2014年07月30日
カヤックフラッグ製作 ~ 想定外への備え ~ 天下をとれ ~
カヤックフラッグ・・・それは雑種艇であり交通弱者であるカヤックが危険を回避するための必須アイテム、ですよね。
気づいておられた方もおられたかも知れませんが、そんな大事な、大事な、フラッグを・・・私は今の今まで設置していませんでした。(汗)
とんでもない奴です。。
クリーン&セーフティ
マナーを尊ぶカヤック界において、非国民であるといっても過言ではありません。
・・・単にどこをどーやってつけたらいいかゼンゼン分からんかったためですが、
とってもうしろめたかったです!
全国の良識あるカヤッカーの皆様、ほんとうに申し訳ありません!
そして今までの悔恨の意味も込めて、、
どうせカヤックフラッグを掲げるならオリジナルで目立つものを、と思い立ちました。
著名カヤッカーの方々も、色々工夫して自作されたり、していますよね。
そこで目を付けたのが、旗指物
合戦時に武将がここぞとばかりに奇をてらう、ランドマーク。
俺はここにいる、俺と勝負するやつ、出てこいやーというしるしです。
調べてみるとなかなか色々な種類があり、面白い。
しかしデカくて取り回しが悪いせいか、カヤッカーでつけてる人、見たことない・・・。
ていうかキャスティング時に邪魔でしゃあないっしょ!

ある種・・大売出しの雰囲気すらただよう・・・高山右近 旗指物。
これを選んだのは高山右近が好き、というのもありますが、旗指物と言っても多種多様でありまして、家紋がバリバリだったり、風林火山状態だったりあまり武辺者色が出すぎてしまうのもいかがかなと思ったのと、ビビッドで船から視認しやすく、なおかつ私のテーマカラーである赤×白という理由からです。
最初普通のフラッグを探していたときは、イングランドとか、デンマークの旗にしようかなとも思ったのですが、あんまし面白くないな~と。
そして、もうひとつの理由。それは私の母方の先祖が戦国武将というルーツ。
・・・戦国武将といっても歴史の傍流となった明智光秀の家臣、というビミョーな位置で、歴史のはしっこにチラッと現れるに過ぎない人物(光栄の「信長の野望」シリーズでは戦国群雄伝のみかろうじて登場)なんですが。
なので、母方の一族の旗指物といってもとんと分かりません。というか、ずっと明治まで士族として生き残っていただけでも奇跡。
だからなぜ高山右近なの・・・という感じですが・・・
この私の先祖、なんとこの高山右近の一隊と戦い、討死している、みたいです。最近知りました
というわけで、そうした因縁もあるこの旗。
主君の明智氏の桔梗紋も考えましたが、カヤックにはちょっと・・・
これをきっかけに、カヤック界に旗指物ブームが到来。
とか、なるわけなし!(だって邪魔)
さて、竿の製作に取り掛かります。
用意したのは園芸用の支柱。ありきたりのとても安いものですが、伸縮式(ここ重要)で、ちょっと加工しつつ、うまくつなげば2m以上に。
というのも旗指物自体の高さが180センチ以上あり(でかすぎ)、竿もかなりの長尺物が必要なのです。
一本ものだとかさばりすぎるため、伸縮式がベスト。
そして、錆防止の観点から、アルミ製を購入。ただし鉄やグラスファイバーではないため、若干強度のほうが心配。

この旗指物、通常のフラッグとは違い、ちょっとやっかいなところが。
通常のフラッグだと竿とアタッチメントを自作すればいいのですが、旗指物の最大の特徴、「横棒」があります。
竿と直角に交わるこの横棒を支えるべく、ちょうどよい大きさの分岐点?を探し、
コンプレッサーのコネクターを流用することに行きつく。

これを見つけるためにホームセンターを1時間くらい探し回りました・・・
分岐と言っても塩ビ用の太いやつならよくあるんですが、こんな細い竿が通るコネクター、なかなかありません!
これがくしくも園芸用の支柱なんぞとバッチリハマる。引っ張っても抜けないくらいピッタリ(汗)

海上での視認性、バッチリ!
ていうか、むやみに目立ちすぎ・・・
本当はクーラーボックスにではなく艇に直接設置したかったのですが、なるべくソルトウォーター不可侵仕様になっている我が艇に穴はあけたくないので、、
くしくもダイワのライトトランクの取手のスキマに支柱がガッチリフィット。(というか抜けん)

≪必要経費≫
園芸用竿(菊用)×1 450円
コネクター×1 400円
合計 850円 也
竿の強度に若干の不安がありますが、しばらくはこれで行ってみようと思います。
天下を獲るのとは全く別の価値観の生き方を選んだ高山右近ですが、その孤高の生き方に学び、
私もひとりぼっちの海原での単騎駆け
天下統一を目指したいと思います!
気づいておられた方もおられたかも知れませんが、そんな大事な、大事な、フラッグを・・・私は今の今まで設置していませんでした。(汗)
とんでもない奴です。。
クリーン&セーフティ
マナーを尊ぶカヤック界において、非国民であるといっても過言ではありません。
・・・単にどこをどーやってつけたらいいかゼンゼン分からんかったためですが、
とってもうしろめたかったです!
全国の良識あるカヤッカーの皆様、ほんとうに申し訳ありません!
そして今までの悔恨の意味も込めて、、
どうせカヤックフラッグを掲げるならオリジナルで目立つものを、と思い立ちました。
著名カヤッカーの方々も、色々工夫して自作されたり、していますよね。
そこで目を付けたのが、旗指物
合戦時に武将がここぞとばかりに奇をてらう、ランドマーク。
俺はここにいる、俺と勝負するやつ、出てこいやーというしるしです。
調べてみるとなかなか色々な種類があり、面白い。
しかしデカくて取り回しが悪いせいか、カヤッカーでつけてる人、見たことない・・・。
ていうかキャスティング時に邪魔でしゃあないっしょ!
ある種・・大売出しの雰囲気すらただよう・・・高山右近 旗指物。
これを選んだのは高山右近が好き、というのもありますが、旗指物と言っても多種多様でありまして、家紋がバリバリだったり、風林火山状態だったりあまり武辺者色が出すぎてしまうのもいかがかなと思ったのと、ビビッドで船から視認しやすく、なおかつ私のテーマカラーである赤×白という理由からです。
最初普通のフラッグを探していたときは、イングランドとか、デンマークの旗にしようかなとも思ったのですが、あんまし面白くないな~と。
そして、もうひとつの理由。それは私の母方の先祖が戦国武将というルーツ。
・・・戦国武将といっても歴史の傍流となった明智光秀の家臣、というビミョーな位置で、歴史のはしっこにチラッと現れるに過ぎない人物(光栄の「信長の野望」シリーズでは戦国群雄伝のみかろうじて登場)なんですが。
なので、母方の一族の旗指物といってもとんと分かりません。というか、ずっと明治まで士族として生き残っていただけでも奇跡。
だからなぜ高山右近なの・・・という感じですが・・・
この私の先祖、なんとこの高山右近の一隊と戦い、討死している、みたいです。最近知りました
というわけで、そうした因縁もあるこの旗。
主君の明智氏の桔梗紋も考えましたが、カヤックにはちょっと・・・
これをきっかけに、カヤック界に旗指物ブームが到来。
とか、なるわけなし!(だって邪魔)
さて、竿の製作に取り掛かります。
用意したのは園芸用の支柱。ありきたりのとても安いものですが、伸縮式(ここ重要)で、ちょっと加工しつつ、うまくつなげば2m以上に。
というのも旗指物自体の高さが180センチ以上あり(でかすぎ)、竿もかなりの長尺物が必要なのです。
一本ものだとかさばりすぎるため、伸縮式がベスト。
そして、錆防止の観点から、アルミ製を購入。ただし鉄やグラスファイバーではないため、若干強度のほうが心配。
この旗指物、通常のフラッグとは違い、ちょっとやっかいなところが。
通常のフラッグだと竿とアタッチメントを自作すればいいのですが、旗指物の最大の特徴、「横棒」があります。
竿と直角に交わるこの横棒を支えるべく、ちょうどよい大きさの分岐点?を探し、
コンプレッサーのコネクターを流用することに行きつく。
これを見つけるためにホームセンターを1時間くらい探し回りました・・・
分岐と言っても塩ビ用の太いやつならよくあるんですが、こんな細い竿が通るコネクター、なかなかありません!
これがくしくも園芸用の支柱なんぞとバッチリハマる。引っ張っても抜けないくらいピッタリ(汗)
海上での視認性、バッチリ!
ていうか、むやみに目立ちすぎ・・・
本当はクーラーボックスにではなく艇に直接設置したかったのですが、なるべくソルトウォーター不可侵仕様になっている我が艇に穴はあけたくないので、、
くしくもダイワのライトトランクの取手のスキマに支柱がガッチリフィット。(というか抜けん)
≪必要経費≫
園芸用竿(菊用)×1 450円
コネクター×1 400円
合計 850円 也
竿の強度に若干の不安がありますが、しばらくはこれで行ってみようと思います。
天下を獲るのとは全く別の価値観の生き方を選んだ高山右近ですが、その孤高の生き方に学び、
私もひとりぼっちの海原での単騎駆け
天下統一を目指したいと思います!
2014年07月24日
限界KF 9th ~ 自分を捨てろ ~
KF釣行も9回目となりました。たった9回?という感じですが、本人にとってみれば実にひとつひとつ印象深いものです。

