2014年09月01日
シイラ鳥山KF 13th ~目で見て学べ ~
今回は住み慣れた地を離れ、新規開拓にやってまいりました。
とはいえ、海域チェンジを心に決めたものの、あいかわらず出艇場所情報すらわからない私。
事前に地図を調べてだいたいの見当はつけてきたものの、実際とは違う現地・・・うっすら夜が明け始めた海岸線を右往左往。
なんとか出艇できそうな場所を見つけ、そそくさと準備。

6時出艇
いつもとはマッタク別の海。それを体で感じる。
そう、今日のテーマは「見て学べ」
とにかく初めての海域。色々考えるより、まずは飛び込んでみることです。
しかし、私のセンサーによれば、どーやら釣れない雰囲気・・・ヤバい。
ただ、それは、この辺りをドライブしている時からすでに感じていた予感なのであった。
ともあれ、とりあえずやってきたこの場所、洗い場やトイレ、駐車場、浜までの距離・・などなども、あまりカヤック向きとは言えず、きっと誰も来てないんだろ~な~と、私としてはすでに今後ここに腰を据える気は失せてしまっている始末・・・
なのでまかりまちがってここで爆釣しちゃったりなんかしたら、ちょっと困るな・・・と思っていた。
だが海を見てる限り、やはり釣れる気はしない。
マダイ狙いだったけど、多分ダメやな。。
しかし、全く打ったことのないポイントを打ってみるという、ういういしい気持ちが後押しをして、ドンドンと進んでいく。
いつもの場所とは違ってまわりに対象物もなく、浜とも距離感がつかみにくく、しかもシンプルに急深となっているようで、、色々勝手が違います。
潮目を見つけて流していくも、やはり反応がない・・・予想通り。。
海域チェンジで現状打開、という都合の良い思惑が早くも崩れる。
やや強い陸風なので陸側に目線を向けて釣っていたが、風がおだやかになるにしたがって、沖に目を移すと・・・・

初鳥山発見。
秋のカヤックの風物詩と聞いていたものの、今年からカヤックもルアーフィッシングも始めた私、初めて見た。
良く見ると周囲でボイルが。でもよく見るとどっちがベイトや?というくらい魚が小さい。
ジグを色々と変えながらジギングで攻めるも、全然ダメ。
ダメ元でキャスティングに切り替え、死蔵しててサビついたピンテールチューンをひきずってみたら、、

アッサリ・・・釣れた。
しかも艇の間近で、ヒット。ゴミが引っ掛かったんかと思った。

(はじけようさんばりのフン掴みスタイルで)
初シイラだけど、これって、ミニラやん。
ゴジラになって帰ってくることを祈願し、すみやかに野に放つ。
どうやら鳥山の正体は、夏には出会えなかった、シーラ=鳥山さんだったようです。
すると漁船のおっちゃんが近寄ってきて、なんか釣れるか~?と。
シイラだけっすわーと私。
ハマチがおるはずやけどな~と、ともべりに座った元気なおっちゃんは、沖がちゃいろうなっとるでえ~とはるか沖の鳥山を指さす。
確かに沖にはあちこちに鳥山が発生しており、かなり大規模なものも。

ちょっと遠そうだけど、凪に近くなってきたので、沖の巨大な鳥山に行ってみることに。
するとそこは・・・宇宙戦争でした。

下から追い上げる数百のシイラ。次々に急降下してくるカモメの群れ。その中央で孤立無援のカタクチイワシがまっくろに渦を巻いている。
そして私は、、孤立無援のカタクチイワシ島を援護するべく、ひとりぼっちの宇宙戦争参加。
私が近づいてもシイラはぜんぜん逃げない。そしてカモメはバタバタと四散する。
表面でボイルしているのはペンペンシイラばかりなので、ナブラの下にあるやる気のある大人たちを引っ張り出そうと、懲りずにジギング爆雷で参戦します。
しかし、何を投げても、珍しくピッチ&ジャークを頑張ってみても、カスリもしない。
魚がいるのは分かっているだけに、無力感を感じます。
しかし、、再びカビの生えたピンテール魚雷を発射すると、イワシに狂ったシイラを多数撃破。入れ食い状態。なんぼでも釣れる。

