2014年12月28日
遠征KF④ 25th 集合的無意識、真鯛、アコウ、そしてメバル ~ 前向き思考 ~
年をまたいでしまい、記事が年を越してしまうことになりましたが、、
妻の実家への里帰り中、ちょうど海況の良い日が重なったため、家族に暇をいただき、
今度こそ、本当のラスト釣行、泣きの一回に行って参りました。
ノビた(腐った?)年越しそばのような記事ですが、お付き合いください。

やがて数日後にやってくる10年に1度の大雪の足音を消してしまうような、しずけき朝。

この日は久しぶりの釣り日和。おそらく、ニッポン全国で海に魅入られたカヤッカーやボーター達が釣り納めをしているはず。
私は相変わらずひとりぼっちですが、彼らの高揚感と緊張感が満ちた海で、同じように釣りをするからには、けしてひとりぼっちではありません。
つまり・・・釣り針と釣り針が世界中で繋がっているということです。
これをユング心理学ではシンクロニシティ=集合的無意識といいます・・・・・(嘘)
今日のテーマは「前向き思考」
この里帰りのたびにやってくる海は、大きなポテンシャルを秘めている。(気がする)
しかし、、私の実力不足のせいで残念ながらこれまでその良いところを、、引き出せていません。。
なので、普通なら後ろ向きな思考になってしまうところ。
Bibleにも「艱難の時には考えよ」という有名な言葉があります。
これはいわゆるダメなときにどーしよーと悩め、ということではなく、物事を常に前向きにとらえ、うまくいかない時は方法を変える大切さを説く言葉。
今回、勝手がわからないポイントだからこそ、徹底的に考え、
私の座右の銘「考え抜いた末の答えにこそ価値がある」を胸に
そこから何か見えてくることを信じて、今年最後のカヤックフィッシングを堪能し尽くしたいと思います。
・・・さて、今日のねらいは、真鯛&平政。
平政は巡り合わせの面もあるので何とも言えませんが、真鯛は鉄板なはず。(と信じる・・・)
ただ、このポイントで私にはまだ釣れたことがありません。
きっと何かが符合していないわけで、その原因も追究したいと思います。

8時出艇。
はい・・・まだデスペラードではありません。(汗)
新艇は艤装もできておらず、しかも冬の荒れた海では乗り慣れないフネは危険と判断し、持ってきませんでした。
なので今年の締めは、勝手知ったるプロ2タンデムで。
出艇してしばらく漕ぐと、、ん?
水温低下でシブいことを予想していた私の固定観念が、崩れていきました・・・
まだまだ海に生命感が満ち溢れています。
直感的に、今日は釣れる、と確信。
すぐに良い潮目を見つけ、近づいていくと

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・(「ジョジョの奇妙な冒険」より)
魚探に盛大な反応があります。
こういうのは大概釣れないパターンが多いのですが、(汗)みすみす見過ごすわけにはいかないので、ハイピッチで攻めていきます。
すると、、さっそく、、
乗った!
・・・しかし、しばらくファイトした後、フッと 消える魚信。
再チャレンジ。
しかし、乗ったと思ったら、バレる・・・
こんなことを数度繰り返す。
・・・青物を期待したけど、何か違うようです。
やっぱり魚探で釣りをするとうまくいきません。(ていうか、下手なだけ?)
とはいえ反応があると見過ごせないので、いつもチャレンヂしては見るんですが、うまくいったためしがありません。
結局魚種は不明なまま。
私の釣りには魚探は向いてないのかも・・・
気を取り直し、魚探の反応は頭のすみっこの方に追いやり(忍)、いつも通り五感を頼りに再度ポイントを探します。
ジグへの反応が悪いのかも知れないので、様子を見るためタイラバに交換。
そして、自分的にきっと魚が寄っていそう、と思えるポイントへ投下。
すると、一投目、、
いきなり巻き上げと同時にヒット。

予想的中
あっけなく、真鯛。40くらいか。
一投目で釣れたのは初めて・・・。
思考と現実がピタッとはまる感覚に、感動。
この様子だと、この潮目には相当、魚群が寄っているはず。
一気に攻めます。
そして、、それと分かる小刻みな引き。
の後、ずうううんと重い。
来ました。奴です。

やっぱりアコウ。でかっ。

すぐさま再びアコウ。またまたでかっ。
いずれも手尺で40超。
やたら体格はいいものの、この海域では必ず釣れる、ありふれた一般市民です。
ただこのペースで釣れ続くと、本命の真鯛を一定数釣るまでに、どれだけアコウが混じってくるのか、若干不安になってきました。(汗
アコウ注意報発令です
やっぱり岩礁帯で真鯛を狙うと、必然的に市街戦となり、ある程度一般市民に被害が生じるのは避けられません。
でも、釣りとしては技術の必要ないアコウの方が、市場ではずっと高価という矛盾・・・
と思って中層を意識しつつ巻いてたら、今度は明らかに違う引きの魚が。
水面まで抵抗するのは、、

30未満のチャリコ。
かわいそうですが・・・ちょうど土鍋スタンダードなので、鯛飯の旨さにハマッている釣り人からは逃げられないぞ、と。
先程の真鯛は底付近だったものの、今度は中層。
さっきの真鯛はマグレかとも思いましたが、この潮目には根魚も待ち構えているものの、さらにその上空に一定数真鯛が寄っていることを、確信。
続けて、ん?と小さいが謎の引き味。新魚種を期待させる。

正体。ちっさいガシラ。
引きはガシラっぽくなかったんですが・・・残念。放流。
無事元気に帰還。

そしてまた、アコウ。だいぶ中層まで追っかけて来たので最初は真鯛かと思いましたが、、引きが違いました。
・・・遂にアコウ警報発令。
今後は毅然とリリースで。でも無事帰国してもらえるかな・・・?

