2016年11月07日
山茶始開(つばきはじめてひらく)KF 旅する真鯛 18th ~ 考えれば答えが来る ~
仕事も家庭も、お勤めの山を越え、後は年の瀬へと下って行くばかり
最後にはピンを全部倒せる一年になりたい、と、
再びやってまいりました。
何やら巷では回遊マダイが釣れているとか。
これからの季節には鰤を狙いたいところですが、
思い返せば最近マダイも見て、ないっす。
なるほど遊漁でもマダイが釣れるってことは、
カヤックならバキバキに釣れるのでは?と山をはって、
やってまいりましたのは、青物も併せて狙えそうなポイント。
前日から残るうねりが落ちるのを待つと、時間は8時。
消波ブロックを越え、ある程度の水深に達するまでは、返す波とうねりに巻かれる危険なライン
たったひとりの海原ゆえ、細心の注意を払いつつ、進みます。
さて、このポイントは半年ぶり。
自分的にここのマダイジギングのパターンは掴んだんと違う?的なポイントでもあり、
タイラバしか釣れない的な噂に対抗すべく、
あくまでジギング勝負。
そう、
目が覚める一本に、ただ喜んではいけない。
この一本から分析すると、いつもと変わらない捕食パターンに見えるが、、
何か心に引っ掛かるものが、ある。
考える。
この魚は、この時間帯に釣れるハズがないことを。
何かある。
その後、もう一度だけ強いアタリがあった後は、沈黙の時間が続く。
近くに真鯛狙いと思しき遊漁船がポツンポツンと見えますが、あちらも釣れてない様子。
そして、メインの狙い物だったはずの青物もお留守なようで、
こんなはずではと徘徊を続けるしかない
赤いデスペラードに映る魚探の反応は、
かなりの数の魚の存在を示している。
答えを見つけられないまま。
やっといつもの良い時間に差し掛かり
これでやっと分かりました。
好物スピニングタックルによるマダイジギング
狙いのレンジと誘い方が間違っている、たったそれだけ
気付くまでに3時間もかかってしまいました。
流し直してもうひとつ。
もっと早く気付いていたら
っていつもおんなじ事言ってますね
青物はさておき、
真鯛に関しては、今まで釣っていたのとは別の一族だと気付かず、
同じ槍を投げ続けて
無為に時間を過ごしてしまいました。
時間をかければまだまだ釣れそうでしたが、
七五三の写真を撮りに行く予定があるため、昼を待たずに浜へ。
真鯛がずらりと魚探に映るなんて、めったにない体験だけに、
この結果との落差に納得がいきませんが・・・
また、頑張ります。
カヤックフィッシング最高!
2016年07月30日
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)KF 13rd ~ 対話 ~
夏も本番。
川の魚も、うつくしく、よいもの
さて、最近多忙で更新が遅れつつあります。
もう先月の話にはなりますが、
自分には珍しく休日に暇をもらうことができたので、
波間に消えた大物を求めて、
再び行って参りました。
ベイトが頻繁に映る中、長い沈黙のあとの一匹。
前回はこれがなかなか釣れなかったのですが、
今日は魚を追う彼らもいるということなのでしょう。
これも前回なかなか釣れなかったサバ。
マサバではないのが残念ですが、40オーバーは楽しく引きます。
サイズアップ。
今日はこれが標準?と思うと嬉しい。
ただ、食ってくるパターンが嬉しくない。
落ちてくるベイトに意識が濃く出ている感じ。
アクションよりカラー重視。
これでは連発できず、フレッシュなポイント探しの釣りになってしまいます。
冒頭の真鯛は再現性がないと思っていたので、
狙った通りで、嬉しい一匹。
が、次は見切られ、沈黙。
ジグや挙動は何でも良い本日。
というより、元気なベイトには興味がない、ということなのか。
落ちてくるものにのみ反応。
そして、めったにないバイト。
魚にとっては、食いついてしまったことはミスなのだろう。
これは困った。
ただ、
今日の魚の目先を集めることのできる引き出しが、
自分に無いだけな気もします。
中途半端なバイトを何度も外し、ここまで乗せるのに一苦労する始末。
でも終了間際の一匹に、嬉しいのも事実。
結局、
今日は予定通り?大物には出会うこともなく、
昼前に沖上がりとなりました。
パパ3さん、今回もご同行いただき、ありがとうございました!
次は良い思いをさせて差し上げたいです・・・
次こそは、
と
カヤックを、ひいてゆく。
ゆりかもめがついてゆく。
カヤックフィッシング最高!

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2016年06月15日
腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)KF 10th サイン ~ 次こそは ~
蛍の季節になりました。
自分の子供の頃に比べると、ずいぶん数が増えた気がします。
腐れたる草、蛍となる、と昔の人が信じたように、
じっとりとした大気が覆う日ほど、蛍は勢いを増します
そんな、すっきりしない空が覆う日々、
細君の許可が出たので、カヤックの支度。
しかし、許可が出たは良いものの、
ポイント予報、広域予報では、2~3メートル、のち4メートル。
ギリOKラインだが・・・
天気図が良くない。

うーん。
というわけで、当初予定した海域は諦め、
前回と同じ海域で、
細心の注意を払いつつ、
やってまいりました。
風は2~3メートルというところ。
思ったより穏やかです。
ただ、低気圧が近くにあるときは油断できないので、
様子を見ながら沖へ進みます。
さて、
今回のテーマは「次こそは」
私も経験が浅い中、
マダイジギングのパターンは、そこそこ自分なりに確立したつもり(思い込み)
ではあったんですが、
アレ。
そうアレ、
気になるじゃないですか!
というかね、
釣りはね、
その日の、しかも刻々と変わる状況にね、
ぴったりハマるものを見つけたときにね、
釣れるのであってね、
万能のものがあるとは思っていませんから!
(キッパリ)
が・・・やっぱり釣れるなら使ってみたいじゃないすか!(本音)
さて、
ちまたで釣れると噂のTGベイト。
グリーンゴールド。
実は前回、
何度か試してみたものの、
まったく釣れんかったTGベイト。
神話は私とは別のところに流れているのか・・・
そこで今回、
葛藤 ありながらも
「次こそは」 ということで、
(状況合えば)
TGベイト グリーンゴールドで、
釣ってみたいと思います!
***********
が、前回とは全く違い、
なにひとつベイト反応がありません。
これは、前回のメソッドは通じないな・・・
ただね、
同じ場所でも毎日違う顔、
それが海の面白いところなんですよ。(言い聞かせる)
やっぱり海のそういうところが好き!
釣果情報に頼った釣りはちょっと違うと思うんだよね!(エラそうに)
***********
と、手を変え品を変え探ります。
が、アタリはあるものの、
フックアップに至らぬまま、ウン時
やはり、結局潮が流れていないことには。
時間帯なのか?
うんうんタイドグラフがね。
いやちがう
潮がタイドグラフ通り?
そんなカンタンに思ってはいけないよ!
実際の海に聞いてみなくては!
それがカヤックフィッシングの醍醐味ですわ
が、潮は効かぬまま次第に風だけが強まってきます。
ちょっといやな感じです。
勝負できる時間は、
少なくなっているのかもしれません。
すると、
とっても不思議な現象 を目にしました。
フェノミナ
Natural phenomena
一瞬にして、波が消えたのです
波が消え、やや暗色たちこめる海。
何事!?
ただ風が落ちただけと思いがちですが、
すぐに気付きました。
風がなくなったのではない。
相変わらず5~6メートルの風は吹いている。
つまり、
潮が波を打ち消している のです。
ほんの一瞬だけでしたが、時が止まったように感じました。
この世界は生きている
って、感じましたよ。
そして、このサイン
僥倖・・・
間違いなく、何かが起こる!
コンセントレーションを高めます
すると、やはり、
目の覚めるビッグヒット!
ラインが一気に引き出されます。
この、
目に見える変化が
目に見えないところにまで、深く、届いていることを
竿からダイレクトに感じれる。
釣り人ってぬぁ~最高ですね!
さて、ヒットの直前、、
魚の体側で当ててから食い直したような、そんな感触があったので、
前回同様、こりゃ青物だ~と思いましたが、
挙動が違う。
どうやらまたまた、デカ真鯛 のようです。
さて、
フッキングの状況は不明なものの
前回ジギングではバレを連発したので、
バレ警戒モードで
慎重に行きます。
主導権を握ったり握られたり、
で、あと10メートル。
どうやらバレなさそう、、
ふっと胸をなでおろし、
抵抗も全くなくなり、大鯛特有のザブトン浮上状態になった、
その時、
スポンッ!
ガーン。
力尽きて、横になった時にテンションが抜けてしまったのか~
はてしなく残念すぎる!
どっかに浮いてこないか?
と眺め回し、タモリングモードで勇み立つも、
浮いてきません・・・
気を取り直して。
この潮で入ったスイッチは、
何もこの一匹に、だけではない。
と、続けて流すと、
やっぱり来ました!
さっきより引きはずいぶん華奢でしたが、
60UPの良型です。
TGグッジョブ
が、強まる風。
釣ってるより、漕いでる時間の方が長いっす!
タダ巻きってのも奥が深いと言いますが、
今回、こんなコンディションの巧妙で、
TGの使い方が少し分かった気がします。
やはり、縦の動きだけではダメですね、特にマダイは。
ちょっとした違いで、明確にアタリの出る、出ないが分かれるのが分かりました。
で、もういっちょの60UP
が、風はおさまらず。
これ以上上がってくると危険であり、
これから天候が改善する要素もないので、
たった2時間の釣行でしたが、
7時、
安全安心のため、
総員退艦 としました。
もっとやれていれば、という感じですが、
釣り気に誘われて長居すると
とんでもない目に遭うので、
これはこれで良かった、と思います。
やはり、天気図ベースでないといけませんね
私のは、悪い見本です。
まだまだ、人にどーこー言えません。。
反省・・・
しかし、こんなに早上がりしたことはなかったので、
途中、京都市に寄って用事を済ませ、
家に帰ってカヤックの潮を流し、片づけて、
実家に魚を持って行って、
また家に帰って料理して、
子どもたちをお迎えして、
でも十分、太陽が空に高かった。
これも今日のオドロキ。
早上がりもいいもんですね!
これから子育てもどんどん忙しくなりますが、
また、頑張ります!
カヤックフィッシング最高!

