2015年02月25日
失敗の本質・トータルリコールKF 3rd ~ 感動 ~
都合の悪いこと、
頭の痛くなるネタは忘れたい、というのが人間本来の欲求ですが、、

或る冬の日、私は海に出た
そして、敗戦・・・

その日釣れたたった一匹の魚を海へと還し
共に記憶の深い海に潜り
大脳古皮質まで旅をして
悪しき思い出をトータルリコールし、失敗の本質を究明したいと思います。
<失敗その1 計画段階>
① 天候の見極め
個人的には今回の失敗原因の70%くらいを占めるのではないか。
当日の予報では風速は3~4m、わりと風があるけど、出れるレベル。ここまでは大丈夫でした。
そして、、
波は1.0~1.1m
↑
ここ重要。波がわりと高かった。1.2m超えると危ないと言われます
この小数点以下の波が運命を分ける、という。。
安全面では怖いと思う場面はありませんでしたが、トータルに考えて、出てはいけない予報でした。
反省・・・
というのも私、船酔いにはわりと強いと思ってたのですが、
さすがに何時間も強烈なウネリの中にいると、昼までには、ゲロゲロ状態。
しかもうねりの方向と波の方向が逆で、サンカク波が発生し、
ウネリと波の往復ビンタで最悪の体コンディションに。
アネロン飲んどけば多少はマシだったかな。。
出艇できる ≠ 釣りができる
を痛感。
② 出艇場所選定
塾長に以前、今の季節ならジギング修行のためにシーバス狙ったら?と言われていたのに、、
久しぶりに鯛が釣りたくなり、、別の場所に変更。
これが完全裏目に。
ズルをしさえすれば、いつでも釣れると過信してました・・・
魚が口を使ってこない、別次元の厳しさを実感
<失敗その2 未知、無知との遭遇>
① 低活性
真冬。
皆さんから厳しい々と聞いてはいても、
カヤック始めて一年未満であり、初めて迎えるこの季節、身に染みて、つまり体で厳しさが分かっていませんでした。
1月末にわりと簡単に釣れてたので、なんだかんだ言って2月でもゼンゼン釣れるんちゃう?と先行者たちがホゲッている情報をかえりみず、強行。
8時から12時頃まで、魚信は片手くらい。
フッキングに至ったのは・・・たった2回のみ。(1回目は中層でバラシ、多分マダイ小、2回目はメバル)

やはり1月と2月では水温が全然違う。別次元の厳しさでした。
② カレント
この日、8時過ぎから流れ出した、初めて体験する、強烈な潮。
しかも潮目はほとんど発生せず、一気に全体が流れていく、まるで川のような潮、でした。

GPS読みで2~3km/時で流される。。
向かい風でも5km/時は出るデスペラードが、普通に漕いだのでは2~3km/時しか出ないことも。
漕ぎ続けないとドンドン流され、すぐにラインが30度くらいになる・・・。
このポイント、秋から数はかなり入って来ましたが、この季節に浮くのは初。
季節ごとに変化する海に・・・なすすべなし。
<失敗その3 技術面>
釣りを始めて1年あまり。
この一年、基礎技術がマッタクない、資源小国の我が国は、
何とか先進国についていくため、
鯛玉を中心に急速にモノカルチャー的発展を遂げました。
そんななか、釣れる場所を必死で探す力、サーチスキルは少しは磨かれたのかもしれませんが、
釣れない状況で釣る力、フィッシングスキル自体は磨かれず、
結果、自分の得意なパターン以外にはゼンゼン対応できなくなりはてた。

そして石炭がとり尽くされたとき、
島は死んだ・・・
私たちは今も資源のない国、ニッポンに住んでいる・・・(公共広告機構)
引き出しがなく、釣れない状況に対応できない私。まるで石炭しか取れない軍艦島のよう。
強烈な潮とウネリでバーチカルに探れない中、こういう状況に対応するために、自分の引き出しから出てくるものは何もありませんでした。。
<失敗その4 最後に、テーマからの考察>
今回の私のテーマは「感動」
でした。
しっかりとした芯、確固たる自分の考えを持つのは大事。
しかし、ええオッサンになってしまったからこそ、色んな人の話や出来事に自然に「感動」する気持ち、影響を与え合い、受けあう、みずみずしい心を忘れてはいけませんよね~
それこそ真の若さ。SENSE OF WONDER だと思います。
そこで、何度も登場ですいませんが、塾長から、最近よく
「同じことをしていては成長がない」と言われてます。、
この言葉、響きます
今も、そういうことなんだと思います。
今回の失敗は、
今までできてたことを、これからもできると思って
やった結果の失敗
要はチキンミスだけに、なお痛い・・・
想えば、まだしも挑戦した結果の失敗の方が、マシでした。。

