2016年04月09日
鴻鴈北(こうがんかえる) KF 5th ~ 努力 ~
先週は実家へ里帰り中の子ども達を迎えに但馬 へ。

親類を訪ねて城崎 の夜。
釣りはお休みして、家族と但馬の風物を愉しむ休日。
翌日、妻の故郷、養父市の大屋町へ。

その齢、千年をゆうに超えるという樽見の大桜。
文献によれば、出石藩主が樹下で宴を設けたという、
その樹勢の最盛期は1680年頃であったと言いますから、
時間の物差が狂わされる、そんな亜空間が、山を縫って進んだその先に、突如現れるのです。
手垢のついた言葉ではありますが、壮観というほか、ありません。
ですが、今、壮観さは偲ばれるものとなり、
痛々しいその姿は、むしろ壮絶さを帯びています。
時代は変わり、日本で十指に入ると言われた大桜も、やがて愛でる人もいなくなり、
戦後の植林の影響で一度は枯れかけ、
今また、人間の努力で息を吹き返しつつあるのです。
というわけで、
明けて今週、久しぶりの休日釣行、行ってまいりました。

が・・・・
休日ということもあり、
ありがたいタカハスさんからのお誘いで、いったんは或る場所を目指したのですが、
途中、事故渋滞 に遭遇。
やっとの思いで着いてみたら、先に出た沖のタカハスさん、タクジグさんから
海豚警報発令。
怖気づいた私は、当初予定していた場所へ、単独で疎開 することとしました。

さて、今回のテーマは「努力」
昨今の青物好調な線路の上に乗っかってるだけな私。
やはり、狙ったものが釣れなくては。
というわけで、最近の主たるフラストレーション
春なのに、、真鯛が釣れない事案
この問題に真正面から向き合う姿をお届けしたい思います。
とはいえ無論、釣りの腕のない私は
弱者の兵法、
得意のパターンにハメねば勝てません。
つまり、いかに総力戦を避け(腕が露呈せず)、自分の強み、ニッチに誘い込むかが鍵。
そう、争いのない位置を見出したシーラカンスが、姿を変えることなく数億年を生き抜いたように。

そこで選択したこのポイント。
この地の真鯛、非常に癖がありますが、
夜明けの下げ潮のタイミングに勝機があると見たのですが・・・
そこへ、想定外の渋滞&転進のせいでこのポイントのゴールデンタイムを逸した 事実がのしかかる。
でも、何とかいけるのでは、と沖へ。
今日は雰囲気、かなり良さそうだな~と、何やら濃い御景色に誘われるまま
いつもはスルーの水深で落としてみると、

浅場で、いきなりハマチが出ました。
かなり活性が髙そうで、

奪い合う魚たち。
ただ・・・これでは真鯛が食う前に、彼らが殺到するしかないのであり、
また、いずれにしてもこの場所のこの季節のこの水深ではまず真鯛は出ない と思うのである。
あくまで真鯛狙いの私は、振り払うように、、沖へ。

で、なぜかメジロ。
サイズは上がったものの、狙いのものとは違う。。
ぬぬぬ・・・
が、反応が出ている以上、青物を狙わずにはおれん!
まさに流れるように勝手に体が。

メジロとハマチのダブル
活性高っ!
と思ったのに、、それっきり。
そして、強い潮に流されるままの視線の先には
平日派の私にはカルチャーショック な、
ゴムボート、カヤックたちの魚輪の陣。
そうだ、今日は土曜日だった。
・・・さて、これまで下手な私でも釣れている し、
沖に見ゆる船団の密集陣形から察するに、そこはきっと足を止めてパンチを撃ち合っているような
大爆釣中なんだとばかり思ったんですが、
一人、また一人と沖からはがれて浅場へ戻っていく人に道々尋ねると、
全くダメ。とのこと。
たまに根魚を見せてくれる人がいるばかり。
先ほどまでの釣れ方からきっと活性が高いとばかり思っていましたが、
私の運が良かっただけ のようでした。
そして、時と共に風聞が事実と重なってゆき、
沈黙

はなびらが漂う、風雅な潮目にて。
しかし、今回は何としても真鯛を獲りたいため、
タイラバも途中、落としていくが、全く反応なし。
というか、あてもなくタイラバを巻き続ける根気が、ない、情けないことに。
どっちが良いってのは全くない性質のハナシなんですが、
この時間帯、この潮で、マダイに当たるのは交通事故。そんなん喜べん
とにかくモチベーションが維持できん、
そして、今は真鯛を釣れる人が、ただただ、羨ましい。

やっぱり釣りって、自分のメンタルと、タイミングが一致していないと結果は出ないんだな~。
そんな、信じて巻くこともできないせっかちな私は、
再び緊張感のある場所を求めて、浅場へ。
さて、途中、出会ったタンデムのボーターさんは、
メジロ5本、シーバスも釣れているとのこと。
やっぱり腕が違う。
そんな玄人の背中を見送る。
浅場から来た方というのも、あるかもしれませんが。
やっぱり、自分もいかなる時も環境に言い訳せず、これからも「努力」あるのみ です
自分に青物しか釣れないのもきっと訳がある
そして昼を回り、もう一度魚の食い気が出てきました。
チョイ引くけど、やたら重い感じは、シーバスとばかり思ってエラ洗い警戒モード で浮かせたが、、

やつはり正体はメジロのスレ。 フルロック。
ただ、このあと、本物の地合いが来れば、クーラー満杯へ一足飛びでした。

どんどん活性は上がります。

たまにハマチも入りますが、

泳層が分かれているので、釣り分け易い。

パタパタと釣れて、メジロが7つ数えたところで、
もうクーラー一杯。
時間も来たので、沖上りとしました。
狙いのものが釣れなかったので、消化不良、
ただただ残念というしかありませんが、

青物は好調な中の贅沢。
贅沢な貧しさ、とでも言うのでしょうか。
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!
親類を訪ねて城崎 の夜。
釣りはお休みして、家族と但馬の風物を愉しむ休日。
翌日、妻の故郷、養父市の大屋町へ。

その齢、千年をゆうに超えるという樽見の大桜。
文献によれば、出石藩主が樹下で宴を設けたという、
その樹勢の最盛期は1680年頃であったと言いますから、
時間の物差が狂わされる、そんな亜空間が、山を縫って進んだその先に、突如現れるのです。
手垢のついた言葉ではありますが、壮観というほか、ありません。
ですが、今、壮観さは偲ばれるものとなり、
痛々しいその姿は、むしろ壮絶さを帯びています。

時代は変わり、日本で十指に入ると言われた大桜も、やがて愛でる人もいなくなり、
戦後の植林の影響で一度は枯れかけ、
今また、人間の努力で息を吹き返しつつあるのです。
というわけで、
明けて今週、久しぶりの休日釣行、行ってまいりました。
が・・・・
休日ということもあり、
ありがたいタカハスさんからのお誘いで、いったんは或る場所を目指したのですが、
途中、事故渋滞 に遭遇。
やっとの思いで着いてみたら、先に出た沖のタカハスさん、タクジグさんから
海豚警報発令。
怖気づいた私は、当初予定していた場所へ、単独で疎開 することとしました。
さて、今回のテーマは「努力」
昨今の青物好調な線路の上に乗っかってるだけな私。
やはり、狙ったものが釣れなくては。
というわけで、最近の主たるフラストレーション
春なのに、、真鯛が釣れない事案
この問題に真正面から向き合う姿をお届けしたい思います。
とはいえ無論、釣りの腕のない私は
弱者の兵法、
得意のパターンにハメねば勝てません。
つまり、いかに総力戦を避け(腕が露呈せず)、自分の強み、ニッチに誘い込むかが鍵。
そう、争いのない位置を見出したシーラカンスが、姿を変えることなく数億年を生き抜いたように。
そこで選択したこのポイント。
この地の真鯛、非常に癖がありますが、
夜明けの下げ潮のタイミングに勝機があると見たのですが・・・
そこへ、想定外の渋滞&転進のせいでこのポイントのゴールデンタイムを逸した 事実がのしかかる。
でも、何とかいけるのでは、と沖へ。
今日は雰囲気、かなり良さそうだな~と、何やら濃い御景色に誘われるまま
いつもはスルーの水深で落としてみると、
浅場で、いきなりハマチが出ました。
かなり活性が髙そうで、
奪い合う魚たち。
ただ・・・これでは真鯛が食う前に、彼らが殺到するしかないのであり、
また、いずれにしてもこの場所のこの季節のこの水深ではまず真鯛は出ない と思うのである。
あくまで真鯛狙いの私は、振り払うように、、沖へ。
で、なぜかメジロ。
サイズは上がったものの、狙いのものとは違う。。
ぬぬぬ・・・
が、反応が出ている以上、青物を狙わずにはおれん!
まさに流れるように勝手に体が。
メジロとハマチのダブル
活性高っ!
と思ったのに、、それっきり。
そして、強い潮に流されるままの視線の先には
平日派の私にはカルチャーショック な、
ゴムボート、カヤックたちの魚輪の陣。
そうだ、今日は土曜日だった。
・・・さて、これまで下手な私でも釣れている し、
沖に見ゆる船団の密集陣形から察するに、そこはきっと足を止めてパンチを撃ち合っているような
大爆釣中なんだとばかり思ったんですが、
一人、また一人と沖からはがれて浅場へ戻っていく人に道々尋ねると、
全くダメ。とのこと。
たまに根魚を見せてくれる人がいるばかり。
先ほどまでの釣れ方からきっと活性が高いとばかり思っていましたが、
私の運が良かっただけ のようでした。
そして、時と共に風聞が事実と重なってゆき、
沈黙
はなびらが漂う、風雅な潮目にて。
しかし、今回は何としても真鯛を獲りたいため、
タイラバも途中、落としていくが、全く反応なし。
というか、あてもなくタイラバを巻き続ける根気が、ない、情けないことに。
どっちが良いってのは全くない性質のハナシなんですが、
この時間帯、この潮で、マダイに当たるのは交通事故。そんなん喜べん
とにかくモチベーションが維持できん、
そして、今は真鯛を釣れる人が、ただただ、羨ましい。
やっぱり釣りって、自分のメンタルと、タイミングが一致していないと結果は出ないんだな~。
そんな、信じて巻くこともできないせっかちな私は、
再び緊張感のある場所を求めて、浅場へ。
さて、途中、出会ったタンデムのボーターさんは、
メジロ5本、シーバスも釣れているとのこと。
やっぱり腕が違う。
そんな玄人の背中を見送る。
浅場から来た方というのも、あるかもしれませんが。
やっぱり、自分もいかなる時も環境に言い訳せず、これからも「努力」あるのみ です
自分に青物しか釣れないのもきっと訳がある
そして昼を回り、もう一度魚の食い気が出てきました。
チョイ引くけど、やたら重い感じは、シーバスとばかり思ってエラ洗い警戒モード で浮かせたが、、
やつはり正体はメジロのスレ。 フルロック。
ただ、このあと、本物の地合いが来れば、クーラー満杯へ一足飛びでした。
どんどん活性は上がります。
たまにハマチも入りますが、
泳層が分かれているので、釣り分け易い。
パタパタと釣れて、メジロが7つ数えたところで、
もうクーラー一杯。
時間も来たので、沖上りとしました。
狙いのものが釣れなかったので、消化不良、
ただただ残念というしかありませんが、
青物は好調な中の贅沢。
贅沢な貧しさ、とでも言うのでしょうか。
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!
2016年03月27日
桜始開(さくらはじめてひらく)KF 4th 気高き青を ~つなぐ糸 ~
そう、去年はもう少し開いていたのです
同じ暦でありながら、つめたく、固く締まった蕾を、春がまだ割ることができないでいる今年、

またしても行ってまいりました。
今回は例のごとく春休み。子ども達の田舎への里帰りに合わせての釣行
そう言えば昨年の同じ時期、
桜鯛に華やいだ、そんな記憶もよぎりますが、
自ら開拓したこの場所から出撃するのは、約2年ぶりになります。
それ以来浮いてないのはなにゆえか。
それは、駐車場から波打ち際までが異常に遠い から。
そんな難所にもめげずに同行してくださるのは、お久しぶりのパパ3さん

なんと、本日またがるのは、新艇のスキマー128!
興味津々 だが・・・

さて、目を沖に転じて、
今回の狙いはメジロ、ブリ、ヒラマサ、そして、ノッコミ真鯛
随分欲張りな目標ですが、
現実的な観測だと、
メジロ:ノッコミ真鯛:ブリ:ヒラマサ=6:2:0.5:0.5
くらいの出現率かな~と
でも最近ジギングで青物を狙うのが楽しくて仕方ない私は
正直、食って旨いか、よりも、
まじりけのない青と、私をつなぐ糸の、
その気高き息遣いを、
体で感じたい、
そんな青物志向な心持ち。
というわけで、
今回も、気高き青、メインで狙っていきますよ!