ここでちょっとまじめな話。
KFを始めるときに考えたこと、それは・・・釣りを通しての自分の変化。
こんな若造が何を言う、ですが、釣りの奥深さは人生の奥深さに通じるものがありますよね。
釣りと自分の生活との良い循環というか、学んだり気づかされたりのフィードバック。
そして・・・あの海や山のように、壮大さと不思議さとを持った、人間になりたい。
だから、私の場合、釣行ごとにいつもテーマを設けることにしています。

そんでもって、回数を記録しているのもちょっとした意味があります。
そう・・・釣行トータル回数を曖昧にしないため、そしてあのいまいましいボウズからも学ぶためです。
ブログ見る方からしたらつまらないと思いますが、、、
ボウズもちゃんと報告する約束です。押忍。
さて、今日のテーマは「自分の考えを捨てる」
著名なKFがGPS魚探を使わない理由を挙げて、「過去の自分にふりまわされるから」と語っていたことを思い出す。
実にかっこよく、そして深い言葉。
そうです。海は一日違っても180度変わってる。
海はいつも別のところに向かって進んでいます。海に行くのは、それを知りたいから。
はたして、今日はどんな海なんでしょうか。
と、前置きが長くなりましたが・・・

4時半出艇。
あさぼらけの中。
今日は前回のように無風ではなく、さわやかなそよ風2メートルといったところ。
そして、潮は・・・ちゃんと効いてます。
良し!
いつも早朝にドドーンと設置される定置網も、いつもよりわりとすみっこで、ルート選定もしやすい。
しかし、予報とは違ってなんか天気が悪い。どんより。
気になるポイントでジグサビキを落としていくと、ココンと小さなアタリ。
乗らないが、魚はちゃんといるようだ。。
タイラバに変更したところ、再びアタリ。
しかし乗らない。。
以前は調子よかったタイラバも、最近は不調・・・。
ジグで反応がない場合でも他の魚を引っ張り出してくるイメージで、とても重宝しているのですが、完全にスランプです。
元々乗りにくい釣法みたいなんですが、いいかげん乗らなさすぎ!
原因として・・・やっぱりジギングロッドでは限界があるのか・・・活性が低いときは竿が硬くて食い込みがない分、違和感を感じてしまうのかもしれません。
やっぱ専用竿、買わんといかんのかな~それとも、ドラグをルーズに、でとりあえず行く?
気を取り直し、フックが悪いせいかもしれないので、新品のソルティーラバー80gに交換。
しつこくタイラバを落としていく。
ポイントを変えようと思って回収モードで早巻きしていたら、中層でいきなり持って行かれる。おっ。
すると・・・遊星からの使者ふたたび登場。
今日みたいなどんよりの曇天だとより頻繁にご登場になられるイメージがあるのは私だけでしょうか。最近ご無沙汰だっただけに、嫌な予感。
ソルティーラバーが道連れ玉砕・・・しなくてよかった。
ひっこ抜いたら針が外れて、ナチュラルリリース。(なので写真なし)
再び気を取り直して潮目を探しながら沖を目指す。
すると、雰囲気バリバリの潮目を発見。
タイラバを落としていくも反応なし。あれ?
するとよく見ると、小魚の群れが水面をはねている。小魚のサイズとシルエットを見て、納得。
すぐにジグに交換してフォールさせると、いきなりヒット!正解!
でもやっぱり海面をわって出てきたのは、元祖プレデター。

いい湯だな~~
ともあれ今日はプレデターの登場回数がヤバい。嫌な予感が現実に。
こわーい歯を警戒しながら早々にリリースしてジグを落とすと、再びヒット!
どうせまたプレデターやろ、と思いながら食傷気味になりつつ、いい加減にリールをシャリシャリ巻いていく。
魚体が見える。あれ?茶色ではなく・・・白い。
なんじゃこりゃ。
と思ったら私のいい加減なひっこぬきのおかげで針がスポーンと外れ、オサカナサンが勢い余ってカヤック上にダイブ。
ツバス?
いや、アジや!
しかもこんなデカいアジ見たことない。本当にアジ?というくらい大きく感じた
アジなら絶対逃がさん!と暴れるオサカナサンを全身でおおいかぶさるようにしてキャッチ。

80gもあるジグなのにもかかわらず、アジがヒット。
口がめっぽう弱いのに、あんな重いジグのでかいフックで引っ張られてよく外れんかったな~
まさに奇跡。
重いジグなんかで口の弱いアジは釣れない、という自分の固定観念が崩壊。。
まさに、自分の考えを捨てるのテーマどおりの展開・・・
ともあれアジは美味くて大好きなので、かなり嬉しい。

しかも尺アジ求めてサビキをしていた頃に夢にまで見たギガアジサイズと違うの、これ?(私の手がデカいため、ぜんぜんギガに見えませんが・・・)
テンションが上がる↑↑
群れが来ていると判断し、心おどりながらサビキを装着し、再び落としていく。
しかしそれっきりアジは・・・音沙汰なし・・・ガーン。
その後は沖までどんどん漕いで、目的地に到着。ベタ凪に近いのでスイスイ着きました。
色々な話のあるこのポイントですが、名前だけで実際のところどうなの?というところです。
タイラバを落としていくと、面目を保つ程度にアタリはあるも、やっぱり乗らない。。
そして根ガカリ。
うまく外すことには成功したが、タイラバに関する自信を完全に失う。
早々にこのポイントを諦め、さらに潮目を求めて、もと来たルートを帰っていく。
ちょうど帰りがけにチャンスな、良い潮目。
ジグを落としていくと、やっぱりヒット。
しかし、、遊星からの使者リターンズ。
しかも、生命維持装置しょってるやんけ!
↓

