2016年11月17日
金盞香(きんせんかさく)KF 19th 大鯛×2 ~ 好み ~
立冬も末候へ。

消雪設備の点検が始まりました。
ハイシーズンに浮けなかった時間を取り戻すために、
今回もまた、目先を変えて、半年ぶりのポイントへ。

わたの原へと、海人の釣り船は進みます。
今日の狙いは、前回同様、あくまで青物。
しかし
この時間帯にこのポイントで狙うべきターゲットは他にあります。
どうやら、魚っ気はありそうですが、
色んなパターンを試すも、反応を得られません・・・

ジギングで 駄目と言うから タイラバで
ボウズ逃れて むなしさつのる (うじのぐっさん 1976- )
お守りにと佩くことを辞められない脇差に、今日も助けられる私。
やっぱり思い切って神棚に仕舞うところから始めないといけないのだろうか。
というわけで、
先に出られたボーターさんに追いつき、熱っぽい語りから現況を聞くと、
早朝から60upの真鯛が釣れたらしい。
また、大鯛に針を折られたとも。
大鯛、の響きには昔のようにはには心ときめかない錆びた心も、
釣れている人が確かにいるのに、私は釣れない、そのGAPには、
そう、その理由を探すプロセスには、
昔以上に心をひかれます
こちら、ジギングではアタリすらない、
爽快なばかりの力の差!
でも、何か嬉しく
これが、釣りを辞められない理由でもあります
さて、
そもそもこの時間帯でこのポイントに、その獲物
てことは、遠く離れたこの地にも奴が回遊しているのか・・・
水深の固定観念を捨てて、潮の動きのよいポイントへ漕ぎ上がる。
思いきってジグもチェンジ。
すると・・・
10数メートル巻き上げ、ベイトの影を越えたところで、ジグを引っ手繰られた。
ん?
この鈍いアタリは、太いトルクを伝え、ギョタイの大きさを物語る。
一進一退の攻防を経て、

本当に、いたわ・・・
しかし、デカすぎる
浅場にベイトが偏っていて、それらを奴らの群れが追っている、前回同様今日もそんなイレギュラーな状況のようですが、
このポイントでの大鯛は経験なく
しかも20km以上離れているし、これって、広域の話なのか?って感じです。
とは言え、
あくまで今日の狙いは青物だったことを思い出し、、沖へと進みます。
が、1kmほど沖へ漕ぐも、青物は全くお留守。
ベイトも霧散
すごすごと退散。
感覚的にはお留守は継続なはずなんですけども、
帰りに小さな反応を見つけて誘うと、
ドン!
サイズの割にめちゃ引く!
というと、海の中見えてんのかい、って思いますが、
重さ=大きさ≒トルク
速さ=馬力
の違いを竿から聞くってところでしょうか。
実際にはごちゃまぜに体を通り過ぎていく情報なものの
ドラグ(ガチ)を走らせるだけの重さ、トルクはないが、馬力はあり、止めるには抵抗はめっぽう大きい。
なんだなんだ・・・

正体は、これでもかというくらいパンパンのメジロでした。
このコンディションなら、鰤並に脂が乗ってそうなんで、大事に捕獲。
そうこうしているうちに、はや帰着時間に近づき、
帰りながら打って行きます。
そもそも釣果のためだけなら浅場にとどまるべきだったんですが、
久しぶりのポイントで、自分を納得させ、言い聞かせるための、沖出でした。
そして帰り。
浅場で、朝とまったく似た状況に遭遇。
やはり、まだ回っているのか⁉
するとやはりフォールで、
ガツーン。
ロッドが海面に突き刺さります。

さっきよりさらにデカい・・・
どうなってるんだ一体・・・
これ以上大鯛釣ってもクーラー入らないため、他魚種をお願いします・・・
願いが通じたのかその後、良型のシーバスを掛けるも、
姿が見えた瞬間の反転でフックアウト。
エラアライなんかいう熱いもんではなく、本当にサラッと、バレました(涙
とかくシーバスとは縁がない。。
というわけで、
健全に11時で浜バックとなりました。

一見釣れているように見えますし、
マダイに絞ったらいくらでもって展開だったのも確か。
しかしながら全然テクニカルなところで差が付く展開ではなかったので、
毎回のことながら、これは運以外の何物でもありません!
こういう日を、良かったなんて思い出にしてしまうと、けして本質的には上手くはなれないもんだ!そうだよ!(と言い聞かせる)
最後のシーバスが獲れてたら、満足度も上がったのですが・・・
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!
消雪設備の点検が始まりました。
ハイシーズンに浮けなかった時間を取り戻すために、
今回もまた、目先を変えて、半年ぶりのポイントへ。
わたの原へと、海人の釣り船は進みます。
今日の狙いは、前回同様、あくまで青物。
しかし
この時間帯にこのポイントで狙うべきターゲットは他にあります。
どうやら、魚っ気はありそうですが、
色んなパターンを試すも、反応を得られません・・・
ジギングで 駄目と言うから タイラバで
ボウズ逃れて むなしさつのる (うじのぐっさん 1976- )
お守りにと佩くことを辞められない脇差に、今日も助けられる私。
やっぱり思い切って神棚に仕舞うところから始めないといけないのだろうか。
というわけで、
先に出られたボーターさんに追いつき、熱っぽい語りから現況を聞くと、
早朝から60upの真鯛が釣れたらしい。
また、大鯛に針を折られたとも。
大鯛、の響きには昔のようにはには心ときめかない錆びた心も、
釣れている人が確かにいるのに、私は釣れない、そのGAPには、
そう、その理由を探すプロセスには、
昔以上に心をひかれます
こちら、ジギングではアタリすらない、
爽快なばかりの力の差!
でも、何か嬉しく
これが、釣りを辞められない理由でもあります
さて、
そもそもこの時間帯でこのポイントに、その獲物
てことは、遠く離れたこの地にも奴が回遊しているのか・・・
水深の固定観念を捨てて、潮の動きのよいポイントへ漕ぎ上がる。
思いきってジグもチェンジ。
すると・・・
10数メートル巻き上げ、ベイトの影を越えたところで、ジグを引っ手繰られた。
ん?
この鈍いアタリは、太いトルクを伝え、ギョタイの大きさを物語る。
一進一退の攻防を経て、
本当に、いたわ・・・
しかし、デカすぎる
浅場にベイトが偏っていて、それらを奴らの群れが追っている、前回同様今日もそんなイレギュラーな状況のようですが、
このポイントでの大鯛は経験なく
しかも20km以上離れているし、これって、広域の話なのか?って感じです。
とは言え、
あくまで今日の狙いは青物だったことを思い出し、、沖へと進みます。
が、1kmほど沖へ漕ぐも、青物は全くお留守。
ベイトも霧散
すごすごと退散。
感覚的にはお留守は継続なはずなんですけども、
帰りに小さな反応を見つけて誘うと、
ドン!
サイズの割にめちゃ引く!
というと、海の中見えてんのかい、って思いますが、
重さ=大きさ≒トルク
速さ=馬力
の違いを竿から聞くってところでしょうか。
実際にはごちゃまぜに体を通り過ぎていく情報なものの
ドラグ(ガチ)を走らせるだけの重さ、トルクはないが、馬力はあり、止めるには抵抗はめっぽう大きい。
なんだなんだ・・・
正体は、これでもかというくらいパンパンのメジロでした。
このコンディションなら、鰤並に脂が乗ってそうなんで、大事に捕獲。
そうこうしているうちに、はや帰着時間に近づき、
帰りながら打って行きます。
そもそも釣果のためだけなら浅場にとどまるべきだったんですが、
久しぶりのポイントで、自分を納得させ、言い聞かせるための、沖出でした。
そして帰り。
浅場で、朝とまったく似た状況に遭遇。
やはり、まだ回っているのか⁉
するとやはりフォールで、
ガツーン。
ロッドが海面に突き刺さります。
さっきよりさらにデカい・・・
どうなってるんだ一体・・・
これ以上大鯛釣ってもクーラー入らないため、他魚種をお願いします・・・
願いが通じたのかその後、良型のシーバスを掛けるも、
姿が見えた瞬間の反転でフックアウト。
エラアライなんかいう熱いもんではなく、本当にサラッと、バレました(涙
とかくシーバスとは縁がない。。
というわけで、
健全に11時で浜バックとなりました。
一見釣れているように見えますし、
マダイに絞ったらいくらでもって展開だったのも確か。
しかしながら全然テクニカルなところで差が付く展開ではなかったので、
毎回のことながら、これは運以外の何物でもありません!
こういう日を、良かったなんて思い出にしてしまうと、けして本質的には上手くはなれないもんだ!そうだよ!(と言い聞かせる)
最後のシーバスが獲れてたら、満足度も上がったのですが・・・
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!
2016年06月28日
菖蒲華(あやめはなさく)KF 11st 七杢 ~ 和をなす ~
カヤックフィッシング自分史において、
昨年1月以来の試練が、迫りつつあります。
細君の時短勤務が来月で終了し、
私の家事負担はさらに増大。
これからいよいよ海への道のりはとおくなります。
初夏の日差しと共に、、その時が迫ってまいりました。

さて、月曜。
梅雨には珍しい気圧配置。
GPV、海快晴共に0~1メートルの予報。
残り少ないチャンス
そんな戦々恐々とする気配を察してか
細君の特赦が出たので行ってまいりました。

この時期には珍しく、朝の冷え込みは深い。
これもかりそめに訪れた高気圧の影響か。
ところで、
一見カヤックフィッシング日和に見える今日も、
一つの懸念材料があります。
広域の予報を見ると、波が1.1メートルと高い。
沖に出るカヤックフィッシングでは、広域の予報にも注意が必要です。
ただ、1.1メートルを頂点に時間と共に波高が急落する予報なので
自分的に可と判断しましたが、、
終日このままなら出ない波であるのも確か。

わたの原へ。
思ったより波はありませんが、やはり昨晩からの居残り系のウネリが入ってきます。
注意しつつ、進みます。
さて、今日の狙いは、真鯛 &
前回に引き続き青物以外の美味しい魚を狙います
また、
今年はイカが調子良いとのことで、
今回はこちらもできれば狙いたい
と、専用ではないが有り合せのモドキ装備で臨む。

が、早朝、
うっすら白い静けさが、黒で破られることはありませんでした。
そもそもティップランすら経験ないような自分が
なんとなしのイカメタルもどきで便乗できるほど甘くはなかった。。
きっかけすら掴めず、終了。

と言いますか、今日は潮が相当な速さです。
ほぼ無風の中、1.2~1.6kmでカヤックが横滑っていきます。
今日は確か小潮ではないのか?
この局地的に河川のように流れる潮が、イカには良くないのかも知れません。
オマケに巨大ゆりかごのようなウネリ
しかも釣れないし、
気持ち悪くなってきました。
自分は船酔いに強くもなく、弱くもないアングラーだと自認してますが、
吐いたことがなかったのも確か。
が、人生初リバース。
カヤック前は飲み食いしないので、お引出しされた預金はなかったものの
空でも吐いたらちょっと元気になってきました。
こんなダッシュ潮の日は嫌な思い出がよぎるのですが、
魚の活性はすこぶる高いようで、
ご機嫌伺いの一投で
なぜかいきなりラインを引きずり出す魚がヒット。
ほろ酔いも一気に覚める。
先週のリベンジのチャンス!
テンションを抜かないように気を付けつつ

上がってきたのは、70UPのデカ真鯛。
ただ、先々週とは違い、
オスの、、ビジュアルがかなり良くない系のマダイです・・・
見てくれのせいではありませんが、
真鯛を〆ていたら
再び気持ち悪くなってきました(汗
この一匹
ただ運が良かった と、
肌で感じる。
というのも、
きっとこれは再現性のないヒットだから。
これで喜んでいては、上手くなれない!
やはり、
沈黙が続きます。

反応パターンから
相当ベイトが小さいな、と思ったら、
意外にも

なぜだ!
根魚だし、マイノリティのベイトを食らっているのかも
多数派はこれではないな・・・
と、相変わらず胸先
もわんもわんしながら
漕ぎ進みます。
試しにタイラバやってみても・・・

こんなのしか釣れず、ジギングにリバース。
潮に流されたので、戻る。
すると、
思った通りのポイント、時間帯で
かなりの大物がヒット!
真鯛のサイズアップと信じるも・・・

意外にも50cm、一番美味しいサイズの真鯛。
めちゃめちゃ引いたけど、
原因はこれでした。

凧揚げ状態。
しかし・・・この辺のサイズが一番ウマい!
もちろん全部ウマ~い中での高いレベルのです
釣り人の贅沢ですけどね・・・
さて、ここから連発するはずの真鯛。
何故か今日は釣れません。

良型の、精悍なマハタ。
これは嬉しい!

アコウ。

カサゴ。うっかり系
ここからホウボウのラッシュ

個人的に真鯛に一番近い引きの
演出家

もういっちょ

しかし、こんなに活性の高い日もない!
ここいらにいる全ての根魚の目が、
上を向いているのではないか、
そんな一日でした。
この潮でこの時間帯、真鯛は出るハズないぞ、と思ったら・・・

お初のチダイでした。

根魚は真鯛ほど潮に影響されないものの
普通は、良い時間帯を過ぎると
根魚の活性もだんだんと落ちるものなのですが、

昼に近づいても、
狙えばいくらでも釣れそうな予感。
こんな日もあるんだ~と

とにかく奇妙な一日でした。
そして、いつもの11時前。
子どもたちのため、健全に撤収。

イカは糸口すら掴ませてもらえませんでしたが、
一日楽しませてもらったことに、妻に、海に、感謝。
次はそろそろ娘と。
カヤックフィッシング最高!

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昨年1月以来の試練が、迫りつつあります。
細君の時短勤務が来月で終了し、
私の家事負担はさらに増大。
これからいよいよ海への道のりはとおくなります。
初夏の日差しと共に、、その時が迫ってまいりました。

さて、月曜。
梅雨には珍しい気圧配置。
GPV、海快晴共に0~1メートルの予報。
残り少ないチャンス
そんな戦々恐々とする気配を察してか
細君の特赦が出たので行ってまいりました。
この時期には珍しく、朝の冷え込みは深い。
これもかりそめに訪れた高気圧の影響か。
ところで、
一見カヤックフィッシング日和に見える今日も、
一つの懸念材料があります。
広域の予報を見ると、波が1.1メートルと高い。
沖に出るカヤックフィッシングでは、広域の予報にも注意が必要です。
ただ、1.1メートルを頂点に時間と共に波高が急落する予報なので
自分的に可と判断しましたが、、
終日このままなら出ない波であるのも確か。
わたの原へ。
思ったより波はありませんが、やはり昨晩からの居残り系のウネリが入ってきます。
注意しつつ、進みます。
さて、今日の狙いは、真鯛 &
前回に引き続き青物以外の美味しい魚を狙います
また、
今年はイカが調子良いとのことで、
今回はこちらもできれば狙いたい
と、専用ではないが有り合せのモドキ装備で臨む。
が、早朝、
うっすら白い静けさが、黒で破られることはありませんでした。
そもそもティップランすら経験ないような自分が
なんとなしのイカメタルもどきで便乗できるほど甘くはなかった。。
きっかけすら掴めず、終了。
と言いますか、今日は潮が相当な速さです。
ほぼ無風の中、1.2~1.6kmでカヤックが横滑っていきます。
今日は確か小潮ではないのか?
この局地的に河川のように流れる潮が、イカには良くないのかも知れません。
オマケに巨大ゆりかごのようなウネリ
しかも釣れないし、
気持ち悪くなってきました。
自分は船酔いに強くもなく、弱くもないアングラーだと自認してますが、
吐いたことがなかったのも確か。
が、人生初リバース。
カヤック前は飲み食いしないので、お引出しされた預金はなかったものの
空でも吐いたらちょっと元気になってきました。
こんなダッシュ潮の日は嫌な思い出がよぎるのですが、
魚の活性はすこぶる高いようで、
ご機嫌伺いの一投で
なぜかいきなりラインを引きずり出す魚がヒット。
ほろ酔いも一気に覚める。
先週のリベンジのチャンス!
テンションを抜かないように気を付けつつ
上がってきたのは、70UPのデカ真鯛。
ただ、先々週とは違い、
オスの、、ビジュアルがかなり良くない系のマダイです・・・
見てくれのせいではありませんが、
真鯛を〆ていたら
再び気持ち悪くなってきました(汗
この一匹
ただ運が良かった と、
肌で感じる。
というのも、
きっとこれは再現性のないヒットだから。
これで喜んでいては、上手くなれない!
やはり、
沈黙が続きます。
反応パターンから
相当ベイトが小さいな、と思ったら、
意外にも
なぜだ!
根魚だし、マイノリティのベイトを食らっているのかも
多数派はこれではないな・・・
と、相変わらず胸先
もわんもわんしながら
漕ぎ進みます。
試しにタイラバやってみても・・・
こんなのしか釣れず、ジギングにリバース。
潮に流されたので、戻る。
すると、
思った通りのポイント、時間帯で
かなりの大物がヒット!
真鯛のサイズアップと信じるも・・・
意外にも50cm、一番美味しいサイズの真鯛。
めちゃめちゃ引いたけど、
原因はこれでした。
凧揚げ状態。
しかし・・・この辺のサイズが一番ウマい!
もちろん全部ウマ~い中での高いレベルのです
釣り人の贅沢ですけどね・・・
さて、ここから連発するはずの真鯛。
何故か今日は釣れません。
良型の、精悍なマハタ。
これは嬉しい!
アコウ。
カサゴ。うっかり系
ここからホウボウのラッシュ
個人的に真鯛に一番近い引きの
演出家
もういっちょ
しかし、こんなに活性の高い日もない!
ここいらにいる全ての根魚の目が、
上を向いているのではないか、
そんな一日でした。
この潮でこの時間帯、真鯛は出るハズないぞ、と思ったら・・・
お初のチダイでした。
根魚は真鯛ほど潮に影響されないものの
普通は、良い時間帯を過ぎると
根魚の活性もだんだんと落ちるものなのですが、
昼に近づいても、
狙えばいくらでも釣れそうな予感。
こんな日もあるんだ~と
とにかく奇妙な一日でした。
そして、いつもの11時前。
子どもたちのため、健全に撤収。
イカは糸口すら掴ませてもらえませんでしたが、
一日楽しませてもらったことに、妻に、海に、感謝。
次はそろそろ娘と。
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2016年06月03日
麦秋至(むぎのときいたる)KF 9th ジギング的タイラバ ~ 自分を知る ~
仕事や実家の手伝い、子育てに日々忙殺されていましたが、
細君の許しが出たので、海の声を聞きにやって来ました。
峠を越えると、もう6月というのに、
電光板の表示は9℃。
思わずセンターコンソールの暖房に手が伸びるほどの冷え込み。
さて、今日の天気図はこのような風情。

