2015年04月23日
葭始生(あしはじめてしょうず)KF 6th 大移動 ~ 超人願望 ~
だいぶ間が空いてしまいました。
葭始生のころ、私は娘たちと
川原に竹槍のように林立する葭の新芽をかきわけ

sijimingしたり

asaring&hamaguringしたり

デスペラードのステッカーチューンしたり
してましたが、
海まで来てるのに波間に揺られないなんてグゲゲゲ・・・・と不平を言わずソレナリに楽しんでましたよ~
そんな折、久しぶりにカヤッカー仲間のタクジグさんと浮こうという話になりましたが、
休みが合わずにタクジグさんの出陣日の翌日に浮くことに。
某所は結構渋いと聞いていたので、傷を舐め合う為 戦況確認にウッカリLINEでメールしたら・・・
明日の出陣を控えたわが軍の陣地に、最強のナパームメールが着弾

ブリーーー(喜)
海無釣人、れっきとした人間だと思ってましたが、、どうやらジェロニモばりに試練を経て
海無超人になられたようです。
やっぱ腕前が違う・・・
そうだ、これからはタクジグマンと呼ぼう(嘘)

さて、最高にプレッシャーがかかった状態で臨むこの釣行。
・・・と思ってたけど、、
浮けると思うだけでわくわくしてる自分に気づく。(喜)
いつも通りマイペースで!
最近しゃくってるだけで楽しくなってきた私。
アラレちゃんの爆走と同じく、リクツではありません
ファーストヒットは・・・

ちっさ!
ジグより小・・・・つまり、引掛け釣り的な。
それにしても、、潮がゼンゼン動いてなくて、潮目が全く見当たりません。
ジグにも反応がイマイチみたいなので、魚の居場所を突き止めるため、水深チェックかねてTRチャンネルでも周波数が合うか試してみます

50メートルラインまで出て、やっとアタリ。
よう引くのでマダイかなと思ったら、デカホウボウ。
しかし・・・アタリがなさすぎるので、こっちのチャンネルにも完全には合ってる感じではないみたいです。

ポツポツとレンコだけは釣れます。

なんだかんだで70メートルラインまでやってきましたが、全然ダメな感じ。。
打つ手なし。。

初TGベイトでカナガシラ。
TG・・・とっても反応が良いジグやけど、面白みが・・・うーん。
なんかズルしてるような罪悪感が・・・これを使うならタイラバでもいいかな・・・みたいな。そういうの、ないですか??
しかし、、10時までかけて、70メートルまで出っ張って、これだけの魚しか釣れず。
自分の力のなさを痛感・・・・
というのも、自分の直感ではありますが、魚は結構いる感じ。雰囲気は良いんです。
でも食わせられないというか、何かが間違ってる感じです。。
やっぱ超人にはなれんな~とお昼になるまえに大移動を決意。
幸いベタ凪なので、どうせ釣れないなら行ってみたことのない方面へ行って、経験を積もう、と北へ。
途中、反応を見つけて、

アコウ。
シャクってる時に、追っかけてきてるのを感じたけど、ヒットに持ち込めず、2度失敗。
???魚の気持ちになって考えてみて、方法を変えて、乗せた一匹。
同じ一匹でも価値ある一匹です。
こういうのがジギングの楽しさなんだろうか~

北は少しだけ潮が動いていて、ちょっとマシな感じ。

ウッカリカサゴ。
ジギングでも

ここでタイムアップ。終了となりました。

帰り、浜まで1時間、5キロの道のりを延々漕ぎっぱなし。
今日の半日で15キロほどの大移動を経験しましたが、結果は、東奔西走、国敗れて山河あり・・・
釣果が全てではない、愛すべきカヤックフィッシングですが、
前日のタクジグさんの快挙からすれば、モロに後塵を拝する形となってしまいました。
また、次、頑張ります!

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葭始生のころ、私は娘たちと
川原に竹槍のように林立する葭の新芽をかきわけ
sijimingしたり
asaring&hamaguringしたり
デスペラードのステッカーチューンしたり
してましたが、
海まで来てるのに波間に揺られないなんてグゲゲゲ・・・・と不平を言わずソレナリに楽しんでましたよ~
そんな折、久しぶりにカヤッカー仲間のタクジグさんと浮こうという話になりましたが、
休みが合わずにタクジグさんの出陣日の翌日に浮くことに。
某所は結構渋いと聞いていたので、
明日の出陣を控えたわが軍の陣地に、最強のナパームメールが着弾