やはり、これからもカヤックフィッシングを楽しんでいくために、
挑戦する心を忘れてはいけませんな!!
今日は死んだ。
しかし、死んでこそ生きる
人間以外に、いくつになっても成長できる生き物はいません
あくなき成長を求めて、
カヤックフィッシング最高!!

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頭の痛くなるネタは忘れたい、というのが人間本来の欲求ですが、、
或る冬の日、私は海に出た
そして、敗戦・・・
その日釣れたたった一匹の魚を海へと還し
共に記憶の深い海に潜り
大脳古皮質まで旅をして
悪しき思い出をトータルリコールし、失敗の本質を究明したいと思います。
<失敗その1 計画段階>
① 天候の見極め
個人的には今回の失敗原因の70%くらいを占めるのではないか。
当日の予報では風速は3~4m、わりと風があるけど、出れるレベル。ここまでは大丈夫でした。
そして、、
波は1.0~1.1m
↑
ここ重要。波がわりと高かった。1.2m超えると危ないと言われます
この小数点以下の波が運命を分ける、という。。
安全面では怖いと思う場面はありませんでしたが、トータルに考えて、出てはいけない予報でした。
反省・・・
というのも私、船酔いにはわりと強いと思ってたのですが、
さすがに何時間も強烈なウネリの中にいると、昼までには、ゲロゲロ状態。
しかもうねりの方向と波の方向が逆で、サンカク波が発生し、
ウネリと波の往復ビンタで最悪の体コンディションに。
アネロン飲んどけば多少はマシだったかな。。
出艇できる ≠ 釣りができる
を痛感。
② 出艇場所選定
塾長に以前、今の季節ならジギング修行のためにシーバス狙ったら?と言われていたのに、、
久しぶりに鯛が釣りたくなり、、別の場所に変更。
これが完全裏目に。
ズルをしさえすれば、いつでも釣れると過信してました・・・
魚が口を使ってこない、別次元の厳しさを実感
<失敗その2 未知、無知との遭遇>
① 低活性
真冬。
皆さんから厳しい々と聞いてはいても、
カヤック始めて一年未満であり、初めて迎えるこの季節、身に染みて、つまり体で厳しさが分かっていませんでした。
1月末にわりと簡単に釣れてたので、なんだかんだ言って2月でもゼンゼン釣れるんちゃう?と先行者たちがホゲッている情報をかえりみず、強行。
8時から12時頃まで、魚信は片手くらい。
フッキングに至ったのは・・・たった2回のみ。(1回目は中層でバラシ、多分マダイ小、2回目はメバル)
やはり1月と2月では水温が全然違う。別次元の厳しさでした。
② カレント
この日、8時過ぎから流れ出した、初めて体験する、強烈な潮。
しかも潮目はほとんど発生せず、一気に全体が流れていく、まるで川のような潮、でした。
GPS読みで2~3km/時で流される。。
向かい風でも5km/時は出るデスペラードが、普通に漕いだのでは2~3km/時しか出ないことも。
漕ぎ続けないとドンドン流され、すぐにラインが30度くらいになる・・・。
このポイント、秋から数はかなり入って来ましたが、この季節に浮くのは初。
季節ごとに変化する海に・・・なすすべなし。
<失敗その3 技術面>
釣りを始めて1年あまり。
この一年、基礎技術がマッタクない、資源小国の我が国は、
何とか先進国についていくため、
鯛玉を中心に急速にモノカルチャー的発展を遂げました。
そんななか、釣れる場所を必死で探す力、サーチスキルは少しは磨かれたのかもしれませんが、
釣れない状況で釣る力、フィッシングスキル自体は磨かれず、
結果、自分の得意なパターン以外にはゼンゼン対応できなくなりはてた。
そして石炭がとり尽くされたとき、
島は死んだ・・・
私たちは今も資源のない国、ニッポンに住んでいる・・・(公共広告機構)
引き出しがなく、釣れない状況に対応できない私。まるで石炭しか取れない軍艦島のよう。
強烈な潮とウネリでバーチカルに探れない中、こういう状況に対応するために、自分の引き出しから出てくるものは何もありませんでした。。
<失敗その4 最後に、テーマからの考察>
今回の私のテーマは「感動」
でした。
しっかりとした芯、確固たる自分の考えを持つのは大事。
しかし、ええオッサンになってしまったからこそ、色んな人の話や出来事に自然に「感動」する気持ち、影響を与え合い、受けあう、みずみずしい心を忘れてはいけませんよね~
それこそ真の若さ。SENSE OF WONDER だと思います。
そこで、何度も登場ですいませんが、塾長から、最近よく
「同じことをしていては成長がない」と言われてます。、
この言葉、響きます
今も、そういうことなんだと思います。
今回の失敗は、
今までできてたことを、これからもできると思って
やった結果の失敗
要はチキンミスだけに、なお痛い・・・
想えば、まだしも挑戦した結果の失敗の方が、マシでした。。
やはり、これからもカヤックフィッシングを楽しんでいくために、
挑戦する心を忘れてはいけませんな!!
今日は死んだ。
しかし、死んでこそ生きる
人間以外に、いくつになっても成長できる生き物はいません
あくなき成長を求めて、
カヤックフィッシング最高!!

