2015年06月20日
梅子黄(うめのみきばむ)KF 12nd イサキジギング ~ 用心 ~
梅雨が梅の実を色づかせる頃、
妻の実家へ帰省。
久しぶりに快く送り出してもらい、近くの海で浮いてきました。
この海は風情もあって、人の心もどこかのどかで、大好きな場所なんですが、
今日は寒空。
予報は風速2~3m、うねりは0.7m
許容範囲のはず。
ただ…まだ明けないさなか、浜のブレイク音が少し気になる。風も予報よりある感じで、うねりも割増し請求な。
?この小さな変化を看過してはいけません。
油断大敵。

用心しつつ、少しづつ沖へ。
浅場のベイトはまずまず。
しかし、、反応の感じから、おそらくシラス優勢~。
シラスの下にも、魚が付いていれば、ジグのアクション次第で頑張れば食わせられるハズと信じ、
悲観せずに色々試しますが、謎のアタック?やアタリやが何度かあるも、乗らず。
そうこうするうちに、35メートルラインへ。
やがて、これは釣れるに違いない、というバッチリな場所を発見。
ズン。
やはり。
何か不思議な引き、体験したことのない引きの魚。
大きくはなさそう

やたっ!
初イサキ!
ちょっと小ぶりだけどめちゃ嬉しい。
ジグでも釣れると聞いてましたが、なんか少し成長したような気分になる私。
微速前進
もういっちょ、を狙って落とすと、底からの食い上げで竿がしなる。

連発狙ったけど、やっぱ違った。。
第一、引き味が違うっす。
今日のテーマは「用心」
何度も浮いてると、だんだんと経験が増え、心に余裕も生まれますが、良い意味でない余裕も生まれているのではないかなと。
自然相手の、一歩間違うと危険なレジャーなので、いつまでも気を緩めることなく。
なるほど、それ、気の緩みが原因か…
というわけで、、今日は迂闊にも忘れ物をしてしまいました。
魚探のネジ、という小さなものでしたが、なかったら結構面倒です。
…魚探と架台をセロテープでバリバリ固定。
何か今日はリズムがおかしい。
それにしても、沖は少し寒いくらい。
ラッシュに海パンの私は、まるだしの悪い例。
というのも、フネの上では大丈夫でも、
万が一沈して再乗艇できない状況のために、暑くても敢えて一段階オーバーなウェアリングで出るのがカヤックの鉄則
アカン!
反省。
さて、この状況ではジグでなかなか釣れなさそうな予感がするのですが、
毎回一枚は釣果に花のように添えたい、あの標的をまだゲットしていなかったことを思い出す。
そこで、ちょうど標的の付いていそうな湧昇流を見つけたので、今日初のリリーフ。
3投目で、いきなりドン!
ホントにいた!
叩く叩く!
これは本命ッス!
予想外に一回の表で来たターゲット。
ドラグは鳴りそうで鳴らない、が結構大きそう。
ただ…どうせバレるやろ、と思いつつゴリ巻き。
なぜならタイラバはとってもバレ易いから。
何度も泣かされてるから。
でもだからって浮動式を買ってまではこの勝負に勝とうは思わない私。
期待しない、リリーフピッチャーのスリルを楽しみつつ。

救援成功
綺麗なメスの真鯛、57cm
実は地合いかも、ということで、

もう一つ狙うも、続かず。
アコウさんすか。。
小さいのでリリースしようとするも、帰還できない様子で、残留。
なんとなく、ではありますが今日は真鯛はもう厳しいかも、という予感。
この地域はマダイバブルではないようで。
無事ピンポイントで役目は果たしてくれたので、再びピッチャー交代。
さっそくジギングで、

のハズが、、エースはこんな感じ。。
ジグサイズのガシラって、、
LION HEARTをたたえつつ、リリース。
しばらく漕ぎ進むと、さっき伊佐木をゲットした時と似たようなシチュエーションを再び発見。
これはきっとまだご在宅に違いない…
何度かフッキングを失敗したのち、、フォール途中、
突如ラインの速度がギアジェンジして滑り出す
合わせると、ドン!