※日本気象協会のHPより。(著作権法上の部分引用)
列島に高気圧が広がり、理想的な気圧配置。
ただ、少しだけ気をつけないといけないことがあります。
出艇地付近に等圧線はないものの、同じ気圧の範囲(中央の(高)の楕円のサイズ)がやや狭い。
どうやら高気圧の勢力が少し弱いようです。
こういう時はベタ凪ではなく、微風~中風以上吹く可能性にも留意しなければなりません。
ただ、日中の天気図はこのような感じ。

時間と共に高気圧の勢力が強まる予報です。
昼までに、完全にベタ。
そして、GPV、海快晴共に風速0~3メートルの予報。
まず間違いなくゆっくり釣りができるはず、ということでやってまいりました。

予想通り、少しだけ風があります。
認識旗が時折はためく程度。
さて、今回、
無類の真鯛好きの父から、鯛食いたいの依頼を受け、
ターゲットはマダイ一本に絞った!
やはり、人に喜ばれて、またあれが食いたい、って言われるのが一番モチベーションが上がりますね!
というか、前回の鰤がステータス異常だったので、パラサイト青物はもういいかなとも…
・・・・・・・・・・・・・・
が・・・・・・今日の一大珍事。
タモ・・・忘れた。
・・・前向きに考えよう!
真鯛のブッコ抜き、行きますよ!
さて、夜明けの陸風にまかせて、ドテラ流しで探っていきます。
が…潮は効いているようですが、全く当たりません。。
で、一時間経過。
早々にジグもどんどんチェンジして、
どんどん低活性対応なラインナップへ堕ちていく私である。
ため息をつきながら、下向いてジグを交換する瞬間が一番哀しい。
そして、これで釣れなきゃ、って噂のTGベイト、緑金で、

なぜかアコウ。
僕にはタイなんか釣れませんから!!
ベイト反応十分なのにダメだった、、前回の嫌な記憶が蘇ります。
ジグにもアタリはあるものの、なぜか、
かりそめのファイトの後、バレる、の繰り返し。
はて、このショートバイトな感じ、ベイトはアレなのか?との山立てで
思い切って、2年ぶりのインチクを投下。
すると、
ベイトの真上過ぎたあたりで、ズドン!
お!今日はこれが答えなのか…
動かん… これはデカい。
と思ったら、やはり、、
ぬか喜びかりそめファイトののち、ドロンと途中下車↓
ガーン。
今日は何も釣れる気がせん…
そう、今日は、乗らない日、だからだよ。(悪魔の囁き)
開始2時間で、
本日のカス、を覚悟。
しかし、(考える)
本日、どうやら、先日同様○○パターンの可能性が濃厚。
反応を返してくれるジグ、ヒットパターンから、の妄想の海の中に過ぎないのだけれども。
インチクでも乗せられないとなると、、あれっすね。
押忍
そして、良い潮&ベイトという鉄板ポイントを発見。
葛藤もあるけれど、、これ以上のさばらせておくわけにもいかないので、タングステン徹甲弾を投下。
やはり、、一発で来た!
なぜか懐かしい、この感じ。
が、ボトムから動かん!
大物には違いないす!
まず剥がしてから、のファイト開始で、
潜る潜る。
ライン出す出す。
これはきっとタイラバでブルーランナー、という残念な結論だなとばかり考えたが、、
結末は、意外にも
巨大な泡がボコーン

80upのメスの真鯛。
タモがないので、ランディングもヒヤヒヤ・・・

デカマダイ=ルックス悪い
の常識を覆す、綺麗な魚体だ!
そして、こんなに水面まで引いた真鯛は、知らん!
これも今までとは違う。
何か、今日は、何かありますね!
・・・このデータを次に活かさねば!
で、

マダイ、45くらい。
タモがないから暴れる暴れる
魚探のスイッチまでもゴン!
画面マックラ
このへんで、今日のパターンを掴んだ!(妄想)

真鯛が、ありえないくらい上層に浮いてる!
…これ、タイラバゲームちゃうね。(夢想)

タイラバ使ったジギングやね。(奇想)

能動的に食わせるタイラバ、やっぱ、おもろいよね!(本当)

やがて、予想天気図の通り、凪に。
そして、
これまで数々の大鯛の骨を力づくで切ってきた
愛用の水産大久保鋏のハンドル軸(鉄)がポッキリ

で、沖上がりとなりました。
約6時間ほどの海上物語中、
たった1時間ほどの地合いでしたが、
今日は不思議なフシギな、パターンを見つけてしまったので、
とっても楽しい釣行となりました。

こんなに海が透き通って見える季節にもなりました!

マダイ82cm、45~52cm×4
腕のない自分は、あえなくジギングボーズを食らってしまいましたが
実家に鯛を持ってったら、父が自分のコトのように喜んでくれたのが、
一番うれしかった。
カヤックフィッシング最高!

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細君の許しが出たので、海の声を聞きにやって来ました。
峠を越えると、もう6月というのに、
電光板の表示は9℃。
思わずセンターコンソールの暖房に手が伸びるほどの冷え込み。
さて、今日の天気図はこのような風情。

※日本気象協会のHPより。(著作権法上の部分引用)
列島に高気圧が広がり、理想的な気圧配置。
ただ、少しだけ気をつけないといけないことがあります。
出艇地付近に等圧線はないものの、同じ気圧の範囲(中央の(高)の楕円のサイズ)がやや狭い。
どうやら高気圧の勢力が少し弱いようです。
こういう時はベタ凪ではなく、微風~中風以上吹く可能性にも留意しなければなりません。
ただ、日中の天気図はこのような感じ。

時間と共に高気圧の勢力が強まる予報です。
昼までに、完全にベタ。
そして、GPV、海快晴共に風速0~3メートルの予報。
まず間違いなくゆっくり釣りができるはず、ということでやってまいりました。
予想通り、少しだけ風があります。
認識旗が時折はためく程度。
さて、今回、
無類の真鯛好きの父から、鯛食いたいの依頼を受け、
ターゲットはマダイ一本に絞った!
やはり、人に喜ばれて、またあれが食いたい、って言われるのが一番モチベーションが上がりますね!
というか、前回の鰤がステータス異常だったので、パラサイト青物はもういいかなとも…
・・・・・・・・・・・・・・
が・・・・・・今日の一大珍事。
タモ・・・忘れた。
・・・前向きに考えよう!
真鯛のブッコ抜き、行きますよ!
さて、夜明けの陸風にまかせて、ドテラ流しで探っていきます。
が…潮は効いているようですが、全く当たりません。。
で、一時間経過。
早々にジグもどんどんチェンジして、
どんどん低活性対応なラインナップへ堕ちていく私である。
ため息をつきながら、下向いてジグを交換する瞬間が一番哀しい。
そして、これで釣れなきゃ、って噂のTGベイト、緑金で、
なぜかアコウ。
僕にはタイなんか釣れませんから!!
ベイト反応十分なのにダメだった、、前回の嫌な記憶が蘇ります。
ジグにもアタリはあるものの、なぜか、
かりそめのファイトの後、バレる、の繰り返し。
はて、このショートバイトな感じ、ベイトはアレなのか?との山立てで
思い切って、2年ぶりのインチクを投下。
すると、
ベイトの真上過ぎたあたりで、ズドン!
お!今日はこれが答えなのか…
動かん… これはデカい。
と思ったら、やはり、、
ぬか喜びかりそめファイトののち、ドロンと途中下車↓
ガーン。
今日は何も釣れる気がせん…
そう、今日は、乗らない日、だからだよ。(悪魔の囁き)
開始2時間で、
本日のカス、を覚悟。
しかし、(考える)
本日、どうやら、先日同様○○パターンの可能性が濃厚。
反応を返してくれるジグ、ヒットパターンから、の妄想の海の中に過ぎないのだけれども。
インチクでも乗せられないとなると、、あれっすね。
押忍
そして、良い潮&ベイトという鉄板ポイントを発見。
葛藤もあるけれど、、これ以上のさばらせておくわけにもいかないので、タングステン徹甲弾を投下。
やはり、、一発で来た!
なぜか懐かしい、この感じ。
が、ボトムから動かん!
大物には違いないす!
まず剥がしてから、のファイト開始で、
潜る潜る。
ライン出す出す。
これはきっとタイラバでブルーランナー、という残念な結論だなとばかり考えたが、、
結末は、意外にも
巨大な泡がボコーン
80upのメスの真鯛。
タモがないので、ランディングもヒヤヒヤ・・・
デカマダイ=ルックス悪い
の常識を覆す、綺麗な魚体だ!
そして、こんなに水面まで引いた真鯛は、知らん!
これも今までとは違う。
何か、今日は、何かありますね!
・・・このデータを次に活かさねば!
で、
マダイ、45くらい。
タモがないから暴れる暴れる
魚探のスイッチまでもゴン!
画面マックラ
このへんで、今日のパターンを掴んだ!(妄想)
真鯛が、ありえないくらい上層に浮いてる!
…これ、タイラバゲームちゃうね。(夢想)
タイラバ使ったジギングやね。(奇想)
能動的に食わせるタイラバ、やっぱ、おもろいよね!(本当)
やがて、予想天気図の通り、凪に。
そして、
これまで数々の大鯛の骨を力づくで切ってきた
愛用の水産大久保鋏のハンドル軸(鉄)がポッキリ
で、沖上がりとなりました。
約6時間ほどの海上物語中、
たった1時間ほどの地合いでしたが、
今日は不思議なフシギな、パターンを見つけてしまったので、
とっても楽しい釣行となりました。
こんなに海が透き通って見える季節にもなりました!
マダイ82cm、45~52cm×4
腕のない自分は、あえなくジギングボーズを食らってしまいましたが
実家に鯛を持ってったら、父が自分のコトのように喜んでくれたのが、
一番うれしかった。
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2016年05月02日
牡丹華(ぼたんはなさく)KF 7th 鰤、大鯛 ~ 研究 ~
ゴールデンウィーク。
おそらくは、この休暇の、最初で最後の海へ。
いつも、朝日が昇り切るのを合図に漕ぎ出だす紅の舟は、
ある感動に誘われ、
今日だけは、
早々に波間を縫ってゆくのだった。

そして、かすかな反応を見つけて、の一流し目。
ジグを丁寧に泳がせ、魚群をくぐらせて、答えを待つ。
経験上、この状況で食うことは、ほとんどない、
ただ魚の今日のご機嫌をうかがうための、
そんなありふれた一流し目。
が・・・思いのほか、いきなりジグはガッチリと何かに掴まれた。
んん?
ちょうどロッドから伝わる感覚は、
青物、それもおそらく、メジロくらいの魚信を知らせる。
面倒だから一気に巻き上げよう。
そう、この引きはきっと、今日おそらく最も出会うであろう、メジロなのだから。
だから、私のドラグはメジロ程度では壱㎜も出ないように、
一瞬で勝負が終わるようにしてあるのだ。
が、おおかたの思惑を裏切り、
固く締めたドラグがズルズルと滑り始める・・・・

この時期、各地でブリが挙がっており、3月のアントキよりはずっとチャンスがあるのでは?
と思ってましたが・・・黎明の鰤。
91cm、7.5kg
この時期にしては、まずまずのコンディションではないでしょうか。
開始早々、クーラーボックスは半開き。
が、まだ釣りは始まったばかり。

やがて、ナブラにつつまれる。
水面をうねる様子から、それはハマチなんぞではなく、大型のフィッシュイーターであることが伺われます。
さて、遅れましたが、今日のテーマは、「研究」
前回、情報をかえりみず、
気楽に浮けるところに行って、微妙な釣果だったため、
今回は素直に、自分的に最も熱いと思われる場所で出ることとなりました。
今日の狙いも、もちろん、ノッコミ真鯛。
私は、釣りの技術的なものもそうですが、魚の習性、
魚はどこを通っていて、どこに集まるのか、
どのような時に口を使い、また使わないのか、
はたして魚にはこの世界はどう見えているのか。
とても興味があります。
そんな「なぜ」 に、今日が答えを与える日となることを願って。

表層はシラスナブラと思われますが、底でも何とか掛けることができました。
やはり、最近の捕食パターンは・・・成程
思った通りの所作で釣れると、爽快です!

わりとハイペースで釣れます。
しかし、予報と違って、風が次第に強まってゆきます。

反応はわりとありですが、パターンを外すと全く答えを得られない、
セレクティブな状況。
そして、朴訥に今日のパターンをトレースしていると、
謎の引きの魚がヒット。
エソか?と思ったら、

遂に出た!
今年初の真鯛!
60少しないくらい。
引きが真鯛らしくないと思ったら、スレでした。
ここまでの道のりが長かったので、感無量です。
真鯛よ続け!

・・・メジロ。。
続けて、良い潮目が出ているので怪しい魚群 を狙う。
そもそも我々の使用しているような魚探に真鯛が映ることはほとんどなく、
魚探に頼ると釣れないのが真鯛でもあるんですが、
群れている時はごくまれに映ることがあります。
おそらく、直下には結構な数の真鯛が寄っていると思われます。
すると、やはり・・・フォールでズドン!
巻き上げと同時に、ラインがジジジッ と力強く引き出されます。
鰤か?と思うも走りは意外にショート。
が、魚の抵抗が強く、がなかなか底から剥がれません。
これは、きっと奴です。
無理やり引きはがしにかかります。
竿を全く叩かず、
そして中層を過ぎるとスタミナが一気に切れていく、この感じは・・・・

久しぶりの大鯛。
長らくご無沙汰のためスケール感をあやまり、90超えていると思いましたが、
85cm、8.5kg
腹パンパンの立派なオスの真鯛でした。
時間は7時過ぎ。
もうクーラーボックスに入る場所は・・・

風がいよいよ強くなってきたため、一旦浜バックすべく、黙々とパドリング。

こうするしかないッス
潮と風が同調しており、出艇場所も荒れ気味で、
ずいぶん流されていたためかなり苦労しましたが、
8時、無事着岸。

久しぶりの満足のいく釣果に、
帰ってもいいかなと思いましたが、やっぱりまだ釣りたいっす。
もう獲物は要らんけど、釣りの勉強はまだまだできます。
魚を詰められるだけ発泡スチロールに詰め替えて、
少し荷を軽くして、再出艇。

しかし、真鯛は朝の一瞬の地合いのみだったようで、
こっから釣れるのはほぼ同じサイズのメジロばかり。

しかも、以前ほどはハッキリと魚信を得られなくなってきました。
たまーにポツリと上がる感じです。

そして、今日偶然お会いしたNさんと合流し、情報交換。
良型の真鯛が釣れているとのこと。
ただ、青物は釣れてない??・・・・なんですと!
朝の状況から、きっと他の人は、ヘタな自分より釣れていると思っていましたが、
途中出会ったプレジャー、カヤック、ゴムボート、皆渋いとのことで、(おひとりだけ鰤釣ってる人に会いましたが)
自分が通ったルートがミラクルだったということなのか。。

白いデスペラードの方ともお会いしました。カッコイイデス
・・・確かに今の状況、私にも手が打てません。
あとは潮を待つという考え方もできたのですが・・・
ここで、思い込みを捨て、
思い切って攻め方を変えてみると、すぐに答えが。

朝方のヒットパターンでは全く魚信を得られなかったのに、
狙えばいくらでも釣れる状況に。
できれば、真鯛でスキマを埋めたかったのですが、
結局、再出艇後は、メジロを4本ほど追加したのみで、沖上りとなりました。
一日違えば、魚の口を使うパターンが全く変わってしまうということは
これまで嫌というほど経験済みでしたが、
日が落ちるまでの間に、ヒットパターンが変わってしまうというのは初めてで、
この体験は、私の研究の一ページに色濃く記されたのでした。
やはり釣りは奥深く、面白い・・・
これからも研究あるのみ。
カヤックフィッシング最高!

