2016年10月26日
霜始降(しもはじめてふる)KF 17th 分け入っても分け入ってもエソ ~ 声になって ~
もうそんな季節がやってきました

自分のためにではなく、子どものために時間を使える喜びを見つけたと思ったら、

たま~の釣行予定も、折悪しく発熱でついえる。
そんなに体、弱かったのか、我が子よ。

そんな私の迷える心の行く先は、山へ。
昔は、小学校の裏山でマツタケゲットしたこともあったのに

分け入っても、

分け入っても、

マタンゴ。

分け入っても分け入っても青山 とは、種田山頭火の名句ですが、
そんな焼きのまわった私がやっと海に行けたと思ったら、
分け入っても分け入ってもエソ
そんな心あたたまる釣行を続けてご報告いたします。

さて、とにかく実績のないこの海域。
合理的選択では行かない場所。
つまり、その引力は理屈ではありません。
ただ、波間に消えた米間八を求めて、やってまいりました。

が、ファーストヒットはエソ。
魚っ気はあるようですが、食い方を見るに、嫌な予感。

オイ!
(気を取り直し)この季節にこの海域は初めて。
データを採るのも大事ですから。

オイオイ・・・
しかもマダイもお留守やし。
これは意外。
だいいち、潮の効きも良くない。
次。
初のボトム以外でのヒットに、次こそは、と思うも・・・

浮いてたよ、グーフーが。

・・・・・。
なんなんだいったい
(気を取り直し)底にごにょっとした反応があったので、誘うと・・・

やっと 加工しなくて食べれる魚 をゲット。
こっからはギアチェンジ、と思うも・・・・

再びローへ。
細君から、帰ってこいコールが入り、粘ることもなく終了と相成り申した。

というわけで、
しくしく泣きながらミカンを食べて帰りました。
結局、最後まで、
分け入っても 分け入っても エソ
こんちくカヤックフィッシング最高!
自分のためにではなく、子どものために時間を使える喜びを見つけたと思ったら、
たま~の釣行予定も、折悪しく発熱でついえる。
そんなに体、弱かったのか、我が子よ。
そんな私の迷える心の行く先は、山へ。
昔は、小学校の裏山でマツタケゲットしたこともあったのに
分け入っても、
分け入っても、
マタンゴ。
分け入っても分け入っても青山 とは、種田山頭火の名句ですが、
そんな焼きのまわった私がやっと海に行けたと思ったら、
分け入っても分け入ってもエソ
そんな心あたたまる釣行を続けてご報告いたします。
さて、とにかく実績のないこの海域。
合理的選択では行かない場所。
つまり、その引力は理屈ではありません。
ただ、波間に消えた米間八を求めて、やってまいりました。
が、ファーストヒットはエソ。
魚っ気はあるようですが、食い方を見るに、嫌な予感。
オイ!
(気を取り直し)この季節にこの海域は初めて。
データを採るのも大事ですから。
オイオイ・・・
しかもマダイもお留守やし。
これは意外。
だいいち、潮の効きも良くない。
次。
初のボトム以外でのヒットに、次こそは、と思うも・・・
浮いてたよ、グーフーが。
・・・・・。
なんなんだいったい
(気を取り直し)底にごにょっとした反応があったので、誘うと・・・
やっと 加工しなくて食べれる魚 をゲット。
こっからはギアチェンジ、と思うも・・・・
再びローへ。
細君から、帰ってこいコールが入り、粘ることもなく終了と相成り申した。
というわけで、
しくしく泣きながらミカンを食べて帰りました。
結局、最後まで、
分け入っても 分け入っても エソ
こんちくカヤックフィッシング最高!
2016年09月03日
禾乃登(こくものすなわちみのる)KF 15th ~ 願い ~

木のたもとに枕して、空を見上げたくなる、そんな季節。
しばらくぶりに行ってまいりました。
鯛も鰤属も、要らない。ただ、ヒラマサだけを。
そんな傲慢な心が水面下にも伝わってしまったのか、魚信が。
そもそも、このポイントは初めてなんですが、それにしてももう少し何とかなると思ったものの、
何とも。
ジグのサイズを落としても、こんなのしか出ず。
お、初ワタリガニ!と思ったら赤ちゃんで、
天運にも見放されました。
どーやってもこーやっても、狙いのマサは出ず
今年最大級の轟沈
こうなれば楽しみは帰りのマックのみ。
いつも気が付けば飲まず食わずで釣りをしている私の、一番の楽しみで。
ポテトの塩味が沁みます。
狙いのモノはダメでしたが、漠然とではなく、
フル回転で一日中シャクリ倒せるようになったのも、成長なのかな~
それとも、
釣れた時に純粋に喜べる心の糸が、ノビてしまっているだけなのかな~
ともあれ、
カヤックフィッシング最高!

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2015年08月16日
寒蝉鳴(ひぐらしなく)KF 18th ランガンし畢んぬ ~ 縁 ~
お盆も終わりに近づき、おそらく最後のチャンスということで、
隙を見計らって浮いて参りました。
さて、今回のテーマは「縁(えにし)」
死者とのえにしを偲ぶお盆だからという訳ではありませんが
今日ははじめましてのパパ3さんとの釣行です。
最近、こんなチンケなブログなのに声かけてくださる方も増えてきましたが、
こうして奇しくもタイミングが合い、コラボに至ったのも、一つの縁
釣りに関してはおそらく私よりずっと先輩ですが、(人生も)
カヤックフィッシングは全くの初めてということで、、
それなら安全かつ楽しく、そして必ず釣ってもらいたいと
水先案内人の私も、否応なくチカラコブる状態。
しかし、、最近の私の釣行をご覧になっている方は分かるかと思いますが、、
非常に厳しい戦いが予想される、昨今の逆境であります

私の一年前もそうでしたが、デビュー戦は将来を左右する、keyとなる戦い
死の海の剛腕さく裂により
カヤックフィッシングにほのかな期待と希望を持たれている、
パパ3さんの選手生命をイキナリ絶ってしまうかもしれないと思えば
気が気でなし
パパ3さんは、仕事終わりにそのまま車を跳ばして来られるということで、到着は7時頃になるとか。
到着時には浜へ一旦帰り、再び水先案内するつもりで、
正直、釣れるんかい?ってな心配も有なので、、
偵察がてら私だけ単独で5時に出艇。

さて、今日はどんな海なんでしょうか?
浅場から斥候を送り込んでいきます
が・・・・・・・異常なし
天下泰平なまま疑似餌が帰ってきて、1時間が経過
やな予感が現実に
雰囲気はそこまで悪くないのですが、ちっさいアコウが引っ掛かった以外は、開始から全く魚信なし。。
あかん、これ、前と全然変わってないし・・・
ご一新されている期待もあったのですが
早くも結論が出てしまいました
もわーんと釈然としない泰平な状況の中、かすかに匂うポイントでジグを躍らせていると、
中層でゴチンとジグが止まる
引きは弱いが、、走る走る
なんだなんだ

ハマチに満たない?ツバス
なんだツバスか~
前回と同じ、はぐれ青物パターン。後が続きません
先ほど見かけたプチボイルの正体はこれ?
その後も色々探ってみるも、、出艇から2時間、全く好転する気配なく、
嫌な予感がしすぎるので、ついに思い切って出直しを図ることを決意
ちょうど到着して準備されていたパパ3さんへLINE
せっかく来てもらったパパ3さんには申し訳ないのですが、カヤックを片づけた後、
車2台連なって、ここよりはマシと思われる出艇ポイントへと急ぎます