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2015年02月15日
もう一度ものがたり+かすかにカヤック 〜 考えの転換 〜
前回の釣行から約1か月。
皆さんいかがお過ごしでしょうか
私は近頃、海の方の状況がままならないのもありますが、、
やはり家庭規模における気候変動の方がよりおもに影響し、
平日にもぜんぜん浮けてません!

こういう時カヤックアングラーの皆さんはアシストフック作ったり、新しいタックル揃えたりで発散OR散財するんだろうな〜とは思いつつも、、
昨年末にデスペラードも買ったうえ、
なおさら住宅ローンに苦しむ私には、散らすものもなし!
このまま腐っていても仕方ないので、
このまま可及的すみやかにオッサン化していくであろう肉体を覚醒させるべく、
体を動かしてアクティブに発散することにしました。
そこで、、最近の私の『もう一度始めました』ものがたり3部作、行きます!
≪一本目・ウエイトトレーニング≫

大学の部活ではナチュラル派を標榜しつつ、あえて避けていたウエイトトレーニング。
しかし就職後、7年ほど前に、一時ハマりました。
というのも仕事場に偶然簡単なトレーニングルームがあったので、昼休みに興味本位で始めたところ、凝り性の私は見事にハマる。
元来筋肉がつきやすい体質なため、みるみる記録が伸び、、半年くらいでベンチプレスの自己ベスト105kgを達成。。
デッドリフトも150kgは行けたかな・・・
自己満足的ではありますが、ウエイトはスポーツにもかなり有効なハズと言い聞かせ・・・。
ハズ、でしたが・・・
私の場合は例外。
番長清原よろしく、ウエイトトレーニングのせいで筋肉バランスを崩し、かえって怪我などしやすくなってしまい、ウエイトは自分には向いていないと判断し、ワーク・アウト。(意味違うけど)辞めました。
唯一役に立ったと言えば、分厚い胸筋が緩衝材となり、サッカーの胸トラップがうまくなったくらいでしょうか。あとはソフトボールの打撃、飛距離が段違いになったかな・・・
それだけか!
ていうか、ベンチプレスとか、活かせるスポーツあんまりないっすよね・・・
そして、先日、7年ぶりにバーベルを上げてみると・・・
自己ベストは80kgまで下落してました。(汗
まあベンチプレスはご愛嬌で、やっぱり体幹トレーニング中心で。。
ここから再び登っていきますよ!
≪二本目・ランニング≫
こちらも、今は走ると言えば週に一回のサッカーくらい。
かなり激しいインターバル走ではありますが、長距離走ではないし、週一くらいではゼンゼン痩せません!
というわけで、夜は子どもの世話で家を出れないため、仕事の昼休みの時間のランニングを再開することにしました。