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おそらくは、この休暇の、最初で最後の海へ。
いつも、朝日が昇り切るのを合図に漕ぎ出だす紅の舟は、
ある感動に誘われ、
今日だけは、
早々に波間を縫ってゆくのだった。
そして、かすかな反応を見つけて、の一流し目。
ジグを丁寧に泳がせ、魚群をくぐらせて、答えを待つ。
経験上、この状況で食うことは、ほとんどない、
ただ魚の今日のご機嫌をうかがうための、
そんなありふれた一流し目。
が・・・思いのほか、いきなりジグはガッチリと何かに掴まれた。
んん?
ちょうどロッドから伝わる感覚は、
青物、それもおそらく、メジロくらいの魚信を知らせる。
面倒だから一気に巻き上げよう。
そう、この引きはきっと、今日おそらく最も出会うであろう、メジロなのだから。
だから、私のドラグはメジロ程度では壱㎜も出ないように、
一瞬で勝負が終わるようにしてあるのだ。
が、おおかたの思惑を裏切り、
固く締めたドラグがズルズルと滑り始める・・・・
この時期、各地でブリが挙がっており、3月のアントキよりはずっとチャンスがあるのでは?
と思ってましたが・・・黎明の鰤。
91cm、7.5kg
この時期にしては、まずまずのコンディションではないでしょうか。
開始早々、クーラーボックスは半開き。
が、まだ釣りは始まったばかり。
やがて、ナブラにつつまれる。
水面をうねる様子から、それはハマチなんぞではなく、大型のフィッシュイーターであることが伺われます。
さて、遅れましたが、今日のテーマは、「研究」
前回、情報をかえりみず、
気楽に浮けるところに行って、微妙な釣果だったため、
今回は素直に、自分的に最も熱いと思われる場所で出ることとなりました。
今日の狙いも、もちろん、ノッコミ真鯛。
私は、釣りの技術的なものもそうですが、魚の習性、
魚はどこを通っていて、どこに集まるのか、
どのような時に口を使い、また使わないのか、
はたして魚にはこの世界はどう見えているのか。
とても興味があります。
そんな「なぜ」 に、今日が答えを与える日となることを願って。
表層はシラスナブラと思われますが、底でも何とか掛けることができました。
やはり、最近の捕食パターンは・・・成程
思った通りの所作で釣れると、爽快です!
わりとハイペースで釣れます。
しかし、予報と違って、風が次第に強まってゆきます。
反応はわりとありですが、パターンを外すと全く答えを得られない、
セレクティブな状況。
そして、朴訥に今日のパターンをトレースしていると、
謎の引きの魚がヒット。
エソか?と思ったら、
遂に出た!
今年初の真鯛!
60少しないくらい。
引きが真鯛らしくないと思ったら、スレでした。
ここまでの道のりが長かったので、感無量です。
真鯛よ続け!
・・・メジロ。。
続けて、良い潮目が出ているので怪しい魚群 を狙う。
そもそも我々の使用しているような魚探に真鯛が映ることはほとんどなく、
魚探に頼ると釣れないのが真鯛でもあるんですが、
群れている時はごくまれに映ることがあります。
おそらく、直下には結構な数の真鯛が寄っていると思われます。
すると、やはり・・・フォールでズドン!
巻き上げと同時に、ラインがジジジッ と力強く引き出されます。
鰤か?と思うも走りは意外にショート。
が、魚の抵抗が強く、がなかなか底から剥がれません。
これは、きっと奴です。
無理やり引きはがしにかかります。
竿を全く叩かず、
そして中層を過ぎるとスタミナが一気に切れていく、この感じは・・・・
久しぶりの大鯛。
長らくご無沙汰のためスケール感をあやまり、90超えていると思いましたが、
85cm、8.5kg
腹パンパンの立派なオスの真鯛でした。
時間は7時過ぎ。
もうクーラーボックスに入る場所は・・・
風がいよいよ強くなってきたため、一旦浜バックすべく、黙々とパドリング。
こうするしかないッス
潮と風が同調しており、出艇場所も荒れ気味で、
ずいぶん流されていたためかなり苦労しましたが、
8時、無事着岸。
久しぶりの満足のいく釣果に、
帰ってもいいかなと思いましたが、やっぱりまだ釣りたいっす。
もう獲物は要らんけど、釣りの勉強はまだまだできます。
魚を詰められるだけ発泡スチロールに詰め替えて、
少し荷を軽くして、再出艇。
しかし、真鯛は朝の一瞬の地合いのみだったようで、
こっから釣れるのはほぼ同じサイズのメジロばかり。
しかも、以前ほどはハッキリと魚信を得られなくなってきました。
たまーにポツリと上がる感じです。
そして、今日偶然お会いしたNさんと合流し、情報交換。
良型の真鯛が釣れているとのこと。
ただ、青物は釣れてない??・・・・なんですと!
朝の状況から、きっと他の人は、ヘタな自分より釣れていると思っていましたが、
途中出会ったプレジャー、カヤック、ゴムボート、皆渋いとのことで、(おひとりだけ鰤釣ってる人に会いましたが)
自分が通ったルートがミラクルだったということなのか。。
白いデスペラードの方ともお会いしました。カッコイイデス
・・・確かに今の状況、私にも手が打てません。
あとは潮を待つという考え方もできたのですが・・・
ここで、思い込みを捨て、
思い切って攻め方を変えてみると、すぐに答えが。
朝方のヒットパターンでは全く魚信を得られなかったのに、
狙えばいくらでも釣れる状況に。
できれば、真鯛でスキマを埋めたかったのですが、
結局、再出艇後は、メジロを4本ほど追加したのみで、沖上りとなりました。
一日違えば、魚の口を使うパターンが全く変わってしまうということは
これまで嫌というほど経験済みでしたが、
日が落ちるまでの間に、ヒットパターンが変わってしまうというのは初めてで、
この体験は、私の研究の一ページに色濃く記されたのでした。
やはり釣りは奥深く、面白い・・・
これからも研究あるのみ。
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2015年12月30日
麋角解(さわしかつのおつる)KF 33rd 釣り納め ~ 極 ~
前回、満足に浮けなかったワダカマリを晴らすべく
大晦日を背中に感じる30日、某所で浮いてまいりました。

おそらく、今日が今年の浮き納め。
GPV、海快晴ともに、4メートル台から次第に3メートル台に落ちていく予報ですが、
前日までのウネリの影響と、広域の情報を踏まえると、
やや微妙。
いやな予感がするので、慎重に行きます。

国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった、ではないですが、
やはり、長いテトラ帯を越えると
予報以上の風におののく。

そして、この季節には珍しい虹 が出迎えてくれました。
今回のテーマは「極」
最初と最後が大事とは言いますが、
今年を締めくくる釣りで、何かを掴みたい、そんな思いの釣行です。
ターゲットは、ヒラマサ
そして、月並みではありますが、正月用の鯛 なんかも
ヒラマサに関しては全く何の経験も情報もないので、道場破り的な出たとこ勝負。
真鯛は、これまでつちかった経験を踏まえ
初場所ではあるものの、居そうな場所を徹底的に探っていきます。

さて、おだやかな釣り日和をとの願いは、現実の前に遠のきました。
風そのものはだんだん落ちていく予報ではありますが、浅場から慎重にやります。
が、風が潮とも同調しているようで、
着底するまでにラインが、はるかかなたに行ってしまう・・・。
こんなんで釣れんのか?

着底するまではひたすらパドリングで、なんとかラインの角度をジギングできるまで補正しつつ
なんとかジギング開始。
が、一流しでできる回数が少なすぎで、どうにも探りようもない。
ウネリもあるし、釣り難過ぎる
これはアカンわ・・・釣りたい欲が海況判断に勝ってしまった。。
反省・・・
いずれにしても早期撤退せんことを決意しつつ、
何とか一匹釣れるまではと
そのまま流されるがままに50メートルラインへ。
そして、幸運にも真鯛が居ついてるっぽい潮目を発見。
初場所ですが、地形といい、これはいけるのでは?な予感
ただ、これまでジグには全く反応がないため、
いさぎよくタイラバへ交換。
すると、一発でヒット!
が、全く動きません。
あ、これは根ガカリ だな、と。
波風もすごいし、着底も取りづらく、こういう時は良く根掛かりします。
そして、漕ぎ疲れて頭もボケてたので、
せっかくだし、地球を魚だと思って、
勝手に外れるまではバーチャルリアリティを楽しもう、と天を仰いでバカなことを考える。

竿がめちゃ曲がってるけど、地面釣ってるし当たり前。
が、なぜか巻けるよ。
が、また止まる。
が、また巻ける。
ん?
ひょっとして魚なのか?
すると、スルスルとドラグが滑っていった・・・。
でも、なんて動きの鈍い魚だ。
走りもショートなのでメガ根魚か、エイか?と思いつつ
この際何でもいいやと巻くが、めちゃくちゃ重い。
おそらく、ウネリと風のせいで、魚の色んな挙動がかき消されて伝わってこないため、
引きで魚種も判別できないし、何が何だか分からず
魚の方はかなりの抵抗を見せ、
途中で全く巻けなくなったりしながらも、
何とか上がってきた。
すると・・・・

ドーン!
あれ?タイやん。
しかも、でかっ!
久しぶりの大鯛、77cm。
・・・正月用にしてはでかすぎる・・・
良く考えたら、何の脈絡もなくフォールで一発で食ってくるところとか、
鯛らしい首振りや三段引きがないところとか、大鯛の挙動そのものでした。
でも、私の持論では、
食べ頃の鯛を数釣るのは経験と技術だけれども
大鯛は運 です
なので、頭では全く喜べません!(笑)
が、心はやっぱり嬉しいです!
だって、とっても漕ぐのがしんどかったんで、
解放感がハンパない!

大鯛はたいがいデカキモなのに、メスだからか、めちゃ姿が美しく
正月の鯛に相応しいのも、嬉しかった~
その後は、超久しぶりのビッグなウッカリカサゴが釣れたりしましたが

さてさて風もマッタク治まる気配もなく、
あまりに波風が怖くなってきたので、すぐに浜バックしました。

波風のせいで、早々にオカへ追い返されて
スッキリはしない釣行でしたが、
大きすぎるけれども正月用の鯛も一応釣れたので
感謝します!
そして、今年最後の・・・

カヤックフィッシング最高!
海よ、
今年も、目の覚める驚きと、想定外の喜びに満ちた冒険を、ありがとう

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大晦日を背中に感じる30日、某所で浮いてまいりました。
おそらく、今日が今年の浮き納め。
GPV、海快晴ともに、4メートル台から次第に3メートル台に落ちていく予報ですが、
前日までのウネリの影響と、広域の情報を踏まえると、
やや微妙。
いやな予感がするので、慎重に行きます。
国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった、ではないですが、
やはり、長いテトラ帯を越えると
予報以上の風におののく。
そして、この季節には珍しい虹 が出迎えてくれました。
今回のテーマは「極」
最初と最後が大事とは言いますが、
今年を締めくくる釣りで、何かを掴みたい、そんな思いの釣行です。
ターゲットは、ヒラマサ
そして、月並みではありますが、正月用の鯛 なんかも
ヒラマサに関しては全く何の経験も情報もないので、道場破り的な出たとこ勝負。
真鯛は、これまでつちかった経験を踏まえ
初場所ではあるものの、居そうな場所を徹底的に探っていきます。
さて、おだやかな釣り日和をとの願いは、現実の前に遠のきました。
風そのものはだんだん落ちていく予報ではありますが、浅場から慎重にやります。
が、風が潮とも同調しているようで、
着底するまでにラインが、はるかかなたに行ってしまう・・・。
こんなんで釣れんのか?
着底するまではひたすらパドリングで、なんとかラインの角度をジギングできるまで補正しつつ
なんとかジギング開始。
が、一流しでできる回数が少なすぎで、どうにも探りようもない。
ウネリもあるし、釣り難過ぎる
これはアカンわ・・・釣りたい欲が海況判断に勝ってしまった。。
反省・・・
いずれにしても早期撤退せんことを決意しつつ、
何とか一匹釣れるまではと
そのまま流されるがままに50メートルラインへ。
そして、幸運にも真鯛が居ついてるっぽい潮目を発見。
初場所ですが、地形といい、これはいけるのでは?な予感
ただ、これまでジグには全く反応がないため、
いさぎよくタイラバへ交換。
すると、一発でヒット!
が、全く動きません。
あ、これは根ガカリ だな、と。
波風もすごいし、着底も取りづらく、こういう時は良く根掛かりします。
そして、漕ぎ疲れて頭もボケてたので、
せっかくだし、地球を魚だと思って、
勝手に外れるまではバーチャルリアリティを楽しもう、と天を仰いでバカなことを考える。
竿がめちゃ曲がってるけど、地面釣ってるし当たり前。
が、なぜか巻けるよ。
が、また止まる。
が、また巻ける。
ん?
ひょっとして魚なのか?
すると、スルスルとドラグが滑っていった・・・。
でも、なんて動きの鈍い魚だ。
走りもショートなのでメガ根魚か、エイか?と思いつつ
この際何でもいいやと巻くが、めちゃくちゃ重い。
おそらく、ウネリと風のせいで、魚の色んな挙動がかき消されて伝わってこないため、
引きで魚種も判別できないし、何が何だか分からず
魚の方はかなりの抵抗を見せ、
途中で全く巻けなくなったりしながらも、
何とか上がってきた。
すると・・・・
ドーン!
あれ?タイやん。
しかも、でかっ!
久しぶりの大鯛、77cm。
・・・正月用にしてはでかすぎる・・・
良く考えたら、何の脈絡もなくフォールで一発で食ってくるところとか、
鯛らしい首振りや三段引きがないところとか、大鯛の挙動そのものでした。
でも、私の持論では、
食べ頃の鯛を数釣るのは経験と技術だけれども
大鯛は運 です
なので、頭では全く喜べません!(笑)
が、心はやっぱり嬉しいです!
だって、とっても漕ぐのがしんどかったんで、
解放感がハンパない!
大鯛はたいがいデカキモなのに、メスだからか、めちゃ姿が美しく
正月の鯛に相応しいのも、嬉しかった~
その後は、超久しぶりのビッグなウッカリカサゴが釣れたりしましたが
さてさて風もマッタク治まる気配もなく、
あまりに波風が怖くなってきたので、すぐに浜バックしました。
波風のせいで、早々にオカへ追い返されて
スッキリはしない釣行でしたが、
大きすぎるけれども正月用の鯛も一応釣れたので
感謝します!
そして、今年最後の・・・
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海よ、
今年も、目の覚める驚きと、想定外の喜びに満ちた冒険を、ありがとう

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2015年03月28日
桜始開(さくらはじめてひらく)KF 5th モード(流儀)チェンジ ~ 最高の喜び ~
七十二候では、
桜始開(さくらはじめてひらく)の頃、
春の陽気に誘われつつ、
帰省にかこつけて、かの地へ行ってまいりました。
今回はなんと!以前からお世話になっている、domiyoshiさんとナンギイさんとのコラボです
昨年からぜひお会いしたいと思っていた方々だけに、感慨もひとしお
デスペラードとターポンULと。
それでね、このターポンUL、ホンマかっこええんす
イエローとホワイトのツートンが、何ともオシャレなんすよね!
憧れのカヤックなんで、見てるだけで嬉しくなってしまいます
そして、カヤックフィッシングをスタイリッシュに楽しんでいるお二人
わくわくするような車内のしつらえや、センスのあるファッション等もスタイルのある生活を伺わせ
子どものおもちゃやらゴミやらにまみれつつドサクサのダサダサでカヤックやってる私とは違って、とってもかっこいいです
やっぱカヤックやるからにはこうでなくては・・・
夜明けとともに3人は一路沖へと進みます
ドミさんによれば死の海になっているとのこの海域、確かに生命感がありません。
こういう肌で感じる感覚が大事だったりします。
嫌な予感・・・
私のスタイルとして、どんな小さな変化も見逃さずミッチリ打っていくタイプ
アグレッシブに沖へとドンドン出ていくナンギイさんをよそに
比較的浅場からせこくシラミツブシスクリーニングしていきますが、
師走には一投目から反応のあった海からは、シケた木魚を叩くように、
なーんも音がしません・・・
しつこく連打して、何とか引っ張り出したガッシー
そしてなぜかどてっぱらに負傷してるガッシー
国際法にのっとり、負傷兵はリリース
さて、風もそこそこありますが、潮もかなりきつく、タイラバは能力低下
ジギングに移行すると、再びガッシーが浮いてきた
魚の脳が魚食モードにチェンジしてる?
まさに歴史の終わり
フランシスフクヤマじゃありませんが、やはり海に何か大転換、パラダイムシフトが起こっている、という感覚が・・・
とはいえジグにも食いが立ってるわけではありません
70メートルラインでドミさん達と合流しますが、こちらもマッタクNOな感じ。
ただ魚探は、スターバックスな模様
表面にホイップクリームを落としたような濃い反応
そして中層にかけて全体的にマーブルなベイトが入っている感じですが
おそらくシラスカフェエなのか、手を変え品を変え、でも全然反応がありません・・・
深場もやっぱりNOな感じなので、少しづつ戻っていきます
プレジャーがザクザク出てますが、もれなく声を掛けると、やはりゼンゼン釣れてない、とのこと。。
青物も回ってないぽいし。
しかし、、噂には聞いてましたが、この海がここまで渋くなるとは思ってませんでした
深場を諦めてサクサク浅場に戻るドミさんに反して、
私は潮目が見えたら素通りできず、叩かないと気が済みません。そういう性分というか・・・
すると・・・なんかヒット!
めちゃくちゃ重い、ただひたすらに重い!フロシキ引いてるみたい
でかっ!メバルやっ
しかもこないだ釣った27cmよりはるかにデカく、大人と子供ほども違う
これは尺いったな!めちゃ嬉しい!
これはメバルランド発見では?
と思ったら続けて、
もいっちょ尺メバル
といっても相棒くらいまでしか捕獲できず、メバルランドは過ぎていきました・・・
メバルって重いジグにも食ってくるんすね、意外と獰猛なやつです。
そして、気になるポイントでジグを通すと、意外にもマダイ小
こんな小さいマダイがジグを食ってくるなんて、海全体が魚食モードなのは間違いありません。
しかし、ここからは沈黙・・・
浅場のジギングでハマチを上げたドミさんに合流して、私なりに色々試してみますが、カスリもしません
やっぱ腕が違うのもそうですが・・・私にはジギングに自信と確信が足りないんすよね、きっと。
それにしても最高の天気です
凪なのに強い潮同士が互いにぶつかって、沸き立つ海
こんなの初めて見た。大自然の躍動に感動。
昼に近づいてマッタク食わなくなったので、ドミさんと並んでタイラバに戻してみるも、不発
結局、今日の私のタイラバには、一匹のスカートを引っ張る魚も寄ってきませんでした
それだけ魚食な海なのか・・・
と思ってたら、ドミさんのタイラバになんかデカいのがヒット
10分ほど格闘するも、ばれてしまいました・・・
私も魚の顔を見たかっただけに、残念です。。
ここで、午前の部は終了
名残惜しく沖上りとしました。
≪午前の部≫
最大種がメバルという、小物カフェな私のラインナップ。
かたやドミさんはしっかり青物をゲット。
ナンギイさんはMAXなホウボウをゲット。
シブいながらもさすがです。
そしてメバル、2匹とも尺いってました!
おめでとう!私!
さて、浜に戻ってからも、お初のドミさん、ナンギイさんとの話は尽きませんが、
私は、午後3時からソロで、2時間ばかりの第二幕
Yes!数寄者です!
最近夕方の方がよかったとのドミさん由来の地元情報を信じて、というのもありますが、
なかなか普段午後の部に浮けない私は、
帰省中はどんなにシブい海であったとしても、浮かないと気が済まないんす(汗
そして、午前の私と違っているところはと言えば、
渋かったし収穫はなかったものの、
ジギングそのものに或る感触を掴んだことです
なんとなく、ですが、我ながらシャクリに少しばかり信念がこもっているような。
これまで腕パンになるまでジグを動かし続けるなんて、なかったこと。
まさにパラダイムシフトであり、
つまりこの先に私は新しい可能性と期待を感じ始めているのか。
このように、人間にとって、「心の変化」というのがどれほど大きいことか、と感じつつ
午前とは真逆に進路をとり、さらに沖へと進む
そして、気になる反応を見つけ、ただひたすらにシャクる。
すると、着底から7回ほどシャクったところで、ガツン!
バシッとシャクリを止められた
よく走るので、待望の青物か!と思うも、心なしか走りが錆びてるというか、オジン臭い
さては、やつだな・・・
シーバス70cm
これほど明確な意図とイメージを持ってシャクっている時に、強い答えがあったことはなかったので、
感無量です。
ジギング楽しすぎる・・・
続けて、今度はソフトなシャクリで、ハードな動きについてこれないと思われる
ソフト路線の魚たちを狙います
要は私がシャクり疲れてるだけ・・・(汗
ポンポンポーンとシャクって、パラリパラリとフォールを入れて、
海中をイメージすると楽しく時間が過ぎていきます
ストップも入れつつ優しく誘うと・・・
バチコーン!
一息でシャクリを止められた
えらい引く!
リールが滑って空回りしてます
これは結構デカいかも
全く横に走らずに真っ直ぐ突っ込むので、これは・・・奴です!
よう引くけど、ジギングだと勝負を決めるのがやっぱり早い
どひゃー
70cm、でっぷり太った久しぶりの大鯛です。
午前はゼンゼンだったのに、実はちゃんとノッコんできてましたか!
ジグでマダイ釣ったの初めてなので、めちゃくちゃうれしい!!
大満足です・・・
帰りに、
アクロバットマダイ
釣れたんじゃなくて、ひっかけた、みたいな
再びメバルの巣を見つけて連発
しかし午前より随分小さい。でも25cmくらいはあるけど
落ちていく夕日にせかされるように、沖上がりとしました
≪午後の部≫
すべてジギングの釣果
まさに、桜始開 さくらはじめてひらく
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2014年11月19日
‘HUNT FOR MADAI’ 真鯛奇襲作戦KF 23rd ~ 悟り ~
今年もあと少し。
カヤックフィッシングできる月日も、あと指折り数えるほどになってきましたが、
ここにきて厳しい海況の連続・・・浮けない日々が続いていました。
そこに・・・ブロガーで仲よくさせていただいているタクジグさんからウキウキお誘いのメールが。
なんでも娘さんがお誕生日とかで、プレゼントにぜひマダイを狙いたいとか。
平日ライダーとしても仲よくさせていただきたいなと思っていたところなので、ぜひ!と意気投合
聞くところによればタクジグさん、昨年もつりらーさんと「バースデーマダイ捕獲作戦」を実施されており、見事マダイをゲットされたとか。
ずうううぅぅんん、、ぷぷ・プレッシャーが・・・
うじのぐっさんよ、お前に、