やたっ!デカイサキ!
40少しないくらい。
めちゃ嬉しい。。
さて、ここまでで、7時。
なんだかんだで、いつもよりハイペースな気が。
ただ、うねりが結構キツくて、正直だんだん気持ち悪くなってきました。
なぜかうねりが二方向からやってきているようで、たまに三角波になってる場所もあるし、あぶない感じ
風はさほどないのですが、
寝不足のせいかな…
体調が悪くて、この海況で、だし
イサキを追加したい気持ちを抑えつつ、、ここは大事をとって一旦浜バック。
【7時までの部】

この集合写真、FRPのカヤック上だと、魚がすべるすべるの鬼滑走
アコウなんか特にヌルヌルでポリ艇でも結構すべると思うけど、みんなどうやって撮影してるんやろ?
~・~・~・~・~・~・~
うねりが収まるのを待って、
12時、再出艇。
【そして、午後の部】
もう終わってる感もありますが、、
出てみるとやっぱり午後も浅場の方が潮も反応も、にぎやかです。
反応が集中しているところを、底から丁寧に誘って、
もう制空権を離れたし回収かな、というところで、、
グイーーン!
?
結構浮いてたよね?でも青物?ではない引き。
何?

カレイ?いや、これ、
ヒラメやん!
初ヒラメ!
カレイ基準で、やたー!と思いましたが、
後で師匠に聞いてみたら、
ヒラメにしては小さな子をいじめてしまったみたいで(汗)。。
ヒラメって、結構中層まで追いかけてくるんすね~
10メートル以上は追いかけてた!
一反木綿みたいに海中をうねって泳ぐ姿を想像し、ビックリ!
再びヒラジグを舞わせてると、
今度は本当に中層で、来ました。。

チョイチョイじゃれてるのは感じ、たまに表層でボコボコやってるのもこいつだとは思ってたんですが、
今日はハマチは、いても釣れないゾーンと頭の外でした。
シラス食ってる中で、珍しいやつもいるんすね~
でも、やっぱりコマサでもええからヒラマサが欲しいわー
リリースしようと思ったものの、ハマも掛りが意外に深くてなかなか外せずにいるうちに衰弱してしまったので、キープ。
その後、うねりも落ち着いているので沖で頑張ってみたものの、

マイクロガシラのみ。
雰囲気からして、沖は全然釣れる気がしません。。
そして、一旦こういう感覚をおぼえると、マグレでも釣れたことがないので、、
浅場へ撤収。
ただ、浅場ももうダメな感じで、このまま浜までスルーしそうになりますが、、
ちょうど20メートル足らずの磯ポイントで、ベイトが湧いているのを発見し、ダメ元で丁寧にシャクってると、
何かめちゃ重い魚がヒット。
ゴミか!?昆布か!?
なんか太くて茶色いものが浮いてきたぞ…
瞬間、ごんぶとのエソかと思うも…
ん?

これ、ア・イ・ナ・メちゃうん?
初アイナメ!
しかも40超の立派なポン級とかいう?
スレやけど…嬉しい
どうやらこの辺りにはベイトが溜まっている様子
ふと海を除くと…
今日初めて、キラキラ輝くシラスの群れを視認。
ちなみにシラスといっても、目視不能なチリメングレードではなく、いつの間に成長したのか煮干しくらいはありそうな感じ。
煮干と言えば…
これ(笑)
実は初飛行のTGベイトスリム
目撃したシラスの有様をイメージつつ、しっかり中層まで泳がせると、
やっぱり、の水深で!
ダダ・ダン!

最後の最後で、プチMADAI JIGGING
シラスのすそ野で待ち受けていたのは、小さな(一応)マダイでした。

マダイ 57cm、32cm×2
イサキ 37cm、31cm×2
アコウ 32cm、25cm×2
ヒラメ 35cm×1
アイナメ 42cm×1
ハマチ ×1
うねりにやられて実釣時間は短かったものの、結果的には色々面白くておいしそうな魚が揃いました!
当たり前ですが、イサキの刺身はめちゃんこ旨かったです。
そして、意外にも今回の殊勲賞だったのがアイナメ!
刺身も旨いけど、ソテーしたら最高に旨い。アッサリしてるのに、プリプリで脂も乗って、濃厚な味。
特に皮が旨すぎる!
うねりでゲロゲロでしたが、今日は
最高のグルメフィッシングとなりました。
カヤックフィッシング最高!

