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Posted by naturum at

2015年11月22日

虹蔵不見(にじかくれてみえず)KF 30th ~ 帰去来 ~

先週、長女と二人でうみのこに乗ってきました。



うみのこ。

滋賀県民にとってはとっても馴染のある船のようですが、

琵琶湖のほど近くとはいえ、京都府民の私は

今回、その存在を初めて知りました


うみのこ、といっても湖(みづうみ)のうみのこ、なのです。



琵琶湖を舞台に体験学習を行う学習船、うみのこ。

滋賀県では、小学5年生になると必ずこの船で一泊二日の体験学習を行うんだとか。

県が船を所有しているって、驚き



出港

船齢30年を超えるとは思えない、綺麗な船



淡水での使用ということもありますが、大事に使われてきたことが伺えます



一部、昭和を感じさせる趣もありつつ



琵琶湖とは、滋賀県民・・・否、おうみびとたちの魂の海だと実感

小学生の時にこの船で過ごしたことも、魂の深いところに落ちていきそうです


南湖も終わりにさしかかると、



岸辺はバサー天国。

ボートの密度がヤバい(笑)


そう考えると、我々のKFはまだまだかなりマイナー

以前は喰えない魚に熱を上げる心理がマッタク分かりませんでしたが、今は分かる気がする



そして、学習船よ、なぜ魚探?


船は北湖へ。



白石のたたずまいは、古色に満ちて、

神々しさはさながら、みずうみにそそり立つ祭壇のよう



沖島。

ウインドサーフィン時代に上陸経験あるものの

小学校もあり、こんなに大きな島だったとは・・・


ただ、消防車などはなく、火事が起きると湖から消防艇で放水するらしい。スゲー



カヤック発見。

どこから出艇したんでしょうか・・・岸からはかなりの距離のはず。。


島人には当然ながらマイカー以上にマイボートが多いらしい。

必殺の琵琶湖ショートカットで他府県へも意外に短時間で行けてしまう?

考えようによっては最高の立地かと。



琵琶湖のプランクトンを観察。

私も顕微鏡を覗いたのは何十年ぶり



久しぶりに娘と二人きりで楽しく過ごすことができました!!



そして連休、そのまま家族で妻の実家へ帰省。

もちろん、やっぱりついでに、当然ながら、

あの場所で浮いてきましたよ!



さて、今回のテーマは、「帰去来」


夏にコテンパンにやられて以来、再びこの海に帰って来ました。

夏から、この海はどう変化しているのでしょうか?



春まではとっても豊かな海だと思っていましたが、

この夏を境にどうやらダークサイドに堕ちて しまったらしく、



去りゆくものを追ってはいけないのかもしれませんが、、

情けは人のためならず

これはまさに、

ニッポンを取り戻す

尊厳、もとい、フォースと信頼回復のための、

前はそんなことなかったよね!きみ!的な、

いわば根源的な戦い です。




が・・・

漕ぎ出でてみれば、潮の色も悪く、生命感に乏しく、

釣れる雰囲気がまるでありません。


できる子だと思ってたのに、

やっぱり変わってないし。



夜明けはタイラバで真鯛狙い

ただ、アコウしか、釣れん!



やっぱりアコウ。サイズもイマイチ。



ちょっとマシなアコウ。



そしてチャリコ。

可哀そうだけど、現在私自身がめっぽう弱気なのと、

土鍋サイズなので、鯛飯要員としてキープ。

しかし、一向にサイズアップの気配なし。



ガッシー。

君はサイズは良くないものの、素揚げにしたいのでキープ。



さて、このままやってもらちが明かず

タイラバは諦めて、沖でジギングに切り替え。



ところで、元来、実績ポイントを打っていくのは、その日の海の声に耳をそばだてるのが信条である私のスタイルではなく、

普段は魚探のGPSマークも全く活用していないのですが、

今回はマサが釣りたい一念 で、過去に見つけた根のありそうなポイントへ。



根の上に到着すると、ここにはなぜかやたらベイト反応があります。

ジギングで・・・



も、、やっぱりアコウ。



何か出てます・・・

これからはマサ対策で腰の帯と共にドラグも締めこむ。

万が一大政が掛かりでもしたら 根に走られたら一発で終了だし、仕方なし。



でもやっぱりアコウしか釣れません・・・



と思ったら、着底からのしゃくり上げで、

ドン!

なかなかのサイズの魚がヒット。

マサか!マサなのか!



一瞬根ガカリか?と思うも、引く引く。

マサだったら嬉しいのですが、トルクはあるものの、走りはショート。

これは、マサじゃね~奴に違いない。



結構良いサイズな感じですが、、

マサ対策のせいでピリッともドラグも鳴らずじまい、

引きも楽しめぬまま、あっけなく御用。



真鯛、ちょうど60cm

マサじゃないけど、とりあえず、やたー!