やれんのか!?
そして・・・
カタカタカタカタカタ・・・・(MYバトルスカウターの音)
つりらーさん>>>>略>>>>>亀仙人>>>>>>略>>>>>>亀仙人のカメ>>うじのぐっさん
任務遂行のための、、
戦闘力が・・・なさすぎる。
いや、何とか娘さんにマダイを手渡したい、という一念(執念?)で行きましょう!
最近なぜか釣行のたびに神様がついているきがするし・・・
二人でタイラバを巻き倒したら、なんとかなるのでは(心の声)
浮く日程は決まったものの、その後一週間は天気図をためつすがめつ、、

※画像はあくまでイメージです。
ただ、当日は等圧線がバーコード状態。。絶対無理やん。。
それでもタクジグさん、「前日ですら天気は変わるので、私は直前まで天気予報は見ません」と
キッパリ。(強気)
しかしその後、タクジグさんの娘への思いが通じたのか、だんだんと高気圧が張り出し・・・天気図が変わり・・・何とか浮けそうな予報に。すげー
ただ、予報は風速3メートル前後。
うーん。。若干の不安はありますが、とりあえず行ってみて海を見てから決めましょう、ということでやってきました。

さむっ
もう冬ですね。だんだん気温も下がってきました。
現地に到着してみると、、意外にも風はほとんどない。
コンビニで初顔合わせ。
タクジグさんと、いけるんちゃいます?と顔を見合わせます。

もう明るくなった7時頃、おもむろに出艇。
狙うは真珠湾の太平洋艦隊ならぬ、紅葉マダイ。
連合艦隊が単冠湾を出て、嵐の北太平洋を越えていきます。
今日のテーマは、、「悟り」
今までひとりぼっちの海原de..よろしく、ひとり浮きが常だった私。
初めてのコラボで、わがガラパゴス島にディープインパクトを与え、自分を色~んな角度から見つめ直し、進化したいと思います。
とはいえ私なんかより数倍釣りがうまい、格上の方とのコラボです。
まさに田舎忍者が、家康に通いなれた伊賀越えの道を指南するよーな気持ちで、タクジグさんをポイントへと案内します。
わくわく、そわそわする気持ちでテトラ帯を越えると、あれ?
風が結構ありマス。やっぱり甘くはありません。
この状態では、沖に出るのは到底NG。
ただ、浅くても魚はいると信じて、タクジグさんと浅場を流していくこととします。
ただ・・・水深30メートルたらずで45gのタイラバ、、底をとれません。。
しかもラインがすぐに斜めになるので、流し直し頻度激増。
タイラバでのマダイ狙いは厳しい戦いになりそうです。
自分一人なら、なえてるところですが、やっぱり僚艦があると心強い。。
しかし、こういった局面でも足漕ぎは強いです。
というのも、タクジグさんのホビーエボリューションがポイントにガッチリととどまっている間に、、
かたやタンデム一人乗り(しかもパラアンカーなし)の私はどんどん流されます。
おーい。
おーい。
オーイ・・・
漕ぎ戻りスタート。
オラオラオラオラオラ
消耗。
そして、そうこうするうち、はやばやタクジグさんにヒット!
ピチピチ美味しそうなツバスです。
私もニアーな位置でおこぼれを狙いますが、、おおっとヒット&即バレ。
がーん。
その後は無反応。一瞬の群れだったようです。
ただ、タクジグさんに何かしら釣ってもらえたことで、心の負担が10%くらい軽減・・・
この後は各自思い思いの場所で流していきます。
タクジグさんは浅場にとどまり、私はだんだんと流されるまま、絶対国防圏を超えて40メートルラインまで進出。
しかし、今日は中潮なのにもかかわらず、潮が効いていないのか波風のせいか、潮目がほとんど分からない。
そんなとぼしいアタリを拾う厳しい釣りの中、、まさかの即バレ連発。
不思議と根魚すら釣れません。
やはりラインが斜めなのと、うねりと波と風で艇が暴れ、ふっとテンションが抜けた瞬間にまんまとバレている?
ような気がします。。
つまりは根ガカリ外す要領と一緒?
しかも食いが浅いのか、かかりも甘そうで、最初の首振りで外される感じで。
いくらヘタでも、こんなにバレを連発するのも珍しい。
やっぱりこの状況でタイラバは厳しいのか・・・とはいえマダイが釣れないと話にならないし・・・(等ぶつぶつ)
その間、タクジグさんは浅場で良型のヒラメをゲットされた、との電報が。
さすが、地の利を活かすだけの地元の田舎忍者とは、腕が違います。
同じ場所でやっていると、いやがおうにも突きつけられる「腕の差」
焦って自分のペースを貫けないようではダメですが、こういう純粋な気づきも「悟り」のひとつかもしれません。。
ファーストインパクト・・・
その後も色々模索しつつ、
何とかマダイらしきアタリ(多分チャリコ)を乗せるも、リーダーまで入ったところでお決まりの最後のギュン、瞬発系のツッコミで痛恨のバラシ。
波風で魚の顔すら見えなかったのは残念。。
やっぱり何かいつもと違います。
そもそも今日の私は・・・ほとんどがパドリングタイム。
そして釣りの時間がどんどん圧迫されて。る。
沖からタクジグさんを見ていると、タクジグさんがじっと釣り糸を垂れている時間に、私は修行中(パドリング)、ということがあまりにも多いのである。
こういう艇速の遅さからくる「非効率」も釣果に影響を与えているのは明らか。
普段はこんなもんと思ってたけど、くらべて感じる、タンデム一人乗りの限界。
今日2つ目の「悟り」。
セカンドインパクト・・・
この時点で10時前。
奮闘むなしく、完全ボーズなり。
泣ける。。
あ~あ。
タクジグさんは、釣れてるかなあ~
マダイはあの場所ではちょっと、厳しいだろうな~
そうこうするうち、奇跡的にいったん?風も落ちてきたので、タクジグさんが浅場から沖へやってきて、合流。
アタリは多いけど、めちゃバレるらしい。マダイらしきアタリもあるとか。
おんなじやー。
そして満を持して、南方戦線の60メートルライン、私的マダイの鉄板ポイントへと向かいます。
そしてつかの間の奇跡60メートルラインに並び、それぞれしばらく流していると、、
何か重い。ただ全然ひかない。
海藻と思ったら、ガシラ。

寝てた?
とりあえずはボーズは脱出。
ただ、全然嬉しくない。タイラバでガッシーとか、何のテクもいらんし。
あーあ、ヘタなのはコラボすると白日の下にさらされるね。
ただ、どうしようもない。つらいな。。
ため息をついていると、どこからか歓声が。(風が強いのであんまりよく聞こえない)
あれ?ん?タクジグさんの様子がおかしい・・・
後方からこっそり近付くと、、ん?風上から魚の臭いがする(笑)
これは、なんか釣れたな・・・

タクジグさんがついに、大本命のマダイゲット!
しかもデカい。
ついに、、ミッション完了・・・感無量。
まさに、
トラトラトラ!
我奇襲に成功セリ!
なぜか自分のことのように、嬉しい。。
やはり案内人冥利に尽きます。
タクジグさんは塩焼きベストの駆逐艦サイズを想定してたみたいで、60オーバーの巡洋艦サイズはデカすぎるサイズみたいでしたが、、
さすが上手い人はちゃんと釣ります!
とりあえず、、一気に肩の荷が下りました。
後はプチボーズの私が釣るだけです。
このままでは帰れない田舎忍者。
地元の意地があります。
とはいえ、再び風が強くなってきました。
もう時間があまりありません。
おこぼれ狙いでタクジグさんのそばで流していると、ギュン、とマダイ特有のスカートを引っ張るアタリ。
しかし、やっぱり乗りません。。
ツバスの時とおんなじ。おこぼれヒット失敗。
ただ、確かにこの近辺にマダイはいるようだ。
すると、、潮が変わったのか、さっ、と周囲に潮目が浮かんだ。
タクジグさんがヒットしたのも、潮が変わったからかも。
少し先に絶好の潮目が見えたので、鬼パドルで向かいます。
到着すると、そこは海藻が一本のラインになって流れている場所。
絶好のチャンス。これは釣れる。
そして、おそらく最後のチャンス・・・
ちょうど海藻と整列するようにラインを落とし、一発勝負のドテラ流しで行きます。
3回目の流しで、巻き上げと同時。
ググン、と根ガカリのような重さ。
おっしゃ。フォールで食った。
このパターン、反転されるまでは巻けるだけ巻かないといけない。
このチャンス、ぜったい逃したくない!と思うと、心臓がバクバク・・・
祈るような気持ちで天を仰ぎ、リーリング。
絶対にテンションを抜かしてはいけない。抜けたら、バレる。
カヤックがどんどん揺られる中で、緊張が高まる。
そして反転。
一気にラインが出る。
しかし余裕はない。一気に勝負をかけるべく、対抗してゴリ巻き。
それでもヒュンヒュンとドラグを鳴らしてラインが出ていく。
デカい。しかも引きからマダイ確定・・・
でも時間がない。
非情になり、ラインが出てもさらにかぶせるようにゴリ巻き、の力勝負。
やっとリーダー入った!
ところがラインが流されまくっているせいで、だ~いぶ前方にぷかーっと上がるギョタイ。
ん?赤い。やっぱりマダイや。しかも、デカっ。
そしてバサバサとエラ洗い。
ヤバい。まだまだパワーが残ってる・・・。
タモを持つ手に緊張が走る。

やたーー!とれたーー!
綺麗なマダイ。
本当に苦しい状況の中、なんとか一瞬のチャンスをものにできた・・・。
毎回毎回できすぎやろ・・・やっぱ神様いるわ!ありがとう!
どうやらカカリは甘かったみたいで、フックが簡単にぽろっと取れた。
あぶないあぶない・・・
今までのモンスターほどデカくはありませんが、綺麗なピンクでいかにもマダイらしい魚体。
しかも70センチUPの戦艦サイズです。
おっしゃーー!
周りを見ると、風もどんどん上がっているので、感慨にひたる暇もなく、帰路に着きます。
~・~・~・~・~・~・~・~
母港に戻る連合艦隊。
敵艦をほふった後だけに、意気揚々です。
が、海況は悪い。ここで送りオオカミの潜水艦などに撃沈されるわけにはいきません。
無事これ名馬。
ところが、向かい風のなか、旧式超鈍足艦の私はここでも本領発揮。
いつもひとり浮きなので、タクジグさんに初のブツ持ち写真をとってもらおうとしましたが、、
ひとあし先に浅場へ戻らんとする僚艦から、どんどん引き離されマス。
最初は近くにいたはずのタクジグさんが、点に。
おーい。
あまりの艇速の違いに、ディープインパクト。
やっぱり、せめてシングル艇にしないとな・・・

【釣果】
マダイ72cm×1、(10時34分)
ガシラ×1(10時4分)
【本日の未帰還機】
なし
【本日の潮】
中潮
カヤックを片づけながらタクジグさんと歓談。
カヤック談義は尽きません。
もっと話したかったんですが、今回上級者と一緒に浮かせてもらって、学べたことが大きいです。
やっぱりカヤッカー交流は大事ですね~。
今年も残り少ないですが、今日得た「悟り」とともに、色んなインパクトを前に進む力に変えて行きます。
カヤックフィッシング最高!
そして、最高のタイミングで2人にプレゼントをくれた神様に、今日も感謝・・・。
カヤックフィッシングできる月日も、あと指折り数えるほどになってきましたが、
ここにきて厳しい海況の連続・・・浮けない日々が続いていました。
そこに・・・ブロガーで仲よくさせていただいているタクジグさんからウキウキお誘いのメールが。
なんでも娘さんがお誕生日とかで、プレゼントにぜひマダイを狙いたいとか。
平日ライダーとしても仲よくさせていただきたいなと思っていたところなので、ぜひ!と意気投合
聞くところによればタクジグさん、昨年もつりらーさんと「バースデーマダイ捕獲作戦」を実施されており、見事マダイをゲットされたとか。
ずうううぅぅんん、、ぷぷ・プレッシャーが・・・
うじのぐっさんよ、お前に、

やれんのか!?
そして・・・
カタカタカタカタカタ・・・・(MYバトルスカウターの音)
つりらーさん>>>>略>>>>>亀仙人>>>>>>略>>>>>>亀仙人のカメ>>うじのぐっさん
任務遂行のための、、
戦闘力が・・・なさすぎる。
いや、何とか娘さんにマダイを手渡したい、という一念(執念?)で行きましょう!
最近なぜか釣行のたびに神様がついているきがするし・・・
二人でタイラバを巻き倒したら、なんとかなるのでは(心の声)
浮く日程は決まったものの、その後一週間は天気図をためつすがめつ、、

