2016年08月01日
娘とカヤック その四 ~ 恵みの海 ~
鹿と言えば、娘との夏の思い出のめじるし。
少し経ってしまいましたが、良き思い出の一節を。
ひとまわり大きくなった背中。
それでも、まだ釣りに行きたいと言ってくれることが、ただただ嬉しいですね。
タイラバなら、と思いましたが、なかなかヒットに持ち込めません。
ジギングの父もぱっとせず。
黙々と巻く娘の竿が、ついに。
正体はこの子。
でも、娘には嬉しい。
釣れてくれてありがとう!
ゆったり漕いで、この速度。
あの向こうまで行けるのでは、と思わせる速さです。
ここまでアコウは何度か海へ返しましたが、
綺麗な姿なので、残しておくことに。
釣れなくてふてくされていたのも、昔のこと。
たたずまいに成長を感じます。
途中、良いのが掛かるも、惜しくもフックアウト。
かいな力がないので、巻き合わせになっていないのかも。
その後、リールのトラブルでラインブレイク。
おだやかな海なので、共同作業。
すぐに結束できました。
時を待つ。
昼に差し掛かり、再び少し上向いてきました。
父も良型ガシラ。
その後、何やらジャンプする魚を発見。
娘のテンションが上がります。
どうやらサゴシのようですが、今日初の貴重な青物の気配。
千載一遇の好機。
ここぞ、というところで当てて、
ドン!
よっしゃ乗った!
今日は根物ばかりだっただけに、新鮮な引きです。
サゴシにしてはえらい引くな、と思ったら・・・
嬉しいことに、サゴシではなく、立派なサワラでした。
なんてったって、太い!
最後に父にもプレゼント。
いつも神様最高!
その後、根魚の地合が来て、娘もここぞとかため釣り。
最後は洞窟探検。
カヤックより少しだけ広い岩肌を縫い、潮に導かれるまま行くと
もうひとつの世界が現れました
浜へ戻っても、
もう小さなフネにすっかり魅せられているようです
かなり渋い状況でしたが、
なんとか娘にも満足がいくように、釣らせることができました。
青いのは70に足りませんが、この体高、きらめき、サゴシとは別の魚の風情じゃないですか?
二人で波に揺られて、つづられる記憶は、
おかの上とは、ずっと別でした。
カヤックフィッシング最高!

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2015年07月11日
温風至(あつかぜいたる)KF 14th 夏の海まっしぐら ~ 親子一体 ~
男子家ヲ出ズレバ七人ノ敵アリ、といいますが、
そもそも家を出る前に
父がこっそり海に行こうとすると、
二つの反対勢力がいます。
一人は妻。古参の勢力です
そして最近もう一人その戦列に加わったのが
長女。
釣り好きに育てたつもりが、今度は逆に
「私を釣りに連れてくまでは、パパは一人で釣りに行ったら絶対ダメ」と、
思わぬ形で造反されてしまいました

と言うわけで、最近は完全に母港にひきこもり予備役扱いとなっていたプロ2タンデムを引っ張り出して、
親子カヤックフィッシングに行ってきました。
今回のテーマは「一体」」
まさに釣り人と船頭との一体感といいますか、親子一体を目指したいと思います!
さて、当たり前ですが、安全第一の親子カヤックフィッシングはとても気を遣います。
なので今までも行きたくなかったわけではモチロンなくて、なかなか行ける予報がなかったというか!(言い訳)
実質、高気圧に覆われるこの季節しかなかなか行けません。
そして、予報が鉄板の凪でないと!
しかもウネリは厳禁です。結構うちの娘は船酔いに強い方ですが、第一危ないし、やっぱり子供なんで、ながくいると酔います。
そして次に大事なのが釣果。
子どもは釣れるのが当たり前と思ってる危険な存在
こればっかりはどうにもなりませんが、「釣れない時間もあるけど我慢できる?」と聞いたら
「釣れるところに連れて行ってくれたらいいやん」
とツレナイ答えが

しかし海に出てみると・・・
まさに温風至(あつかぜいたる)のとおり、夏の海まっしぐらな
夏枯れついに来たか!

さっそく、ポカーン。。
早朝のゴールデンタイムも、まったくアタリすらありません。
娘タイラバ
父ジギング
のコンビで流しますが、
浅場で父に謎のフックアウト一回のみ。
完全なべた凪なので、様子を見つつ沖を目指します。
しかし、水深を刻んでも、時が刻まれるのみ
父のジギングが無反応なのはまだしも、タイラバもダメってそんなことないんでないかい?
と言うわけで、娘のタイラバを借りてちょっと探ってみたら、

夏らしい一匹
でもこやつが釣れるときは地合いでも何でもありません

ただ、ベイトが判明

コウナゴ・・・
厳しい戦いが予想されます
その後も長い沈黙・・・

娘はタイラバを巻くのに疲れてしまい、就寝
その間父が、ねんがらねんじゅうジギングで狙える、とってもやる気があるけど、かわいいやつ

レンコダイ。

さて、ジグを引いてくると、、なんだかジグにぷら~ん、とクラゲの触手?みたいなゼリー状のがぶら下がってます
きたないのはキライなので、いつもの調子で素手でクリーニングしようとしたら、
バチン!
と静電気みたいな激痛が
死してなお毒を持つ、おそるべきクラゲの触手
ノーマルクラゲのなきがらだと思って油断して
ドレインタッチされてしまいました・・・