続けて、ミニガシラ。
この辺のガシラは大きいのをまだ見たことがありません??
そして、やっと待望の引き味がやってきました・・・
竿を絞り込むのは、

よっしゃ真鯛。
ただ、やっぱり40を超えません。
まだまだこの海のポテンシャルを引き出せていないので満足できないものの
ちょっと一息つけたので、海況を見ながら次第に沖を目指します。
しかし沖へ行くに従って、魚信は逆に低下。
もう一つの本命、平政の姿はなく、時折気になるポイントはジギングでも攻めてみますが、全く反応なし。
そして、ポツポツとあるアタリは全部・・・

たぶんコレです。
イカリムシのアンカリングを外して、帰国してもらおうとするも、、横転し、あてもなく水面を漂流するアコウ。
不憫なので・・・しぶしぶ難民申請を受理。
そして再び、なかなかのアタリが。
どうせまたアコウだろう、と思ったら、、
ん??なんやこの茶色い魚は??

ん?これ、メ・バ・ルちゃうん?
ええサイズで、尺近いメバル。
絶対マグレだけど・・・おかっぱり経験のない私には初のメバル。これは、、正直めっちゃ嬉しい。
テンションあがるわー
その後も、平政のいる場所を探して、とりあえず60メートルラインを目指すが、やっぱり釣れる雰囲気は消失していく。
そして釣れるのは、、

こんな、

こんなビザの切れた人たちなので、
強制送還。

でも、アコウさんはなぜか他の魚さんと体のつくりが違うのか、帰国を命じても必ず難民になられるので、仕方なく受け入れ。
この海域では四十路未満のアコウはリリースしたいのですが、贅沢?

そして、潮止まり。風も予報通り、完全に落ちました。
しばらくアタリが遠のく。
私的には潮止まり直前は、大型の真鯛が高確率で釣れるゴールデンタイムなのですが、今日は全然釣れる気配はなし。
おそらく、、この辺りは真鯛の魚影は濃いものの、大型が集まる場所ではないのかも知れません。
そして、やっとアタリがあると思ったら、

マハタ大。
40オーバーのナイスサイズですが、もう食べるあても、受け入れ先もないので、リリース。
アコウと違って、なぜか元気に復員していきます。
結局、平政のすみかを探して、70メートルラインまで出っ張ってきましたが、
何のきっかけも掴めないまま、太陽は南中。
途中、ベイトが目視で確認できるチャンスもあり、ジギングで勝負するも、、スカ。
・・・・
忘れた頃に、なんか来た。

これぞ鯛飯以下の真のチャリコ。
アイアムチャリコ
オーノー
ゲットアウト↓
沖にチラホラ見えるジギング船も移動を繰り返しているため、シブいのは確かなようです。
ハイピッチでひたすら頑張っているプレジャーボートも近くにやって来ましたが、かなり辛そう。
やっぱりどこも青物はお留守のようです。
しかも・・・沖には真鯛すら寄っていない感じで、、

ん~・・・やっぱりアコウ。
この季節にこれほど沖まで出張できるチャンスもまたとないので、諦めきれずウロウロ移動を繰り返しますが、振り返ってみると結局、かなり無駄な時間を過ごすことになってしまいました。
~・~・~
そして本日の第2章 午後の部へ。
これまでは家庭事情もあり、午後の部にチャレンジするチャンスはほとんどなかったのですが、今回は里帰り中のため、日が落ちるまでチャンスはあります。
しかし、数少ない経験からは、午後の地合いがやってくるまで、真昼間は我慢の時間帯。
やがて、約2時間の辛い沈黙のあと、再び少しづつ上がりだした風と共に、
帰路、40メートルラインに絶好の潮目が浮かぶ。
ドドドドドドド・・・(ジョジョの奇妙な冒険より)
フツーなら一瞥して通り過ぎてしまいそうな、かすかな潮目ですが、形といい、流れ方といいナイスな真鯛系潮目であります。
何度が落としていると、ん?明らかに真鯛の存在を知らせる感触が。
ご在宅のようです!
押し方を変えつつ、何度もしつこくインターホンを鳴らす。

よっしゃ出た!
長い沈黙の後だけに感無量です。
でもやっぱりどうしても、、40クラスを出ません。
サイズは望めないので、ここは前向きに考えて、日没までに真鯛の数釣りに挑戦することに。
容赦なく絨毯爆撃。

でもやっぱりアコウさんも出てくる・・・もはや特別警報レベル。しかも世帯主よりでかいし
手前の部屋に住んでるから仕方ない?
また40オーバーの堂々たる。もったいないくらいです。
もう一度ポイントに入り直して、仕切り直し。
そして、ついに真鯛の集合住宅を発見。
ここからは真鯛が4連発。
完全にパターンを掴みました。




再び土鍋サイズの未成年。
もったいないけど、鯛飯要員は既に確保したので無益な殺生はせず、もう一度お留守番してもらうことに。
真鯛はまだまだ釣れそうな感じでしたが、調子に乗っているといつの間にか日没が近づいてきたので、
名残惜しくも沖上がりとしました。