ブリーーー(喜)
海無釣人、れっきとした人間だと思ってましたが、、どうやらジェロニモばりに試練を経て
海無超人になられたようです。
やっぱ腕前が違う・・・
そうだ、これからはタクジグマンと呼ぼう(嘘)
さて、最高にプレッシャーがかかった状態で臨むこの釣行。
・・・と思ってたけど、、
浮けると思うだけでわくわくしてる自分に気づく。(喜)
いつも通りマイペースで!
最近しゃくってるだけで楽しくなってきた私。
アラレちゃんの爆走と同じく、リクツではありません
ファーストヒットは・・・
ちっさ!
ジグより小・・・・つまり、引掛け釣り的な。
それにしても、、潮がゼンゼン動いてなくて、潮目が全く見当たりません。
ジグにも反応がイマイチみたいなので、魚の居場所を突き止めるため、水深チェックかねてTRチャンネルでも周波数が合うか試してみます
50メートルラインまで出て、やっとアタリ。
よう引くのでマダイかなと思ったら、デカホウボウ。
しかし・・・アタリがなさすぎるので、こっちのチャンネルにも完全には合ってる感じではないみたいです。
ポツポツとレンコだけは釣れます。
なんだかんだで70メートルラインまでやってきましたが、全然ダメな感じ。。
打つ手なし。。
初TGベイトでカナガシラ。
TG・・・とっても反応が良いジグやけど、面白みが・・・うーん。
なんかズルしてるような罪悪感が・・・これを使うならタイラバでもいいかな・・・みたいな。そういうの、ないですか??
しかし、、10時までかけて、70メートルまで出っ張って、これだけの魚しか釣れず。
自分の力のなさを痛感・・・・
というのも、自分の直感ではありますが、魚は結構いる感じ。雰囲気は良いんです。
でも食わせられないというか、何かが間違ってる感じです。。
やっぱ超人にはなれんな~とお昼になるまえに大移動を決意。
幸いベタ凪なので、どうせ釣れないなら行ってみたことのない方面へ行って、経験を積もう、と北へ。
途中、反応を見つけて、
アコウ。
シャクってる時に、追っかけてきてるのを感じたけど、ヒットに持ち込めず、2度失敗。
???魚の気持ちになって考えてみて、方法を変えて、乗せた一匹。
同じ一匹でも価値ある一匹です。
こういうのがジギングの楽しさなんだろうか~
北は少しだけ潮が動いていて、ちょっとマシな感じ。
ウッカリカサゴ。
ジギングでも
ここでタイムアップ。終了となりました。
帰り、浜まで1時間、5キロの道のりを延々漕ぎっぱなし。
今日の半日で15キロほどの大移動を経験しましたが、結果は、東奔西走、国敗れて山河あり・・・
釣果が全てではない、愛すべきカヤックフィッシングですが、
前日のタクジグさんの快挙からすれば、モロに後塵を拝する形となってしまいました。
また、次、頑張ります!

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2014年09月23日
「疑問と答え」 初魚探 KF 「不都合な真実」 17th ~ 個性と能力 ~
全ての始まり。いつもそれは一人の静かな熱狂から始まる。
カヤックフィッシングもしかり。
たった一人の、これは面白い、という静かな熱狂に、続く人たち。
でも、まだまだ私たちは列の最初のほう。旅は始まったばかりです。

さて。
たったひとりの海原de..史上初。
ついに魚探登場。HONDEX 501CN
いつもジグボックスが雑然と転がっている場所に、今日は魚探が鎮座しています。
私もやっと大人になったような、晴れ晴れしい気分です。
5月から始めたカヤックフィッシング。
何でも最初から備えられていては、成長がない
疑問があって、答えがある
求めてこそ、得る
そして、考え抜いた末に与えられた答えほど、価値がある
そんな私の思い込みから徒手空拳でスタートした「ひとりぼっちの海原de 」でしたが、ついに近代兵器の魚探が登場しました。
そんな今日のテーマは「個性と能力」
魚探なしの足で稼ぐパワー勝負、カン頼みの出たとこ勝負なのが私らしさ、(つまりヤミクモ)個性みたいになってしまってましたが、今まで学んだことを活かしつつ、あらたな能力を手に入れたいと思います。
そんな嬉しい記念すべき釣行。
今日は、今までカヤックフィッシングをやりながら、たまりにたまっていた、いろーんな「疑問への答え」が出るかも。。
だからこそ、、と
通いなれたホームへの釣行を決定。
ちょうど、通いなれてはいるけれど夜しか通ったことのない場所を、昼間にはじめてお散歩するような気分で、、明かりを照らしてみることにしました。
4時現地着。真っ暗な中、さっそく出艇準備。
シュミレーションどおり、魚探を設置することに成功。
艤装は、本工事前のプレハブ建築ですが、中々うまくいってます。
振動子も、プロ2タンデムのスカッパーホールにしっかり収まって、出艇時にゴロタ石に擦れたりする心配もなさそうで、なかなかの上首尾。
まだ暗い中、はやる気持ちで出艇したのは、5時。

そして、さっそくわがアクティブソナーを起動。(暗っ)
通いなれた場所も、こうして見ると新鮮です。
とはいえ、海底の地形など、だいたい今まで持っていたイメージと同じ。
今までのカンもまんざらではなかった?と判明。
それにしても、ベイト反応らしいものがあまりない。
上層部の海面下10メートルにちりばめられたような反応が場所によっては出ているが、きれいにまばら。しかも薄いのでどうやらゴミ??か微細な海生生物のよう。。
これっていわゆる、シブイ?日なのか・・・(その後もベイトらしきものは終日出ませんでした)
沖を一望すると、早朝なのでやっぱり適度に潮が効いている。
さて、どんな反応が出ることやら。
今日は南東の風なので、まずは南東に向かって進み、潮目をハシゴするのが効率的。
南東から追い風に乗って、北東へとスクリーニングする作戦を立案。
ちょうど南東に潮目群を発見したので、いつもどおり片っ端から潮目の上を流してみることにしました。
そして、まず1つ目の潮目。
ここは複数の潮目が交錯しており、魚探なしの目視だけだったとしても、ここでまずは勝負するな、という有望ポイント。
さて、と、魚探反応を見る。
すると、、やっぱり。
かぁーすかに海底付近を小さな輝点がうごめいている。
やっぱりこういう潮目には魚がいるんだ。
ていうか、潮目じゃないところにはマッタク反応なかったのに、やっぱり潮目ってすげーなー
反応の位置やスピード、群れ方から(魚探の見方も知らないくせに)きっとタイ王国の方々と思い込み、タイラバ爆雷を投下していく。
何度か落として、ヒット。
まじっすか!?早すぎやろ、この展開。
やっぱ魚探すげー、と歓喜。
でもあんまし引かないし、途中からただ重いだけなので、根魚かプレデターだと思ってたら、