こんな時も、いつも釣れるんだ
四六時中ハイピッチ一辺倒なので疲れそうなもんですが、最近慣れました!
あきらめずジグを躍らせてると、ジグを止めてくるのは、
やっぱりレンコなんだ
しかも反応してくるのはコウナゴ系のジグだけ
でもコウナゴ系のドヨドヨアクションではなく、キビキビアクションさせないと食ってこない、謎
小さいので逃がそうとするも、帰れなさそうなのでキープ

さて、楽しそうにしている娘ですが、
ここまで、娘が全く釣れてないので、父焦る
釣りの腕はともかく、釣れる場所に連れて行く船頭能力には少し自信があったのですが・・・ガックシ
浅場へ戻っていきます
すると、まったくチリすら映ってなかった魚探に
これはアコウが釣れるしかない、という雰囲気の場所を発見。
緊急停止。
私だけの思い込みかもしれませんが、アコウって特有の反応があるんすよね・・・

やはり!娘の竿が曲がる!
遂に来たか?

正体はやっぱりアコウでした♪
やっと娘にも釣れて、一安心。
続けて、もうひとつ

結局、沖は超シブイ海で、最後のチャンス、たったこれだけでしたが、神様が娘になんとか釣らせてくれました!
これで終わりと思いきや

浜へと戻る途中、
水深10メートルそこそこのドシャローで怪しげな反応を発見
これは、雰囲気からして、子どもの味方の、アレちゃうの・・・

ジグサビキを投入すると、思った通り、アジです。
15~17㎝くらいのコアジですが、瀬に着いてる居付のアジとかではなく、
かなり大きな群が入っているようで、入れ食いモードに
延々釣れ続きます

娘、大喜び
まさにファミリーフィッシングモードに。
やっぱりこういうのがいいですね!
いくらでも釣れる感じでしたが、40匹ほど釣って、昼に差し掛かったので、沖上がりとしました。
最後の最後で、娘のために憎い演出するな~神様は!
カヤックフィッシング最高!
久しぶりに娘と釣りができ、しかもちゃんとどっちも楽しめる環境をくださったことに感謝!

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そもそも家を出る前に
父がこっそり海に行こうとすると、
二つの反対勢力がいます。
一人は妻。古参の勢力です
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長女。
釣り好きに育てたつもりが、今度は逆に
「私を釣りに連れてくまでは、パパは一人で釣りに行ったら絶対ダメ」と、
思わぬ形で造反されてしまいました
と言うわけで、最近は完全に母港にひきこもり予備役扱いとなっていたプロ2タンデムを引っ張り出して、
親子カヤックフィッシングに行ってきました。
今回のテーマは「一体」」
まさに釣り人と船頭との一体感といいますか、親子一体を目指したいと思います!
さて、当たり前ですが、安全第一の親子カヤックフィッシングはとても気を遣います。
なので今までも行きたくなかったわけではモチロンなくて、なかなか行ける予報がなかったというか!(言い訳)
実質、高気圧に覆われるこの季節しかなかなか行けません。
そして、予報が鉄板の凪でないと!
しかもウネリは厳禁です。結構うちの娘は船酔いに強い方ですが、第一危ないし、やっぱり子供なんで、ながくいると酔います。
そして次に大事なのが釣果。
子どもは釣れるのが当たり前と思ってる危険な存在
こればっかりはどうにもなりませんが、「釣れない時間もあるけど我慢できる?」と聞いたら
「釣れるところに連れて行ってくれたらいいやん」
とツレナイ答えが
しかし海に出てみると・・・
まさに温風至(あつかぜいたる)のとおり、夏の海まっしぐらな
夏枯れついに来たか!
さっそく、ポカーン。。
早朝のゴールデンタイムも、まったくアタリすらありません。
娘タイラバ
父ジギング
のコンビで流しますが、
浅場で父に謎のフックアウト一回のみ。
完全なべた凪なので、様子を見つつ沖を目指します。
しかし、水深を刻んでも、時が刻まれるのみ
父のジギングが無反応なのはまだしも、タイラバもダメってそんなことないんでないかい?
と言うわけで、娘のタイラバを借りてちょっと探ってみたら、
夏らしい一匹
でもこやつが釣れるときは地合いでも何でもありません
ただ、ベイトが判明
コウナゴ・・・
厳しい戦いが予想されます
その後も長い沈黙・・・
娘はタイラバを巻くのに疲れてしまい、就寝
その間父が、ねんがらねんじゅうジギングで狙える、とってもやる気があるけど、かわいいやつ
レンコダイ。
さて、ジグを引いてくると、、なんだかジグにぷら~ん、とクラゲの触手?みたいなゼリー状のがぶら下がってます
きたないのはキライなので、いつもの調子で素手でクリーニングしようとしたら、
バチン!
と静電気みたいな激痛が
死してなお毒を持つ、おそるべきクラゲの触手
ノーマルクラゲのなきがらだと思って油断して
ドレインタッチされてしまいました・・・
こんな時も、いつも釣れるんだ
四六時中ハイピッチ一辺倒なので疲れそうなもんですが、最近慣れました!
あきらめずジグを躍らせてると、ジグを止めてくるのは、
やっぱりレンコなんだ
しかも反応してくるのはコウナゴ系のジグだけ
でもコウナゴ系のドヨドヨアクションではなく、キビキビアクションさせないと食ってこない、謎
小さいので逃がそうとするも、帰れなさそうなのでキープ
さて、楽しそうにしている娘ですが、
ここまで、娘が全く釣れてないので、父焦る
釣りの腕はともかく、釣れる場所に連れて行く船頭能力には少し自信があったのですが・・・ガックシ
浅場へ戻っていきます
すると、まったくチリすら映ってなかった魚探に
これはアコウが釣れるしかない、という雰囲気の場所を発見。
緊急停止。
私だけの思い込みかもしれませんが、アコウって特有の反応があるんすよね・・・
やはり!娘の竿が曲がる!
遂に来たか?
正体はやっぱりアコウでした♪
やっと娘にも釣れて、一安心。
続けて、もうひとつ
結局、沖は超シブイ海で、最後のチャンス、たったこれだけでしたが、神様が娘になんとか釣らせてくれました!
これで終わりと思いきや
浜へと戻る途中、
水深10メートルそこそこのドシャローで怪しげな反応を発見
これは、雰囲気からして、子どもの味方の、アレちゃうの・・・
ジグサビキを投入すると、思った通り、アジです。
15~17㎝くらいのコアジですが、瀬に着いてる居付のアジとかではなく、
かなり大きな群が入っているようで、入れ食いモードに
延々釣れ続きます
娘、大喜び
まさにファミリーフィッシングモードに。
やっぱりこういうのがいいですね!
いくらでも釣れる感じでしたが、40匹ほど釣って、昼に差し掛かったので、沖上がりとしました。
最後の最後で、娘のために憎い演出するな~神様は!
カヤックフィッシング最高!
久しぶりに娘と釣りができ、しかもちゃんとどっちも楽しめる環境をくださったことに感謝!

