれだけアコウが混じってくるのか、若干不安になってきました。(汗
アコウ注意報発令です
やっぱり岩礁帯で真鯛を狙うと、必然的に市街戦となり、ある程度一般市民に被害が生じるのは避けられません。
でも、釣りとしては技術の必要ないアコウの方が、市場ではずっと高価という矛盾・・・
と思って中層を意識しつつ巻いてたら、今度は明らかに違う引きの魚が。
水面まで抵抗するのは、、
30未満のチャリコ。
かわいそうですが・・・ちょうど土鍋スタンダードなので、鯛飯の旨さにハマッている釣り人からは逃げられないぞ、と。
先程の真鯛は底付近だったものの、今度は中層。
さっきの真鯛はマグレかとも思いましたが、この潮目には根魚も待ち構えているものの、さらにその上空に一定数真鯛が寄っていることを、確信。
続けて、ん?と小さいが謎の引き味。新魚種を期待させる。
正体。ちっさいガシラ。
引きはガシラっぽくなかったんですが・・・残念。放流。
無事元気に帰還。
そしてまた、アコウ。だいぶ中層まで追っかけて来たので最初は真鯛かと思いましたが、、引きが違いました。
・・・遂にアコウ警報発令。
今後は毅然とリリースで。でも無事帰国してもらえるかな・・・?
続けて、ミニガシラ。
この辺のガシラは大きいのをまだ見たことがありません??
そして、やっと待望の引き味がやってきました・・・
竿を絞り込むのは、
よっしゃ真鯛。
ただ、やっぱり40を超えません。
まだまだこの海のポテンシャルを引き出せていないので満足できないものの
ちょっと一息つけたので、海況を見ながら次第に沖を目指します。
しかし沖へ行くに従って、魚信は逆に低下。
もう一つの本命、平政の姿はなく、時折気になるポイントはジギングでも攻めてみますが、全く反応なし。
そして、ポツポツとあるアタリは全部・・・
たぶんコレです。
イカリムシのアンカリングを外して、帰国してもらおうとするも、、横転し、あてもなく水面を漂流するアコウ。
不憫なので・・・しぶしぶ難民申請を受理。
そして再び、なかなかのアタリが。
どうせまたアコウだろう、と思ったら、、
ん??なんやこの茶色い魚は??
ん?これ、メ・バ・ルちゃうん?
ええサイズで、尺近いメバル。
絶対マグレだけど・・・おかっぱり経験のない私には初のメバル。これは、、正直めっちゃ嬉しい。
テンションあがるわー
その後も、平政のいる場所を探して、とりあえず60メートルラインを目指すが、やっぱり釣れる雰囲気は消失していく。
そして釣れるのは、、
こんな、
こんなビザの切れた人たちなので、
強制送還。
でも、アコウさんはなぜか他の魚さんと体のつくりが違うのか、帰国を命じても必ず難民になられるので、仕方なく受け入れ。
この海域では四十路未満のアコウはリリースしたいのですが、贅沢?
そして、潮止まり。風も予報通り、完全に落ちました。
しばらくアタリが遠のく。
私的には潮止まり直前は、大型の真鯛が高確率で釣れるゴールデンタイムなのですが、今日は全然釣れる気配はなし。
おそらく、、この辺りは真鯛の魚影は濃いものの、大型が集まる場所ではないのかも知れません。
そして、やっとアタリがあると思ったら、
マハタ大。
40オーバーのナイスサイズですが、もう食べるあても、受け入れ先もないので、リリース。
アコウと違って、なぜか元気に復員していきます。
結局、平政のすみかを探して、70メートルラインまで出っ張ってきましたが、
何のきっかけも掴めないまま、太陽は南中。
途中、ベイトが目視で確認できるチャンスもあり、ジギングで勝負するも、、スカ。
・・・・
忘れた頃に、なんか来た。
これぞ鯛飯以下の真のチャリコ。
アイアムチャリコ
オーノー
ゲットアウト↓
沖にチラホラ見えるジギング船も移動を繰り返しているため、シブいのは確かなようです。
ハイピッチでひたすら頑張っているプレジャーボートも近くにやって来ましたが、かなり辛そう。
やっぱりどこも青物はお留守のようです。
しかも・・・沖には真鯛すら寄っていない感じで、、
ん~・・・やっぱりアコウ。
この季節にこれほど沖まで出張できるチャンスもまたとないので、諦めきれずウロウロ移動を繰り返しますが、振り返ってみると結局、かなり無駄な時間を過ごすことになってしまいました。
~・~・~
そして本日の第2章 午後の部へ。
これまでは家庭事情もあり、午後の部にチャレンジするチャンスはほとんどなかったのですが、今回は里帰り中のため、日が落ちるまでチャンスはあります。
しかし、数少ない経験からは、午後の地合いがやってくるまで、真昼間は我慢の時間帯。
やがて、約2時間の辛い沈黙のあと、再び少しづつ上がりだした風と共に、
帰路、40メートルラインに絶好の潮目が浮かぶ。
ドドドドドドド・・・(ジョジョの奇妙な冒険より)
フツーなら一瞥して通り過ぎてしまいそうな、かすかな潮目ですが、形といい、流れ方といいナイスな真鯛系潮目であります。
何度が落としていると、ん?明らかに真鯛の存在を知らせる感触が。
ご在宅のようです!
押し方を変えつつ、何度もしつこくインターホンを鳴らす。
よっしゃ出た!
長い沈黙の後だけに感無量です。
でもやっぱりどうしても、、40クラスを出ません。
サイズは望めないので、ここは前向きに考えて、日没までに真鯛の数釣りに挑戦することに。
容赦なく絨毯爆撃。
でもやっぱりアコウさんも出てくる・・・もはや特別警報レベル。しかも世帯主よりでかいし
手前の部屋に住んでるから仕方ない?
また40オーバーの堂々たる。もったいないくらいです。
もう一度ポイントに入り直して、仕切り直し。
そして、ついに真鯛の集合住宅を発見。
ここからは真鯛が4連発。
完全にパターンを掴みました。
再び土鍋サイズの未成年。
もったいないけど、鯛飯要員は既に確保したので無益な殺生はせず、もう一度お留守番してもらうことに。
真鯛はまだまだ釣れそうな感じでしたが、調子に乗っているといつの間にか日没が近づいてきたので、
名残惜しくも沖上がりとしました。
【本日の釣果】
マダイ ×7 42cm~30cm×6、25cm(チャリコ)
アコウ ×6 42cm~30cm
メバル ×1 27cm
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 45g
夕闇で片付け中、紛失・・・ぽい
【本日の潮】
小潮
釣り納めらしく、、最後まで楽しむことができました!
真鯛は釣れたけど、青物は釣れない、、
ある意味、そんな私の一年を象徴するような一日でした。
よく考えたら、今日釣れた6枚の真鯛(チャリコ除く)は、2014年に釣り上げた大鯛6枚、71cm(7月2日)、83cm(10月9日)、86cm(10月22日)、77cm(10月30日)、82cm(11月5日)、72cm(11月19日)の象徴だったのかも・・・(激しい思い込み)
思えばカヤックフィッシング1年目、
ルアーの基本知識もなく、それこそオールナイロンラインから始めて、キャスト一発で再起不能バックラッシュに見舞われるような、そんな地を這う地平線からスタートしたのは、5月。
地平線をさまよい、水を求めてさまよった挙句、、
あえて醜態をさらしつつ、ツッコミを入れてもらうためブログを始めたのが、7月。
ブログを見て水や食料を恵んでくださる親切な方が段々と増え、
少し道筋が見えてきたのが、10月。
そして、こうして年の瀬まで何とか楽しく続けてこれたのも、こんな駄文ブログを見て下さる方々の、アドバイスや激励、共感の、まさに「集合無意識」=タマモノのカタマリです。
カヤックフィッシング最高!そして燃えよ2015年!
今年も温かいアドバイスと愛のツッコミを!よろしくお願いします!