使者を国に返し、再度ジグを落としていくと、フォールがとまる。おっしゃ。

そして、ぬかよろこび×2
またあんたか!ひょっとして同じ人?
やっぱり今日はプレデターの日なりけり。
エソの群れを前に、だんだんと、アタリに対する希望や期待もきえてゆく・・・・
結局プレデターは5本以上捕獲。
ふつうなら地球人の勝利と言いたいところですが、、
こうして、食われざるものとなり、どんどん数が増えてゆく、遊星からの使者たち。そして無垢な釣り人を悩ませるのである。
いつかカマボコにしてやり、このわるい循環を断ち切ってみたい。
それにしても今回の釣行で、心が折れました。
しょーじき、他のブロガーさんのように、もっと良い魚をたくさん釣りたいです。
ていうか、つれないブログ見ててもおもしろうないでしょ~よわ
不肖、根本的には私の腕のせいだと思いますが・・・魚探なしももう限界かも。
何時間もアタリすらない状況はいいんだけど、釣れない時に理由もわからず、なんらきっかけも見いだせないとは。
ほんとうにつらい。。
釣れなくても楽しい、とか、ないから!
魚探なしでとことんまで頑張ってみて、将来大きくなれるように自分を鍛えようとしてた(色んな人に魚探なしではむしろ釣りがうまくならない!と諌められもしましたけど)・・・
そんな自分の考えを捨てることも必要なのかも。
そして魚探をつけるなら、アンカーも考えないといけないっす。
元々魚探がないため、いいポイントにとどまろうという心理的きっかけがなく、潮風に流されるがままだった私。
色んな意味で転換期かもしれません。
しかし、帰りの道中眠気に襲われることが最近多い。
23時に寝て2時起きとかしてるから、睡眠不足で炎天下の釣りのあとだし、当たり前の展開だけど、何とかしないといつか事故すると思った。

今日はこれだけ、マアジ 39cm(ギガ未満でした。惜しい・・・)
他エソ多数を野に放つ。
専門的にアジを狙いたいと真剣に考えるほどのうまさ。刺身、塩焼、ともに最高。
どなたかギガアジ連発する方法教えてください・・・

デュエル(DUEL) ソルティーラバー
最近の一軍選手。ベイラバーと比較して、スカートが短いぶん、海中でのユラメキがそつなく、スムーズ。ダートも得意みたいです。
ここでちょっとまじめな話。
KFを始めるときに考えたこと、それは・・・釣りを通しての自分の変化。
こんな若造が何を言う、ですが、釣りの奥深さは人生の奥深さに通じるものがありますよね。
釣りと自分の生活との良い循環というか、学んだり気づかされたりのフィードバック。
そして・・・あの海や山のように、壮大さと不思議さとを持った、人間になりたい。
だから、私の場合、釣行ごとにいつもテーマを設けることにしています。
そんでもって、回数を記録しているのもちょっとした意味があります。
そう・・・釣行トータル回数を曖昧にしないため、そしてあのいまいましいボウズからも学ぶためです。
ブログ見る方からしたらつまらないと思いますが、、、
ボウズもちゃんと報告する約束です。押忍。
さて、今日のテーマは「自分の考えを捨てる」
著名なKFがGPS魚探を使わない理由を挙げて、「過去の自分にふりまわされるから」と語っていたことを思い出す。
実にかっこよく、そして深い言葉。
そうです。海は一日違っても180度変わってる。
海はいつも別のところに向かって進んでいます。海に行くのは、それを知りたいから。
はたして、今日はどんな海なんでしょうか。
と、前置きが長くなりましたが・・・
4時半出艇。
あさぼらけの中。
今日は前回のように無風ではなく、さわやかなそよ風2メートルといったところ。
そして、潮は・・・ちゃんと効いてます。
良し!
いつも早朝にドドーンと設置される定置網も、いつもよりわりとすみっこで、ルート選定もしやすい。
しかし、予報とは違ってなんか天気が悪い。どんより。
気になるポイントでジグサビキを落としていくと、ココンと小さなアタリ。
乗らないが、魚はちゃんといるようだ。。
タイラバに変更したところ、再びアタリ。
しかし乗らない。。
以前は調子よかったタイラバも、最近は不調・・・。
ジグで反応がない場合でも他の魚を引っ張り出してくるイメージで、とても重宝しているのですが、完全にスランプです。
元々乗りにくい釣法みたいなんですが、いいかげん乗らなさすぎ!
原因として・・・やっぱりジギングロッドでは限界があるのか・・・活性が低いときは竿が硬くて食い込みがない分、違和感を感じてしまうのかもしれません。
やっぱ専用竿、買わんといかんのかな~それとも、ドラグをルーズに、でとりあえず行く?
気を取り直し、フックが悪いせいかもしれないので、新品のソルティーラバー80gに交換。
しつこくタイラバを落としていく。
ポイントを変えようと思って回収モードで早巻きしていたら、中層でいきなり持って行かれる。おっ。
すると・・・遊星からの使者ふたたび登場。
今日みたいなどんよりの曇天だとより頻繁にご登場になられるイメージがあるのは私だけでしょうか。最近ご無沙汰だっただけに、嫌な予感。
ソルティーラバーが道連れ玉砕・・・しなくてよかった。
ひっこ抜いたら針が外れて、ナチュラルリリース。(なので写真なし)
再び気を取り直して潮目を探しながら沖を目指す。
すると、雰囲気バリバリの潮目を発見。
タイラバを落としていくも反応なし。あれ?
するとよく見ると、小魚の群れが水面をはねている。小魚のサイズとシルエットを見て、納得。
すぐにジグに交換してフォールさせると、いきなりヒット!正解!
でもやっぱり海面をわって出てきたのは、元祖プレデター。
いい湯だな~~
ともあれ今日はプレデターの登場回数がヤバい。嫌な予感が現実に。
こわーい歯を警戒しながら早々にリリースしてジグを落とすと、再びヒット!
どうせまたプレデターやろ、と思いながら食傷気味になりつつ、いい加減にリールをシャリシャリ巻いていく。
魚体が見える。あれ?茶色ではなく・・・白い。
なんじゃこりゃ。
と思ったら私のいい加減なひっこぬきのおかげで針がスポーンと外れ、オサカナサンが勢い余ってカヤック上にダイブ。
ツバス?
いや、アジや!
しかもこんなデカいアジ見たことない。本当にアジ?というくらい大きく感じた
アジなら絶対逃がさん!と暴れるオサカナサンを全身でおおいかぶさるようにしてキャッチ。
80gもあるジグなのにもかかわらず、アジがヒット。
口がめっぽう弱いのに、あんな重いジグのでかいフックで引っ張られてよく外れんかったな~
まさに奇跡。
重いジグなんかで口の弱いアジは釣れない、という自分の固定観念が崩壊。。
まさに、自分の考えを捨てるのテーマどおりの展開・・・
ともあれアジは美味くて大好きなので、かなり嬉しい。
しかも尺アジ求めてサビキをしていた頃に夢にまで見たギガアジサイズと違うの、これ?(私の手がデカいため、ぜんぜんギガに見えませんが・・・)
テンションが上がる↑↑
群れが来ていると判断し、心おどりながらサビキを装着し、再び落としていく。
しかしそれっきりアジは・・・音沙汰なし・・・ガーン。
その後は沖までどんどん漕いで、目的地に到着。ベタ凪に近いのでスイスイ着きました。
色々な話のあるこのポイントですが、名前だけで実際のところどうなの?というところです。
タイラバを落としていくと、面目を保つ程度にアタリはあるも、やっぱり乗らない。。
そして根ガカリ。
うまく外すことには成功したが、タイラバに関する自信を完全に失う。
早々にこのポイントを諦め、さらに潮目を求めて、もと来たルートを帰っていく。
ちょうど帰りがけにチャンスな、良い潮目。
ジグを落としていくと、やっぱりヒット。
しかし、、遊星からの使者リターンズ。
しかも、生命維持装置しょってるやんけ!
↓
使者を国に返し、再度ジグを落としていくと、フォールがとまる。おっしゃ。
そして、ぬかよろこび×2
またあんたか!ひょっとして同じ人?
やっぱり今日はプレデターの日なりけり。
エソの群れを前に、だんだんと、アタリに対する希望や期待もきえてゆく・・・・
結局プレデターは5本以上捕獲。
ふつうなら地球人の勝利と言いたいところですが、、
こうして、食われざるものとなり、どんどん数が増えてゆく、遊星からの使者たち。そして無垢な釣り人を悩ませるのである。
いつかカマボコにしてやり、このわるい循環を断ち切ってみたい。
それにしても今回の釣行で、心が折れました。
しょーじき、他のブロガーさんのように、もっと良い魚をたくさん釣りたいです。
ていうか、つれないブログ見ててもおもしろうないでしょ~よわ
不肖、根本的には私の腕のせいだと思いますが・・・魚探なしももう限界かも。
何時間もアタリすらない状況はいいんだけど、釣れない時に理由もわからず、なんらきっかけも見いだせないとは。
ほんとうにつらい。。
釣れなくても楽しい、とか、ないから!
魚探なしでとことんまで頑張ってみて、将来大きくなれるように自分を鍛えようとしてた(色んな人に魚探なしではむしろ釣りがうまくならない!と諌められもしましたけど)・・・
そんな自分の考えを捨てることも必要なのかも。
そして魚探をつけるなら、アンカーも考えないといけないっす。
元々魚探がないため、いいポイントにとどまろうという心理的きっかけがなく、潮風に流されるがままだった私。
色んな意味で転換期かもしれません。
しかし、帰りの道中眠気に襲われることが最近多い。
23時に寝て2時起きとかしてるから、睡眠不足で炎天下の釣りのあとだし、当たり前の展開だけど、何とかしないといつか事故すると思った。
今日はこれだけ、マアジ 39cm(ギガ未満でした。惜しい・・・)
他エソ多数を野に放つ。
専門的にアジを狙いたいと真剣に考えるほどのうまさ。刺身、塩焼、ともに最高。
どなたかギガアジ連発する方法教えてください・・・