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2014年09月15日
ファミリーKF② 15th カマス×97&サゴシ ~ 収穫
前回、初めてにしてはなかなか上首尾?に終わったアオリイカ調査。
釣果はともかく、ちゃんとイカがいて、私みたいにノーテクニックな輩でもノッてくることが分かっただけでも、、
収穫でした。
それもすべては、娘とカヤックフィッシングに行くための下調べ。
寒くならないうちに、あと数回は一緒に行きたいな、と考えてました。
しかし、前回のKF体験のせいかカヤックに乗る=鹿に会えるとカンペキに思い込んでるフシのある娘。
ところが先週のアオリイカポイントは、道中鹿に会えないコース。。
たったそれだけの理由で、せっかく下調べをしたのに釣行場所を変更せざるをえないはめに。
今回のテーマは「収穫」
秋の様相を見せるこの頃、豊かな海からの恵みを収穫したい、そして、娘も一緒なので、今までまがりなりにもカヤックフィッシングに取り組んできたことの成果も見せたい、そんな思いで行ってまいりました。。
前回、むりやり2つの海域をハシゴして、偶然なのか必然なのか、どっちでもひっそりと接岸中のアオリイカを拿捕した私。
単純な私は、きっと今はどこでもアオリイカが釣れるんだろう、と早合点。
場所は違えど、浅場を流していきさえすれば、きっと今回もアオリイカに出会えるはず・・・と考えた・・・のだった・・・
5時出艇
まだ薄暗い中、シャローを打っていくが、、アオリイカの姿はない。。
ない。
ない。
鹿を見て満足した娘は、寝ぼけながら私の前方に鎮座。
朝マズメでこの調子では、このままでは娘に釣らせるどころか、私もボーズ確定。焦る。
そうこうするうち、エギくらいの大きさのマイクロアオリの群れが通り過ぎていく。
・・・こりゃダメだ・・・
今日は私には珍しく休日での出艇。
各所に浮かんでいるゴムボートの方々に話を聞くも、やっぱりミンナさっぱりな様子。
早々にアオリはあきらめて、深場へ。
良さげな潮目を見つけて、私はジギング、娘はタイラバのツープラトン攻撃。
しばらく流すも、娘のタイラバには反応なし。しかし私のジギングにはやや魚信がある・・・やはりなんかいるな!?
潮目で徹底的に粘っていろんな角度を流し、やっと掛けたのは・・・・

やっぱりなんかいた。。
鉄板です。
ゴミ付潮目には必ずと言っていいほどひそんでいらっしゃる。
その後もレンコとかついていないかな~とひたすら探るも、、結局エソしか釣れず。
娘も無反応なタイラバに食傷気味でテンション↓↓
ところで、あらためて平日ライダーの私が初めてやってきた休日。
それにしても漁船やプレジャーの数も多い。
特に、よく見るとなぜか岬付近に集結してる。なんでやろ?
ひっそりと静か~に釣りをしたい方々をもほっておかない興味津々かつ迷惑な私は、かたっぱしから体育会系の押忍モードで「釣れますか~?」とサワヤカに声を掛けていく。
マイ漁船?をお持ちのおじいちゃんに聞くと、カマスが入れ食い、とのこと。
「わしはもう帰るけど、ここでやってみいや~と」言われるがまま、、
念のためにと子ども用に忍ばせておいたサビキを装着し、半信半疑で10メートル足らずの岩場に投入してみると、