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2014年12月10日
嗚呼 数奇者KF 24th 6目達成 ~ 感謝 ~
あれから一カ月。
そろそろナチュログの広告が、我が「たったひとりの海原de..」の背中をとらえ、競技場のトラック勝負になるころ。(焦)
やっと海況と休みが一致して、やってまいりました。
けれど、これまでこの日を待ち焦がれていたのに、
海へ向かう道中、すっかり変わってしまったさむざむとした光景にやる気がしぼんでいき、
こんな季節に海に行くなんて、客観的に見ると・・・アホだよな、と何度も自問自答している私がいる。
峠は深い雪に包まれています。
山を下りると、町は完全な雪国の風貌。。
この中で浮くとは、まさに狂気・・・
大学時代に冬もバリバリウインドサーフィンやってた頃も、いわば競技としてやってたからできたわけで、純粋な趣味の範疇で冬の日本海にやってくるなんて、常人の理解を超えた世界。
そう日本海はこの季節、一部のサーファーや釣り人、まさに選ばれし数奇者たちの集まるパラダイスなのです。
日本海にうじのぐっさんといふ数寄者ありけり。
うおを獲りて暮らしたり。
さて、こんな季節に海などと物狂いである等色々不満をのたまいましたが、
本日は、一応荒れの後のつかの間の、「ひょっとしたら何とか浮けるかもしれない日」であります。
先日までの予報を悲観して、せっかくお誘いいただいた2012jinさんとのコラボは成りませんでしたが、
予報が好転しつつあったのもあり、爆釣をほのかに期待させるその謳い文句にひかれて、とにかく海を見てから決めようとやってきました。
意外に寒くなく、出艇準備しているうちに体が熱くなってきたため、フルドライは汗だくになりそうなので、今日はウエットにドライトップのいでたち。
やる気も、がぜん回復してきました!!
今日は次第に風は落ちていく方向の予報のため、大事をとって早朝は様子見して、少し遅めの7時半に出艇。
堤防を出ると体感3~4メートルといった風情。
結構風はありますが、前回ほどではなく、手漕ぎのパラアンカーなしでもなんとか釣りができそうです。
今日のテーマは「感謝」
カヤックフィッシング初年度の本年、おそらく今日が最後の出撃。
久しぶりなので、今日は今年一年の感謝を込めて・・・やり尽くします!
ただ・・・沖を一望すると、ぼやーんとして潮目もあまりなく、ぜんぜんカーニバルな感じではありません。
気を取り直しつつ、
早朝恒例、浅場に結構いい反応が並んでいるので、今日は男気ジグで攻めていきます。
しかし、、高速巻き、ストップ、ちょいとジャークなどパターンを見つけるべく攻めてみますが、小手先の技のせいか
釣れません・・・
でもボディコンタクトは結構ある感じで、グッと一瞬乗りそうになるが、んっつ、とハリ掛かりしない。
じゃれてくる雰囲気は青物系な気もしますが、おおむね低活性なのかもしれません。
でも水温は一か月前とそこまで変わっていない感じ。
・・・違う!低活性はまだ早い!
つまり、、喰わせるだけの技が、ない(涙)ということであります。
というわけで、、
何がいるのか知りたい気持ちだけは抑えられずに、ここは男気をいったん引っ込め、ズルをば。
これでもか!とタイラバで絨毯爆撃
・・・やっぱり無反応。
むむむむ・・・今日は浅場はダメ、ということで!
流されるまま少しづつ沖へ。
やがてやってきたファーストヒットは、釣り始めから約1時間後の45メートルラインにて。
やっと出た、でもきっと根魚・・・と思ったら、
30㎝弱のチャリコ。
このサイズはあまり釣ったことないので、ちょっと嬉しい誤算
小さくても宝石のように美しいのがマダイ。
ちょっとかわいそうな気もしますが、ちょうど土鍋にINしそうなベストサイズなので、タイめし要員として確保させてもらいます!
やや強い風、時折吹き下ろしのブロー(推定風速5メートル)に悩まされますが、アタリの出た深度で、縦移動はいったん終了し、今度は岸沿いに横移動していきます。
すると・・・
今日一番の良さげ潮目が視界の端っこに!
お!(喜)
転進!
そしてちょうど落としていたタイラバをマッハで回収して落としなおそうとした矢先、
突如 『事故発生』
タイラバが回収手前でグイーンと引っ張られる。
この引きは、、長らく味わったことのない。
しかし・・・ビタイチドラグは鳴らじ
トップで暴れるその姿は・・・ギリ・ハマチ!
ほっそりとしておられるので、噂の当地名物・脂ノリノリハマチ、ではない感じですが、、
やっと待望の青物が釣れました!
よっしゃー。
良く見ると・・・ん?魚探が真っ赤。
火事です!
もっか、団体さんが『通過中』であります!
〆るのも後回し。マッハでジギングに移行。
爆雷投下。
ジャカジャカ巻!ストップ!
しーん。
あれ?
おかしいな・・・と、にわかジャークを繰り出すと、乗った!
おっしゃ来たハマチ!(思い込み)
??
オッス、オラ管理人ガッシー(現実)
えーーー!?うそーー
あんたとちゃうっしょ!
続けて粘るも、なかなかジグを喰わせられず
そして、、こういう時に限って痛恨の根ガカリ。
やっぱり風でラインが流されてるのがまずいのか・・・
おそらくダイレクト岩ロックのため、ハンドパワーで自沈を選ぶも、リーダー結束が良すぎたせいか、PE高切れ。
がーん。。
この波風のなかリーダー組みなおす気も起らず、今後はタイラバ道にまい進することに。
~・~・~
風のご機嫌をうかがいながら、少しづつ深場へ進出。
かすかに良い雰囲気の潮目ができています。
やっぱりなんかいました!
40cmクラスのアコウ。
このサイズのアコウはめちゃ嬉しい!
アコウの大型はイカリムシを連れてない気がする。イカリムシに寄生されると大きくなれないのかな~
続けてアコウ。さっきよりさらにサイズアップ。
かなりええサイズで、40オーバー確実。
アコウは穂先の動きで魚種が分かりやすい。
というか結局私がたくさん釣ったことがある魚種だから分かるだけ?
それにしても体高があって、ズシンと重い、ええアコウです。
さて、でも今日はなぜかマダイが釣れません(チャリコ除く)
このままだと記録も途絶え、あんまり喜んでは帰れないので、焦ります。。
1カ月経って、海が変わってしまったのか?
なかなか本命のアタリがないので、タイラバの教科書的なものを少しづつ外しながら、色々試してみます。
すると・・・お?というパターンで、今日一番のアタリが!
まさしくマダイの引きです。
釣り上げてないくせに、よっしゃマダイ来た~!と叫ぶ
この瞬間が最高に楽しい・・・(バレることをぜんぜん考えてない(汗)
ちょうど良いサイズです。
ドラグが出そうで出ない、寸止めクラスの50cmのマダイ。
良く考えると、時間的にもマダイが良く釣れる時間帯(私だけ?)に差し掛かるころ
地合いが来たと判断し、手返し良く行きます。
すると、続けて、
再びマダイ。パターンを掴んだ感じです
竿の絞り込み、特有のアクションでマダイと判明すると、鳴るか鳴るかとドラグの音に耳をそばだててしまうが・・・
やっぱりキリッともドラグは鳴らず、の40cmクラス。
これで一息つけました。
<閑話休題>
タイラバはゲーム性が低くてつまらない、やりすぎると堕落する?等々という意見がある、その理由が最近よく分かってきました。
もともと、漁具=仕事の道具
なので、成り立ちからして仕方ないのかも。
漁師さんが仕事のしやすい、一番よく釣れる、合理的な方法ですもんね~
ただ一方で、、
根魚狙いだとその通りなのですが、、こと警戒心の強いマダイに至っては、事故的なものを除き、ちょっとした工夫がないとなかなかうまく釣れないのも確か。
一般にタイラバのセオリーとされるものも、全然通用しない場面に当たることも本当に多く、
まだ開発途上の釣法ということもあり、今は色々試しながらドンドン自分流に書き換えていくのがまた、面白いところ。
よってマダイを狙うに関しては、タイラバのゲーム性は意外と高いのでは?と思ってます。
≪巻くだけで 釣れると人は いうなれど
巻けども釣れず これもタイラバ≫
やっぱりちゃんとパターンを掴むと連発するので、答えを見つけた喜びが大きい!ですよね
・・・さて、マダイはなんとか釣れた。
しかし今日はいっこうに姿を見せない、モンスターマダイ。
季節が変わって、深場へ落ちて行ってしまったのでしょうか・・
今日はまだドラグがピリッとも鳴っていないので、さみしい限りです。
この後もちょこまか移動しながら、色んな可能性を考え、流し直しますが、
レンコダイ。
意外と一般受けする?鯛王国の一般市民。
マダイかと思ってたのでガッカリ・・・
そしてかなりの良型のアオハタ君。
嬉しいけど、私にとってこいつが釣れるのは、潮が動いていないしもう帰れよーというしるし
帰れよ~と言われても、
久しぶりだったので、午後の部の展開にもちょっと期待したものの
だんだんと風は落ちていき、この季節にありえないほどの凪に
最高の天気です
海っていいな~このままずっと浮かんでいたい気分
でも潮目も消えてしまい、魚も昼寝のようです。
帰りがけにとっても旨い地底人ガッシーラを捕獲したのみで帰還となりました。
久しぶりなので粘ってみましたが、午後もやっぱり浅場は渋かった。
そもそも午後に良い思いをしたことも、
よく考えたら、私はあんまりないですね~
【本日の釣果】
マダイ ×3 51cm、40cm、28cm
レンコダイ ×1 30cm
アコウ ×2 42cm、40cm
アオハタ ×1 41cm
ガシラ ×2 30cm、28cm
ハマチ ×1 44cm
【本日の未帰還機】
アイルフラッシュCS70
【本日の潮】
中潮
やっぱり時が変わった、隔世の感があります・・・
遂に、5たび続いた、大鯛の記録は途絶えてしまいました。(涙
いつか終わると思ってましたが、やっぱりちょっと淋しいです
しかし、今日は柄にもなく、いろどりよく釣ることができ、6目達成。
私にしたら、できすぎですよね。。
この寒風ふきすさぶ日本海で、本当に子どもの頃に戻ったように、これこそが風雅であると、心から楽しむことができました。
釣りの技術も経験も、誰よりない私、そのエネルギーは、この SENCE OF WONDER
小さなことへの気づき、「感謝」から生まれます
あらためて、豊かな海の恵みに感謝!
カヤックフィッシング最高!