やっぱり鯛王国の方でした。王様ではないけど。
でもあんまり引かなかったのはなんでやろ?フック位置も正常。元気ないからかな・・・(答えは出ず)
タモの上でもあんまり暴れない。ひょっとして、寝てた?
王族ではないことが不満なものの、良型なので幸先良し
やっぱり魚探があると、勝負するポイントが分かるというより、ここで粘ってもいいんだよ、というお墨付きを得られる感じです。
続けて潮目を流していきます。
魚探がなかったら、こんなにしっかり粘れなくて、疲れちゃうだろうな、というポイントで、今日は頑張りが効きます。
精神面でいい感じです!
しかも続けていい感じの反応?が出続けます。とはいえ見た目は相当カスカなもの。
同じタイ王国の方々な感じ、ではある。
きっと王様ではないんだろーなーと思いながら流していくと、ヒット。
さっきよりは引く。

やっぱり一般市民の方でした。引きに反して、サイズはさっきよりは少し小さい。
このまま同じ潮目で粘ってもいいかな、と思ったのですが、反応が同じで、きっとレンコダイばかりのポイントっぽいし、他にもソナーをかけてぜひ覗いてみたいポイントがあるので、南東へとさらにズンズン進んでいきます。
でも結局ポイント探しは目視が基本じゃないかな・・・とフト思い返す。
というのも、あんまし魚探ばっかりのぞいていると、サッカーで言うボールウォッチャーになってしまって、周囲の環境の変化に鈍感になってしまう自分を発見。
ベイトの跳ねとか、ナブラとか、風向きの変化、潮目の発生などのチャンスを示す大事なビッグデータは、下しか見れない魚探ではカバー不能。
長距離移動に強いゴムボートに対し、非力なカヤックが有利なポイントと言えば、エンジン音でかき消されてしまうような、そういう細かいデータを拾いつつ、小移動で答えを出せる点やし・・・
ていうか、当たり前か・・・などとひとりで(知ったかぶって)ブツブツ。
すると、遠方にボイルを発見。
モリ漕ぎで急行。
どうやらサゴシ軍っぽい。
飛び出すサゴシで海面が沸き立つくらいの銭湯系ボイルなのに、なぜか魚探にはなーんも映ってない。
さっそくジグをブン投げ。行って来い系特攻作戦。
だが、それっきりの片道切符。ジグは還ってこなかった・・・

リーダーが削り節状態。
やっぱりフリーフォールさせたら、イチコロ・・・いつものクセで着底まで待ってしまった。。
そこでジグのサイズを落として、水面下2~3メートルくらいの深さをしっかりテンションかけて引きずる人道的な作戦に移行。
こうすれば対空砲火の餌食になる可能性が減る、と聞いたので。
しかし一転、今度は食わなくなった。
でもよく見るとサンマサイズばかり。結局玉砕覚悟でチャレンジしてもジグの方がもったいないので、パスして、方向転換。
すると、フラットな海底で、根を発見。
このあたりにはよくあるとは聞いていたものの、これか!と小さな感動。
よく見ると小魚の群れが根の上についているみたいだし、何か知りたいので、ジグサビキを落とす。
たまーに何かが当たっている感じもするが、釣れない。
しかも、最終的に根ガカリ。チーン。
でもこんな沖で根ガカリするのも初体験なので、魚探効果かと、私はなぜかしみじみ嬉しい・・・(アホ)
このあたりは以前にギガアジを釣ったポイントなので、ちょっと期待したが、やっぱり豆アジなんだろうな~
どなたか、豆アジとギガアジの魚探見分けポイント、わかる人いますか?

そこからさらに沖へ。
南東の風に乗っていくハズが、うねりが北東からやってきており、進みにくスギ。
バウが波に刺さりまくりで、計算違い。
追い風に押されてうねりに刺さるので、なおたちが悪い。作戦失敗。
しかも進行方向を一望するとアオアオとして潮目もなく、撃ってみたいポイントも見当たらないが、やはりそういう場所では魚探反応も皆無。
魚探も、今回たった一回使ってみただけなので何とも言えませんが、もくもくと漕ぎながら、、
潮目≠魚探反応
魚探反応⊂潮目
の公式が頭にポカーンと浮かぶ。
つまり、今のところ、
「潮目のあるところに必ずしも魚探反応があるわけではない、が、魚探反応が出るところは必ず潮目である。」という関係が成立してる?みたいです。
ただ、これから例外にも出会っていくことでしょう。。
とはいえ、やみくもに沖に行けばいいものではない、というのは良く分かりました。(今までも行けてないけど)
ただ、魚探があると、一望して潮目や怪しげな変化がなくても、アチコチ行って魚探反応を見てみたい好奇心は全体的にアップするので、必然的にカヤックの移動距離も長くなることも同時に発見。
さらに北東へと進路をとる。
すると、70メートルラインで待望の潮目を発見。
しかし、魚探にはなーんにも映ってない。
周囲の地形といい、深さといい、私の体感センサー的にはとても気になる潮目なので、反応がなくても流していく。
すると、すぐにヒット。

隠密潜航中のカブラスキーミニレンコ氏を拿捕。
小さいので、リリース。
魚探に映ってなくても釣れるとは聞いたけど、まさに、実体験。
根魚でもないし、映っていてもおかしくないが、小さすぎた?