釣れた・・・
確かに、いくらでも釣れる。3連、4連でかかってくる。

ていうか、カマスって美味しい魚やし、カヤッカーも行きがけの駄賃的に釣っているのを見たことはあるものの、そもそもそんなに大量に釣れるものなの?という疑問をよそに、ドンドン釣れる。
しかも最大25cmくらいのなかなかの良型。
当然ながら娘のテンション↑↑
私は針外し→クーラボックス投入→仕掛け投入とひたすらイソイソと介助役に徹します。

(足黒っ!)
かなり近くでスキューバダイビングしてる集団もいて、警戒してもおかしくないのに、全然おかまいなしにサビキにガッついてくる。
途中から釣りと言うより漁師モードに。

このペースだとすぐ3ケタは行くな・・・というペース。
大物は釣れないものの、まさに、ファミリーカヤックフィッシングとしては最高の展開に。

ジンタ。
たまに豆アジの群れもついてくる。

マイクロベラ

マイクロガシラも。(腕太っ!)
どうやら水面下ではカマスがパニック状態なのか、サビキにグルグル巻きにされて出てくるカマス多発。
こんがらがったサビキをジックリ直しているうちに、地合いが終了したのか、あっけないほど一転、釣れない状態に。
そうこうするうち、近くのプレジャーボートが、「魚探には映ってるけど、食わん」と言いながら去って行ってしまいました。
ちょうど地合いも終了したみたいなので、娘が沢山釣って満足したところで、、こっからは満を持して父の釣りタイムへ。
沖へカヤックを走らせる。
良い潮目が見つからずウロウロしていると、突如ナブラが発生。
モリ漕ぎで急行!

↑ナブラ(娘撮影)
ところが何を投げてみても反応なし。
ベイトも小さくて見えないし、、要するに・・・ミスマッチザベイト?
こういうマイクロ系がベイトのときは、サビキが有効、なハズ。
ナブラを追い掛け回して疲れたところで、ダメもとでさっきカマス用に使っていたサビキを流用してジグサビキを落とす。
すると・・・突然フォールが止まったかと思うと、いつもの降下スピードとは異なる速さでスプールが回りだした。
すかさず合わせを入れると、ガツン。

ゴリ巻きすると、ヤナギ。
人生初サゴシ。嬉しい・・・
ナブラの正体はこれでした。
よくサビキの細いエダスが切れんかったな~と感心していると、タモの中で暴れたサゴシがエダスを切断。
まさにカッター。間一髪。
ていうか、最初は複数かかっていたみたいで、サビキが半分くらいなくなってるやん・・・

その後ナブラも終了し、娘がブスッ↓↓としているので、話を聞いてみると、カマスをもっと釣りたい・・・とのこと。
ちょうど沖が渋くて困っていたゴムボートの方に出会い、岩場でカマス入れ食いとの情報を伝えると、一緒についてこられました。
再度岩場へ。
もういないかな~と思いきや、再び地合いが来ているのか、これまで以上にガンガン釣れる。
再び娘のテンション↑↑
同伴のゴムボーターの方々も入れ食い。

延々釣れ続けるが、カマスの鋭い口でサビキがもたず、どんどん交換するも、手持ちのサビキがついに枯渇。
それでも釣るのをやめようとしない娘。
完全にスイッチ入ってます
近くのゴムボートの方に、無理を言ってサビキをお借りして、さらに釣り続ける娘。
おそるべし。
結局娘の納得のいくまで釣って、沖上がりとなりました。

サゴシ44cm×1、カマス(最大25cm)×97、豆アジ×15
アオリイカはだめだったけど、かわりにカマスをごっそり収穫でき、娘にとってみれば結果的に良かったかもしれません。
お父さんにも同じ歯魚であるサゴシも釣れたことだし、少しうれしい。
何より、娘が喜んでくれて、よかった!
初秋、最高の天気の中、収穫の時をくれた神様に感謝!

がまかつ(Gamakatsu) キャスティングカマスサビキ
やっぱり歯魚のカマスには専用品を。私は通常のサビキで切られまくり、かなり手返しが低下しました。しかも6本針だともつれたりで、この4本針か3本針くらいが手返し最強でしょう。このシーズン、カマスの群れにあたると爆釣します。カヤックに忍ばせておくと思わぬ仕事をしてくれます。