魚雷の航跡にシイラがゾロゾロと追尾してくるのが見える。もはや技術不要。

しかしサイズはと言うと、ミニラとまではいかないが、やっぱりペンペンばかり。
たまーにメーター級のシイラが混じって遊弋しているのが見えるが、軽空母:正規空母=50:1くらいの比率。
撃ちまくって偶然当たったらもうけもの、くらいの確率なので。

ボウズではない証拠に多少マシなサイズだけキープして、あとはドンドン野に放つ。
ハマチナブラだったらよかったのに。。
シイラだったら、いくら釣っても持っていくところないだろうし。
しかし小さいけどよく引く。でもシイラって、ヒラマサみたいな危険を感じる格闘技的な引き方ではなく、あくまでスポーティ。
普通に楽しいレベルで引いてくれます。

でも、ペンペンシイラはもう、いいかな・・・

すさまじい数のカタクチイワシ。パニック状態なので、こんな感じにつかめてしまう。

スカッパーホールからイワシがコンニチワ。

シイラもどんだけいるねん・・と言うくらいの大群。全然警戒しないし、流木扱いされてむしろ寄ってくる。
こんなに魚に肉薄できるのもカヤックの強みですね~
いつまでもいつまでもあたり一面をとりまくボイルが目の毒・・・ですが、ナブラ直下の他のおさかなさんたちをじっくり狙うことに。
しかし、ジグもカブラもインチクも、全然反応がない。。ナブラの下には高確率でおこぼれ狙いがいるはずなのに~。
相変わらずヘタすぎる・・・
しかもイワシダンゴがある場所はちょうど潮目にもあたっており、私のホームだったら高確率で釣れるはずの雰囲気。
なのに釣れない。おそらく70~80メートルとやたら深いからか、砂地?だからか・・・わからん。。
私がだんだんイワシダンゴから離れると、カモメが再び戻ってきた。
再び始まる急降下爆撃。
自然って、「声のない言葉」ですよね。
それだけに自然を見て感じること、学ぶこと。
ボロボロになりながら互いに寄り添い命をつなぐカタクチイワシを見て、過酷な運命に心が痛くなりました。

するとそこ畳み掛けるように・・・やつらが。
初シャーク。
オナガザメ?2匹がドカーンドカーンとのた打ち回りながら海水ごとイワシを飲み込んでいきます。
シイラとは比較にならない豪快な食いっぷり。

これがサメ付ナブラというやつか・・・カタクチイワシ島、奮闘むなしく・・・玉砕。
そして鳥山も消滅。。
ていうか、私がシイラをシメたから、血の臭いをかぎつけて海の学校から報復にやってきただけ?
それなら責任を感じる・・・(汗)
その後は西風に乗って浜に戻りつつ様々な水深を探ってみるも、サメとシイラのジャイアンリサイタルでみんな逃げてしまったかのよーに、他の魚の姿を見ることはなく、、
さみしくなって近場のシイラ鳥山に戻るも、なぜかピンテール魚雷も見切られるようになってて。
ションボリ。
妻から娘のお迎え行ってねコールとともに、シトシト雨が降ってきたので帰還となりました。

貴重な休みを使ってはるばるやってきたのに、ペンペンシイラのみとは・・・泣ける。
でも、海の恵みに感謝です・・・
情報がなかったとはいえ、実質ほぼボーズ。あいかわらずブアツイ壁に、ぶつかってます。
そういえば昔、通信講座でキックボクシングを学んだというK-1ファイターがいましたが、まさに私はその状態。
実際に見て学ぶことは大事ですよね~
このままだと同じ場所で足踏みしてしまいそう。
今度こそ先輩カヤッカーの方と一緒に浮かせてもらって、しっかりスパーリングして、同じ状況で私なら当たらないパンチが当たるのをまのあたりにして、実地勉強させてもらおう、と心に決めたのでした。。

ジャクソン(Jackson) ピンテールチューン 27
高活性ナブラならまずはコレから。27gとミノーとしては重いのでかなりよく飛び、敏感なナブラにも近づきすぎないで済みます。私でも棒引きでバンバン釣れましたので、持っていればきっと誰でも釣れるでしょう。。(笑)