デュエル(DUEL) アイルフラッシュ CS
コウナゴがベイトの時は絶大な効果を発揮。名の通りスライドしながら落ちていく姿はまさにカーブスライダー。
2014年06月19日
Attack on the “シラスナブラ”要塞 リベンジKF 5th ~夢~
先週攻略できなかったシラスナブラ要塞。
ちまたでもデススターなみに難攻不落と言われており、攻略には手が尽くされているものの、ベイトが超微細な魚、チリメンジャコということもあり、明確な一手がない状況。らしい。
私なんぞが攻略できるはずもなし。指をくわえてみているのが関の山であろう。
しかし、やれることはやってみたい。
色々調べたところ、ちょうど私が持っているルアーの中では、ワインド用のマナティーが使えそう。
だが、私はワインダーという訳では毛頭なく、マナティーはルアーをまとめ買いした際に偶然手に入れたもの。
もとより小生、おかっぱりのルアーフィッシングすら経験がなく、使い方はマッタクわからない、という体たらく。
(誰か教えてください)

オンスタックル・マナティー(フックがサビサビ・・・)
シラスの100倍くらいでかいが、いちおう半透明だし・・・遠目だとシラスに見えなくもない?
混戦模様のナブラにとりあえずぶつけてみて、バーゲン品を争奪する幻惑されたおばちゃんよろしく、なんかようわからんうちにふんづかんでしまうイメージで、表面を速引きしてみようと思う。
よし、やってみよう。
5時出艇。
この日も先週ほどではないものの、ナブラが各所に発生。予想通り。
リベンジスタート。
「ほーい、特価品だよー」と幻惑おばちゃんハマチ群にマナティーを撃ち込んでみる。
パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
(あきらめず)パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
はい、反応なし!
やはり、狂騒状態でもしっかり目的のものはみすえていらっしゃる御様子。。
あかん・・・
何度やっても結果は同じ。
そして早速万策尽きた。私。他の魚へ。
しかし先週とは違い、ウネリが半端ない。
もともとウインドサーフィン時代にウネリには鍛えられているはずだが、カヤックでは勝手が違うみたいで、だんだん気持ち悪くなっていった。。

気持ち悪すぎて釣りにも集中できず、魚はというと・・・カブラスキー・ミニレンコ氏のみ。
幼少のみぎり、かわいそうなので、母なる海に帰ってもらいます。

どんどん気持ち悪くなる。しかしそれでもかまわずどんどん沖に出て、粘る私。
トコトン気持ち悪くなってきたので、耐え切れず、カヤック上で昼寝してしのぐ。
しばらくしたら、回復してきたので、寝ながらタイラバという横着な釣法に移行。
しかしそんなに横着だと、当然魚も来てくれるはずもなく、うねりで自動的にいろんなポイントに落とせているはずなのに、ノーバイト。
時間がどんどん過ぎていきます。
この時点で正午。
妻と約束した帰還時刻だが・・・このままでは帰れん・・・と延長戦へ。
すると・・・風向きが変わって、巨大なアレがどんどこ近づいてきた。
漠然とした期待を胸に、ジグやカブラを手当たり次第に落としていく。
風が強いので、いちいち漕ぎ戻るのも大変。
何度かアレの付近をうろちょろしながら落としていくと、いきなりドカンと当たり。一気に竿がお辞儀する。
同時にジャーーーーとドラグが鳴る。←これがドラグが鳴るということか、と後に知っただけ。
間違いなく今まで自分が掛けた中で一番デカい。
おっしゃ!この時のために今までがあった! ←漕ぎまくって探りまっくた後のKF特有の高揚感、ありますよね?
・・・と思ったけど、体が疲れていたせいか、早く釣り上げたいしドラグを締めてゴリ巻きしよう、とズボラな気持ちがむくむくと出てきてしまう。。
力勝負に出たら、案の定「プツン」
あーー
最後のチャレンジ、強制終了。
良く見てみたら、リーダーがガサガサ。知らんうちにサゴシにひっかけられていたみたい。
よく見ると、それまで使っていた他のカブラのヘッドもガシガシ。

ヒットしたのも、やっぱりサゴシ?それとも・・・ドラグ鳴らすほどのエソもいるまい。。
一番残念なパターンとしては、
サゴシに猫パンチされる ⇒ リーダーだんだん傷つき、次第にグロッキーに ⇒ 狙っていた待望の大物がかかる ⇒ サゴシダメージの蓄積によりワンパンノックアウト
だったかも。
幻の大物は ~夢~ に終わりました・・・
アタリは竿を叩くような鯛系アタリだったので、マダイだったかも・・・などと妄想はふくらみます
サゴシでも釣れたら嬉しいけど、全く釣れもしないのに、あちこち傷だらけにするなんて、許せん!タダ食いされている気分です。
そして人生初のルアーロスト。
これがサゴシの洗礼か。
これからはリーダーチェック怠らんようにしよー
釣果の方は帰国いただいたミニレンコ氏がいたので、完全マルハゲではないものの、立派なプチボーズ。
しかし何時間もアタリすらないと、さすがに辛い。
時期的なものもあるかもしれないけど、カヤックフィッシングの難しさを思い知らされました。
リベンジを試みたシラスナブラ要塞も攻略できなかったし、、青物には特に縁がありません。
次が心配になってきました・・・
いやーな気分で帰るしかないが、、途中から次回いつ行けるだろう・・・と考えている自分を発見。
帰宅。ごめん、今日はあかんかったわーw
自分で考えながら、探して、苦労しながら獲物を得る。家族とともに喜ぶ。
教訓を得て、また前に進む。神様がくれた、人間の喜び。
かけがえなし!!

オンスタックルデザイン タチウオワインドセット(2014年仕様)
タチウオ用ですが、カヤックフィッシャーがお世話になることも。私はまだ使いこなせないッスが、使う人が使えば・・・シラスナブラ対策に、決めの一手となるか。
ちまたでもデススターなみに難攻不落と言われており、攻略には手が尽くされているものの、ベイトが超微細な魚、チリメンジャコということもあり、明確な一手がない状況。らしい。
私なんぞが攻略できるはずもなし。指をくわえてみているのが関の山であろう。
しかし、やれることはやってみたい。
色々調べたところ、ちょうど私が持っているルアーの中では、ワインド用のマナティーが使えそう。
だが、私はワインダーという訳では毛頭なく、マナティーはルアーをまとめ買いした際に偶然手に入れたもの。
もとより小生、おかっぱりのルアーフィッシングすら経験がなく、使い方はマッタクわからない、という体たらく。
(誰か教えてください)
オンスタックル・マナティー(フックがサビサビ・・・)
シラスの100倍くらいでかいが、いちおう半透明だし・・・遠目だとシラスに見えなくもない?
混戦模様のナブラにとりあえずぶつけてみて、バーゲン品を争奪する幻惑されたおばちゃんよろしく、なんかようわからんうちにふんづかんでしまうイメージで、表面を速引きしてみようと思う。
よし、やってみよう。
5時出艇。
この日も先週ほどではないものの、ナブラが各所に発生。予想通り。
リベンジスタート。
「ほーい、特価品だよー」と幻惑おばちゃんハマチ群にマナティーを撃ち込んでみる。
パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
(あきらめず)パシャッ(着水)・・・・・・・・(マナティー無事帰還)
シーン・・・・
はい、反応なし!
やはり、狂騒状態でもしっかり目的のものはみすえていらっしゃる御様子。。
あかん・・・
何度やっても結果は同じ。
そして早速万策尽きた。私。他の魚へ。
しかし先週とは違い、ウネリが半端ない。
もともとウインドサーフィン時代にウネリには鍛えられているはずだが、カヤックでは勝手が違うみたいで、だんだん気持ち悪くなっていった。。
気持ち悪すぎて釣りにも集中できず、魚はというと・・・カブラスキー・ミニレンコ氏のみ。
幼少のみぎり、かわいそうなので、母なる海に帰ってもらいます。
どんどん気持ち悪くなる。しかしそれでもかまわずどんどん沖に出て、粘る私。
トコトン気持ち悪くなってきたので、耐え切れず、カヤック上で昼寝してしのぐ。
しばらくしたら、回復してきたので、寝ながらタイラバという横着な釣法に移行。
しかしそんなに横着だと、当然魚も来てくれるはずもなく、うねりで自動的にいろんなポイントに落とせているはずなのに、ノーバイト。
時間がどんどん過ぎていきます。
この時点で正午。
妻と約束した帰還時刻だが・・・このままでは帰れん・・・と延長戦へ。
すると・・・風向きが変わって、巨大なアレがどんどこ近づいてきた。
漠然とした期待を胸に、ジグやカブラを手当たり次第に落としていく。
風が強いので、いちいち漕ぎ戻るのも大変。
何度かアレの付近をうろちょろしながら落としていくと、いきなりドカンと当たり。一気に竿がお辞儀する。
同時にジャーーーーとドラグが鳴る。←これがドラグが鳴るということか、と後に知っただけ。
間違いなく今まで自分が掛けた中で一番デカい。
おっしゃ!この時のために今までがあった! ←漕ぎまくって探りまっくた後のKF特有の高揚感、ありますよね?
・・・と思ったけど、体が疲れていたせいか、早く釣り上げたいしドラグを締めてゴリ巻きしよう、とズボラな気持ちがむくむくと出てきてしまう。。
力勝負に出たら、案の定「プツン」
あーー
最後のチャレンジ、強制終了。
良く見てみたら、リーダーがガサガサ。知らんうちにサゴシにひっかけられていたみたい。
よく見ると、それまで使っていた他のカブラのヘッドもガシガシ。
ヒットしたのも、やっぱりサゴシ?それとも・・・ドラグ鳴らすほどのエソもいるまい。。
一番残念なパターンとしては、
サゴシに猫パンチされる ⇒ リーダーだんだん傷つき、次第にグロッキーに ⇒ 狙っていた待望の大物がかかる ⇒ サゴシダメージの蓄積によりワンパンノックアウト
だったかも。
幻の大物は ~夢~ に終わりました・・・
アタリは竿を叩くような鯛系アタリだったので、マダイだったかも・・・などと妄想はふくらみます
サゴシでも釣れたら嬉しいけど、全く釣れもしないのに、あちこち傷だらけにするなんて、許せん!タダ食いされている気分です。
そして人生初のルアーロスト。
これがサゴシの洗礼か。
これからはリーダーチェック怠らんようにしよー
釣果の方は帰国いただいたミニレンコ氏がいたので、完全マルハゲではないものの、立派なプチボーズ。
しかし何時間もアタリすらないと、さすがに辛い。
時期的なものもあるかもしれないけど、カヤックフィッシングの難しさを思い知らされました。
リベンジを試みたシラスナブラ要塞も攻略できなかったし、、青物には特に縁がありません。
次が心配になってきました・・・
いやーな気分で帰るしかないが、、途中から次回いつ行けるだろう・・・と考えている自分を発見。
帰宅。ごめん、今日はあかんかったわーw
自分で考えながら、探して、苦労しながら獲物を得る。家族とともに喜ぶ。
教訓を得て、また前に進む。神様がくれた、人間の喜び。
かけがえなし!!