デュエル(DUEL) ソルティーラバー
最近の一軍選手。ベイラバーと比較して、スカートが短いぶん、海中でのユラメキがそつなく、スムーズ。ダートも得意みたいです。
2014年07月14日
見えない敵KF 8th ~ 自己責任 ~
2時起きで車を走らせ、4時過ぎに現地着。(ブレブレ)
今日はなぜか、家を出発するときから、すごく釣れそうな気がする(無根拠)
私は朝だけは強く寝坊しないタイプなので、車中泊はせず、いつもしっかり自宅で寝てから出発してます。
今日も早起き、早釣り(無理)、早帰りを心がけます!押忍!
現地に同業者の方々の姿はない・・・。
それもそのはず、今日は風はないものの、時折雨のまじる不穏な予報
だから、かまってもらえる人がおらず、ちとさみしい・・・。(迷惑なやつ)
今日は単独で沖に出るため、特に!自己責任!が問われる筈。
それにしても、今までで一番のペッタペタの凪。
予報では最大2メートルくらいまではあるはずだが、(2メートルといっても、微風なんだけど)、海がまるで池のようで、ヨウカンのようにつるっとした輝きすらある。
これほど風がないとナブラが立ったら一発で分かるはずだが、いっぽうではカヤックが流されないため、釣りにくくなり、嫌な予感。
出艇。
カヤックが滑るようにスイスイ進む。まさにスペック通りのスピードを体感。
最近パドリング筋(主に持久筋)がついたのか、長距離移動が苦にならない。
そういえば行きつけの整体師に、背筋ついたね、と言われた。
今回も台風後の爆裂など調子のよいことは起こるはずもなく、いぜんとして相当にシブいハズ、とひかえめに予想し、弱気に浅場から攻めていこうとする私。
先発は最近とても調子のよいヒラジグラ(ヒラマサ事変後に再購入)
しかもいきなりサビキを装着。よわっ。
そして、漕ぎながら海面をヨーク見ると手前にボイルを発見。
ナブラではなく、数匹の群れが何かを追っているよう。何かわからないけど・・・青物だったらいいなあ(願望にすぎず、多分×)
ボイルはともかく、周囲を見渡すと潮もとても良く効いているようで、いきなりなんかすげー釣れそうな雰囲気。
よし!
この状況がいつまで続くかわからないし、釣れるうちに釣っておこうと焦る私。
確信をもってどんどんハイペースで探っていると、フォールからの巻き上げ、ジャーク一発で早朝一発目のヒット。
ドラグがジャーーと鳴る。おお!久しぶりの青物か?
幸先よし!
それにしても何度もドラグを鳴らしながらよく引く。きっと60cm以上はあるかも。
魚種は?胸は高鳴る。
ところで先週のヒラマサ事変を経験し、自分の無力さを実感し、すっかり開き直った私。
今までだったらおっかなびっくりだったのが全然大物に感じなく、単なるオサカナサンのレベルに感じてしまう。
しかも、バカな私はサビキを装着していることをスッカリ忘れ、パワーファイト。
ともあれ、相手のパワーをいなしつつも、相手がお休みモードのときにはここぞとばかりに非情にグリグリ巻いて、エラ洗いもさせず(水面でシーバスと判明)にスピーディに御用となった。
なんじゃこりゃ!体はスリムだけど顔がめちゃデカい!
私、「シーバス」なんて知ったかぶりして偉そうにしてますが・・・実は、わが人生におけるはじめてのシーバス!うれしい!
しかも結構大きいし、きっとランカー鈴木さんクラスの方!
青物よりは↓↓だけど、初のシーバスでテンションが上がる。
水面に上がってきてもドラグを鳴らすくらい引いたのはビックリ。(バレるかと思った)
こういうやる気マンマンなところもきっとシーバスらしい?ところなんですかね?
さっきのボイルはこのひとの仕業だったのかー。これも台風の影響あり?
ランカー鈴木さんのあと、なぜかわからないけど、、もうはやく帰った方がいい気がとってもしたのだが、、まだ8時やん?何しに来たんだと首振る私。
その後釣れるときに釣っておかないと!というさっきの予感があたってしまい、この時を境に地合いが遠のく。
きっと鯛系もひそんでいるハズ、とタイラバに移行する。
らしきアタリはあるけど、ぜんぜん乗らない。
ともあれ、潮がめちゃくちゃ効いている。シャドーパドリングしているのかというくらいバンバン流されていく。
釣れそうなのに、釣れない、ベタベタの凪にて。カモメ。
往生際悪く、その後も長距離移動を繰り返し、気になるポイントを探るもアタリらしいアタリはない。
というか、鏡のような海面のなか、これは釣れる!という雰囲気の場所を見つけられない・・・無力感。
魚探ないから、かなあ・・・こういう時、打つ手なし。スゲー弱い
魚探なしの落穂ひろい釣法はもはや私の釣りのスタイルと化してしまってますが、一旦釣れても反応のある良い場所になかなかとどまれない弱点があり、連発がないのも、このスタイルの特徴。
限界?
そして釣りの腕もないから、釣果がしょぼい。
このような海況にあって、視認しやすいはずのナブラも全く発生せず。
ただ時間が過ぎてゆく。
しばらく流していて・・・
よっしゃー待望のアタリ!
・・・バレた。
と思ったら、ジグがなかった。。
ガーン!
ヒラジグラ、サビキを道連れに2週連続の玉砕。
またサゴシの野郎か!(サゴシの姿みたことないくせに)
そして再び魚に出会いたい一心で岩場近くで小物釣りを目指す。
小さいけど待望のアタリ。
よっしゃ、と思ったら、サビキまでもが、カットされる・・・これはエソ?
サビキも全て玉砕。
こいつら、なんなんだー姿をみせろーー、と・・
ジャングルでこだまする声。見えない敵。
さてはプレデターの仕業か。
泣く泣く帰還。
最近は青物もジグに反応するようになっているはず(妄想)なのに・・・釣果はシーバスのみ。
でも一本釣れただけ、よしとしたい。
スズキ 79(縮)cm(クーラーで曲がって固まっちゃったので、元ランカーシーバスということにしておいてください・・・)
それにしても、薄氷の釣果・・・
このままじゃ、いつかきっと、というかちかぢか、丸ボーズだーーうわー

ダイワ(Daiwa) フィッシングメジャー3
ついに建設系メジャー卒業。コンパクトにたためて汚れず、スタイリッシュ。めちゃいいっす。
2014年07月06日
初遠征KF 7th ~ 確認 ~
今回は初めての遠征、というわけで、
T地方で浮いてきました。