が・・・ええ感じの反応はあるものの、なかなかヒットに持ち込めません。
しかも、予報では海快晴2~3メートル、GPV4メートルの、自分的にはギリな予報の中、
フタをあけてみると
午前中に関してはGPVに軍配。
なかなかの風があり、単発ブローで旗のはためくこと、はためくこと。
しかも潮もゴインゴイン!
そんなちょっと釣り難い状況のなか、後発のパパ3さんを待って、
やっと目的の岬の突端、水深60mまで出っ張ってまいりました。

そして、
あれ?って感じで、まずは回収時の事故的ヒットから始まる。
でも、内容はとにかく、一匹釣れると精神的にとても落ち着く。
前回のノーバイト煉獄の経験もあるだけにひと安心。
どうやら表層にはハマチが口をあけて待っているようです。
でも狙っているのはこれでは・・・。

意識高い系。
ジグに反応するだけの十分な活性もありそうですが・・・
一発目を食わせるまで、四苦八苦。
そして8時。まずは一本。

メジロ。
狙いものが釣れる、そんな妄想と現実がすりあわされた瞬間の
バチッとコンセントがつながるよーな感覚が、とっても嬉しい!
そして、苦心して2本目。

何故か先ほどと同じく、下あごにフックが掛かってる。
これは何を意味するのか?
ベイトが小さくて口を開いていない??
わからん・・・
パターンは見つけたものの、
どーやら、魚影の濃いところを辿りつつ
しかも毎回目先を変えてやって、群れのうち一番元気のいいのだけを引っ張り出す釣りな感じの、
体育会系ジギング。
雰囲気的にはもっと簡単に釣れてもおかしくないのに、
みょーな感じです。
途中で出会うプレジャーも釣れておらず、
メジロのお腹もペッタンコやし、こんなに大軍でやってきてるわりには、ベイトは何?って感じで
そんなに活性そのものが高くないのかな~

3本目。
ハイピッチで筋肉痛になりながら頑張る私に、
文脈なき、ポツリポツリ。
ただ、潜在的に青物は相当入っているようで、その感覚はビンビンします。
大軍だけに、元気のいいやつだけの拾い釣りでも十分成立するのか。

4本目。
反応は相変わらずボトムだが、
昼に近づき、
どうやら食ってくる棚はだいぶ上がってきていたようで、
ボーットしてた自分がそのことにやっと気付けるまで、
ノーヒットの時間を過しただけのようであった

5本目。
ただ、表層を意識しすぎると、ハマチが。

放流。
魚をリリースするときって、
翼の折れた鶴を助けたヨヒョウと心が重なっていく、
そんな気がするのは私だけでしょうか。

6本目。
昼にさしかかり、今度は海快晴の予報にかたむき始め、
凪に。

潮が緩んで、
だんだんと魚の活性も上がってきました。
が、ふと帰りを待つ細君の顔が思い浮かんだので、
浅場に戻りつつ打っていきます。

放流。
だんだん小細工なしでも釣れる活性になってきました。
そしてヒットステージは再びボトムへ。
どうやら浅場はハマチ村。やはり群れの素性が違うようです。
と思ったら、ハマチ以上の引き。
ハマチのダブルなのか?

と思ったら、ギリメジロ。
浅場にもメジロがいた、と妙に喜ぶ。

ガッシー。なんか妙に新鮮な
が、クーラーは・・・

水際にはなびらを落とすようないろどりの、紅一点ガッシー。
活性は上がる一方で、これからの時間帯の方がむしろ楽しそうでしたが、
青物以外も釣れたので
沖上りとしました。

メジロ60~72cm×7
ハマチ×2
ハマチ×2(野に放つ)
ガシラ
ヒラマサ、マダイを出せなかったのは残念でしたが、
それ以上に残念だったのは、せっかくはるばる来ていただいたパパ3さん
夜勤明けの体調のせいか、船酔いで途中離脱になってしまい、
しかも私のガイドも悪いのもあいまって
存分に釣りを楽しんでもらえなかったってところでしょうか。。
まだまだ精進が足りません・・・
また、次回よろしくお願いします!!
ともあれ、
春を呼ぶ
まじりけのない、気高い青たちよ
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
同じ暦でありながら、つめたく、固く締まった蕾を、春がまだ割ることができないでいる今年、
またしても行ってまいりました。
今回は例のごとく春休み。子ども達の田舎への里帰りに合わせての釣行
そう言えば昨年の同じ時期、
桜鯛に華やいだ、そんな記憶もよぎりますが、
自ら開拓したこの場所から出撃するのは、約2年ぶりになります。
それ以来浮いてないのはなにゆえか。
それは、駐車場から波打ち際までが異常に遠い から。
そんな難所にもめげずに同行してくださるのは、お久しぶりのパパ3さん
なんと、本日またがるのは、新艇のスキマー128!
興味津々 だが・・・
さて、目を沖に転じて、
今回の狙いはメジロ、ブリ、ヒラマサ、そして、ノッコミ真鯛
随分欲張りな目標ですが、
現実的な観測だと、
メジロ:ノッコミ真鯛:ブリ:ヒラマサ=6:2:0.5:0.5
くらいの出現率かな~と
でも最近ジギングで青物を狙うのが楽しくて仕方ない私は
正直、食って旨いか、よりも、
まじりけのない青と、私をつなぐ糸の、
その気高き息遣いを、
体で感じたい、
そんな青物志向な心持ち。
というわけで、
今回も、気高き青、メインで狙っていきますよ!
が・・・ええ感じの反応はあるものの、なかなかヒットに持ち込めません。
しかも、予報では海快晴2~3メートル、GPV4メートルの、自分的にはギリな予報の中、
フタをあけてみると
午前中に関してはGPVに軍配。
なかなかの風があり、単発ブローで旗のはためくこと、はためくこと。
しかも潮もゴインゴイン!
そんなちょっと釣り難い状況のなか、後発のパパ3さんを待って、
やっと目的の岬の突端、水深60mまで出っ張ってまいりました。
そして、
あれ?って感じで、まずは回収時の事故的ヒットから始まる。
でも、内容はとにかく、一匹釣れると精神的にとても落ち着く。
前回のノーバイト煉獄の経験もあるだけにひと安心。
どうやら表層にはハマチが口をあけて待っているようです。
でも狙っているのはこれでは・・・。
意識高い系。
ジグに反応するだけの十分な活性もありそうですが・・・
一発目を食わせるまで、四苦八苦。
そして8時。まずは一本。
メジロ。
狙いものが釣れる、そんな妄想と現実がすりあわされた瞬間の
バチッとコンセントがつながるよーな感覚が、とっても嬉しい!
そして、苦心して2本目。
何故か先ほどと同じく、下あごにフックが掛かってる。
これは何を意味するのか?
ベイトが小さくて口を開いていない??
わからん・・・
パターンは見つけたものの、
どーやら、魚影の濃いところを辿りつつ
しかも毎回目先を変えてやって、群れのうち一番元気のいいのだけを引っ張り出す釣りな感じの、
体育会系ジギング。
雰囲気的にはもっと簡単に釣れてもおかしくないのに、
みょーな感じです。
途中で出会うプレジャーも釣れておらず、
メジロのお腹もペッタンコやし、こんなに大軍でやってきてるわりには、ベイトは何?って感じで
そんなに活性そのものが高くないのかな~
3本目。
ハイピッチで筋肉痛になりながら頑張る私に、
文脈なき、ポツリポツリ。
ただ、潜在的に青物は相当入っているようで、その感覚はビンビンします。
大軍だけに、元気のいいやつだけの拾い釣りでも十分成立するのか。
4本目。
反応は相変わらずボトムだが、
昼に近づき、
どうやら食ってくる棚はだいぶ上がってきていたようで、
ボーットしてた自分がそのことにやっと気付けるまで、
ノーヒットの時間を過しただけのようであった
5本目。
ただ、表層を意識しすぎると、ハマチが。
放流。
魚をリリースするときって、
翼の折れた鶴を助けたヨヒョウと心が重なっていく、
そんな気がするのは私だけでしょうか。
6本目。
昼にさしかかり、今度は海快晴の予報にかたむき始め、
凪に。
潮が緩んで、
だんだんと魚の活性も上がってきました。
が、ふと帰りを待つ細君の顔が思い浮かんだので、
浅場に戻りつつ打っていきます。
放流。
だんだん小細工なしでも釣れる活性になってきました。
そしてヒットステージは再びボトムへ。
どうやら浅場はハマチ村。やはり群れの素性が違うようです。
と思ったら、ハマチ以上の引き。
ハマチのダブルなのか?
と思ったら、ギリメジロ。
浅場にもメジロがいた、と妙に喜ぶ。
ガッシー。なんか妙に新鮮な
が、クーラーは・・・
水際にはなびらを落とすようないろどりの、紅一点ガッシー。
活性は上がる一方で、これからの時間帯の方がむしろ楽しそうでしたが、
青物以外も釣れたので
沖上りとしました。
メジロ60~72cm×7
ハマチ×2
ハマチ×2(野に放つ)
ガシラ
ヒラマサ、マダイを出せなかったのは残念でしたが、
それ以上に残念だったのは、せっかくはるばる来ていただいたパパ3さん
夜勤明けの体調のせいか、船酔いで途中離脱になってしまい、
しかも私のガイドも悪いのもあいまって
存分に釣りを楽しんでもらえなかったってところでしょうか。。
まだまだ精進が足りません・・・
また、次回よろしくお願いします!!
ともあれ、
春を呼ぶ
まじりけのない、気高い青たちよ
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
2016年03月17日
菜虫化蝶(なむしちょうとなる)KF 2nd ~ 上昇 ~

2か月ぶりにやってきました。
なにげにカヤックフィッシング始めて以来の長期ブランク。
わたくし家族も多く、共働きで家事も応分
このとこ忙しすぎて、というか、それまでは無理しても海に行ってただけなんですが、