Rapala(ラパラ) ラピノヴァ フロロカーボン ショックリーダー
コスパ高いPEのラピノヴァシリーズから登場したリーダー。サゴシ対策には8号以上?それでも切られるときは切られる。ともあれラピノヴァは秀逸です。
釣果はともかく、ちゃんとイカがいて、私みたいにノーテクニックな輩でもノッてくることが分かっただけでも、、
収穫でした。
それもすべては、娘とカヤックフィッシングに行くための下調べ。
寒くならないうちに、あと数回は一緒に行きたいな、と考えてました。
しかし、前回のKF体験のせいかカヤックに乗る=鹿に会えるとカンペキに思い込んでるフシのある娘。
ところが先週のアオリイカポイントは、道中鹿に会えないコース。。
たったそれだけの理由で、せっかく下調べをしたのに釣行場所を変更せざるをえないはめに。
今回のテーマは「収穫」
秋の様相を見せるこの頃、豊かな海からの恵みを収穫したい、そして、娘も一緒なので、今までまがりなりにもカヤックフィッシングに取り組んできたことの成果も見せたい、そんな思いで行ってまいりました。。
前回、むりやり2つの海域をハシゴして、偶然なのか必然なのか、どっちでもひっそりと接岸中のアオリイカを拿捕した私。
単純な私は、きっと今はどこでもアオリイカが釣れるんだろう、と早合点。
場所は違えど、浅場を流していきさえすれば、きっと今回もアオリイカに出会えるはず・・・と考えた・・・のだった・・・
5時出艇
まだ薄暗い中、シャローを打っていくが、、アオリイカの姿はない。。
ない。
ない。
鹿を見て満足した娘は、寝ぼけながら私の前方に鎮座。
朝マズメでこの調子では、このままでは娘に釣らせるどころか、私もボーズ確定。焦る。
そうこうするうち、エギくらいの大きさのマイクロアオリの群れが通り過ぎていく。
・・・こりゃダメだ・・・
今日は私には珍しく休日での出艇。
各所に浮かんでいるゴムボートの方々に話を聞くも、やっぱりミンナさっぱりな様子。
早々にアオリはあきらめて、深場へ。
良さげな潮目を見つけて、私はジギング、娘はタイラバのツープラトン攻撃。
しばらく流すも、娘のタイラバには反応なし。しかし私のジギングにはやや魚信がある・・・やはりなんかいるな!?
潮目で徹底的に粘っていろんな角度を流し、やっと掛けたのは・・・・
やっぱりなんかいた。。
鉄板です。
ゴミ付潮目には必ずと言っていいほどひそんでいらっしゃる。
その後もレンコとかついていないかな~とひたすら探るも、、結局エソしか釣れず。
娘も無反応なタイラバに食傷気味でテンション↓↓
ところで、あらためて平日ライダーの私が初めてやってきた休日。
それにしても漁船やプレジャーの数も多い。
特に、よく見るとなぜか岬付近に集結してる。なんでやろ?
ひっそりと静か~に釣りをしたい方々をもほっておかない興味津々かつ迷惑な私は、かたっぱしから体育会系の押忍モードで「釣れますか~?」とサワヤカに声を掛けていく。
マイ漁船?をお持ちのおじいちゃんに聞くと、カマスが入れ食い、とのこと。
「わしはもう帰るけど、ここでやってみいや~と」言われるがまま、、
念のためにと子ども用に忍ばせておいたサビキを装着し、半信半疑で10メートル足らずの岩場に投入してみると、
釣れた・・・
確かに、いくらでも釣れる。3連、4連でかかってくる。
ていうか、カマスって美味しい魚やし、カヤッカーも行きがけの駄賃的に釣っているのを見たことはあるものの、そもそもそんなに大量に釣れるものなの?という疑問をよそに、ドンドン釣れる。
しかも最大25cmくらいのなかなかの良型。
当然ながら娘のテンション↑↑
私は針外し→クーラボックス投入→仕掛け投入とひたすらイソイソと介助役に徹します。
(足黒っ!)
かなり近くでスキューバダイビングしてる集団もいて、警戒してもおかしくないのに、全然おかまいなしにサビキにガッついてくる。
途中から釣りと言うより漁師モードに。
このペースだとすぐ3ケタは行くな・・・というペース。
大物は釣れないものの、まさに、ファミリーカヤックフィッシングとしては最高の展開に。
ジンタ。
たまに豆アジの群れもついてくる。
マイクロベラ
マイクロガシラも。(腕太っ!)
どうやら水面下ではカマスがパニック状態なのか、サビキにグルグル巻きにされて出てくるカマス多発。
こんがらがったサビキをジックリ直しているうちに、地合いが終了したのか、あっけないほど一転、釣れない状態に。
そうこうするうち、近くのプレジャーボートが、「魚探には映ってるけど、食わん」と言いながら去って行ってしまいました。
ちょうど地合いも終了したみたいなので、娘が沢山釣って満足したところで、、こっからは満を持して父の釣りタイムへ。
沖へカヤックを走らせる。
良い潮目が見つからずウロウロしていると、突如ナブラが発生。
モリ漕ぎで急行!
↑ナブラ(娘撮影)
ところが何を投げてみても反応なし。
ベイトも小さくて見えないし、、要するに・・・ミスマッチザベイト?
こういうマイクロ系がベイトのときは、サビキが有効、なハズ。
ナブラを追い掛け回して疲れたところで、ダメもとでさっきカマス用に使っていたサビキを流用してジグサビキを落とす。
すると・・・突然フォールが止まったかと思うと、いつもの降下スピードとは異なる速さでスプールが回りだした。
すかさず合わせを入れると、ガツン。
ゴリ巻きすると、ヤナギ。
人生初サゴシ。嬉しい・・・
ナブラの正体はこれでした。
よくサビキの細いエダスが切れんかったな~と感心していると、タモの中で暴れたサゴシがエダスを切断。
まさにカッター。間一髪。
ていうか、最初は複数かかっていたみたいで、サビキが半分くらいなくなってるやん・・・
その後ナブラも終了し、娘がブスッ↓↓としているので、話を聞いてみると、カマスをもっと釣りたい・・・とのこと。
ちょうど沖が渋くて困っていたゴムボートの方に出会い、岩場でカマス入れ食いとの情報を伝えると、一緒についてこられました。
再度岩場へ。
もういないかな~と思いきや、再び地合いが来ているのか、これまで以上にガンガン釣れる。
再び娘のテンション↑↑
同伴のゴムボーターの方々も入れ食い。
延々釣れ続けるが、カマスの鋭い口でサビキがもたず、どんどん交換するも、手持ちのサビキがついに枯渇。
それでも釣るのをやめようとしない娘。
完全にスイッチ入ってます
近くのゴムボートの方に、無理を言ってサビキをお借りして、さらに釣り続ける娘。
おそるべし。
結局娘の納得のいくまで釣って、沖上がりとなりました。
サゴシ44cm×1、カマス(最大25cm)×97、豆アジ×15
アオリイカはだめだったけど、かわりにカマスをごっそり収穫でき、娘にとってみれば結果的に良かったかもしれません。
お父さんにも同じ歯魚であるサゴシも釣れたことだし、少しうれしい。
何より、娘が喜んでくれて、よかった!
初秋、最高の天気の中、収穫の時をくれた神様に感謝!