9時、今日2度目の出艇
カヤックでランガンするのは、カヤック始めてからこれで2回目
吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、この決断が奏功することを願いつつ
しばし探ってみたところでは、結局ここも一緒かい!ってな感触だったのですが
脇の私は今日の物語の文脈を読めてなかったのでしょう
出艇早々に、主役のパパ3さんに朗報が

驚!
あまりにいきなりの、真鯛すか!
貴殿、、持ってますか!
そもそもこの季節にベイトも入ってない状況でマダイを狙うのは博打的要素もありますし、
決して今日の状況自体も良くないのに、カヤックの初魚がマダイとは・・・さすが!
私なんかまともに釣れるまで半年以上かかったのに・・・
ともあれ、、私としては水先案内人の使命も無事果たせ、安心しました♪
一転ガイドの私はというと・・・

やっと釣れたと思ったらビッグな切り裂きグーフー
ネクタイも運勢も完全に何もかも持ってかれてる感有・・・
しかもここで天候急変
釣りやすかったのは最初の小一時間くらいで、風がどんどん上がってきました。

白波がずらりと広がり、風も一向治まる気配なく
釣りにならないばかりか、浮いているのも危険な状態になったので、昼をまたずに早上がりとしました。
その後、パパ3さんと別れ、帰宅途上。
こんな時間がある時こそ出艇ポイントのカードを増やすべく、
懲りない男は気になるポイントで本日3度目の出艇。

しかし場所を変えて風がいくらかマシにはなったものの、あまり収まっておらず、
ひーこら言いながら漕ぎ、ひたすら漕ぎ、
流す時間より漕ぐ時間の方が長くなっても懲りずに漕ぎ、
いつも通りメシも食わずに漕ぎまくったんだけれども

状況はどこも変わらないようで、
なんとか40upのマシなアコウ一匹だけ掛けて、、調査は終了。
今日は(今日も?)何しても裏目。
こんな時は素直に諦めたほうが良いんでしょうが、、
諦めたら馬鹿の切れ味も鈍ってしまうので・・・ポツダム宣言をシブシブ受諾
日本の一番長い日、畢(おわ)んぬ。
さて、今日は自分的には散々な状況でしたが、精いっぱいやってみたよ
でも同行者が無事良い獲物を釣ってくれたことで、その笑顔が見れたので、、
結果的に・・・・カヤックフィッシング最高!だったよ
楽しめたかは微妙ですが、、同行してくださったパパ3さん、ありがとうございました!

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隙を見計らって浮いて参りました。
さて、今回のテーマは「縁(えにし)」
死者とのえにしを偲ぶお盆だからという訳ではありませんが
今日ははじめましてのパパ3さんとの釣行です。
最近、こんなチンケなブログなのに声かけてくださる方も増えてきましたが、
こうして奇しくもタイミングが合い、コラボに至ったのも、一つの縁
釣りに関してはおそらく私よりずっと先輩ですが、(人生も)
カヤックフィッシングは全くの初めてということで、、
それなら安全かつ楽しく、そして必ず釣ってもらいたいと
水先案内人の私も、否応なくチカラコブる状態。
しかし、、最近の私の釣行をご覧になっている方は分かるかと思いますが、、
非常に厳しい戦いが予想される、昨今の逆境であります
私の一年前もそうでしたが、デビュー戦は将来を左右する、keyとなる戦い
死の海の剛腕さく裂により
カヤックフィッシングにほのかな期待と希望を持たれている、
パパ3さんの選手生命をイキナリ絶ってしまうかもしれないと思えば
気が気でなし
パパ3さんは、仕事終わりにそのまま車を跳ばして来られるということで、到着は7時頃になるとか。
到着時には浜へ一旦帰り、再び水先案内するつもりで、
正直、釣れるんかい?ってな心配も有なので、、
偵察がてら私だけ単独で5時に出艇。
さて、今日はどんな海なんでしょうか?
浅場から斥候を送り込んでいきます
が・・・・・・・異常なし
天下泰平なまま疑似餌が帰ってきて、1時間が経過
やな予感が現実に
雰囲気はそこまで悪くないのですが、ちっさいアコウが引っ掛かった以外は、開始から全く魚信なし。。
あかん、これ、前と全然変わってないし・・・
ご一新されている期待もあったのですが
早くも結論が出てしまいました
もわーんと釈然としない泰平な状況の中、かすかに匂うポイントでジグを躍らせていると、
中層でゴチンとジグが止まる
引きは弱いが、、走る走る
なんだなんだ
ハマチに満たない?ツバス
なんだツバスか~
前回と同じ、はぐれ青物パターン。後が続きません
先ほど見かけたプチボイルの正体はこれ?
その後も色々探ってみるも、、出艇から2時間、全く好転する気配なく、
嫌な予感がしすぎるので、ついに思い切って出直しを図ることを決意
ちょうど到着して準備されていたパパ3さんへLINE
せっかく来てもらったパパ3さんには申し訳ないのですが、カヤックを片づけた後、
車2台連なって、ここよりはマシと思われる出艇ポイントへと急ぎます
9時、今日2度目の出艇
カヤックでランガンするのは、カヤック始めてからこれで2回目
吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、この決断が奏功することを願いつつ
しばし探ってみたところでは、結局ここも一緒かい!ってな感触だったのですが
脇の私は今日の物語の文脈を読めてなかったのでしょう
出艇早々に、主役のパパ3さんに朗報が
驚!
あまりにいきなりの、真鯛すか!
貴殿、、持ってますか!
そもそもこの季節にベイトも入ってない状況でマダイを狙うのは博打的要素もありますし、
決して今日の状況自体も良くないのに、カヤックの初魚がマダイとは・・・さすが!
私なんかまともに釣れるまで半年以上かかったのに・・・
ともあれ、、私としては水先案内人の使命も無事果たせ、安心しました♪
一転ガイドの私はというと・・・
やっと釣れたと思ったらビッグな切り裂きグーフー
ネクタイも運勢も完全に何もかも持ってかれてる感有・・・
しかもここで天候急変
釣りやすかったのは最初の小一時間くらいで、風がどんどん上がってきました。
白波がずらりと広がり、風も一向治まる気配なく
釣りにならないばかりか、浮いているのも危険な状態になったので、昼をまたずに早上がりとしました。
その後、パパ3さんと別れ、帰宅途上。
こんな時間がある時こそ出艇ポイントのカードを増やすべく、
懲りない男は気になるポイントで本日3度目の出艇。
しかし場所を変えて風がいくらかマシにはなったものの、あまり収まっておらず、
ひーこら言いながら漕ぎ、ひたすら漕ぎ、
流す時間より漕ぐ時間の方が長くなっても懲りずに漕ぎ、
いつも通りメシも食わずに漕ぎまくったんだけれども
状況はどこも変わらないようで、
なんとか40upのマシなアコウ一匹だけ掛けて、、調査は終了。
今日は(今日も?)何しても裏目。
こんな時は素直に諦めたほうが良いんでしょうが、、
諦めたら馬鹿の切れ味も鈍ってしまうので・・・ポツダム宣言をシブシブ受諾
日本の一番長い日、畢(おわ)んぬ。
さて、今日は自分的には散々な状況でしたが、精いっぱいやってみたよ
でも同行者が無事良い獲物を釣ってくれたことで、その笑顔が見れたので、、
結果的に・・・・カヤックフィッシング最高!だったよ
楽しめたかは微妙ですが、、同行してくださったパパ3さん、ありがとうございました!