というか、ただ妻の実家への帰省のおり、KFになんとかムリクリ出動した、というだけ!!
遠征と言えばかっこいいけど・・・(実態は)朝から妻に苦言を呈されつつ、渋々時間限定で許してもらい、出艇。
ションボり。
とはいえこのT地方、港から一年中尺アジ、磯からはヒラマサが狙えるなど、私のホーム海域では考えられない贅沢な環境。もちろん沖でも、きっと魚影は濃いに違いない・・・と調査を前に、期待だけがどんどん高まる。
というのもそのはず、T地方は訪れる人も少なく、必然的に岸や船からの色んなプレッシャーも少ない。だから魚が岸に近づく。そして、魚がいる、ように見える?・・・という理屈らしい。
ぜひ確認せねば・・・。
とはいえカヤック情報の過疎地でもあるT地方。探しても、めぼしい情報はなにも見つからず・・・
何とか調べて・・・おかっぱりヒラマサポイントとの噂のある、某所から出艇です。
同地はなんでもヒラマサが回遊すると、付近の釣り人あらゆる仕掛けをブッチぎっていく(かっこよすぎ)ため、
ヒラマサ注意報が発令されるらしい。
サゴシのような文房具系ちまちまカッターではなく、無双のパワーで振り回されてブチ切られるのだから、タックルも釣り人の心も折れマス
過去にヒラマサを掛け、磯場から落ちて死んだ人もいるとか・・・
このあたり、水深がたった20mくらいしかないのに、メーター級のヒラマサが徘徊する。
未知なるヒラマサ・・・同じサイズならブリの2倍引くとも言われる。
まさに、身近に楽しめる?バケモノ海域でもあります。(のちに、それを嫌と言うほど思い知ることとなる)

すこしおそく、6時出艇。
当然、周囲にゴムボ、カヤックの姿はない。
その代わり、マイボートというかほとんど漁船に近いマイ漁船?を持っている地元の人たちがたくさんおられる。
どうやらガシラやイサキを狙う餌釣りのよう。調子はまずまず、とのこと。
それにしてもウネリが半端ない。水深が浅い分、ウネリも湾内では巨大化しており、恐怖感すら感じる。
なんとか危険ラインを越して、岬の突端へ。
地元の釣具屋の、このあたりの潮の流れは半端ない、との言葉通り、グリグリに潮が効いておりどんどんカヤックが流される。
されど、ものすごく釣れそうなええかんじの雰囲気なのである。
とはいえ、タイラバ、インチクを断続的に落としていくも、期待とはうらはらに全然反応なし。
ツツキもしない。ひっかけもしない。
おっかしーなーと、おもむろにさっそく弱気モードのサビキを装着し、ジグを投入したところ、巻き上げからいきなりヒット!
おっしゃ初アコウ。

サビキではなく、ジグに食いついていることに注目・・・
ここでまた、地元釣具屋の言葉を思い返す。
私の「インチク置いてないですか?」との問いに、「い・ん・ち・くはこっちの人はあんまりやらないですからね~。」との答え。
INTIKU?WHY? 久しぶりに聞いた単語とでも言わんばかりのたどたどしさ・・・
(私)「え?そうなんすか~タイラバは?」(釣具屋)「それも、あんまり・・・やっぱり皆ジグばっかりですよ。宣伝の上手いのもありますけど・・・」
(結論)時期的なものもあるかもしれないけど、ここではジグに分があるようだ。
たしかに、この後ヒラジグラ(マイワシ)に交換すると、ポンポン釣れる。ところがナゴメタルでは、なぜかダメ。
釣れるのはヒラジグラオンリー。あとで漁船のオッチャンに聞いたところでは、ちょうど今イワシが湾に入ってきているらしく、ばっちりマッチしているのかも・・・
しかし私の場合カヤックでこんなにテンポよく釣れるのは初めてで、否応なしにテンションが上がる。
調査に来てよかった・・・やはりここは魚影が抜群に濃いのか。
しかしオールアコウ。

アコウオールスターたち。
ここはアコウ天国?他の魚はいないの??
調子よく釣っていると、いきなりジグをひったくるアタリがバコーン!
おっしゃー、待望の青物か?

ドラグが鳴り、一気にラインを引き出される。尋常ではない引き。
先週の70オーバーのマダイとは非にならない・・・。
PE2号が不安になるくらい、メインラインが琴のように金属音を立てて、パイィーンとか、コリコリ・・キリキリ・・とか異様な音が鳴る。こわっつ。
なんとかタイミングを見て、ドラグが鳴りやんだときに巻こうとするも、巻くと相手もやる気になるらしく、その倍返しを食らう。
~ 格闘 約20分 ~
ゴングが鳴ったときの場所からずいぶん流され、岬が遠くに見えるようになってきた。
不安感倍増。ここは湾ではない。流されると外洋直行。
それにしても引きが全然衰えない。今まで釣った魚とは全くの別次元のスタミナ。というか、本当に魚なの・・・?と疑うくらい。
そうして・・・私はいろんな総合的不安感から・・・ドラグを締めて短期決戦を挑む。
そしたら案の定・・・突然、スコーン。
バレた・・・。
ガーン。
でもまた同じやつがかかりそうな気がして(雰囲気からしてきっと群れが入っていると確信)、漕ぎ戻り、同じ場所を攻めていく。
そして、再び同じようなアタリ。
今回は、わりと早期にスポンとバレてしまった。
すっかりアコウのことを忘れ、ヒラマサ?ひょっとしてサメ?と思しき魚を求めてジグを落とす。
すると・・・
再び
ギュイーーーンと竿がしなる。

おっしゃー待ってましたー今度は逃がさんぞー。
とはいえ・・タックル的に無理はできないため、長期戦に持ち込み、相手の疲れを待つ作戦に。
ほのぼのとイサキを釣っておられる漁船の横で、私はしちてんばっとう
リールが、ぜんぜんまけへん!
腕がパンパン!
漁船のオッチャンが完全にカチカチにかたまって銅像のようになっている私を不思議そうに眺めてとおりすぎていく・・・
~ 40分経過 ~
だんだん引きがおさまり、巻けるようになる。やはり奴も疲れてきたか・・・
ついに観念したかと、思いきや・・・ある一定のところから、今度はふたたび全然巻けなくなり、巻くとドラグが鳴り、空回りする始末。ドラグを締めないといけないのか・・・バレるかも。。
どんなやつがいるのかと海の中を覗き込むも、まだ何も見えない。
全然姿を見せない魚にいい加減にうんざりしてきて、もうこの魚、諦めよう、という気持ちになってきた。
あんなに喜び勇んで海に出たくせに、、
魚を一匹釣り上げるごときで、何でこんな目に合わんといかんのやーという、憤りがフツフツと燃え上がる。
というか、やっぱこれは魚ちゃうで。
きっと根ガカリなんちゃう?と思ってラインを手で引っ張ると、俺は魚だ!とばかりにぐいぐい持ってかれる。
そして、コノヤローと竿をあおったとき、
バキーン
サオが、サオが・・折れた・・・
同時にラインもぶっちぎれ! 回収不能!
・・・強制終了。。
先週70UPのマダイを釣っていい気になっていた自分の心が、ポキーン
ホケー(放心状態)
竿も心も折れて、、帰還。
結局、なんの魚か、魚じゃないのかすらもわからんかった
ひょとしたらサメか・・・もしヒラマサならあの引きではフツウサイズのはずはなく、メータークラスだったかも。
それともクエとかのたぐいのスーパー根魚か・・・でもここは太平洋側ではないし・・・
リールはシマノの4000番台、ラインはPE2号、リーダーは6号
非力とはいえブリクラスでもなんとか行けるはずなのに、ここまで完膚なきまでやられるとは・・・いくらヒラマサでも40分もしたらさすがに上がってこいよーー
それに比べたらアコウなんか、金魚やな!
などとブツブツ言いながら、復讐を誓うのであった。
とりあえず今のタックルと技術では同じ結果になりそう。なんか考えんと・・・

アコウ 25~35cm ×5
8月のリベンジマッチに乞うご期待!

ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ根魚用
シーズンは夏。ジグに反応しない食性になってしまった魚にも効果あり。
T地方で浮いてきました。
というか、ただ妻の実家への帰省のおり、KFになんとかムリクリ出動した、というだけ!!
遠征と言えばかっこいいけど・・・(実態は)朝から妻に苦言を呈されつつ、渋々時間限定で許してもらい、出艇。
ションボり。
とはいえこのT地方、港から一年中尺アジ、磯からはヒラマサが狙えるなど、私のホーム海域では考えられない贅沢な環境。もちろん沖でも、きっと魚影は濃いに違いない・・・と調査を前に、期待だけがどんどん高まる。
というのもそのはず、T地方は訪れる人も少なく、必然的に岸や船からの色んなプレッシャーも少ない。だから魚が岸に近づく。そして、魚がいる、ように見える?・・・という理屈らしい。
ぜひ確認せねば・・・。
とはいえカヤック情報の過疎地でもあるT地方。探しても、めぼしい情報はなにも見つからず・・・
何とか調べて・・・おかっぱりヒラマサポイントとの噂のある、某所から出艇です。
同地はなんでもヒラマサが回遊すると、付近の釣り人あらゆる仕掛けをブッチぎっていく(かっこよすぎ)ため、
ヒラマサ注意報が発令されるらしい。
サゴシのような文房具系ちまちまカッターではなく、無双のパワーで振り回されてブチ切られるのだから、タックルも釣り人の心も折れマス
過去にヒラマサを掛け、磯場から落ちて死んだ人もいるとか・・・
このあたり、水深がたった20mくらいしかないのに、メーター級のヒラマサが徘徊する。
未知なるヒラマサ・・・同じサイズならブリの2倍引くとも言われる。
まさに、身近に楽しめる?バケモノ海域でもあります。(のちに、それを嫌と言うほど思い知ることとなる)
すこしおそく、6時出艇。
当然、周囲にゴムボ、カヤックの姿はない。
その代わり、マイボートというかほとんど漁船に近いマイ漁船?を持っている地元の人たちがたくさんおられる。
どうやらガシラやイサキを狙う餌釣りのよう。調子はまずまず、とのこと。
それにしてもウネリが半端ない。水深が浅い分、ウネリも湾内では巨大化しており、恐怖感すら感じる。
なんとか危険ラインを越して、岬の突端へ。
地元の釣具屋の、このあたりの潮の流れは半端ない、との言葉通り、グリグリに潮が効いておりどんどんカヤックが流される。
されど、ものすごく釣れそうなええかんじの雰囲気なのである。
とはいえ、タイラバ、インチクを断続的に落としていくも、期待とはうらはらに全然反応なし。
ツツキもしない。ひっかけもしない。
おっかしーなーと、おもむろにさっそく弱気モードのサビキを装着し、ジグを投入したところ、巻き上げからいきなりヒット!
おっしゃ初アコウ。
サビキではなく、ジグに食いついていることに注目・・・
ここでまた、地元釣具屋の言葉を思い返す。
私の「インチク置いてないですか?」との問いに、「い・ん・ち・くはこっちの人はあんまりやらないですからね~。」との答え。
INTIKU?WHY? 久しぶりに聞いた単語とでも言わんばかりのたどたどしさ・・・
(私)「え?そうなんすか~タイラバは?」(釣具屋)「それも、あんまり・・・やっぱり皆ジグばっかりですよ。宣伝の上手いのもありますけど・・・」
(結論)時期的なものもあるかもしれないけど、ここではジグに分があるようだ。
たしかに、この後ヒラジグラ(マイワシ)に交換すると、ポンポン釣れる。ところがナゴメタルでは、なぜかダメ。
釣れるのはヒラジグラオンリー。あとで漁船のオッチャンに聞いたところでは、ちょうど今イワシが湾に入ってきているらしく、ばっちりマッチしているのかも・・・
しかし私の場合カヤックでこんなにテンポよく釣れるのは初めてで、否応なしにテンションが上がる。
調査に来てよかった・・・やはりここは魚影が抜群に濃いのか。
しかしオールアコウ。
アコウオールスターたち。
ここはアコウ天国?他の魚はいないの??
調子よく釣っていると、いきなりジグをひったくるアタリがバコーン!
おっしゃー、待望の青物か?
ドラグが鳴り、一気にラインを引き出される。尋常ではない引き。
先週の70オーバーのマダイとは非にならない・・・。
PE2号が不安になるくらい、メインラインが琴のように金属音を立てて、パイィーンとか、コリコリ・・キリキリ・・とか異様な音が鳴る。こわっつ。
なんとかタイミングを見て、ドラグが鳴りやんだときに巻こうとするも、巻くと相手もやる気になるらしく、その倍返しを食らう。
~ 格闘 約20分 ~
ゴングが鳴ったときの場所からずいぶん流され、岬が遠くに見えるようになってきた。
不安感倍増。ここは湾ではない。流されると外洋直行。
それにしても引きが全然衰えない。今まで釣った魚とは全くの別次元のスタミナ。というか、本当に魚なの・・・?と疑うくらい。
そうして・・・私はいろんな総合的不安感から・・・ドラグを締めて短期決戦を挑む。
そしたら案の定・・・突然、スコーン。
バレた・・・。
ガーン。
でもまた同じやつがかかりそうな気がして(雰囲気からしてきっと群れが入っていると確信)、漕ぎ戻り、同じ場所を攻めていく。
そして、再び同じようなアタリ。
今回は、わりと早期にスポンとバレてしまった。
すっかりアコウのことを忘れ、ヒラマサ?ひょっとしてサメ?と思しき魚を求めてジグを落とす。
すると・・・
再び
ギュイーーーンと竿がしなる。
おっしゃー待ってましたー今度は逃がさんぞー。
とはいえ・・タックル的に無理はできないため、長期戦に持ち込み、相手の疲れを待つ作戦に。
ほのぼのとイサキを釣っておられる漁船の横で、私はしちてんばっとう
リールが、ぜんぜんまけへん!
腕がパンパン!
漁船のオッチャンが完全にカチカチにかたまって銅像のようになっている私を不思議そうに眺めてとおりすぎていく・・・
~ 40分経過 ~
だんだん引きがおさまり、巻けるようになる。やはり奴も疲れてきたか・・・
ついに観念したかと、思いきや・・・ある一定のところから、今度はふたたび全然巻けなくなり、巻くとドラグが鳴り、空回りする始末。ドラグを締めないといけないのか・・・バレるかも。。
どんなやつがいるのかと海の中を覗き込むも、まだ何も見えない。
全然姿を見せない魚にいい加減にうんざりしてきて、もうこの魚、諦めよう、という気持ちになってきた。
あんなに喜び勇んで海に出たくせに、、
魚を一匹釣り上げるごときで、何でこんな目に合わんといかんのやーという、憤りがフツフツと燃え上がる。
というか、やっぱこれは魚ちゃうで。
きっと根ガカリなんちゃう?と思ってラインを手で引っ張ると、俺は魚だ!とばかりにぐいぐい持ってかれる。
そして、コノヤローと竿をあおったとき、
バキーン
サオが、サオが・・折れた・・・
同時にラインもぶっちぎれ! 回収不能!
・・・強制終了。。
先週70UPのマダイを釣っていい気になっていた自分の心が、ポキーン
ホケー(放心状態)
竿も心も折れて、、帰還。
結局、なんの魚か、魚じゃないのかすらもわからんかった
ひょとしたらサメか・・・もしヒラマサならあの引きではフツウサイズのはずはなく、メータークラスだったかも。
それともクエとかのたぐいのスーパー根魚か・・・でもここは太平洋側ではないし・・・
リールはシマノの4000番台、ラインはPE2号、リーダーは6号
非力とはいえブリクラスでもなんとか行けるはずなのに、ここまで完膚なきまでやられるとは・・・いくらヒラマサでも40分もしたらさすがに上がってこいよーー
それに比べたらアコウなんか、金魚やな!
などとブツブツ言いながら、復讐を誓うのであった。
とりあえず今のタックルと技術では同じ結果になりそう。なんか考えんと・・・
アコウ 25~35cm ×5
8月のリベンジマッチに乞うご期待!