続けて、、底質と同化してらっしゃったと思われる、久しぶりのアオハタさん。
レンコが釣れたので砂地の上にいると思ってたけど、まだ岩礁帯のようです。
その後も魚探反応はマッタクないのに、アタリが連続するフシギ。
なるほど、こういうことか・・・
そして、ググッと乗ったと思うと、アシストフックのラインが切られる。

サゴシ?回遊ポイントとはずいぶん離れているし、ひょっとしたらマダイだったのかも?
プレデターの可能性もあるけど、マダイだったら残念すぎる・・・(ご無沙汰なので)
まだまだ粘りたかったけど、アタリがなくってきたので、出艇ポイントに戻りながら、別ルートを流していくことに。
途中、根を見つけてインチクサビキを投下・・・・

やや小さめで放流を試みるが、放流先で浮かんでらっしゃるので、確保。
他にも、ミニガシラなどが虜囚となる。当然解放。

昼を過ぎ、潮が動き始めないかなと様子をうかがうも、小さな潮目しか発生せず。
さらに漕ぎ戻っていきます。
しばらく魚探反応がなかったが、湾の入り口の潮目に差し掛かったところで、海底付近を移動する輝点を発見。
やはり私的に実績のあるこの辺りはなかなか魚影が濃い。
でもゴムボーターの方々はいつもブイーンとスルーしてしまうポイントです。
しかし今度はタイラバ、インチク等の爆雷系を落としても、乗ってこない。
というか、風に戻されてしまって、ラインも流れるし、魚探反応と釣りをシンクロさせるのに、とっても苦労する。
確かに何かがいるはずで、流しなおしても反応は消えないのに、かなり悔しい。。
そう言えば、今までは魚がいるかいないかがマッタク分からないので、
釣れない=魚がいない
と自分勝手な解釈が可能でしたが、魚探があると、まさに
魚がいるのに釣れない = つまり私は釣りがヘタ
という「不都合な真実」を突き付けられます。
後から考えると、タイ王国系と思い込んで、ジグを落としてみなかったことを後悔。
ジギング大好きな私が今日、なぜかタイラバに終始してしまったのも、魚探設置の功罪か?
最後に帰りがけ、潮目と魚探が重なったパターンでジグを落としてみたら、
やっぱり。