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2015年08月02日
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)KF 16th 漕いで枯れて ~思いやり ~
まさに夜気すら大地の熱を拭い去ることのできない季節になりました。
そんな夏まっただ中、久しぶりに帰省がてら浮いてきました。
噂によると、某所は珍しくもかなり厳しい状況。
釣れないと分かっていても、浮いてみるまで信じられず、
気づいたら海の上にいた
それがバカヤローの性というものです
しかも久しぶりなのでワクワクしすぎて3時着で準備
ここでさっそく反省が・・・
この季節ならでは、うかつにもキャンプで車中泊?と思われる車に横付けしてしまいました。
私のドアを開けるボムッと音で起してしまったようです。。よく見ればわかったはずなのに、、すいません!
いや~ホンマ気をつけんといかんな~と思いながらすぐに車を移動させ、
フライング気味で準備開始したので、夜明けまでと思って車で待っていると、、
ゴゴゴゴゴゴゴゴ、と独逸ダイムラーB社の車両がジャリをきしませながら駐車場に。
こんなところにえらくエエ車、トイレか?と思ったら、
その違和感に満ちた車は意外にもキャンパーさんの真横に停まり、ボートを出して準備し始めました。
しかも車の音楽もエンジンも、それにライト!までもつけっぱなしで。
いくらなんでもぱなし過ぎる・・・
あまりにまぶしすぎて、準備のボーターには必殺仕事人ばりに後光まで差してる状態
竿が仕込み刀か十手に見えましたよ!
そりゃ~便利でしょうけど、到底考えもつかなかったあまりに傍若無人な手法に、唖然、口あんぐり
そして、やっぱり
寝てる真ん前の浜で伝家の宝刀、高圧ポンプ。
ビュイーーーン・・ダダダダダダ
しかも上手くいかないのか、何度も繰り返し機銃掃射のような音を響かせながら充填
カヤッカーやゴムボーター等の玄人しかいない場所ならまだしも、ピュアな素人さんの寝てる真横でそんなことしたら、、アカンっしょ
そして、まさかと思いましたが、ついに最終奥義まで炸裂!
なんと、寝てる人の真横で、ボートのエンジンの試運転。
ストトトトト・・・バイーン
・・・・
このような記事は、書いてるも私も嫌、皆さんもきっと楽しくないですよね。。
私は平日カヤッカーだったのでこんな場面に遭うのは初めてだったのですが、
ブロガーのボーターさん達は本当に気を付けておられるのに、
まさに異次元とも言える、突き抜けた感のあるマナーの悪さでした
同じバカヤローでも、こういうバカヤローにはなりたくないもの
マナーに関しては色々人それぞれ考えの違いがあるのも実際のところですが、
それ以上に思いやりの欠如ってハートにグサッときますよね・・・
マナー違反というより、もっと根源的な人のありようを考えさせられる出来事だったので、衝撃を受けました
もちろん注意もしようと思ったのですが、
これは自分の勝手な思いなのでツッコんでくださいなのですが、
やっぱり、せっかく自分が釣りを楽しみに来たのに、自分が嫌な気分になったら釣りどころではなくなってしまうと思い、
結局は注意しませんでした。
自分の楽しみを優先した私はかなりセコイし、批判も受けたいと思いますが、
それが正直なその時の気持ちでした。
昔、チラシを窓から大量に捨ててたヤンキーの車にチラシを集めて突っ込んでやったこともあるので、
相手が怖かったりとか、リスクを意識したりとか、そういうのではないんですが、、
皆さん、どう思われますか?
こんな時、私はどうすれば良かったんでしょうか・・・
私には分かりません。。

そんな気持ちを引きずりながら、早々に沖へ。
近場から探っていきます。
そして、ほどなくして全身で感じる、
やっぱり魚が・・・
動いてません。。
的な、脱落感
金魚の水槽のような生暖かい海水の中で、魂も抜けそうになります
ジギングは一度だけビシッとジグを止めてくる魚がいた他は、ほんと全くダメで、
釣れるのはわがデスペラードと同色のサンゴやら

マイクロベラやら

たま~にタイラバに反応のあるのも、

良い型のアコウも、けして地合いを知らせるサインなどではなく、(それは感覚でなんとなくわかる)
ずっと沈黙は続きます。。
色々探ってはみるものの
魚の食いが立ってる時の緊張感、夢のある場所っていうんでしょうか、
どこを回ってみても、そんな場所が見つけられないのです。

全体的にはぼよーんとした雰囲気の日も、
ごくごく狭いところ、ほんの刹那の時間帯に限ってであれば、そんな緊迫感に満ちたポイントを
探し回ればピンで見つけることができることが多いし、
それがカヤックフィッシングの醍醐味な感じがするのですが、
今日は何をどうしても、全くダメな感じ。

このエリア、いつも浮いてる場所とは違って
けしてかれることのない泉のように思ってましたが、ここもダメなときはダメなんですね・・・
シロイカなんかも狙ってみようかと思ってましたが、
海のあまりのもっちゃり感に
イカもゆでられてる
ってなもんで
ゼンゼンそんな次元には至れず

10時またずに沖上りとなりました。
結局自分に打開するだけの腕がないだけだと思いますが、本~当に厳しい海でした。
でも、久しぶりに浮けて、ハッピーでした!
泣けるけど・・・カヤックフィッシング最高!