※画像はあくまでイメージです。
ただ、当日は等圧線がバーコード状態。。絶対無理やん。。
それでもタクジグさん、「前日ですら天気は変わるので、私は直前まで天気予報は見ません」と
キッパリ。(強気)
しかしその後、タクジグさんの娘への思いが通じたのか、だんだんと高気圧が張り出し・・・天気図が変わり・・・何とか浮けそうな予報に。すげー
ただ、予報は風速3メートル前後。
うーん。。若干の不安はありますが、とりあえず行ってみて海を見てから決めましょう、ということでやってきました。
さむっ
もう冬ですね。だんだん気温も下がってきました。
現地に到着してみると、、意外にも風はほとんどない。
コンビニで初顔合わせ。
タクジグさんと、いけるんちゃいます?と顔を見合わせます。
もう明るくなった7時頃、おもむろに出艇。
狙うは真珠湾の太平洋艦隊ならぬ、紅葉マダイ。
連合艦隊が単冠湾を出て、嵐の北太平洋を越えていきます。
今日のテーマは、、「悟り」
今までひとりぼっちの海原de..よろしく、ひとり浮きが常だった私。
初めてのコラボで、わがガラパゴス島にディープインパクトを与え、自分を色~んな角度から見つめ直し、進化したいと思います。
とはいえ私なんかより数倍釣りがうまい、格上の方とのコラボです。
まさに田舎忍者が、家康に通いなれた伊賀越えの道を指南するよーな気持ちで、タクジグさんをポイントへと案内します。
わくわく、そわそわする気持ちでテトラ帯を越えると、あれ?
風が結構ありマス。やっぱり甘くはありません。
この状態では、沖に出るのは到底NG。
ただ、浅くても魚はいると信じて、タクジグさんと浅場を流していくこととします。
ただ・・・水深30メートルたらずで45gのタイラバ、、底をとれません。。
しかもラインがすぐに斜めになるので、流し直し頻度激増。
タイラバでのマダイ狙いは厳しい戦いになりそうです。
自分一人なら、なえてるところですが、やっぱり僚艦があると心強い。。
しかし、こういった局面でも足漕ぎは強いです。
というのも、タクジグさんのホビーエボリューションがポイントにガッチリととどまっている間に、、
かたやタンデム一人乗り(しかもパラアンカーなし)の私はどんどん流されます。
おーい。
おーい。
オーイ・・・
漕ぎ戻りスタート。
オラオラオラオラオラ
消耗。
そして、そうこうするうち、はやばやタクジグさんにヒット!
ピチピチ美味しそうなツバスです。
私もニアーな位置でおこぼれを狙いますが、、おおっとヒット&即バレ。
がーん。
その後は無反応。一瞬の群れだったようです。
ただ、タクジグさんに何かしら釣ってもらえたことで、心の負担が10%くらい軽減・・・
この後は各自思い思いの場所で流していきます。
タクジグさんは浅場にとどまり、私はだんだんと流されるまま、絶対国防圏を超えて40メートルラインまで進出。
しかし、今日は中潮なのにもかかわらず、潮が効いていないのか波風のせいか、潮目がほとんど分からない。
そんなとぼしいアタリを拾う厳しい釣りの中、、まさかの即バレ連発。
不思議と根魚すら釣れません。
やはりラインが斜めなのと、うねりと波と風で艇が暴れ、ふっとテンションが抜けた瞬間にまんまとバレている?
ような気がします。。
つまりは根ガカリ外す要領と一緒?
しかも食いが浅いのか、かかりも甘そうで、最初の首振りで外される感じで。
いくらヘタでも、こんなにバレを連発するのも珍しい。
やっぱりこの状況でタイラバは厳しいのか・・・とはいえマダイが釣れないと話にならないし・・・(等ぶつぶつ)
その間、タクジグさんは浅場で良型のヒラメをゲットされた、との電報が。
さすが、地の利を活かすだけの地元の田舎忍者とは、腕が違います。
同じ場所でやっていると、いやがおうにも突きつけられる「腕の差」
焦って自分のペースを貫けないようではダメですが、こういう純粋な気づきも「悟り」のひとつかもしれません。。
ファーストインパクト・・・
その後も色々模索しつつ、
何とかマダイらしきアタリ(多分チャリコ)を乗せるも、リーダーまで入ったところでお決まりの最後のギュン、瞬発系のツッコミで痛恨のバラシ。
波風で魚の顔すら見えなかったのは残念。。
やっぱり何かいつもと違います。
そもそも今日の私は・・・ほとんどがパドリングタイム。
そして釣りの時間がどんどん圧迫されて。る。
沖からタクジグさんを見ていると、タクジグさんがじっと釣り糸を垂れている時間に、私は修行中(パドリング)、ということがあまりにも多いのである。
こういう艇速の遅さからくる「非効率」も釣果に影響を与えているのは明らか。
普段はこんなもんと思ってたけど、くらべて感じる、タンデム一人乗りの限界。
今日2つ目の「悟り」。
セカンドインパクト・・・
この時点で10時前。
奮闘むなしく、完全ボーズなり。
泣ける。。
あ~あ。
タクジグさんは、釣れてるかなあ~
マダイはあの場所ではちょっと、厳しいだろうな~
そうこうするうち、奇跡的にいったん?風も落ちてきたので、タクジグさんが浅場から沖へやってきて、合流。
アタリは多いけど、めちゃバレるらしい。マダイらしきアタリもあるとか。
おんなじやー。
そして満を持して、南方戦線の60メートルライン、私的マダイの鉄板ポイントへと向かいます。
そしてつかの間の奇跡60メートルラインに並び、それぞれしばらく流していると、、
何か重い。ただ全然ひかない。
海藻と思ったら、ガシラ。
寝てた?
とりあえずはボーズは脱出。
ただ、全然嬉しくない。タイラバでガッシーとか、何のテクもいらんし。
あーあ、ヘタなのはコラボすると白日の下にさらされるね。
ただ、どうしようもない。つらいな。。
ため息をついていると、どこからか歓声が。(風が強いのであんまりよく聞こえない)
あれ?ん?タクジグさんの様子がおかしい・・・
後方からこっそり近付くと、、ん?風上から魚の臭いがする(笑)
これは、なんか釣れたな・・・
タクジグさんがついに、大本命のマダイゲット!
しかもデカい。
ついに、、ミッション完了・・・感無量。
まさに、
トラトラトラ!
我奇襲に成功セリ!
なぜか自分のことのように、嬉しい。。
やはり案内人冥利に尽きます。
タクジグさんは塩焼きベストの駆逐艦サイズを想定してたみたいで、60オーバーの巡洋艦サイズはデカすぎるサイズみたいでしたが、、
さすが上手い人はちゃんと釣ります!
とりあえず、、一気に肩の荷が下りました。
後はプチボーズの私が釣るだけです。
このままでは帰れない田舎忍者。
地元の意地があります。
とはいえ、再び風が強くなってきました。
もう時間があまりありません。
おこぼれ狙いでタクジグさんのそばで流していると、ギュン、とマダイ特有のスカートを引っ張るアタリ。
しかし、やっぱり乗りません。。
ツバスの時とおんなじ。おこぼれヒット失敗。
ただ、確かにこの近辺にマダイはいるようだ。
すると、、潮が変わったのか、さっ、と周囲に潮目が浮かんだ。
タクジグさんがヒットしたのも、潮が変わったからかも。
少し先に絶好の潮目が見えたので、鬼パドルで向かいます。
到着すると、そこは海藻が一本のラインになって流れている場所。
絶好のチャンス。これは釣れる。
そして、おそらく最後のチャンス・・・
ちょうど海藻と整列するようにラインを落とし、一発勝負のドテラ流しで行きます。
3回目の流しで、巻き上げと同時。
ググン、と根ガカリのような重さ。
おっしゃ。フォールで食った。
このパターン、反転されるまでは巻けるだけ巻かないといけない。
このチャンス、ぜったい逃したくない!と思うと、心臓がバクバク・・・
祈るような気持ちで天を仰ぎ、リーリング。
絶対にテンションを抜かしてはいけない。抜けたら、バレる。
カヤックがどんどん揺られる中で、緊張が高まる。
そして反転。
一気にラインが出る。
しかし余裕はない。一気に勝負をかけるべく、対抗してゴリ巻き。
それでもヒュンヒュンとドラグを鳴らしてラインが出ていく。
デカい。しかも引きからマダイ確定・・・
でも時間がない。
非情になり、ラインが出てもさらにかぶせるようにゴリ巻き、の力勝負。
やっとリーダー入った!
ところがラインが流されまくっているせいで、だ~いぶ前方にぷかーっと上がるギョタイ。
ん?赤い。やっぱりマダイや。しかも、デカっ。
そしてバサバサとエラ洗い。
ヤバい。まだまだパワーが残ってる・・・。
タモを持つ手に緊張が走る。
やたーー!とれたーー!
綺麗なマダイ。
本当に苦しい状況の中、なんとか一瞬のチャンスをものにできた・・・。
毎回毎回できすぎやろ・・・やっぱ神様いるわ!ありがとう!
どうやらカカリは甘かったみたいで、フックが簡単にぽろっと取れた。
あぶないあぶない・・・
今までのモンスターほどデカくはありませんが、綺麗なピンクでいかにもマダイらしい魚体。
しかも70センチUPの戦艦サイズです。
おっしゃーー!
周りを見ると、風もどんどん上がっているので、感慨にひたる暇もなく、帰路に着きます。
~・~・~・~・~・~・~・~
母港に戻る連合艦隊。
敵艦をほふった後だけに、意気揚々です。
が、海況は悪い。ここで送りオオカミの潜水艦などに撃沈されるわけにはいきません。
無事これ名馬。
ところが、向かい風のなか、旧式超鈍足艦の私はここでも本領発揮。
いつもひとり浮きなので、タクジグさんに初のブツ持ち写真をとってもらおうとしましたが、、
ひとあし先に浅場へ戻らんとする僚艦から、どんどん引き離されマス。
最初は近くにいたはずのタクジグさんが、点に。
おーい。
あまりの艇速の違いに、ディープインパクト。
やっぱり、せめてシングル艇にしないとな・・・
【釣果】
マダイ72cm×1、(10時34分)
ガシラ×1(10時4分)
【本日の未帰還機】
なし
【本日の潮】
中潮
カヤックを片づけながらタクジグさんと歓談。
カヤック談義は尽きません。
もっと話したかったんですが、今回上級者と一緒に浮かせてもらって、学べたことが大きいです。
やっぱりカヤッカー交流は大事ですね~。
今年も残り少ないですが、今日得た「悟り」とともに、色んなインパクトを前に進む力に変えて行きます。
カヤックフィッシング最高!
そして、最高のタイミングで2人にプレゼントをくれた神様に、今日も感謝・・・。
2014年11月05日
BIRTHDAY KF 22nd PRESENTS モンスターマダイ ~ 計画 ~
最近色々と忙しい状況が重なり、当分浮けないかなと思っておりましたが、、
今週は私の誕生日ということで、妻のシブシブ許可が出まして、、
ベタ凪の予報ということもあり、急きょ生まれし日の潮風を浴びに行ってまいりました。
ただ、午後から用事があるため、午前中のみの短期決戦。

今回のテーマは「計画」
前回の流れを引き継いでいますが、なかなか計画通りにいかないのがKF。
しかし前もって計画しておかないと成功と失敗もごちゃまぜに。
時間とともにすぐに見分けがつかなくなってしまいます。
計画に縛られては意味ないのですが、今日は短期決戦ということもあり、しっかり計画を立て、やろうとしたことがちゃんとできたのかをしっかり刻み付けて、次回へと進んでいきたいです。
そういえば・・・以前著名なカヤックアングラーが、GPS付の魚探を使わない理由として、「過去の自分に縛られるから」と話していたことがめちゃ心に残ってます。
なので、計画といっても過去にこだわって、ポイントを巡るようなことはしないようにしてます。(実際もう釣れない・・・)
不変的に釣れるポイント(そんなんあるの?)を除き、過去の情報はむしろ雑音になってしまうので、尊敬するカヤックアングラーの方々にならい、その日その日の海に耳をそばだててみる感じが理想。
やっぱりオーシャンズの諸先輩方は、その辺の臨機応変さというか、体感するセンスがずば抜けてる感じがします・・・
一日たったらガラリと変わってしまう、そんな海の“WONDER”を感じるのが、私がKFを大好きな理由のひとつです。
これからも、少年のようにカヤックを楽しみ、SENCE OF WONDER を磨いていきたいです。
さて、長くなりましたが、、
なので計画といっても、今日は
① その日のヒット水深を探る
② ヒット水深を中心に南へ針路をとり、(できれば)未知の岬近辺をリサーチする
③ 神様から誕生日プレゼントをもらう
④ 11時までに浜バックし、夫婦円満も全うする
この程度のあくまでもうっすらした・・計画です。。
今日は中潮。明日は大潮ということで、潮の動きには期待が持てます。
10月9日の大潮の日のKF
では、岬回りの60~70メートルラインに長大な潮目が発生し、ヘタなので大半撃ち漏らしてしまいましたが、長時間にわたってガシガシとヒットが続きました。
ところで、水深についてですが、、今まで潮目ばかりを求めてウロウロしていた私にとって、カヤックアングラーがなぜ水深に注目しているのか、今までイマイチ分かっていませんでした。
がしかし、、魚探を使いだしてから、その日によって、ヒットする水深にフシギな偏りがあることに、やっと気づいてきました。
そもそも魚が水深なんて細かくわかってるハズもないと思ってましたが、ジッサイにはたかが5メートルや10メートルの微妙な違いが釣果を左右することも。。
つまり、魚は海岸線に対して、垂直にはあまり移動せず、平行に移動するイメージでしょうか。
それがいわゆるラインを形成している気が・・・してます。。(私の勝手な思い込みかも)
理由は分かりませんが、海水温や潮流等が関係しているような・・・
とはいえ、大移動ができないカヤックにとって、その日のヒットラインを見極めるのはかなり重要だと思われます。
今までヤミクモに移動を繰り返していましたが、そのあたりも「計画」して行動しようと思います。

6時過ぎ出艇。夜明けとともに。
今日も無事帰れるように、海からの恵みをいただけるように!
出艇準備中はやや風がありましたが、海上はべた凪。最高です。
沖へと漕ぎ出し、潮目を流しつつ、浅場からヒット水深を探っていきます。

ファーストヒットは、アコウwithイカリムシ(怖
気持ち悪いけど、、帰国できない体調でいらっしゃるようなので、、イカリムシのアンカリングを丁寧に除去し、いただくこととします。
それにしても、、今日もベイト反応がまるでありません。
今日もタイラバデーになるのか・・・
ファーストヒットの水深は50メートル。
すなわち・・・根魚なのでアテになりませんが・・・今日は50メートルをひとつの基準として考えたいと思います。
30~40もタイラバやジギングでじっくり探ってみましたが、今日は浅場はノーな感じです。
ただ、ヒットのあった50メートルラインにもベイトは全くなかったし・・・
そこで、、最近目覚めた、タイラバの出番です。
根魚狙いなら、なーんも考えなくても巻くだけで釣れちゃいますが、マダイ狙いとなるとそうはいきません。
警戒心の強い彼らにカブラを食わせるには、それなりの工夫と努力が必要と最近分かりました。
タイラバががぜん、面白くなってきました!
~・~・~
続けて移動を繰り返しながら探っていきます。
やはり今日は潮の流れ方が本気です。
なので先週のように朝方だけしか釣れない冷たーい感触はしませんが、いかんせん魚の気配がありません。。
粘り強く70メートルラインまで探っていきますが、コツンとも来ません。。
そこで、ファーストヒットのあった50メートルラインまで戻り、潮目を流していきますが・・・やはり・・・コツンレス・・・
今日はもうアカンかも、あーと・・・ため息ばかりが出ます。。
でも私は非常にシツコイ釣りをするタイプなので、あきらめずに朴訥に探っていきます。
というのも、、雰囲気はいいんです!!この雰囲気が崩れないうちはあきらめません!
私の(短いが)経験上、こういう時は安易に移動せずに粘った方が、きっと何か良いことかが起こるはず。
やはり、足で稼ぐ選挙、ひとつひとつの握手がモノを言う、まさにわがドブ板フィッシングの真骨頂です。
~・~・~
そして、ひたすら有権者に頭を下げて回った私、路地裏で何度もため息をついた。これで数えて何個めの潮目だっただろうか・・・
ここは潮が回り込んで潮目が出たり消えたりしている、私的にみて、かなりの有望ポイント。
流してみると、潮でタイラバがぐいぐい持ってかれます。無風にもかかわらず、非常に底がとりにくい。
しかも、特定の水深で重くなったり、軽くなったり、複雑な潮の動きをしていることが、タイラバの引き加減で分かります。
こういうポイントでは、タイラバの早巻きが有効、と信じる。
何度か流しなおし、着底から巻き始めたその時、、
ドギュギューーン!ギギギギギギ・・・
何の前触れもなくロッドが海面に突き刺さり、一気にラインが出されます!
長い沈黙にボケた頭が、ブン殴られたようにハッキリ。
しかも、、カヤックが・・・豪快に引っ張られています!
巻き取ろうとするも、相当に強い抵抗でギュンギュンドラグが鳴る。
ここまで1時間近くコツンとも来なかったので、とりあえず、まずはバレるなよーと祈りながらやり取り。
こんなになーんにも魚探に映ってない場面での大物。そしてこの強烈な突っ込み。
今日も、きっと・・・奴に違いありません!
ラインに強いテンションがかかり続けますが、たまに反転するのか、ふいにテンションが抜けたりするたび、、バレたか?と不安がよぎります。
バレないように慎重にやりとりして・・・巨体が浮いて・・・

またまた、どでけえーー!!
80アップの、当地名物モンスターマダイです!
非常に体高があるタイプで、めちゃ旨い脂の乗ったオスのマダイに違いない・・・

フックが2本とも大鯛特有のタラコクチビルにガッチリ刺さってます。
先日チューニングしたフックよ、ナイスフッキング!
それにしてもこのモンスター級のマダイ、彼らはネクタイをカジカジしたり、そんなもったいぶったことをしてきません・・・
前アタリなどなく、一気にドカーンとカブラをひったくっていきます。
それだけ体も大きく、自信もある。
それでいて警戒心は相当に強い。
他の魚の魚信が途絶えたような静かな海に、突然彼らはやってきます。
あくまで仮説ですが、遊漁船で80を超えるマダイがなかなか上がらないのも、生き残ってきた大型ほど特に警戒心が強く、コマセにもおびきよせられにくいからでしょうか。
そんな戦地を潜り抜けてきた歴戦の大鯛を仕留めるのも、カヤックフィッシングならではの醍醐味。
カヤックフィッシング最高!!
そして、かっ、神様からの最高のバースデープレゼント・・・(感無量)
本日も・・くしくも超大型爆撃機を撃墜。
とはいえ先週や先々週みたいに、いつもマダイ1枚だけの釣果だと、私もいっこうに高射砲のマグレ当たりの域を出れないので、どうしてもレギュラーサイズのマダイ、戦闘機クラスをぜひ追加したい・・・と思い、さらに南下しながら70メートルラインまで探っていきます。

しかし・・・・釣れません・・・

粘ってなんとか良型のアオハタを追加したのみ。
こいつらはヒットラインにかかわらずどこでも釣れてしまうため、ヒットラインを探る参考になりません
やっぱりモンスターマダイがヒットした55メートルラインが吉か?
そそくさと戻ります。
55メートルラインの潮目を流していくと、かすかなアタリがあります。
食いがシブいですが、こっちには魚はいるようです。
やがて、ネクタイが引っ張られる微妙な感触がある。
続けて落としていくと、やっとギュン、と乗った!
最初は根魚だと疑わなかったが、なかなかのイカツい突っ込み。
引きから判断すると型は小さいハズだが、最期の突っ込みではキュキュッとドラグを鳴らす、ナイスツッコミを見せる。
どうやらこれは根魚ではないな・・・

