2015年06月05日
麦秋至(むぎのときいたる)KF 10th ~ 学び ~
まるで清朝末期のように出艇場所がどんどん蚕食されKF版図が縮小つつある昨今、
人口過密問題を回避するため
また、己のちっぽけさを再確認し、さらなる精進につなげるため、
これまで一度も経験のないエリアで浮いてきました。

…なんてエラそうに言ってますが、そもそも平日なので浮いてる人もほとんどなく、トラブルにはなりにくい状況。
という訳で、、
海況がよろしくない海域を避けて、くしくも某海域に初挑戦となりました。
新規開拓…聞こえはいいものの
その土地ごとの特性、気を付けないといけない点があり
密集地を避けて野に下り埋伏武将となったにもかかわらず、思わぬところで地雷を踏んでしまわぬよう注意!
ローカルルールとは、常連さんが勝手に作った取り決めとかではなく、
新兵が爆死してしまわないための地雷原マップのようなものでしょうか
というわけで、先行者に地雷の存在を確認しつつ
地元の方の迷惑にならないように、細心の注意を払いつつ、
行ってまいりました。

当然ひとりぼっち。
廻りにカヤッカーはおろか、ゴムボーターさえ見当たりません。
漕ぎ進むも、、えらく浅い。
遠浅なのでなかなか水深が稼げません。
初場所なのでいきなり沖にGOも危ないので、しかたなく30m付近の気になるポイントで流す。
ジグにも何度か金属質な当たりが出るも乗らず。
魚はいるようですが、正体不明
調査兵団タイラバー曹長に交換し
やっと何かものすご――く軽い魚が乗ったと思ったら、、

初場所、初顔合わせがこれか!
ガックシ
今日のテーマは「学ぶ」
釣れない状況でも、もがき苦しむことで、成長したいと思います!
またボーズの伏線なのか!乞うご期待!

そしてやっと到達した40メートルライン。
このあたりから、激しいベイト反応が出始めます。
これは絶対青物いるな!と思うしかない状況。
・・・・・
ですが、、手を変えジグを変え、でもぜーんぜんアタリすらありません。。
どうやら、某地域のジギング船情報をチェックしたところでは、最近あまり釣れてないようで、ジグサビキで釣果が出ているとか。
しかし、サビキなんかで釣りたくない!という駄々っ子のような気持ちがしこりとなり
ジグだけで結構粘る私

釣り人とは、釣れる方法ではなく、釣りたい方法に固執する生き物であると悟る。(瞠目)
でも、、やっぱり腕もないくせに頑固なやつには、、
釣れてくれるわけがありません!!
ジグだけで相当粘ったんですが、、ここはしょーもないプライドを捨て
仕方なく、サビキを装着し、おりゃっと反応のあるポイントに流すと…
ガツッ

一投目でWikiサワラ来た!
ちょっとよく引いたし、太い。やたっ
(注:Wikiサワラとは、60cm以上がサワラであるとのウィキペディアの記述に基づくサワラである。無論釣り人はサワラとしての威厳を備えた70cm以上しかサワラとは認めないため、あくまでハッタリサワラ=つまりはサゴシであることは言うまでもない。詳しくは若さんの記事を参照)
…ジグサビキ、これが答えなのか!?
…と思うも、よく見ると…サゴシ君はサビキに食ったわけではなく、
???頭にフッキングしちゃってるじゃないですか…
はい!スレですね!
つまり引っ掛け釣的な。
という訳で、このパターンで連発とはいかずに、さらに長い沈黙。
青物にジグを食わせられないので、どこかに潜んでいるに違いない真鯛に狙いを絞り、タイラバを落としていきます。
ただ、こちらも非常に厳しい状況。
らしい気配がない。
やっとなんか来た!と思ったら、ただひたすらに重い。
さてはやつだな、と。

メタボ(うまそう)なガッシー。
ちょっと嬉しい。
最近メタボな魚によく出会います。
俺ももっと運動せんといかんな!
しかしさらにアタリは遠のいていく。
真鯛狙いのタイラバに一度だけデカいのがかかるが・・・
数分格闘した末に、リーダーがぷっつり&跳ね上がる穂先の巻
おそらくまたまたサゴシ大だったのではないかなと・・・・
敗走気分でさらに浅場に戻ります。
戻ったら戻ったで、ここからはグーフーの猛攻

実際猛攻というほどもアタリもないんですが、、

そしてやっとまともな魚。

しかしこの後も釣れそうな雰囲気を見つけても、、全然アタリがない。
いかんせんこの状況では魚を引っ張り出す実力もなく、
外的環境も好転する様子もないため、昼前に沖上りとしました。