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2015年12月24日
乃東生(なつかれくさしょうず)KF 32nd かそけきプレゼント~ 今を掴む ~
貧果でしたので、端的に

さる24日、低気圧が列島に掛かり、
当然無理かと思っていましたが、
意外にもGPV、海快晴共に浮けそうな予報。
半信半疑ながら海へ。

さいわい風はほとんどありません。
とは言え、低気圧系の凪なので、急な天候の変化の可能性があり、油断禁物。
さて、今回のテーマは「今を掴む」
本日はクリスマスイヴ ということで、
普段お世話になっている方から、以前真鯛のリクエストをいただいていたのを思い出し、
クリスマスプレゼントの確保がミッションなり。
真鯛・・・
9月以来、勝率は11/13
彼が釣れない日はほとんどなかったのですが、
撃ち漏らさずに確実にとなると・・・一抹の不安が。
という訳で、今日は久しぶりに自分的真鯛の鉄板ポイントから。
そして、ここはジギングではなくタイラバ有利のケース。
あまりサイズは出ないものの、確実に真鯛を獲れるパターンを確立した?
と私が信じている場所から攻めていきます。
勝負の時間はおよそ9時くらいまで。
下げ潮で食ってくる真鯛をかっさらいに行きます。
しばらく流すも・・・??
あれから数カ月。
アタリは減少傾向。
ただ、ちゃんと真鯛はまだいる感じ・・・(この感は当たる)
少しづつ場所を変えながらやります。

自分の場合、タイラバで真鯛を狙う場合は、魚探は全く見ません。
あくまで潮の動きのキレている場所を、
マクロとミクロの両方で見て、探っていきます。
何度かフックアウトの後、ドン!
ちょっとマシなサイズかも・・・
タイラバならではの、スリル、久しぶりに楽しィ~
まあバレたらバレたときで!

やっと釣れました。
真鯛40UPくらい。
食べて最もおいしいサイズ?
ただ、このパターンではこれ以上のサイズは出ないのがここの特徴。
その後も30~チャリコサイズの真鯛のフックアウトが幾度か
このポイント、数は狙えるハズなんですが・・・
今日はなぜかフォールでのアタリが多く、しかもすぐにスレて当たってこなくなり
小刻みに移動して、できるかぎりフレッシュな場所で真っ先に当たってくる魚を掛ける?感じの馬場状況です。
活性が相当低いようです

姿を見るまでは真鯛の小型と勘違いしてしまう彼。
小さいのでリリース。
ただ・・・このまま粘っても真鯛はたいして釣れない予感。
時間だけが過ぎて、ポツリポツリと思われる。
で、ここからは好きな釣りをします。

ジギングで良型のホウボウ。
太い
そして、今さら気づいたけど、
ホウボウってもろにクリスマスカラー
実は縁起物
さて、目的のものはゲットできたのですが、
その後さらに沖を目指すも、
今回の副産物扱いだった青物は全くお留守 な感じ。
やっぱりここの青物は日ムラがありすぎ、つぶしも効きません・・・
ハズレだと他に探りようもないし。
そして、10時ごろから、風がドンドコ上がってきたので、
非常に残念ですが、
実釣2時間。
沖上がりとなりました。
やはり、低気圧性の凪は油断なりません
最後の最後で、超貧果
このままでは終われません・・・
カヤックフィッシング最高!

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さる24日、低気圧が列島に掛かり、
当然無理かと思っていましたが、
意外にもGPV、海快晴共に浮けそうな予報。
半信半疑ながら海へ。
さいわい風はほとんどありません。
とは言え、低気圧系の凪なので、急な天候の変化の可能性があり、油断禁物。
さて、今回のテーマは「今を掴む」
本日はクリスマスイヴ ということで、
普段お世話になっている方から、以前真鯛のリクエストをいただいていたのを思い出し、
クリスマスプレゼントの確保がミッションなり。
真鯛・・・
9月以来、勝率は11/13
彼が釣れない日はほとんどなかったのですが、
撃ち漏らさずに確実にとなると・・・一抹の不安が。
という訳で、今日は久しぶりに自分的真鯛の鉄板ポイントから。
そして、ここはジギングではなくタイラバ有利のケース。
あまりサイズは出ないものの、確実に真鯛を獲れるパターンを確立した?
と私が信じている場所から攻めていきます。
勝負の時間はおよそ9時くらいまで。
下げ潮で食ってくる真鯛をかっさらいに行きます。
しばらく流すも・・・??
あれから数カ月。
アタリは減少傾向。
ただ、ちゃんと真鯛はまだいる感じ・・・(この感は当たる)
少しづつ場所を変えながらやります。
自分の場合、タイラバで真鯛を狙う場合は、魚探は全く見ません。
あくまで潮の動きのキレている場所を、
マクロとミクロの両方で見て、探っていきます。
何度かフックアウトの後、ドン!
ちょっとマシなサイズかも・・・
タイラバならではの、スリル、久しぶりに楽しィ~
まあバレたらバレたときで!
やっと釣れました。
真鯛40UPくらい。
食べて最もおいしいサイズ?
ただ、このパターンではこれ以上のサイズは出ないのがここの特徴。
その後も30~チャリコサイズの真鯛のフックアウトが幾度か
このポイント、数は狙えるハズなんですが・・・
今日はなぜかフォールでのアタリが多く、しかもすぐにスレて当たってこなくなり
小刻みに移動して、できるかぎりフレッシュな場所で真っ先に当たってくる魚を掛ける?感じの馬場状況です。
活性が相当低いようです
姿を見るまでは真鯛の小型と勘違いしてしまう彼。
小さいのでリリース。
ただ・・・このまま粘っても真鯛はたいして釣れない予感。
時間だけが過ぎて、ポツリポツリと思われる。
で、ここからは好きな釣りをします。
ジギングで良型のホウボウ。
太い
そして、今さら気づいたけど、
ホウボウってもろにクリスマスカラー
実は縁起物
さて、目的のものはゲットできたのですが、
その後さらに沖を目指すも、
今回の副産物扱いだった青物は全くお留守 な感じ。
やっぱりここの青物は日ムラがありすぎ、つぶしも効きません・・・
ハズレだと他に探りようもないし。
そして、10時ごろから、風がドンドコ上がってきたので、
非常に残念ですが、
実釣2時間。
沖上がりとなりました。
やはり、低気圧性の凪は油断なりません
最後の最後で、超貧果
このままでは終われません・・・
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2015年11月22日
虹蔵不見(にじかくれてみえず)KF 30th ~ 帰去来 ~
先週、長女と二人でうみのこに乗ってきました。

うみのこ。
滋賀県民にとってはとっても馴染のある船のようですが、
琵琶湖のほど近くとはいえ、京都府民の私は
今回、その存在を初めて知りました
うみのこ、といっても湖(みづうみ)のうみのこ、なのです。

琵琶湖を舞台に体験学習を行う学習船、うみのこ。
滋賀県では、小学5年生になると必ずこの船で一泊二日の体験学習を行うんだとか。
県が船を所有しているって、驚き

出港
船齢30年を超えるとは思えない、綺麗な船

淡水での使用ということもありますが、大事に使われてきたことが伺えます

一部、昭和を感じさせる趣もありつつ

琵琶湖とは、滋賀県民・・・否、おうみびとたちの魂の海だと実感
小学生の時にこの船で過ごしたことも、魂の深いところに落ちていきそうです
南湖も終わりにさしかかると、

岸辺はバサー天国。
ボートの密度がヤバい(笑)
そう考えると、我々のKFはまだまだかなりマイナー
以前は喰えない魚に熱を上げる心理がマッタク分かりませんでしたが、今は分かる気がする

そして、学習船よ、なぜ魚探?
船は北湖へ。

白石のたたずまいは、古色に満ちて、
神々しさはさながら、みずうみにそそり立つ祭壇のよう

沖島。
ウインドサーフィン時代に上陸経験あるものの
小学校もあり、こんなに大きな島だったとは・・・
ただ、消防車などはなく、火事が起きると湖から消防艇で放水するらしい。スゲー

カヤック発見。
どこから出艇したんでしょうか・・・岸からはかなりの距離のはず。。
島人には当然ながらマイカー以上にマイボートが多いらしい。
必殺の琵琶湖ショートカットで他府県へも意外に短時間で行けてしまう?
考えようによっては最高の立地かと。

琵琶湖のプランクトンを観察。
私も顕微鏡を覗いたのは何十年ぶり
久しぶりに娘と二人きりで楽しく過ごすことができました!!
そして連休、そのまま家族で妻の実家へ帰省。
もちろん、やっぱりついでに、当然ながら、
あの場所で浮いてきましたよ!