とはいえ休み時間なので、たった20分ほどしか走れないのですが、私の住む場所は丘陵地で高低差があるため、結構負荷がキツイ。
最後に50メートルダッシュを数本やって、体のキレを維持。
職場と家が近いので、シャワー後に昼飯を食って職場へ、という強行メニューで頑張ってます!
≪三本目・スノーボード≫
そしてスノーボード。
カヤックとか、こっそり一人で楽しむ遊びじゃなくて、、
もっと家族一緒に楽しめるレジャーを!!との家族の強い要望により、先週の土曜日、行ってまいりました。

そこでやってきたのは、妻の実家から30分のアップかんなべ。
初心者向けのコースですが、子どもたちにはちょうど良い
私以外はスキー。私だけスノボ。
とはいえスノーボード・・・こちらも私は10年以上やってません。。
そもそもトータル3、4回?くらいしかやったことないんですが、ウインドサーフィンやサーフィン等板系のスポーツをやってた身としては、ある程度はちゃんとできないと、というところです。

カビの生えたボードとはいえ、久々にこの感覚、サイコーっすわ!
やっぱり板系スポーツ共通の、
エッジをかけて波や雪を切り裂いて進んでく感覚、、
これはまさに、この世で最もラジカルなフィッシングカヤック、デスペラードの乗り味にも通じるものがあります。
道具系スポーツはスピードに乗ってかっ飛んでる瞬間、怖いくらいが一番楽しい。
恐怖心を超えた先にある高揚感
アドレナリン出るわー
と思ってたら、

小3の長女が初スキーで、なーんも教えてないのに、いきなり中級コースでバリバリ滑れてるし・・・(写真ではコケてるけど)
やっぱり生まれながらに「持ってる」奴はいるもんです。
スノボだけじゃなくて、スキーもガンバらないとな、と娘の姿を見て燃えました(笑
≪もういっちょ・デスペラード≫
最後にカヤックネタを。
スノボ行ったあくる日の日曜日、、
一路海へと向かう。
そうです。
ちゃんとカヤックも持ってきてますよ!

※極寒の中スノーボードとカヤックを混載した、頭のおかしい人の車の図
とはいえ当日の予報は10〜14メートル。波は2メートル以上。
到底浮けない予報、というか、確実に死亡するので、いかに狂った人でも海に出てはいけません

しかし!
某地方には、いかに沖で暴風が吹き荒れようとも、いついかなる時も平水面、という奇跡の港、ガンダーラがあるという・・・。(嘘)
今回の目的は、前回苦戦した魚探周辺の問題克服。
新しい艤装の具合を試すべく
ガンダーラはわずか水深10メートル足らずのため、釣りは諦め、静かな湾内で前回引き出せなかったデスペラードの性能試験を行いたいと思います!
今回のテーマは「考えの転換」
愛艇がプロ2タンデムからデスペラードに変わって、
そのあまりのポテンシャルの高さに、
自分のカヤックフィッシングのスタイル自体も大きく変化する予感。。
まずは新艇に慣れ、新しい可能性を模索したいと思います。

さすがガンダーラ。やっぱりここだけは寂滅しております。
地元の方にスロープを使っても良いことを確認。(良きカヤッカーたるには勝手にスロープ使っちゃなりませぬ)

そこで試したいのはこれ。
デスペラードはデッキの真ん中の竜骨?みたいな隆起にスコッティマウントをボルトオンし、魚探を設置するのがセオリー。ネットで調べるとたいがいはその方式です。
ただ、私は艇にできる限り穴をあけたくないので(失敗するかもしれんし)、色々考えました。
色々考えて、グルグル回って・・・
結局、、HONDEXの魚探ケースにマッドフロッグギアのコマンダーダッシュボードの足を履かせる、という超シンプルな形に落ち着きました。