がまかつ(Gamakatsu) キャスティングカマスサビキ
やっぱり歯魚のカマスには専用品を。私は通常のサビキで切られまくり、かなり手返しが低下しました。しかも6本針だともつれたりで、この4本針か3本針くらいが手返し最強でしょう。このシーズン、カマスの群れにあたると爆釣します。カヤックに忍ばせておくと思わぬ仕事をしてくれます。

Rapala(ラパラ) ラピノヴァ フロロカーボン ショックリーダー
コスパ高いPEのラピノヴァシリーズから登場したリーダー。サゴシ対策には8号以上?それでも切られるときは切られる。ともあれラピノヴァは秀逸です。
2014年08月18日
遠征KF③ ファミリーKF 12th モンスターアコウ ~ 念願 ~
子どもたちと美しい海岸線を眺めながら、カヤックは波間を滑るように進んでいく。
そして、陸地からはけしてたどり着けない未知なる浜辺へ、ときめきに満ちた小さな足がおりたつ。
歓声とともに、ゆったりとした時間が流れていく。。
・・・そんなあたたかな光景を思い浮かべ、タンデム艇を購入した私。
しかし・・・今は、ただのオッサンの趣味の道具と化した、プロ2タンデム。
本来の主旨を逸脱すること、はなはだし。
初心を忘れてはいけません!
今回は前回に引き続き、お盆の帰省中の釣行第2弾。
念願かなって、初のファミリーカヤックフィッシングです。
当初は既定路線のひとりぼっちの予定でしたが、長女が「カヤックに乗って釣りをしたい!」とごねるもので、少し不安はあるものの、妻の許可を得てやってきました。
釣りが好きで、しっかり者とはいえ、まだまだ幼い小学生の娘との釣行なので、色々と気を遣います。
最近荒れ気味のお盆ですが、今日はおそらく一番海況が良い、ハズ。

娘、撮影す
海へ向かう道中、何度もシカに遭遇。
カヤックフィッシングと鹿と言えば、切っても切れない縁と言えるほど、道中よく出会うケモノですが、、
娘のテンション↑↑

5時出艇。
無風ですが、サイレントヒル並に濃い霧が発生し、少し漕ぎ出しただけで、もう岸が見えない。
いきなり安心安全度↓↓
磯に打ち付ける波の音でかろうじて岸の方角が分かるものの、四方にひとつも陸地が見えないと娘が騒ぎ、怖がるので岸沿いに戻りつつ行きます。
しかし、先週とはうってかわって早朝なのに、全然潮が効いていない様子。
というより、正確に言うと、フネが流されるので潮は流れているらしいが、潮目が見えない。
ペッタペタの海面で、どーにも釣れそうにもない雰囲気。
それでも一応タイラバを落としてみるが、、眠気を覚ますように、いきなり強烈なアタリと思ったら・・・正体は根ガカリ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花・・・

・・・そして、リーダーブレイク。ドカーン。。
しかも娘がうねりでグロッキー。いずれにしてもこのままではまずい。ちょうど私のお腹もゴロゴロしてきたので、一旦浜へ戻り、仕切り直し。
駐車場でリーダーを組んでいると、霧がすっかり晴れてきました。
風が、霧を運んでいったよう、、
8時 再出艇。
すっかり海の様子が変わっています。
真っ白だった海面が、蒼い。そして、南の風がやや強い
娘は船酔いから回復。早朝無風の中の、うねりが良くなかったようです。
すぐに大規模な潮目を発見し、潮目に沿ってうまくカヤックが流れるように操作し、探っていきます。
こういうシチュエーションでは、ジギングが有利、と信じている私。
やっぱりいました、アコウが。

今日もアコウラッシュの予感・・・小さいので放流。
引き続き落としていくと、目の覚めるビッグヒット。間違いなくデカい。
中層になってもチョンチョンと竿を引き込むので、マダイだったら嬉しいな・・・と淡い期待を抱く。

今日も来ました、当地名物モンスターアコウ。
しかも、明らかに先週よりデカい!ひょっとして50UP?