さて、今回のテーマは、「帰去来」
夏にコテンパンにやられて以来、再びこの海に帰って来ました。
夏から、この海はどう変化しているのでしょうか?
春まではとっても豊かな海だと思っていましたが、
この夏を境にどうやらダークサイドに堕ちて しまったらしく、
去りゆくものを追ってはいけないのかもしれませんが、、
情けは人のためならず
これはまさに、
ニッポンを取り戻す
尊厳、もとい、フォースと信頼回復のための、
前はそんなことなかったよね!きみ!的な、
いわば根源的な戦い です。
が・・・
漕ぎ出でてみれば、潮の色も悪く、生命感に乏しく、
釣れる雰囲気がまるでありません。
できる子だと思ってたのに、
やっぱり変わってないし。

夜明けはタイラバで真鯛狙い
ただ、アコウしか、釣れん!

やっぱりアコウ。サイズもイマイチ。

ちょっとマシなアコウ。

そしてチャリコ。
可哀そうだけど、現在私自身がめっぽう弱気なのと、
土鍋サイズなので、鯛飯要員としてキープ。
しかし、一向にサイズアップの気配なし。

ガッシー。
君はサイズは良くないものの、素揚げにしたいのでキープ。
さて、このままやってもらちが明かず
タイラバは諦めて、沖でジギングに切り替え。
ところで、元来、実績ポイントを打っていくのは、その日の海の声に耳をそばだてるのが信条である私のスタイルではなく、
普段は魚探のGPSマークも全く活用していないのですが、
今回はマサが釣りたい一念 で、過去に見つけた根のありそうなポイントへ。
根の上に到着すると、ここにはなぜかやたらベイト反応があります。
ジギングで・・・

も、、やっぱりアコウ。

何か出てます・・・
これからはマサ対策で腰の帯と共にドラグも締めこむ。
万が一大政が掛かりでもしたら 根に走られたら一発で終了だし、仕方なし。

でもやっぱりアコウしか釣れません・・・
と思ったら、着底からのしゃくり上げで、
ドン!
なかなかのサイズの魚がヒット。
マサか!マサなのか!
一瞬根ガカリか?と思うも、引く引く。
マサだったら嬉しいのですが、トルクはあるものの、走りはショート。
これは、マサじゃね~奴に違いない。
結構良いサイズな感じですが、、
マサ対策のせいでピリッともドラグも鳴らずじまい、
引きも楽しめぬまま、あっけなく御用。

真鯛、ちょうど60cm
マサじゃないけど、とりあえず、やたー!
引き続き、マサを狙います。
が、ベイト反応に引き寄せられてか、
餌釣りの釣り人たちが周囲にどんどん集結してきました。
どうやら・・・

ベイトはこれ。
うーん。
アジを追う魚に食わせるのは、どこで、、なにを、どうしたらいいんだろう・・・
ふと考える。
が、自分には考える材料も土壌も、知識もないのである。
これっきりアタリは出なくなり、
いよいよ餌釣り船が肉薄してきて緊張の海になってきたので、仕方なく退散。

一転東へ針路をとり、60メートルライン上で、あてもなく根を探します。
そして何とか見つけた根にて、
粘る。ひたすら粘る。
しっかりベイトも付いている。
雰囲気はある。
が、どーしてもこーしても食ってこない・・・
何度も流しなおすも、、
お手上げです。。

再び移動!
この季節なので青物くらいはいるハズと思うも、全く気配なし。
どっこもダメ。
全くダメ。
そして、さまよった挙句、これは明らかに青物いるでしょ、って場所を何とか見つけ、
活性低いのに無理やり反応させて、
何とか掛けるも、
謎のバラシ×4
食ってきたパターンもそうだし、引きからしてもおそらくハマチだけど、
こんなにバレるのはちょっとおかしいし、ひょっとしたらメガアジだったのかも。
ならば非常に悔しい・・・
さて、本日、
真鯛までの展開はやや期待させたものの、、
やっぱり結局は死の海のまま だったようで、
最後は完全に心が折れて、
ここで、
劇終
虹蔵不見(にじかくれてみえず)
沖上がりとなりました。

狙っていたマサは気配すら感じられず、惨敗 でした。
やっぱり甘くありません・・・
しかし・・・新たな目標ができました。
また、頑張ります!
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うみのこ。
滋賀県民にとってはとっても馴染のある船のようですが、
琵琶湖のほど近くとはいえ、京都府民の私は
今回、その存在を初めて知りました
うみのこ、といっても湖(みづうみ)のうみのこ、なのです。
琵琶湖を舞台に体験学習を行う学習船、うみのこ。
滋賀県では、小学5年生になると必ずこの船で一泊二日の体験学習を行うんだとか。
県が船を所有しているって、驚き
出港
船齢30年を超えるとは思えない、綺麗な船
淡水での使用ということもありますが、大事に使われてきたことが伺えます
一部、昭和を感じさせる趣もありつつ
琵琶湖とは、滋賀県民・・・否、おうみびとたちの魂の海だと実感
小学生の時にこの船で過ごしたことも、魂の深いところに落ちていきそうです
南湖も終わりにさしかかると、
岸辺はバサー天国。
ボートの密度がヤバい(笑)
そう考えると、我々のKFはまだまだかなりマイナー
以前は喰えない魚に熱を上げる心理がマッタク分かりませんでしたが、今は分かる気がする
そして、学習船よ、なぜ魚探?
船は北湖へ。
白石のたたずまいは、古色に満ちて、
神々しさはさながら、みずうみにそそり立つ祭壇のよう
沖島。
ウインドサーフィン時代に上陸経験あるものの
小学校もあり、こんなに大きな島だったとは・・・
ただ、消防車などはなく、火事が起きると湖から消防艇で放水するらしい。スゲー
カヤック発見。
どこから出艇したんでしょうか・・・岸からはかなりの距離のはず。。
島人には当然ながらマイカー以上にマイボートが多いらしい。
必殺の琵琶湖ショートカットで他府県へも意外に短時間で行けてしまう?
考えようによっては最高の立地かと。
琵琶湖のプランクトンを観察。
私も顕微鏡を覗いたのは何十年ぶり
久しぶりに娘と二人きりで楽しく過ごすことができました!!
そして連休、そのまま家族で妻の実家へ帰省。
もちろん、やっぱりついでに、当然ながら、
あの場所で浮いてきましたよ!
さて、今回のテーマは、「帰去来」
夏にコテンパンにやられて以来、再びこの海に帰って来ました。
夏から、この海はどう変化しているのでしょうか?
春まではとっても豊かな海だと思っていましたが、
この夏を境にどうやらダークサイドに堕ちて しまったらしく、
去りゆくものを追ってはいけないのかもしれませんが、、
情けは人のためならず
これはまさに、
ニッポンを取り戻す
尊厳、もとい、フォースと信頼回復のための、
前はそんなことなかったよね!きみ!的な、
いわば根源的な戦い です。
が・・・
漕ぎ出でてみれば、潮の色も悪く、生命感に乏しく、
釣れる雰囲気がまるでありません。
できる子だと思ってたのに、
やっぱり変わってないし。
夜明けはタイラバで真鯛狙い
ただ、アコウしか、釣れん!
やっぱりアコウ。サイズもイマイチ。
ちょっとマシなアコウ。
そしてチャリコ。
可哀そうだけど、現在私自身がめっぽう弱気なのと、
土鍋サイズなので、鯛飯要員としてキープ。
しかし、一向にサイズアップの気配なし。
ガッシー。
君はサイズは良くないものの、素揚げにしたいのでキープ。
さて、このままやってもらちが明かず
タイラバは諦めて、沖でジギングに切り替え。
ところで、元来、実績ポイントを打っていくのは、その日の海の声に耳をそばだてるのが信条である私のスタイルではなく、
普段は魚探のGPSマークも全く活用していないのですが、
今回はマサが釣りたい一念 で、過去に見つけた根のありそうなポイントへ。
根の上に到着すると、ここにはなぜかやたらベイト反応があります。
ジギングで・・・
も、、やっぱりアコウ。
何か出てます・・・
これからはマサ対策で腰の帯と共にドラグも締めこむ。
万が一大政が掛かりでもしたら 根に走られたら一発で終了だし、仕方なし。
でもやっぱりアコウしか釣れません・・・
と思ったら、着底からのしゃくり上げで、
ドン!
なかなかのサイズの魚がヒット。
マサか!マサなのか!
一瞬根ガカリか?と思うも、引く引く。
マサだったら嬉しいのですが、トルクはあるものの、走りはショート。
これは、マサじゃね~奴に違いない。
結構良いサイズな感じですが、、
マサ対策のせいでピリッともドラグも鳴らずじまい、
引きも楽しめぬまま、あっけなく御用。
真鯛、ちょうど60cm
マサじゃないけど、とりあえず、やたー!
引き続き、マサを狙います。
が、ベイト反応に引き寄せられてか、
餌釣りの釣り人たちが周囲にどんどん集結してきました。
どうやら・・・
ベイトはこれ。
うーん。
アジを追う魚に食わせるのは、どこで、、なにを、どうしたらいいんだろう・・・
ふと考える。
が、自分には考える材料も土壌も、知識もないのである。
これっきりアタリは出なくなり、
いよいよ餌釣り船が肉薄してきて緊張の海になってきたので、仕方なく退散。
一転東へ針路をとり、60メートルライン上で、あてもなく根を探します。
そして何とか見つけた根にて、
粘る。ひたすら粘る。
しっかりベイトも付いている。
雰囲気はある。
が、どーしてもこーしても食ってこない・・・
何度も流しなおすも、、
お手上げです。。
再び移動!
この季節なので青物くらいはいるハズと思うも、全く気配なし。
どっこもダメ。
全くダメ。
そして、さまよった挙句、これは明らかに青物いるでしょ、って場所を何とか見つけ、
活性低いのに無理やり反応させて、
何とか掛けるも、
謎のバラシ×4
食ってきたパターンもそうだし、引きからしてもおそらくハマチだけど、
こんなにバレるのはちょっとおかしいし、ひょっとしたらメガアジだったのかも。
ならば非常に悔しい・・・
さて、本日、
真鯛までの展開はやや期待させたものの、、
やっぱり結局は死の海のまま だったようで、
最後は完全に心が折れて、
ここで、
劇終
虹蔵不見(にじかくれてみえず)
沖上がりとなりました。
狙っていたマサは気配すら感じられず、惨敗 でした。
やっぱり甘くありません・・・
しかし・・・新たな目標ができました。
また、頑張ります!
カヤックフィッシング最高!