ハヤブサ(Hayabusa) ジギングサビキ根魚用
シーズンは夏。ジグに反応しない食性になってしまった魚にも効果あり。
2014年07月02日
夢の実現KF 6th ~ 個人戦 ~
以前、こんなん釣れるんやーと、脳内カヤックフィッシングして、うらやましがりながらぼんやり有名カヤッカーのブログ眺めてたころからの夢。
マダイ! ブリ!
毎回思うがびっくりするくらいウマいのは釣った魚。私が釣るようなショボい魚でもめちゃウマい。買った魚とは雲泥の差。そうだよ魚というのはもともとこれくらいうまいものなんだよ
なかでも特に美味くて、でかいやつ。 ≪マダイ。ブリ。≫
高いお金を出して船に乗ってもなかなか釣れないのに、人ひとり寝ころべる分くらいしかないちっさい船でこっそり、自分の力で漕いで、探して、釣り上げたときの喜びといったら、これ以上ないでしょう!・・・と想像・・・
ともあれカヤックはまさに個人戦。釣るのも私なら船頭も私。特に私の場合、まわりに誰も教えてくれる人がいません。
自分を日々鍛錬するしかありません。。
というわけで行ってきました。
現地に4時着。

今日もすでにゴムボの方がいます。
そして、初めてカヤックらしき人を発見!・・・と思ったら、船外機付きカヤック。亜種の方でした。
またまたお邪魔虫なわたし。
フムフム・・・手漕ぎとしても、ボートとしても行けるらしい。本人いわく、どっちつかずで買い替えたい、とのこと。この場所は初めてらしい(やっぱり)
おしゃれでかっこいい方でした。準備で忙しい中スイマセンでした!
ゴムボやカヤックやっている人って、あんだけ手間暇かけて面倒なことを自分でやっているのだから、そもそも手先が器用で、マメな人たちの集まり。小物や装備など、実にきれいに機能的にそろえている。釣りの上手い人も概してそう。最初釣りをやり始めたとき、ミンナこんなに細かいことようやってるなーって思いました。
というか、ここでカヤックの人に会うことがまるでない・・・そして、「ここは初めて」という方ばかり。
おそらくポイント外してるのかも俺。
でも、他にどこから出艇したらいいかわからんし、しゃーない
今日は今まであんまり行ったことのない未知のポイントへ。
前回が相当シブかったので、サビキに活路を見出すべく、ポイントの道中でも積極的に浅場を探っていく。
しかしたまーにアタリはあるものの、乗らない。
魚が小さくて、もしくは竿が硬くて、はじかれるのかな??
ジギングサビキはアクションしてはいけない?それすら分からない・・・
そして目的の場所に結構時間がかかって、やっと到着。
当然魚探はないが、ここぞと思う場所を見つけて探るも、やはり反応なし
見た目からして、明らかに釣れそうな雰囲気なのに、マッタク反応がない。おかしい・・・
やがて、轟音と共に船がやってきた。きっと通過すると思いきや・・・ニアーな場所へ近づいてくる
さいしょ海上保安庁かと思ったけど、鯛釣り船か。
離れているが、ちょうど私のいるのと同じライン。きっと魚群探知機にはガンガン魚が映っているんだと確信。
私が小移動を繰り返していると・・・遊漁船から、「さすがにあいつ場所分かっとるわ!」という声が聞こえてきた。
私の探知機が本物の魚群探知機から追認された形。よし!
遊漁船には負けられん!と俄然力が入る。(遊漁船が何かも知らないくせに)
しかし・・・アタリがない。
遊漁船もアタリがなかったみたいで、やがてどっかに行ってしまった・・・シブいシブすぎる!
未練を残しつつ、退散。
そして、いつもの場所へ漕ぎ戻る。
すると、朝会ったゴムボの方に遭遇。
「釣れてますか~」の問いに、「ぜーんぜん!」
とてもきさくな方で、私もこの時点でボウズだったので、自動的にお坊さんたちによる座談会へ。
どうやら魚探には何も映ってないらしい。何も映ってないのになぜここに?と思うも、映ってなくても釣れることがある、とのこと。どうやらここはフラットな地形みたい。
私も船べりに腰掛けて足を海につけながら、しゃべりつつカブラを落とす。
なんか、こういうのも楽しい。きっと仲間がいるって釣れなくても楽しいんだろうな!
と・・・ん?
何時間もカスリもしなかったのに、こういう時に限って竿を叩くアタリ。ウソー。。
来た、と言って途中でバレたら恥ずかしいし、アタリについては特に話さず、、もくもくとリールを巻く。
リリースサイズではないレンコが来た。
ボウズ一抜け。申し訳ない。
そして、そこへおもむろに髪の毛がフサフサのもう一人のゴムボの方がやってきた。
アオハタ、ガシラ等たくさん釣っておられた。やっぱりどんな状況でも釣れる人は釣れるんだーと納得。
しばらく同じ場所で3人で並んでやっていたが、風が上がってきたのでアンカーのない私は流される一方で、他に私はふと思って行きたいところがあったので、撤退。
団体戦から個人戦へ。
すると、道中にやはり前回と同じ状況が再現。
風に乗って、どんどこどんどこ流れてきたのだ。
起死回生のチャンス。ちょうどカヤックがバンバン流される状況なので、今回は斜めの釣りに強いインチクを選択。ていうか、このインチク、重過ぎ。しかも今まで仕事をしたことがないインチク。けど何もかかってなくても重くて竿がしなるから、気分だけはバーチャルでノリノリになれるという。

≪パイレーツⅡ ムービングベイト 150g≫
勘を信じて何度か落としていると、予想通り・・・ガツン!
一気にジャーーーとドラグが鳴る。うわ、確実にデカい。竿を叩きながら、時折ものすごい引きを見せる。どんどん持っていく。間違いなく人生一番の引き。(前回の訂正)
ふと前回の痛恨リーダーブレイクが頭をよぎり、あくまで慎重に、うまく相手の都合に合わせて受け流しながら、巻けるときに巻いていく。あれからリーダーも替えたし、万全なはず。
たのむしバレるなよーー
それにしても引きが強い。しかし思ったほど続かない。だんだん抵抗が弱くなってきた。どんどん巻ける。
そろそろギョタイが見える頃・・・
プカーッと尾を引きながら回りながら浮いてきたのは、、、なんや、赤くて・・・デカい!竜宮の使いか?なんや?いや、尾に見えたのは、水泡で・・・

マダイや、正真正銘の、マダイや===しかも、でけーーー
嬉しすぎて、あたり一面に響くくらいの、、おたけび連発!
ついにやりました======
ていうか、こんなんいるんやーー海すげー!
本当にキレイで、見とれるほど美しい。
あまりにも嬉しくて、もうちょっとやったら他の同僚のマダイも掛かるかも、とふと欲張り心が働いたけど、時間も遅いので、早々と帰還モードへ。
喜び勇んで浜に戻って、計測。見た感じ、60くらいはあるやろーと

なんと、71cmありました。大きいけど、とても魚体がきれいなメスでした。
初めてマダイを釣ったのだけでもうれしいのに、別世界の大鯛が海の底から訪ねてきてくれた。
できすぎです。
何があるか、最後まで分かりません。。
やはりカヤックは個人戦。
でも最後の最後まで激渋だっただけに・・・次回がまたまた心配に。
今の自分の実力ではもう打開する方法が思いつかない・・・
マグレは続きません・・・でも今は手放しで喜ぼう。そして、夢の実現に感謝!