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そんな夏まっただ中、久しぶりに帰省がてら浮いてきました。
噂によると、某所は珍しくもかなり厳しい状況。
釣れないと分かっていても、浮いてみるまで信じられず、
気づいたら海の上にいた
それがバカヤローの性というものです
しかも久しぶりなのでワクワクしすぎて3時着で準備
ここでさっそく反省が・・・
この季節ならでは、うかつにもキャンプで車中泊?と思われる車に横付けしてしまいました。
私のドアを開けるボムッと音で起してしまったようです。。よく見ればわかったはずなのに、、すいません!
いや~ホンマ気をつけんといかんな~と思いながらすぐに車を移動させ、
フライング気味で準備開始したので、夜明けまでと思って車で待っていると、、
ゴゴゴゴゴゴゴゴ、と独逸ダイムラーB社の車両がジャリをきしませながら駐車場に。
こんなところにえらくエエ車、トイレか?と思ったら、
その違和感に満ちた車は意外にもキャンパーさんの真横に停まり、ボートを出して準備し始めました。
しかも車の音楽もエンジンも、それにライト!までもつけっぱなしで。
いくらなんでもぱなし過ぎる・・・
あまりにまぶしすぎて、準備のボーターには必殺仕事人ばりに後光まで差してる状態
竿が仕込み刀か十手に見えましたよ!
そりゃ~便利でしょうけど、到底考えもつかなかったあまりに傍若無人な手法に、唖然、口あんぐり
そして、やっぱり
寝てる真ん前の浜で伝家の宝刀、高圧ポンプ。
ビュイーーーン・・ダダダダダダ
しかも上手くいかないのか、何度も繰り返し機銃掃射のような音を響かせながら充填
カヤッカーやゴムボーター等の玄人しかいない場所ならまだしも、ピュアな素人さんの寝てる真横でそんなことしたら、、アカンっしょ
そして、まさかと思いましたが、ついに最終奥義まで炸裂!
なんと、寝てる人の真横で、ボートのエンジンの試運転。
ストトトトト・・・バイーン
・・・・
このような記事は、書いてるも私も嫌、皆さんもきっと楽しくないですよね。。
私は平日カヤッカーだったのでこんな場面に遭うのは初めてだったのですが、
ブロガーのボーターさん達は本当に気を付けておられるのに、
まさに異次元とも言える、突き抜けた感のあるマナーの悪さでした
同じバカヤローでも、こういうバカヤローにはなりたくないもの
マナーに関しては色々人それぞれ考えの違いがあるのも実際のところですが、
それ以上に思いやりの欠如ってハートにグサッときますよね・・・
マナー違反というより、もっと根源的な人のありようを考えさせられる出来事だったので、衝撃を受けました
もちろん注意もしようと思ったのですが、
これは自分の勝手な思いなのでツッコんでくださいなのですが、
やっぱり、せっかく自分が釣りを楽しみに来たのに、自分が嫌な気分になったら釣りどころではなくなってしまうと思い、
結局は注意しませんでした。
自分の楽しみを優先した私はかなりセコイし、批判も受けたいと思いますが、
それが正直なその時の気持ちでした。
昔、チラシを窓から大量に捨ててたヤンキーの車にチラシを集めて突っ込んでやったこともあるので、
相手が怖かったりとか、リスクを意識したりとか、そういうのではないんですが、、
皆さん、どう思われますか?
こんな時、私はどうすれば良かったんでしょうか・・・
私には分かりません。。
そんな気持ちを引きずりながら、早々に沖へ。
近場から探っていきます。
そして、ほどなくして全身で感じる、
やっぱり魚が・・・
動いてません。。
的な、脱落感
金魚の水槽のような生暖かい海水の中で、魂も抜けそうになります
ジギングは一度だけビシッとジグを止めてくる魚がいた他は、ほんと全くダメで、
釣れるのはわがデスペラードと同色のサンゴやら
マイクロベラやら
たま~にタイラバに反応のあるのも、
良い型のアコウも、けして地合いを知らせるサインなどではなく、(それは感覚でなんとなくわかる)
ずっと沈黙は続きます。。
色々探ってはみるものの
魚の食いが立ってる時の緊張感、夢のある場所っていうんでしょうか、
どこを回ってみても、そんな場所が見つけられないのです。
全体的にはぼよーんとした雰囲気の日も、
ごくごく狭いところ、ほんの刹那の時間帯に限ってであれば、そんな緊迫感に満ちたポイントを
探し回ればピンで見つけることができることが多いし、
それがカヤックフィッシングの醍醐味な感じがするのですが、
今日は何をどうしても、全くダメな感じ。
このエリア、いつも浮いてる場所とは違って
けしてかれることのない泉のように思ってましたが、ここもダメなときはダメなんですね・・・
シロイカなんかも狙ってみようかと思ってましたが、
海のあまりのもっちゃり感に
イカもゆでられてる
ってなもんで
ゼンゼンそんな次元には至れず
10時またずに沖上りとなりました。
結局自分に打開するだけの腕がないだけだと思いますが、本~当に厳しい海でした。
でも、久しぶりに浮けて、ハッピーでした!
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2015年02月25日
失敗の本質・トータルリコールKF 3rd ~ 感動 ~
都合の悪いこと、
頭の痛くなるネタは忘れたい、というのが人間本来の欲求ですが、、

或る冬の日、私は海に出た
そして、敗戦・・・

その日釣れたたった一匹の魚を海へと還し
共に記憶の深い海に潜り
大脳古皮質まで旅をして
悪しき思い出をトータルリコールし、失敗の本質を究明したいと思います。
<失敗その1 計画段階>
① 天候の見極め
個人的には今回の失敗原因の70%くらいを占めるのではないか。
当日の予報では風速は3~4m、わりと風があるけど、出れるレベル。ここまでは大丈夫でした。
そして、、
波は1.0~1.1m
↑
ここ重要。波がわりと高かった。1.2m超えると危ないと言われます
この小数点以下の波が運命を分ける、という。。
安全面では怖いと思う場面はありませんでしたが、トータルに考えて、出てはいけない予報でした。
反省・・・
というのも私、船酔いにはわりと強いと思ってたのですが、
さすがに何時間も強烈なウネリの中にいると、昼までには、ゲロゲロ状態。
しかもうねりの方向と波の方向が逆で、サンカク波が発生し、
ウネリと波の往復ビンタで最悪の体コンディションに。
アネロン飲んどけば多少はマシだったかな。。
出艇できる ≠ 釣りができる
を痛感。
② 出艇場所選定
塾長に以前、今の季節ならジギング修行のためにシーバス狙ったら?と言われていたのに、、
久しぶりに鯛が釣りたくなり、、別の場所に変更。
これが完全裏目に。
ズルをしさえすれば、いつでも釣れると過信してました・・・
魚が口を使ってこない、別次元の厳しさを実感
<失敗その2 未知、無知との遭遇>
① 低活性
真冬。
皆さんから厳しい々と聞いてはいても、
カヤック始めて一年未満であり、初めて迎えるこの季節、身に染みて、つまり体で厳しさが分かっていませんでした。
1月末にわりと簡単に釣れてたので、なんだかんだ言って2月でもゼンゼン釣れるんちゃう?と先行者たちがホゲッている情報をかえりみず、強行。
8時から12時頃まで、魚信は片手くらい。
フッキングに至ったのは・・・たった2回のみ。(1回目は中層でバラシ、多分マダイ小、2回目はメバル)

やはり1月と2月では水温が全然違う。別次元の厳しさでした。
② カレント
この日、8時過ぎから流れ出した、初めて体験する、強烈な潮。
しかも潮目はほとんど発生せず、一気に全体が流れていく、まるで川のような潮、でした。

GPS読みで2~3km/時で流される。。
向かい風でも5km/時は出るデスペラードが、普通に漕いだのでは2~3km/時しか出ないことも。
漕ぎ続けないとドンドン流され、すぐにラインが30度くらいになる・・・。
このポイント、秋から数はかなり入って来ましたが、この季節に浮くのは初。
季節ごとに変化する海に・・・なすすべなし。
<失敗その3 技術面>
釣りを始めて1年あまり。
この一年、基礎技術がマッタクない、資源小国の我が国は、
何とか先進国についていくため、
鯛玉を中心に急速にモノカルチャー的発展を遂げました。
そんななか、釣れる場所を必死で探す力、サーチスキルは少しは磨かれたのかもしれませんが、
釣れない状況で釣る力、フィッシングスキル自体は磨かれず、
結果、自分の得意なパターン以外にはゼンゼン対応できなくなりはてた。

そして石炭がとり尽くされたとき、
島は死んだ・・・
私たちは今も資源のない国、ニッポンに住んでいる・・・(公共広告機構)
引き出しがなく、釣れない状況に対応できない私。まるで石炭しか取れない軍艦島のよう。
強烈な潮とウネリでバーチカルに探れない中、こういう状況に対応するために、自分の引き出しから出てくるものは何もありませんでした。。
<失敗その4 最後に、テーマからの考察>
今回の私のテーマは「感動」
でした。
しっかりとした芯、確固たる自分の考えを持つのは大事。
しかし、ええオッサンになってしまったからこそ、色んな人の話や出来事に自然に「感動」する気持ち、影響を与え合い、受けあう、みずみずしい心を忘れてはいけませんよね~
それこそ真の若さ。SENSE OF WONDER だと思います。
そこで、何度も登場ですいませんが、塾長から、最近よく
「同じことをしていては成長がない」と言われてます。、
この言葉、響きます
今も、そういうことなんだと思います。
今回の失敗は、
今までできてたことを、これからもできると思って
やった結果の失敗
要はチキンミスだけに、なお痛い・・・
想えば、まだしも挑戦した結果の失敗の方が、マシでした。。

やはり、これからもカヤックフィッシングを楽しんでいくために、
挑戦する心を忘れてはいけませんな!!
今日は死んだ。
しかし、死んでこそ生きる
人間以外に、いくつになっても成長できる生き物はいません
あくなき成長を求めて、
カヤックフィッシング最高!!