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2015年11月21日
金盞香(きんせんかかおる)KF 29th ~ 時 ~
憧れだったファルコンを前に
思わず目頭が熱くなり
プチ試乗会レポートのはずが勢い余ってアポクリファと化してしまいましたが、
続いてその後の釣行報告、正伝に参りたいと思います。
さて、今回のテーマは「時」
シーズンも残りわずか。
時間が残り少ない中、やっとコラボできた鶴吉さんと、有意義に時を刻みたいと思います。

目から鱗が落ちっぱなしだったファルコン試乗会もそこそこに、
そわそわと海の様子も気になった私は
デスペラードを駆り、鶴吉さんより一足先に沖へ。
やはり水先案内人の本分は同行者に釣らせてこそ、果たされるもの。
思わず力が入ってしまいますが、
こういう時こそ思い込みを捨て、からっぽな心で、今の海の声に耳を傾けようと。
が・・・斥候はすぐに先週とは全く違う状況に気づく。
潮の色も悪く、ベイト反応も皆無。
「メジロは固いっしょ」と言っていた自分の言葉が光を失い、もはやただの記録、過去のものとなりつつあります。
そして、リールは沈黙と共に時間だけを巻き取ってゆき、、
8時過ぎまで、アタリはたった一回のみ。
釣れたあかつきには後から鶴吉さんを召喚するつもりの、出稼ぎ気分で沖へ出たものの、
身銭を使い果たし
首を傾げながらそのまま沖から戻れなくなってしまった私は、
前半ボーズのまま、だいぶ遅れての鶴吉さんと合流。

浅場からやってきた鶴吉さんもフグしか釣れてない、とのこと。
ヤバい、私は貴殿をとんでもないところに連れてきてしまったかもしれない・・・
内心焦りつつ、「午後に近づくにつれて好転するハズ」 と鶴吉さんに淡い展望を述べながら並んで流します。
すると、確かに、かすかに、潮の流れが変わってきました。
鶴吉さんに、「もうしばらくしたらアタリが出ると思いますよ~」 の、野生の勘&無根拠 強気コール。
その30分後・・・

何とかやっと、食い気が出た一匹目を掛けることができました。
ただのハマチだけど・・・
一応青物いまっせ~!
ところが、すでに海上に鶴吉さんの姿はなく、
魚探の電池が切れた、とのことで、浜バック中の模様。
ひとりぼっちの私は、さっきから気になる右海面へと進みます。
そして、やっと活性の高そうな反応を見つけて、

お久しぶりのサゴシ。
あんまし嬉しくないけど、60はあるので、一応キープ。

そして、、再びサゴシ。
めちゃ嫌な予感・・・
実はかなりのケチンボー系カヤッカーの私。
高価なジグを失うくらいならいっそのこと釣れなくてもいい、ってくらいなので。。
これからはアタリの出方は度外視して、切れてない!重視のアクションで行きますよ!
と宣言したものの、、否応なく消耗戦スタートかと思いきや・・・
んん?
今度はえらく竿を絞り込む魚がヒット。
これはサゴシにあらず・・・

真鯛46cm
これは嬉しい!思わず出た、オッシャー!の一声
はてさて、これは意外にもベイト付の面々に多様性があるのかと思いきや・・・

再びサゴシ。
でもまだまだ、切れてない!
と胸をなでおろしたら、次のターンでフォール中にジグが止まったかと思うと、スカッ。
嗚呼ナゴメタル90g、海中にて敵銃弾を浴び、あえなく散華す・・・。
(合掌)
さて、どうやらサワラサイズも出なさそうだし
このまま粘っても勝者なき消耗戦になり、ヘタしたら諭吉さんまでも飛んでいくので、サゴッシー沖海戦から早々に転進。
やはりサワラが出ないと、被弾も割に合わないっす(ケチだから)
と、再び沖に出てくる諭吉さん鶴吉さんを待ちます。

昼も近づき、ファルコン初陣の鶴吉さんに何とか良い目を見させてあげたい! と気持ちが焦りますが、
やがてベイトが去るとともに、遊漁船も去っていく始末。

もちろんズームで撮ってますから、こんなに顔が見えるほど近づいたりしてません!
いくら燃える闘魂でも趣味人が仕事人の遊漁船には近づいてはなりませぬゆえ

ともあれ、辺りが静かになったので、
サゴシの防空識別圏から離れた場所で、二人で並んで流していると、
なにやら良さげなベイト反応を発見。
なんかいてますよね~ と期待に満ち、会話も弾む。
この時刻と潮、そしてベイト・・・
これは高確率で真鯛が付いているはず、と思って探りを入れると、
案の定、
ガツーン!とヒット。
これは良い魚!
ドラグを鳴らしながら、下へ下へと走ります。

本当に付いてました。
真鯛55cm
やっぱり狙って釣れると嬉しさも違います!
そして、隣の鶴吉さんにもヒット!
竿の曲がり方からして、かなり良いサイズ。
きっと真鯛っすよ!と騒いでたら、、なんと、正体はメジロ。
遂に狙いの釣り物が出て、地合いが来たようです。
と思っていたら、私の真下にも魚群が絶賛通過中。
おやおやおや!
得意のセコ技、ブツケ巻き発動!
すると、思った通りの水深まで走らせたところで、
ゴン!
よー走ります。

メジロ63cm
やっと私にもメジロが来ました!
その後、鶴吉さんはもう一本メジロを追加。
さすが、完全にパターンを掴んだようです。
つかの間の地合い、引き続き狙っていくと、
ドン!

先ほどと同じパターンで真鯛追加。
もう少しやりたかったのですが、
鶴吉さんには申し訳ないものの、私の子どもの迎えがあり、、二人とも沖上りとしました。

前半はかなり焦りましたが、釣れ出すとパタパタと釣れて、何とか形になりました。
しかしジギングはなんとも難しく、だからこそ楽しいですね!
最近フルでジギングをやることが多くなって、、
釣れた、ではなく、釣ってやった、という感触をしっかりと手にすることができるようになりました。
カヤックフィッシング最高!
鶴吉さん、どうもありがとうございました!