最後は、地元のマスコットキャラに推薦したいくらいのこいつ。うやうやしく出迎えてくれました。

レンコダイ30~35cm×2、アオハタ35cm×1、アコウ25cm×1
終わってみると、釣果はいつもとあんまし変わってないような!?
太い腕のくせに釣りの腕前は細腕の私。
でも魚探のおかげで、かなり充実した時間を過ごすことができました。
これからも「個性」と新たな「能力」で頑張っていくぞ!と決心。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉クイックスプリング
一般的には着底が早い以外にメリットなく、カヤックでは関係ないみたいに言われてたりもしますが、そんなことありません!小さいヘッドで魚に違和感を与えないためか、ヒット率が全然違います。しかも明らかにバレも少ない。さすが高いだけあります(笑)
カヤックフィッシングもしかり。
たった一人の、これは面白い、という静かな熱狂に、続く人たち。
でも、まだまだ私たちは列の最初のほう。旅は始まったばかりです。
さて。
たったひとりの海原de..史上初。
ついに魚探登場。HONDEX 501CN
いつもジグボックスが雑然と転がっている場所に、今日は魚探が鎮座しています。
私もやっと大人になったような、晴れ晴れしい気分です。
5月から始めたカヤックフィッシング。
何でも最初から備えられていては、成長がない
疑問があって、答えがある
求めてこそ、得る
そして、考え抜いた末に与えられた答えほど、価値がある
そんな私の思い込みから徒手空拳でスタートした「ひとりぼっちの海原de 」でしたが、ついに近代兵器の魚探が登場しました。
そんな今日のテーマは「個性と能力」
魚探なしの足で稼ぐパワー勝負、カン頼みの出たとこ勝負なのが私らしさ、(つまりヤミクモ)個性みたいになってしまってましたが、今まで学んだことを活かしつつ、あらたな能力を手に入れたいと思います。
そんな嬉しい記念すべき釣行。
今日は、今までカヤックフィッシングをやりながら、たまりにたまっていた、いろーんな「疑問への答え」が出るかも。。
だからこそ、、と
通いなれたホームへの釣行を決定。
ちょうど、通いなれてはいるけれど夜しか通ったことのない場所を、昼間にはじめてお散歩するような気分で、、明かりを照らしてみることにしました。
4時現地着。真っ暗な中、さっそく出艇準備。
シュミレーションどおり、魚探を設置することに成功。
艤装は、本工事前のプレハブ建築ですが、中々うまくいってます。
振動子も、プロ2タンデムのスカッパーホールにしっかり収まって、出艇時にゴロタ石に擦れたりする心配もなさそうで、なかなかの上首尾。
まだ暗い中、はやる気持ちで出艇したのは、5時。
そして、さっそくわがアクティブソナーを起動。(暗っ)
通いなれた場所も、こうして見ると新鮮です。
とはいえ、海底の地形など、だいたい今まで持っていたイメージと同じ。
今までのカンもまんざらではなかった?と判明。
それにしても、ベイト反応らしいものがあまりない。
上層部の海面下10メートルにちりばめられたような反応が場所によっては出ているが、きれいにまばら。しかも薄いのでどうやらゴミ??か微細な海生生物のよう。。
これっていわゆる、シブイ?日なのか・・・(その後もベイトらしきものは終日出ませんでした)
沖を一望すると、早朝なのでやっぱり適度に潮が効いている。
さて、どんな反応が出ることやら。
今日は南東の風なので、まずは南東に向かって進み、潮目をハシゴするのが効率的。
南東から追い風に乗って、北東へとスクリーニングする作戦を立案。
ちょうど南東に潮目群を発見したので、いつもどおり片っ端から潮目の上を流してみることにしました。
そして、まず1つ目の潮目。
ここは複数の潮目が交錯しており、魚探なしの目視だけだったとしても、ここでまずは勝負するな、という有望ポイント。
さて、と、魚探反応を見る。
すると、、やっぱり。
かぁーすかに海底付近を小さな輝点がうごめいている。
やっぱりこういう潮目には魚がいるんだ。
ていうか、潮目じゃないところにはマッタク反応なかったのに、やっぱり潮目ってすげーなー
反応の位置やスピード、群れ方から(魚探の見方も知らないくせに)きっとタイ王国の方々と思い込み、タイラバ爆雷を投下していく。
何度か落として、ヒット。
まじっすか!?早すぎやろ、この展開。
やっぱ魚探すげー、と歓喜。
でもあんまし引かないし、途中からただ重いだけなので、根魚かプレデターだと思ってたら、
やっぱり鯛王国の方でした。王様ではないけど。
でもあんまり引かなかったのはなんでやろ?フック位置も正常。元気ないからかな・・・(答えは出ず)
タモの上でもあんまり暴れない。ひょっとして、寝てた?
王族ではないことが不満なものの、良型なので幸先良し
やっぱり魚探があると、勝負するポイントが分かるというより、ここで粘ってもいいんだよ、というお墨付きを得られる感じです。
続けて潮目を流していきます。
魚探がなかったら、こんなにしっかり粘れなくて、疲れちゃうだろうな、というポイントで、今日は頑張りが効きます。
精神面でいい感じです!
しかも続けていい感じの反応?が出続けます。とはいえ見た目は相当カスカなもの。
同じタイ王国の方々な感じ、ではある。
きっと王様ではないんだろーなーと思いながら流していくと、ヒット。
さっきよりは引く。
やっぱり一般市民の方でした。引きに反して、サイズはさっきよりは少し小さい。
このまま同じ潮目で粘ってもいいかな、と思ったのですが、反応が同じで、きっとレンコダイばかりのポイントっぽいし、他にもソナーをかけてぜひ覗いてみたいポイントがあるので、南東へとさらにズンズン進んでいきます。
でも結局ポイント探しは目視が基本じゃないかな・・・とフト思い返す。
というのも、あんまし魚探ばっかりのぞいていると、サッカーで言うボールウォッチャーになってしまって、周囲の環境の変化に鈍感になってしまう自分を発見。
ベイトの跳ねとか、ナブラとか、風向きの変化、潮目の発生などのチャンスを示す大事なビッグデータは、下しか見れない魚探ではカバー不能。
長距離移動に強いゴムボートに対し、非力なカヤックが有利なポイントと言えば、エンジン音でかき消されてしまうような、そういう細かいデータを拾いつつ、小移動で答えを出せる点やし・・・
ていうか、当たり前か・・・などとひとりで(知ったかぶって)ブツブツ。
すると、遠方にボイルを発見。
モリ漕ぎで急行。
どうやらサゴシ軍っぽい。
飛び出すサゴシで海面が沸き立つくらいの銭湯系ボイルなのに、なぜか魚探にはなーんも映ってない。
さっそくジグをブン投げ。行って来い系特攻作戦。
だが、それっきりの片道切符。ジグは還ってこなかった・・・
リーダーが削り節状態。
やっぱりフリーフォールさせたら、イチコロ・・・いつものクセで着底まで待ってしまった。。
そこでジグのサイズを落として、水面下2~3メートルくらいの深さをしっかりテンションかけて引きずる人道的な作戦に移行。
こうすれば対空砲火の餌食になる可能性が減る、と聞いたので。
しかし一転、今度は食わなくなった。
でもよく見るとサンマサイズばかり。結局玉砕覚悟でチャレンジしてもジグの方がもったいないので、パスして、方向転換。
すると、フラットな海底で、根を発見。
このあたりにはよくあるとは聞いていたものの、これか!と小さな感動。
よく見ると小魚の群れが根の上についているみたいだし、何か知りたいので、ジグサビキを落とす。
たまーに何かが当たっている感じもするが、釣れない。
しかも、最終的に根ガカリ。チーン。
でもこんな沖で根ガカリするのも初体験なので、魚探効果かと、私はなぜかしみじみ嬉しい・・・(アホ)
このあたりは以前にギガアジを釣ったポイントなので、ちょっと期待したが、やっぱり豆アジなんだろうな~
どなたか、豆アジとギガアジの魚探見分けポイント、わかる人いますか?
そこからさらに沖へ。
南東の風に乗っていくハズが、うねりが北東からやってきており、進みにくスギ。
バウが波に刺さりまくりで、計算違い。
追い風に押されてうねりに刺さるので、なおたちが悪い。作戦失敗。
しかも進行方向を一望するとアオアオとして潮目もなく、撃ってみたいポイントも見当たらないが、やはりそういう場所では魚探反応も皆無。
魚探も、今回たった一回使ってみただけなので何とも言えませんが、もくもくと漕ぎながら、、
潮目≠魚探反応
魚探反応⊂潮目
の公式が頭にポカーンと浮かぶ。
つまり、今のところ、
「潮目のあるところに必ずしも魚探反応があるわけではない、が、魚探反応が出るところは必ず潮目である。」という関係が成立してる?みたいです。
ただ、これから例外にも出会っていくことでしょう。。
とはいえ、やみくもに沖に行けばいいものではない、というのは良く分かりました。(今までも行けてないけど)
ただ、魚探があると、一望して潮目や怪しげな変化がなくても、アチコチ行って魚探反応を見てみたい好奇心は全体的にアップするので、必然的にカヤックの移動距離も長くなることも同時に発見。
さらに北東へと進路をとる。
すると、70メートルラインで待望の潮目を発見。
しかし、魚探にはなーんにも映ってない。
周囲の地形といい、深さといい、私の体感センサー的にはとても気になる潮目なので、反応がなくても流していく。
すると、すぐにヒット。
隠密潜航中のカブラスキーミニレンコ氏を拿捕。
小さいので、リリース。
魚探に映ってなくても釣れるとは聞いたけど、まさに、実体験。
根魚でもないし、映っていてもおかしくないが、小さすぎた?
続けて、、底質と同化してらっしゃったと思われる、久しぶりのアオハタさん。
レンコが釣れたので砂地の上にいると思ってたけど、まだ岩礁帯のようです。
その後も魚探反応はマッタクないのに、アタリが連続するフシギ。
なるほど、こういうことか・・・
そして、ググッと乗ったと思うと、アシストフックのラインが切られる。
サゴシ?回遊ポイントとはずいぶん離れているし、ひょっとしたらマダイだったのかも?
プレデターの可能性もあるけど、マダイだったら残念すぎる・・・(ご無沙汰なので)
まだまだ粘りたかったけど、アタリがなくってきたので、出艇ポイントに戻りながら、別ルートを流していくことに。
途中、根を見つけてインチクサビキを投下・・・・
やや小さめで放流を試みるが、放流先で浮かんでらっしゃるので、確保。
他にも、ミニガシラなどが虜囚となる。当然解放。
昼を過ぎ、潮が動き始めないかなと様子をうかがうも、小さな潮目しか発生せず。
さらに漕ぎ戻っていきます。
しばらく魚探反応がなかったが、湾の入り口の潮目に差し掛かったところで、海底付近を移動する輝点を発見。
やはり私的に実績のあるこの辺りはなかなか魚影が濃い。
でもゴムボーターの方々はいつもブイーンとスルーしてしまうポイントです。
しかし今度はタイラバ、インチク等の爆雷系を落としても、乗ってこない。
というか、風に戻されてしまって、ラインも流れるし、魚探反応と釣りをシンクロさせるのに、とっても苦労する。
確かに何かがいるはずで、流しなおしても反応は消えないのに、かなり悔しい。。
そう言えば、今までは魚がいるかいないかがマッタク分からないので、
釣れない=魚がいない
と自分勝手な解釈が可能でしたが、魚探があると、まさに
魚がいるのに釣れない = つまり私は釣りがヘタ
という「不都合な真実」を突き付けられます。
後から考えると、タイ王国系と思い込んで、ジグを落としてみなかったことを後悔。
ジギング大好きな私が今日、なぜかタイラバに終始してしまったのも、魚探設置の功罪か?
最後に帰りがけ、潮目と魚探が重なったパターンでジグを落としてみたら、
やっぱり。
最後は、地元のマスコットキャラに推薦したいくらいのこいつ。うやうやしく出迎えてくれました。
レンコダイ30~35cm×2、アオハタ35cm×1、アコウ25cm×1
終わってみると、釣果はいつもとあんまし変わってないような!?
太い腕のくせに釣りの腕前は細腕の私。
でも魚探のおかげで、かなり充実した時間を過ごすことができました。
これからも「個性」と新たな「能力」で頑張っていくぞ!と決心。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉クイックスプリング
一般的には着底が早い以外にメリットなく、カヤックでは関係ないみたいに言われてたりもしますが、そんなことありません!小さいヘッドで魚に違和感を与えないためか、ヒット率が全然違います。しかも明らかにバレも少ない。さすが高いだけあります(笑)
2014年06月09日
ナブラ撃ちKF 4th ~レベルアップ~
今日は現地に4時着。