引き続き、マサを狙います。

が、ベイト反応に引き寄せられてか、

餌釣りの釣り人たちが周囲にどんどん集結してきました。



どうやら・・・



ベイトはこれ。

うーん。

アジを追う魚に食わせるのは、どこで、、なにを、どうしたらいいんだろう・・・



ふと考える。

が、自分には考える材料も土壌も、知識もないのである。




これっきりアタリは出なくなり、

いよいよ餌釣り船が肉薄してきて緊張の海になってきたので、仕方なく退散。



一転東へ針路をとり、60メートルライン上で、あてもなく根を探します。



そして何とか見つけた根にて、

粘る。ひたすら粘る。



しっかりベイトも付いている。

雰囲気はある。



が、どーしてもこーしても食ってこない・・・



何度も流しなおすも、、



お手上げです。。




再び移動!

この季節なので青物くらいはいるハズと思うも、全く気配なし。

どっこもダメ。

全くダメ。



そして、さまよった挙句、これは明らかに青物いるでしょ、って場所を何とか見つけ、

活性低いのに無理やり反応させて、

何とか掛けるも、



謎のバラシ×4



食ってきたパターンもそうだし、引きからしてもおそらくハマチだけど、

こんなにバレるのはちょっとおかしいし、ひょっとしたらメガアジだったのかも。

ならば非常に悔しい・・・



さて、本日、

真鯛までの展開はやや期待させたものの、、

やっぱり結局は死の海のまま だったようで、

最後は完全に心が折れて、



ここで、

劇終



虹蔵不見(にじかくれてみえず)

沖上がりとなりました。



狙っていたマサは気配すら感じられず、惨敗 でした。

やっぱり甘くありません・・・



しかし・・・新たな目標ができました。

また、頑張ります!



カヤックフィッシング最高!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(12)マダイ

2015年11月21日

金盞香(きんせんかかおる)KF 29th ~ 時 ~

憧れだったファルコンを前に

思わず目頭が熱くなり

プチ試乗会レポートのはずが勢い余ってアポクリファと化してしまいましたが、

続いてその後の釣行報告、正伝に参りたいと思います。


さて、今回のテーマは「時」

シーズンも残りわずか。

時間が残り少ない中、やっとコラボできた鶴吉さんと、有意義に時を刻みたいと思います。



目から鱗が落ちっぱなしだったファルコン試乗会もそこそこに、

そわそわと海の様子も気になった私は

デスペラードを駆り、鶴吉さんより一足先に沖へ。



やはり水先案内人の本分は同行者に釣らせてこそ、果たされるもの。



思わず力が入ってしまいますが、

こういう時こそ思い込みを捨て、からっぽな心で、今の海の声に耳を傾けようと。



が・・・斥候はすぐに先週とは全く違う状況に気づく。

潮の色も悪く、ベイト反応も皆無。



「メジロは固いっしょ」と言っていた自分の言葉が光を失い、もはやただの記録、過去のものとなりつつあります。



そして、リールは沈黙と共に時間だけを巻き取ってゆき、、

8時過ぎまで、アタリはたった一回のみ。



釣れたあかつきには後から鶴吉さんを召喚するつもりの、出稼ぎ気分で沖へ出たものの、

身銭を使い果たし

首を傾げながらそのまま沖から戻れなくなってしまった私は、

前半ボーズのまま、だいぶ遅れての鶴吉さんと合流。



浅場からやってきた鶴吉さんもフグしか釣れてない、とのこと。

ヤバい、私は貴殿をとんでもないところに連れてきてしまったかもしれない・・・


内心焦りつつ、「午後に近づくにつれて好転するハズ」 と鶴吉さんに淡い展望を述べながら並んで流します。



すると、確かに、かすかに、潮の流れが変わってきました。

鶴吉さんに、「もうしばらくしたらアタリが出ると思いますよ~」 の、野生の勘&無根拠 強気コール。



その30分後・・・



何とかやっと、食い気が出た一匹目を掛けることができました。

ただのハマチだけど・・・

一応青物いまっせ~!


ところが、すでに海上に鶴吉さんの姿はなく、

魚探の電池が切れた、とのことで、浜バック中の模様。



ひとりぼっちの私は、さっきから気になる右海面へと進みます。


そして、やっと活性の高そうな反応を見つけて、



お久しぶりのサゴシ。

あんまし嬉しくないけど、60はあるので、一応キープ。



そして、、再びサゴシ。

めちゃ嫌な予感・・・

実はかなりのケチンボー系カヤッカーの私。

高価なジグを失うくらいならいっそのこと釣れなくてもいい、ってくらいなので。。

これからはアタリの出方は度外視して、切れてない!重視のアクションで行きますよ!