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思わず目頭が熱くなり
プチ試乗会レポートのはずが勢い余ってアポクリファと化してしまいましたが、
続いてその後の釣行報告、正伝に参りたいと思います。
さて、今回のテーマは「時」
シーズンも残りわずか。
時間が残り少ない中、やっとコラボできた鶴吉さんと、有意義に時を刻みたいと思います。
目から鱗が落ちっぱなしだったファルコン試乗会もそこそこに、
そわそわと海の様子も気になった私は
デスペラードを駆り、鶴吉さんより一足先に沖へ。
やはり水先案内人の本分は同行者に釣らせてこそ、果たされるもの。
思わず力が入ってしまいますが、
こういう時こそ思い込みを捨て、からっぽな心で、今の海の声に耳を傾けようと。
が・・・斥候はすぐに先週とは全く違う状況に気づく。
潮の色も悪く、ベイト反応も皆無。
「メジロは固いっしょ」と言っていた自分の言葉が光を失い、もはやただの記録、過去のものとなりつつあります。
そして、リールは沈黙と共に時間だけを巻き取ってゆき、、
8時過ぎまで、アタリはたった一回のみ。
釣れたあかつきには後から鶴吉さんを召喚するつもりの、出稼ぎ気分で沖へ出たものの、
身銭を使い果たし
首を傾げながらそのまま沖から戻れなくなってしまった私は、
前半ボーズのまま、だいぶ遅れての鶴吉さんと合流。
浅場からやってきた鶴吉さんもフグしか釣れてない、とのこと。
ヤバい、私は貴殿をとんでもないところに連れてきてしまったかもしれない・・・
内心焦りつつ、「午後に近づくにつれて好転するハズ」 と鶴吉さんに淡い展望を述べながら並んで流します。
すると、確かに、かすかに、潮の流れが変わってきました。
鶴吉さんに、「もうしばらくしたらアタリが出ると思いますよ~」 の、野生の勘&無根拠 強気コール。
その30分後・・・
何とかやっと、食い気が出た一匹目を掛けることができました。
ただのハマチだけど・・・
一応青物いまっせ~!
ところが、すでに海上に鶴吉さんの姿はなく、
魚探の電池が切れた、とのことで、浜バック中の模様。
ひとりぼっちの私は、さっきから気になる右海面へと進みます。
そして、やっと活性の高そうな反応を見つけて、
お久しぶりのサゴシ。
あんまし嬉しくないけど、60はあるので、一応キープ。
そして、、再びサゴシ。
めちゃ嫌な予感・・・
実はかなりのケチンボー系カヤッカーの私。
高価なジグを失うくらいならいっそのこと釣れなくてもいい、ってくらいなので。。
これからはアタリの出方は度外視して、切れてない!重視のアクションで行きますよ!
と宣言したものの、、否応なく消耗戦スタートかと思いきや・・・
んん?
今度はえらく竿を絞り込む魚がヒット。
これはサゴシにあらず・・・
真鯛46cm
これは嬉しい!思わず出た、オッシャー!の一声
はてさて、これは意外にもベイト付の面々に多様性があるのかと思いきや・・・
再びサゴシ。
でもまだまだ、切れてない!
と胸をなでおろしたら、次のターンでフォール中にジグが止まったかと思うと、スカッ。
嗚呼ナゴメタル90g、海中にて敵銃弾を浴び、あえなく散華す・・・。
(合掌)
さて、どうやらサワラサイズも出なさそうだし
このまま粘っても勝者なき消耗戦になり、ヘタしたら諭吉さんまでも飛んでいくので、サゴッシー沖海戦から早々に転進。
やはりサワラが出ないと、被弾も割に合わないっす(ケチだから)
と、再び沖に出てくる
昼も近づき、ファルコン初陣の鶴吉さんに何とか良い目を見させてあげたい! と気持ちが焦りますが、
やがてベイトが去るとともに、遊漁船も去っていく始末。
もちろんズームで撮ってますから、こんなに顔が見えるほど近づいたりしてません!
いくら燃える闘魂でも趣味人が仕事人の遊漁船には近づいてはなりませぬゆえ
ともあれ、辺りが静かになったので、
サゴシの防空識別圏から離れた場所で、二人で並んで流していると、
なにやら良さげなベイト反応を発見。
なんかいてますよね~ と期待に満ち、会話も弾む。
この時刻と潮、そしてベイト・・・
これは高確率で真鯛が付いているはず、と思って探りを入れると、
案の定、
ガツーン!とヒット。
これは良い魚!
ドラグを鳴らしながら、下へ下へと走ります。
本当に付いてました。
真鯛55cm
やっぱり狙って釣れると嬉しさも違います!
そして、隣の鶴吉さんにもヒット!
竿の曲がり方からして、かなり良いサイズ。
きっと真鯛っすよ!と騒いでたら、、なんと、正体はメジロ。
遂に狙いの釣り物が出て、地合いが来たようです。
と思っていたら、私の真下にも魚群が絶賛通過中。
おやおやおや!
得意のセコ技、ブツケ巻き発動!
すると、思った通りの水深まで走らせたところで、
ゴン!
よー走ります。
メジロ63cm
やっと私にもメジロが来ました!
その後、鶴吉さんはもう一本メジロを追加。
さすが、完全にパターンを掴んだようです。
つかの間の地合い、引き続き狙っていくと、
ドン!
先ほどと同じパターンで真鯛追加。
もう少しやりたかったのですが、
鶴吉さんには申し訳ないものの、私の子どもの迎えがあり、、二人とも沖上りとしました。
前半はかなり焦りましたが、釣れ出すとパタパタと釣れて、何とか形になりました。
しかしジギングはなんとも難しく、だからこそ楽しいですね!
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釣れた、ではなく、釣ってやった、という感触をしっかりと手にすることができるようになりました。
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鶴吉さん、どうもありがとうございました!

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2015年11月04日
楓蔦黄(もみじつたきばむ)KF 27th ショートショート・午後の曳航 ~ 自戒 ~
シーズンも残りわずか。
凪の日は逃せません・・・が、
先日アシスト付自転車を買ったものの、
いつもあくせく忙しくしている細君に
どーしても「明日保育所送ってくれへん?」の たった一言 が言い出せなくて(気が小さくて)
先週の水曜日のこと、
1年ぶりに午後釣行に挑戦して参りました。
ただ、午後釣行とはいえ、8時に保育所へ子ども達を連れていき一路海へと車を走らせても、現地着は11時。
艤装も単純、竿も2本ポッキリ、準備と片付けのスピードに関しては関西カヤックフィッシング界でも随一(自薦)との噂のある私ですが・・・
やっぱり余裕を見ると出艇に30分、片づけに30分は必要なので、
沖上がりを2時と考えると、、
実釣時間は3時間弱・・・
これで本当に釣れんのか?

さりながら、、この明けきった青い空の下を沖へと進むのは、かなり新鮮なのである。
さて、今回のテーマは「自戒」
時間があると自然任せ、地合い任せで辻褄が合ってしまうことも、
かたや短時間勝負となると同じ事が出来るのか、自戒の意味も込めて
最大限の集中力で臨みたいと思います!
狙いは青物、というかメジロ
やっぱりこの季節ならではの青物の引きを味わいたい、とやって参りましたからには
可能性のある浅場から探っていきます。
予想通り、というか浅場から青物の感度が出ています。
が・・・全然ジグに反応してきません。
アクションを変えてやると、一度何者かがガチャン、とジグにアタックしてきましたが、おそらく複数(群)がジグ目掛けてゴッツンコしている感触。しかもアタックしてきた魚のウエイトも軽めの感触でしたので、これはおそらくツバスだな、と見切りをつけて、
さらに沖へ。
沖もベイトもそこかしこにあるものの、全く口を使ってきません。

今まで釣れてた、アントキのやり方、コントキのやり方、試すも、ダメ。
時間がないので次第に焦ります。。
何かきっかけさえあれば一気に食ってきそうな印象なんですが・・・
結局自然頼みなのか~

そうこうするうちに、福井県警がやってきました。
カヤックフィッシング始めて以来、2度目の県警との遭遇
そのままスルーするかと思ったら、舵を切った後、導線がこっちに向いてきた
ターゲッティングされてますな。
おそらくこれは聴取される・・・・時間ないのに・・・とひとりごつ。(涙
でも、自分を戒めるためにも、大事なことですから!
県警の方は非動力艇に配慮して、ちゃんとメインエンジンを切って、ポンポンポン・・・とコッソリ後ろから引き波立てずに近づいてくれるのですが、いかんせん船がデカイ!
ジギング船の5倍くらいありますので、そばに寄ってこられるだけで恐怖
返事がおっくうな、態度悪い印象を与えたかも知れませんが、進路を外しながらしゃべるだけで精いっぱいでしたから、お許しください
案の定、
① 何をしているのか?
② どこから来た(出た)のか?
③ 名前、職業、住所等
を質問され、急な天候の変化に気を付けてください!と指導を受けたのち、解放されました。
海の安全のための大切な活動、ありがとうございます!
お勤めご苦労様であります。
県警の方、前回もそうでしたが、一応、(社交辞令?)「何が釣れますか?」と聞いてくれます。
が、しかし・・・私、全く釣れてませんから!
「まだ来たばっかりなんで」 と ちっぽけなプライド をふりかざしながら涙ながら答えましたっけ。(ちっさ!)
この後も色々工夫して魚からの反応を求めていきますが、全く反応なし。
近くのプレジャー数艇も全く釣れていない様子。
で、天下泰平なまま2時間が経過・・・
この時点で、カヤックフィッシング初の、丸ボーズを覚悟。

ただ、諦めずにまだしも潮の動きのよさそうな場所を徘徊していると、また別のプレジャーと遭遇。
キッチリ距離をとりつつ、しばらく互いに釣果のないまま流していましたが、
さっきのプレジャーと違い、どうやら漁船を使ってジギングしている地元の方?のようで
福井弁ですし、立ち居振る舞いからも玄人っぽく、これは良く海に通っていらっしゃる方々に違いない
こういう御仁は腕に間違いないので
その所作をひとつひとつ関心を持ってじっと盗み見ておりました。
すると、潮がさっと差してきて、ちょっと状況が好転(私的に)
やはり地合いが来たのか、彼らの竿が時折曲がる。
さすが最強カテゴリー地元民。どうやらメジロやツバス、エイやらポツポツ釣れている風情。
て言うか、私にはアタリすらありませんけど!
しかし、きっと何か違いが有るハズ、と彼らのヒットパターンを見ていると、
以外にも、これか?という答えが見えてきました。
きっかけは些細なもの
ただ、疑問が確信に変わって、今まで信じ切れずに漠然とやり続けてきたことに力が宿るのは
糸の先の先にも伝わっていくようです
そして、やっと長く待ち続けた待望の、ヒット!
がバレた・・・
ガーン。
ただ、硬質なアタリの感じから、根魚なんざではありません。
青か、銀か、赤かといったところ。
やってる方向性が正しいのは分かったので、引き続き誘っていると、
再びヒット!
良く引くので青物か?と思うも・・・
とにかくバレないでくれよ~と祈る