今回の場所、着いてみると、どうやら有名出艇ポイントだったらしく、平日にもかかわらず、まだ薄暗い中でゴムボの方2人がバリバリ準備中です。
すげーみんな重装備です。きっと釣りも、うまいんだろーなー。
そういう方々からすれば、サッカージャージで起き抜けの風情、明らか素人、ダサダサな私。
・・・おもはゆい気持ちで、そばで準備に取り掛かります。
皆んな忙しそうだし、こんな何の情報も持ってないシロートが話しかけたら迷惑だろーけど、
出艇時に人に会うのははじめてなので、空気を読まずここはあえてウキウキ話しかけます。
これこそ自分らしい。
ゴムボの方、どうやらこの場所は初めてみたい。青物祭りの囃子の音を聞いてやってきた、とのこと。
でももう5月で終わったってさっき聞いたんですけどね・・・とポツリ。
(私)・・・はい。。
それにしても全員、私が一番うらやましい「魚群探知機」をお持ち。
私がうらやましそうに見ていると、ある人は「やっぱり等高線が出るやつでないとダメ」とか、他の方は「魚がいることが分かってもその場所で艇を止められないし、ぜんぜん使いこなせてない」などと本当に謙虚な方々。。
うらやましいけど・・・ダメダメ、まだまだ私には早い。
ついこないだまで、ハイジャコしか釣ったことなかったんやろ、お前。と言い聞かせる。
豚に真珠っすわー
だから今は・・・そう、私が探知機です。
ゴムボの方、GPSで沖のポイントを目指し、タイを狙う、とのことで、また沖で会いましょう、となった。
さっそく当初の決心をひるがえし、コバンザメ決定。
日が昇り始め、スパートかけて準備をするも、私だけカヤック。へたとはいえ準備だけは早い。
⇒⇒お先に出艇⇒⇒
でも、すぐに2馬力ゴムボ、静かな海にボーッとうなりを上げて追いかけてくる。
ステルス性で勝負するカヤックとは、マッタク違うコンセプトの釣りなんだろうなー。
そして、思ったほどではないが、カヤックより早い。どんどん追いすがる。
まくられる。うわー
遠ざかる・・・・
だんだんと小さくなる・・・
そして・・・静寂がおとずれた。。
そのとき・・・
右手の方で、
ばっ、ばっ、バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ・・・
なんじゃこりゃー。
これが?ナブラ?人生初体験。。
さっそくコバンザメ戦法を撤回し、方向転換。裏切り者。
というか・・・ゴムボについていけるわけないもん、と言い訳する。
そしてゴムボ。あのエンジン音の中では、このナブラは気づけまい・・・
ゴムボの方に、真っ先に敵に遭遇した足軽の気持ちで、「わーいこっちだよーー」と言いたくて、追いかけようとしたけど、やっぱ到底無理。
カヤックだから、気づいたナブラ・・・
期せずして、まさに、カヤック・エグゼクティブ・タイム開始。。
静かにパドリングし、ナブラに近づく。全然逃げない。
すげー。ハマチや。ものすごい数がカヤックの横をかけぬけていく。
そして私、わたわたとピンテールチューンを皮切りに大小ありとあらゆるジグを投げまくる。
が、・・・何も食わない。
よーく水面下を見ると、ジグにふらっと近づいて、さっと無視していくのが見える・・・くやしーーー
それなら底のやる気のあるやつらを、と思ってジグをしゃくるも、反応なし!!
はやくも打つ手なし!
これがいわゆる「シラスナブラ」というやつかーー
その後も、ほぼ昼前まで数時間にわたり、、
あちらこちらでナブラが立ちまくり、そのたびに追いかけまくるも、結果は同じで、
最終的には、目の毒とあいなり申した。
ということで、気を取りなおして岩場近くを攻めてみることに。
しかし、岩場とはいえナブラからそんなに離れておらず、目の端っこにナブラが映り、気が散る。
海況はベタ凪。
だからこそナブラがなおさら目立つわけだが、潮もめちゃめちゃ効いている。風もないのに変な方向にカヤックがどんどん流される。こんなこと今までにない。きっといい感じ。
ジグを落としていくと、着底からの巻き上げ直後に、ガツン!