と宣言したものの、、否応なく消耗戦スタートかと思いきや・・・


んん?

今度はえらく竿を絞り込む魚がヒット。

これはサゴシにあらず・・・



真鯛46cm

これは嬉しい!思わず出た、オッシャー!の一声

はてさて、これは意外にもベイト付の面々に多様性があるのかと思いきや・・・



再びサゴシ。

でもまだまだ、切れてない!



と胸をなでおろしたら、次のターンでフォール中にジグが止まったかと思うと、スカッ。

嗚呼ナゴメタル90g、海中にて敵銃弾を浴び、あえなく散華す・・・。
(合掌)

さて、どうやらサワラサイズも出なさそうだし

このまま粘っても勝者なき消耗戦になり、ヘタしたら諭吉さんまでも飛んでいくので、サゴッシー沖海戦から早々に転進。



やはりサワラが出ないと、被弾も割に合わないっす(ケチだから)



と、再び沖に出てくる諭吉さん鶴吉さんを待ちます。



昼も近づき、ファルコン初陣の鶴吉さんに何とか良い目を見させてあげたい! と気持ちが焦りますが、

やがてベイトが去るとともに、遊漁船も去っていく始末。



もちろんズームで撮ってますから、こんなに顔が見えるほど近づいたりしてません!

いくら燃える闘魂でも趣味人が仕事人の遊漁船には近づいてはなりませぬゆえ



ともあれ、辺りが静かになったので、

サゴシの防空識別圏から離れた場所で、二人で並んで流していると、

なにやら良さげなベイト反応を発見。



なんかいてますよね~ と期待に満ち、会話も弾む。



この時刻と潮、そしてベイト・・・

これは高確率で真鯛が付いているはず、と思って探りを入れると、

案の定、

ガツーン!とヒット。



これは良い魚!

ドラグを鳴らしながら、下へ下へと走ります。



本当に付いてました。

真鯛55cm

やっぱり狙って釣れると嬉しさも違います!



そして、隣の鶴吉さんにもヒット!

竿の曲がり方からして、かなり良いサイズ。

きっと真鯛っすよ!と騒いでたら、、なんと、正体はメジロ



遂に狙いの釣り物が出て、地合いが来たようです。



と思っていたら、私の真下にも魚群が絶賛通過中。

おやおやおや!

得意のセコ技、ブツケ巻き発動!



すると、思った通りの水深まで走らせたところで、

ゴン!



よー走ります。



メジロ63cm

やっと私にもメジロが来ました!



その後、鶴吉さんはもう一本メジロを追加。

さすが、完全にパターンを掴んだようです。



つかの間の地合い、引き続き狙っていくと、

ドン!




先ほどと同じパターンで真鯛追加。



もう少しやりたかったのですが、

鶴吉さんには申し訳ないものの、私の子どもの迎えがあり、、二人とも沖上りとしました。



前半はかなり焦りましたが、釣れ出すとパタパタと釣れて、何とか形になりました。

しかしジギングはなんとも難しく、だからこそ楽しいですね!


最近フルでジギングをやることが多くなって、、

釣れた、ではなく、釣ってやった、という感触をしっかりと手にすることができるようになりました。


カヤックフィッシング最高!



鶴吉さん、どうもありがとうございました!

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バスデイ ナゴメタル オオナゴ

今年、このジグで何枚マダイを釣ったことでしょう・・・コウナゴベイト時には絶大な力を発揮し、魚種を問わず掛ける力は最高!

  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(8)マダイ

2015年11月20日

極私的・高速FRPカヤックインプレッション ~ デスペラードとファルコン140 ~

或る日

先週の久方ぶりの大物の余韻の中でまだ淀んでいた私に

一通の清冽なLINEが。


「金曜日はなんとか天気回復しそうですね 何処がいいですかね~」

沈思黙考・・・

「・・・はい 行きます!」


というわけで、そんなにキラキラ爽やかに誘われたら、行かないわけにはいきません!

今回ご一緒させていただくのは、鶴吉三平さん



夏に初めてご一緒して以来、実はずいぶん前からコラボのお約束をしていたんですけれども、なかなか予定が合わず、久しぶりの手合せ。

しかも何と!今回は最近ゲットされたファルコン140の初陣とか。




なになにファルコン140??