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頭の痛くなるネタは忘れたい、というのが人間本来の欲求ですが、、
或る冬の日、私は海に出た
そして、敗戦・・・
その日釣れたたった一匹の魚を海へと還し
共に記憶の深い海に潜り
大脳古皮質まで旅をして
悪しき思い出をトータルリコールし、失敗の本質を究明したいと思います。
<失敗その1 計画段階>
① 天候の見極め
個人的には今回の失敗原因の70%くらいを占めるのではないか。
当日の予報では風速は3~4m、わりと風があるけど、出れるレベル。ここまでは大丈夫でした。
そして、、
波は1.0~1.1m
↑
ここ重要。波がわりと高かった。1.2m超えると危ないと言われます
この小数点以下の波が運命を分ける、という。。
安全面では怖いと思う場面はありませんでしたが、トータルに考えて、出てはいけない予報でした。
反省・・・
というのも私、船酔いにはわりと強いと思ってたのですが、
さすがに何時間も強烈なウネリの中にいると、昼までには、ゲロゲロ状態。
しかもうねりの方向と波の方向が逆で、サンカク波が発生し、
ウネリと波の往復ビンタで最悪の体コンディションに。
アネロン飲んどけば多少はマシだったかな。。
出艇できる ≠ 釣りができる
を痛感。
② 出艇場所選定
塾長に以前、今の季節ならジギング修行のためにシーバス狙ったら?と言われていたのに、、
久しぶりに鯛が釣りたくなり、、別の場所に変更。
これが完全裏目に。
ズルをしさえすれば、いつでも釣れると過信してました・・・
魚が口を使ってこない、別次元の厳しさを実感
<失敗その2 未知、無知との遭遇>
① 低活性
真冬。
皆さんから厳しい々と聞いてはいても、
カヤック始めて一年未満であり、初めて迎えるこの季節、身に染みて、つまり体で厳しさが分かっていませんでした。
1月末にわりと簡単に釣れてたので、なんだかんだ言って2月でもゼンゼン釣れるんちゃう?と先行者たちがホゲッている情報をかえりみず、強行。
8時から12時頃まで、魚信は片手くらい。
フッキングに至ったのは・・・たった2回のみ。(1回目は中層でバラシ、多分マダイ小、2回目はメバル)
やはり1月と2月では水温が全然違う。別次元の厳しさでした。
② カレント
この日、8時過ぎから流れ出した、初めて体験する、強烈な潮。
しかも潮目はほとんど発生せず、一気に全体が流れていく、まるで川のような潮、でした。
GPS読みで2~3km/時で流される。。
向かい風でも5km/時は出るデスペラードが、普通に漕いだのでは2~3km/時しか出ないことも。
漕ぎ続けないとドンドン流され、すぐにラインが30度くらいになる・・・。
このポイント、秋から数はかなり入って来ましたが、この季節に浮くのは初。
季節ごとに変化する海に・・・なすすべなし。
<失敗その3 技術面>
釣りを始めて1年あまり。
この一年、基礎技術がマッタクない、資源小国の我が国は、
何とか先進国についていくため、
鯛玉を中心に急速にモノカルチャー的発展を遂げました。
そんななか、釣れる場所を必死で探す力、サーチスキルは少しは磨かれたのかもしれませんが、
釣れない状況で釣る力、フィッシングスキル自体は磨かれず、
結果、自分の得意なパターン以外にはゼンゼン対応できなくなりはてた。
そして石炭がとり尽くされたとき、
島は死んだ・・・
私たちは今も資源のない国、ニッポンに住んでいる・・・(公共広告機構)
引き出しがなく、釣れない状況に対応できない私。まるで石炭しか取れない軍艦島のよう。
強烈な潮とウネリでバーチカルに探れない中、こういう状況に対応するために、自分の引き出しから出てくるものは何もありませんでした。。
<失敗その4 最後に、テーマからの考察>
今回の私のテーマは「感動」
でした。
しっかりとした芯、確固たる自分の考えを持つのは大事。
しかし、ええオッサンになってしまったからこそ、色んな人の話や出来事に自然に「感動」する気持ち、影響を与え合い、受けあう、みずみずしい心を忘れてはいけませんよね~
それこそ真の若さ。SENSE OF WONDER だと思います。
そこで、何度も登場ですいませんが、塾長から、最近よく
「同じことをしていては成長がない」と言われてます。、
この言葉、響きます
今も、そういうことなんだと思います。
今回の失敗は、
今までできてたことを、これからもできると思って
やった結果の失敗
要はチキンミスだけに、なお痛い・・・
想えば、まだしも挑戦した結果の失敗の方が、マシでした。。
やはり、これからもカヤックフィッシングを楽しんでいくために、
挑戦する心を忘れてはいけませんな!!
今日は死んだ。
しかし、死んでこそ生きる
人間以外に、いくつになっても成長できる生き物はいません
あくなき成長を求めて、
カヤックフィッシング最高!!

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2014年10月02日
リベンジKF 薄氷 18th ~ 愛 ~
台風来襲が予想される今週末。
そのスキマで、何とか浮けそうな予報が出たので、やってきました。
とはいえ、元々一週間前に天気図を見て、ばっちりな日に休みをとったつもりだったものの、その後の半週間ばかりで天気図が変わってしまった・・・。
そして、当日も到底浮けない予報が日本海にずらりとひしめく中、なので、、
まさに薄氷を踏むようなカヤックフィッシングです。
今回のテーマはズバリ「愛」
最近、あまりのハイペース浮遊ぶりに、カヤックにどっぷりハマってるね、と色んな人に言われます。
ハマっている、、その通り・・・いや、ハマってるというとまるでジャンキーのようですが、、
私はカヤックにハマって愛してます! (訂正)
愛するからこそ、まずは安心・安全が第一、と思うのですが、、
やっぱり愛は盲目。
何とか浮けないかな!という情熱は、予報を悲観的にではなく、好意的に解釈してしまうきらいが。
今回、海快晴、GPVを見て、近隣ポイントの爆風情報とはウラハラに、なぜかこの出艇場所だけはともに微風の予報。
朝方は2~3メートル、昼までに4メートルの予報。
行けるやん(喜)
しかし、フト思い返す。なぜここだけが?他は朝から6~8メートルの爆風なのに?
不思議だ・・・そして不気味だ・・・
いずれにしても昼までにだんだん海況は悪くなっていく予報のため、短期決戦を挑むことを前提に釣行を決定。

さて、今回の出艇場所は、くしくも前回出家しそうになった、いいイメージが全然ない場所。
リベンジすることを誓っていましたが、最近の情報では、「青物の反応はあるけど、食ってこない」との話も。
しかし、ここでも私の足りない脳のなかの「愛」は好意的(都合の良い)解釈を下します。
たとえマグレでも青物釣れたら嬉しいやん・・・(アホ)
予報には半信半疑で現地にやってきたものの、意外にも?予報通り海は凪いでいます。