一匹大物を上げて一息ついたところで、娘が私にも釣らせて!と何度もせがむもので渋々・・・
・・・ていうか、ファミリーフィッシングであることをすでに忘れてる私。。
昨日娘に座学で教えた内容を、もう一度着底からリーリングまでおさらい。

とはいえ、なかなか釣れないだろう、とたかをくくっていると。
巻けへん!と叫ぶ娘。
バトンタッチすると、、確かにかかってる・・・
慎重にリーリングして、再びアコウ。

アベレージサイズだけど、娘の記念すべきカヤックフィッシング初獲物。
娘、私よりセンスあるかも・・・

口の中から出てきたのは石?
どうやらカニやエビが消化されてペレット状になったもの。
このあたりのアコウが吐き出すのはエビだったり小魚だったり、多種多様。
とにかく動くものにガッついているようです。
しかし、南風が結構強い。どんどん流される。
とはいえマジ漕ぎすると、意外とあっけなくどんどん戻れる。浜との距離を確認しつつ再び流しなおす。
娘はそのままジギング。私はタイラバを落としていく(ふつう逆やろ)
すると、竿を引き込む強い当たりが。
よっしゃ乗った、と思ったら、すぐにバレた。というか、メインラインがブレイクしてるやん・・・
どうやら浜で組みなおしたリーダーがヘボだったようです。FGノットのナイロンラインのコブ作成を試みたが、百円ライターがシケており、コブなしリーダーに。ちょうどそこでスッポ抜けたみたい。
今までFGノットで失敗したことがなかっただけに、ちょっと油断した・・・ガックリ。
それゆえベイトタックルは、これ以降、直結に決定。
それにしてもベイトタックルはトラブルが多い。PE0.8号、9ポンドの非力さゆえでしょうか・・・どうも細糸は私にはしっくりきません。。4本編みか8本編みに変えようかな・・・
アコウの自己記録も更新したし、あとは娘が楽しめるように、サポートに徹しようと、決意。
そこで私は漕ぎ役に徹し、娘のタイラバを援護。
私の五感六感センサーのおもむくまま、気になるポイントに誘導していきます。

すると、娘から「来たよ」コールが!
なになに・・・と竿をチェンジすると、スルスル巻けるが、なにかしらかかっているのは確か。
絶対ちっちゃいでーと言いながらいい加減に巻いていると、、終了間際の突然の突っ込み。ズドーン。
あっけなく・・・ラインブレイク。
切れるかもとは思ったけど、やはりリーダーのないラインは、はかなくもモロい。。
しかも、ここまで上げてきてのツッコミ、きっとアコウではなかった・・・残念。。
その後もあきらめずに流していく。
それなりにアタリはあるものの、どれも小さなもの。
娘も疲れてきたので、バトンタッチ。
飽きない程度に釣れるが、サイズが・・・

成長過程なので野に放つ。

初マハタで嬉しいけど、同じく成長過程なので放流。

そうこうするうち、出艇から6時間を過ぎ、
娘が疲れたと本格的に寝だしたので、帰還となりました。

アコウ47cm ほか、多数野に放つ
(例のごとくぬめりまくり、カヤック上を滑るアコウ。47ちゃんとありましたんで、私を信じてください・・・)
ともあれ初のファミリーカヤックフィッシング、
今までとは全く違う楽しさを見つけました。
娘もまた行きたい、と目を輝かせていました。