【本日の釣果】
マダイ ×7 42cm~30cm×6、25cm(チャリコ)
アコウ ×6 42cm~30cm
メバル ×1 27cm
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 45g
夕闇で片付け中、紛失・・・ぽい
【本日の潮】
小潮
釣り納めらしく、、最後まで楽しむことができました!
真鯛は釣れたけど、青物は釣れない、、
ある意味、そんな私の一年を象徴するような一日でした。
よく考えたら、今日釣れた6枚の真鯛(チャリコ除く)は、2014年に釣り上げた大鯛6枚、71cm(7月2日)、83cm(10月9日)、86cm(10月22日)、77cm(10月30日)、82cm(11月5日)、72cm(11月19日)の象徴だったのかも・・・(激しい思い込み)
思えばカヤックフィッシング1年目、
ルアーの基本知識もなく、それこそオールナイロンラインから始めて、キャスト一発で再起不能バックラッシュに見舞われるような、そんな地を這う地平線からスタートしたのは、5月。
地平線をさまよい、水を求めてさまよった挙句、、
あえて醜態をさらしつつ、ツッコミを入れてもらうためブログを始めたのが、7月。
ブログを見て水や食料を恵んでくださる親切な方が段々と増え、
少し道筋が見えてきたのが、10月。
そして、こうして年の瀬まで何とか楽しく続けてこれたのも、こんな駄文ブログを見て下さる方々の、アドバイスや激励、共感の、まさに「集合無意識」=タマモノのカタマリです。
カヤックフィッシング最高!そして燃えよ2015年!
今年も温かいアドバイスと愛のツッコミを!よろしくお願いします!