6時、希望を胸に漕ぎ出します。
風も微風なので、お土産狙いで小一時間ほどシャローで、ジギングロッドによる似非ギングを試みます。
・・・しーん。
私のテクがないせいかもですが、この時間でも無反応だと多分ずっとダメやな・・・と、諦めて沖へ。
さて、前回から搭載の魚探。
浅瀬からバシバシとベイト反応を投影します。こないだのホームとは全然違う。この海域、いい感じです!
微風なのでスムーズに70メートルラインまで出たところで、いい感じの潮目を発見。
ベイト反応も上々。
ところがこのラインあたりから、風が強まります。
ビュオオオオオ
予報の倍以上は吹いてる・・・(推定4~5メートル)
釣りができないまでは行きませんが、ラインが流され、流しなおしつ、フネも流され漕ぎ戻りつで、思ったところにしっかりターゲッティングできず、なかなか大変。
ただ、打ってみたいポイントには事欠かないので、色々手を変え品を変えで楽しいのですが、、
使用済みジグ、漁具が増えるばかりで、私の腕ではヤッパリ食ってきません。
そうこうするうち、地底にうごめく強い反応を発見。
私のニワカ魚探知識によれば、これは、おそらく根魚だな、という反応。
マダイだったら嬉しいけど(多分違う)
ベイトが入っているので、あくまで頑固一徹ジギング勝負で行こうと心に決め、足の遅い根魚に合わせてスローリトリーブ&長めのステイの合わせ技で。
するとステイしたところで、ガツン。
ヘタな私がここぞと狙ったパターンで答えが出るのは、とっても珍しいことなので、久々にシビレました。

久しぶり?の地底人ガッシーラ(notウッカリ)
魚探予想とも合致。いいのかわるいのか・・・
続けて、流され戻りつしながらも、良い反応を探していきます。
すると、今までにない最高?の魚探反応が。
今までもベイトはわりと頻繁に映っていたものの、今度はベイトを青物?が上へ上へと追い上げている食物連鎖バリバリの反応を初めて発見。
これは、私でも釣れるんでは!?、という状況です。
ベイトと思しきスリム系のジグを落としていくと、魚探反応どおりの水深で、ズドン!
よっしゃ!
が・・・・即バレ。
おかしい・・・ジギングでバレるなんてあんまり経験ないのに・・・
管理不足でジグのフロントフックがサビサビだったので、即効で交換して、流していきますが、今度は簡単に食ってくれません。
そうこうするうち、いよいよ強くなってきた波と風。(推定6~7メートル)

しばらくはいなしていましたが・・・やがて白波が。(推定8メートル)

それでも粘っていましたが・・・白波がブレイクしてる。。

それでも粘っていましたが・・・カヤックが波であおられる。。

ぐるんぐるん・・・おそらく風速は10メートルくらいにはなってそう。
まさに、もう釣りどころではありません。。
ついに帰還を決意。
決意したは良いが、すでに波が高くなりすぎており、カヤックの方向を誤って横波を受けようものなら一発で沈してしまいそうな波に。
しかもここは水深60メートル・・・
かすかな絶望と、後悔とがジワジワと押し寄せる・・・
元々最後は風に乗って帰ってこれることを想定して、南東方向の沖に出ていたのですが、、
反面、帰りは背後からまともに波を受けながら進む形になるので、ここまで波が高くなってしまうと、一歩間違うとバウがうねりの腹に突き刺さって転覆してしまうピンチに。
少しでも操作方向を間違うと即撃沈なので、、
ファイト一発!!大声を出してみずから気合を入れ、集中力を高める!
波の推進力を利用しつつ、それでいて波に巻かれて沈しないような、波の腹を縫うような微妙なラインどりの操船。
命がかかっているので、緊張感が最高に・・・。
ウインドサーフィン時代に身に着けたうねりをかわすボード操作が、思いがけず役に立つ。
岸近くになると次第に大きくなるブレイクに、、遭難も覚悟する状況でしたが、、
なんとか命からがら帰着しました。

白波全開。
9時半に無事・復員。

【本日の戦果】
カサゴ28cm×1
【本日の未帰還機】
ナゴメタル 80g アカキン
【潮】
小潮
実釣2時間半・・・
釣果はともかく、無事帰ってこれただけでも良かった。
なぜこのポイントだけ予報が良いのか、、もっと疑ってみるべきでした。。
カヤックを愛するがこそ、好意的(楽観的)な判断ではなく、もっと冷静な(悲観的な)判断が必要だった。
と・・・反省。。
次回から今回のような予報では絶対出ないことを誓いつつ、、
そして、言い知れぬ不気味な雰囲気にも動物的勘を働かせつつ
これからも、安心・安全に、カヤック愛を継続できるように頑張ります!

デュエル(DUEL) アイルフラッシュ CS
イカナゴ?がベイトになっているせいか、ナゴメタルやアイルフラッシュ等のスリム系に反応が集中してました。これからの青物の季節に大活躍?