オンスタックルデザイン タチウオワインドセット(2014年仕様)
タチウオ用ですが、カヤックフィッシャーがお世話になることも。私はまだ使いこなせないッスが、使う人が使えば・・・シラスナブラ対策に、決めの一手となるか。
2014年05月30日
うららかカヤックフィッシング3rd ~自分との闘い~
今日は現地に5時着。
私なりの思案の末、前回の場所とは違う場所からの出艇なり。

というのも、先週、記念すべき初カヤックフィッシングから1週間後、雨の中短時間だったけど、もう一度同じ場所を攻めて来たのだ。(カヤックフィッシング 2nd)
まさに、under the 柳。
しかし結果はといえば、あたりが全然ない中、やっときた待望の一匹は・・・「なにこれ?ガメラ?」
カヤックの幅ほどもある巨大なエソ一匹のみ(写真なし)。
しかも擦れガカリであり、どうりで重かったはず。
そして解放されたガメラは、フッキングされた横っ腹を痛そうにローリングしながら、世界の平和のため、鏡のような海面をネッシーのように泳いで去って行った・・・
まさに、おかっぱりで言うところのボラ的存在であり、白眼視される 「エソ」
ただ、これを釣ったらカヤックフィッシャーの仲間入りとも言うべき(違うか)・・・「エソ」
少し嬉しい・・・。
そして、自分が人生で初めて結束したFGノットがなかなかの無事であったことも証明された。
そして、タイラバではなく、初めてジグで魚が釣れた。ガメラだけど。
すなわち、渋い中でも、なにかしら収穫はあったと言えよう。
ただ、これをきっかけとして、こんな私でもおこぼれにあずかれた青物祭りはかなしいかな終了と判断し、新規ポイントの開拓に心をきめた。
前日まで風が強い予報で、行けるかどうか微妙だったものの、日付が変わって好転し、深夜車を走らせた。
しかし、現地につくとやたら風が強い・・・。いやな予感。
公園の樹木がしなりまくっている。こんなんでは到底出艇できない。
しばしまつ。
1時間後、なんとか風も弱くはなり、出艇。
オフショアということもあり、浜ブレイクラインを切ると、ぐんぐん進む。
出てみると意外と風がないし、楽。
岩場の周りをタイラバ等落としていくが、反応なし。
たまーにキビナゴ?と思われる群れがカヤックの横を通り過ぎていく。
そうか・・・とジグに変更してみるも、食わない・・・。
着底から巻きはじめに何かに引っかかる感じがあるのは、最初魚かと思ったが、グッとひっかかって、ポンと外れる感じが、おそらく藻・・・まぎらわし。
浅い⇒光がとどく⇒藻がよく育つ
ということか・・・というかここ、めっちゃ浅い。前回の場所とは大違い。やっぱダメなんかなーー
魚探がないので、体力にまかせて浅場をしらみつぶしに回るも、反応がないため、沖へ。
潜水艦でいうと、パッシブソナーはないけど、アクティブソナーはある、という状態。(わかりにくっ)
要は受け身では何の情報も入ってこず、一発放り込んでみないと始まらない、という。
・・・深いから釣れるというわけではないだろうが、手詰まりを打開したい。
初めての沖。なんか心細い。しかし風もほとんどなくなっているし、これから風はどんどん落ちる予報なので、意を決してカヤックを進める。
それにしても朝方の風はどこへやら、うららかな春の陽気が海にも降り注ぎ、少し熱いくらい。
しかし海面はというと、あちこちに赤潮が浮いていて、もおーまっかっかで、サビキのコマセのような悪臭がして、たいがい汚い。
その代わり、潮目がスゲー分かりやすくていい・・・。
潮目と思われるところを徹底的にタイラバを落としていく。
もうあきらめかけたころ、島のうらっかわで、今日初めて、タタタン、とあたりが来る。しかし掛からない。
残念。。しかし、やっぱ魚はいるんやんけ。ちょっと安心して、さらに沖へ。
沖に出ると、対象物がないため、どんだけ進んでいるのかがわからなくなる。
ずいぶん進んだつもりでも、島の大きさが、、変わったの?って感じ。少しかすんだくらい。
・・・自分との闘い・・・
ひたすら漕いでは、落とし、漕いでは落とし、を繰り返す。どれだけチャレンジできるか、トライ&エラーができるかが勝負になっている。。
そんな中、超あやしげな潮目を発見。?何か違う。あやしすぎる。ただ漂っているだけではない、ごみのびみょーな浮き上がり方とか、あやしい・・・うまく説明できへんけど。
直感的に、「ここは釣れる」と、タイラバを落とす。
やっぱり。タタタン、と竿が動く。よっしゃ、待ってました、この時のために、今までがあった!
少し手ごたえはあるものの、するすると上がってきたのは・・・・体高もあり、赤く光るギョタイ。え?鯛か?ついにやったか?
いやよく見ると違う。鯛よりカラフルや!レンコダイや!

早速釣り上げたレンコダイをナイフで〆る。
40センチくらいはあるし、レンコとしてはでかい方か。
きっと他にもいるはずなので、すぐにタイラバを落とす。
おっしゃやっぱまた来た!次はなんだ・・・レンコは続けて釣れると聞くのでまたレンコか?と思うと・・・

なんじゃこりゃ?・・・ぜんぜん見たことない茶色い魚。一瞬チヌかと思うが、全然体高がない。違う。
しかも、カヤックの上でグーグー鳴いてる!!こわっ。
結局、その日のチャンスはこれだけ。
そのあとはだんだん風が上がってきて、何をしてもとんと反応なし。

今日の釣果
レンコダイ 40cm、シログチ(イシモチ)40cm
他のカヤックフィッシャーの方々とは雲泥の差の釣果・・・やはり、、修行あるのみ。
ぐーぐー鳴いていた魚、よく調べたら、シログチという魚でした。イシモチという名前の方がメジャーかな。
鳴く魚としてはホウボウの方が有名かもだけど、こいつも釣り上げられると鳴くようです。
カヤックフィッシャーの方で釣った方、おられますか?
オカンが煮て食べたら、レンコよりうまかった、とのこと。
かたや私が食べたシログチの刺身は、まずくはないけど・・・なんかびみょー。。
やっぱり私は、青物の刺身が好きです。
≪マイ〆道具紹介≫