にほんブログ村
妻の実家への里帰り中、ちょうど海況の良い日が重なったため、家族に暇をいただき、
今度こそ、本当のラスト釣行、泣きの一回に行って参りました。
ノビた(腐った?)年越しそばのような記事ですが、お付き合いください。
やがて数日後にやってくる10年に1度の大雪の足音を消してしまうような、しずけき朝。
この日は久しぶりの釣り日和。おそらく、ニッポン全国で海に魅入られたカヤッカーやボーター達が釣り納めをしているはず。
私は相変わらずひとりぼっちですが、彼らの高揚感と緊張感が満ちた海で、同じように釣りをするからには、けしてひとりぼっちではありません。
つまり・・・釣り針と釣り針が世界中で繋がっているということです。
これをユング心理学ではシンクロニシティ=集合的無意識といいます・・・・・(嘘)
今日のテーマは「前向き思考」
この里帰りのたびにやってくる海は、大きなポテンシャルを秘めている。(気がする)
しかし、、私の実力不足のせいで残念ながらこれまでその良いところを、、引き出せていません。。
なので、普通なら後ろ向きな思考になってしまうところ。
Bibleにも「艱難の時には考えよ」という有名な言葉があります。
これはいわゆるダメなときにどーしよーと悩め、ということではなく、物事を常に前向きにとらえ、うまくいかない時は方法を変える大切さを説く言葉。
今回、勝手がわからないポイントだからこそ、徹底的に考え、
私の座右の銘「考え抜いた末の答えにこそ価値がある」を胸に
そこから何か見えてくることを信じて、今年最後のカヤックフィッシングを堪能し尽くしたいと思います。
・・・さて、今日のねらいは、真鯛&平政。
平政は巡り合わせの面もあるので何とも言えませんが、真鯛は鉄板なはず。(と信じる・・・)
ただ、このポイントで私にはまだ釣れたことがありません。
きっと何かが符合していないわけで、その原因も追究したいと思います。
8時出艇。
はい・・・まだデスペラードではありません。(汗)
新艇は艤装もできておらず、しかも冬の荒れた海では乗り慣れないフネは危険と判断し、持ってきませんでした。
なので今年の締めは、勝手知ったるプロ2タンデムで。
出艇してしばらく漕ぐと、、ん?
水温低下でシブいことを予想していた私の固定観念が、崩れていきました・・・
まだまだ海に生命感が満ち溢れています。
直感的に、今日は釣れる、と確信。
すぐに良い潮目を見つけ、近づいていくと
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・(「ジョジョの奇妙な冒険」より)
魚探に盛大な反応があります。
こういうのは大概釣れないパターンが多いのですが、(汗)みすみす見過ごすわけにはいかないので、ハイピッチで攻めていきます。
すると、、さっそく、、
乗った!
・・・しかし、しばらくファイトした後、フッと 消える魚信。
再チャレンジ。
しかし、乗ったと思ったら、バレる・・・
こんなことを数度繰り返す。
・・・青物を期待したけど、何か違うようです。
やっぱり魚探で釣りをするとうまくいきません。(ていうか、下手なだけ?)
とはいえ反応があると見過ごせないので、いつもチャレンヂしては見るんですが、うまくいったためしがありません。
結局魚種は不明なまま。
私の釣りには魚探は向いてないのかも・・・
気を取り直し、魚探の反応は頭のすみっこの方に追いやり(忍)、いつも通り五感を頼りに再度ポイントを探します。
ジグへの反応が悪いのかも知れないので、様子を見るためタイラバに交換。
そして、自分的にきっと魚が寄っていそう、と思えるポイントへ投下。
すると、一投目、、
いきなり巻き上げと同時にヒット。
予想的中
あっけなく、真鯛。40くらいか。
一投目で釣れたのは初めて・・・。
思考と現実がピタッとはまる感覚に、感動。
この様子だと、この潮目には相当、魚群が寄っているはず。
一気に攻めます。
そして、、それと分かる小刻みな引き。
の後、ずうううんと重い。
来ました。奴です。
やっぱりアコウ。でかっ。
すぐさま再びアコウ。またまたでかっ。
いずれも手尺で40超。
やたら体格はいいものの、この海域では必ず釣れる、ありふれた一般市民です。
ただこのペースで釣れ続くと、本命の真鯛を一定数釣るまでに、どれだけアコウが混じってくるのか、若干不安になってきました。(汗
アコウ注意報発令です
やっぱり岩礁帯で真鯛を狙うと、必然的に市街戦となり、ある程度一般市民に被害が生じるのは避けられません。
でも、釣りとしては技術の必要ないアコウの方が、市場ではずっと高価という矛盾・・・
と思って中層を意識しつつ巻いてたら、今度は明らかに違う引きの魚が。
水面まで抵抗するのは、、
30未満のチャリコ。
かわいそうですが・・・ちょうど土鍋スタンダードなので、鯛飯の旨さにハマッている釣り人からは逃げられないぞ、と。
先程の真鯛は底付近だったものの、今度は中層。
さっきの真鯛はマグレかとも思いましたが、この潮目には根魚も待ち構えているものの、さらにその上空に一定数真鯛が寄っていることを、確信。
続けて、ん?と小さいが謎の引き味。新魚種を期待させる。
正体。ちっさいガシラ。
引きはガシラっぽくなかったんですが・・・残念。放流。
無事元気に帰還。
そしてまた、アコウ。だいぶ中層まで追っかけて来たので最初は真鯛かと思いましたが、、引きが違いました。
・・・遂にアコウ警報発令。
今後は毅然とリリースで。でも無事帰国してもらえるかな・・・?
続けて、ミニガシラ。
この辺のガシラは大きいのをまだ見たことがありません??
そして、やっと待望の引き味がやってきました・・・
竿を絞り込むのは、
よっしゃ真鯛。
ただ、やっぱり40を超えません。
まだまだこの海のポテンシャルを引き出せていないので満足できないものの
ちょっと一息つけたので、海況を見ながら次第に沖を目指します。
しかし沖へ行くに従って、魚信は逆に低下。
もう一つの本命、平政の姿はなく、時折気になるポイントはジギングでも攻めてみますが、全く反応なし。
そして、ポツポツとあるアタリは全部・・・