ダイワ(Daiwa) ディーフロン 船ハリス真鯛+10 210m
リーダー専用は高価。結局船ハリスをリーダーに流用、が質実剛健のボンビー路線?
そのスキマで、何とか浮けそうな予報が出たので、やってきました。
とはいえ、元々一週間前に天気図を見て、ばっちりな日に休みをとったつもりだったものの、その後の半週間ばかりで天気図が変わってしまった・・・。
そして、当日も到底浮けない予報が日本海にずらりとひしめく中、なので、、
まさに薄氷を踏むようなカヤックフィッシングです。
今回のテーマはズバリ「愛」
最近、あまりのハイペース浮遊ぶりに、カヤックにどっぷりハマってるね、と色んな人に言われます。
ハマっている、、その通り・・・いや、ハマってるというとまるでジャンキーのようですが、、
私はカヤックに
愛するからこそ、まずは安心・安全が第一、と思うのですが、、
やっぱり愛は盲目。
何とか浮けないかな!という情熱は、予報を悲観的にではなく、好意的に解釈してしまうきらいが。
今回、海快晴、GPVを見て、近隣ポイントの爆風情報とはウラハラに、なぜかこの出艇場所だけはともに微風の予報。
朝方は2~3メートル、昼までに4メートルの予報。
行けるやん(喜)
しかし、フト思い返す。なぜここだけが?他は朝から6~8メートルの爆風なのに?
不思議だ・・・そして不気味だ・・・
いずれにしても昼までにだんだん海況は悪くなっていく予報のため、短期決戦を挑むことを前提に釣行を決定。
さて、今回の出艇場所は、くしくも前回出家しそうになった、いいイメージが全然ない場所。
リベンジすることを誓っていましたが、最近の情報では、「青物の反応はあるけど、食ってこない」との話も。
しかし、ここでも私の足りない脳のなかの「愛」は好意的(都合の良い)解釈を下します。
たとえマグレでも青物釣れたら嬉しいやん・・・(アホ)
予報には半信半疑で現地にやってきたものの、意外にも?予報通り海は凪いでいます。
6時、希望を胸に漕ぎ出します。
風も微風なので、お土産狙いで小一時間ほどシャローで、ジギングロッドによる似非ギングを試みます。
・・・しーん。
私のテクがないせいかもですが、この時間でも無反応だと多分ずっとダメやな・・・と、諦めて沖へ。
さて、前回から搭載の魚探。
浅瀬からバシバシとベイト反応を投影します。こないだのホームとは全然違う。この海域、いい感じです!
微風なのでスムーズに70メートルラインまで出たところで、いい感じの潮目を発見。
ベイト反応も上々。
ところがこのラインあたりから、風が強まります。
ビュオオオオオ
予報の倍以上は吹いてる・・・(推定4~5メートル)
釣りができないまでは行きませんが、ラインが流され、流しなおしつ、フネも流され漕ぎ戻りつで、思ったところにしっかりターゲッティングできず、なかなか大変。
ただ、打ってみたいポイントには事欠かないので、色々手を変え品を変えで楽しいのですが、、
使用済みジグ、漁具が増えるばかりで、私の腕ではヤッパリ食ってきません。
そうこうするうち、地底にうごめく強い反応を発見。
私のニワカ魚探知識によれば、これは、おそらく根魚だな、という反応。
マダイだったら嬉しいけど(多分違う)
ベイトが入っているので、あくまで頑固一徹ジギング勝負で行こうと心に決め、足の遅い根魚に合わせてスローリトリーブ&長めのステイの合わせ技で。
するとステイしたところで、ガツン。
ヘタな私がここぞと狙ったパターンで答えが出るのは、とっても珍しいことなので、久々にシビレました。
久しぶり?の地底人ガッシーラ(notウッカリ)
魚探予想とも合致。いいのかわるいのか・・・
続けて、流され戻りつしながらも、良い反応を探していきます。
すると、今までにない最高?の魚探反応が。
今までもベイトはわりと頻繁に映っていたものの、今度はベイトを青物?が上へ上へと追い上げている食物連鎖バリバリの反応を初めて発見。
これは、私でも釣れるんでは!?、という状況です。
ベイトと思しきスリム系のジグを落としていくと、魚探反応どおりの水深で、ズドン!
よっしゃ!
が・・・・即バレ。
おかしい・・・ジギングでバレるなんてあんまり経験ないのに・・・
管理不足でジグのフロントフックがサビサビだったので、即効で交換して、流していきますが、今度は簡単に食ってくれません。
そうこうするうち、いよいよ強くなってきた波と風。(推定6~7メートル)
しばらくはいなしていましたが・・・やがて白波が。(推定8メートル)
それでも粘っていましたが・・・白波がブレイクしてる。。
それでも粘っていましたが・・・カヤックが波であおられる。。
ぐるんぐるん・・・おそらく風速は10メートルくらいにはなってそう。
まさに、もう釣りどころではありません。。
ついに帰還を決意。
決意したは良いが、すでに波が高くなりすぎており、カヤックの方向を誤って横波を受けようものなら一発で沈してしまいそうな波に。
しかもここは水深60メートル・・・
かすかな絶望と、後悔とがジワジワと押し寄せる・・・
元々最後は風に乗って帰ってこれることを想定して、南東方向の沖に出ていたのですが、、
反面、帰りは背後からまともに波を受けながら進む形になるので、ここまで波が高くなってしまうと、一歩間違うとバウがうねりの腹に突き刺さって転覆してしまうピンチに。
少しでも操作方向を間違うと即撃沈なので、、
ファイト一発!!大声を出してみずから気合を入れ、集中力を高める!
波の推進力を利用しつつ、それでいて波に巻かれて沈しないような、波の腹を縫うような微妙なラインどりの操船。
命がかかっているので、緊張感が最高に・・・。
ウインドサーフィン時代に身に着けたうねりをかわすボード操作が、思いがけず役に立つ。
岸近くになると次第に大きくなるブレイクに、、遭難も覚悟する状況でしたが、、
なんとか命からがら帰着しました。
白波全開。
9時半に無事・復員。
【本日の戦果】
カサゴ28cm×1
【本日の未帰還機】
ナゴメタル 80g アカキン
【潮】
小潮
実釣2時間半・・・
釣果はともかく、無事帰ってこれただけでも良かった。
なぜこのポイントだけ予報が良いのか、、もっと疑ってみるべきでした。。
カヤックを愛するがこそ、好意的(楽観的)な判断ではなく、もっと冷静な(悲観的な)判断が必要だった。
と・・・反省。。
次回から今回のような予報では絶対出ないことを誓いつつ、、
そして、言い知れぬ不気味な雰囲気にも動物的勘を働かせつつ
これからも、安心・安全に、カヤック愛を継続できるように頑張ります!

デュエル(DUEL) アイルフラッシュ CS
イカナゴ?がベイトになっているせいか、ナゴメタルやアイルフラッシュ等のスリム系に反応が集中してました。これからの青物の季節に大活躍?

ダイワ(Daiwa) ディーフロン 船ハリス真鯛+10 210m
リーダー専用は高価。結局船ハリスをリーダーに流用、が質実剛健のボンビー路線?
2014年09月19日
敗走KF 夜明け 16th ~ さらなる収穫のために ~
カヤックフィッシングを始めて、4か月がたちました。
いつも結果が伴わないブログなのに、見てくださっている方々がいるのは、とっても感謝です。
そして、何より沢山すてきなお友達もでき!うれしい限りです。
このブログ、、どんな貧果でも、たとえボーズでも、毎回必ず報告すると約束し始めました。
というのも、散々な結果・落胆からも学び、前に進んでいくことを心に決めたからです。
釣りで学んだことを釣りだけにとどまらず、人生の中でも活かしていきたい、
そんな思いでやっております。
まあそんなたいそーなものではないんですが、やっぱり純粋にカヤックフィッシングが楽しいからですよ、、
とはいえやるからには・・・
今回は再び新海域に挑戦です。
ただ、どうも苦手なこの海域。情報が先行し、自分がついてけなく、イメージが悪い。
いつものホームだと、潮目を見つけて流していくだけでもある程度の答えはあるのに、何故かここではそのセオリーが通じません。それは前回で実証済み。(なぜかはいまだ不明)
魚探レスの私にとって、海面の変化を見て打っていくことは生命線なのに、それでも結果が出ないとなれば、どうすればいいのやら・・・(途方に暮れる)。
ただ、苦手なものを逃げていては成長できません。
今回のテーマも前回に引き続き「収穫」
さらなる収穫のため、あえて再びやってきました。

5時に現地着。
日の出が遅い最近、まだまだ真っ暗です。
しかもめちゃ寒い!秋というか、冬の記憶を呼び覚まさせられる。
ここで偶然出会ったのはアオリイカ狙いでやってきたゴムボーターの方。とっても気さくな方で、しかも達人。
釣果写真を見せてもらったら、釣果というよりむしろ水揚げ。漁師かというくらい釣っておられます。スゴイ!
話を聞くと、マダイ狙いならどうやらもっと別の出艇場所がいいらしい。
注意事項を聞きつつ、しばらく車を走らせ、6時出艇。
超マニアックな出艇場所ですが、なんとか出せました。

それにしても、うねりがすごい。
風も予報では良いハズだったのに、意外にけっこう吹いてます。

しかもここでさっそくトラブルが。
ちゃんと通したハズのラインがガイドを通ってない。
そーとも知らずにシャクリ倒したおかげで、いつのまにかこすれてPEがお亡くなりになってます。
あまりにあっけなく、、序盤でジギングタックル玉砕。
一刀流となり脇差のタイラバで頑張りますが、だんだんうねりがすごくなってきて、釣りに集中できない。
たまにザッパーン系ウネリ。ブレイクしちゃってます。
ソロやし・・・危なすぎる・・・
せめて60メートルラインまでは行きたいものの、この状況だと難しいので40メートルラインまでをウロウロします。
潮はちゃんと効いているようなのですが、マッタク魚信なし。
うねりを食らうたびに艇と同調してロッドが上下。ラインも変な動きで魚信のように見えますが、まやかし。
カスリもしない。
やっぱりジギングタックルでタテにジグを踊らせてみないと調子が出ません。
魚の気配が全くない飢餓状態の中、、
やっと蜃気楼のように遠くにボイルを発見して浅場へ急行するも、正体はペンペンシイラ。
しかも前回と違って、そこまで食い気がないせいかミノーにも反応なし。
続けて浅場でにわかエギングなんかも試みるも、やはりダメ。
しかも高まるウネリがこえええ
八方塞がり。
再び沖へ。
うねりはだんだんマシになってきた。
が、潮目も消えてしまった・・・
・・・・・4時間経過・・・・・
粘ったものの、完敗。
コツンとも来ず、徹底して沈黙を貫かれてしまいました。
徒労感だけが、、つのる。
完全に心が折れそうになるも、このままお土産なしも辛いし、せめて残りの時間で別の海域でアオリイカでも狙おうと、、
駐車場でリーダーも組み直し、、
THE 転進。
旧日本軍と同様、体のいい言い方やけど、つまり、敗走やん。。
いそいそと1時間ほどかけて移動。
≪転進後≫