スパイダルコ パシフィックソルト 大海人 チタンコート
神経締めも興味あるのですが、ちょっと難しそう。
こいつをエラから差し込んで背骨をスパッと(はいかないけど)行くと、手返しが早い。
ステンとはいえ錆びてしまうソルトシーンで海水は強敵。しかしスパイダルコの海人シリーズで使用されているH-1鋼はとてつもなく錆びにくく、なんでもイカ墨に長期間漬け込んでも錆びなかったとか。カヤックで何かと必要なナイフ。錆びて何度も買い替えることを思うと、安い??かもしれない。

ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80
今回もこいつがいい仕事をしてくれました。他のタイラバと比べて、スカートが長いのが良いらしい。コスパが高くてガシガシ使えるのも魅力。人気のタングステンバージョンは高すぎて買えないし・・・ロストしたら泣けます。。

スパイダルコ エンデューラパシフィック 大海人(直刃) BKハンドル
ひょっとしたら沖漬けにしても錆びない?最強のH-1鋼を使用したナイフ。SEKI-CITY JAPAN の刻印が高品質をうかがわせます。私も使い始めから2ヶ月、ハードに使ってもマッタク錆びてません!
私なりの思案の末、前回の場所とは違う場所からの出艇なり。
というのも、先週、記念すべき初カヤックフィッシングから1週間後、雨の中短時間だったけど、もう一度同じ場所を攻めて来たのだ。(カヤックフィッシング 2nd)
まさに、under the 柳。
しかし結果はといえば、あたりが全然ない中、やっときた待望の一匹は・・・「なにこれ?ガメラ?」
カヤックの幅ほどもある巨大なエソ一匹のみ(写真なし)。
しかも擦れガカリであり、どうりで重かったはず。
そして解放されたガメラは、フッキングされた横っ腹を痛そうにローリングしながら、世界の平和のため、鏡のような海面をネッシーのように泳いで去って行った・・・
まさに、おかっぱりで言うところのボラ的存在であり、白眼視される 「エソ」
ただ、
少し嬉しい・・・。
そして、自分が人生で初めて結束したFGノットがなかなかの無事であったことも証明された。
そして、タイラバではなく、初めてジグで魚が釣れた。ガメラだけど。
すなわち、渋い中でも、なにかしら収穫はあったと言えよう。
ただ、これをきっかけとして、こんな私でもおこぼれにあずかれた青物祭りはかなしいかな終了と判断し、新規ポイントの開拓に心をきめた。
前日まで風が強い予報で、行けるかどうか微妙だったものの、日付が変わって好転し、深夜車を走らせた。
しかし、現地につくとやたら風が強い・・・。いやな予感。
公園の樹木がしなりまくっている。こんなんでは到底出艇できない。
しばしまつ。
1時間後、なんとか風も弱くはなり、出艇。
オフショアということもあり、浜ブレイクラインを切ると、ぐんぐん進む。
出てみると意外と風がないし、楽。
岩場の周りをタイラバ等落としていくが、反応なし。
たまーにキビナゴ?と思われる群れがカヤックの横を通り過ぎていく。
そうか・・・とジグに変更してみるも、食わない・・・。
着底から巻きはじめに何かに引っかかる感じがあるのは、最初魚かと思ったが、グッとひっかかって、ポンと外れる感じが、おそらく藻・・・まぎらわし。
浅い⇒光がとどく⇒藻がよく育つ
ということか・・・というかここ、めっちゃ浅い。前回の場所とは大違い。やっぱダメなんかなーー
魚探がないので、体力にまかせて浅場をしらみつぶしに回るも、反応がないため、沖へ。
潜水艦でいうと、パッシブソナーはないけど、アクティブソナーはある、という状態。(わかりにくっ)
要は受け身では何の情報も入ってこず、一発放り込んでみないと始まらない、という。
・・・深いから釣れるというわけではないだろうが、手詰まりを打開したい。
初めての沖。なんか心細い。しかし風もほとんどなくなっているし、これから風はどんどん落ちる予報なので、意を決してカヤックを進める。
それにしても朝方の風はどこへやら、うららかな春の陽気が海にも降り注ぎ、少し熱いくらい。
しかし海面はというと、あちこちに赤潮が浮いていて、もおーまっかっかで、サビキのコマセのような悪臭がして、たいがい汚い。
その代わり、潮目がスゲー分かりやすくていい・・・。
潮目と思われるところを徹底的にタイラバを落としていく。
もうあきらめかけたころ、島のうらっかわで、今日初めて、タタタン、とあたりが来る。しかし掛からない。
残念。。しかし、やっぱ魚はいるんやんけ。ちょっと安心して、さらに沖へ。
沖に出ると、対象物がないため、どんだけ進んでいるのかがわからなくなる。
ずいぶん進んだつもりでも、島の大きさが、、変わったの?って感じ。少しかすんだくらい。
・・・自分との闘い・・・
ひたすら漕いでは、落とし、漕いでは落とし、を繰り返す。どれだけチャレンジできるか、トライ&エラーができるかが勝負になっている。。
そんな中、超あやしげな潮目を発見。?何か違う。あやしすぎる。ただ漂っているだけではない、ごみのびみょーな浮き上がり方とか、あやしい・・・うまく説明できへんけど。
直感的に、「ここは釣れる」と、タイラバを落とす。
やっぱり。タタタン、と竿が動く。よっしゃ、待ってました、この時のために、今までがあった!
少し手ごたえはあるものの、するすると上がってきたのは・・・・体高もあり、赤く光るギョタイ。え?鯛か?ついにやったか?
いやよく見ると違う。鯛よりカラフルや!レンコダイや!
早速釣り上げたレンコダイをナイフで〆る。
40センチくらいはあるし、レンコとしてはでかい方か。
きっと他にもいるはずなので、すぐにタイラバを落とす。
おっしゃやっぱまた来た!次はなんだ・・・レンコは続けて釣れると聞くのでまたレンコか?と思うと・・・
なんじゃこりゃ?・・・ぜんぜん見たことない茶色い魚。一瞬チヌかと思うが、全然体高がない。違う。
しかも、カヤックの上でグーグー鳴いてる!!こわっ。
結局、その日のチャンスはこれだけ。
そのあとはだんだん風が上がってきて、何をしてもとんと反応なし。
今日の釣果
レンコダイ 40cm、シログチ(イシモチ)40cm
他のカヤックフィッシャーの方々とは雲泥の差の釣果・・・やはり、、修行あるのみ。
ぐーぐー鳴いていた魚、よく調べたら、シログチという魚でした。イシモチという名前の方がメジャーかな。
鳴く魚としてはホウボウの方が有名かもだけど、こいつも釣り上げられると鳴くようです。
カヤックフィッシャーの方で釣った方、おられますか?
オカンが煮て食べたら、レンコよりうまかった、とのこと。
かたや私が食べたシログチの刺身は、まずくはないけど・・・なんかびみょー。。
やっぱり私は、青物の刺身が好きです。
≪マイ〆道具紹介≫
スパイダルコ パシフィックソルト 大海人 チタンコート
神経締めも興味あるのですが、ちょっと難しそう。
こいつをエラから差し込んで背骨をスパッと(はいかないけど)行くと、手返しが早い。
ステンとはいえ錆びてしまうソルトシーンで海水は強敵。しかしスパイダルコの海人シリーズで使用されているH-1鋼はとてつもなく錆びにくく、なんでもイカ墨に長期間漬け込んでも錆びなかったとか。カヤックで何かと必要なナイフ。錆びて何度も買い替えることを思うと、安い??かもしれない。

ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80
今回もこいつがいい仕事をしてくれました。他のタイラバと比べて、スカートが長いのが良いらしい。コスパが高くてガシガシ使えるのも魅力。人気のタングステンバージョンは高すぎて買えないし・・・ロストしたら泣けます。。

スパイダルコ エンデューラパシフィック 大海人(直刃) BKハンドル
ひょっとしたら沖漬けにしても錆びない?最強のH-1鋼を使用したナイフ。SEKI-CITY JAPAN の刻印が高品質をうかがわせます。私も使い始めから2ヶ月、ハードに使ってもマッタク錆びてません!
2014年05月09日
こわごわ初カヤックフィッシング 1st ~目標を捕捉せよ~
釣りもカヤックもなにもかも初心者のこの私。
けして釣果や釣りの技術を見せたいためでもなく(そもそもヘタすぎて見せるもんもなにもない)
ほんとになんもわからない中でカヤックフィッシングを始めた自分の試行錯誤が、少なくとも・・・ちっとは正しい方向に向かうべく、、
いろんな方々と知り合い、知恵をいただきたい、そんな気持ちからブログを始めました。
皆さん、どうぞ温かな目でみてやってください!
そして、、おかしいところはツッコミを入れてください!(できればヤサシいコメントでお願いします)
というわけで、ついに行ってきました。
冬にカヤックを手に入れてから妄想の中にあったもの。それが実現する・・・
最近少し人口に膾炙した感のあるカヤックフィッシング。→→いや、まだまだマニアック←←
だから、ポイント情報が・・・どこを探しても、ない。
ない。全然みあたらない。
と言うわけでもなく、どうやら過去にポイント情報の関係で色々あったようです。
やっぱり、ポイントが公開されると、私のようなルールを知らない&空気を読まない初心者がのこのこ現われて、ごみを持ち帰らない、港湾のスロープ等を勝手に使う、定置網に近づく、シンナーを吸う…(違う…)などなどマナー違反等から場所が荒れていく。そして最悪の場合、カヤック利用禁止となる。
そんな悲しいことがあってはいけないですもんね。当然だ・・・
そういえばウインドサーフィン時代に、定置網に突っ込んで、何千万とか請求されたとか聞いたこともあります。。
当時は魚釣りにまったく興味なかったし、今思えば遊漁船とか、釣ってる横をウヒョーって感じでバンバン通り過ぎたりしてたな~
うっとしかっただろうな~
ですから私もやってはならぬこと、、ご法度ですというライン、最大限情報を集め(ネットですが)、ここらと思しきところからしずかーに、ほそぼそと出艇です。