ダイワ(Daiwa) パイレーツ II MB(ムービングベイト)
インチクで釣れるマダイはでかい。今回もそのことを証明。カヤックが流される状況だと最高。頼れるやつです。

ダイワ(Daiwa) ライトトランク3 GU2000R
保冷力抜群。しかも、スタイリッシュ。私のは3000の方なのでタンデムにちょうどギリ収まるサイズ。普通カヤックなら2000かも。今回、マダイで入魂。これをいつか満杯にしてみたい!
マダイ! ブリ!
毎回思うがびっくりするくらいウマいのは釣った魚。私が釣るようなショボい魚でもめちゃウマい。買った魚とは雲泥の差。そうだよ魚というのはもともとこれくらいうまいものなんだよ
なかでも特に美味くて、でかいやつ。 ≪マダイ。ブリ。≫
高いお金を出して船に乗ってもなかなか釣れないのに、人ひとり寝ころべる分くらいしかないちっさい船でこっそり、自分の力で漕いで、探して、釣り上げたときの喜びといったら、これ以上ないでしょう!・・・と想像・・・
ともあれカヤックはまさに個人戦。釣るのも私なら船頭も私。特に私の場合、まわりに誰も教えてくれる人がいません。
自分を日々鍛錬するしかありません。。
というわけで行ってきました。
現地に4時着。
今日もすでにゴムボの方がいます。
そして、初めてカヤックらしき人を発見!・・・と思ったら、船外機付きカヤック。亜種の方でした。
またまたお邪魔虫なわたし。
フムフム・・・手漕ぎとしても、ボートとしても行けるらしい。本人いわく、どっちつかずで買い替えたい、とのこと。この場所は初めてらしい(やっぱり)
おしゃれでかっこいい方でした。準備で忙しい中スイマセンでした!
ゴムボやカヤックやっている人って、あんだけ手間暇かけて面倒なことを自分でやっているのだから、そもそも手先が器用で、マメな人たちの集まり。小物や装備など、実にきれいに機能的にそろえている。釣りの上手い人も概してそう。最初釣りをやり始めたとき、ミンナこんなに細かいことようやってるなーって思いました。
というか、ここでカヤックの人に会うことがまるでない・・・そして、「ここは初めて」という方ばかり。
おそらくポイント外してるのかも俺。
でも、他にどこから出艇したらいいかわからんし、しゃーない
今日は今まであんまり行ったことのない未知のポイントへ。
前回が相当シブかったので、サビキに活路を見出すべく、ポイントの道中でも積極的に浅場を探っていく。
しかしたまーにアタリはあるものの、乗らない。
魚が小さくて、もしくは竿が硬くて、はじかれるのかな??
ジギングサビキはアクションしてはいけない?それすら分からない・・・
そして目的の場所に結構時間がかかって、やっと到着。
当然魚探はないが、ここぞと思う場所を見つけて探るも、やはり反応なし
見た目からして、明らかに釣れそうな雰囲気なのに、マッタク反応がない。おかしい・・・
やがて、轟音と共に船がやってきた。きっと通過すると思いきや・・・ニアーな場所へ近づいてくる
さいしょ海上保安庁かと思ったけど、鯛釣り船か。
離れているが、ちょうど私のいるのと同じライン。きっと魚群探知機にはガンガン魚が映っているんだと確信。
私が小移動を繰り返していると・・・遊漁船から、「さすがにあいつ場所分かっとるわ!」という声が聞こえてきた。
私の探知機が本物の魚群探知機から追認された形。よし!
遊漁船には負けられん!と俄然力が入る。(遊漁船が何かも知らないくせに)
しかし・・・アタリがない。
遊漁船もアタリがなかったみたいで、やがてどっかに行ってしまった・・・シブいシブすぎる!
未練を残しつつ、退散。
そして、いつもの場所へ漕ぎ戻る。
すると、朝会ったゴムボの方に遭遇。
「釣れてますか~」の問いに、「ぜーんぜん!」
とてもきさくな方で、私もこの時点でボウズだったので、自動的にお坊さんたちによる座談会へ。
どうやら魚探には何も映ってないらしい。何も映ってないのになぜここに?と思うも、映ってなくても釣れることがある、とのこと。どうやらここはフラットな地形みたい。
私も船べりに腰掛けて足を海につけながら、しゃべりつつカブラを落とす。
なんか、こういうのも楽しい。きっと仲間がいるって釣れなくても楽しいんだろうな!
と・・・ん?
何時間もカスリもしなかったのに、こういう時に限って竿を叩くアタリ。ウソー。。
来た、と言って途中でバレたら恥ずかしいし、アタリについては特に話さず、、もくもくとリールを巻く。
リリースサイズではないレンコが来た。
ボウズ一抜け。申し訳ない。
そして、そこへおもむろに髪の毛がフサフサのもう一人のゴムボの方がやってきた。
アオハタ、ガシラ等たくさん釣っておられた。やっぱりどんな状況でも釣れる人は釣れるんだーと納得。
しばらく同じ場所で3人で並んでやっていたが、風が上がってきたのでアンカーのない私は流される一方で、他に私はふと思って行きたいところがあったので、撤退。
団体戦から個人戦へ。
すると、道中にやはり前回と同じ状況が再現。
風に乗って、どんどこどんどこ流れてきたのだ。
起死回生のチャンス。ちょうどカヤックがバンバン流される状況なので、今回は斜めの釣りに強いインチクを選択。ていうか、このインチク、重過ぎ。しかも今まで仕事をしたことがないインチク。けど何もかかってなくても重くて竿がしなるから、気分だけはバーチャルでノリノリになれるという。
≪パイレーツⅡ ムービングベイト 150g≫
勘を信じて何度か落としていると、予想通り・・・ガツン!
一気にジャーーーとドラグが鳴る。うわ、確実にデカい。竿を叩きながら、時折ものすごい引きを見せる。どんどん持っていく。間違いなく人生一番の引き。(前回の訂正)
ふと前回の痛恨リーダーブレイクが頭をよぎり、あくまで慎重に、うまく相手の都合に合わせて受け流しながら、巻けるときに巻いていく。あれからリーダーも替えたし、万全なはず。
たのむしバレるなよーー
それにしても引きが強い。しかし思ったほど続かない。だんだん抵抗が弱くなってきた。どんどん巻ける。
そろそろギョタイが見える頃・・・
プカーッと尾を引きながら回りながら浮いてきたのは、、、なんや、赤くて・・・デカい!竜宮の使いか?なんや?いや、尾に見えたのは、水泡で・・・
マダイや、正真正銘の、マダイや===しかも、でけーーー
嬉しすぎて、あたり一面に響くくらいの、、おたけび連発!
ついにやりました======
ていうか、こんなんいるんやーー海すげー!
本当にキレイで、見とれるほど美しい。
あまりにも嬉しくて、もうちょっとやったら他の同僚のマダイも掛かるかも、とふと欲張り心が働いたけど、時間も遅いので、早々と帰還モードへ。
喜び勇んで浜に戻って、計測。見た感じ、60くらいはあるやろーと
なんと、71cmありました。大きいけど、とても魚体がきれいなメスでした。
初めてマダイを釣ったのだけでもうれしいのに、別世界の大鯛が海の底から訪ねてきてくれた。
できすぎです。
何があるか、最後まで分かりません。。
やはりカヤックは個人戦。
でも最後の最後まで激渋だっただけに・・・次回がまたまた心配に。
今の自分の実力ではもう打開する方法が思いつかない・・・
マグレは続きません・・・でも今は手放しで喜ぼう。そして、夢の実現に感謝!

ダイワ(Daiwa) パイレーツ II MB(ムービングベイト)
インチクで釣れるマダイはでかい。今回もそのことを証明。カヤックが流される状況だと最高。頼れるやつです。

ダイワ(Daiwa) ライトトランク3 GU2000R
保冷力抜群。しかも、スタイリッシュ。私のは3000の方なのでタンデムにちょうどギリ収まるサイズ。普通カヤックなら2000かも。今回、マダイで入魂。これをいつか満杯にしてみたい!