HONDEX(ホンデックス) PS-501CN
やっぱり・・・魚探が欲しい。もちろん第一候補はコレ。現在金策中です。。

HONDEX(ホンデックス) 遮光フード
遮光フードもやっぱりあった方がいいみたいです。
とはいえ、海域チェンジを心に決めたものの、あいかわらず出艇場所情報すらわからない私。
事前に地図を調べてだいたいの見当はつけてきたものの、実際とは違う現地・・・うっすら夜が明け始めた海岸線を右往左往。
なんとか出艇できそうな場所を見つけ、そそくさと準備。
6時出艇
いつもとはマッタク別の海。それを体で感じる。
そう、今日のテーマは「見て学べ」
とにかく初めての海域。色々考えるより、まずは飛び込んでみることです。
しかし、私のセンサーによれば、どーやら釣れない雰囲気・・・ヤバい。
ただ、それは、この辺りをドライブしている時からすでに感じていた予感なのであった。
ともあれ、とりあえずやってきたこの場所、洗い場やトイレ、駐車場、浜までの距離・・などなども、あまりカヤック向きとは言えず、きっと誰も来てないんだろ~な~と、私としてはすでに今後ここに腰を据える気は失せてしまっている始末・・・
なのでまかりまちがってここで爆釣しちゃったりなんかしたら、ちょっと困るな・・・と思っていた。
だが海を見てる限り、やはり釣れる気はしない。
マダイ狙いだったけど、多分ダメやな。。
しかし、全く打ったことのないポイントを打ってみるという、ういういしい気持ちが後押しをして、ドンドンと進んでいく。
いつもの場所とは違ってまわりに対象物もなく、浜とも距離感がつかみにくく、しかもシンプルに急深となっているようで、、色々勝手が違います。
潮目を見つけて流していくも、やはり反応がない・・・予想通り。。
海域チェンジで現状打開、という都合の良い思惑が早くも崩れる。
やや強い陸風なので陸側に目線を向けて釣っていたが、風がおだやかになるにしたがって、沖に目を移すと・・・・
初鳥山発見。
秋のカヤックの風物詩と聞いていたものの、今年からカヤックもルアーフィッシングも始めた私、初めて見た。
良く見ると周囲でボイルが。でもよく見るとどっちがベイトや?というくらい魚が小さい。
ジグを色々と変えながらジギングで攻めるも、全然ダメ。
ダメ元でキャスティングに切り替え、死蔵しててサビついたピンテールチューンをひきずってみたら、、
アッサリ・・・釣れた。
しかも艇の間近で、ヒット。ゴミが引っ掛かったんかと思った。
(はじけようさんばりのフン掴みスタイルで)
初シイラだけど、これって、ミニラやん。
ゴジラになって帰ってくることを祈願し、すみやかに野に放つ。
どうやら鳥山の正体は、夏には出会えなかった、シーラ=鳥山さんだったようです。
すると漁船のおっちゃんが近寄ってきて、なんか釣れるか~?と。
シイラだけっすわーと私。
ハマチがおるはずやけどな~と、ともべりに座った元気なおっちゃんは、沖がちゃいろうなっとるでえ~とはるか沖の鳥山を指さす。
確かに沖にはあちこちに鳥山が発生しており、かなり大規模なものも。
ちょっと遠そうだけど、凪に近くなってきたので、沖の巨大な鳥山に行ってみることに。
するとそこは・・・宇宙戦争でした。
下から追い上げる数百のシイラ。次々に急降下してくるカモメの群れ。その中央で孤立無援のカタクチイワシがまっくろに渦を巻いている。
そして私は、、孤立無援のカタクチイワシ島を援護するべく、ひとりぼっちの宇宙戦争参加。
私が近づいてもシイラはぜんぜん逃げない。そしてカモメはバタバタと四散する。
表面でボイルしているのはペンペンシイラばかりなので、ナブラの下にあるやる気のある大人たちを引っ張り出そうと、懲りずにジギング爆雷で参戦します。
しかし、何を投げても、珍しくピッチ&ジャークを頑張ってみても、カスリもしない。
魚がいるのは分かっているだけに、無力感を感じます。
しかし、、再びカビの生えたピンテール魚雷を発射すると、イワシに狂ったシイラを多数撃破。入れ食い状態。なんぼでも釣れる。
魚雷の航跡にシイラがゾロゾロと追尾してくるのが見える。もはや技術不要。