とはいえ港湾関係者に、まずしっかり挨拶!私のこえがでかい。
そして、「清掃協力金」をお渡しします。言われてからではなく、こちらから進んで渡すのが大事、と信じる・・・。
あれ?あんまし反応がない。ちょっとやりすぎたようで・・・今忙しいし、ちょっとまっといてやーと。でもほがらか。
やっとこっちに来てくれた。しかし、(車に置いておく)領収書は、まあええやろ・・・と、アバウト。
あんまりきっちりとっているという感じではないのかな~
ともあれさすが漁師。色が黒い。そして、気合が入っています(見た目)なんかかっこいい。
というかそれもそのはず。今日は平日なのだ。
私は仕事の関係で土日がダメ。その代わり、平日は海況を見ながら、いいタイミングで無理しないで出艇できる。それは強み。
しかし、こんな私は、土日主体のカヤックフィッシャーの先輩方に会う機会はほとんどないのかな、、と少しさみしい気持ちなのです。というか、そもそもこの場所がホームかすら、わからんのだけど。。
まさに、「ひとりぼっちの海原で」状態。サンテグジュペリ。
出艇。10時。
子どもを保育所に送ってから来たので、思ったより時間がかかってしまった。
まだ5月とはいえ、天気がいいせいか、ロングジョンを着たら熱い感じ。そう、私は暑がりなのだ。
でも狙って来ただけあって、今日の海況はとてもいい。カヤックが滑るように進んでいく。
全然誰にも教えてもらってないけど、見よう見まねで適当に漕いでも進むもんなんだ・・・という感動。
そして、まわりをみわたす。…美しい。すべてが。

このまま釣れなくて帰っても、気持ちいいな~、この非日常は、そのように考えさせるほどの力を持っている。
いや、でも釣れないと悔しいな・・・やっぱり。
さて。なぜ今日こんなところまで出っ張って来たか。
単純。ハマチが入れ食いらしいという情報を得たから。
⇒ここからさらに単純思考スタート。
めちゃ釣りのうまい人が入れ食い状態 ≫≫ 釣りがヘタな私でも、あわよくば何かカスるかもしれない。
思考終了。
≪現在の脇差は≫
シマノ メタルブロウ B632

アブガルシア Revo STX―LHS(中古で購入)

このベイトタックル一本のみ。しかもなぜかSTXは淡水用のベイトリールというオチ。
もちろん?PEは巻いていない。だってノットのやり方がわからんから・・・しょぼっ。
そもそも人生初のルアーフィッシング、とまではいかないけど、防波堤からためしに投げる練習はしてみた程度で、バックラしまくりやったし(今のABUではない)、ルアーでそもそも魚が釣れたことがない。あんな金属のもんに、魚が食ってくるということ自体がまだミステリーな私。
その脇差ベイトタックルが漕ぐたびに揺れる。くるくる回る。
釣り人諸氏からすれば高いもんではないハズだが、私には高価であり、突然ぼとーんと落ちひんか、心配でしゃーない。
そして、さらにその後方にあるのは、サビキ釣りで使っていたちゃちなクーラーボックス。一般のカヤッカーが使っている立派なものではないため、小さすぎでプロ2タンデムの広い後席で、ゴトゴト動く。あばれる
そうこうするうち、湾の入り口に近づいてきた。
よーく見ると、はるか向こうの定置網の方向あたりでカヤックらしきものが見える。
同類発見。しかし、私よりずっと高等、なハズ。。なんか申し訳ない。初めて髪を染めてガッコ―に行ったときみたいな感覚。違うか。
どうやらパドリングで小移動を繰り返しながら釣っているみたい。一体何を狙っているんだろう?私と違い、たしかな目的をもって漕いでいることがうかがえる。
こんな平日でもちゃんとカヤックがいる。ぜんぜん見当違いの場所ではないみたいで、ちょっと安心した。
しかし、今の私にはそこまで行く気になれない。
ていうか、遠い。そもそも湾から出ただけでも不安。帰れんかもしれん、という漠然とした不安で、このあたりでやろう、となる。

(記事と写真は関係あまりなし)
魚探もないので、当然どこでやっていいかもわからないため、まずはとりあえずジグを落としてみる。
このあたりはおそらく50mくらいあるようで、なかなかジグが落ちていかない。
いままでせいぜい10m以下のところでサビキをやっていただけなので、どんどん出ていくラインが、こえーー
やっと着底。少ししゃくってみる。うまくいかない・・・穂先に糸が絡みまくる。はずかし!ださっ!
きょろきょろ周りを見る
皆んな、どうやってこういうの、練習してるんやろ。。ひとりぼっちやし、聞ける人もいない。。
(後で気づいたこと① だいたいナイロンで50mも出したら、そのラインの伸びしろはかなりのもの。ちゃんとジグが動いていたかどうかもアヤシい。)
ふと思った。
そうや、タイラバや。タイラバなら、落として巻くだけ。よし。
ちょうど私のABU STX―LHSは淡水用だが、ハイズピードモデルで79cm/ハンドル1回転らしく、タイラバをやるには十分すぎる巻速度。ベアリングが11個もあり、動きもめちゃなめらか。
…しかし、この過程で、もともと私が何を釣るために来たかという部分は変わってしまっていた。
(後で気づいたこと② タイラバで?ここで何を狙うつもりだったの?)
~ 中略 ~
しばらくやるが、やっぱし何の反応もない哉。あたり前か・・・こうして時間が過ぎていく。
魚の方も、さては俺が初心者だとしってナメてやがるな・・・
でも、今までやったことないばかりやから、すなわちはぐれメタルに会いっぱなし状態で経験値はかなりアップしているはず。と自分に言い聞かせる。
そうこうするうち、北の風がやや強くなってきた。
すると・・・流れ藻のラインができているのを見つけた。今まで魚探なしでの何のきっかけも見つけられない釣りで、トホーにくれていたので、この変化はありがたい。
カヤックを操作して、流れ藻の上を行ったり来たりしてタイラバを落としていく。しかしカヤックにいろんなごみが着いてきたないわあ・・
何回か落としていると・・・突然!
ん?リールが巻けない・・・おや?根掛かりか?いや違う。何かが底でぐるぐる回っているのを感じる。しばらくすると少しリールが巻けた。魚だ。
再びぐーんと竿が引き込まれる。20センチ前後のアジしか釣ったことのない私にとって、未知の引き。
しかしよく引く。果たして、自分に上げることができるんだろうか?
私本人の動揺はすごいけど、冷静に考えると抵抗は思ったより少ないので、ゴリゴリ巻けちゃいそうだけど、慎重に慎重に巻く。
突っ込みがあったのは最初だけで、すぐにラインが巻けて行き、カヤックの下を除いていると、くるくるぽわーんと回りながら上がってきたのは白い魚体。
うおーハマチだ!感動!
そして、、次のアクションへ!!
はっつ。。ここで気づく。
私は、タモをもってきていなかったのである・・・・
でもえいやっと竿をあおると、一気にジャンプアップしたハマチがカヤックの上に上がる。
ビターン、ゴトゴトゴト・・・
うわーめっちゃきれいやーー
そしておそるおそる、小さなクーラーボックスに魚体を入れる。
よっしゃー。人生初ハマチ。人生で初めてルアーで釣った魚がお前だ。ありがとう!!