けして無理はしない今年だ
まだまだ、まとう空気は冬。
久しぶりすぎて、色んな忘れ物 をしてしまい、それでぜんたいてきに画質も悪いわけですけれども

忘れ物の多さに若干テンション低 めで岸を離れます。
ところで冬期の必需品であるバウンダリーシューズまで忘れた私は、足がKEENて冷 たすぎるで!
でも全て、良し!
久しぶりすぎて、パドリングしてるだけで、声が出るくらいウキウキ としてますから!
さて、いでたちはドライスーツですが、気温は朝でも10度以上はありそう。
ここ最近で一番の陽気の中を進みます。
やっぱ海、ええわ~
今日はパドリングが気持ちいい(と何度も思ふ)。
それは気分が背中を押すだけではない
カヤックフィッシングも3年目。
やっとまっとうなカヤックフィッシング用のライフジャケットを購入しました!
今までウェイクボード用のを流用していましたが、
カタコリの原因 はこれだったのか!
ってぐらい、肩に羽根生え
マリオ跳ぶ
超久しぶりの、ポイントまでが滅法長い、この場所でも
今日なら楽しむことができます。
さて、上昇 る気温とは逆に、海水温は相当冷たい・・・
どうやらここ数日でも1℃以上下がったよう。
釣りの方はかなり厳しい戦いが予想されます。

今日はボウズかな、と思ってましたが、
青物発見。
てっきりツバスかなと思ったけど、ハマチ
しかし・・・釣った、ではなく、私によくある見つけただけ、状態。
しかもね・・・この食ってくるパターンは嫌な予感。
ぬぬぬぬ
そして、なぜか次はワラサの風情を感じさせる引き。

と思ったらメガマック的な。
二人で引いてたワッショイ
しかし、なんかオカシイ・・・
このダブルが来たときは、クーラー一杯のハマチを想像したんですけれども
やっぱりパターンにハメて釣れる感がなく、
地合いが去ったのか、後は全く音沙汰なし。
近くにいたプレジャーも散開していく
感覚として、青物はかなり数は居るはずなのに、魚探にも映らないし
映っても、なんか微妙なしゃらくさい位置取りで、
これは食わんで的な・・・
食わせられない、ツンツンした魚がたくさんいる雰囲気っていいうのでしょうか
底に張り付いてる、上に張り付いてる?
私のジギングの腕ではなんとも・・・
だからってトップにも出てこないし!
そう言えば釣れたハマチも全然跳ねないし、
陽気のかけぬける海の中は冷蔵庫なのかも
そして、、帰り、
昼間に少しだけ潮が動いて、
今回初のコウナゴパターンで。

メバルジギング。欲を言ってしまうけど尺だったらもっと嬉しかったんだ
このコウナゴパターンがしっかり効いてくるとバシバシ釣れそうなんですが、今日はほとんど通用しませんでした。

メバル再現と思ったらガッシー
コウナゴもあんまりいないよう
途中、大きなベイトのカタマリが現れたり、
鳥山ができたり、
で、釣れてないんですけれども
春を予感させる一日でした。
そして、釣れなくても、
やっぱ カヤックフィッシングおもろすぎるわ
と再確認
+ええ運動 にもなったことは間違いないっす
この陽気が海の奥にまで届く日は近い?
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
2016年01月28日
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)KF 1st ~ 価値 ~
皆様、遅ればせながら 明けましておめでとうございます。
と言っても新年は大したごあいさつもなきまま
昨年を振り返りながら記事を重ねてまいりましたが
海にもおめでとう がまだ言えていない私
今年初めてのカヤックフィッシングに、
やっと行ってまいりました!

ただ、昨年よりさらに厳しさを増す外部環境 を反映し、
朝の子供たちの準備をすませ、
海に着いたのは、ナント 10時。

この季節に、この時間帯に
しかも大荒れの後・・・
釣れんのか?
保証なし!
さて、今日の狙いものは
季節のシーバス、メバル
予報通りの凪、
ただ前日の余韻うねりが少し気になる、そんなまっぴるまの海を
ひたひたと突き進みます。
魚信の全くないまま、深場をウロウロ
だからと言っていきなりメバルを狙いにシャローに下る勇気も起きず、
タイラバも、何故かやっぱりやる気が起きず・・・
やっぱり今は、ジグをシャクってドン、と掛けたい・・ってのが正直な気持ち
ってこの大寒の時
贅沢・・・
なのだろうか。。
そう言えば、
今日のテーマは「価値」
カヤックフィッシングも3年目に突入。
魚のサイズや数を目指すよりも、
プロセスとか、もっと中身に踏み込んだ、本質的な楽しさを追求していきたいなと思っております。
なので、今年は忙しいときに無理して海に行くのは自粛しよう。
一回一回を大切に。
が、衝動 を抑えられるのか??
そして、今日はどうなんだ・・・無理してないか?
さて、そうこうするうち、はや時計は午後1時。
狙ってたシーバスはやっぱりお留守、かどうだか、とにかくあきらめた!
ポイントを外してしまうと、大移動のできないカヤックは・・・
やっぱりボウズなのか!新年からボウズなのか!
でも、こうして漕いでられるだけでも感謝 やんけ!
と思っていると、
おや?
やっとプチ青物がいそうな場所を見つけました!
かなり遠かったけど、
僥倖・・・
そして、午後
今年の初フィッシュは・・・
なんとサゴシ(涙)(写真なし)
私、ジグを失うくらいならサゴシが遊弋する海からはとっとと離れたくなるくらいの
ケチンボ―系カヤックアングラーなんですが、
リーダーを確認してみたところ、ナント無傷 じゃないですか。
サゴシの剣戟雨アラレの中リーダー全く無事って?
アレクサンダー大王並のかいくぐり力なのか
なぜだろう
いや~しかもハマチが釣れるはずのシチュエーションなんだけど。。
と思いながら、次に来たのはやっぱりハマチ。

しかし元気もないし型が小さい
昨年とは群れが入れ替わったようです
ハマチ&サゴシの混成軍であろうか。
さて、魚探をつらつら見るに、かなり広範囲に群れがいることが分かるのに、
頑張ってシャクっているプレジャーの竿は曲がっていない。
相当活性は低い様子。
そして、次はサゴシをもうひとつ艇際でバラしたものの、やっぱりリーダーは無事。
ん??もしや・・・
やり方を変えてみる。
すると・・・

次はちょっと元気だったハマチ
この辺まではまだ疑問が疑問のままでしたが、
ちょっと今までやったことのないこともやってみると、
さらに反応は良くなりました。
と言っても、かなり体力の必要なパターン、
ウネリもヒドイし、疲れてゲンナリしてきました。

やり方は分かった。
しかしほんとうに良くバレる。
半分以上はバレた、と思います
さて、久しぶりの海、とても名残惜しかったのですが、
子どもを保育所に迎えにいかないといけないので、
沖上がりとしました。

狙いものもまったく獲れず
さみしい感じですが、
短時間だったし(言い訳)
この季節にも青物の引きをちゃんと堪能できて、感謝です!
ジギング的には、こんなパターンの日もあるんだ~
的なフムフム感のある釣行でした
そう言えば、一年前なら、この釣果でもきっと喜んでたな~
とふと思い返す
価値・・・
誰かを横目にではなく、
自分にとっての喜びって?
たったひとりでワクワクしながら海に出た時のこと
忘れてるかも知れません
ハカルことのできない喜びを求めて
今年も、
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
と言っても新年は大したごあいさつもなきまま
昨年を振り返りながら記事を重ねてまいりましたが
海にもおめでとう がまだ言えていない私
今年初めてのカヤックフィッシングに、
やっと行ってまいりました!
ただ、昨年よりさらに厳しさを増す外部環境 を反映し、
朝の子供たちの準備をすませ、
海に着いたのは、ナント 10時。
この季節に、この時間帯に
しかも大荒れの後・・・
釣れんのか?
保証なし!
さて、今日の狙いものは
季節のシーバス、メバル
予報通りの凪、
ただ前日の余韻うねりが少し気になる、そんなまっぴるまの海を
ひたひたと突き進みます。
魚信の全くないまま、深場をウロウロ
だからと言っていきなりメバルを狙いにシャローに下る勇気も起きず、
タイラバも、何故かやっぱりやる気が起きず・・・
やっぱり今は、ジグをシャクってドン、と掛けたい・・ってのが正直な気持ち
ってこの大寒の時
贅沢・・・
なのだろうか。。
そう言えば、
今日のテーマは「価値」
カヤックフィッシングも3年目に突入。
魚のサイズや数を目指すよりも、
プロセスとか、もっと中身に踏み込んだ、本質的な楽しさを追求していきたいなと思っております。
なので、今年は忙しいときに無理して海に行くのは自粛しよう。
一回一回を大切に。
が、衝動 を抑えられるのか??
そして、今日はどうなんだ・・・無理してないか?
さて、そうこうするうち、はや時計は午後1時。
狙ってたシーバスはやっぱりお留守、かどうだか、とにかくあきらめた!
ポイントを外してしまうと、大移動のできないカヤックは・・・
やっぱりボウズなのか!新年からボウズなのか!
でも、こうして漕いでられるだけでも感謝 やんけ!
と思っていると、
おや?
やっとプチ青物がいそうな場所を見つけました!
かなり遠かったけど、
僥倖・・・
そして、午後
今年の初フィッシュは・・・
なんとサゴシ(涙)(写真なし)
私、ジグを失うくらいならサゴシが遊弋する海からはとっとと離れたくなるくらいの
ケチンボ―系カヤックアングラーなんですが、
リーダーを確認してみたところ、ナント無傷 じゃないですか。
サゴシの剣戟雨アラレの中リーダー全く無事って?
アレクサンダー大王並のかいくぐり力なのか
なぜだろう
いや~しかもハマチが釣れるはずのシチュエーションなんだけど。。
と思いながら、次に来たのはやっぱりハマチ。
しかし元気もないし型が小さい
昨年とは群れが入れ替わったようです
ハマチ&サゴシの混成軍であろうか。
さて、魚探をつらつら見るに、かなり広範囲に群れがいることが分かるのに、
頑張ってシャクっているプレジャーの竿は曲がっていない。
相当活性は低い様子。
そして、次はサゴシをもうひとつ艇際でバラしたものの、やっぱりリーダーは無事。
ん??もしや・・・
やり方を変えてみる。
すると・・・
次はちょっと元気だったハマチ
この辺まではまだ疑問が疑問のままでしたが、
ちょっと今までやったことのないこともやってみると、
さらに反応は良くなりました。
と言っても、かなり体力の必要なパターン、
ウネリもヒドイし、疲れてゲンナリしてきました。
やり方は分かった。
しかしほんとうに良くバレる。
半分以上はバレた、と思います
さて、久しぶりの海、とても名残惜しかったのですが、
子どもを保育所に迎えにいかないといけないので、
沖上がりとしました。
狙いものもまったく獲れず
さみしい感じですが、
短時間だったし(言い訳)
この季節にも青物の引きをちゃんと堪能できて、感謝です!
ジギング的には、こんなパターンの日もあるんだ~
的なフムフム感のある釣行でした
そう言えば、一年前なら、この釣果でもきっと喜んでたな~
とふと思い返す
価値・・・
誰かを横目にではなく、
自分にとっての喜びって?
たったひとりでワクワクしながら海に出た時のこと
忘れてるかも知れません
ハカルことのできない喜びを求めて
今年も、
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
2015年09月22日
玄鳥去(つばめさる)KF 21st ~ 瞬間を捉える ~
このシルバーウィークの折、せめて一日だけはと思っていましたが
念願叶い、ツバメの去る侯、浮いてきました。
くしくも敬愛するナイスパパ、そる男さんも同じポイントを想定とのことで、
ご一緒させてもらえることになりました!
さて、まだ夜の明けきらない道のり、車を急がせていると、
前方に浮かび上がる何やら見覚えのある同業者が一台・・・。

文脈からするとそる男さん、ですが、鮮やかなGREENのカヤックはさにあらず・・・
飛べない風の吹く日に、ツバメたちが目指す先はおのずと重なる、ということで、
いつもお世話になっているけれども、実際にお会いしたことはまだない、、関西カヤック界の巨匠、うえじゅんさんでした。
互いに健闘を祈りつつ、ツバメたちはそれぞれの旅路へ。
出艇地につくと、こちらも羽を休める場所を探しているカヤックやゴムボートが集結。
できれば、ご迷惑にもなるので、大人数のポイントは避けたかったのですが、申し訳ありません・・・!