意外にも真鯛55cm
久しぶりにマシなサイズの真鯛が釣れた!
そんなに大きくないけど、何とか粘って掛けたので、感無量です。
時間も時間やし、もう帰ってええか~と思うも、
道中モジリを発見して、

ツバス。
時折発生していたナブラの正体判明。
こんなん粘って釣ってもしゃあないし、
いよいよ保育所に間に合わなくなるので、2時過ぎに沖上がりとしました。
いるはずのメジロにも会えんかったし、青物に関しては完全に不完全燃焼でしたが、夕方の地合いまでいるわけにもいかないので、今の私の腕ではこんなもんス

ショートショート釣行でしたが、何とか魚に出会えました・・・
それと、いつも浮いてない時間帯に浮いて、色々情報も収集できたし、勉強になった気が。
しかも、帰り道もスムーズにゆき、
細君の帰宅までに、コッソリお迎えも片づけも終了。
なんと!今日釣りに行ってたことすら、ついぞ気づかれなかったのである。
家庭円満&
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凪の日は逃せません・・・が、
先日アシスト付自転車を買ったものの、
いつもあくせく忙しくしている細君に
どーしても「明日保育所送ってくれへん?」の たった一言 が言い出せなくて(気が小さくて)
先週の水曜日のこと、
1年ぶりに午後釣行に挑戦して参りました。
ただ、午後釣行とはいえ、8時に保育所へ子ども達を連れていき一路海へと車を走らせても、現地着は11時。
艤装も単純、竿も2本ポッキリ、準備と片付けのスピードに関しては関西カヤックフィッシング界でも随一(自薦)との噂のある私ですが・・・
やっぱり余裕を見ると出艇に30分、片づけに30分は必要なので、
沖上がりを2時と考えると、、
実釣時間は3時間弱・・・
これで本当に釣れんのか?
さりながら、、この明けきった青い空の下を沖へと進むのは、かなり新鮮なのである。
さて、今回のテーマは「自戒」
時間があると自然任せ、地合い任せで辻褄が合ってしまうことも、
かたや短時間勝負となると同じ事が出来るのか、自戒の意味も込めて
最大限の集中力で臨みたいと思います!
狙いは青物、というかメジロ
やっぱりこの季節ならではの青物の引きを味わいたい、とやって参りましたからには
可能性のある浅場から探っていきます。
予想通り、というか浅場から青物の感度が出ています。
が・・・全然ジグに反応してきません。
アクションを変えてやると、一度何者かがガチャン、とジグにアタックしてきましたが、おそらく複数(群)がジグ目掛けてゴッツンコしている感触。しかもアタックしてきた魚のウエイトも軽めの感触でしたので、これはおそらくツバスだな、と見切りをつけて、
さらに沖へ。
沖もベイトもそこかしこにあるものの、全く口を使ってきません。
今まで釣れてた、アントキのやり方、コントキのやり方、試すも、ダメ。
時間がないので次第に焦ります。。
何かきっかけさえあれば一気に食ってきそうな印象なんですが・・・
結局自然頼みなのか~
そうこうするうちに、福井県警がやってきました。
カヤックフィッシング始めて以来、2度目の県警との遭遇
そのままスルーするかと思ったら、舵を切った後、導線がこっちに向いてきた
ターゲッティングされてますな。
おそらくこれは聴取される・・・・時間ないのに・・・とひとりごつ。(涙
でも、自分を戒めるためにも、大事なことですから!
県警の方は非動力艇に配慮して、ちゃんとメインエンジンを切って、ポンポンポン・・・とコッソリ後ろから引き波立てずに近づいてくれるのですが、いかんせん船がデカイ!
ジギング船の5倍くらいありますので、そばに寄ってこられるだけで恐怖
返事がおっくうな、態度悪い印象を与えたかも知れませんが、進路を外しながらしゃべるだけで精いっぱいでしたから、お許しください
案の定、
① 何をしているのか?
② どこから来た(出た)のか?
③ 名前、職業、住所等
を質問され、急な天候の変化に気を付けてください!と指導を受けたのち、解放されました。
海の安全のための大切な活動、ありがとうございます!
お勤めご苦労様であります。
県警の方、前回もそうでしたが、一応、(社交辞令?)「何が釣れますか?」と聞いてくれます。
が、しかし・・・私、全く釣れてませんから!
「まだ来たばっかりなんで」 と ちっぽけなプライド をふりかざしながら涙ながら答えましたっけ。(ちっさ!)
この後も色々工夫して魚からの反応を求めていきますが、全く反応なし。
近くのプレジャー数艇も全く釣れていない様子。
で、天下泰平なまま2時間が経過・・・
この時点で、カヤックフィッシング初の、丸ボーズを覚悟。
ただ、諦めずにまだしも潮の動きのよさそうな場所を徘徊していると、また別のプレジャーと遭遇。
キッチリ距離をとりつつ、しばらく互いに釣果のないまま流していましたが、
さっきのプレジャーと違い、どうやら漁船を使ってジギングしている地元の方?のようで
福井弁ですし、立ち居振る舞いからも玄人っぽく、これは良く海に通っていらっしゃる方々に違いない
こういう御仁は腕に間違いないので
その所作をひとつひとつ関心を持ってじっと盗み見ておりました。
すると、潮がさっと差してきて、ちょっと状況が好転(私的に)
やはり地合いが来たのか、彼らの竿が時折曲がる。
さすが最強カテゴリー地元民。どうやらメジロやツバス、エイやらポツポツ釣れている風情。
て言うか、私にはアタリすらありませんけど!
しかし、きっと何か違いが有るハズ、と彼らのヒットパターンを見ていると、
以外にも、これか?という答えが見えてきました。
きっかけは些細なもの
ただ、疑問が確信に変わって、今まで信じ切れずに漠然とやり続けてきたことに力が宿るのは
糸の先の先にも伝わっていくようです
そして、やっと長く待ち続けた待望の、ヒット!
がバレた・・・
ガーン。
ただ、硬質なアタリの感じから、根魚なんざではありません。
青か、銀か、赤かといったところ。
やってる方向性が正しいのは分かったので、引き続き誘っていると、
再びヒット!
良く引くので青物か?と思うも・・・
とにかくバレないでくれよ~と祈る
意外にも真鯛55cm
久しぶりにマシなサイズの真鯛が釣れた!
そんなに大きくないけど、何とか粘って掛けたので、感無量です。
時間も時間やし、もう帰ってええか~と思うも、
道中モジリを発見して、
ツバス。
時折発生していたナブラの正体判明。
こんなん粘って釣ってもしゃあないし、
いよいよ保育所に間に合わなくなるので、2時過ぎに沖上がりとしました。
いるはずのメジロにも会えんかったし、青物に関しては完全に不完全燃焼でしたが、夕方の地合いまでいるわけにもいかないので、今の私の腕ではこんなもんス
ショートショート釣行でしたが、何とか魚に出会えました・・・
それと、いつも浮いてない時間帯に浮いて、色々情報も収集できたし、勉強になった気が。
しかも、帰り道もスムーズにゆき、
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2015年10月16日
菊花開(きくのはなひらく)KF 24th 消化試合 ~ 実践 ~
今回もコテンパンにやられたので、筆の運びも重くなりがちです、
でも気を振り絞って、先日の釣行のご報告を
事前情報では、秋というのにいずこも厳しい状況
しかし、
魚を釣りたいもあるけど、海の上でたったひとり、その時間自体が好きなんだよ、という私がいる
私の腕では髪の毛一本残らない可能性にも覚悟しつつ、
ただ海風に吹かれたくて、の消化試合のご報告です

さて、入団2年目勝負の年となった私なりのマナーとして、
地元の方々、そしてホームのカヤッカー、ゴムボーターの方々にできる限りご迷惑を掛けないよう、
なるべく人の少ないポイントに行くようにし、
また、同じ場所では続けて浮かないようにしていますが・・・(平日ならそこまで気にする必要ないという話もあります。)
今回、天候だけは味方し、出せるポイントには困らない
というわけで、よっぽどのベタ凪でないと行けないポイントを
久しぶりに目指すことに。
よって今回の狙いは大型青物。
地合いはあっても一瞬らしいですが、わずかな可能性に賭けて、漕ぎまくります
というかそもそも情報というものを全く信じないばかな私
行ってみなければ分からないし、自分には当てはまらないと思えてしまう脳天気
計算、打算、吹き飛ばすその情熱は、これぞ素晴らしき娯楽也

わくわくしながら、夜明けとともに出艇
例のごとく、下げ潮のタイミングで良い潮となるポイントで、
まずは恒例の真鯛を狙います
しかし・・・おかしい。。潮が流れていません。
夜明け前から潮が引き始めて、自分のイメージでは今頃ゴーゴーなはずなんですが。
やはり今日は潮が良くないのでしょうか。
8時頃になってやっと、見た目にもわかる様子の変化と共に潮が動き出し、
アタリが出始めました。
が、いいのが当たっても、無念のフックアウト。
やっぱフックが大きすぎるみたいなので、交換して、