ヒットカブラ:ベイラバー80g ホロオレンジ
その後、群れが来てるしきっと同じパターンで釣れるなしめしめと思い、何度も何度も試すも、こんどは全くアタリなし。。
アントキは偶然の回遊だったのでしょうか・・・単発?
魚はこれでおしまい。
だんだんと風が強くなり、流されるたびに漕ぎ戻るのも大変になってきたので、帰還を決意。
ふと見ると沖のカヤックもいつの間にか、帰途に着いている。
が・・・・よく見ると全然進んでいない様子。パドルは動いているが、進んでいないのだ。
どうやら山から吹きおろしのオフショアの風が吹いてきて一進一退、足止めを食らっているよう。
ウインドサーフィンの経験上、オフショアでこの波の立ち方だと、7mくらいはあるだろう。
楽にプレーニングできるレベル。やばい。
カヤックフィッシャーの先輩方もブログで、「一漕ぎ30センチ、その体験をしてからでないと沖に出てはいけない」とか言ってたことを思い出す。
というか、いきなりかーー
しゃーないので、とにかく、フルパワーで漕ぐ。
実は私、馬鹿力です。
(体重は75kgですが、かつてベンチプレスも100kg以上上げたことあるし、今はノートレーニングのオッサンとはいえ、こないだの握力測定で70kgいってて自分でもビックリした。)
でも、ただパドリング慣れしてないし・・・スタミナに不安あり(汗)。
短期決戦!!
広背筋と足のツッパリを使って、モリ漕ぎ!
オラオラオラ・・・・
すると、先を行っていたカヤッカーがだんだんと近づいてくる・・・そして抜き去る・・・そして着岸。。
ふう、あせった・・・・

(またまた写真は記事と微妙に関係ありません・・・)
着岸して沖を見ると、かのカヤッカーはまだ帰れていない。大丈夫か?
しかしそのあと、どうやら他の浜に着岸したみたい。良かった。。
魚はたった一匹だったけど、当初の目的、達成!!ようわからんけどなぜかタイラバで青物が、釣れた。。
大満足!!
帰ったら子どもたちにじまんしよーー
(あいつら刺身大好きだから、1匹くらいだとイチコロだな・・・)
ハマチ42センチ(一説によると40センチ以上がハマチ、それ以下がツバスとのこと。諸説あるが、かろうじてクリアとしておく)
偶然同行したカヤッカーの方はアジを釣っていたみたい。一旦休憩して風が落ちてから元の浜に帰ってこられた。
魚探で見ながら、落とす、そんな感じらしい。
マダイの実績が近くであることも少し教えてもらった。
マダイ・・・未知の生き物。
そして魚探・・・うらやましい。。
いや、まだまだ先は長い・・・

ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80
根物だけではなく、青物もイカ等を喰っているときは釣れちゃうみたいです。。タイラバは何より楽!ジギングで疲れたらこれ、という。。
けして釣果や釣りの技術を見せたいためでもなく(そもそもヘタすぎて見せるもんもなにもない)
ほんとになんもわからない中でカヤックフィッシングを始めた自分の試行錯誤が、少なくとも・・・ちっとは正しい方向に向かうべく、、
いろんな方々と知り合い、知恵をいただきたい、そんな気持ちからブログを始めました。
皆さん、どうぞ温かな目でみてやってください!
そして、、おかしいところはツッコミを入れてください!(できればヤサシいコメントでお願いします)
というわけで、ついに行ってきました。
冬にカヤックを手に入れてから妄想の中にあったもの。それが実現する・・・
最近少し人口に膾炙した感のあるカヤックフィッシング。→→いや、まだまだマニアック←←
だから、ポイント情報が・・・どこを探しても、ない。
ない。全然みあたらない。
と言うわけでもなく、どうやら過去にポイント情報の関係で色々あったようです。
やっぱり、ポイントが公開されると、私のようなルールを知らない&空気を読まない初心者がのこのこ現われて、ごみを持ち帰らない、港湾のスロープ等を勝手に使う、定置網に近づく、シンナーを吸う…(違う…)などなどマナー違反等から場所が荒れていく。そして最悪の場合、カヤック利用禁止となる。
そんな悲しいことがあってはいけないですもんね。当然だ・・・
そういえばウインドサーフィン時代に、定置網に突っ込んで、何千万とか請求されたとか聞いたこともあります。。
当時は魚釣りにまったく興味なかったし、今思えば遊漁船とか、釣ってる横をウヒョーって感じでバンバン通り過ぎたりしてたな~
うっとしかっただろうな~
ですから私もやってはならぬこと、、ご法度ですというライン、最大限情報を集め(ネットですが)、ここらと思しきところからしずかーに、ほそぼそと出艇です。
とはいえ港湾関係者に、まずしっかり挨拶!私のこえがでかい。
そして、「清掃協力金」をお渡しします。言われてからではなく、こちらから進んで渡すのが大事、と信じる・・・。
あれ?あんまし反応がない。ちょっとやりすぎたようで・・・今忙しいし、ちょっとまっといてやーと。でもほがらか。
やっとこっちに来てくれた。しかし、(車に置いておく)領収書は、まあええやろ・・・と、アバウト。
あんまりきっちりとっているという感じではないのかな~
ともあれさすが漁師。色が黒い。そして、気合が入っています(見た目)なんかかっこいい。
というかそれもそのはず。今日は平日なのだ。
私は仕事の関係で土日がダメ。その代わり、平日は海況を見ながら、いいタイミングで無理しないで出艇できる。それは強み。
しかし、こんな私は、土日主体のカヤックフィッシャーの先輩方に会う機会はほとんどないのかな、、と少しさみしい気持ちなのです。というか、そもそもこの場所がホームかすら、わからんのだけど。。
まさに、「ひとりぼっちの海原で」状態。サンテグジュペリ。
出艇。10時。
子どもを保育所に送ってから来たので、思ったより時間がかかってしまった。
まだ5月とはいえ、天気がいいせいか、ロングジョンを着たら熱い感じ。そう、私は暑がりなのだ。
でも狙って来ただけあって、今日の海況はとてもいい。カヤックが滑るように進んでいく。
全然誰にも教えてもらってないけど、見よう見まねで適当に漕いでも進むもんなんだ・・・という感動。
そして、まわりをみわたす。…美しい。すべてが。
このまま釣れなくて帰っても、気持ちいいな~、この非日常は、そのように考えさせるほどの力を持っている。
いや、でも釣れないと悔しいな・・・やっぱり。
さて。なぜ今日こんなところまで出っ張って来たか。
単純。ハマチが入れ食いらしいという情報を得たから。
⇒ここからさらに単純思考スタート。
めちゃ釣りのうまい人が入れ食い状態 ≫≫ 釣りがヘタな私でも、あわよくば何かカスるかもしれない。
思考終了。
≪現在の脇差は≫
シマノ メタルブロウ B632

アブガルシア Revo STX―LHS(中古で購入)