さて、今日のテーマは「瞬間を捉える」
今回お邪魔させてもらった場所は今年5月の初出から2回目。
前回も魚がどこにいるかも掴めずじまいで、正直苦手な部類・・・しかも昨今は渋いとの噂。
というわけで、全く釣果に期待はできないのですが、、
背中を押すのは、やはり日々の疲れを癒すため、一日気持ちよく浮けることに対する感謝。
だからこそ、一瞬のチャンスを逃さない集中力で臨みたいと思います!
さて、様子見がてらシャローをジギングで探っていると、
一度も底を取らずしてリーダーからジグが、ジグが、、スカッと残像を残して去っていきました。
エソなのかサワラなのか
そしてタイラバも・・・ズタボロ。
その正体は小悪党・グーフー

夜明けからなかなかの天下泰平。厳しい状況のようです
そうこうするうち、ゴムボートやカヤックが続々と出港していきます。
そる男さんや他のカヤック、ゴムボートは左もしくは真っ直ぐ沖へ向かうのを尻目に
私はたったひとりの変化球、右へ。
実際文字通り命運を左右してしまうこの選択、、
私はいつも潮のサインを自分なりに読んで決めてますが・・・さて、今日はどう出るか・・・
信念を持って自分の釣りに集中するのみです
下げ潮の影響の強そうなポイントをハイピッチで探っていると、やっと何かがヒット。
が、魚の方は釣られてることに気づいていないのか、全く引かず、リーダー入る寸前で突然引き始める
引きそのものは青物のそれ。
水面まで上げてくると、えらいちいさいね・・・
なんやツバスか、とひとりごつと、
お呼びでないと私のトゲのあるキモチが伝わってしまったのか、きびすを返して海へ帰って行かれました・・・
さて、魚探に全然反応はないですが、もじりもあるし、どうやらポツポツ青物が徘徊しているようです。
ツバスばかりでないことを祈りつつ、ガシガシしゃくっていると、今度はさっきよりずっと大きそうなやつがゴツンとヒット。
引きからして大ハマチやと思いますが、なぜかすぐに途中下車↓↓
単発だったのか、それっきりジギングにどなたも乗車してこない時間が続いたので、
グーフーに警戒しつつタイラバートレインに変更。
しかし、黒船グーフーも来ないかわりに反応もなしの天下泰平が幾代にも渡り・・・
と思っていたら、やはり潮の動きの良い場所にはチャンスがあるもの。
直下をジグを通してみたくなるような魚群が通過しているではないですか!
当然タイラバはすぐに回収モードなものの、落としなおすのに時間もかかるし、
ただフツーに回収するのでは面白くないので、やはりここは事故を狙って直下の魚群にぶつけるべく鬼巻き!
すると、前回もあったこのパターン、やっぱりのインターセプト成功。
・・・ガツン!

ワラサ?と思わせる大ハマチ。
確信犯的なセコ技ですが、まずは一匹釣れたのは精神衛生上大きい・・・
引き続き、潮の動いてそうなラインをカヤック得意の小回りで悉皆訪問していきます
すると、またまた何らかの魚群を発見。
テーマの通り、この瞬間を捉えねば、とジグを通していくと、
いきなりフォールで来ました。
真下に突っ込む。しかしトルクのみで走りがショートなので、さっきの大ハマチではないのは確かだが・・・

意外にも、真鯛。
マグレ性の高さがビリビリと伝わってきますが、このポイントではお初。
ここで真鯛を釣っている方は多いようですが、今まで私には全く気配すら感じることができなかったので、
この出会い頭の出会いは、何か複雑な気分。
ここまでタイラバで大ハマチ、ジグで真鯛とチグハグな感じですが、ジギングで引き続き探っていくと、
やっと釣れたではなく、釣ったと言えるプロセスを経て、、

大ハマチ。かなり良いコンディションです。
そして間髪入れず、もう一つ同サイズを追加。

おそらくクローンのように同じサイズが結構徘徊していると思われる大ハマチ、
サイズはワラサに限りなく近く、かなり良い引きで、コンディションも最高です。
相変わらず潮も良く動いているので、次第に沖に出ながら今度はタイラバで真鯛を狙っていきますが、
ネクタイを引っ張る様子も全くなく、こっちは全く音沙汰なし。
真鯛・・・みんなどこで釣ってるの?なんで釣れるの??
そして、気になる潮目で、またまたの回収ヒット。
久々に大鯛来たか!?と期待させるも・・・

正体はやはり・・・大ハマチ。
ここからはしばらく反応のない時間帯が続きます。
そして、本線の西側へ戻っていくと、プレジャーが多数集結しているポイントが。
ここらは青物らしき反応も上々です。
そして。。仲間内の乗合と思しき一団がスローで頑張っておられる付近を、ひとりハイピッチでゲシゲシしゃくっていると、
またまた大ハマチと思しき魚がヒット。
しかし、、いいところまで上げてきて、の無念のフックアウト。。
やっぱり周りを意識してはいけません。
あくまで自分との戦いに専念せねば。。
それにしても今日は、よくバレます。ジギングで途中下車ってそんなにない気がするんですが・・・記事以外にもアタリは結構あり、
さて、ここでそる男さんからのLINEに気づき、青物の回遊を知らせます。
が・・・ここからは自分的には我慢の時間帯。
どうやらプレジャーはハマチやらアマダイやら、サワラやら釣れているようですが、
一方の私はと言うと

60オーバーの砲弾のようなエソを皮切りに

ウマイ棒状のエソ、

そしてまた、巨エソ・・・
皆が釣れてると、私は釣れないの法則、再び。
そして、私が泣きながらエソを海へ放り投げ、水葬しているカタワラでそる男さんは
「美味しいの来た~」と言いながら、いきなりのサゴシゲット!
やっぱり腕の差です!!残念ながら・・・
そして傷心の私はさみしく、少しづつ青物ポイントを後にします。
帰りがけ、執念で

レンコを上げたのみで終了となりました。

今日は最初の3時間までに釣果が集中しており、後はただただ「苦悶」の釣りとなりましたが、
釣れない時間帯の方が、結局色々と勉強にはなりました!
最後のレンコダイも、ちょっと今まで釣れないパターンで釣れたので、少し答えが見えた気がします。
そして・・・やっぱりハイピッチだけでもダメだな、、と改めて痛感した一日でもありました。
これからは二の足を踏んでいるスローにも挑戦していきたいと思います。
しばらくは結果芳しくないと思いますが・・・
ご一緒してくださったそる男さん、そしてお初のIさん、ありがとうございました!
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
念願叶い、ツバメの去る侯、浮いてきました。
くしくも敬愛するナイスパパ、そる男さんも同じポイントを想定とのことで、
ご一緒させてもらえることになりました!
さて、まだ夜の明けきらない道のり、車を急がせていると、
前方に浮かび上がる何やら見覚えのある同業者が一台・・・。
文脈からするとそる男さん、ですが、鮮やかなGREENのカヤックはさにあらず・・・
飛べない風の吹く日に、ツバメたちが目指す先はおのずと重なる、ということで、
いつもお世話になっているけれども、実際にお会いしたことはまだない、、関西カヤック界の巨匠、うえじゅんさんでした。
互いに健闘を祈りつつ、ツバメたちはそれぞれの旅路へ。
出艇地につくと、こちらも羽を休める場所を探しているカヤックやゴムボートが集結。
できれば、ご迷惑にもなるので、大人数のポイントは避けたかったのですが、申し訳ありません・・・!
さて、今日のテーマは「瞬間を捉える」
今回お邪魔させてもらった場所は今年5月の初出から2回目。
前回も魚がどこにいるかも掴めずじまいで、正直苦手な部類・・・しかも昨今は渋いとの噂。
というわけで、全く釣果に期待はできないのですが、、
背中を押すのは、やはり日々の疲れを癒すため、一日気持ちよく浮けることに対する感謝。
だからこそ、一瞬のチャンスを逃さない集中力で臨みたいと思います!
さて、様子見がてらシャローをジギングで探っていると、
一度も底を取らずしてリーダーからジグが、ジグが、、スカッと残像を残して去っていきました。
エソなのかサワラなのか
そしてタイラバも・・・ズタボロ。
その正体は小悪党・グーフー
夜明けからなかなかの天下泰平。厳しい状況のようです
そうこうするうち、ゴムボートやカヤックが続々と出港していきます。
そる男さんや他のカヤック、ゴムボートは左もしくは真っ直ぐ沖へ向かうのを尻目に
私はたったひとりの変化球、右へ。
実際文字通り命運を左右してしまうこの選択、、
私はいつも潮のサインを自分なりに読んで決めてますが・・・さて、今日はどう出るか・・・
信念を持って自分の釣りに集中するのみです
下げ潮の影響の強そうなポイントをハイピッチで探っていると、やっと何かがヒット。
が、魚の方は釣られてることに気づいていないのか、全く引かず、リーダー入る寸前で突然引き始める
引きそのものは青物のそれ。
水面まで上げてくると、えらいちいさいね・・・
なんやツバスか、とひとりごつと、
お呼びでないと私のトゲのあるキモチが伝わってしまったのか、きびすを返して海へ帰って行かれました・・・
さて、魚探に全然反応はないですが、もじりもあるし、どうやらポツポツ青物が徘徊しているようです。
ツバスばかりでないことを祈りつつ、ガシガシしゃくっていると、今度はさっきよりずっと大きそうなやつがゴツンとヒット。
引きからして大ハマチやと思いますが、なぜかすぐに途中下車↓↓
単発だったのか、それっきりジギングにどなたも乗車してこない時間が続いたので、
グーフーに警戒しつつタイラバートレインに変更。
しかし、黒船グーフーも来ないかわりに反応もなしの天下泰平が幾代にも渡り・・・
と思っていたら、やはり潮の動きの良い場所にはチャンスがあるもの。
直下をジグを通してみたくなるような魚群が通過しているではないですか!
当然タイラバはすぐに回収モードなものの、落としなおすのに時間もかかるし、
ただフツーに回収するのでは面白くないので、やはりここは事故を狙って直下の魚群にぶつけるべく鬼巻き!
すると、前回もあったこのパターン、やっぱりのインターセプト成功。
・・・ガツン!
ワラサ?と思わせる大ハマチ。
確信犯的なセコ技ですが、まずは一匹釣れたのは精神衛生上大きい・・・
引き続き、潮の動いてそうなラインをカヤック得意の小回りで悉皆訪問していきます
すると、またまた何らかの魚群を発見。
テーマの通り、この瞬間を捉えねば、とジグを通していくと、
いきなりフォールで来ました。
真下に突っ込む。しかしトルクのみで走りがショートなので、さっきの大ハマチではないのは確かだが・・・
意外にも、真鯛。
マグレ性の高さがビリビリと伝わってきますが、このポイントではお初。
ここで真鯛を釣っている方は多いようですが、今まで私には全く気配すら感じることができなかったので、
この出会い頭の出会いは、何か複雑な気分。
ここまでタイラバで大ハマチ、ジグで真鯛とチグハグな感じですが、ジギングで引き続き探っていくと、
やっと釣れたではなく、釣ったと言えるプロセスを経て、、
大ハマチ。かなり良いコンディションです。
そして間髪入れず、もう一つ同サイズを追加。
おそらくクローンのように同じサイズが結構徘徊していると思われる大ハマチ、
サイズはワラサに限りなく近く、かなり良い引きで、コンディションも最高です。
相変わらず潮も良く動いているので、次第に沖に出ながら今度はタイラバで真鯛を狙っていきますが、
ネクタイを引っ張る様子も全くなく、こっちは全く音沙汰なし。
真鯛・・・みんなどこで釣ってるの?なんで釣れるの??
そして、気になる潮目で、またまたの回収ヒット。
久々に大鯛来たか!?と期待させるも・・・
正体はやはり・・・大ハマチ。
ここからはしばらく反応のない時間帯が続きます。
そして、本線の西側へ戻っていくと、プレジャーが多数集結しているポイントが。
ここらは青物らしき反応も上々です。
そして。。仲間内の乗合と思しき一団がスローで頑張っておられる付近を、ひとりハイピッチでゲシゲシしゃくっていると、
またまた大ハマチと思しき魚がヒット。
しかし、、いいところまで上げてきて、の無念のフックアウト。。
やっぱり周りを意識してはいけません。
あくまで自分との戦いに専念せねば。。
それにしても今日は、よくバレます。ジギングで途中下車ってそんなにない気がするんですが・・・記事以外にもアタリは結構あり、
さて、ここでそる男さんからのLINEに気づき、青物の回遊を知らせます。
が・・・ここからは自分的には我慢の時間帯。
どうやらプレジャーはハマチやらアマダイやら、サワラやら釣れているようですが、
一方の私はと言うと
60オーバーの砲弾のようなエソを皮切りに
ウマイ棒状のエソ、
そしてまた、巨エソ・・・
皆が釣れてると、私は釣れないの法則、再び。
そして、私が泣きながらエソを海へ放り投げ、水葬しているカタワラでそる男さんは
「美味しいの来た~」と言いながら、いきなりのサゴシゲット!
やっぱり腕の差です!!残念ながら・・・
そして傷心の私はさみしく、少しづつ青物ポイントを後にします。
帰りがけ、執念で
レンコを上げたのみで終了となりました。
今日は最初の3時間までに釣果が集中しており、後はただただ「苦悶」の釣りとなりましたが、
釣れない時間帯の方が、結局色々と勉強にはなりました!
最後のレンコダイも、ちょっと今まで釣れないパターンで釣れたので、少し答えが見えた気がします。
そして・・・やっぱりハイピッチだけでもダメだな、、と改めて痛感した一日でもありました。
これからは二の足を踏んでいるスローにも挑戦していきたいと思います。
しばらくは結果芳しくないと思いますが・・・
ご一緒してくださったそる男さん、そしてお初のIさん、ありがとうございました!
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
2015年08月03日
大雨時行(たいうときどきにふる)KF 17th 私はまた来る ~ 集中 ~
凡打連発の惨敗劇から一夜明け、
まさに高校生ばりにハードかつNOFEARなスケジューリングで
気が付いたら波打ち寄せるマウンドの上にいました