乗せて乗せて~的な気持ちが否応なく高まる。


先に現地で準備も終了していた私は、お言葉に甘えて、

鶴吉さんの準備の間、プチ試乗会をば開催。



デスペラードとファルコン、この2つの高速FRP艇を乗り比べてみたい!とかねがね思っていたので、

テンション上がります。


では、デスペラード乗りである私のインプレッションなので、身びいきも(かなり)入っていることを勘案の上、

極私的ファルコンインプレッション、行ってみたいと思います。



さて、まず目を見張ったのはファルコンの軽さ。私の初期型のデスペラードが24kg(現行型は21kg)なので、5kgも軽い。

当たり前ですが、手に取ると、この5kgの差がとてつもない差に感じます。


でも以前から確かめたかったことはと言えば・・・

けしてそんなオカの上でのスペックなんかではなく、

前から気になっていた、この軽さが海上では逆にアダとなるのではないか?という点です。


というのも私、けしてFRP艇を、軽いから乗っているのではありません!(キッパリ)

縦横無尽に海を駆け回れるカヤックが欲しくて、FRP艇を選んだのであります。


昨今、一般的に軽いカヤックの方が色々な面で良い、との風潮でFRP艇やABS艇が好調な売れ行きのようですが、

ハードなコンディションではむしろポリ艇のような重さが逆に利点となることもあるのは、

皆さん経験上分かっておられることでしょう。



逆説的なようですが、実はデスペラードはFRPなのにそんなに軽くない、ってところも私の気に入っているところなのでありました。


というわけで、

FRP艇の真の利点は、持ち運びの利便性ではなく、

その漕ぎ出しの速さ、機動性によってカヤックフィッシングの幅を広げてくれることが利点である。

というのが私の持論です(笑)




さて、御託を並べるのはここまでにして・・・・

ファルコンの試乗に戻ります。


まず、乗り味。

乗ってみた感じ、意外に海上での浮薄さはなく、うねりの中でもしっかり海面をとらえて進みます。

デスペラードより座面が高く感じるのに、むしろ安定しており、

走りも切り裂くように進むデスペラードと違い、かなりマイルドにそつなく進む。


底面形状の差か、漕ぎ出しの速さはさすがにデスペラードが上な感じがしましたが、

GPS計測していないので、本当のところは分からぬものの、

ファルコンの方が直進性に優れており、無駄がないので、巡航速度は上?かもしれない、と感じました。


ただこの2つのカヤック、同じ速さでも質の違う速さという印象で、同じ尺度で判断するにはちと無理があります。

譬えるなら、ファルコンがクリスティアーノ・ロナウドなら、デスペラードはメッシ、というところかなと。

この譬え、なんとなく・・・分かります?



つまり、直線的な速さ VS 2、3歩の一瞬のダッシュの速さ、という違いなのかなと思いました。



次に、安定性。

試しにファルコンを思い切って傾けてみましたが、ある一線を越えようとすると、逆に跳ね返され、、
ちょうど、振り子のように戻ってしまいます。

沈しようとしても難しいほど。

この安心感は得難いと思います。

ファルコンの場合、デスペラードを傾けた時に耐えてくれるポイントより、より手前にセーフティーゾーンがある感じで、これが乗り手の心理的な安心感に繋がっている気がします。


カヤッカー上がりや、ボード系やマリンスポーツの経験があり海にも慣れている、そんな方ならデスペラードが逆に楽しいと思いますが、

釣りの延長でカヤックに乗られる方がFRP艇を選ばれるなら、ファルコンを選ぶ方がよいのでは?と感じました。



逆に、ファルコン、この安定性の反面、小回りがあまり利きません。

いや、これは私がデスペラード乗りだから感じる違和感でしょう。

別に、一般のカヤックと比べて小回りが利かないという意味なのではないのです。


カヤックフィッシングはツーリングと違い、曲がる、止まる、を短時間に繰り返すことが多い気がします。

て言うか・・・ちょこまか動き回っているのは私だけでしょうか・・・?