このベイトタックル一本のみ。しかもなぜかSTXは淡水用のベイトリールというオチ。
もちろん?PEは巻いていない。だってノットのやり方がわからんから・・・しょぼっ。
そもそも人生初のルアーフィッシング、とまではいかないけど、防波堤からためしに投げる練習はしてみた程度で、バックラしまくりやったし(今のABUではない)、ルアーでそもそも魚が釣れたことがない。あんな金属のもんに、魚が食ってくるということ自体がまだミステリーな私。
その脇差ベイトタックルが漕ぐたびに揺れる。くるくる回る。
釣り人諸氏からすれば高いもんではないハズだが、私には高価であり、突然ぼとーんと落ちひんか、心配でしゃーない。
そして、さらにその後方にあるのは、サビキ釣りで使っていたちゃちなクーラーボックス。一般のカヤッカーが使っている立派なものではないため、小さすぎでプロ2タンデムの広い後席で、ゴトゴト動く。あばれる
そうこうするうち、湾の入り口に近づいてきた。
よーく見ると、はるか向こうの定置網の方向あたりでカヤックらしきものが見える。
同類発見。しかし、私よりずっと高等、なハズ。。なんか申し訳ない。初めて髪を染めてガッコ―に行ったときみたいな感覚。違うか。
どうやらパドリングで小移動を繰り返しながら釣っているみたい。一体何を狙っているんだろう?私と違い、たしかな目的をもって漕いでいることがうかがえる。
こんな平日でもちゃんとカヤックがいる。ぜんぜん見当違いの場所ではないみたいで、ちょっと安心した。
しかし、今の私にはそこまで行く気になれない。
ていうか、遠い。そもそも湾から出ただけでも不安。帰れんかもしれん、という漠然とした不安で、このあたりでやろう、となる。
(記事と写真は関係あまりなし)
魚探もないので、当然どこでやっていいかもわからないため、まずはとりあえずジグを落としてみる。
このあたりはおそらく50mくらいあるようで、なかなかジグが落ちていかない。
いままでせいぜい10m以下のところでサビキをやっていただけなので、どんどん出ていくラインが、こえーー
やっと着底。少ししゃくってみる。うまくいかない・・・穂先に糸が絡みまくる。はずかし!ださっ!
きょろきょろ周りを見る
皆んな、どうやってこういうの、練習してるんやろ。。ひとりぼっちやし、聞ける人もいない。。
(後で気づいたこと① だいたいナイロンで50mも出したら、そのラインの伸びしろはかなりのもの。ちゃんとジグが動いていたかどうかもアヤシい。)
ふと思った。
そうや、タイラバや。タイラバなら、落として巻くだけ。よし。
ちょうど私のABU STX―LHSは淡水用だが、ハイズピードモデルで79cm/ハンドル1回転らしく、タイラバをやるには十分すぎる巻速度。ベアリングが11個もあり、動きもめちゃなめらか。
…しかし、この過程で、もともと私が何を釣るために来たかという部分は変わってしまっていた。
(後で気づいたこと② タイラバで?ここで何を狙うつもりだったの?)
~ 中略 ~
しばらくやるが、やっぱし何の反応もない哉。あたり前か・・・こうして時間が過ぎていく。
魚の方も、さては俺が初心者だとしってナメてやがるな・・・
でも、今までやったことないばかりやから、すなわちはぐれメタルに会いっぱなし状態で経験値はかなりアップしているはず。と自分に言い聞かせる。
そうこうするうち、北の風がやや強くなってきた。
すると・・・流れ藻のラインができているのを見つけた。今まで魚探なしでの何のきっかけも見つけられない釣りで、トホーにくれていたので、この変化はありがたい。
カヤックを操作して、流れ藻の上を行ったり来たりしてタイラバを落としていく。しかしカヤックにいろんなごみが着いてきたないわあ・・
何回か落としていると・・・突然!
ん?リールが巻けない・・・おや?根掛かりか?いや違う。何かが底でぐるぐる回っているのを感じる。しばらくすると少しリールが巻けた。魚だ。
再びぐーんと竿が引き込まれる。20センチ前後のアジしか釣ったことのない私にとって、未知の引き。
しかしよく引く。果たして、自分に上げることができるんだろうか?
私本人の動揺はすごいけど、冷静に考えると抵抗は思ったより少ないので、ゴリゴリ巻けちゃいそうだけど、慎重に慎重に巻く。
突っ込みがあったのは最初だけで、すぐにラインが巻けて行き、カヤックの下を除いていると、くるくるぽわーんと回りながら上がってきたのは白い魚体。
うおーハマチだ!感動!
そして、、次のアクションへ!!
はっつ。。ここで気づく。
私は、タモをもってきていなかったのである・・・・
でもえいやっと竿をあおると、一気にジャンプアップしたハマチがカヤックの上に上がる。
ビターン、ゴトゴトゴト・・・
うわーめっちゃきれいやーー
そしておそるおそる、小さなクーラーボックスに魚体を入れる。
よっしゃー。人生初ハマチ。人生で初めてルアーで釣った魚がお前だ。ありがとう!!
ヒットカブラ:ベイラバー80g ホロオレンジ
その後、群れが来てるしきっと同じパターンで釣れるなしめしめと思い、何度も何度も試すも、こんどは全くアタリなし。。
アントキは偶然の回遊だったのでしょうか・・・単発?
魚はこれでおしまい。
だんだんと風が強くなり、流されるたびに漕ぎ戻るのも大変になってきたので、帰還を決意。
ふと見ると沖のカヤックもいつの間にか、帰途に着いている。
が・・・・よく見ると全然進んでいない様子。パドルは動いているが、進んでいないのだ。
どうやら山から吹きおろしのオフショアの風が吹いてきて一進一退、足止めを食らっているよう。
ウインドサーフィンの経験上、オフショアでこの波の立ち方だと、7mくらいはあるだろう。
楽にプレーニングできるレベル。やばい。
カヤックフィッシャーの先輩方もブログで、「一漕ぎ30センチ、その体験をしてからでないと沖に出てはいけない」とか言ってたことを思い出す。
というか、いきなりかーー
しゃーないので、とにかく、フルパワーで漕ぐ。
実は私、馬鹿力です。
(体重は75kgですが、かつてベンチプレスも100kg以上上げたことあるし、今はノートレーニングのオッサンとはいえ、こないだの握力測定で70kgいってて自分でもビックリした。)
でも、ただパドリング慣れしてないし・・・スタミナに不安あり(汗)。
短期決戦!!
広背筋と足のツッパリを使って、モリ漕ぎ!
オラオラオラ・・・・
すると、先を行っていたカヤッカーがだんだんと近づいてくる・・・そして抜き去る・・・そして着岸。。
ふう、あせった・・・・
(またまた写真は記事と微妙に関係ありません・・・)
着岸して沖を見ると、かのカヤッカーはまだ帰れていない。大丈夫か?
しかしそのあと、どうやら他の浜に着岸したみたい。良かった。。
魚はたった一匹だったけど、当初の目的、達成!!ようわからんけどなぜかタイラバで青物が、釣れた。。
大満足!!
帰ったら子どもたちにじまんしよーー
(あいつら刺身大好きだから、1匹くらいだとイチコロだな・・・)
ハマチ42センチ(一説によると40センチ以上がハマチ、それ以下がツバスとのこと。諸説あるが、かろうじてクリアとしておく)
偶然同行したカヤッカーの方はアジを釣っていたみたい。一旦休憩して風が落ちてから元の浜に帰ってこられた。
魚探で見ながら、落とす、そんな感じらしい。
マダイの実績が近くであることも少し教えてもらった。
マダイ・・・未知の生き物。
そして魚探・・・うらやましい。。
いや、まだまだ先は長い・・・

ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80
根物だけではなく、青物もイカ等を喰っているときは釣れちゃうみたいです。。タイラバは何より楽!ジギングで疲れたらこれ、という。。
2014年05月01日
釣りとその記憶と
祖父は釣りが大好きだった。休日ともなれば座敷にアユ竿を広げては、ためつすがめつ。
しわの刻まれた手で丁寧に道具を棚に小分けにして、楽しそうに仕掛けづくりをしていたのを記憶してる。
うってかわって自分と釣りといえば子供のころ近くの川でハイジャコを釣っていたくらい。
ハイジャコはアホなので、田んぼの土を餌に、いくらでも釣れた。
ていうか、ハイジャコはもんどり(知ってる?)という仕掛けでやると、いくらでもとれる。
だから、釣りするなんてちょっと高度だった。

釣れた魚は、声が良くなるように、すりつぶしてトリの餌にしたっけ。
そもそも食えない魚を釣る意味がわからんかった
こうして祖父からプレゼントされた釣りのボックスの中身は使われることなく、砂つぶみたいな鉛を廊下に転がして遊んでいた。
いつか連れて行ってもらったハゼ釣りも、祖父がもともとやっていたわけではなく、これなら子どもでもできると始めたことを母に聞いた。
今思えば、きっと、祖父は私に釣りの喜びを伝えたかったんだろう。
そんな祖父の記憶と、釣り。
記憶のかなたにあった釣りがまたもう一度自分の前にやってきたのは一年前のこと。

こんな自分にも子どもが生まれた。
どうせ子どもと遊ぶなら、お父さんもいっしょに楽しめる方がいいハズ。
そんなわがままな考えの行き先が、子どもと釣りをすることだった。
手軽だと思って始めたアジのサビキ釣り。最初は豆アジから。
偶然座った釣座の、隣の地元のおじいさんがめちゃくちゃうまい。どんどん釣れる。
数メートル横のあの人は釣れるのに、なぜ釣れない?
もんもんとした気持ちと、試行錯誤が始まる。

ともあれ、アジは手軽で、とってもおいしい。
やっぱり刺身にできる大きいアジが釣りたい!食べられるって素晴らしい。

いつの間にか、尺アジを求めて子どもと夜中に港に通ってた。
(注:見ての通り、いまだ、尺は釣れてません!!)

そして…カヤックとの出会い…。
しわの刻まれた手で丁寧に道具を棚に小分けにして、楽しそうに仕掛けづくりをしていたのを記憶してる。
うってかわって自分と釣りといえば子供のころ近くの川でハイジャコを釣っていたくらい。
ハイジャコはアホなので、田んぼの土を餌に、いくらでも釣れた。
ていうか、ハイジャコはもんどり(知ってる?)という仕掛けでやると、いくらでもとれる。
だから、釣りするなんてちょっと高度だった。
釣れた魚は、声が良くなるように、すりつぶしてトリの餌にしたっけ。
そもそも食えない魚を釣る意味がわからんかった
こうして祖父からプレゼントされた釣りのボックスの中身は使われることなく、砂つぶみたいな鉛を廊下に転がして遊んでいた。
いつか連れて行ってもらったハゼ釣りも、祖父がもともとやっていたわけではなく、これなら子どもでもできると始めたことを母に聞いた。
今思えば、きっと、祖父は私に釣りの喜びを伝えたかったんだろう。
そんな祖父の記憶と、釣り。
記憶のかなたにあった釣りがまたもう一度自分の前にやってきたのは一年前のこと。
こんな自分にも子どもが生まれた。
どうせ子どもと遊ぶなら、お父さんもいっしょに楽しめる方がいいハズ。
そんなわがままな考えの行き先が、子どもと釣りをすることだった。
手軽だと思って始めたアジのサビキ釣り。最初は豆アジから。
偶然座った釣座の、隣の地元のおじいさんがめちゃくちゃうまい。どんどん釣れる。
数メートル横のあの人は釣れるのに、なぜ釣れない?
もんもんとした気持ちと、試行錯誤が始まる。
ともあれ、アジは手軽で、とってもおいしい。
やっぱり刺身にできる大きいアジが釣りたい!食べられるって素晴らしい。
いつの間にか、尺アジを求めて子どもと夜中に港に通ってた。
(注:見ての通り、いまだ、尺は釣れてません!!)
そして…カヤックとの出会い…。