ともあれ二日連続で海に出るのは、昨年の5月にカヤックフィッシングを開始して以来、初めて。
たった一日で海がどれだけ表情を変えるのか・・・とひそかな探究心が頭をもたげる
昨日のことを思い起すと、悲観的な観測が払拭できないものの
純粋に一日で海の針がどのくらい振れるのか、その振れ幅にはとても興味のあること
今回のテーマは、「集中」
とにかく暑くて集中どころではないですが、自然の小さなささやきに全身これ耳とし、全力傾注し、
釣りという形で表現したいと思います。
今回は昨日の場所から少しばかり離れた出艇場所であるものの
一応初場所です。
出てすぐのところで試しにシャクってみたら、

ジグより小さいチダイ。(マダイじゃないよね)
彼は一体何をしようとウキウキとジグに近づいてきたんでしょうか・・・
ロデオ?

サイズはともあれ、今日こそはジギング、行けるのか?とほのかに期待させるものの、
次に狙った潮目ではシャクレドモしゃくれども反応なく、
絶対何かが付いてそうな潮目なんだけどな~とひとりごつ

そしてタイラバでアコウ。
こいつは鉄板。必ず釣れます。
ここなら絶対ジグでも行けるはず、と

再びアコウ、しかしちっさいアコウ。
最近ぜんぜんマダイを釣っていないので、マダイ淋しさにタイラバで探っていきます
ただ・・・やはりアタリなし。
そして、なんか来た、と思ったら

ホウボウ。
リリース。
ホウボウって僕の中ではレンコダイ以上にマダイの引きに近い気が。
グーンと引っ張る前アタリとか、中層でそれなりに突っ込む所作とか、なかなかに期待させるだけにガッカリ感が深まる
レンコはマダイより突っ込みが浅いのと、チョコチョコと軽い暴れ方をするので分かりますが、
そういう意味では、その時々で色んな魚を偽装する、エソの方が名優か
引き続き、マダイを探します
初場所、ポイントを探しつつ
粘って粘っての、たった一度だけマダイ確定のアタリを得るも、、、

ファーストダッシュで針が延ばされ、機会喪失
針曲げるくらいの大鯛なら、群れてない ⇒ なので私はけしてマダイが寄ってる場所を見つけたんではない
うすうすそう思った通りに、その後は全く音沙汰なし

すると、カモメがやってきた
もうダメっぽいマダイは置いといて、さっきからちょっと気になっているのは、ベイトの群れの動き

こんなのがたまに直下を通過していきます
カモメの彼らは、ベイトの動きや習性を熟知していて、
フィッシュイーターに追い立てられて海面を割る、その最も確率の高い場所で、網を張ってる
それこそ僕と同じ、魚を探しながら常にポジション修正しているカモメたち
ここからは、何気なく釣りをしながらも、全身これ耳となって、、ベイトが追われている理由を探します
必ずどこかで捕食音があるはず
神経を集中すると、それこそ、自分のパドリングの音まで気になりだします
ほんの小さな、もじりや、魚が捕食する音に耳をすましつつ、、海面を滑って進む

というのも伏線がありまして、前日近い場所で浮いたときに、一度だけ幻のようなナブラを見たのですが、
遠くに見えた蜃気楼のようで
結局キツネにつままれたままだったので、今回こそはと
そして、
じっと耳をすませば・・・
お!見つけました!
やっぱり先に見つけるのは、目じゃなくて耳
音の来た方向を目視すると、だいぶ沖で小さなボイルが発生
でもあまりに規模が小さい・・・こりゃ気づかんわ・・・
コソッと・素早く・近づく。
すると案の定到着したときにはすでにナブラは沈下。
ガーン・・・
トップでの捕獲は絶望
でも、良く見ると、ナブラの痕跡が
水面下に目をやると、残酷ですが、命を散らしたベイトの目玉!がキラキラと漂っています
前にも見たことあるけれど、、これは、、、
ジギングなら勝負できるかも

さて、ナブラは多々あれど、
↑シラスナブラ、これは何も痕跡がありません
しかも・・・頑張れば何とかなることもありますが、ほとんど釣れません。。

そして、↑イワシナブラ。これは食い散らかした鱗がキラキラと漂っているのですぐわかる
イワシって名の通り鱗が触れただけで取れてしまうような弱い魚です
一番ド派手なナブラなんで見つけたら最高に熱いナブラ
そして、先月も同じ体験をしたので、やっと点と点が一本の線になったのですが、、
今回のナブラは・・・きっとアジナブラ
そのあとには、食い散らかされたベイトの目ん玉が漂っているのです
ただ、私もナブラに遭った経験が少ないので、
エラそうに言っても間違っているかもしれません(ご指摘ください)
こんな純粋な発見があると嬉しい!
シャクリにも力がこもる!
すると
しゃくり終わりの小さなフォールに入る前の、ジグが横向いた瞬間、ドン!
ギギー
やっぱまだいた!
久しぶりの青物の引き、熱い!

久しぶりに来た!総天然色の青物!
釣ったのは記憶の中でモノクロになるくらい昔な気がする・・・
よっしゃ!
渋い中での捕獲なので嬉しさも際立つ
続けて青物を狙いますが、、
群れの規模がちっさいのと、3次元で動き回ってるので、なかなか捕捉できません。
やっと捕捉して、、再びボイルのあったところを攻めるも
今度は同じパターンでは反応せず。。
そこで、思い切ってやり方を変えると、
ガツン!といきなり手応えが
うお!熱い!
ファーストランがなかなか激しい、さっきよりデカいな・・・と思ったら、あっけなくラインブレイク
がーん
はい。これも私の弱気のせいです。
切れたのはPEでもリーダーでもなく、
せこく小物もさらってやろうと間にかましてた、ジグサビキの道糸、ポイント切り替え地点でのブレイクだから。
大ハマチならいざ知らず、やっぱワラサクラスだと持ちません!
ていうか、ジグ以外のサビキ部分に喰ってきたことが一度もないような
そんな約立たずのジグサビキなんか、もう捨ててやる!!
その後はナブラも二度と見ることはなく、
せこく根物を拾って、