あがってきたのは・・・綺麗な紅葉鯛、40cm
あらよっと、ぶっこ抜きで空中でタモリングしたら、そのままフックが外れて飛んでった・・・そうとう掛りが浅かった模様。
あぶないあぶない・・・
めちゃ綺麗なフツーのマダイは、ある意味デカマダイより、嬉しい!
デカマダイはまさに見た目も怪物。あんましマダイには見えず、怪物を釣った感じ
でもこういう細かいアタリを乗せられるようになったら、マダイの数釣りができる気がしますが、デカマダイと違って肉が薄いカタクチビルはバレやすく、まだまだ精進がたりません。。
この時点で10時前。
あと1時間ほど、頑張れます。
~・~・~
すると、先週見逃してしまった、ハマチのナブラが再発生。
魚探が真っ赤です。
そして、、カヤックの横を大群が横切っていきます・・・
それっ、とばかりに色んなジグを落としまくり、ミノーも投げましたが、無反応・・・。
サイトフィッシングを試みますが、落ちていくジグにチラッと近寄って、フンッ、と去っていくのが見えます・・・
ミノーへの追っかけもなし。
赤青ギフトセットの野望が潰えました・・・
ガーン。。
その後も色々探ってみるも、

後が続かず、帰りがけに良型のアコウを追加したのみとなりました。

【本日の戦果】
マダイ 82cm×1(7.0kg)、40cm×1
アコウ 30cm×1、25cm×1
アオハタ 35cm
【本日の未帰還機】
なし
【潮】
中潮
積年の待望、青物ゲットはなりませんでしたが、、「計画」どおりのコースをたどり、バースデープレゼントももらいつつ、時間通りに無事に帰ることができました。
今日も、海の恵みをくれた神様に感謝!
今週は私の誕生日ということで、妻のシブシブ許可が出まして、、
ベタ凪の予報ということもあり、急きょ生まれし日の潮風を浴びに行ってまいりました。
ただ、午後から用事があるため、午前中のみの短期決戦。
今回のテーマは「計画」
前回の流れを引き継いでいますが、なかなか計画通りにいかないのがKF。
しかし前もって計画しておかないと成功と失敗もごちゃまぜに。
時間とともにすぐに見分けがつかなくなってしまいます。
計画に縛られては意味ないのですが、今日は短期決戦ということもあり、しっかり計画を立て、やろうとしたことがちゃんとできたのかをしっかり刻み付けて、次回へと進んでいきたいです。
そういえば・・・以前著名なカヤックアングラーが、GPS付の魚探を使わない理由として、「過去の自分に縛られるから」と話していたことがめちゃ心に残ってます。
なので、計画といっても過去にこだわって、ポイントを巡るようなことはしないようにしてます。(実際もう釣れない・・・)
不変的に釣れるポイント(そんなんあるの?)を除き、過去の情報はむしろ雑音になってしまうので、尊敬するカヤックアングラーの方々にならい、その日その日の海に耳をそばだててみる感じが理想。
やっぱりオーシャンズの諸先輩方は、その辺の臨機応変さというか、体感するセンスがずば抜けてる感じがします・・・
一日たったらガラリと変わってしまう、そんな海の“WONDER”を感じるのが、私がKFを大好きな理由のひとつです。
これからも、少年のようにカヤックを楽しみ、SENCE OF WONDER を磨いていきたいです。
さて、長くなりましたが、、
なので計画といっても、今日は
① その日のヒット水深を探る
② ヒット水深を中心に南へ針路をとり、(できれば)未知の岬近辺をリサーチする
③ 神様から誕生日プレゼントをもらう
④ 11時までに浜バックし、夫婦円満も全うする
この程度のあくまでもうっすらした・・計画です。。
今日は中潮。明日は大潮ということで、潮の動きには期待が持てます。
10月9日の大潮の日のKF
2014/10/09
では、岬回りの60~70メートルラインに長大な潮目が発生し、ヘタなので大半撃ち漏らしてしまいましたが、長時間にわたってガシガシとヒットが続きました。
ところで、水深についてですが、、今まで潮目ばかりを求めてウロウロしていた私にとって、カヤックアングラーがなぜ水深に注目しているのか、今までイマイチ分かっていませんでした。
がしかし、、魚探を使いだしてから、その日によって、ヒットする水深にフシギな偏りがあることに、やっと気づいてきました。
そもそも魚が水深なんて細かくわかってるハズもないと思ってましたが、ジッサイにはたかが5メートルや10メートルの微妙な違いが釣果を左右することも。。
つまり、魚は海岸線に対して、垂直にはあまり移動せず、平行に移動するイメージでしょうか。
それがいわゆるラインを形成している気が・・・してます。。(私の勝手な思い込みかも)
理由は分かりませんが、海水温や潮流等が関係しているような・・・
とはいえ、大移動ができないカヤックにとって、その日のヒットラインを見極めるのはかなり重要だと思われます。
今までヤミクモに移動を繰り返していましたが、そのあたりも「計画」して行動しようと思います。
6時過ぎ出艇。夜明けとともに。
今日も無事帰れるように、海からの恵みをいただけるように!
出艇準備中はやや風がありましたが、海上はべた凪。最高です。
沖へと漕ぎ出し、潮目を流しつつ、浅場からヒット水深を探っていきます。
ファーストヒットは、アコウwithイカリムシ(怖
気持ち悪いけど、、帰国できない体調でいらっしゃるようなので、、イカリムシのアンカリングを丁寧に除去し、いただくこととします。
それにしても、、今日もベイト反応がまるでありません。
今日もタイラバデーになるのか・・・
ファーストヒットの水深は50メートル。
すなわち・・・根魚なのでアテになりませんが・・・今日は50メートルをひとつの基準として考えたいと思います。
30~40もタイラバやジギングでじっくり探ってみましたが、今日は浅場はノーな感じです。
ただ、ヒットのあった50メートルラインにもベイトは全くなかったし・・・
そこで、、最近目覚めた、タイラバの出番です。
根魚狙いなら、なーんも考えなくても巻くだけで釣れちゃいますが、マダイ狙いとなるとそうはいきません。
警戒心の強い彼らにカブラを食わせるには、それなりの工夫と努力が必要と最近分かりました。
タイラバががぜん、面白くなってきました!
~・~・~
続けて移動を繰り返しながら探っていきます。
やはり今日は潮の流れ方が本気です。
なので先週のように朝方だけしか釣れない冷たーい感触はしませんが、いかんせん魚の気配がありません。。
粘り強く70メートルラインまで探っていきますが、コツンとも来ません。。
そこで、ファーストヒットのあった50メートルラインまで戻り、潮目を流していきますが・・・やはり・・・コツンレス・・・
今日はもうアカンかも、あーと・・・ため息ばかりが出ます。。
でも私は非常にシツコイ釣りをするタイプなので、あきらめずに朴訥に探っていきます。
というのも、、雰囲気はいいんです!!この雰囲気が崩れないうちはあきらめません!
私の(短いが)経験上、こういう時は安易に移動せずに粘った方が、きっと何か良いことかが起こるはず。
やはり、足で稼ぐ選挙、ひとつひとつの握手がモノを言う、まさにわがドブ板フィッシングの真骨頂です。
~・~・~
そして、ひたすら有権者に頭を下げて回った私、路地裏で何度もため息をついた。これで数えて何個めの潮目だっただろうか・・・
ここは潮が回り込んで潮目が出たり消えたりしている、私的にみて、かなりの有望ポイント。
流してみると、潮でタイラバがぐいぐい持ってかれます。無風にもかかわらず、非常に底がとりにくい。
しかも、特定の水深で重くなったり、軽くなったり、複雑な潮の動きをしていることが、タイラバの引き加減で分かります。
こういうポイントでは、タイラバの早巻きが有効、と信じる。
何度か流しなおし、着底から巻き始めたその時、、
ドギュギューーン!ギギギギギギ・・・
何の前触れもなくロッドが海面に突き刺さり、一気にラインが出されます!
長い沈黙にボケた頭が、ブン殴られたようにハッキリ。
しかも、、カヤックが・・・豪快に引っ張られています!
巻き取ろうとするも、相当に強い抵抗でギュンギュンドラグが鳴る。
ここまで1時間近くコツンとも来なかったので、とりあえず、まずはバレるなよーと祈りながらやり取り。
こんなになーんにも魚探に映ってない場面での大物。そしてこの強烈な突っ込み。
今日も、きっと・・・奴に違いありません!
ラインに強いテンションがかかり続けますが、たまに反転するのか、ふいにテンションが抜けたりするたび、、バレたか?と不安がよぎります。
バレないように慎重にやりとりして・・・巨体が浮いて・・・
またまた、どでけえーー!!
80アップの、当地名物モンスターマダイです!
非常に体高があるタイプで、めちゃ旨い脂の乗ったオスのマダイに違いない・・・
フックが2本とも大鯛特有のタラコクチビルにガッチリ刺さってます。
先日チューニングしたフックよ、ナイスフッキング!
それにしてもこのモンスター級のマダイ、彼らはネクタイをカジカジしたり、そんなもったいぶったことをしてきません・・・
前アタリなどなく、一気にドカーンとカブラをひったくっていきます。
それだけ体も大きく、自信もある。
それでいて警戒心は相当に強い。
他の魚の魚信が途絶えたような静かな海に、突然彼らはやってきます。
あくまで仮説ですが、遊漁船で80を超えるマダイがなかなか上がらないのも、生き残ってきた大型ほど特に警戒心が強く、コマセにもおびきよせられにくいからでしょうか。
そんな戦地を潜り抜けてきた歴戦の大鯛を仕留めるのも、カヤックフィッシングならではの醍醐味。
カヤックフィッシング最高!!
そして、かっ、神様からの最高のバースデープレゼント・・・(感無量)
本日も・・くしくも超大型爆撃機を撃墜。
とはいえ先週や先々週みたいに、いつもマダイ1枚だけの釣果だと、私もいっこうに高射砲のマグレ当たりの域を出れないので、どうしてもレギュラーサイズのマダイ、戦闘機クラスをぜひ追加したい・・・と思い、さらに南下しながら70メートルラインまで探っていきます。
しかし・・・・釣れません・・・
粘ってなんとか良型のアオハタを追加したのみ。
こいつらはヒットラインにかかわらずどこでも釣れてしまうため、ヒットラインを探る参考になりません
やっぱりモンスターマダイがヒットした55メートルラインが吉か?
そそくさと戻ります。
55メートルラインの潮目を流していくと、かすかなアタリがあります。
食いがシブいですが、こっちには魚はいるようです。
やがて、ネクタイが引っ張られる微妙な感触がある。
続けて落としていくと、やっとギュン、と乗った!
最初は根魚だと疑わなかったが、なかなかのイカツい突っ込み。
引きから判断すると型は小さいハズだが、最期の突っ込みではキュキュッとドラグを鳴らす、ナイスツッコミを見せる。
どうやらこれは根魚ではないな・・・
あがってきたのは・・・綺麗な紅葉鯛、40cm
あらよっと、ぶっこ抜きで空中でタモリングしたら、そのままフックが外れて飛んでった・・・そうとう掛りが浅かった模様。
あぶないあぶない・・・
めちゃ綺麗なフツーのマダイは、ある意味デカマダイより、嬉しい!
デカマダイはまさに見た目も怪物。あんましマダイには見えず、怪物を釣った感じ
でもこういう細かいアタリを乗せられるようになったら、マダイの数釣りができる気がしますが、デカマダイと違って肉が薄いカタクチビルはバレやすく、まだまだ精進がたりません。。
この時点で10時前。
あと1時間ほど、頑張れます。
~・~・~
すると、先週見逃してしまった、ハマチのナブラが再発生。
魚探が真っ赤です。
そして、、カヤックの横を大群が横切っていきます・・・
それっ、とばかりに色んなジグを落としまくり、ミノーも投げましたが、無反応・・・。
サイトフィッシングを試みますが、落ちていくジグにチラッと近寄って、フンッ、と去っていくのが見えます・・・
ミノーへの追っかけもなし。
赤青ギフトセットの野望が潰えました・・・
ガーン。。
その後も色々探ってみるも、
後が続かず、帰りがけに良型のアコウを追加したのみとなりました。
【本日の戦果】
マダイ 82cm×1(7.0kg)、40cm×1
アコウ 30cm×1、25cm×1
アオハタ 35cm
【本日の未帰還機】
なし
【潮】
中潮
積年の待望、青物ゲットはなりませんでしたが、、「計画」どおりのコースをたどり、バースデープレゼントももらいつつ、時間通りに無事に帰ることができました。
今日も、海の恵みをくれた神様に感謝!
2014年10月30日
男ジギング不発。3週連続の?巨マダイKF 21st ~ 成功と失敗 ~
海原でひとりぼっち。
人生のすべてのことをあずけてしまって、大海原の小さな点となり、無心で釣り糸を垂れる。
そんな時間が欲しくて、今日もやってきました。
悪天候により、前回マトモに浮けなかった私。
次はぜひナギの日を、ということで選んだのは、高気圧が日本列島を覆い、翌日も好天、どう転んでも荒れにくいと思われる日。

今日のテーマは「成功と失敗」
釣行ごとに色々失敗、反省はあるのですが、まずは成功したことをしっかりと積み重ねたい・・・。
成功も点と点。要はなぜ成功したか?を一本線に解明することが第一。
しかし、私の浅い経験だと単発の事例では理由がわからないことも多く・・・最近はなかなか積み重ねれてませんのです
そして海に出てしまうとなかなか思ったより自由がききません。変更がきかない、というのかな。。
カヤックフィッシング・・・ちょうどサッカーに似てる。野球などと違って、監督は試合が始まるとなかなか試合をコントロールできない。ような。ホントに幅広い視野が必要。
なので先にすべきことを最大限前もってやっておいて、成功するのではないかな、と。
というわけで、今日のねらいは・・・マダイ ときどき 青物
というのも、どうやら先行者情報によれば、青物開幕宣言・・・とはいかない様なので、、
メインの釣法はタイラバ。ベイトがしっかり入っているポイントでは男ジギングの予定。
最近は某所でジギングよりタイラバの方が調子が良く、青物も外道でかかるということなので、めめしく副産物?にも期待です。
そして最近苦手意識を克服しつつあるタイラバ部門に、満を持して新兵器の投入です。

パームス メタルウィッチ 652M
基本路線としてはあくまで男らしく?ジギングメインで行きたいところなのですが、やっぱり幅広い魚種に対応し、かつ、特にベイトが入っていないシブイ状況でも力を発揮するタイラバの万能性は捨てがたい。。
だってボーズは嫌やし(心が折れる)、魚食いたいし。。
今までタイラバはカタ~イジギングロッドでデマカセでやっていたので、
専用竿でどういう変化があるか、楽しみです。

6時出艇。
沖に出てもあまりベイト反応がありません。やっぱりジギングで釣れる気がしない・・・
男気が・・・消えていきます・・・
これがさっこんのタイラバ有利の原因か・・・
今日もかなりシブイ展開が予想されるものの、潮は効いているようなので、いつもどおりカヤックの得意とするストップ&ゴーの小刻み移動を駆使し、ミッチリとひとつひとつ潮目をつぶしていきます。
すると、

ファーストヒットは、初ホウボウ。
メタルウィッチの柔らかい穂先がタイラバのアタリを微妙に伝えつつ、弾かずにのせてくれます。
それでいてバットも安心感あり。もっとヤワなものを想像してたけど、大鯛も行けそう。
めちゃいい感じです。タイラバが楽しくなりました!
続けて、チョンチョンと特徴的な引き。そして途中から重くなる・・・これは夏にぎょうさん釣った美味しいやつ・・・

良型のアコウ。
シブイ状況なものの、ある程度魚はいるようです。
ただ、なんかオカシイ・・・
朝だけしか釣れないんちゃう?という、バクゼンとした嫌な予感がしてきました。
なんとなく、ですが・・・(でも今まで結構あたってる)
なので、釣れるうちに釣っておこう、と焦ります。
潮目を渡りつつさらに沖へと進む。
すると・・・45メートルラインで、海面が沸き立つような最高の潮目を発見!チャンス!
これは絶対釣れる!アホ(私)でもつれる!
期待を込めて一投目。
巻き上げようとすると、グイィィィーーン!
タイラバが一気にひったくられた!フォールで食ってたのか・・・
最初はメガ根魚かな、と思ったが、、
ラインが引き出され、キュルキュルとドラグが鳴り始めた。
ここからは大物と一進一退。
ハンドルが空回りするほどではなく、何とか巻けるので、先週ほどではないものの、相当でかい。
青物を期待するが・・・途中から特有の強烈な突っ込みを連発。
やはり奴です。
でもさすが専用竿。ギュンギュンドラグを出していく突っ込みさえ、バットのタメで耐え、いなします。
この感覚を味わいたくて、ここに来た・・・
やっぱりこの感じ、生きてる!・・・最高・・・!