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妻の実家へ帰省。
久しぶりに快く送り出してもらい、近くの海で浮いてきました。
この海は風情もあって、人の心もどこかのどかで、大好きな場所なんですが、
今日は寒空。
予報は風速2~3m、うねりは0.7m
許容範囲のはず。
ただ…まだ明けないさなか、浜のブレイク音が少し気になる。風も予報よりある感じで、うねりも割増し請求な。
?この小さな変化を看過してはいけません。
油断大敵。
用心しつつ、少しづつ沖へ。
浅場のベイトはまずまず。
しかし、、反応の感じから、おそらくシラス優勢~。
シラスの下にも、魚が付いていれば、ジグのアクション次第で頑張れば食わせられるハズと信じ、
悲観せずに色々試しますが、謎のアタック?やアタリやが何度かあるも、乗らず。
そうこうするうちに、35メートルラインへ。
やがて、これは釣れるに違いない、というバッチリな場所を発見。
ズン。
やはり。
何か不思議な引き、体験したことのない引きの魚。
大きくはなさそう
やたっ!
初イサキ!
ちょっと小ぶりだけどめちゃ嬉しい。
ジグでも釣れると聞いてましたが、なんか少し成長したような気分になる私。
微速前進
もういっちょ、を狙って落とすと、底からの食い上げで竿がしなる。
連発狙ったけど、やっぱ違った。。
第一、引き味が違うっす。
今日のテーマは「用心」
何度も浮いてると、だんだんと経験が増え、心に余裕も生まれますが、良い意味でない余裕も生まれているのではないかなと。
自然相手の、一歩間違うと危険なレジャーなので、いつまでも気を緩めることなく。
なるほど、それ、気の緩みが原因か…
というわけで、、今日は迂闊にも忘れ物をしてしまいました。
魚探のネジ、という小さなものでしたが、なかったら結構面倒です。
…魚探と架台をセロテープでバリバリ固定。
何か今日はリズムがおかしい。
それにしても、沖は少し寒いくらい。
ラッシュに海パンの私は、まるだしの悪い例。
というのも、フネの上では大丈夫でも、
万が一沈して再乗艇できない状況のために、暑くても敢えて一段階オーバーなウェアリングで出るのがカヤックの鉄則
アカン!
反省。
さて、この状況ではジグでなかなか釣れなさそうな予感がするのですが、
毎回一枚は釣果に花のように添えたい、あの標的をまだゲットしていなかったことを思い出す。
そこで、ちょうど標的の付いていそうな湧昇流を見つけたので、今日初のリリーフ。
3投目で、いきなりドン!
ホントにいた!
叩く叩く!
これは本命ッス!
予想外に一回の表で来たターゲット。
ドラグは鳴りそうで鳴らない、が結構大きそう。
ただ…どうせバレるやろ、と思いつつゴリ巻き。
なぜならタイラバはとってもバレ易いから。
何度も泣かされてるから。
でもだからって浮動式を買ってまではこの勝負に勝とうは思わない私。
期待しない、リリーフピッチャーのスリルを楽しみつつ。
救援成功
綺麗なメスの真鯛、57cm
実は地合いかも、ということで、
もう一つ狙うも、続かず。
アコウさんすか。。
小さいのでリリースしようとするも、帰還できない様子で、残留。
なんとなく、ではありますが今日は真鯛はもう厳しいかも、という予感。
この地域はマダイバブルではないようで。
無事ピンポイントで役目は果たしてくれたので、再びピッチャー交代。
さっそくジギングで、
のハズが、、エースはこんな感じ。。
ジグサイズのガシラって、、
LION HEARTをたたえつつ、リリース。
しばらく漕ぎ進むと、さっき伊佐木をゲットした時と似たようなシチュエーションを再び発見。
これはきっとまだご在宅に違いない…
何度かフッキングを失敗したのち、、フォール途中、
突如ラインの速度がギアジェンジして滑り出す
合わせると、ドン!
やたっ!デカイサキ!
40少しないくらい。
めちゃ嬉しい。。
さて、ここまでで、7時。
なんだかんだで、いつもよりハイペースな気が。