ついに来たよ真の貧果。
初場所とはいえ、魚はいたはずなんで。
自分の力がないだけなんで。
そして…後でサゴシの腹からイワシが出てくるにいたって、、さらに肩を落とす私。
結局食わせる力がないということなんでしょう。
…また勉強して頑張ります。
人口過密問題を回避するため
また、己のちっぽけさを再確認し、さらなる精進につなげるため、
これまで一度も経験のないエリアで浮いてきました。
…なんてエラそうに言ってますが、そもそも平日なので浮いてる人もほとんどなく、トラブルにはなりにくい状況。
という訳で、、
海況がよろしくない海域を避けて、くしくも某海域に初挑戦となりました。
新規開拓…聞こえはいいものの
その土地ごとの特性、気を付けないといけない点があり
密集地を避けて野に下り埋伏武将となったにもかかわらず、思わぬところで地雷を踏んでしまわぬよう注意!
ローカルルールとは、常連さんが勝手に作った取り決めとかではなく、
新兵が爆死してしまわないための地雷原マップのようなものでしょうか
というわけで、先行者に地雷の存在を確認しつつ
地元の方の迷惑にならないように、細心の注意を払いつつ、
行ってまいりました。
当然ひとりぼっち。
廻りにカヤッカーはおろか、ゴムボーターさえ見当たりません。
漕ぎ進むも、、えらく浅い。
遠浅なのでなかなか水深が稼げません。
初場所なのでいきなり沖にGOも危ないので、しかたなく30m付近の気になるポイントで流す。
ジグにも何度か金属質な当たりが出るも乗らず。
魚はいるようですが、正体不明
調査兵団タイラバー曹長に交換し
やっと何かものすご――く軽い魚が乗ったと思ったら、、
初場所、初顔合わせがこれか!
ガックシ
今日のテーマは「学ぶ」
釣れない状況でも、もがき苦しむことで、成長したいと思います!
またボーズの伏線なのか!乞うご期待!
そしてやっと到達した40メートルライン。
このあたりから、激しいベイト反応が出始めます。
これは絶対青物いるな!と思うしかない状況。
・・・・・
ですが、、手を変えジグを変え、でもぜーんぜんアタリすらありません。。
どうやら、某地域のジギング船情報をチェックしたところでは、最近あまり釣れてないようで、ジグサビキで釣果が出ているとか。
しかし、サビキなんかで釣りたくない!という駄々っ子のような気持ちがしこりとなり
ジグだけで結構粘る私
釣り人とは、釣れる方法ではなく、釣りたい方法に固執する生き物であると悟る。(瞠目)
でも、、やっぱり腕もないくせに頑固なやつには、、
釣れてくれるわけがありません!!
ジグだけで相当粘ったんですが、、ここはしょーもないプライドを捨て
仕方なく、サビキを装着し、おりゃっと反応のあるポイントに流すと…
ガツッ
一投目でWikiサワラ来た!
ちょっとよく引いたし、太い。やたっ
(注:Wikiサワラとは、60cm以上がサワラであるとのウィキペディアの記述に基づくサワラである。無論釣り人はサワラとしての威厳を備えた70cm以上しかサワラとは認めないため、あくまでハッタリサワラ=つまりはサゴシであることは言うまでもない。詳しくは若さんの記事を参照)
…ジグサビキ、これが答えなのか!?
…と思うも、よく見ると…サゴシ君はサビキに食ったわけではなく、
???頭にフッキングしちゃってるじゃないですか…
はい!スレですね!
つまり引っ掛け釣的な。
という訳で、このパターンで連発とはいかずに、さらに長い沈黙。
青物にジグを食わせられないので、どこかに潜んでいるに違いない真鯛に狙いを絞り、タイラバを落としていきます。
ただ、こちらも非常に厳しい状況。
らしい気配がない。
やっとなんか来た!と思ったら、ただひたすらに重い。
さてはやつだな、と。
メタボ(うまそう)なガッシー。
ちょっと嬉しい。
最近メタボな魚によく出会います。
俺ももっと運動せんといかんな!
しかしさらにアタリは遠のいていく。
真鯛狙いのタイラバに一度だけデカいのがかかるが・・・
数分格闘した末に、リーダーがぷっつり&跳ね上がる穂先の巻
おそらくまたまたサゴシ大だったのではないかなと・・・・
敗走気分でさらに浅場に戻ります。
戻ったら戻ったで、ここからはグーフーの猛攻
実際猛攻というほどもアタリもないんですが、、
そしてやっとまともな魚。
しかしこの後も釣れそうな雰囲気を見つけても、、全然アタリがない。
いかんせんこの状況では魚を引っ張り出す実力もなく、
外的環境も好転する様子もないため、昼前に沖上りとしました。
ついに来たよ真の貧果。
初場所とはいえ、魚はいたはずなんで。
自分の力がないだけなんで。
そして…後でサゴシの腹からイワシが出てくるにいたって、、さらに肩を落とす私。
結局食わせる力がないということなんでしょう。
…また勉強して頑張ります。
2014年09月15日
ファミリーKF② 15th カマス×97&サゴシ ~ 収穫
前回、初めてにしてはなかなか上首尾?に終わったアオリイカ調査。
釣果はともかく、ちゃんとイカがいて、私みたいにノーテクニックな輩でもノッてくることが分かっただけでも、、
収穫でした。
それもすべては、娘とカヤックフィッシングに行くための下調べ。
寒くならないうちに、あと数回は一緒に行きたいな、と考えてました。
しかし、前回のKF体験のせいかカヤックに乗る=鹿に会えるとカンペキに思い込んでるフシのある娘。
ところが先週のアオリイカポイントは、道中鹿に会えないコース。。
たったそれだけの理由で、せっかく下調べをしたのに釣行場所を変更せざるをえないはめに。
今回のテーマは「収穫」
秋の様相を見せるこの頃、豊かな海からの恵みを収穫したい、そして、娘も一緒なので、今までまがりなりにもカヤックフィッシングに取り組んできたことの成果も見せたい、そんな思いで行ってまいりました。。
前回、むりやり2つの海域をハシゴして、偶然なのか必然なのか、どっちでもひっそりと接岸中のアオリイカを拿捕した私。
単純な私は、きっと今はどこでもアオリイカが釣れるんだろう、と早合点。
場所は違えど、浅場を流していきさえすれば、きっと今回もアオリイカに出会えるはず・・・と考えた・・・のだった・・・
5時出艇
まだ薄暗い中、シャローを打っていくが、、アオリイカの姿はない。。
ない。
ない。
鹿を見て満足した娘は、寝ぼけながら私の前方に鎮座。
朝マズメでこの調子では、このままでは娘に釣らせるどころか、私もボーズ確定。焦る。
そうこうするうち、エギくらいの大きさのマイクロアオリの群れが通り過ぎていく。
・・・こりゃダメだ・・・
今日は私には珍しく休日での出艇。
各所に浮かんでいるゴムボートの方々に話を聞くも、やっぱりミンナさっぱりな様子。
早々にアオリはあきらめて、深場へ。
良さげな潮目を見つけて、私はジギング、娘はタイラバのツープラトン攻撃。
しばらく流すも、娘のタイラバには反応なし。しかし私のジギングにはやや魚信がある・・・やはりなんかいるな!?
潮目で徹底的に粘っていろんな角度を流し、やっと掛けたのは・・・・