たぶんコレです。
イカリムシのアンカリングを外して、帰国してもらおうとするも、、横転し、あてもなく水面を漂流するアコウ。
不憫なので・・・しぶしぶ難民申請を受理。
そして再び、なかなかのアタリが。
どうせまたアコウだろう、と思ったら、、
ん??なんやこの茶色い魚は??
ん?これ、メ・バ・ルちゃうん?
ええサイズで、尺近いメバル。
絶対マグレだけど・・・おかっぱり経験のない私には初のメバル。これは、、正直めっちゃ嬉しい。
テンションあがるわー
その後も、平政のいる場所を探して、とりあえず60メートルラインを目指すが、やっぱり釣れる雰囲気は消失していく。
そして釣れるのは、、
こんな、
こんなビザの切れた人たちなので、
強制送還。
でも、アコウさんはなぜか他の魚さんと体のつくりが違うのか、帰国を命じても必ず難民になられるので、仕方なく受け入れ。
この海域では四十路未満のアコウはリリースしたいのですが、贅沢?
そして、潮止まり。風も予報通り、完全に落ちました。
しばらくアタリが遠のく。
私的には潮止まり直前は、大型の真鯛が高確率で釣れるゴールデンタイムなのですが、今日は全然釣れる気配はなし。
おそらく、、この辺りは真鯛の魚影は濃いものの、大型が集まる場所ではないのかも知れません。
そして、やっとアタリがあると思ったら、
マハタ大。
40オーバーのナイスサイズですが、もう食べるあても、受け入れ先もないので、リリース。
アコウと違って、なぜか元気に復員していきます。
結局、平政のすみかを探して、70メートルラインまで出っ張ってきましたが、
何のきっかけも掴めないまま、太陽は南中。
途中、ベイトが目視で確認できるチャンスもあり、ジギングで勝負するも、、スカ。
・・・・
忘れた頃に、なんか来た。
これぞ鯛飯以下の真のチャリコ。
アイアムチャリコ
オーノー
ゲットアウト↓
沖にチラホラ見えるジギング船も移動を繰り返しているため、シブいのは確かなようです。
ハイピッチでひたすら頑張っているプレジャーボートも近くにやって来ましたが、かなり辛そう。
やっぱりどこも青物はお留守のようです。
しかも・・・沖には真鯛すら寄っていない感じで、、
ん~・・・やっぱりアコウ。
この季節にこれほど沖まで出張できるチャンスもまたとないので、諦めきれずウロウロ移動を繰り返しますが、振り返ってみると結局、かなり無駄な時間を過ごすことになってしまいました。
~・~・~
そして本日の第2章 午後の部へ。
これまでは家庭事情もあり、午後の部にチャレンジするチャンスはほとんどなかったのですが、今回は里帰り中のため、日が落ちるまでチャンスはあります。
しかし、数少ない経験からは、午後の地合いがやってくるまで、真昼間は我慢の時間帯。
やがて、約2時間の辛い沈黙のあと、再び少しづつ上がりだした風と共に、
帰路、40メートルラインに絶好の潮目が浮かぶ。
ドドドドドドド・・・(ジョジョの奇妙な冒険より)
フツーなら一瞥して通り過ぎてしまいそうな、かすかな潮目ですが、形といい、流れ方といいナイスな真鯛系潮目であります。
何度が落としていると、ん?明らかに真鯛の存在を知らせる感触が。
ご在宅のようです!
押し方を変えつつ、何度もしつこくインターホンを鳴らす。
よっしゃ出た!
長い沈黙の後だけに感無量です。
でもやっぱりどうしても、、40クラスを出ません。
サイズは望めないので、ここは前向きに考えて、日没までに真鯛の数釣りに挑戦することに。
容赦なく絨毯爆撃。
でもやっぱりアコウさんも出てくる・・・もはや特別警報レベル。しかも世帯主よりでかいし
手前の部屋に住んでるから仕方ない?
また40オーバーの堂々たる。もったいないくらいです。
もう一度ポイントに入り直して、仕切り直し。
そして、ついに真鯛の集合住宅を発見。
ここからは真鯛が4連発。
完全にパターンを掴みました。
再び土鍋サイズの未成年。
もったいないけど、鯛飯要員は既に確保したので無益な殺生はせず、もう一度お留守番してもらうことに。
真鯛はまだまだ釣れそうな感じでしたが、調子に乗っているといつの間にか日没が近づいてきたので、
名残惜しくも沖上がりとしました。
【本日の釣果】
マダイ ×7 42cm~30cm×6、25cm(チャリコ)
アコウ ×6 42cm~30cm
メバル ×1 27cm
【本日の未帰還機】
ビンビン玉 45g
夕闇で片付け中、紛失・・・ぽい
【本日の潮】
小潮
釣り納めらしく、、最後まで楽しむことができました!
真鯛は釣れたけど、青物は釣れない、、
ある意味、そんな私の一年を象徴するような一日でした。
よく考えたら、今日釣れた6枚の真鯛(チャリコ除く)は、2014年に釣り上げた大鯛6枚、71cm(7月2日)、83cm(10月9日)、86cm(10月22日)、77cm(10月30日)、82cm(11月5日)、72cm(11月19日)の象徴だったのかも・・・(激しい思い込み)
思えばカヤックフィッシング1年目、
ルアーの基本知識もなく、それこそオールナイロンラインから始めて、キャスト一発で再起不能バックラッシュに見舞われるような、そんな地を這う地平線からスタートしたのは、5月。
地平線をさまよい、水を求めてさまよった挙句、、
あえて醜態をさらしつつ、ツッコミを入れてもらうためブログを始めたのが、7月。
ブログを見て水や食料を恵んでくださる親切な方が段々と増え、
少し道筋が見えてきたのが、10月。
そして、こうして年の瀬まで何とか楽しく続けてこれたのも、こんな駄文ブログを見て下さる方々の、アドバイスや激励、共感の、まさに「集合無意識」=タマモノのカタマリです。
カヤックフィッシング最高!そして燃えよ2015年!
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2014年12月25日
冒険の書 第2章 一生手漕ぎ宣言 ロックンロールカヤック デスペラード ~ 自分的宝物 ~
子どもたちとツリーリングを楽しむために、ふとしたきっかけで手に入れたカヤック、
マリブカヤックス プロ2タンデム。
そこからすべては始まった。