竜骨?を挟んでるだけですが、動きません。
一応何とかなりそうです・・・

魚探の艤装を変更したおかげで、前回悩まされた左足とダッシュボードの干渉によるギクシャク感が払拭され、めちゃ漕ぎやすい!(右脚のタモの位置がイマイチだけど)
「ちょいと右脚がギクシャクするがァァァァ 俺のカラダは 修理は完了ォォォォォ」
さすがのデスペラード、バッドコンディションでも7km/時以上は楽に出ます。
でも調子に乗ってはいけません。(汗
湾内なので波はないとはいえ、たまーに10メートル超のブローが単発で入ってきます。(コワ)
体験したことのない強烈な風。まさかの風沈だけは・・・
とビクビクしながら、湾内を駆け回ります。
ただ、、パワーに物を言わせてゴリゴリ漕いでも、8km/時までくらいしか出ません。
楽に7km/時出せるポテンシャルがあるなら、ガツガツ漕いだら10km/時くらい出そうなんですが、なぜか出ません。。
漕いだ分しか進まず、漕ぐのをやめるとすぐに止まってしまうプロ2タンデム。
一旦スピードに乗りさえすれば、スルスル滑るように進むデスペラード。
やはりデスペラードは、速度と進路を維持する感じで、力まずスマートに漕いだ方が吉なようです。
しかしあきらめ悪くモリ漕ぎで10km/時を目指すものの、やっぱり出ないのは少しがっかり。
やっぱり足漕ぎやゴムボートより速い、ストロングマンカヤックを目指すのは無理やな・・・
とはいえ・・・今回一番驚いたのは・・・向かい風の中でのデスペラードの性能
爆風の中突き進んでも、5km/時以下には絶対になりません。これは驚異的。
むしろ向かい風の方が得意なのかも。
天候が悪化した時に素早く安全な場所に離脱できるという、うたい文句には偽りなしのようです。
・・・・反面、くるくる回る風見鶏現象が弱点として指摘されるデスペラード。
たしかに前回、悩まされました。
しかし、ラダーが必要かと思われたこの現象も、今回の試乗結果によれば、
とりわけ私にとっては問題なし、でした。
というのも、今回のテーマ「考えの転換」をすれば・・・・
すぐに風上を向いてしまう ⇒ つまり方向転換が容易
要は、今までのポリ艇の考え方を転換すれば良いと判明。
慣れてくると、エッジを効かせつつスイープストローク一発で一気に方向を変えることもできるようになりました。
うまくウネリを使ったりすればさらに簡単に曲がります。
このあたり、板系スポーツの経験が活きるところ。
さすがハイエンドフィッシングカヤックなり・・・
ただ・・・ポリ艇のような安定感を求めるならば、ラダーが必須かも。
ともあれ私の場合はデスペラードの軽快さ、自在感がめちゃ楽しく感じたので、、
ちょっと荒削りな感じのままで今はいいかな!と思いました。
釣りはできんかったけど・・・カヤックフィッシング最高!
次はいつ浮けるか分かりませんが、(汗)いよいよデスペラードが愛しく、頼もしくなってきました!
楽しみです!

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皆さんいかがお過ごしでしょうか
私は近頃、海の方の状況がままならないのもありますが、、
やはり家庭規模における気候変動の方がよりおもに影響し、
平日にもぜんぜん浮けてません!
こういう時カヤックアングラーの皆さんはアシストフック作ったり、新しいタックル揃えたりで発散OR散財するんだろうな〜とは思いつつも、、
昨年末にデスペラードも買ったうえ、
なおさら住宅ローンに苦しむ私には、散らすものもなし!
このまま腐っていても仕方ないので、
このまま可及的すみやかにオッサン化していくであろう肉体を覚醒させるべく、
体を動かしてアクティブに発散することにしました。
そこで、、最近の私の『もう一度始めました』ものがたり3部作、行きます!
≪一本目・ウエイトトレーニング≫