やっぱりなんかいた。。
鉄板です。
ゴミ付潮目には必ずと言っていいほどひそんでいらっしゃる。
その後もレンコとかついていないかな~とひたすら探るも、、結局エソしか釣れず。
娘も無反応なタイラバに食傷気味でテンション↓↓
ところで、あらためて平日ライダーの私が初めてやってきた休日。
それにしても漁船やプレジャーの数も多い。
特に、よく見るとなぜか岬付近に集結してる。なんでやろ?
ひっそりと静か~に釣りをしたい方々をもほっておかない興味津々かつ迷惑な私は、かたっぱしから体育会系の押忍モードで「釣れますか~?」とサワヤカに声を掛けていく。
マイ漁船?をお持ちのおじいちゃんに聞くと、カマスが入れ食い、とのこと。
「わしはもう帰るけど、ここでやってみいや~と」言われるがまま、、
念のためにと子ども用に忍ばせておいたサビキを装着し、半信半疑で10メートル足らずの岩場に投入してみると、

釣れた・・・
確かに、いくらでも釣れる。3連、4連でかかってくる。

ていうか、カマスって美味しい魚やし、カヤッカーも行きがけの駄賃的に釣っているのを見たことはあるものの、そもそもそんなに大量に釣れるものなの?という疑問をよそに、ドンドン釣れる。
しかも最大25cmくらいのなかなかの良型。
当然ながら娘のテンション↑↑
私は針外し→クーラボックス投入→仕掛け投入とひたすらイソイソと介助役に徹します。

(足黒っ!)
かなり近くでスキューバダイビングしてる集団もいて、警戒してもおかしくないのに、全然おかまいなしにサビキにガッついてくる。
途中から釣りと言うより漁師モードに。