ファルコンの直進性は羨ましい限りなのですが、こと方向転換においては、傾かない、傾けられないのがアダとなります。



その点デスペラードは、体重移動だけで方向転換できるほど、回頭性は高いです。

傾けて耐えてくれるポイントがファルコンよりだいぶ深いので、かなり小さい回転半径で回ることができます。

ただ結局、デスペラードもファルコンと同じで、トコトン傾けると最後はフィードバックが働くのは同じなのですが、

慣れていないと、ここまで深く傾けることができるのか!沈するかも・・・と恐怖を覚えるかもしれません。



今回試乗したファルコンもサイズが140だからかもしれませんが、デスペラードとはコンセプトが全然違うっぽい?ので、

きっと120であったとしてもデスペラードのような機動性は得られないのではないかと思うのですが、

正直、乗ったことがないので分かりません。。


120の方がバランスが良いとは聞きます。

まあ、デスペラードの機動性がフィッシングカヤックの中で特異なだけなんだと思いますが・・・



しかしながら、ファルコンの方が直進性は圧倒的に上なので、進路を補正しつつ進む必要もなく、トータルで無駄がありません。

よって、一気に沖に出る場合等は、うまく操作しないと進路を維持しにくいデスペラードより有利だと思います。

パドリングが上手い人が漕いだ場合にはこの限りではない可能性はありますが・・・



直進性・・・これはデスペラードの最大の課題だと個人的には思います。

特に、進行方向と風向が重なり、なおかつ風が強い場合においては、

慣れないうちはウェザーコッキング現象のせいで進路を維持するのに骨が折れることもあるでしょう。

後発のラダーやエクストラキール等のオプションも、結局直進性を補い、デスペラードをコントロールしやすくするためのアイテムかと思います。


ただ、私も最初はこの現象に面食らいましたが、今は慣れてるので全く問題なく、

むしろ今となってはデスペラードの特性を分かって対処すれば問題ないレベルと感じていて、今のところ、それらのアイテムの必要性も感じておりません!(キッパリ)


と言うのも、最初はやっかいに感じたウェザーコッキング現象も、今は作り手の方にちゃんと深い意図があって、現状のセッティングになっているのだと感じているからなのです。


風上に向いてしまう特性も、荒れた状況では強みとなります。

だからこそ、その特性をむざむざ消してしまうこともないでしょう!

といいながら、エクストラキール装着艇を試乗したら気が変わるかも(笑)




さて、ファルコンとデスペラード、以上のような率直な感想を述べてみました。

正直、同じ軽量FRP艇であり、もっと似ているのかと思っていましたが、やっぱり全く別のカヤックだと感じました。

私は競走馬のようなスピードよりも、ガゼルのような俊敏性を重視したいので、優等生的なファルコンよりも、やんちゃなデスペラードが好きっすけどね~

もちろん、デスペラード乗りの身びいき、あるいは独りよがりであることは言うまでもありません!



思わず力がこもり、長くなってしまいましたが・・・

ド素人がエラそうにのたもうたことをお許しください・・・

素人の率直な感想だからこそ意味があるところもある??と信じて。


それは違うよ!ということであれば、忌憚なくご指摘いただけたらと思います!


さて、この後に続く釣行記は、後日アップさせていただきますので、そちらもお楽しみに!

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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(4)デスペラード

2015年11月13日

地始凍(ちはじめてこおる)KF 28th 寒ブリ? ~ 種 ~

本日も凪だというので虫が知らせ、気が付いたらここにいました。



今回のテーマは「種」

暦ははや、立冬。

収穫の秋も過ぎ、ひとときの恵みを享受した後は、来年のさらなる収穫のため種を備える、

というのが昔からの百姓のならい



シーズンも残りわずか。

来年につながる小さな「種」を見つけるのが今回の目標です。



今回は、いつも良くしていただいている、まるつきさんと。

マイクロジギングなるニッチを開拓されている、技巧派まつるきさんとは2回目のコラボです。

今回も、自分より上級者の方から、鋭意吸収させてもらいたいと思います!



さて、今回の狙いは、メジロ、そして、シーバス

前回惨敗に終わった青物ですが、本日はひたすらジギング勝負で臨みたいと思います。

早朝念のため海快晴を再度確認すると、午後からの予報が悪化しているのが若干気になりますが・・・


まるつきさんより一足先に出艇。

まずは今日の海のご機嫌伺いで、

幸先よくヒット。

魚種不明の引き。なんだなんだ・・・

平目かと思いきや、



初マゴチ!

これは嬉しい!

この辺でもタイラバで釣れることがあるとは聞いてましたが、ジギングでも釣れるってことは今日は活性が高いのかも?

が、、その後は魚探反応とは裏腹に、フグのみで、ひたすら沈黙。



もじりもあり、活性は高そうで、

魚の意識が上層にあるのかなと思い、トップを投げてみるも、、全く反応なし。


様子をうかがうためにLINEしてみると、まるつきさんはすでに、大ハマチ(メジロ?)をゲット、とのこと。

マゴチのみの私は焦るものの、そもそも腕が違うし、、マイペースに行かねば、と自分を落ち着かせる。

必ずチャンスが来るはず。

ともかく、自分の釣りを貫かねば。



しかし、、こんなに魚探反応が華やかな日もなかなかないのですが、

自分の腕ではゼンゼン食わせられません。


こちらはというと、ハマチと思しきアタリが一回、メジロクラスと思われるアタリが一回あったのみ。

が、この2回のアタリで魚が反応してくるパターンは掴めた!(と信じる)




という訳で、反応はあるのだから、より可能性の高い場所を、と小移動を繰り返しながら探っていると、

底に気になる反応がある場所で、何かやたら重い魚がヒット。

が、ゼンゼン引きません・・・



ガシラか、にしては重すぎるな~と思いながら適当に巻いていると、

なんだか真っ黒な、引きに相反してめっちゃデカい魚が浮いてきました。

そして魚と目が合う。

スギか?