ウッカリカサゴ 35cm
ヒットジグ:ヒラジグラ80g マイワシ
その後も、カサゴ連発。
タイラバを落としていくと、再びガツン。
ところが最初こそ巻けたものの、途中からマッタク巻けなくなる。重っ。あれ?根ガカリか?それとも、大物?

ピクリともしないので、どうやら根ガカリ。カヤックを回しながらラインを手で引っ張る。
グイグイやっていると、スポッと抜けた。ふうー
幸いタイラバはロストしていなかったようで、回収モードに。ルアーは高いからなー
すると?ん?まだ引く。魚がまだついてた!

カサゴとしてはかなりの良型。 ウッカリカサゴ 38cm(カサゴだと30cm位にしかならないみたい。大型はウッカリの可能性大かも。斑点の輪郭で区別可)
ヒットカブラ:ベイラバー80g
流れを自分なりに解読してみると、どうやら、
ヒット ⇒ 一気に根に潜る ⇒ カチカチにロックされる ⇒ 全然巻けなくなる ⇒ 力づくで引っ張り出される ⇒ 巻けるようになる ⇒ 御用
だったみたい。(違います?)
その後も岩場の周囲を探っていくと・・・

ナメラ(アオハタ) 42cm
若狭名物。最初はかなり引くけど、あとは重いだけ。典型的な底物。

アオハタの大型は、縞が薄くなるのか?こいつもかろうじてシマシマが確認できる程度。
ハタ系ってなんか、みためかっこいいっスね。
この時点で、9時
その後、潮止まり。
そのあとは色々他のポイントを探ってみるも、何をやってもマッタク反応なしで、午後を前に帰還となりました。
浜に戻ってくるとゴムボ隊の一人の方が様子見に戻ってきた。「釣れた?」との問いに、
(私)はい。なんとか。根魚ばっかりですけど。。そういえば出てからすぐに北側の方でナブラがめちゃ立ってましたよ
そうなん?気づかんかった。こっちは、全然や・・・
とのこと。そして、さっそうと再び沖へ戻って行かれました。
カヤックの私にはそんなこと、できません!!