このタフではあるが重く大きな農耕馬のような船体にまたがり、
釣りの基本的な知識すらないまま、ひとりぼっちで始めたカヤックフィッシング。
鉄下駄だとも気づかずに、夢中で漕ぎまくること、24たび。

海に出るたびにカヤックフィッシングの魅力、海への思いが同時に深まっていく。
この楽しすぎるMONOにかけたお金は10万円たらず
見るもの聞くもの全てに手垢が付き、色あせて見える年齢に至った私に、こんなに夢中になれるものがあったなんて。
おそらく、人生において最も有意義な投資のひとつだったと思います。

しかし鉄下駄は鉄下駄。
次第に馬脚を現します。なにせ鈍足艦。いくら力強く濃いでも、艇速が出ない。
レジャー用のためかロッドホルダーやハッチもない・・・

それでも、この農耕馬は抜群の安定性と堅牢さで、せっせと私を海へと運び、私にたくさんの喜びをくれました

やがて、半年が過ぎ
行けなかったあの場所へ、行ってみたい。
駿馬のような美しく力強い漕ぎ味を感じてみたい。
そんな気持ちが高まる
そしてたったひとりの海原de..は新たなステージへ。
我が家にやってきた優駿は、、
ロックンロールカヤック デスペラード。

舶来のカヤックにはない、日本的な洗練された繊細で美しいライン・・・
そのシェイプは、まさに失われし旧日本海軍の戦闘艦の艦橋を思わせる緊張感と、ノスタルジックな美しさを兼ね備えています。
そして内に秘められた高性能。
それはまさに、日本人の魂のよう。

この、艦尾にかけての雄大な艦幅・・・。
まさにパナマックスにとらわれない連合艦隊のみがなせる造船美、46センチ砲を搭載しうる船型は、時代を超え戦艦大和からデスペラードにも受け継がれているのである(適当)

つい脱線してしまいましたが、、
このフネを選択したのには理由があります。
漁場へゆくすべは数あれど・・・
自分の力で漕ぎ、自分の頭で考え、自然環境と戦い、獲物を得る。
私は、
この原始的でシンプルなプロセスに限りない魅力と喜びを感じている。
動力に頼らず、手漕ぎでどこまでやれるかに挑戦したい。
この道を究めるための、最高の道具とは?
そんな問いへのひとつの答え。
その名もデスペラード。ならず者の名を冠する船。
我が敬愛するジーザスも、同時代においてはデスペラード、打ち捨てられしならず者でありました。
既成概念と戦い、壊し、新しいものを生み出す気概と信念(ROCK)に満ちた名前です。
とはいえこのデスペラード、新品では私ごときに到底手を出せる価格ではありません。
まさに岸壁に咲く花のよう。
でした。
そんなある日、何気なくオークションを眺めていたら、、

うおっつ。
え~!デスペが出品されちゃってるじゃないですか!
かなりの美品で、しかもかっちょいいレッドやん!
デスペラードがオークションに出てくるなんて、2年に1度あるかないか。・・・オークファンによれば、いまだかつて2回?しかないのでは?
しかも出品されたのが木曜で、終了が土曜日のたった3日間に、、
いったい日本中のカヤックアングラーのどれくらいが気づけることだろう・・・
くしくも自分が知ったのも、まさに天佑というしか。

そして、優駿は我が家の門を叩いたのである!