なんとかうまく浮かせられました!
先週に引き続き、バカデカい♂マダイ
なんとか曲げてクーラーに入ったので先週よりサイズダウンですが、80近い?
そして、、パームス メタルウィッチ 652M 入魂完了!(言ってみたかった・・・こういうセリフ)
カヤック上で感慨にひたっていると、、マダイのヒレパンチ炸裂!
さかなクサあイ往復ビンタ・・・
今までなら上ってきたマダイは疲労困憊してマグロ化してたのに、こんなに元気なのも、引きをいなしてしまう専用竿ならでは・・・?
とはいえさすがの打率10割。
これまでのすべてのアタリを、ガッチリ掴んでます。メタルウィッチすげえ。
この時点で7時。
予定よりかなり早くマダイを捕獲し、これからレギュラーサイズのマダイをポツポツ、と思った矢先。
いやな予感が現実に・・・。
色々探ってみるものの、この後は沈黙・・・
潮に流されるまま深場を探るが、よけいに深場は魚信なく・・・
やがてナブラも発生するが、飛んでる魚がちっさいようなので無視。(ぜいたくな)
そして黙々とタイラバをたぐる私。(のちに後悔)
それにしても風がない・・・

(最高の天気なんだが・・・)
ここからの長い時間は、ふりかえってみると根魚の拾い釣りのみでした。
結局・・・地合いらしい地合いは朝7時まででした(涙
ここからは早送りで行きます。

ええ型のアコウ。

よく見ると口からベイトがあふれてます。
ていうか、マダ生きてます・・・

チャリコがヨナのように口の中で生きてるっ
このアコウ。かなり大食らいらしく。
ベイトが口の奥からマダマダ出てきました(怖っ)

これ、ダイオウイカの幼生や・・・(適当)(R兄貴風)

続けてアコウ。今日はアコウがよく釣れます。

ひさびさにベイトが入っているポイント。
ジギングでガッシーラ。青物はまっこう気配なし。

かろうじて見えるスーパー薄い潮目を流し倒して、引っ張り出したアコウ。
今日はやっぱり何をしても難しい感じです・・・
帰りがけ、中層に浮いている反応を見つけ、ジギング。思った通りの水深でバシッとヒットするが・・・

良型SABAグーフー(涙
またまた中層で単体魚たちの反応を見つけ、シャクッ&ズドン。期待を込めて引き上げるが・・・

空中浮遊型エソ。
昼過ぎまで粘ったものの、結局・・・早朝の短時間での釣果に少し毛をはやしたに過ぎない散々な結果となりました。

【本日の戦果】
マダイ77cm×1、アコウ×4(最大40cm弱)、ホウボウ×1
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 60g × 1 着底後のズル引きでESOと思われる敵機よりリーダーに掃射を受け、散る
【本日の潮】
小潮
早朝のデカマダイに救われた感がありすぎますが、ヘタなので仕方が。。
しかしいかんせんベイトが入っていません。本当に秋?(もう冬か)って感じです。
早く青物祭り開幕宣言をしたいところです。
ホントは、爆釣して・・・みんな早くここにおいで!オーイ!(妄想)・・・したいところなんですが。
≪帰着後≫
同所から出艇したゴムボーターの方によれば、ナブラの正体はハマチであり、トップで4本ほど釣れたとのこと。
私のマダイを羨ましがっておられましたが、青物ヒデリの私からすればハマチがまぶしかったです・・・
マダイに集中しすぎてナブラを無視したのが悔やまれます
今日も成功と失敗を思い返し、次なる準備へ活かしていきます!
押忍!

アングラーズリパブリック パームスエルア メタルウィッチ マダイ MTGC-652M
1パワーモデルは心細いので2パワーモデルを選びました。2パワーでもデカマダイと十分に渡り合える感じ。3パワーモデルもあるようだが・・・一体どんなマダイを相手にするのか・・・?柔らかいティップがいわゆる追従性?を発揮。。マダイに違和感を与えず、本アタリにつながります。アタリを確実にものにするところ、そしてバレの少なさにはビビりました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉(QS)
タイラバのキモはネクタイを齧っている時にいかに違和感を与えないか・・・浮力のある水中においてネクタイを引っ張った時の抵抗はヘッドの重さより体積そのものがおおいに関係する・・・気がします。無論、形状もしかり。その点、比重の大きいタングステンのアドバンテージはヤバい。早い着底だけが能ではありません!なんの変哲もない丸っこいタングステンシンカーが一番釣れる理由はそこにある??
人生のすべてのことをあずけてしまって、大海原の小さな点となり、無心で釣り糸を垂れる。
そんな時間が欲しくて、今日もやってきました。
悪天候により、前回マトモに浮けなかった私。
次はぜひナギの日を、ということで選んだのは、高気圧が日本列島を覆い、翌日も好天、どう転んでも荒れにくいと思われる日。
今日のテーマは「成功と失敗」
釣行ごとに色々失敗、反省はあるのですが、まずは成功したことをしっかりと積み重ねたい・・・。
成功も点と点。要はなぜ成功したか?を一本線に解明することが第一。
しかし、私の浅い経験だと単発の事例では理由がわからないことも多く・・・最近はなかなか積み重ねれてませんのです
そして海に出てしまうとなかなか思ったより自由がききません。変更がきかない、というのかな。。
カヤックフィッシング・・・ちょうどサッカーに似てる。野球などと違って、監督は試合が始まるとなかなか試合をコントロールできない。ような。ホントに幅広い視野が必要。
なので先にすべきことを最大限前もってやっておいて、成功するのではないかな、と。
というわけで、今日のねらいは・・・マダイ ときどき 青物
というのも、どうやら先行者情報によれば、青物開幕宣言・・・とはいかない様なので、、
メインの釣法はタイラバ。ベイトがしっかり入っているポイントでは男ジギングの予定。
最近は某所でジギングよりタイラバの方が調子が良く、青物も外道でかかるということなので、めめしく副産物?にも期待です。
そして最近苦手意識を克服しつつあるタイラバ部門に、満を持して新兵器の投入です。
パームス メタルウィッチ 652M
基本路線としてはあくまで男らしく?ジギングメインで行きたいところなのですが、やっぱり幅広い魚種に対応し、かつ、特にベイトが入っていないシブイ状況でも力を発揮するタイラバの万能性は捨てがたい。。
だってボーズは嫌やし(心が折れる)、魚食いたいし。。
今までタイラバはカタ~イジギングロッドでデマカセでやっていたので、
専用竿でどういう変化があるか、楽しみです。
6時出艇。
沖に出てもあまりベイト反応がありません。やっぱりジギングで釣れる気がしない・・・
男気が・・・消えていきます・・・
これがさっこんのタイラバ有利の原因か・・・
今日もかなりシブイ展開が予想されるものの、潮は効いているようなので、いつもどおりカヤックの得意とするストップ&ゴーの小刻み移動を駆使し、ミッチリとひとつひとつ潮目をつぶしていきます。
すると、
ファーストヒットは、初ホウボウ。
メタルウィッチの柔らかい穂先がタイラバのアタリを微妙に伝えつつ、弾かずにのせてくれます。
それでいてバットも安心感あり。もっとヤワなものを想像してたけど、大鯛も行けそう。
めちゃいい感じです。タイラバが楽しくなりました!
続けて、チョンチョンと特徴的な引き。そして途中から重くなる・・・これは夏にぎょうさん釣った美味しいやつ・・・
良型のアコウ。
シブイ状況なものの、ある程度魚はいるようです。
ただ、なんかオカシイ・・・
朝だけしか釣れないんちゃう?という、バクゼンとした嫌な予感がしてきました。
なんとなく、ですが・・・(でも今まで結構あたってる)
なので、釣れるうちに釣っておこう、と焦ります。
潮目を渡りつつさらに沖へと進む。
すると・・・45メートルラインで、海面が沸き立つような最高の潮目を発見!チャンス!
これは絶対釣れる!アホ(私)でもつれる!
期待を込めて一投目。
巻き上げようとすると、グイィィィーーン!
タイラバが一気にひったくられた!フォールで食ってたのか・・・
最初はメガ根魚かな、と思ったが、、
ラインが引き出され、キュルキュルとドラグが鳴り始めた。
ここからは大物と一進一退。
ハンドルが空回りするほどではなく、何とか巻けるので、先週ほどではないものの、相当でかい。
青物を期待するが・・・途中から特有の強烈な突っ込みを連発。
やはり奴です。
でもさすが専用竿。ギュンギュンドラグを出していく突っ込みさえ、バットのタメで耐え、いなします。
この感覚を味わいたくて、ここに来た・・・
やっぱりこの感じ、生きてる!・・・最高・・・!
なんとかうまく浮かせられました!
先週に引き続き、バカデカい♂マダイ
なんとか曲げてクーラーに入ったので先週よりサイズダウンですが、80近い?
そして、、パームス メタルウィッチ 652M 入魂完了!(言ってみたかった・・・こういうセリフ)
カヤック上で感慨にひたっていると、、マダイのヒレパンチ炸裂!
さかなクサあイ往復ビンタ・・・
今までなら上ってきたマダイは疲労困憊してマグロ化してたのに、こんなに元気なのも、引きをいなしてしまう専用竿ならでは・・・?
とはいえさすがの打率10割。
これまでのすべてのアタリを、ガッチリ掴んでます。メタルウィッチすげえ。
この時点で7時。
予定よりかなり早くマダイを捕獲し、これからレギュラーサイズのマダイをポツポツ、と思った矢先。
いやな予感が現実に・・・。
色々探ってみるものの、この後は沈黙・・・
潮に流されるまま深場を探るが、よけいに深場は魚信なく・・・
やがてナブラも発生するが、飛んでる魚がちっさいようなので無視。(ぜいたくな)
そして黙々とタイラバをたぐる私。(のちに後悔)
それにしても風がない・・・
(最高の天気なんだが・・・)
ここからの長い時間は、ふりかえってみると根魚の拾い釣りのみでした。
結局・・・地合いらしい地合いは朝7時まででした(涙
ここからは早送りで行きます。
ええ型のアコウ。
よく見ると口からベイトがあふれてます。
ていうか、マダ生きてます・・・
チャリコがヨナのように口の中で生きてるっ
このアコウ。かなり大食らいらしく。
ベイトが口の奥からマダマダ出てきました(怖っ)
これ、ダイオウイカの幼生や・・・(適当)(R兄貴風)
続けてアコウ。今日はアコウがよく釣れます。
ひさびさにベイトが入っているポイント。
ジギングでガッシーラ。青物はまっこう気配なし。
かろうじて見えるスーパー薄い潮目を流し倒して、引っ張り出したアコウ。
今日はやっぱり何をしても難しい感じです・・・
帰りがけ、中層に浮いている反応を見つけ、ジギング。思った通りの水深でバシッとヒットするが・・・
良型SABAグーフー(涙
またまた中層で単体魚たちの反応を見つけ、シャクッ&ズドン。期待を込めて引き上げるが・・・
空中浮遊型エソ。
昼過ぎまで粘ったものの、結局・・・早朝の短時間での釣果に少し毛をはやしたに過ぎない散々な結果となりました。
【本日の戦果】
マダイ77cm×1、アコウ×4(最大40cm弱)、ホウボウ×1
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 60g × 1 着底後のズル引きでESOと思われる敵機よりリーダーに掃射を受け、散る
【本日の潮】
小潮
早朝のデカマダイに救われた感がありすぎますが、ヘタなので仕方が。。
しかしいかんせんベイトが入っていません。本当に秋?(もう冬か)って感じです。
早く青物祭り開幕宣言をしたいところです。
ホントは、爆釣して・・・みんな早くここにおいで!オーイ!(妄想)・・・したいところなんですが。
≪帰着後≫
同所から出艇したゴムボーターの方によれば、ナブラの正体はハマチであり、トップで4本ほど釣れたとのこと。
私のマダイを羨ましがっておられましたが、青物ヒデリの私からすればハマチがまぶしかったです・・・
マダイに集中しすぎてナブラを無視したのが悔やまれます
今日も成功と失敗を思い返し、次なる準備へ活かしていきます!
押忍!

アングラーズリパブリック パームスエルア メタルウィッチ マダイ MTGC-652M
1パワーモデルは心細いので2パワーモデルを選びました。2パワーでもデカマダイと十分に渡り合える感じ。3パワーモデルもあるようだが・・・一体どんなマダイを相手にするのか・・・?柔らかいティップがいわゆる追従性?を発揮。。マダイに違和感を与えず、本アタリにつながります。アタリを確実にものにするところ、そしてバレの少なさにはビビりました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉(QS)
タイラバのキモはネクタイを齧っている時にいかに違和感を与えないか・・・浮力のある水中においてネクタイを引っ張った時の抵抗はヘッドの重さより体積そのものがおおいに関係する・・・気がします。無論、形状もしかり。その点、比重の大きいタングステンのアドバンテージはヤバい。早い着底だけが能ではありません!なんの変哲もない丸っこいタングステンシンカーが一番釣れる理由はそこにある??
2014年10月22日
絶対オカシイし、勘違いしたらアカンKF 20th 巨マダイ再び ~ 天国と地獄 ~
先週、マグレとはいえ自分としてはこれまでにない釣果を挙げ、燃え尽きた感のある私・・・
今までのウップンをはらし、今まで怒涛のごとく浮いていた反動もあり、しばらくはカヤックやらなくてもいいかな、、なんて思っておりました。
しかし、休みのたんびに風!風!風!(byタクジグさん)だったお天気が一転、週末久々に良況となり、楽しそうに浮いておられるカヤッカーの皆さんのブログを見ていると・・・フツフツ・・・と。
そして、いつの間にか・・・海快晴と天気図とをためつすがめつしている私がいる。
しかも!今週末も海況よさそうやん・・・ええなあ・・・(でも今週末も行けないし)
ハァー(ため息)
そして、それから 13DAYS LATER...
振替休日を取得し、、やっぱり、来ちゃいました。。
体調回復のため、仕方なく。本当に仕方なくですよ・・・(某R先輩風抗弁)

今回のテーマは「天国と地獄」
なんやそれ?って感じですが、前回身に余る天国を味わったので、絶対オカシイし、今度はきっと地獄やろ、という推定です。
らしさ、ですよやっぱり。
そうでなくては、、ひとりぼっちの海原de..らしくありませんから!
でもその地獄から這い出してこそ、その先に、ふたたび天国がある・・・
つまり、小手先ではなく、本当の意味でのレベルアップがしたい・・・
まあ、地獄と言っても、楽しい地獄なんですけど(笑
今回の狙いはずばり、青物です。
初KFの記念すべきハマチ一本
以来、青物はとんとご無沙汰な私。
ジグをしゃくってしゃくってえ、、ズドン!!じゃいいーーん(妄想)
ああ、、青物に会いたい。。
今日は南西の風3~4メートルといった予報。
高気圧が張り出して微風・・・そんな理想的な日なんかではモチロンなく、前線がど真ん中でかかっているので風が弱いが、雨が降る・・・そして寒い・・というフツーならけして選ばないB級日程。
海上にいる間はミッチリ雨が降る予報やけど、ウインドサーフィン時代から寒さには耐性があるハズ(吹雪でも海に飛び込んでた)なので、風さえないなら釣りは成立するだろう、と。
ただ、前々回に予想外の爆風で大自然にキツイ灸をすえられた反省にたち、うねりの周期や周辺の予報などなどじゅうぶん総合的に情報を判断して、なんとか浮けそう、ということでやってきました。

今日は大潮だった前回と比べて、やはり潮があまり効いていない・・・やな予感。でも今日も初日やけど一応大潮やし。
沖へと進むと、、
40メートルラインを過ぎたあたりから、風が強まります。
ビュオオオオおおおおお
あれ?どうう考えても3~4メートルの風とちゃうと思うんやけど・・・
予報では風は収まっていくハズなので、まあまあいずれ、今だけやろ・・・と思いながら潮目を探していきます。
それにしても今日は潮も効いていないし、浅場にもベイト反応はほとんどない。
やっぱり柳の下のドジョウ系ラッキーはないな・・・とブツブツと言いながら沖へ向かう。

そしていよいよ強くなる風。推定5メートル。
ラインが・・・川か!というくらい流される。。無論タイラバは底とれず成立しない。。
ただ、あきらめないネチコサが信条の私。
前回ジギングロッドが序盤で玉砕したこともあり、青物一本勝負のジギング縛りはのぞむところ。
しかし、次第にパドリングが修行状態に。
すると、70メートルラインに出たところで、にわかに強烈なベイト反応が!
魚探がまっかっか!!水深が2メートル?魚探がバグってる!
ステータス異常です。
ドラクエで言うと、いわゆる「らん」あるいは「マヌ」の状態に。
濃いベイトにドサクサでジグを放り込んだら、、やっぱり、ズン、と来た。
ただ、重いだけで引かないしザブトン引っ張ってるみたい。
上がってきたのは・・・

また、あなたですか!
強制退去命令。
その後もドンドン上がる風。
パドリング修行を通り越し、高負荷の筋トレ状態に。
たった数回流すために、10分漕ぎ続けとか、効率悪すぎる。。
しかし、魚探反応は良好。ベイトの下に単体魚の反応も映り出した。
この展開、なかなかあきらめきれない。。
けど、ゼンゼンまともに釣りがデキン。。
絶対オカシイ・・・予報では3~4メートルの風ちゃうんか。。
ところが現実は風速7メートル以上。ブローは10メートルくらいかも。
いよいよ危なくなってきた。
ついに、、8時の時点で、あえなく帰還を決意。
前々回に引き続き・・・総員退艦命令

ところが、一旦帰ると決めても、向かってくる突風とうねりで超鈍足艦となり、時速1~2キロくらいしかスピードが出ない。いつまでも同じ景色でルームランナー状態
しかも前回平均時速6キロでも30分かかったポイントなので、このままだと2時間の強制マッスルトレーニング確定。
短時間の無酸素系ターボパドリングならドンドン進めるものの、長時間はムリ。だからといって長距離用の有酸素パドリングでは時間がかかりすぎる。
色々考えて・・・やっぱアカン・・・出艇場所まで徒歩で帰ったほうが早いんちゃう?と・・・近くの浜へ緊急避難。
そしてライジャケ姿で漁村を単身ランニングして出艇場所の駐車場へ。
車でとんぼ返りして、カヤックをピックアップ。
はずかしながら、無事内地に復員完了!
~~~
この時点で10時。
前回はガッツリ釣って早上り!!とか言ってたけど、既定路線通り、ガッツリ吹かれて早上り!!ですわ。。
そそくさと片づけも済ませ、服も着替えて、傷心をかかえながら家路に就く。
しかしこれほど完膚なきまでヤラれるとは思ってなかったな・・・やっぱり「天国と地獄」だな、ようできてるわテーマ・・・と哀れな自賛。
だんだん風が落ちていく海を横目で見ながら、帰路のドライブ中、ふと。
あ。そや。元々今日行きたかった、yassunさんに教えていただいたポイントやったら、大丈夫ちゃうかな・・・。
あそこなら南西の風に強いハズ。
あっという間に、ハンドルを切ってUターン・・・
~~~
そして、、11時再出艇。
アングラーの執念あさましきかな、クタクタのハズなのに執念の第2章スタート
早朝は暗くて出艇ポイントがいまいち分からず、ご新規さんなのでトラブルになってもいけないので、あえてパスしていましたが、無事出艇することができました。yassunさん、ありがとうございます♪
幸い、予想通り海況は良し!張り出した岬で南西の風がみごとに緩和されており、3メートルくらいの中風です。
これがホントの3メートルの風、ですよね。。
タイムリミットは13時。2時間限定の勝負ではありますが、、これならいける!
週末の情報で、このポイントは浅場の30メートルラインがいいらしい、とのことなので、重点的に攻める予定。
というか、それ以上沖へ出ると、爆風ふきすさぶのでどのみち選択肢がない・・・
沖を見ると、ちょうどいい感じで30メートルラインに潮目ができている。
チャンス!
パドリングで必死でラインキープしながら、ベイトがあまり入っていないみたいで青物の気配がないので、なりふり構わず打率の高いタイラバのバットで打ち込んでいきます。
すると、トトン、と竿先が引き込まれる。幸先よくヒット!