大学の部活ではナチュラル派を標榜しつつ、あえて避けていたウエイトトレーニング。
しかし就職後、7年ほど前に、一時ハマりました。
というのも仕事場に偶然簡単なトレーニングルームがあったので、昼休みに興味本位で始めたところ、凝り性の私は見事にハマる。
元来筋肉がつきやすい体質なため、みるみる記録が伸び、、半年くらいでベンチプレスの自己ベスト105kgを達成。。
デッドリフトも150kgは行けたかな・・・
自己満足的ではありますが、ウエイトはスポーツにもかなり有効なハズと言い聞かせ・・・。
ハズ、でしたが・・・
私の場合は例外。
番長清原よろしく、ウエイトトレーニングのせいで筋肉バランスを崩し、かえって怪我などしやすくなってしまい、ウエイトは自分には向いていないと判断し、ワーク・アウト。(意味違うけど)辞めました。
唯一役に立ったと言えば、分厚い胸筋が緩衝材となり、サッカーの胸トラップがうまくなったくらいでしょうか。あとはソフトボールの打撃、飛距離が段違いになったかな・・・
それだけか!
ていうか、ベンチプレスとか、活かせるスポーツあんまりないっすよね・・・
そして、先日、7年ぶりにバーベルを上げてみると・・・
自己ベストは80kgまで下落してました。(汗
まあベンチプレスはご愛嬌で、やっぱり体幹トレーニング中心で。。
ここから再び登っていきますよ!
≪二本目・ランニング≫
こちらも、今は走ると言えば週に一回のサッカーくらい。
かなり激しいインターバル走ではありますが、長距離走ではないし、週一くらいではゼンゼン痩せません!
というわけで、夜は子どもの世話で家を出れないため、仕事の昼休みの時間のランニングを再開することにしました。

とはいえ休み時間なので、たった20分ほどしか走れないのですが、私の住む場所は丘陵地で高低差があるため、結構負荷がキツイ。
最後に50メートルダッシュを数本やって、体のキレを維持。
職場と家が近いので、シャワー後に昼飯を食って職場へ、という強行メニューで頑張ってます!
≪三本目・スノーボード≫
そしてスノーボード。
カヤックとか、こっそり一人で楽しむ遊びじゃなくて、、
もっと家族一緒に楽しめるレジャーを!!との家族の強い要望により、先週の土曜日、行ってまいりました。