ただ、うねりが結構キツくて、正直だんだん気持ち悪くなってきました。
なぜかうねりが二方向からやってきているようで、たまに三角波になってる場所もあるし、あぶない感じ
風はさほどないのですが、
寝不足のせいかな…
体調が悪くて、この海況で、だし
イサキを追加したい気持ちを抑えつつ、、ここは大事をとって一旦浜バック。
【7時までの部】
この集合写真、FRPのカヤック上だと、魚がすべるすべるの鬼滑走
アコウなんか特にヌルヌルでポリ艇でも結構すべると思うけど、みんなどうやって撮影してるんやろ?
~・~・~・~・~・~・~
うねりが収まるのを待って、
12時、再出艇。
【そして、午後の部】
もう終わってる感もありますが、、
出てみるとやっぱり午後も浅場の方が潮も反応も、にぎやかです。
反応が集中しているところを、底から丁寧に誘って、
もう制空権を離れたし回収かな、というところで、、
グイーーン!
?
結構浮いてたよね?でも青物?ではない引き。
何?
カレイ?いや、これ、
ヒラメやん!
初ヒラメ!
カレイ基準で、やたー!と思いましたが、
後で師匠に聞いてみたら、
ヒラメにしては小さな子をいじめてしまったみたいで(汗)。。
ヒラメって、結構中層まで追いかけてくるんすね~
10メートル以上は追いかけてた!
一反木綿みたいに海中をうねって泳ぐ姿を想像し、ビックリ!
再びヒラジグを舞わせてると、
今度は本当に中層で、来ました。。
チョイチョイじゃれてるのは感じ、たまに表層でボコボコやってるのもこいつだとは思ってたんですが、
今日はハマチは、いても釣れないゾーンと頭の外でした。
シラス食ってる中で、珍しいやつもいるんすね~
でも、やっぱりコマサでもええからヒラマサが欲しいわー
リリースしようと思ったものの、ハマも掛りが意外に深くてなかなか外せずにいるうちに衰弱してしまったので、キープ。
その後、うねりも落ち着いているので沖で頑張ってみたものの、
マイクロガシラのみ。
雰囲気からして、沖は全然釣れる気がしません。。
そして、一旦こういう感覚をおぼえると、マグレでも釣れたことがないので、、
浅場へ撤収。
ただ、浅場ももうダメな感じで、このまま浜までスルーしそうになりますが、、
ちょうど20メートル足らずの磯ポイントで、ベイトが湧いているのを発見し、ダメ元で丁寧にシャクってると、
何かめちゃ重い魚がヒット。
ゴミか!?昆布か!?
なんか太くて茶色いものが浮いてきたぞ…
瞬間、ごんぶとのエソかと思うも…
ん?
これ、ア・イ・ナ・メちゃうん?
初アイナメ!
しかも40超の立派なポン級とかいう?
スレやけど…嬉しい
どうやらこの辺りにはベイトが溜まっている様子
ふと海を除くと…
今日初めて、キラキラ輝くシラスの群れを視認。
ちなみにシラスといっても、目視不能なチリメングレードではなく、いつの間に成長したのか煮干しくらいはありそうな感じ。
煮干と言えば…
これ(笑)
実は初飛行のTGベイトスリム
目撃したシラスの有様をイメージつつ、しっかり中層まで泳がせると、
やっぱり、の水深で!
ダダ・ダン!
最後の最後で、プチMADAI JIGGING
シラスのすそ野で待ち受けていたのは、小さな(一応)マダイでした。
マダイ 57cm、32cm×2
イサキ 37cm、31cm×2
アコウ 32cm、25cm×2
ヒラメ 35cm×1
アイナメ 42cm×1
ハマチ ×1
うねりにやられて実釣時間は短かったものの、結果的には色々面白くておいしそうな魚が揃いました!
当たり前ですが、イサキの刺身はめちゃんこ旨かったです。
そして、意外にも今回の殊勲賞だったのがアイナメ!
刺身も旨いけど、ソテーしたら最高に旨い。アッサリしてるのに、プリプリで脂も乗って、濃厚な味。
特に皮が旨すぎる!
うねりでゲロゲロでしたが、今日は
最高のグルメフィッシングとなりました。
カヤックフィッシング最高!

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