マハタ。
良型のマハタはファーストダッシュがイカツイので好き
しかし当然、地合いではない
11時で沖上がりとなりました。

相変わらず今日も渋かったですが、久しぶりに青物の引きを味わったので、楽しかったと言える!
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
まさに高校生ばりにハードかつNOFEARなスケジューリングで
気が付いたら波打ち寄せるマウンドの上にいました
ともあれ二日連続で海に出るのは、昨年の5月にカヤックフィッシングを開始して以来、初めて。
たった一日で海がどれだけ表情を変えるのか・・・とひそかな探究心が頭をもたげる
昨日のことを思い起すと、悲観的な観測が払拭できないものの
純粋に一日で海の針がどのくらい振れるのか、その振れ幅にはとても興味のあること
今回のテーマは、「集中」
とにかく暑くて集中どころではないですが、自然の小さなささやきに全身これ耳とし、全力傾注し、
釣りという形で表現したいと思います。
今回は昨日の場所から少しばかり離れた出艇場所であるものの
一応初場所です。
出てすぐのところで試しにシャクってみたら、
ジグより小さいチダイ。(マダイじゃないよね)
彼は一体何をしようとウキウキとジグに近づいてきたんでしょうか・・・
ロデオ?
サイズはともあれ、今日こそはジギング、行けるのか?とほのかに期待させるものの、
次に狙った潮目ではシャクレドモしゃくれども反応なく、
絶対何かが付いてそうな潮目なんだけどな~とひとりごつ
そしてタイラバでアコウ。
こいつは鉄板。必ず釣れます。
ここなら絶対ジグでも行けるはず、と
再びアコウ、しかしちっさいアコウ。
最近ぜんぜんマダイを釣っていないので、マダイ淋しさにタイラバで探っていきます
ただ・・・やはりアタリなし。
そして、なんか来た、と思ったら
ホウボウ。
リリース。
ホウボウって僕の中ではレンコダイ以上にマダイの引きに近い気が。
グーンと引っ張る前アタリとか、中層でそれなりに突っ込む所作とか、なかなかに期待させるだけにガッカリ感が深まる
レンコはマダイより突っ込みが浅いのと、チョコチョコと軽い暴れ方をするので分かりますが、
そういう意味では、その時々で色んな魚を偽装する、エソの方が名優か
引き続き、マダイを探します
初場所、ポイントを探しつつ
粘って粘っての、たった一度だけマダイ確定のアタリを得るも、、、
ファーストダッシュで針が延ばされ、機会喪失
針曲げるくらいの大鯛なら、群れてない ⇒ なので私はけしてマダイが寄ってる場所を見つけたんではない
うすうすそう思った通りに、その後は全く音沙汰なし
すると、カモメがやってきた
もうダメっぽいマダイは置いといて、さっきからちょっと気になっているのは、ベイトの群れの動き
こんなのがたまに直下を通過していきます
カモメの彼らは、ベイトの動きや習性を熟知していて、
フィッシュイーターに追い立てられて海面を割る、その最も確率の高い場所で、網を張ってる
それこそ僕と同じ、魚を探しながら常にポジション修正しているカモメたち
ここからは、何気なく釣りをしながらも、全身これ耳となって、、ベイトが追われている理由を探します
必ずどこかで捕食音があるはず
神経を集中すると、それこそ、自分のパドリングの音まで気になりだします
ほんの小さな、もじりや、魚が捕食する音に耳をすましつつ、、海面を滑って進む
というのも伏線がありまして、前日近い場所で浮いたときに、一度だけ幻のようなナブラを見たのですが、
遠くに見えた蜃気楼のようで
結局キツネにつままれたままだったので、今回こそはと
そして、
じっと耳をすませば・・・
お!見つけました!
やっぱり先に見つけるのは、目じゃなくて耳
音の来た方向を目視すると、だいぶ沖で小さなボイルが発生
でもあまりに規模が小さい・・・こりゃ気づかんわ・・・
コソッと・素早く・近づく。
すると案の定到着したときにはすでにナブラは沈下。
ガーン・・・
トップでの捕獲は絶望
でも、良く見ると、ナブラの痕跡が
水面下に目をやると、残酷ですが、命を散らしたベイトの目玉!がキラキラと漂っています
前にも見たことあるけれど、、これは、、、
ジギングなら勝負できるかも
さて、ナブラは多々あれど、
↑シラスナブラ、これは何も痕跡がありません
しかも・・・頑張れば何とかなることもありますが、ほとんど釣れません。。
そして、↑イワシナブラ。これは食い散らかした鱗がキラキラと漂っているのですぐわかる
イワシって名の通り鱗が触れただけで取れてしまうような弱い魚です
一番ド派手なナブラなんで見つけたら最高に熱いナブラ
そして、先月も同じ体験をしたので、やっと点と点が一本の線になったのですが、、
今回のナブラは・・・きっとアジナブラ
そのあとには、食い散らかされたベイトの目ん玉が漂っているのです
ただ、私もナブラに遭った経験が少ないので、
エラそうに言っても間違っているかもしれません(ご指摘ください)
こんな純粋な発見があると嬉しい!
シャクリにも力がこもる!
すると
しゃくり終わりの小さなフォールに入る前の、ジグが横向いた瞬間、ドン!
ギギー
やっぱまだいた!
久しぶりの青物の引き、熱い!
久しぶりに来た!総天然色の青物!
釣ったのは記憶の中でモノクロになるくらい昔な気がする・・・
よっしゃ!
渋い中での捕獲なので嬉しさも際立つ
続けて青物を狙いますが、、
群れの規模がちっさいのと、3次元で動き回ってるので、なかなか捕捉できません。
やっと捕捉して、、再びボイルのあったところを攻めるも
今度は同じパターンでは反応せず。。
そこで、思い切ってやり方を変えると、
ガツン!といきなり手応えが
うお!熱い!
ファーストランがなかなか激しい、さっきよりデカいな・・・と思ったら、あっけなくラインブレイク
がーん
はい。これも私の弱気のせいです。
切れたのはPEでもリーダーでもなく、
せこく小物もさらってやろうと間にかましてた、ジグサビキの道糸、ポイント切り替え地点でのブレイクだから。
大ハマチならいざ知らず、やっぱワラサクラスだと持ちません!
ていうか、ジグ以外のサビキ部分に喰ってきたことが一度もないような
そんな約立たずのジグサビキなんか、もう捨ててやる!!
その後はナブラも二度と見ることはなく、
せこく根物を拾って、
マハタ。
良型のマハタはファーストダッシュがイカツイので好き
しかし当然、地合いではない
11時で沖上がりとなりました。
相変わらず今日も渋かったですが、久しぶりに青物の引きを味わったので、楽しかったと言える!
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
2015年05月26日
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)KF 9th ~ 無心 ~
あれから2週間が経ち、
やっとこの場所に帰ってくることができました。

しかし、、あれほど待ち焦がれたこの日に至るまでの間に、
再びまた一つのポイントが閉鎖になった、というニュースが飛び交っています。
この件について、それぞれブロガーの方が自身の立場から発信されています。
そんな折、自分がブログをやってることって一体…と考えました。
というのも、出艇場所問題は、ブログ、その他の情報発信のあり方とも切り離せない問題でもあります。
現況として、ブログをやっていない方からすれば、ブロガーは出艇場所を秘匿しつつ、いたずらに釣果ばかりをさらしているとしか思えない訳ですから、(おそらく)
ズルイ!すこい!なんやねん
と思っておられる方もきっとおられるかと思います。
私も、かつて驚愕&羨ましさ&畏敬が95パーでしたが、5パーくらいはそう思っていました。
しかし、歴史を紐解けば、関西もかつては場所もオープンにしているブログが多数派だったようです。
関東の方なんかは、今でもそうなのかな…と
ただ、不特定多数に発信するネットの功罪、
釣果に魚ではなく人が釣られて殺到し、玉石混交。
多くは良い方なのですが、石の部分、つまり釣果優先でマナーを守らない方もおられ、閉鎖が相次ぐ。

当然ではありますが、ブログをやっていない方々からすれば、
たとえブロガー自身はマナーの模範者であっても、
因果関係から見れば、結局閉鎖になったのは不特定多数への発信したブロガーのせい、ということになります。
これもまたしかり。
それ以来、ブログで出艇場所は伏せるのが暗黙のルールとなったようです。
じゃあ何でブロガーは今でも不特定多数に対して記事を書くの、単なる自慢かい!ということにもなりますが、モチベーションは人それぞれ。
そんななか、ふと、自慢できることも、啓発できるようなことも全くない私が書くのは、、なぜだろう、と。

沈思黙考・・・
やはり一個人としては、
この趣味を通じて、沢山の方と知り合い、切磋琢磨しつつ、成長したい、
というひそやかな願いの形かな、と。
そんなことは一人でやってくれ、という話かもしれませんが、、こうして色々な方と知り合えたのも、まぎれもなくブログをやっているおかげだと思います!
すなわち、わがブログは奮闘録なのですから
釣れなくても
記事は休まず載せていきたいと思っているのです!
ははん~今日のボーズの伏線かよ!と思ったあなた!
ちょっと当たってるけど邪推ですよ!(笑)
そして最近、
個人ではなく、見られる側の人間、ブロガーとして、
見えてきたのは、
この最高の遊びを、めちゃ楽しいよ!とただススメるだけではなく、
カヤックフィッシングを、豊かな自然と、そして人々の営みとも共存する、持続可能なものとしたい
ということなんだと思います。
なので、論を尽くすよりも、そのあたりもぜんぶひっくるめて共有できる、
なんでもいいから一回一緒に浮きませんか?てな不埒なお誘いは大歓迎です!
先人のグレートな方にはそのあたりをすでに実体的に取り組んでいる方もおられますが、
私は、キン肉星出身でもしょせんミート君ですので、威勢はいいけど力はない、という。
現状です

そんな中、新規ポイント開拓に行ってまいりました。
さて、今日のテーマは「無心」
心をあける、というんでしょうか?
思い込みがあると、色んな情報が素直に心に入って来ませんよね~
私もカヤックフィッシングを始めてしばらくたったためか
なんかそういう雑多なものが心に入ってきているような気がしているところであります。

とらわれのない心というのも
時と共に積もるものもある中では、特にオッサンには、、とても難しいことです。
そう、このよごれた赤潮のように・・・
釣りもしかり。
海は毎日どころか、刻々と変わるもの。
釣果情報なんかも、さらっと頭の片隅くらいにしとかないと、思わぬ大きな失敗につながってしまいます。
海に出た途端、目の前に広がる読み切れないビッグデータを
人間の知恵と経験で釣りに昇華していくのが、カヤックフィッシングの醍醐味である
そのことを再確認すべし!
さて、今日はどんな海なんでしょうか?

出た途端、豪雨のようなどよめきとともに、噂通りシラスナブラが湧いています。
この辺は前情報通り。
ただ、そんなに大規模ではないっすね~
ハマチがそんなに好きではない私は、少し釣れたらもうイイかなという気持ちなので、
無視して本命の真鯛を狙います。
しかし…
派手な魚探反応のオンパレードにも関わらず、
真鯛はおろか、他の魚からのコンタクトもなし。
…海が全面的にシラスナイズされてしまっているようです。
てか、ヘタなだけのような…
仕方なく、、後ろ髪を引かれデススター並に難攻不落との噂もあるシラスナブラ要塞に挑みます。
しかし…魚探に映るデススターボールにジグを放り込んでも、、
飛ばないミノーを引いてみても、釣れません。。
デススター内にはめちゃめちゃハマチがいることは分かってるのに、無力感が漂う。
手を変えジグを変え、でやっとヒット。

私のつたない技で撃墜されるのは、数百分の1という現実。
日本軍の高射砲並の打率であり、
これ以上こだわっても、しょせんハマチ。B29ではなくP51くらいしか落とせないため、あえなく撤退。
少しづつ沖へ進むと、海面に見た目の変化はないものの、壮大な魚群が次々に通り過ぎていきます。

どうせ沈んでるハマチやろ、と思い、ハイピッチで攻めていると
明らかにハマチとは違う魚がヒット。
めちゃ引く。
ひょっとしたら大鯛?と思うも、横にも走るのでNO
ただ、おそらく青物だし、多分ワラサあたりだし、そんなにデカくないし、と竿から体に伝わるものにだんだんと頭が結論を出していくが…
重い…なかなか上がってこない。
それにしても良く引くわ―

正体は…メタボなワラサ 67cm
砲弾のような太いワラサだけど、やっぱりこのサイズにしてはよう引いたな~という印象。
GWに釣ったワラサとは全く別物のパワーでした。倍は引いた!
スレでもなかったし、なぜだ!
わからん!
次はタイラバで真鯛を狙うが…
水深45m。ファーストダッシュで針を延ばされ、バラシ
こんな浅いとこにももう入ってきてるんや~

この日、真鯛のアタリは、このたった一回のみ。
こんなにアタリが少ないと、食いも浅そうやし、バレ率の高いタイラバ真鯛はマグレしか無理
昨年の秋はアタリ一回でも大鯛獲れてたけど、、マグレはそうは続かないからマグレというのである…

より反応の良いジギング中心で狙うも、釣れてくるのは根魚やレンコばかり。

真鯛に関しては鉄板かと思い、必ず釣れると思ってたんですが、
自信ではなく盲信だったようです。
ほんまにあかんよ、俺…

結局、最後まで真鯛の居場所、というか、今日の状況にマッチした釣り方が見つけられませんでした。
けど、自分をバージョンアップせんといかんと強く思えたので、
結果的には良かったと思います。

そしてイルカさんの登場により、魚のアタリも全停止。

無論それであきらめたわけではありませんが、潮も止まり、本気で全停止してしまったので、、
あかるい明日のために、早上がりとしました。

またまた貧果ですが、自分はこんなもんやー
はっちゃけようとすれど、はっちゃけませんの現状です…
また、次、頑張ります!