やっぱりというか、想像以上に、めちゃくちゃかっこいいです・・・
美しさと速さと機能とが、ひとつの形を持って表現されたよう
そして実物を見て、さらに嬉しい誤算が。
美品どころか、新品に近い。。
キールに擦った跡がまるでありません・・・
魚探用のスコッティマウントもなし。
加工した形跡が全くなく、前所有者の香りが一切ない。
?何に使っていたんだろう・・・そしてなぜ手放したんだろう・・・(謎)
今年の締めにぜひ大物を釣り上げたいと思っていましたが、思わぬ形での贈り物・・・
神は願ったものを労せず与えることはせず、願うものを自ら得られるように助けるといいますが、
これで大物を獲りに行けと!!
まさに最高のクリスマスプレゼントです。。
来年はこの素晴らしいフネと共に冒険し、
新たな歴史を刻んでいきたいと思います!
カヤックフィッシング最高!

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マリブカヤックス プロ2タンデム。
そこからすべては始まった。
このタフではあるが重く大きな農耕馬のような船体にまたがり、
釣りの基本的な知識すらないまま、ひとりぼっちで始めたカヤックフィッシング。
鉄下駄だとも気づかずに、夢中で漕ぎまくること、24たび。
海に出るたびにカヤックフィッシングの魅力、海への思いが同時に深まっていく。
この楽しすぎるMONOにかけたお金は10万円たらず
見るもの聞くもの全てに手垢が付き、色あせて見える年齢に至った私に、こんなに夢中になれるものがあったなんて。
おそらく、人生において最も有意義な投資のひとつだったと思います。
しかし鉄下駄は鉄下駄。
次第に馬脚を現します。なにせ鈍足艦。いくら力強く濃いでも、艇速が出ない。
レジャー用のためかロッドホルダーやハッチもない・・・
それでも、この農耕馬は抜群の安定性と堅牢さで、せっせと私を海へと運び、私にたくさんの喜びをくれました
やがて、半年が過ぎ
行けなかったあの場所へ、行ってみたい。
駿馬のような美しく力強い漕ぎ味を感じてみたい。
そんな気持ちが高まる
そしてたったひとりの海原de..は新たなステージへ。
我が家にやってきた優駿は、、
ロックンロールカヤック デスペラード。
舶来のカヤックにはない、日本的な洗練された繊細で美しいライン・・・
そのシェイプは、まさに失われし旧日本海軍の戦闘艦の艦橋を思わせる緊張感と、ノスタルジックな美しさを兼ね備えています。
そして内に秘められた高性能。
それはまさに、日本人の魂のよう。
この、艦尾にかけての雄大な艦幅・・・。
まさにパナマックスにとらわれない連合艦隊のみがなせる造船美、46センチ砲を搭載しうる船型は、時代を超え戦艦大和からデスペラードにも受け継がれているのである(適当)

つい脱線してしまいましたが、、
このフネを選択したのには理由があります。
漁場へゆくすべは数あれど・・・
自分の力で漕ぎ、自分の頭で考え、自然環境と戦い、獲物を得る。
私は、
この原始的でシンプルなプロセスに限りない魅力と喜びを感じている。
動力に頼らず、手漕ぎでどこまでやれるかに挑戦したい。
この道を究めるための、最高の道具とは?
そんな問いへのひとつの答え。
その名もデスペラード。ならず者の名を冠する船。
我が敬愛するジーザスも、同時代においてはデスペラード、打ち捨てられしならず者でありました。
既成概念と戦い、壊し、新しいものを生み出す気概と信念(ROCK)に満ちた名前です。
とはいえこのデスペラード、新品では私ごときに到底手を出せる価格ではありません。
まさに岸壁に咲く花のよう。
でした。
そんなある日、何気なくオークションを眺めていたら、、
うおっつ。
え~!デスペが出品されちゃってるじゃないですか!
かなりの美品で、しかもかっちょいいレッドやん!
デスペラードがオークションに出てくるなんて、2年に1度あるかないか。・・・オークファンによれば、いまだかつて2回?しかないのでは?
しかも出品されたのが木曜で、終了が土曜日のたった3日間に、、
いったい日本中のカヤックアングラーのどれくらいが気づけることだろう・・・
くしくも自分が知ったのも、まさに天佑というしか。
そして、優駿は我が家の門を叩いたのである!
やっぱりというか、想像以上に、めちゃくちゃかっこいいです・・・
美しさと速さと機能とが、ひとつの形を持って表現されたよう
そして実物を見て、さらに嬉しい誤算が。
美品どころか、新品に近い。。
キールに擦った跡がまるでありません・・・
魚探用のスコッティマウントもなし。
加工した形跡が全くなく、前所有者の香りが一切ない。
?何に使っていたんだろう・・・そしてなぜ手放したんだろう・・・(謎)
今年の締めにぜひ大物を釣り上げたいと思っていましたが、思わぬ形での贈り物・・・
神は願ったものを労せず与えることはせず、願うものを自ら得られるように助けるといいますが、
これで大物を獲りに行けと!!
まさに最高のクリスマスプレゼントです。。
来年はこの素晴らしいフネと共に冒険し、
新たな歴史を刻んでいきたいと思います!
カヤックフィッシング最高!