デュエル(DUEL) ソルティーラバー
まさに、小学生でも釣れる。無敵の定番です。

シマノ(SHIMANO) 08 クラド 300J
巻き心地最高。性能の割に安すぎですよ・・・
そして、陸地からはけしてたどり着けない未知なる浜辺へ、ときめきに満ちた小さな足がおりたつ。
歓声とともに、ゆったりとした時間が流れていく。。
・・・そんなあたたかな光景を思い浮かべ、タンデム艇を購入した私。
しかし・・・今は、ただのオッサンの趣味の道具と化した、プロ2タンデム。
本来の主旨を逸脱すること、はなはだし。
初心を忘れてはいけません!
今回は前回に引き続き、お盆の帰省中の釣行第2弾。
念願かなって、初のファミリーカヤックフィッシングです。
当初は既定路線のひとりぼっちの予定でしたが、長女が「カヤックに乗って釣りをしたい!」とごねるもので、少し不安はあるものの、妻の許可を得てやってきました。
釣りが好きで、しっかり者とはいえ、まだまだ幼い小学生の娘との釣行なので、色々と気を遣います。
最近荒れ気味のお盆ですが、今日はおそらく一番海況が良い、ハズ。
娘、撮影す
海へ向かう道中、何度もシカに遭遇。
カヤックフィッシングと鹿と言えば、切っても切れない縁と言えるほど、道中よく出会うケモノですが、、
娘のテンション↑↑
5時出艇。
無風ですが、サイレントヒル並に濃い霧が発生し、少し漕ぎ出しただけで、もう岸が見えない。
いきなり安心安全度↓↓
磯に打ち付ける波の音でかろうじて岸の方角が分かるものの、四方にひとつも陸地が見えないと娘が騒ぎ、怖がるので岸沿いに戻りつつ行きます。
しかし、先週とはうってかわって早朝なのに、全然潮が効いていない様子。
というより、正確に言うと、フネが流されるので潮は流れているらしいが、潮目が見えない。
ペッタペタの海面で、どーにも釣れそうにもない雰囲気。
それでも一応タイラバを落としてみるが、、眠気を覚ますように、いきなり強烈なアタリと思ったら・・・正体は根ガカリ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花・・・
・・・そして、リーダーブレイク。ドカーン。。
しかも娘がうねりでグロッキー。いずれにしてもこのままではまずい。ちょうど私のお腹もゴロゴロしてきたので、一旦浜へ戻り、仕切り直し。
駐車場でリーダーを組んでいると、霧がすっかり晴れてきました。
風が、霧を運んでいったよう、、
8時 再出艇。
すっかり海の様子が変わっています。
真っ白だった海面が、蒼い。そして、南の風がやや強い
娘は船酔いから回復。早朝無風の中の、うねりが良くなかったようです。
すぐに大規模な潮目を発見し、潮目に沿ってうまくカヤックが流れるように操作し、探っていきます。
こういうシチュエーションでは、ジギングが有利、と信じている私。
やっぱりいました、アコウが。
今日もアコウラッシュの予感・・・小さいので放流。
引き続き落としていくと、目の覚めるビッグヒット。間違いなくデカい。
中層になってもチョンチョンと竿を引き込むので、マダイだったら嬉しいな・・・と淡い期待を抱く。
今日も来ました、当地名物モンスターアコウ。
しかも、明らかに先週よりデカい!ひょっとして50UP?
一匹大物を上げて一息ついたところで、娘が私にも釣らせて!と何度もせがむもので渋々・・・
・・・ていうか、ファミリーフィッシングであることをすでに忘れてる私。。
昨日娘に座学で教えた内容を、もう一度着底からリーリングまでおさらい。
とはいえ、なかなか釣れないだろう、とたかをくくっていると。
巻けへん!と叫ぶ娘。
バトンタッチすると、、確かにかかってる・・・
慎重にリーリングして、再びアコウ。
アベレージサイズだけど、娘の記念すべきカヤックフィッシング初獲物。
娘、私よりセンスあるかも・・・
口の中から出てきたのは石?
どうやらカニやエビが消化されてペレット状になったもの。
このあたりのアコウが吐き出すのはエビだったり小魚だったり、多種多様。
とにかく動くものにガッついているようです。
しかし、南風が結構強い。どんどん流される。
とはいえマジ漕ぎすると、意外とあっけなくどんどん戻れる。浜との距離を確認しつつ再び流しなおす。
娘はそのままジギング。私はタイラバを落としていく(ふつう逆やろ)
すると、竿を引き込む強い当たりが。
よっしゃ乗った、と思ったら、すぐにバレた。というか、メインラインがブレイクしてるやん・・・
どうやら浜で組みなおしたリーダーがヘボだったようです。FGノットのナイロンラインのコブ作成を試みたが、百円ライターがシケており、コブなしリーダーに。ちょうどそこでスッポ抜けたみたい。
今までFGノットで失敗したことがなかっただけに、ちょっと油断した・・・ガックリ。
それゆえベイトタックルは、これ以降、直結に決定。
それにしてもベイトタックルはトラブルが多い。PE0.8号、9ポンドの非力さゆえでしょうか・・・どうも細糸は私にはしっくりきません。。4本編みか8本編みに変えようかな・・・
アコウの自己記録も更新したし、あとは娘が楽しめるように、サポートに徹しようと、決意。
そこで私は漕ぎ役に徹し、娘のタイラバを援護。
私の五感六感センサーのおもむくまま、気になるポイントに誘導していきます。
すると、娘から「来たよ」コールが!
なになに・・・と竿をチェンジすると、スルスル巻けるが、なにかしらかかっているのは確か。
絶対ちっちゃいでーと言いながらいい加減に巻いていると、、終了間際の突然の突っ込み。ズドーン。
あっけなく・・・ラインブレイク。
切れるかもとは思ったけど、やはりリーダーのないラインは、はかなくもモロい。。
しかも、ここまで上げてきてのツッコミ、きっとアコウではなかった・・・残念。。
その後もあきらめずに流していく。
それなりにアタリはあるものの、どれも小さなもの。
娘も疲れてきたので、バトンタッチ。
飽きない程度に釣れるが、サイズが・・・
成長過程なので野に放つ。
初マハタで嬉しいけど、同じく成長過程なので放流。
そうこうするうち、出艇から6時間を過ぎ、
娘が疲れたと本格的に寝だしたので、帰還となりました。
アコウ47cm ほか、多数野に放つ
(例のごとくぬめりまくり、カヤック上を滑るアコウ。47ちゃんとありましたんで、私を信じてください・・・)
ともあれ初のファミリーカヤックフィッシング、
今までとは全く違う楽しさを見つけました。
娘もまた行きたい、と目を輝かせていました。

デュエル(DUEL) ソルティーラバー
まさに、小学生でも釣れる。無敵の定番です。

シマノ(SHIMANO) 08 クラド 300J
巻き心地最高。性能の割に安すぎですよ・・・