WHO ARE YOU? (タモを持つ私と、見つめ合う魚)

まさに「生物同士のガンの飛ばし合い」(by若さん)



・・・あ、ていうかこれシーバス や。

しかもでかっ!



やっと正体がわかったその瞬間、

彼は大きく口を開けると、

踵を返して、そそくさと海に帰って行かれました。



ガーン。

シーバスを狙いに来たはずなのに、(久しぶりのせいか)

頭の中にシーバスという概念がゴッソリ抜け落ちていた!

とんでもないミス!大ミス!

シーバスと分かってたら、タモリングで何とか取り込めたかもしれないのに!(それくらいの見つめ合いの時間はあった)



その後、まるつきさんと合流し、情報交換。

気を取り直して、次を狙います。



怪しげな潮目で流していると、やっぱり、のパターンで待望のヒット。

ガツン!と来る感触と共に、魚と人間が一瞬で繋がる、その瞬間が最高に痺れます。



やっと狙ってたメジロが来ました。

やってたことが正しいのは分かった!

が、次がなかなか続かず。



忘れたころにハマチ。

45くらいですが、コロコロでコンディションは良さそう。

おそらく、このサイズのはかなりの数が入っていることが周囲の状況から感じ取れます。

ただ、依然として反応は鈍く、厳しい状況。



しかし、今まで見たことないくらい大量の遊漁船、プレジャーが集結してます(平日なのに)が、

どこも竿を曲げてる様子はないので、釣れないのは私だけではないと信じたいっ!



マナーとして、遊漁船とはしっかり距離をとっていますが、

さすが彼らがこぞって同じ場所に占位しているだけあって、

これで釣れなきゃどうかしてるぜ 的な

すさまじい魚探反応 があります。


が・・・全く食わず。


その一方、昼にさしかかり、だんだん風が上がってきました。

予報通りであれば、もう勝負できる時間もあまりありません。



魚探反応はスゴイけど、またあなた達も食わないのね、と思いつつ

あきらめずに、魚群を見つけるたび、今日のヒットパターンをトレース。



すると、50メートルラインにて

着底後、一気に巻き上げると、

ズーーン

と何か不吉な重いアタリ。



すると突然、

メジロでもピリッと一瞬しか鳴らなかったドラグが、

ズギャギャギャギャギャギャー

なんじゃこりゃー


これまで青物と言っても最大70弱の小物しか釣ったことも、掛けたこともない私

ロッドが海面に突き刺さったままの猛烈なダッシュに、マジでラインがコゲるかも・・・と非現実なことがまことしやかに頭をよぎるほど、焦る私。


ファーストダッシュで相当ラインを出されたようだし、

これだけラインを出されたら切られるかも、と思うも、無論周囲に根はなく、一安心。

ここからは一進一退の攻防へ。


どうやらフッキングは大丈夫そうなので、相手が休む隙を見てはひたすらゴリ巻きのパワー勝負。

次第に均衡が崩れ、巻き取れるようになるも

何度も何度もエゲツナイ突っ込みで引き離しにかかる姿に、ヒラマサか?と思うも、

ついに抵抗むなしく、魚が上がってきた。



そして、リーダー入って、最後のダッシュの後、

カヤックを回る魚と人間との、恒例、見つめ合い。



でかっ!あ、これ、ブリ ちゃうの?



太い!太すぎる!

遂に行ったかも・・・


ブリかどうかは分かりませんが、

これまでの記録大幅更新は間違いなく、

感無量というしかない ッス



理想的なフッキングで、そりゃーバレるはずもなかりけり・・・

ふと我に返り、なぜ今まで反応がなかったのに、突然食ってきたのか。。と考える。


感慨にひたるのもそこそこに、

地合いが来たかも、ということで、引き続き狙っていくと、

今まで信じたパターンが答えを出し始めた。



でも次はブリでもなくメジロでもなく、ハマチ。



どんどん上がる風が気になりつつも、



やっぱりハマチ。

ほとんど一投一匹状態となるものの、



またまたハマチ。

ただ、何でも反応してくるほど活性は高くない

が、パターンは完全に掴んだぜ!