にほんブログ村
やっとこの場所に帰ってくることができました。
しかし、、あれほど待ち焦がれたこの日に至るまでの間に、
再びまた一つのポイントが閉鎖になった、というニュースが飛び交っています。
この件について、それぞれブロガーの方が自身の立場から発信されています。
そんな折、自分がブログをやってることって一体…と考えました。
というのも、出艇場所問題は、ブログ、その他の情報発信のあり方とも切り離せない問題でもあります。
現況として、ブログをやっていない方からすれば、ブロガーは出艇場所を秘匿しつつ、いたずらに釣果ばかりをさらしているとしか思えない訳ですから、(おそらく)
ズルイ!すこい!なんやねん
と思っておられる方もきっとおられるかと思います。
私も、かつて驚愕&羨ましさ&畏敬が95パーでしたが、5パーくらいはそう思っていました。
しかし、歴史を紐解けば、関西もかつては場所もオープンにしているブログが多数派だったようです。
関東の方なんかは、今でもそうなのかな…と
ただ、不特定多数に発信するネットの功罪、
釣果に魚ではなく人が釣られて殺到し、玉石混交。
多くは良い方なのですが、石の部分、つまり釣果優先でマナーを守らない方もおられ、閉鎖が相次ぐ。

当然ではありますが、ブログをやっていない方々からすれば、
たとえブロガー自身はマナーの模範者であっても、
因果関係から見れば、結局閉鎖になったのは不特定多数への発信したブロガーのせい、ということになります。
これもまたしかり。
それ以来、ブログで出艇場所は伏せるのが暗黙のルールとなったようです。
じゃあ何でブロガーは今でも不特定多数に対して記事を書くの、単なる自慢かい!ということにもなりますが、モチベーションは人それぞれ。
そんななか、ふと、自慢できることも、啓発できるようなことも全くない私が書くのは、、なぜだろう、と。
沈思黙考・・・
やはり一個人としては、
この趣味を通じて、沢山の方と知り合い、切磋琢磨しつつ、成長したい、
というひそやかな願いの形かな、と。
そんなことは一人でやってくれ、という話かもしれませんが、、こうして色々な方と知り合えたのも、まぎれもなくブログをやっているおかげだと思います!
すなわち、わがブログは奮闘録なのですから
釣れなくても
記事は休まず載せていきたいと思っているのです!
ははん~今日のボーズの伏線かよ!と思ったあなた!
ちょっと当たってるけど邪推ですよ!(笑)
そして最近、
個人ではなく、見られる側の人間、ブロガーとして、
見えてきたのは、
この最高の遊びを、めちゃ楽しいよ!とただススメるだけではなく、
カヤックフィッシングを、豊かな自然と、そして人々の営みとも共存する、持続可能なものとしたい
ということなんだと思います。
なので、論を尽くすよりも、そのあたりもぜんぶひっくるめて共有できる、
なんでもいいから一回一緒に浮きませんか?てな不埒なお誘いは大歓迎です!
先人のグレートな方にはそのあたりをすでに実体的に取り組んでいる方もおられますが、
私は、キン肉星出身でもしょせんミート君ですので、威勢はいいけど力はない、という。
現状です
そんな中、新規ポイント開拓に行ってまいりました。
さて、今日のテーマは「無心」
心をあける、というんでしょうか?
思い込みがあると、色んな情報が素直に心に入って来ませんよね~
私もカヤックフィッシングを始めてしばらくたったためか
なんかそういう雑多なものが心に入ってきているような気がしているところであります。
とらわれのない心というのも
時と共に積もるものもある中では、特にオッサンには、、とても難しいことです。
そう、このよごれた赤潮のように・・・
釣りもしかり。
海は毎日どころか、刻々と変わるもの。
釣果情報なんかも、さらっと頭の片隅くらいにしとかないと、思わぬ大きな失敗につながってしまいます。
海に出た途端、目の前に広がる読み切れないビッグデータを
人間の知恵と経験で釣りに昇華していくのが、カヤックフィッシングの醍醐味である
そのことを再確認すべし!
さて、今日はどんな海なんでしょうか?
出た途端、豪雨のようなどよめきとともに、噂通りシラスナブラが湧いています。
この辺は前情報通り。
ただ、そんなに大規模ではないっすね~
ハマチがそんなに好きではない私は、少し釣れたらもうイイかなという気持ちなので、
無視して本命の真鯛を狙います。
しかし…
派手な魚探反応のオンパレードにも関わらず、
真鯛はおろか、他の魚からのコンタクトもなし。
…海が全面的にシラスナイズされてしまっているようです。
てか、ヘタなだけのような…
仕方なく、、後ろ髪を引かれデススター並に難攻不落との噂もあるシラスナブラ要塞に挑みます。
しかし…魚探に映るデススターボールにジグを放り込んでも、、
飛ばないミノーを引いてみても、釣れません。。
デススター内にはめちゃめちゃハマチがいることは分かってるのに、無力感が漂う。
手を変えジグを変え、でやっとヒット。
私のつたない技で撃墜されるのは、数百分の1という現実。
日本軍の高射砲並の打率であり、
これ以上こだわっても、しょせんハマチ。B29ではなくP51くらいしか落とせないため、あえなく撤退。
少しづつ沖へ進むと、海面に見た目の変化はないものの、壮大な魚群が次々に通り過ぎていきます。
どうせ沈んでるハマチやろ、と思い、ハイピッチで攻めていると
明らかにハマチとは違う魚がヒット。
めちゃ引く。
ひょっとしたら大鯛?と思うも、横にも走るのでNO
ただ、おそらく青物だし、多分ワラサあたりだし、そんなにデカくないし、と竿から体に伝わるものにだんだんと頭が結論を出していくが…
重い…なかなか上がってこない。
それにしても良く引くわ―
正体は…メタボなワラサ 67cm
砲弾のような太いワラサだけど、やっぱりこのサイズにしてはよう引いたな~という印象。
GWに釣ったワラサとは全く別物のパワーでした。倍は引いた!
スレでもなかったし、なぜだ!
わからん!
次はタイラバで真鯛を狙うが…
水深45m。ファーストダッシュで針を延ばされ、バラシ
こんな浅いとこにももう入ってきてるんや~
この日、真鯛のアタリは、このたった一回のみ。
こんなにアタリが少ないと、食いも浅そうやし、バレ率の高いタイラバ真鯛はマグレしか無理
昨年の秋はアタリ一回でも大鯛獲れてたけど、、マグレはそうは続かないからマグレというのである…
より反応の良いジギング中心で狙うも、釣れてくるのは根魚やレンコばかり。
真鯛に関しては鉄板かと思い、必ず釣れると思ってたんですが、
自信ではなく盲信だったようです。
ほんまにあかんよ、俺…
結局、最後まで真鯛の居場所、というか、今日の状況にマッチした釣り方が見つけられませんでした。
けど、自分をバージョンアップせんといかんと強く思えたので、
結果的には良かったと思います。
そしてイルカさんの登場により、魚のアタリも全停止。
無論それであきらめたわけではありませんが、潮も止まり、本気で全停止してしまったので、、
あかるい明日のために、早上がりとしました。
またまた貧果ですが、自分はこんなもんやー
はっちゃけようとすれど、はっちゃけませんの現状です…
また、次、頑張ります!

にほんブログ村
2015年05月02日
牡丹華(ぼたんはなさく)KF 7th STEP INTO真鯛 ~ ロッドは折れても心は折れず ~
牡丹華(ぼたんはなさく)の候、GWを利用して、行ってまいりました。
明日は法事ということもあり、家族から午前中撤収を厳命されつつ、
早出のあけぼの出艇。

この解放感、最高!
期待を胸に、沖へと進みます。
前情報では、ハマチが湧いてるとのこと。
5月5日が立夏。
青物祭りも季節の手紙?
正直あまりハマチは好きではない為…他の魚種を狙ってたら副産物的に釣れるかな、という若干控えめなイメージで。。
とはいえ春の青物祭りを体験したことのないヘタクソ、KF2年生の頭のかたすみには、
ハマチがイキイキと弧を描きながら、希望で櫓を漕ぐ。
さて、あくまで今回の狙いはSTEP INTOな真鯛。
ノッコミは今回で最終便になるかもしれないので、タイラバも駆使しつつ
LAST MADAI 強引に獲りに行くべし!
まずは沖を目指します。
ただ、皆さんの想像のように…私…意外と実は弾丸のように沖を目指す火の玉野郎ではない為、、
今日もヒット水深を探るべく、浅場からネチネチせこせこと5メートル刻みくらいで気になるポイントをスクリーニングし、魚からのコンタクトをとっていきます。

ジギングメインで魚のやる気診断するも、ハマチが湧いているとの情報をよそに、
全くそれらしき反応なきまま第一列島線を超えました。
やはり情報は過去。その日その日の海に聞いてみる感じが理想。
海との距離がめっぽう近く、エンジン音もないし、生きた今の情報がどんどん入ってくるのがカヤックの楽しさ。
大分水温は上がっているものの、やっぱり浅場はまだまだ厳しいのか…
すると…45メートルラインに差し掛かったところで、待望のガツン!
本命の真鯛らしきアタリ。
しかも?おぉっ
ズ・ズ・ズズー
ラインを引き出していく。
これは間違いなくデカい、とロッドを下げて綱引きの体勢…
と…無情にもファーストランでフックアウト。。
イキナリのデカモン・バラシ…
がーーん
逃げた真鯛は二度と追ってこないものの、真鯛がいる場所を見つけることができたので、これは絶対獲れると信じて、続けて集中して流し直します。
とすぐさまセカンドヒット!
さっきよりは小ぶりな感触ですが、なかなかの引き。
さっきバレた余韻と不安を引きずりながら、慎重に上げていく…
すると中層あたりでまたしてもラインテンションが…抜ける…
哀愁の、限りなく透明に近い、リーリング

フック断裂…
がーん×2
最近タイラバで大鯛を獲っていないので、何かがズレてるのかな~と考えを巡らせつつ
この後色々流し直すも、短い地合いが終わり、ゲートは閉まってしまったようです。
タイラバも真鯛を確実に仕留めようとするとそんなに簡単にはいきません…
いかにも、らしい展開というか…悲劇で、、
時を逃してしまった傷が癒えぬまま
神様はもう一度チャンスをくれるのだろうかなどと考えながら、
気を取り直し、
心は西だが、現場感覚的には東なので、気になる雰囲気の漂う東へ向かう。
するとすぐさま、潮が回り込んでいるような、物凄―く◎雰囲気のあるポイントを発見。
真鯛狙いなのでタイラバ爆雷投下。
一発で来た!

て、お前か!
モンスターアコウ再び。しかしこのサイズはちょっと嬉しい…
乗った瞬間大きいと感じたけど、途中で真鯛の所作ではないと気づき、少しがっかり。
今日2回目の地合いと判断し、
アコウの処理は置いといてサッソク次に移ろうとすると…
おや?目の前でボイルが。
我が艇がハマチにグルグルととりまかれております…
やっと見つけたハマチ村。チャンス!
直観的にマッチザベイトを無視。一番よく魚群を引きつけそうなデカいジグを!と
この指とーまれ的に群れの中に放り込む
10メートルほどシャクリ上げたところでジグが止まった

よっしゃ来たハマチ!
このまま入れ食いタイム突入か!まだ真鯛取れてないのに!
次!とソソクサとハマチの縄目を解きにかかったら、、
ハマチがどったんばったん
…ピシッ…
??何の音?