しかしサイズはと言うと、ミニラとまではいかないが、やっぱりペンペンばかり。
たまーにメーター級のシイラが混じって遊弋しているのが見えるが、軽空母:正規空母=50:1くらいの比率。
撃ちまくって偶然当たったらもうけもの、くらいの確率なので。
ボウズではない証拠に多少マシなサイズだけキープして、あとはドンドン野に放つ。
ハマチナブラだったらよかったのに。。
シイラだったら、いくら釣っても持っていくところないだろうし。
しかし小さいけどよく引く。でもシイラって、ヒラマサみたいな危険を感じる格闘技的な引き方ではなく、あくまでスポーティ。
普通に楽しいレベルで引いてくれます。
でも、ペンペンシイラはもう、いいかな・・・
すさまじい数のカタクチイワシ。パニック状態なので、こんな感じにつかめてしまう。
スカッパーホールからイワシがコンニチワ。
シイラもどんだけいるねん・・と言うくらいの大群。全然警戒しないし、流木扱いされてむしろ寄ってくる。
こんなに魚に肉薄できるのもカヤックの強みですね~
いつまでもいつまでもあたり一面をとりまくボイルが目の毒・・・ですが、ナブラ直下の他のおさかなさんたちをじっくり狙うことに。
しかし、ジグもカブラもインチクも、全然反応がない。。ナブラの下には高確率でおこぼれ狙いがいるはずなのに~。
相変わらずヘタすぎる・・・
しかもイワシダンゴがある場所はちょうど潮目にもあたっており、私のホームだったら高確率で釣れるはずの雰囲気。
なのに釣れない。おそらく70~80メートルとやたら深いからか、砂地?だからか・・・わからん。。
私がだんだんイワシダンゴから離れると、カモメが再び戻ってきた。
再び始まる急降下爆撃。
自然って、「声のない言葉」ですよね。
それだけに自然を見て感じること、学ぶこと。
ボロボロになりながら互いに寄り添い命をつなぐカタクチイワシを見て、過酷な運命に心が痛くなりました。
するとそこ畳み掛けるように・・・やつらが。
初シャーク。
オナガザメ?2匹がドカーンドカーンとのた打ち回りながら海水ごとイワシを飲み込んでいきます。
シイラとは比較にならない豪快な食いっぷり。
これがサメ付ナブラというやつか・・・カタクチイワシ島、奮闘むなしく・・・玉砕。
そして鳥山も消滅。。
ていうか、私がシイラをシメたから、血の臭いをかぎつけて海の学校から報復にやってきただけ?
それなら責任を感じる・・・(汗)
その後は西風に乗って浜に戻りつつ様々な水深を探ってみるも、サメとシイラのジャイアンリサイタルでみんな逃げてしまったかのよーに、他の魚の姿を見ることはなく、、
さみしくなって近場のシイラ鳥山に戻るも、なぜかピンテール魚雷も見切られるようになってて。
ションボリ。
妻から娘のお迎え行ってねコールとともに、シトシト雨が降ってきたので帰還となりました。
貴重な休みを使ってはるばるやってきたのに、ペンペンシイラのみとは・・・泣ける。
でも、海の恵みに感謝です・・・
情報がなかったとはいえ、実質ほぼボーズ。あいかわらずブアツイ壁に、ぶつかってます。
そういえば昔、通信講座でキックボクシングを学んだというK-1ファイターがいましたが、まさに私はその状態。
実際に見て学ぶことは大事ですよね~
このままだと同じ場所で足踏みしてしまいそう。
今度こそ先輩カヤッカーの方と一緒に浮かせてもらって、しっかりスパーリングして、同じ状況で私なら当たらないパンチが当たるのをまのあたりにして、実地勉強させてもらおう、と心に決めたのでした。。

ジャクソン(Jackson) ピンテールチューン 27
高活性ナブラならまずはコレから。27gとミノーとしては重いのでかなりよく飛び、敏感なナブラにも近づきすぎないで済みます。私でも棒引きでバンバン釣れましたので、持っていればきっと誰でも釣れるでしょう。。(笑)

HONDEX(ホンデックス) PS-501CN
やっぱり・・・魚探が欲しい。もちろん第一候補はコレ。現在金策中です。。

HONDEX(ホンデックス) 遮光フード
遮光フードもやっぱりあった方がいいみたいです。