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2014年12月10日
嗚呼 数奇者KF 24th 6目達成 ~ 感謝 ~
あれから一カ月。
そろそろナチュログの広告が、我が「たったひとりの海原de..」の背中をとらえ、競技場のトラック勝負になるころ。(焦)
やっと海況と休みが一致して、やってまいりました。
けれど、これまでこの日を待ち焦がれていたのに、
海へ向かう道中、すっかり変わってしまったさむざむとした光景にやる気がしぼんでいき、
こんな季節に海に行くなんて、客観的に見ると・・・アホだよな、と何度も自問自答している私がいる。
峠は深い雪に包まれています。
山を下りると、町は完全な雪国の風貌。。
この中で浮くとは、まさに狂気・・・
大学時代に冬もバリバリウインドサーフィンやってた頃も、いわば競技としてやってたからできたわけで、純粋な趣味の範疇で冬の日本海にやってくるなんて、常人の理解を超えた世界。
そう日本海はこの季節、一部のサーファーや釣り人、まさに選ばれし数奇者たちの集まるパラダイスなのです。
日本海にうじのぐっさんといふ数寄者ありけり。
うおを獲りて暮らしたり。
さて、こんな季節に海などと物狂いである等色々不満をのたまいましたが、
本日は、一応荒れの後のつかの間の、「ひょっとしたら何とか浮けるかもしれない日」であります。
先日までの予報を悲観して、せっかくお誘いいただいた2012jinさんとのコラボは成りませんでしたが、
予報が好転しつつあったのもあり、爆釣をほのかに期待させるその謳い文句にひかれて、とにかく海を見てから決めようとやってきました。
意外に寒くなく、出艇準備しているうちに体が熱くなってきたため、フルドライは汗だくになりそうなので、今日はウエットにドライトップのいでたち。
やる気も、がぜん回復してきました!!
今日は次第に風は落ちていく方向の予報のため、大事をとって早朝は様子見して、少し遅めの7時半に出艇。
堤防を出ると体感3~4メートルといった風情。
結構風はありますが、前回ほどではなく、手漕ぎのパラアンカーなしでもなんとか釣りができそうです。
今日のテーマは「感謝」
カヤックフィッシング初年度の本年、おそらく今日が最後の出撃。
久しぶりなので、今日は今年一年の感謝を込めて・・・やり尽くします!
ただ・・・沖を一望すると、ぼやーんとして潮目もあまりなく、ぜんぜんカーニバルな感じではありません。
気を取り直しつつ、
早朝恒例、浅場に結構いい反応が並んでいるので、今日は男気ジグで攻めていきます。
しかし、、高速巻き、ストップ、ちょいとジャークなどパターンを見つけるべく攻めてみますが、小手先の技のせいか
釣れません・・・
でもボディコンタクトは結構ある感じで、グッと一瞬乗りそうになるが、んっつ、とハリ掛かりしない。
じゃれてくる雰囲気は青物系な気もしますが、おおむね低活性なのかもしれません。
でも水温は一か月前とそこまで変わっていない感じ。
・・・違う!低活性はまだ早い!
つまり、、喰わせるだけの技が、ない(涙)ということであります。
というわけで、、
何がいるのか知りたい気持ちだけは抑えられずに、ここは男気をいったん引っ込め、ズルをば。
これでもか!とタイラバで絨毯爆撃
・・・やっぱり無反応。
むむむむ・・・今日は浅場はダメ、ということで!
流されるまま少しづつ沖へ。
やがてやってきたファーストヒットは、釣り始めから約1時間後の45メートルラインにて。
やっと出た、でもきっと根魚・・・と思ったら、
30㎝弱のチャリコ。
このサイズはあまり釣ったことないので、ちょっと嬉しい誤算
小さくても宝石のように美しいのがマダイ。
ちょっとかわいそうな気もしますが、ちょうど土鍋にINしそうなベストサイズなので、タイめし要員として確保させてもらいます!
やや強い風、時折吹き下ろしのブロー(推定風速5メートル)に悩まされますが、アタリの出た深度で、縦移動はいったん終了し、今度は岸沿いに横移動していきます。
すると・・・
今日一番の良さげ潮目が視界の端っこに!
お!(喜)
転進!
そしてちょうど落としていたタイラバをマッハで回収して落としなおそうとした矢先、
突如 『事故発生』
タイラバが回収手前でグイーンと引っ張られる。
この引きは、、長らく味わったことのない。
しかし・・・ビタイチドラグは鳴らじ
トップで暴れるその姿は・・・ギリ・ハマチ!
ほっそりとしておられるので、噂の当地名物・脂ノリノリハマチ、ではない感じですが、、
やっと待望の青物が釣れました!
よっしゃー。
良く見ると・・・ん?魚探が真っ赤。
火事です!
もっか、団体さんが『通過中』であります!
〆るのも後回し。マッハでジギングに移行。
爆雷投下。
ジャカジャカ巻!ストップ!
しーん。
あれ?
おかしいな・・・と、にわかジャークを繰り出すと、乗った!
おっしゃ来たハマチ!(思い込み)
??
オッス、オラ管理人ガッシー(現実)
えーーー!?うそーー
あんたとちゃうっしょ!
続けて粘るも、なかなかジグを喰わせられず
そして、、こういう時に限って痛恨の根ガカリ。
やっぱり風でラインが流されてるのがまずいのか・・・
おそらくダイレクト岩ロックのため、ハンドパワーで自沈を選ぶも、リーダー結束が良すぎたせいか、PE高切れ。
がーん。。
この波風のなかリーダー組みなおす気も起らず、今後はタイラバ道にまい進することに。
~・~・~
風のご機嫌をうかがいながら、少しづつ深場へ進出。
かすかに良い雰囲気の潮目ができています。
やっぱりなんかいました!
40cmクラスのアコウ。
このサイズのアコウはめちゃ嬉しい!
アコウの大型はイカリムシを連れてない気がする。イカリムシに寄生されると大きくなれないのかな~
続けてアコウ。さっきよりさらにサイズアップ。
かなりええサイズで、40オーバー確実。
アコウは穂先の動きで魚種が分かりやすい。
というか結局私がたくさん釣ったことがある魚種だから分かるだけ?
それにしても体高があって、ズシンと重い、ええアコウです。
さて、でも今日はなぜかマダイが釣れません(チャリコ除く)
このままだと記録も途絶え、あんまり喜んでは帰れないので、焦ります。。
1カ月経って、海が変わってしまったのか?
なかなか本命のアタリがないので、タイラバの教科書的なものを少しづつ外しながら、色々試してみます。
すると・・・お?というパターンで、今日一番のアタリが!
まさしくマダイの引きです。
釣り上げてないくせに、よっしゃマダイ来た~!と叫ぶ
この瞬間が最高に楽しい・・・(バレることをぜんぜん考えてない(汗)
ちょうど良いサイズです。
ドラグが出そうで出ない、寸止めクラスの50cmのマダイ。
良く考えると、時間的にもマダイが良く釣れる時間帯(私だけ?)に差し掛かるころ
地合いが来たと判断し、手返し良く行きます。
すると、続けて、
再びマダイ。パターンを掴んだ感じです
竿の絞り込み、特有のアクションでマダイと判明すると、鳴るか鳴るかとドラグの音に耳をそばだててしまうが・・・
やっぱりキリッともドラグは鳴らず、の40cmクラス。
これで一息つけました。
<閑話休題>
タイラバはゲーム性が低くてつまらない、やりすぎると堕落する?等々という意見がある、その理由が最近よく分かってきました。
もともと、漁具=仕事の道具
なので、成り立ちからして仕方ないのかも。
漁師さんが仕事のしやすい、一番よく釣れる、合理的な方法ですもんね~
ただ一方で、、
根魚狙いだとその通りなのですが、、こと警戒心の強いマダイに至っては、事故的なものを除き、ちょっとした工夫がないとなかなかうまく釣れないのも確か。
一般にタイラバのセオリーとされるものも、全然通用しない場面に当たることも本当に多く、
まだ開発途上の釣法ということもあり、今は色々試しながらドンドン自分流に書き換えていくのがまた、面白いところ。
よってマダイを狙うに関しては、タイラバのゲーム性は意外と高いのでは?と思ってます。
≪巻くだけで 釣れると人は いうなれど
巻けども釣れず これもタイラバ≫
やっぱりちゃんとパターンを掴むと連発するので、答えを見つけた喜びが大きい!ですよね
・・・さて、マダイはなんとか釣れた。
しかし今日はいっこうに姿を見せない、モンスターマダイ。
季節が変わって、深場へ落ちて行ってしまったのでしょうか・・
今日はまだドラグがピリッとも鳴っていないので、さみしい限りです。
この後もちょこまか移動しながら、色んな可能性を考え、流し直しますが、
レンコダイ。
意外と一般受けする?鯛王国の一般市民。
マダイかと思ってたのでガッカリ・・・
そしてかなりの良型のアオハタ君。
嬉しいけど、私にとってこいつが釣れるのは、潮が動いていないしもう帰れよーというしるし
帰れよ~と言われても、
久しぶりだったので、午後の部の展開にもちょっと期待したものの
だんだんと風は落ちていき、この季節にありえないほどの凪に
最高の天気です
海っていいな~このままずっと浮かんでいたい気分
でも潮目も消えてしまい、魚も昼寝のようです。
帰りがけにとっても旨い地底人ガッシーラを捕獲したのみで帰還となりました。
久しぶりなので粘ってみましたが、午後もやっぱり浅場は渋かった。
そもそも午後に良い思いをしたことも、
よく考えたら、私はあんまりないですね~
【本日の釣果】
マダイ ×3 51cm、40cm、28cm
レンコダイ ×1 30cm
アコウ ×2 42cm、40cm
アオハタ ×1 41cm
ガシラ ×2 30cm、28cm
ハマチ ×1 44cm
【本日の未帰還機】
アイルフラッシュCS70
【本日の潮】
中潮
やっぱり時が変わった、隔世の感があります・・・
遂に、5たび続いた、大鯛の記録は途絶えてしまいました。(涙
いつか終わると思ってましたが、やっぱりちょっと淋しいです
しかし、今日は柄にもなく、いろどりよく釣ることができ、6目達成。
私にしたら、できすぎですよね。。
この寒風ふきすさぶ日本海で、本当に子どもの頃に戻ったように、これこそが風雅であると、心から楽しむことができました。
釣りの技術も経験も、誰よりない私、そのエネルギーは、この SENCE OF WONDER
小さなことへの気づき、「感謝」から生まれます
あらためて、豊かな海の恵みに感謝!
カヤックフィッシング最高!

デュエル(DUEL) アイルフラッシュ CS
コウナゴがベイトの時は絶大な効果を発揮。名の通りスライドしながら落ちていく姿はまさにカーブスライダー。