12時出艇。
リミットは14時まで。
しかし、先週とはうってかわって、アオリイカも留守がちな様子。
しかも真昼間なので、ふつーならシブいハズ。
あれから一週間、私のような素人をはじめ、玄人たちにも何度も叩かれたせいか、、それともイカ人口そのものが減っているのか、なかなか乗ってきません。
それでもしつこくラインを変えながら流して、、待望の、、ズン
あまりに長い間魚介類の姿を見ておらず深ーい疑心暗鬼になっており、最後まで根ガカリを疑いましたが、風上でイカジェット魚雷が吹き上げるのを見て、歓喜。
この重みは大きいです。
思わず出た、ヨッシャー、コール

執念の一杯。
胴長20cm 先週よりいいサイズです。
しかし、私にとっては苦杯と言ってもいいかもしれません。
答えが出ないとき、とりあえず粘るしかできない現状の象徴のような。
タイムリミットとなり、今日はこの一杯でおしまい。
炎ぬぬぬぬぬぬ炎
こういうのが続くとカヤックフィッシングが嫌になってしまいそうでした。(たぶんならないけど)
泰平の眠りを覚ますアオリイカ たった一杯で 夜も眠れず
帰宅後、夜な夜なパソコンに首突っ込みながら、、
いつか買いたい買いたいと周囲に言いながら、長らくあえて手を出していなかった、

魚探を・・・魚探を・・・ついに・・・ポチ。
カヤックで海に出ること、16回。
たまりにたまった疑問を、根本的に解消できるとは思いませんが、今回、打ちのめされたこともプラスに向けていくべく、、
きっちりと苦杯をなめつくし、さらなる収穫のために、次のステージへ。
いつも結果が伴わないブログなのに、見てくださっている方々がいるのは、とっても感謝です。
そして、何より沢山すてきなお友達もでき!うれしい限りです。
このブログ、、どんな貧果でも、たとえボーズでも、毎回必ず報告すると約束し始めました。
というのも、散々な結果・落胆からも学び、前に進んでいくことを心に決めたからです。
釣りで学んだことを釣りだけにとどまらず、人生の中でも活かしていきたい、
そんな思いでやっております。
まあそんなたいそーなものではないんですが、やっぱり純粋にカヤックフィッシングが楽しいからですよ、、
とはいえやるからには・・・
今回は再び新海域に挑戦です。
ただ、どうも苦手なこの海域。情報が先行し、自分がついてけなく、イメージが悪い。
いつものホームだと、潮目を見つけて流していくだけでもある程度の答えはあるのに、何故かここではそのセオリーが通じません。それは前回で実証済み。(なぜかはいまだ不明)
魚探レスの私にとって、海面の変化を見て打っていくことは生命線なのに、それでも結果が出ないとなれば、どうすればいいのやら・・・(途方に暮れる)。
ただ、苦手なものを逃げていては成長できません。
今回のテーマも前回に引き続き「収穫」
さらなる収穫のため、あえて再びやってきました。
5時に現地着。
日の出が遅い最近、まだまだ真っ暗です。
しかもめちゃ寒い!秋というか、冬の記憶を呼び覚まさせられる。
ここで偶然出会ったのはアオリイカ狙いでやってきたゴムボーターの方。とっても気さくな方で、しかも達人。
釣果写真を見せてもらったら、釣果というよりむしろ水揚げ。漁師かというくらい釣っておられます。スゴイ!
話を聞くと、マダイ狙いならどうやらもっと別の出艇場所がいいらしい。
注意事項を聞きつつ、しばらく車を走らせ、6時出艇。
超マニアックな出艇場所ですが、なんとか出せました。
それにしても、うねりがすごい。
風も予報では良いハズだったのに、意外にけっこう吹いてます。
しかもここでさっそくトラブルが。
ちゃんと通したハズのラインがガイドを通ってない。
そーとも知らずにシャクリ倒したおかげで、いつのまにかこすれてPEがお亡くなりになってます。
あまりにあっけなく、、序盤でジギングタックル玉砕。
一刀流となり脇差のタイラバで頑張りますが、だんだんうねりがすごくなってきて、釣りに集中できない。
たまにザッパーン系ウネリ。ブレイクしちゃってます。
ソロやし・・・危なすぎる・・・
せめて60メートルラインまでは行きたいものの、この状況だと難しいので40メートルラインまでをウロウロします。
潮はちゃんと効いているようなのですが、マッタク魚信なし。
うねりを食らうたびに艇と同調してロッドが上下。ラインも変な動きで魚信のように見えますが、まやかし。
カスリもしない。
やっぱりジギングタックルでタテにジグを踊らせてみないと調子が出ません。
魚の気配が全くない飢餓状態の中、、
やっと蜃気楼のように遠くにボイルを発見して浅場へ急行するも、正体はペンペンシイラ。
しかも前回と違って、そこまで食い気がないせいかミノーにも反応なし。
続けて浅場でにわかエギングなんかも試みるも、やはりダメ。
しかも高まるウネリがこえええ
八方塞がり。
再び沖へ。
うねりはだんだんマシになってきた。
が、潮目も消えてしまった・・・
・・・・・4時間経過・・・・・
粘ったものの、完敗。
コツンとも来ず、徹底して沈黙を貫かれてしまいました。
徒労感だけが、、つのる。
完全に心が折れそうになるも、このままお土産なしも辛いし、せめて残りの時間で別の海域でアオリイカでも狙おうと、、
駐車場でリーダーも組み直し、、
THE 転進。
旧日本軍と同様、体のいい言い方やけど、つまり、敗走やん。。
いそいそと1時間ほどかけて移動。
≪転進後≫
12時出艇。
リミットは14時まで。
しかし、先週とはうってかわって、アオリイカも留守がちな様子。
しかも真昼間なので、ふつーならシブいハズ。
あれから一週間、私のような素人をはじめ、玄人たちにも何度も叩かれたせいか、、それともイカ人口そのものが減っているのか、なかなか乗ってきません。
それでもしつこくラインを変えながら流して、、待望の、、ズン
あまりに長い間魚介類の姿を見ておらず深ーい疑心暗鬼になっており、最後まで根ガカリを疑いましたが、風上でイカジェット魚雷が吹き上げるのを見て、歓喜。
この重みは大きいです。
思わず出た、ヨッシャー、コール
執念の一杯。
胴長20cm 先週よりいいサイズです。
しかし、私にとっては苦杯と言ってもいいかもしれません。
答えが出ないとき、とりあえず粘るしかできない現状の象徴のような。
タイムリミットとなり、今日はこの一杯でおしまい。
炎ぬぬぬぬぬぬ炎
こういうのが続くとカヤックフィッシングが嫌になってしまいそうでした。(たぶんならないけど)
泰平の眠りを覚ますアオリイカ たった一杯で 夜も眠れず
帰宅後、夜な夜なパソコンに首突っ込みながら、、
いつか買いたい買いたいと周囲に言いながら、長らくあえて手を出していなかった、

魚探を・・・魚探を・・・ついに・・・ポチ。
カヤックで海に出ること、16回。
たまりにたまった疑問を、根本的に解消できるとは思いませんが、今回、打ちのめされたこともプラスに向けていくべく、、
きっちりと苦杯をなめつくし、さらなる収穫のために、次のステージへ。