チャリコ。
やはり、さっきから小突いてたのはこれか。

続けて真鯛の地合いに、アコウ。
でもチャリコばかりではないはず、と流しなおすと、

やっと真鯛。
ここまで2時間。明らかに苦戦してます
必ず釣れるはずのパターンでなかなか釣れず、時間をかけてやっと狙ったものが来たので、感無量でした。
ただ、美味しいのは良いのですが、最近、食べ頃サイズしか釣れません。
久しぶりにスプールが空転するようなのを掛けてみたいです。
もう少し真鯛が続けて釣れるはずだったのですが、
早くも潮が真鯛的ではなくなり、地合い終了。
ジギングで沖を狙います。

ただ、予想してはいたけど、沖もスカスカ。
ベイト反応はほぼなし。
たまにらしき反応があっても、どーやってもこーやっても食わせられず。

諦めてタイラバやると、マハタが来た。
何やら口の中から出てきたのは、

海の下にはオクトパス・ガーデンがあるようです
タイラバでも辛うじてたまに根魚が掛かるのみで、これが良い、ってものでもない。

近くにジギング船もやってくるので、俺、ひょっとして間違ってないのか?と希望もわききますが、

彼らもあわれ、むなしい竿の上下とともに、ほどなくして去っていきます。
自分の感覚的には・・・魚はいるんだけど、自分の引き出しの中では、食わせられない感じです。
喰わない何らかの理由が他にあるのかもわかりませんが
心機一転スローで狙ってみると・・・

あまりに小さい・・・
これが答えか、と思わせる予感に踊らされたばかりで、その後はスローにも全く反応なし
その後も、これは絶対もろたで、と思えるごっつあんシチュエーションに遭遇するも、ウントモスントモ
うーん。何かある。
昼も近づいたので、沖上がりとしました。

途中で出会ったカヤッカーの方も獲物なし?
同じ時刻に上がったゴムボーターの方もマハタ一匹のみ、という話で
ちょっと胸をなでおろすような気もしてしまう凡人な私
しかし・・・勉強してない試験前の高校生のように、傷をなめ合っていては、けしてシンポはありません!
秋なのにこんな日があるのか~と思うしかない散々な海でしたが、
私もジギングボーズなので、似たようなものです
敗因を究明したいですが、さっぱり手掛かりがありません。
大物が・・・
浮いてるだけで幸せなんじゃなかったっけ?
また、また、頑張ります
カヤックフィッシング最高!

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でも気を振り絞って、先日の釣行のご報告を
事前情報では、秋というのにいずこも厳しい状況
しかし、
魚を釣りたいもあるけど、海の上でたったひとり、その時間自体が好きなんだよ、という私がいる
私の腕では髪の毛一本残らない可能性にも覚悟しつつ、
ただ海風に吹かれたくて、の消化試合のご報告です
さて、入団2年目勝負の年となった私なりのマナーとして、
地元の方々、そしてホームのカヤッカー、ゴムボーターの方々にできる限りご迷惑を掛けないよう、
なるべく人の少ないポイントに行くようにし、
また、同じ場所では続けて浮かないようにしていますが・・・(平日ならそこまで気にする必要ないという話もあります。)
今回、天候だけは味方し、出せるポイントには困らない
というわけで、よっぽどのベタ凪でないと行けないポイントを
久しぶりに目指すことに。
よって今回の狙いは大型青物。
地合いはあっても一瞬らしいですが、わずかな可能性に賭けて、漕ぎまくります
というかそもそも情報というものを全く信じないばかな私
行ってみなければ分からないし、自分には当てはまらないと思えてしまう脳天気
計算、打算、吹き飛ばすその情熱は、これぞ素晴らしき娯楽也
わくわくしながら、夜明けとともに出艇
例のごとく、下げ潮のタイミングで良い潮となるポイントで、
まずは恒例の真鯛を狙います
しかし・・・おかしい。。潮が流れていません。
夜明け前から潮が引き始めて、自分のイメージでは今頃ゴーゴーなはずなんですが。
やはり今日は潮が良くないのでしょうか。
8時頃になってやっと、見た目にもわかる様子の変化と共に潮が動き出し、
アタリが出始めました。
が、いいのが当たっても、無念のフックアウト。
やっぱフックが大きすぎるみたいなので、交換して、
チャリコ。
やはり、さっきから小突いてたのはこれか。
続けて真鯛の地合いに、アコウ。
でもチャリコばかりではないはず、と流しなおすと、
やっと真鯛。
ここまで2時間。明らかに苦戦してます
必ず釣れるはずのパターンでなかなか釣れず、時間をかけてやっと狙ったものが来たので、感無量でした。
ただ、美味しいのは良いのですが、最近、食べ頃サイズしか釣れません。
久しぶりにスプールが空転するようなのを掛けてみたいです。
もう少し真鯛が続けて釣れるはずだったのですが、
早くも潮が真鯛的ではなくなり、地合い終了。
ジギングで沖を狙います。
ただ、予想してはいたけど、沖もスカスカ。
ベイト反応はほぼなし。
たまにらしき反応があっても、どーやってもこーやっても食わせられず。
諦めてタイラバやると、マハタが来た。
何やら口の中から出てきたのは、
海の下にはオクトパス・ガーデンがあるようです
タイラバでも辛うじてたまに根魚が掛かるのみで、これが良い、ってものでもない。
近くにジギング船もやってくるので、俺、ひょっとして間違ってないのか?と希望もわききますが、
彼らもあわれ、むなしい竿の上下とともに、ほどなくして去っていきます。
自分の感覚的には・・・魚はいるんだけど、自分の引き出しの中では、食わせられない感じです。
喰わない何らかの理由が他にあるのかもわかりませんが
心機一転スローで狙ってみると・・・
あまりに小さい・・・
これが答えか、と思わせる予感に踊らされたばかりで、その後はスローにも全く反応なし
その後も、これは絶対もろたで、と思えるごっつあんシチュエーションに遭遇するも、ウントモスントモ
うーん。何かある。
昼も近づいたので、沖上がりとしました。
途中で出会ったカヤッカーの方も獲物なし?
同じ時刻に上がったゴムボーターの方もマハタ一匹のみ、という話で
ちょっと胸をなでおろすような気もしてしまう凡人な私
しかし・・・勉強してない試験前の高校生のように、傷をなめ合っていては、けしてシンポはありません!
秋なのにこんな日があるのか~と思うしかない散々な海でしたが、
私もジギングボーズなので、似たようなものです
敗因を究明したいですが、さっぱり手掛かりがありません。
大物が・・・
浮いてるだけで幸せなんじゃなかったっけ?
また、また、頑張ります
カヤックフィッシング最高!