そこでやってきたのは、妻の実家から30分のアップかんなべ。
初心者向けのコースですが、子どもたちにはちょうど良い
私以外はスキー。私だけスノボ。
とはいえスノーボード・・・こちらも私は10年以上やってません。。
そもそもトータル3、4回?くらいしかやったことないんですが、ウインドサーフィンやサーフィン等板系のスポーツをやってた身としては、ある程度はちゃんとできないと、というところです。
カビの生えたボードとはいえ、久々にこの感覚、サイコーっすわ!
やっぱり板系スポーツ共通の、
エッジをかけて波や雪を切り裂いて進んでく感覚、、
これはまさに、この世で最もラジカルなフィッシングカヤック、デスペラードの乗り味にも通じるものがあります。
道具系スポーツはスピードに乗ってかっ飛んでる瞬間、怖いくらいが一番楽しい。
恐怖心を超えた先にある高揚感
アドレナリン出るわー
と思ってたら、
小3の長女が初スキーで、なーんも教えてないのに、いきなり中級コースでバリバリ滑れてるし・・・(写真ではコケてるけど)
やっぱり生まれながらに「持ってる」奴はいるもんです。
スノボだけじゃなくて、スキーもガンバらないとな、と娘の姿を見て燃えました(笑
≪もういっちょ・デスペラード≫
最後にカヤックネタを。
スノボ行ったあくる日の日曜日、、
一路海へと向かう。
そうです。
ちゃんとカヤックも持ってきてますよ!
※極寒の中スノーボードとカヤックを混載した、頭のおかしい人の車の図
とはいえ当日の予報は10〜14メートル。波は2メートル以上。
到底浮けない予報、というか、確実に死亡するので、いかに狂った人でも海に出てはいけません
しかし!
某地方には、いかに沖で暴風が吹き荒れようとも、いついかなる時も平水面、という奇跡の港、ガンダーラがあるという・・・。(嘘)
今回の目的は、前回苦戦した魚探周辺の問題克服。
新しい艤装の具合を試すべく
ガンダーラはわずか水深10メートル足らずのため、釣りは諦め、静かな湾内で前回引き出せなかったデスペラードの性能試験を行いたいと思います!
今回のテーマは「考えの転換」
愛艇がプロ2タンデムからデスペラードに変わって、
そのあまりのポテンシャルの高さに、
自分のカヤックフィッシングのスタイル自体も大きく変化する予感。。
まずは新艇に慣れ、新しい可能性を模索したいと思います。
さすがガンダーラ。やっぱりここだけは寂滅しております。
地元の方にスロープを使っても良いことを確認。(良きカヤッカーたるには勝手にスロープ使っちゃなりませぬ)
そこで試したいのはこれ。
デスペラードはデッキの真ん中の竜骨?みたいな隆起にスコッティマウントをボルトオンし、魚探を設置するのがセオリー。ネットで調べるとたいがいはその方式です。
ただ、私は艇にできる限り穴をあけたくないので(失敗するかもしれんし)、色々考えました。
色々考えて、グルグル回って・・・
結局、、HONDEXの魚探ケースにマッドフロッグギアのコマンダーダッシュボードの足を履かせる、という超シンプルな形に落ち着きました。
竜骨?を挟んでるだけですが、動きません。
一応何とかなりそうです・・・
魚探の艤装を変更したおかげで、前回悩まされた左足とダッシュボードの干渉によるギクシャク感が払拭され、めちゃ漕ぎやすい!(右脚のタモの位置がイマイチだけど)
「ちょいと右脚がギクシャクするがァァァァ 俺のカラダは 修理は完了ォォォォォ」
さすがのデスペラード、バッドコンディションでも7km/時以上は楽に出ます。
でも調子に乗ってはいけません。(汗
湾内なので波はないとはいえ、たまーに10メートル超のブローが単発で入ってきます。(コワ)
体験したことのない強烈な風。まさかの風沈だけは・・・
とビクビクしながら、湾内を駆け回ります。
ただ、、パワーに物を言わせてゴリゴリ漕いでも、8km/時までくらいしか出ません。
楽に7km/時出せるポテンシャルがあるなら、ガツガツ漕いだら10km/時くらい出そうなんですが、なぜか出ません。。
漕いだ分しか進まず、漕ぐのをやめるとすぐに止まってしまうプロ2タンデム。
一旦スピードに乗りさえすれば、スルスル滑るように進むデスペラード。
やはりデスペラードは、速度と進路を維持する感じで、力まずスマートに漕いだ方が吉なようです。
しかしあきらめ悪くモリ漕ぎで10km/時を目指すものの、やっぱり出ないのは少しがっかり。
やっぱり足漕ぎやゴムボートより速い、ストロングマンカヤックを目指すのは無理やな・・・
とはいえ・・・今回一番驚いたのは・・・向かい風の中でのデスペラードの性能
爆風の中突き進んでも、5km/時以下には絶対になりません。これは驚異的。
むしろ向かい風の方が得意なのかも。
天候が悪化した時に素早く安全な場所に離脱できるという、うたい文句には偽りなしのようです。
・・・・反面、くるくる回る風見鶏現象が弱点として指摘されるデスペラード。
たしかに前回、悩まされました。
しかし、ラダーが必要かと思われたこの現象も、今回の試乗結果によれば、
とりわけ私にとっては問題なし、でした。
というのも、今回のテーマ「考えの転換」をすれば・・・・
すぐに風上を向いてしまう ⇒ つまり方向転換が容易
要は、今までのポリ艇の考え方を転換すれば良いと判明。
慣れてくると、エッジを効かせつつスイープストローク一発で一気に方向を変えることもできるようになりました。
うまくウネリを使ったりすればさらに簡単に曲がります。
このあたり、板系スポーツの経験が活きるところ。
さすがハイエンドフィッシングカヤックなり・・・
ただ・・・ポリ艇のような安定感を求めるならば、ラダーが必須かも。
ともあれ私の場合はデスペラードの軽快さ、自在感がめちゃ楽しく感じたので、、
ちょっと荒削りな感じのままで今はいいかな!と思いました。
釣りはできんかったけど・・・カヤックフィッシング最高!
次はいつ浮けるか分かりませんが、(汗)いよいよデスペラードが愛しく、頼もしくなってきました!
楽しみです!

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