アオハタ 42cm、ウッカリカサゴ 38cm、35cm、30cm
(メジャーは親切な工事現場のおっちゃんが持っててくれました。専用メジャーはよ欲しい)
今回地合いは短時間だったけど、テンポよく釣れて、自分にしては上出来。
少しレベルアップしたかな・・・・
最初はナブラに振り回された感はあるけど、いつか沖のポイントも攻めてみよう、と決意。
今回の場所、着いてみると、どうやら有名出艇ポイントだったらしく、平日にもかかわらず、まだ薄暗い中でゴムボの方2人がバリバリ準備中です。
すげーみんな重装備です。きっと釣りも、うまいんだろーなー。
そういう方々からすれば、サッカージャージで起き抜けの風情、明らか素人、ダサダサな私。
・・・おもはゆい気持ちで、そばで準備に取り掛かります。
皆んな忙しそうだし、こんな何の情報も持ってないシロートが話しかけたら迷惑だろーけど、
出艇時に人に会うのははじめてなので、空気を読まずここはあえてウキウキ話しかけます。
これこそ自分らしい。
ゴムボの方、どうやらこの場所は初めてみたい。青物祭りの囃子の音を聞いてやってきた、とのこと。
でももう5月で終わったってさっき聞いたんですけどね・・・とポツリ。
(私)・・・はい。。
それにしても全員、私が一番うらやましい「魚群探知機」をお持ち。
私がうらやましそうに見ていると、ある人は「やっぱり等高線が出るやつでないとダメ」とか、他の方は「魚がいることが分かってもその場所で艇を止められないし、ぜんぜん使いこなせてない」などと本当に謙虚な方々。。
うらやましいけど・・・ダメダメ、まだまだ私には早い。
ついこないだまで、ハイジャコしか釣ったことなかったんやろ、お前。と言い聞かせる。
豚に真珠っすわー
だから今は・・・そう、私が探知機です。
ゴムボの方、GPSで沖のポイントを目指し、タイを狙う、とのことで、また沖で会いましょう、となった。
さっそく当初の決心をひるがえし、コバンザメ決定。
日が昇り始め、スパートかけて準備をするも、私だけカヤック。へたとはいえ準備だけは早い。
⇒⇒お先に出艇⇒⇒
でも、すぐに2馬力ゴムボ、静かな海にボーッとうなりを上げて追いかけてくる。
ステルス性で勝負するカヤックとは、マッタク違うコンセプトの釣りなんだろうなー。
そして、思ったほどではないが、カヤックより早い。どんどん追いすがる。
まくられる。うわー
遠ざかる・・・・
だんだんと小さくなる・・・
そして・・・静寂がおとずれた。。
そのとき・・・
右手の方で、
ばっ、ばっ、バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ・・・
なんじゃこりゃー。
これが?ナブラ?人生初体験。。
さっそくコバンザメ戦法を撤回し、方向転換。裏切り者。
というか・・・ゴムボについていけるわけないもん、と言い訳する。
そしてゴムボ。あのエンジン音の中では、このナブラは気づけまい・・・
ゴムボの方に、真っ先に敵に遭遇した足軽の気持ちで、「わーいこっちだよーー」と言いたくて、追いかけようとしたけど、やっぱ到底無理。
カヤックだから、気づいたナブラ・・・
期せずして、まさに、カヤック・エグゼクティブ・タイム開始。。
静かにパドリングし、ナブラに近づく。全然逃げない。
すげー。ハマチや。ものすごい数がカヤックの横をかけぬけていく。
そして私、わたわたとピンテールチューンを皮切りに大小ありとあらゆるジグを投げまくる。
が、・・・何も食わない。
よーく水面下を見ると、ジグにふらっと近づいて、さっと無視していくのが見える・・・くやしーーー
それなら底のやる気のあるやつらを、と思ってジグをしゃくるも、反応なし!!
はやくも打つ手なし!
これがいわゆる「シラスナブラ」というやつかーー
その後も、ほぼ昼前まで数時間にわたり、、
あちらこちらでナブラが立ちまくり、そのたびに追いかけまくるも、結果は同じで、
最終的には、目の毒とあいなり申した。
ということで、気を取りなおして岩場近くを攻めてみることに。
しかし、岩場とはいえナブラからそんなに離れておらず、目の端っこにナブラが映り、気が散る。
海況はベタ凪。
だからこそナブラがなおさら目立つわけだが、潮もめちゃめちゃ効いている。風もないのに変な方向にカヤックがどんどん流される。こんなこと今までにない。きっといい感じ。
ジグを落としていくと、着底からの巻き上げ直後に、ガツン!
ウッカリカサゴ 35cm
ヒットジグ:ヒラジグラ80g マイワシ
その後も、カサゴ連発。
タイラバを落としていくと、再びガツン。
ところが最初こそ巻けたものの、途中からマッタク巻けなくなる。重っ。あれ?根ガカリか?それとも、大物?
ピクリともしないので、どうやら根ガカリ。カヤックを回しながらラインを手で引っ張る。
グイグイやっていると、スポッと抜けた。ふうー
幸いタイラバはロストしていなかったようで、回収モードに。ルアーは高いからなー
すると?ん?まだ引く。魚がまだついてた!
カサゴとしてはかなりの良型。 ウッカリカサゴ 38cm(カサゴだと30cm位にしかならないみたい。大型はウッカリの可能性大かも。斑点の輪郭で区別可)
ヒットカブラ:ベイラバー80g
流れを自分なりに解読してみると、どうやら、
ヒット ⇒ 一気に根に潜る ⇒ カチカチにロックされる ⇒ 全然巻けなくなる ⇒ 力づくで引っ張り出される ⇒ 巻けるようになる ⇒ 御用
だったみたい。(違います?)
その後も岩場の周囲を探っていくと・・・
ナメラ(アオハタ) 42cm
若狭名物。最初はかなり引くけど、あとは重いだけ。典型的な底物。
アオハタの大型は、縞が薄くなるのか?こいつもかろうじてシマシマが確認できる程度。
ハタ系ってなんか、みためかっこいいっスね。
この時点で、9時
その後、潮止まり。
そのあとは色々他のポイントを探ってみるも、何をやってもマッタク反応なしで、午後を前に帰還となりました。
浜に戻ってくるとゴムボ隊の一人の方が様子見に戻ってきた。「釣れた?」との問いに、
(私)はい。なんとか。根魚ばっかりですけど。。そういえば出てからすぐに北側の方でナブラがめちゃ立ってましたよ
そうなん?気づかんかった。こっちは、全然や・・・
とのこと。そして、さっそうと再び沖へ戻って行かれました。
カヤックの私にはそんなこと、できません!!
アオハタ 42cm、ウッカリカサゴ 38cm、35cm、30cm
(メジャーは親切な工事現場のおっちゃんが持っててくれました。専用メジャーはよ欲しい)
今回地合いは短時間だったけど、テンポよく釣れて、自分にしては上出来。
少しレベルアップしたかな・・・・
最初はナブラに振り回された感はあるけど、いつか沖のポイントも攻めてみよう、と決意。