少し小さいが・・・弱気&時間ないので、しかも美味しいし、など総合的理由によりキープ。
これでボウズはとりあえず脱出
地合いが来たかも!ということで、アコウを〆る前に、すかさず爆雷攻撃を続行。
すると・・・ヒュンヒュンと小気味よくドラグを鳴らし、竿を叩く魚がヒット。予想通りの連発。
青物?とアワい期待を持って上げてくると・・・

巨エソ・・・しかもスプラッタ系。
やっぱり奴らは色んな引きを模倣します。大半は重いだけで引かないですが、今日もまんまとダマされました。
エソごときにドラグ鳴らされるなんて、、悔しイ。。
ドラグと心を締め直します。
短時間勝負なので、気を取り直し、猛パドリング&あらゆる方向から爆雷投下。

マハタ。小さいので送還。

アオハタ。やはり小さいので送還。
水深が浅いせいか、皆元気に帰国していきます。
ここで地合いは終了。そのうち潮目が消えてしまいました・・・。
それでも残り少ないかすかな潮目を重点爆撃してきます。
こういう魚っ気が一旦消えたくらいの方が好機だったりする(と信じる)
徒労とも思える、回収&投下。
タイラバはまさに我慢の釣り。
毎回同じように見えても、小さな感触の変化を頼りに、落としていく。
時計は12時30分。リミットは13時。あと少しだけ時間がある。
そして、無限回廊と思われた反復に、突如終わりが・・・。
いつも通りクラッチを切ると、降下の途中・・・突然スプールが急回転。
フォールとは違う異常なスピードでラインが出ていきます。いくら鈍感な私でも、絶対オカシイ!と気づく。
すかさず合わせを入れ、巻き取ろうとすると、強烈な抵抗が。そして、さっき締めたハズのドラグが、、軽々と回され、ギュィィーーンと一気に数十メートルラインが引き出された。
間違いなくデカい!こんな30メートルの浅場で?一体何がかかった?
先週の大鯛よりも強烈な引き。青物か?
リールを巻こうとしても、空回りして全然巻き取れない。。
そして、ドラグは鳴り続ける・・・
普通なら動揺してしまうところ、なぜか気分は最高に。スゲースゲーと思わず笑い声が出て、これからの大物とのやりとりを楽しもうという気分。
というのも、単なる感触ですが、タイラバ特有の巻き上げ時の追い食いでかかった訳ではなく、フォールでひったくられたせい?か、どうやらフッキングがいいみたいで、バレる気がしない。
絶対魚の顔を見てやろう、と決心。
相変わらずリーリングしても空回りだが、次第に10センチづつくらい巻き取れる。
まだまだ巻ける量よりラインを出していく量の方が多いが、途中から一定のペースで巻き取れるようになった。
あと、30メートル、20メートル、となっても相変わらずのやる気でドラグを鳴らしてラインを出していくので、きっと青物だと確信。
リーダー入って、上がってきたのは・・・

あれ?また、マダイやーー!!
しかも破格にどでけえーー!!
タモに不安を感じるほどの強烈な重さ。
先週のマダイより大きいかも。それより何より、体高がハンパない。丸々としてる。

爆風で強制送還食らった後の再出艇、、しかも耐え忍んだ末の執念が引き寄せた結果、、
思わず天を衝く、渾身のガッツポーズ!
今度は本当に、どう曲げてもクーラーに入りません。(汗
なのでこの通り。

帰り。
突堤のアングラーたちに、奇異の目で迎えられる、はみ出した巨大な尻尾。。
今日のベイトは、これでした。

写真には映ってませんが、ゼイゴがあったので、大きさから中アジかな?と思います。とてもベイトとは思えない骨の太さ。いいもん食ってます。

計測したところ、86cm、8.7kgの圧巻の巨体でした。
〆る前ならもっと重かったかも。
先週のマダイより4センチしか体長は違わないのに、2.5kgも体重が違うのにビックリ。丸々としてます。

今日のマダイは、母が捌いてくれ、娘が盛り付けてくれました。(妻は?どこに?・・・妻と私は・・食べました。。)
ベイトが違うせいか、先週のマダイたちより明らかに脂が乗ってる。
一般に60センチ以上のマダイの味には疑義があるところみたいですが、それらを完全に払拭し、、、
めちゃ旨かったです!
そう言えば、期せずして2週連続の自己記録更新・・・
絶対何かオカシイし、自分のコトだけは、絶対勘違いしたらアカン。でも、なぜ?
海は不思議です(結論)
地獄を味わった先に天国があるということでしょうか・・・門を叩けば開かれる?あきらめずやれば成功する、、?
でもまだまだ不思議です。
うー
これからも、釣りから色々人生ついても学びたいと思います!
ともあれ、カヤックフィッシング最高!!×2

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 限定クリスタルカーリー
やっぱりこれ。どんなマダイも海の底から連れてきます。高いけど元がとれます(笑

YGKよつあみ ガリス ウルトラジグマンWX8 200m
前回の高切れで今回から8本編に変えました。少ない力で快適にシャクれる!別次元です・・・もっと早く替えたらよかった(笑

クレハ(KUREHA) シーガー 船ハリス 100m
ESOを掛けたらガサガサ。サゴシが通過したらバッサリ。最も更新頻度が高いのがリーダー。リーダー専用品より滅法安いです。おすすめ。
今までのウップンをはらし、今まで怒涛のごとく浮いていた反動もあり、しばらくはカヤックやらなくてもいいかな、、なんて思っておりました。
しかし、休みのたんびに風!風!風!(byタクジグさん)だったお天気が一転、週末久々に良況となり、楽しそうに浮いておられるカヤッカーの皆さんのブログを見ていると・・・フツフツ・・・と。
そして、いつの間にか・・・海快晴と天気図とをためつすがめつしている私がいる。
しかも!今週末も海況よさそうやん・・・ええなあ・・・(でも今週末も行けないし)
ハァー(ため息)
そして、それから 13DAYS LATER...
振替休日を取得し、、やっぱり、来ちゃいました。。
体調回復のため、仕方なく。本当に仕方なくですよ・・・(某R先輩風抗弁)
今回のテーマは「天国と地獄」
なんやそれ?って感じですが、前回身に余る天国を味わったので、絶対オカシイし、今度はきっと地獄やろ、という推定です。
らしさ、ですよやっぱり。
そうでなくては、、ひとりぼっちの海原de..らしくありませんから!
でもその地獄から這い出してこそ、その先に、ふたたび天国がある・・・
つまり、小手先ではなく、本当の意味でのレベルアップがしたい・・・
まあ、地獄と言っても、楽しい地獄なんですけど(笑
今回の狙いはずばり、青物です。
初KFの記念すべきハマチ一本
2014/05/09
以来、青物はとんとご無沙汰な私。
ジグをしゃくってしゃくってえ、、ズドン!!じゃいいーーん(妄想)
ああ、、青物に会いたい。。
今日は南西の風3~4メートルといった予報。
高気圧が張り出して微風・・・そんな理想的な日なんかではモチロンなく、前線がど真ん中でかかっているので風が弱いが、雨が降る・・・そして寒い・・というフツーならけして選ばないB級日程。
海上にいる間はミッチリ雨が降る予報やけど、ウインドサーフィン時代から寒さには耐性があるハズ(吹雪でも海に飛び込んでた)なので、風さえないなら釣りは成立するだろう、と。
ただ、前々回に予想外の爆風で大自然にキツイ灸をすえられた反省にたち、うねりの周期や周辺の予報などなどじゅうぶん総合的に情報を判断して、なんとか浮けそう、ということでやってきました。
今日は大潮だった前回と比べて、やはり潮があまり効いていない・・・やな予感。でも今日も初日やけど一応大潮やし。
沖へと進むと、、
40メートルラインを過ぎたあたりから、風が強まります。
ビュオオオオおおおおお
あれ?どうう考えても3~4メートルの風とちゃうと思うんやけど・・・
予報では風は収まっていくハズなので、まあまあいずれ、今だけやろ・・・と思いながら潮目を探していきます。
それにしても今日は潮も効いていないし、浅場にもベイト反応はほとんどない。
やっぱり柳の下のドジョウ系ラッキーはないな・・・とブツブツと言いながら沖へ向かう。
そしていよいよ強くなる風。推定5メートル。
ラインが・・・川か!というくらい流される。。無論タイラバは底とれず成立しない。。
ただ、あきらめないネチコサが信条の私。
前回ジギングロッドが序盤で玉砕したこともあり、青物一本勝負のジギング縛りはのぞむところ。
しかし、次第にパドリングが修行状態に。
すると、70メートルラインに出たところで、にわかに強烈なベイト反応が!
魚探がまっかっか!!水深が2メートル?魚探がバグってる!
ステータス異常です。
ドラクエで言うと、いわゆる「らん」あるいは「マヌ」の状態に。
濃いベイトにドサクサでジグを放り込んだら、、やっぱり、ズン、と来た。
ただ、重いだけで引かないしザブトン引っ張ってるみたい。
上がってきたのは・・・
また、あなたですか!
強制退去命令。
その後もドンドン上がる風。
パドリング修行を通り越し、高負荷の筋トレ状態に。
たった数回流すために、10分漕ぎ続けとか、効率悪すぎる。。
しかし、魚探反応は良好。ベイトの下に単体魚の反応も映り出した。
この展開、なかなかあきらめきれない。。
けど、ゼンゼンまともに釣りがデキン。。
絶対オカシイ・・・予報では3~4メートルの風ちゃうんか。。
ところが現実は風速7メートル以上。ブローは10メートルくらいかも。
いよいよ危なくなってきた。
ついに、、8時の時点で、あえなく帰還を決意。
前々回に引き続き・・・総員退艦命令
ところが、一旦帰ると決めても、向かってくる突風とうねりで超鈍足艦となり、時速1~2キロくらいしかスピードが出ない。いつまでも同じ景色でルームランナー状態
しかも前回平均時速6キロでも30分かかったポイントなので、このままだと2時間の強制マッスルトレーニング確定。
短時間の無酸素系ターボパドリングならドンドン進めるものの、長時間はムリ。だからといって長距離用の有酸素パドリングでは時間がかかりすぎる。
色々考えて・・・やっぱアカン・・・出艇場所まで徒歩で帰ったほうが早いんちゃう?と・・・近くの浜へ緊急避難。
そしてライジャケ姿で漁村を単身ランニングして出艇場所の駐車場へ。
車でとんぼ返りして、カヤックをピックアップ。
はずかしながら、無事内地に復員完了!
~~~
この時点で10時。
前回はガッツリ釣って早上り!!とか言ってたけど、既定路線通り、ガッツリ吹かれて早上り!!ですわ。。
そそくさと片づけも済ませ、服も着替えて、傷心をかかえながら家路に就く。
しかしこれほど完膚なきまでヤラれるとは思ってなかったな・・・やっぱり「天国と地獄」だな、ようできてるわテーマ・・・と哀れな自賛。
だんだん風が落ちていく海を横目で見ながら、帰路のドライブ中、ふと。
あ。そや。元々今日行きたかった、yassunさんに教えていただいたポイントやったら、大丈夫ちゃうかな・・・。
あそこなら南西の風に強いハズ。
あっという間に、ハンドルを切ってUターン・・・
~~~
そして、、11時再出艇。
アングラーの執念あさましきかな、クタクタのハズなのに執念の第2章スタート
早朝は暗くて出艇ポイントがいまいち分からず、ご新規さんなのでトラブルになってもいけないので、あえてパスしていましたが、無事出艇することができました。yassunさん、ありがとうございます♪
幸い、予想通り海況は良し!張り出した岬で南西の風がみごとに緩和されており、3メートルくらいの中風です。
これがホントの3メートルの風、ですよね。。
タイムリミットは13時。2時間限定の勝負ではありますが、、これならいける!
週末の情報で、このポイントは浅場の30メートルラインがいいらしい、とのことなので、重点的に攻める予定。
というか、それ以上沖へ出ると、爆風ふきすさぶのでどのみち選択肢がない・・・
沖を見ると、ちょうどいい感じで30メートルラインに潮目ができている。
チャンス!
パドリングで必死でラインキープしながら、ベイトがあまり入っていないみたいで青物の気配がないので、なりふり構わず打率の高いタイラバのバットで打ち込んでいきます。
すると、トトン、と竿先が引き込まれる。幸先よくヒット!
少し小さいが・・・弱気&時間ないので、しかも美味しいし、など総合的理由によりキープ。
これでボウズはとりあえず脱出
地合いが来たかも!ということで、アコウを〆る前に、すかさず爆雷攻撃を続行。
すると・・・ヒュンヒュンと小気味よくドラグを鳴らし、竿を叩く魚がヒット。予想通りの連発。
青物?とアワい期待を持って上げてくると・・・
巨エソ・・・しかもスプラッタ系。
やっぱり奴らは色んな引きを模倣します。大半は重いだけで引かないですが、今日もまんまとダマされました。
エソごときにドラグ鳴らされるなんて、、悔しイ。。
ドラグと心を締め直します。
短時間勝負なので、気を取り直し、猛パドリング&あらゆる方向から爆雷投下。
マハタ。小さいので送還。
アオハタ。やはり小さいので送還。
水深が浅いせいか、皆元気に帰国していきます。
ここで地合いは終了。そのうち潮目が消えてしまいました・・・。
それでも残り少ないかすかな潮目を重点爆撃してきます。
こういう魚っ気が一旦消えたくらいの方が好機だったりする(と信じる)
徒労とも思える、回収&投下。
タイラバはまさに我慢の釣り。
毎回同じように見えても、小さな感触の変化を頼りに、落としていく。
時計は12時30分。リミットは13時。あと少しだけ時間がある。
そして、無限回廊と思われた反復に、突如終わりが・・・。
いつも通りクラッチを切ると、降下の途中・・・突然スプールが急回転。
フォールとは違う異常なスピードでラインが出ていきます。いくら鈍感な私でも、絶対オカシイ!と気づく。
すかさず合わせを入れ、巻き取ろうとすると、強烈な抵抗が。そして、さっき締めたハズのドラグが、、軽々と回され、ギュィィーーンと一気に数十メートルラインが引き出された。
間違いなくデカい!こんな30メートルの浅場で?一体何がかかった?
先週の大鯛よりも強烈な引き。青物か?
リールを巻こうとしても、空回りして全然巻き取れない。。
そして、ドラグは鳴り続ける・・・
普通なら動揺してしまうところ、なぜか気分は最高に。スゲースゲーと思わず笑い声が出て、これからの大物とのやりとりを楽しもうという気分。
というのも、単なる感触ですが、タイラバ特有の巻き上げ時の追い食いでかかった訳ではなく、フォールでひったくられたせい?か、どうやらフッキングがいいみたいで、バレる気がしない。
絶対魚の顔を見てやろう、と決心。
相変わらずリーリングしても空回りだが、次第に10センチづつくらい巻き取れる。
まだまだ巻ける量よりラインを出していく量の方が多いが、途中から一定のペースで巻き取れるようになった。
あと、30メートル、20メートル、となっても相変わらずのやる気でドラグを鳴らしてラインを出していくので、きっと青物だと確信。
リーダー入って、上がってきたのは・・・
あれ?また、マダイやーー!!
しかも破格にどでけえーー!!
タモに不安を感じるほどの強烈な重さ。
先週のマダイより大きいかも。それより何より、体高がハンパない。丸々としてる。
爆風で強制送還食らった後の再出艇、、しかも耐え忍んだ末の執念が引き寄せた結果、、
思わず天を衝く、渾身のガッツポーズ!
今度は本当に、どう曲げてもクーラーに入りません。(汗
なのでこの通り。
帰り。
突堤のアングラーたちに、奇異の目で迎えられる、はみ出した巨大な尻尾。。
今日のベイトは、これでした。
写真には映ってませんが、ゼイゴがあったので、大きさから中アジかな?と思います。とてもベイトとは思えない骨の太さ。いいもん食ってます。
計測したところ、86cm、8.7kgの圧巻の巨体でした。
〆る前ならもっと重かったかも。
先週のマダイより4センチしか体長は違わないのに、2.5kgも体重が違うのにビックリ。丸々としてます。
今日のマダイは、母が捌いてくれ、娘が盛り付けてくれました。(妻は?どこに?・・・妻と私は・・食べました。。)
ベイトが違うせいか、先週のマダイたちより明らかに脂が乗ってる。
一般に60センチ以上のマダイの味には疑義があるところみたいですが、それらを完全に払拭し、、、
めちゃ旨かったです!
そう言えば、期せずして2週連続の自己記録更新・・・
絶対何かオカシイし、自分のコトだけは、絶対勘違いしたらアカン。でも、なぜ?
海は不思議です(結論)
地獄を味わった先に天国があるということでしょうか・・・門を叩けば開かれる?あきらめずやれば成功する、、?
でもまだまだ不思議です。
うー
これからも、釣りから色々人生ついても学びたいと思います!
ともあれ、カヤックフィッシング最高!!×2

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 限定クリスタルカーリー
やっぱりこれ。どんなマダイも海の底から連れてきます。高いけど元がとれます(笑

YGKよつあみ ガリス ウルトラジグマンWX8 200m
前回の高切れで今回から8本編に変えました。少ない力で快適にシャクれる!別次元です・・・もっと早く替えたらよかった(笑

クレハ(KUREHA) シーガー 船ハリス 100m
ESOを掛けたらガサガサ。サゴシが通過したらバッサリ。最も更新頻度が高いのがリーダー。リーダー専用品より滅法安いです。おすすめ。