が、この沖出しの風は・・・

魚の活性は上がっていく一方だったので、もっとやりたかったのですが、

風が上がり切り、時折入ってくるブローはフットサルキャップが飛ばされそうなくらいの強さなので



遂に総員退艦

沖上りとなりました。



最後、

地形のせいか、出艇場所近辺が強烈なオフショアウィンドを吐き出しており、

カヤッカー達が帰着に難渋。まさにルームランナー状態。

近頃まれにみるバッドコンディションに遭遇。



しかしデスペラードは向かい風にやたら強く、(むしろ安定し)

およそ10メートルに達するブローが吹き込む中でも、時速3~4kmを維持。

先行艇にぐいぐい追いすがり、さすがの高性能で、

私を助けてくれたのであった。



限りなく鰤に近いメジロ。

微妙ですが・・・何とか80cmはありました。

でも、まあ、、ギリだし、

大メジロということで!



並べてみると、下のノーマルメジロがかなり小さく見えます。

シーバスが一本も獲れなかったのは悔いが残りますが、

ファーストヒットのマゴチ以外は全部鰤族の方々という青物祭な結果になりました。



とはいえカヤックフィッシング2年目に、

やっと念願の鰤(モドキ)が獲れた!

って出来事は感謝しかありません!





・・などとまるつさんと談笑しつつ浮かれていたら、、

折からの強風で、随分浜から離れた場所に置いていたハズのデスペラードが、

なんと、波に運ばれて流されてるではありませんか!



不肖わたくし、まるつきさんに教えてもらってやっと驚天動地な現況に気づき、

ダッシュでターポンをお借りして、無事デスペラードを救出



強烈なオフショアの向かい風の中の帰還だったので、

デスペラードをリーシュコードで繋いでの不自由なパドリングはかなりの筋トレでした



強風が主のいないカヤックを10メートル以上も運搬してしまうなんて想像がつきませんでしたが、

軽量のFRP艇、しかもポリマー系ワックスでいつもメンテしているので、めっぽう滑りやすいのも一因で、想定すべきでした。



私も、こういうセキュリティ感覚の薄さが、やはりまだまだ初心者だなと痛感。

鰤だ鰤だと舞い上がっているのを、天からのキツイお灸がすえられたようで。

反省。。


やはりベテランほど危機管理は優れておられるもの

私ももう一度基本を見直し、さらに精進して、



次こそ90オーバーのホンモノの鰤が獲れるよう

頑張ります!



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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(18)ブリやっちまった

2015年11月04日

楓蔦黄(もみじつたきばむ)KF 27th ショートショート・午後の曳航 ~ 自戒 ~

シーズンも残りわずか。

凪の日は逃せません・・・が、



先日アシスト付自転車を買ったものの、

いつもあくせく忙しくしている細君に

どーしても「明日保育所送ってくれへん?」の たった一言 が言い出せなくて(気が小さくて)

先週の水曜日のこと、

1年ぶりに午後釣行に挑戦して参りました。



ただ、午後釣行とはいえ、8時に保育所へ子ども達を連れていき一路海へと車を走らせても、現地着は11時。

艤装も単純、竿も2本ポッキリ、準備と片付けのスピードに関しては関西カヤックフィッシング界でも随一(自薦)との噂のある私ですが・・・

やっぱり余裕を見ると出艇に30分、片づけに30分は必要なので、

沖上がりを2時と考えると、、

実釣時間は3時間弱・・・



これで本当に釣れんのか?



さりながら、、この明けきった青い空の下を沖へと進むのは、かなり新鮮なのである。


さて、今回のテーマは「自戒

時間があると自然任せ、地合い任せで辻褄が合ってしまうことも、

かたや短時間勝負となると同じ事が出来るのか、自戒の意味も込めて

最大限の集中力で臨みたいと思います!



狙いは青物、というかメジロ

やっぱりこの季節ならではの青物の引きを味わいたい、とやって参りましたからには

可能性のある浅場から探っていきます。





予想通り、というか浅場から青物の感度が出ています。

が・・・全然ジグに反応してきません。



アクションを変えてやると、一度何者かがガチャン、とジグにアタックしてきましたが、おそらく複数(群)がジグ目掛けてゴッツンコしている感触。しかもアタックしてきた魚のウエイトも軽めの感触でしたので、これはおそらくツバスだな、と見切りをつけて、

さらに沖へ。



沖もベイトもそこかしこにあるものの、全く口を使ってきません。



今まで釣れてた、アントキのやり方、コントキのやり方、試すも、ダメ。



時間がないので次第に焦ります。。

何かきっかけさえあれば一気に食ってきそうな印象なんですが・・・

結局自然頼みなのか~



そうこうするうちに、福井県警がやってきました。

カヤックフィッシング始めて以来、2度目の県警との遭遇

そのままスルーするかと思ったら、舵を切った後、導線がこっちに向いてきた



ターゲッティングされてますな。

おそらくこれは聴取される・・・・時間ないのに・・・とひとりごつ。(涙

でも、自分を戒めるためにも、大事なことですから!