あ、折れてる…
がーーーん
ベールを外すのを忘れてラインテンションを抜くのを怠った結果、縦の力に弱いティップがクラッシュ。
あんまり釣ったことない青物、その七転八倒パワーを舐めてました…
今日二度目のミス!大ミス!
テンション下がりまくり!
この青物祭りの季節に、タイラバ一本勝負なのか~
最低だ~
超安いロッドだけど…
嗚呼…しばらく放心状態。
群れは小群だったようで、、気を取り直して次のポイントを探しつつ、さらに東へ進みます。
そして再び良さげな雰囲気のポイント発見!
地合いは一瞬です。この雰囲気も続いて30分というところか。
タイラバを落としていくと、伝わる微妙な感触。
これは真鯛がご在宅ナリ。
さらに誘っていくと、前触れなく強いアタリ。
引きからして、おそらく真鯛。。前半の悔しさがよぎるが、バレを恐れず強気の勝負
こういう時はあえて何も考えずゴリゴリ巻くイノセントななリーリングが勝利をもたらすと信じ、、

やたー!本命の真鯛!
大きくはないものの、苦労して獲ったので、めちゃ嬉しい一匹。
47cmの目の下3寸、食べ頃サイズの真鯛でした!
地合いなので次!
続けて、不思議な引きの魚が掛かったと思ったら、

初ムシガレイ
確かムシガレイって小さいんじゃなかったっけ?結構デカい!ヒラメかと思った
こいつもエビ並みに七転八倒パワーあり。注意。
そして再び真鯛。他にもいると思ったけど、この後は続かず。

そうこうするうち、タイラバばかり落としてるのもムズ痒くなってきたので、ふと、折れたロッドでもなんとかなるのでは?とダメ元でジギングに再チャレンジ。
試しにジグが見える位置に止めてシャクってみると、少々繊細さに欠けるものの、ちゃんとジグが動くのを確認。
意外に行ける。
ロッドのクラッシュでかなりテンション↓だが、なにごとも諦めない精神が大事と信じつつ。
すると…ちょうど怪しげな魚群が絶賛通過中。
ハマチっぽい反応。
武骨にシャクると、ビシッと乗った!
?えらい引く!ハマチにしては!
グリグリ上げてくると、ガガーッと走り出した。??再びグリグリ巻いていく。ガガーッと走る
?このパワー、ハマチではない…

やった!
60cmのギリワラサ。
初なので、嬉しい…
この後はジギング、タイラバを併用しながら戻りつつ打っていくと


その後は地合いらしい地合いもなく拾い釣り

名刀TGで根魚しか釣れない私。
またつまらぬモノを斬ってしまった…

ウッカリ界でない、DECAガッシー。
真正ガシラでは最大級では?

昼にさしかかり、ナブラに取り巻かれる場面も頻発しましたが、シラスナブラらしく、何にも反応しない…
朝方のとは群れのタイプが違うようです。
群れにもやはり多様性があるのかなと
この後は…タイラバ回収中にツバスがヒットしたのみ。
なんやツバスか~と姿が見えて、横に走られて、のフック切れ。
ツバスでも、タイラバのシーハンター切っちゃうんですね…
昼に差し掛かるとアタリも激減し、沖上がりとなりました。

ワラサ60cm×1
ハマチ45cm×1
真鯛32~47cm×2
ムシガレイ43cm×1
アコウ45cm×1
ガシラ25~42cm×3
早朝は何も反応がなく、どうなることかと思いましたが、何とか形にはなりました。
相変わらずヘタっクソで初歩的ミス連発ですが、ロッドが折れても心が折れなかったのが良かったのかな…
日々成長、前進あるのみ!
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村
明日は法事ということもあり、家族から午前中撤収を厳命されつつ、
早出のあけぼの出艇。
この解放感、最高!
期待を胸に、沖へと進みます。
前情報では、ハマチが湧いてるとのこと。
5月5日が立夏。
青物祭りも季節の手紙?
正直あまりハマチは好きではない為…他の魚種を狙ってたら副産物的に釣れるかな、という若干控えめなイメージで。。
とはいえ春の青物祭りを体験したことのないヘタクソ、KF2年生の頭のかたすみには、
ハマチがイキイキと弧を描きながら、希望で櫓を漕ぐ。
さて、あくまで今回の狙いはSTEP INTOな真鯛。
ノッコミは今回で最終便になるかもしれないので、タイラバも駆使しつつ
LAST MADAI 強引に獲りに行くべし!
まずは沖を目指します。
ただ、皆さんの想像のように…私…意外と実は弾丸のように沖を目指す火の玉野郎ではない為、、
今日もヒット水深を探るべく、浅場からネチネチせこせこと5メートル刻みくらいで気になるポイントをスクリーニングし、魚からのコンタクトをとっていきます。
ジギングメインで魚のやる気診断するも、ハマチが湧いているとの情報をよそに、
全くそれらしき反応なきまま第一列島線を超えました。
やはり情報は過去。その日その日の海に聞いてみる感じが理想。
海との距離がめっぽう近く、エンジン音もないし、生きた今の情報がどんどん入ってくるのがカヤックの楽しさ。
大分水温は上がっているものの、やっぱり浅場はまだまだ厳しいのか…
すると…45メートルラインに差し掛かったところで、待望のガツン!
本命の真鯛らしきアタリ。
しかも?おぉっ
ズ・ズ・ズズー
ラインを引き出していく。
これは間違いなくデカい、とロッドを下げて綱引きの体勢…
と…無情にもファーストランでフックアウト。。
イキナリのデカモン・バラシ…
がーーん
逃げた真鯛は二度と追ってこないものの、真鯛がいる場所を見つけることができたので、これは絶対獲れると信じて、続けて集中して流し直します。
とすぐさまセカンドヒット!
さっきよりは小ぶりな感触ですが、なかなかの引き。
さっきバレた余韻と不安を引きずりながら、慎重に上げていく…
すると中層あたりでまたしてもラインテンションが…抜ける…
哀愁の、限りなく透明に近い、リーリング
フック断裂…
がーん×2
最近タイラバで大鯛を獲っていないので、何かがズレてるのかな~と考えを巡らせつつ
この後色々流し直すも、短い地合いが終わり、ゲートは閉まってしまったようです。
タイラバも真鯛を確実に仕留めようとするとそんなに簡単にはいきません…
いかにも、らしい展開というか…悲劇で、、
時を逃してしまった傷が癒えぬまま
神様はもう一度チャンスをくれるのだろうかなどと考えながら、
気を取り直し、
心は西だが、現場感覚的には東なので、気になる雰囲気の漂う東へ向かう。
するとすぐさま、潮が回り込んでいるような、物凄―く◎雰囲気のあるポイントを発見。
真鯛狙いなのでタイラバ爆雷投下。
一発で来た!
て、お前か!
モンスターアコウ再び。しかしこのサイズはちょっと嬉しい…
乗った瞬間大きいと感じたけど、途中で真鯛の所作ではないと気づき、少しがっかり。
今日2回目の地合いと判断し、
アコウの処理は置いといてサッソク次に移ろうとすると…
おや?目の前でボイルが。
我が艇がハマチにグルグルととりまかれております…
やっと見つけたハマチ村。チャンス!
直観的にマッチザベイトを無視。一番よく魚群を引きつけそうなデカいジグを!と
この指とーまれ的に群れの中に放り込む
10メートルほどシャクリ上げたところでジグが止まった
よっしゃ来たハマチ!
このまま入れ食いタイム突入か!まだ真鯛取れてないのに!
次!とソソクサとハマチの縄目を解きにかかったら、、
ハマチがどったんばったん
…ピシッ…
??何の音?
あ、折れてる…
がーーーん
ベールを外すのを忘れてラインテンションを抜くのを怠った結果、縦の力に弱いティップがクラッシュ。
あんまり釣ったことない青物、その七転八倒パワーを舐めてました…
今日二度目のミス!大ミス!
テンション下がりまくり!
この青物祭りの季節に、タイラバ一本勝負なのか~
最低だ~
超安いロッドだけど…
嗚呼…しばらく放心状態。
群れは小群だったようで、、気を取り直して次のポイントを探しつつ、さらに東へ進みます。
そして再び良さげな雰囲気のポイント発見!
地合いは一瞬です。この雰囲気も続いて30分というところか。
タイラバを落としていくと、伝わる微妙な感触。
これは真鯛がご在宅ナリ。
さらに誘っていくと、前触れなく強いアタリ。
引きからして、おそらく真鯛。。前半の悔しさがよぎるが、バレを恐れず強気の勝負
こういう時はあえて何も考えずゴリゴリ巻くイノセントななリーリングが勝利をもたらすと信じ、、
やたー!本命の真鯛!
大きくはないものの、苦労して獲ったので、めちゃ嬉しい一匹。
47cmの目の下3寸、食べ頃サイズの真鯛でした!
地合いなので次!
続けて、不思議な引きの魚が掛かったと思ったら、
初ムシガレイ
確かムシガレイって小さいんじゃなかったっけ?結構デカい!ヒラメかと思った
こいつもエビ並みに七転八倒パワーあり。注意。
そして再び真鯛。他にもいると思ったけど、この後は続かず。
そうこうするうち、タイラバばかり落としてるのもムズ痒くなってきたので、ふと、折れたロッドでもなんとかなるのでは?とダメ元でジギングに再チャレンジ。
試しにジグが見える位置に止めてシャクってみると、少々繊細さに欠けるものの、ちゃんとジグが動くのを確認。
意外に行ける。
ロッドのクラッシュでかなりテンション↓だが、なにごとも諦めない精神が大事と信じつつ。
すると…ちょうど怪しげな魚群が絶賛通過中。
ハマチっぽい反応。
武骨にシャクると、ビシッと乗った!
?えらい引く!ハマチにしては!
グリグリ上げてくると、ガガーッと走り出した。??再びグリグリ巻いていく。ガガーッと走る
?このパワー、ハマチではない…
やった!
60cmのギリワラサ。
初なので、嬉しい…
この後はジギング、タイラバを併用しながら戻りつつ打っていくと
その後は地合いらしい地合いもなく拾い釣り
名刀TGで根魚しか釣れない私。
またつまらぬモノを斬ってしまった…
ウッカリ界でない、DECAガッシー。
真正ガシラでは最大級では?
昼にさしかかり、ナブラに取り巻かれる場面も頻発しましたが、シラスナブラらしく、何にも反応しない…
朝方のとは群れのタイプが違うようです。
群れにもやはり多様性があるのかなと
この後は…タイラバ回収中にツバスがヒットしたのみ。
なんやツバスか~と姿が見えて、横に走られて、のフック切れ。
ツバスでも、タイラバのシーハンター切っちゃうんですね…
昼に差し掛かるとアタリも激減し、沖上がりとなりました。
ワラサ60cm×1
ハマチ45cm×1
真鯛32~47cm×2
ムシガレイ43cm×1
アコウ45cm×1
ガシラ25~42cm×3
早朝は何も反応がなく、どうなることかと思いましたが、何とか形にはなりました。
相変わらずヘタっクソで初歩的ミス連発ですが、ロッドが折れても心が折れなかったのが良かったのかな…
日々成長、前進あるのみ!
カヤックフィッシング最高!

にほんブログ村