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2015年10月12日
鴻雁来(こうがんきたる)KF 23rd ~ 継続 ~
私の生まれ育った場所は、自然豊かなところでしたが、
山は深く、海からは遠く、
魚と言えばもっぱら川魚。
昔は海の魚と言えば、手に入るのは塩漬けのサケや鯖くらいだったと祖父から聞きました
そんな境遇は今の私も変わらず
私は、どこの海へ行くのも遠いカヤックアングラー
しかし少し見方を変えれば、どこの海に行くのも等距離なので
なかなか天候の定まらないこんな季節には、
選択肢という面で少し有利なのかもしれません
という訳で、今回も行ってまいりました。
今回は消去法で、必然的に1カ月前に浮いたあの場所。
北か南かの選択肢があるのも関西カヤックシーンの特徴といえるかと思います。
まだまだ未知な部分も多く、まだまだ開発の余地はありますが
とにもかくにも真鯛と鯖は鉄板と思われるこのポイント。
今回のテーマは、「継続」
無駄に同じようなことを繰り返している気もしますが、クリアーできなかった壁を、色んな角度から継続して攻めているうちに、
神様が一度だけ温情?で奇跡を見せてくれることがあります
そして、そこから一回のマグレを確実な成功パターンにつなげ、身に付いた技術としていくのは人間の責任。
そのためにも、継続あるのみ
考え抜いた先の答えにこそ価値があると信じて!
まずは夜明け直後、真鯛を狙っていきます。
というのも、私の少ない経験上ですが、真鯛はセオリーの通じない大型を除き、
小型~中型はちょうど下げ潮のタイミングで、特有の地形に一気に集まってくる傾向があるように思います
そこを今日も狙います
僕だけですかね?このパターンで真鯛の数釣りができると信じてるのは。
妄想なのかな~?
私説によれば、潮が止まると真鯛もあっけなく去っていくため、時間との闘いです。
まずは一枚目。
しかし、この一枚目までが意外に長かった。
というのも前日の強風の影響で割と高めのウネリが残っており、
カヤックが暴れるため、ラバーをキレイに引いてこれず、上手く誘えてないものと思われます
ウネリのある時のタイラバ・・・苦手す。
そんなの関係ないよ~って方、教えてください(汗
斜め引きすることで、不規則な動きをできる限り消すようにしてるのですが・・・
そして、この一枚でタイラバは沈黙・・・数釣りのもくろみは失敗。
しかも、天候がまずい。
単発で7メートルくらいのブローが入ってくるため、沖へは出れません。
ただ、風は落ちていく予報なので、それまで浅場で引き続き粘りますが、
タイラバにもジグにも一向に反応なし。
掛かってくるのは、無駄に体格の良いジャック・ザ・グーフーのみ。
ネクタイも切り裂かれます
どうやら様々な魚種を釣れてきていた、ベイトのカタクチイワシが抜けてしまったようです。
一番残念だったのは、一か月前、激ウマだったマサバの群れまで抜けてしまっていたこと。
しばらくすると予報通り風が落ちてきたので、沖を目指します。
しかし、沖は浅場以上に全く魚信がありません。
途中お会いしたスレッシャーの方ともう一人の方も、ハタが釣れたのみ、とのこと。
フグの弾幕の中、
ベイトの影も見えません・・・
一か月前にあれだけ跋扈していたシイラもいないし・・・
ここで、今日のコラボパートナーのパパ3さんと合流。
夜勤明けで車を飛ばしてカヤックフィッシング、さらに釣りの後も夜勤へと戻ってゆく、という、サイボーグ系ビジネスマン
まさに鬼のスケジューリングで緊急参戦です。
釣れない中でも、こうして友がいれば気も晴れようというもの
だが・・・ビシッとしゃくって、活性の良い魚を掛けるのは、今日は無理そうなので、
釣法も不景気モードに変更や!
少し反応のあるポイントで、
海底に巣食うコウナゴを模した動きに切り替えると、
ドン!
食べ頃の真鯛
やはり、コウナゴの群れの広がりイメージから、少し外角でヒットしました。
決してしゃくらず、巻きスピードを変えながらゆるやかに誘う、師匠直伝のメソッドですが、
自分なりに色々やりながら思うに・・・このパターンはフィッシュイーターの待ち構えているタナがどこか、のイメージが大事な気がしてます。
きっと魚の目が下に向いていると思うので、
取り囲むフィッシュイーターのいるタナまでしっかり引いてきて、の見せつけ系フォールを意識してますが、
果たして合ってるのか分かりません・・・
引いてくる距離が短いと、根魚もまじるし
タナもちょこちょこ変えるんですけれども、
今度は謎の引きの魚が・・・と思ったら、
ポニョ。
ポニョ村のイラだかテンスだか、やたら鋭い歯は非癒し系。たぶん今回のはイラだと思います
初オオモンハタですが、サイズが・・・リリース。
パターンがハマった後は良い感じで釣れましたが、せこく拾い釣りしかできず、結局決め手に欠ける感じ
やっぱり理想はビシッとしゃくってガスッ!と掛けたいですが、
青物は全く釣れず!でした。。
午後は子どもとの約束があったので、早く帰らないといけないし、
パパ3さんも帰られるということで、昼前に沖上りとしました。
帰宅後、妻がブリが安かったと言ってせっせと鰤大根を作っていた。。
・・・夫が青物釣って帰ってきたらどうするつもりだったのだろう・・・
きっと、夫が何を釣っているのかなど全く眼中にないのであろう・・・こんなに毎回アホみたいに魚を持って帰っているのに・・・
女性とはげに恐ろしき存在である
やっぱりパッとしませんでしたが・・・
また、頑張ります!
・・・カヤックフィッシング最高!

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2015年10月06日
水始涸(みずはじめてかる)KF 22nd ~ 享受 ~
キャラ弁と共に明けた運動会の歓声も秋を知らせ、
この機会を捉えないと、次浮けるのは一カ月先になってしまいそうなので、
すぐれない天候の間隙を縫って浮いてまいりました。
ただ、前日、プライベートで消沈なことがあり、、
釣りなんかしてていいのか?と斜め45度に沈む心は
最近の天候以上にすぐれない
しかしやはり、むしろだからこそ
ここは一路海を目指す、私らしさなのである。
すると出艇地のほど近く、
その目指す先に、カヤックフィッシングと切っても切り離せない、
野のケモノ、猪?がお亡くなりになってます。
さらに数百メートル進むと、
もう一体ご遺体が・・・
さっきのはウリを出たばかりの小型サイズでしたが、今度はオッコトヌシの手下くらいのサイズがあります。
自分も同じヒットパターンであやめてしまわぬよう用心しながら、出艇地へ。
すると・・・同業者はおろか、誰一人いない。
さすが平日。
誰もいないとなると逆に不安だが、でも今日はここで頑張ろう、と意を決して準備していると、
たった一台、カヤックを乗せた車が入ってきました。
小挨拶しつつ距離をはかりかねて準備をしていると
「うじのぐっさんですよね?」
初めて言われましたよ、その言葉。
こんなしょーもないブログ、見てくれてる人いたんや~と思ったら、
なんと、普段やりとりさせていただいていた、まるつきさん、でした。
同じ平日派とはいえ、初めてお会いできて、嬉しくて、ついつい色々話してしまう私。
最初はなかなか気分がすぐれませんでしたが、カヤック界の大先輩と話していただくうち、少し気持ちが晴れました。
準備先行していた私は、沖で会いましょうということで、先に出艇。
今回のテーマは「享受」
毎回漠然としてますよ、このブログのテーマ設定は。
普通に考えたらようけ釣ったろうという話ですが、
今日はさて、どんな出来事が待っているのか。
釣果を得るのも享受だし、
その一方で、釣れない中で学ぶのも享受。
ただ、今日のすぐれない気持ちに引っ張られて、釣り自体の緊張感もダウンしてしまわぬよう、と思うものの、
何か負の重力のおかげで、全体的な判断力まで鈍っているような気がしてなりません。
とりあえず、まずは右へ行くか、左へ行くか、の第一ターニングポイント
まるつきさんには右に行きますと言ったものの、直感的に右は何か違う、微妙な感じ。
左の方が良い気がする・・・
ただ、左戦線には遊漁船がどどーんと鎮座。
れっきとした仕事人を、いくら熱心でも趣味人が邪魔してはいけないということで
仕方なく、右へ。
ただこれが後に命運を左右することとなるのであった
やはり、今日は何かが違う。
無難に青物くらいは釣れるだろう、と思ってましたが・・・このフグ、フグですよ、フグなんかの後に、
長い沈黙。
そして、嫌な予感はさらに予想を上回り、時は下り、2時間後。
潮止まりの8時過ぎに、小さなカサゴが釣れたのみ。
さしずめパズーが要塞からの帰り道、ムスカに握らされた金貨を地面に叩きつけたような、ちょうどそんな気持ちで鬱憤リリースしそうになりましたが、、
もうこれ以降釣れないかもしれない、と思い直し、当面の生活費として金貨を拾ったパズーの如く、
背に腹は代えられず、泣く泣くカサゴキープの哀愁なのであった。
・・・この時点でボーズも覚悟。
活性は低いものの、魚はちゃんといる気がするのですが、
全くもって、食わせられません・・・
ウネリが強く不規則な動きが出てしまうせいか、タイラバですら反応なく、
また、本日から搭載している新兵器スロジギタックルでの、見よう見まねスローピッチも付け焼刃で、当然沈黙。
しかも最近定番となりつつあった、ハイピッチも不発で、鉄板ヒットパターンも厚い壁に跳ね返される。。
この際、思い込みを全て捨てよう、と思い、
考えをひっくり返して、使ったことないジグボックスもひっくり返し、方法もひっくり返す
しかし・・・探れども探れども全く何の反応もなきまま、時は流れ流れて
魚に出会えないまま、時計はどんどん進む
そして、あまりの反応のなさに、
やげて心がポッキリ折れ、もう私には釣れません、と遂にポツダム宣言を受諾。
そして昼前にまるつきさんと合流した時には、私はガックリとうなだれ、完全に下を向いてましたっけ
そんな私をよそに、まるつきさんからは、「わりとアタリありますよ」との意外な答えで
シブい中でもハマチ等をゲットされた様子。
やはり腕か・・・
すぐそばでもう一本上げるまるつきさんをよそに
伝え聞いたヒットジグと今日の辛いアーカイブを紡ぎ直すように思いめぐらせていると、やがて自分の中でぼんやりとしていたものがハッキリとし、かすかな月明かりのような光が見えてきました。
持ち合わせのジグに同じものはないものの、
現有勢力でこのヒットパターンを演出できる方法は、これしかない、ということで、
遂に見えた光の先の、真鯛45cm
あまりに苦しかった後だけに、思わず声が出た、価値ある一匹でした
続けて良型のホウボウ。
月明かりが夜明けくらいになってきました。
そして、最後に、
今日の鉄板のハズだったこの魚も、今日は全く違う道を通って、やっと出会えました。
掴んだ後はあっけなくパタパタと釣れ、やがて昼も過ぎたので、沖上りとしました。
今にして思えば、冒頭のフグとカサゴも同じパターン。
あまりに小さすぎる点と点だったので、結びつけることも考えもしませんでしたが、
あと2時間くらい早くそのメッセージに気づいていれば・・・
やはり心をもっとニュートラルにして、
しばらくぶりの海の変化に、耳を傾ける気持ちの余裕があれば良かったです
心の居場所というか、思い込みって、なんと恐ろしい、と改めて思った今回の釣行でした。
今回のテーマは「享受」でしたが、たとえ釣果は芳しくなくとも、次につながる鍛錬になったという意味で、
思い切り享受でき
もりだくさんな一日となりました。
カヤックフィッシング最高!

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