県警の方は非動力艇に配慮して、ちゃんとメインエンジンを切って、ポンポンポン・・・とコッソリ後ろから引き波立てずに近づいてくれるのですが、いかんせん船がデカイ!

ジギング船の5倍くらいありますので、そばに寄ってこられるだけで恐怖

返事がおっくうな、態度悪い印象を与えたかも知れませんが、進路を外しながらしゃべるだけで精いっぱいでしたから、お許しください



案の定、

① 何をしているのか?

② どこから来た(出た)のか?

③ 名前、職業、住所等



を質問され、急な天候の変化に気を付けてください!と指導を受けたのち、解放されました。

海の安全のための大切な活動、ありがとうございます!

お勤めご苦労様であります。


県警の方、前回もそうでしたが、一応、(社交辞令?)「何が釣れますか?」と聞いてくれます。

が、しかし・・・私、全く釣れてませんから!

「まだ来たばっかりなんで」 と ちっぽけなプライド をふりかざしながら涙ながら答えましたっけ。(ちっさ!)



この後も色々工夫して魚からの反応を求めていきますが、全く反応なし。

近くのプレジャー数艇も全く釣れていない様子。



で、天下泰平なまま2時間が経過・・・

この時点で、カヤックフィッシング初の、丸ボーズを覚悟。



ただ、諦めずにまだしも潮の動きのよさそうな場所を徘徊していると、また別のプレジャーと遭遇。



キッチリ距離をとりつつ、しばらく互いに釣果のないまま流していましたが、

さっきのプレジャーと違い、どうやら漁船を使ってジギングしている地元の方?のようで

福井弁ですし、立ち居振る舞いからも玄人っぽく、これは良く海に通っていらっしゃる方々に違いない

こういう御仁は腕に間違いないので

その所作をひとつひとつ関心を持ってじっと盗み見ておりました。



すると、潮がさっと差してきて、ちょっと状況が好転(私的に)

やはり地合いが来たのか、彼らの竿が時折曲がる。

さすが最強カテゴリー地元民。どうやらメジロやツバス、エイやらポツポツ釣れている風情。

て言うか、私にはアタリすらありませんけど!



しかし、きっと何か違いが有るハズ、と彼らのヒットパターンを見ていると、

以外にも、これか?という答えが見えてきました。



きっかけは些細なもの

ただ、疑問が確信に変わって、今まで信じ切れずに漠然とやり続けてきたことに力が宿るのは

糸の先の先にも伝わっていくようです



そして、やっと長く待ち続けた待望の、ヒット!

がバレた・・・

ガーン。



ただ、硬質なアタリの感じから、根魚なんざではありません。

青か、銀か、赤かといったところ。



やってる方向性が正しいのは分かったので、引き続き誘っていると、

再びヒット!

良く引くので青物か?と思うも・・・

とにかくバレないでくれよ~と祈る



意外にも真鯛55cm

久しぶりにマシなサイズの真鯛が釣れた!

そんなに大きくないけど、何とか粘って掛けたので、感無量です。



時間も時間やし、もう帰ってええか~と思うも、

道中モジリを発見して、



ツバス。

時折発生していたナブラの正体判明。

こんなん粘って釣ってもしゃあないし、

いよいよ保育所に間に合わなくなるので、2時過ぎに沖上がりとしました。


いるはずのメジロにも会えんかったし、青物に関しては完全に不完全燃焼でしたが、夕方の地合いまでいるわけにもいかないので、今の私の腕ではこんなもんス



ショートショート釣行でしたが、何とか魚に出会えました・・・

それと、いつも浮いてない時間帯に浮いて、色々情報も収集できたし、勉強になった気が。



しかも、帰り道もスムーズにゆき、

細君の帰宅までに、コッソリお迎えも片づけも終了。



なんと!今日釣りに行ってたことすら、ついぞ気づかれなかったのである。



家庭円満&

カヤックフィッシング最高!


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Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(4)マダイ
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プロフィール
うじのぐっさん
うじのぐっさん
元ウインドサーファー
カヤック&釣り歴3年。
2015年からデスペラードに乗り換え、新たな境地へ。
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