このペースだとすぐ3ケタは行くな・・・というペース。
大物は釣れないものの、まさに、ファミリーカヤックフィッシングとしては最高の展開に。

ジンタ。
たまに豆アジの群れもついてくる。

マイクロベラ

マイクロガシラも。(腕太っ!)
どうやら水面下ではカマスがパニック状態なのか、サビキにグルグル巻きにされて出てくるカマス多発。
こんがらがったサビキをジックリ直しているうちに、地合いが終了したのか、あっけないほど一転、釣れない状態に。
そうこうするうち、近くのプレジャーボートが、「魚探には映ってるけど、食わん」と言いながら去って行ってしまいました。
ちょうど地合いも終了したみたいなので、娘が沢山釣って満足したところで、、こっからは満を持して父の釣りタイムへ。
沖へカヤックを走らせる。
良い潮目が見つからずウロウロしていると、突如ナブラが発生。
モリ漕ぎで急行!

↑ナブラ(娘撮影)
ところが何を投げてみても反応なし。
ベイトも小さくて見えないし、、要するに・・・ミスマッチザベイト?
こういうマイクロ系がベイトのときは、サビキが有効、なハズ。
ナブラを追い掛け回して疲れたところで、ダメもとでさっきカマス用に使っていたサビキを流用してジグサビキを落とす。
すると・・・突然フォールが止まったかと思うと、いつもの降下スピードとは異なる速さでスプールが回りだした。
すかさず合わせを入れると、ガツン。

ゴリ巻きすると、ヤナギ。
人生初サゴシ。嬉しい・・・
ナブラの正体はこれでした。
よくサビキの細いエダスが切れんかったな~と感心していると、タモの中で暴れたサゴシがエダスを切断。
まさにカッター。間一髪。
ていうか、最初は複数かかっていたみたいで、サビキが半分くらいなくなってるやん・・・

その後ナブラも終了し、娘がブスッ↓↓としているので、話を聞いてみると、カマスをもっと釣りたい・・・とのこと。
ちょうど沖が渋くて困っていたゴムボートの方に出会い、岩場でカマス入れ食いとの情報を伝えると、一緒についてこられました。
再度岩場へ。
もういないかな~と思いきや、再び地合いが来ているのか、これまで以上にガンガン釣れる。
再び娘のテンション↑↑
同伴のゴムボーターの方々も入れ食い。

延々釣れ続けるが、カマスの鋭い口でサビキがもたず、どんどん交換するも、手持ちのサビキがついに枯渇。
それでも釣るのをやめようとしない娘。
完全にスイッチ入ってます
近くのゴムボートの方に、無理を言ってサビキをお借りして、さらに釣り続ける娘。
おそるべし。
結局娘の納得のいくまで釣って、沖上がりとなりました。

サゴシ44cm×1、カマス(最大25cm)×97、豆アジ×15
アオリイカはだめだったけど、かわりにカマスをごっそり収穫でき、娘にとってみれば結果的に良かったかもしれません。
お父さんにも同じ歯魚であるサゴシも釣れたことだし、少しうれしい。
何より、娘が喜んでくれて、よかった!
初秋、最高の天気の中、収穫の時をくれた神様に感謝!

がまかつ(Gamakatsu) キャスティングカマスサビキ
やっぱり歯魚のカマスには専用品を。私は通常のサビキで切られまくり、かなり手返しが低下しました。しかも6本針だともつれたりで、この4本針か3本針くらいが手返し最強でしょう。このシーズン、カマスの群れにあたると爆釣します。カヤックに忍ばせておくと思わぬ仕事をしてくれます。

Rapala(ラパラ) ラピノヴァ フロロカーボン ショックリーダー
コスパ高いPEのラピノヴァシリーズから登場したリーダー。サゴシ対策には8号以上?それでも切られるときは切られる。ともあれラピノヴァは秀逸です。
釣果はともかく、ちゃんとイカがいて、私みたいにノーテクニックな輩でもノッてくることが分かっただけでも、、
収穫でした。
それもすべては、娘とカヤックフィッシングに行くための下調べ。
寒くならないうちに、あと数回は一緒に行きたいな、と考えてました。
しかし、前回のKF体験のせいかカヤックに乗る=鹿に会えるとカンペキに思い込んでるフシのある娘。
ところが先週のアオリイカポイントは、道中鹿に会えないコース。。
たったそれだけの理由で、せっかく下調べをしたのに釣行場所を変更せざるをえないはめに。
今回のテーマは「収穫」
秋の様相を見せるこの頃、豊かな海からの恵みを収穫したい、そして、娘も一緒なので、今までまがりなりにもカヤックフィッシングに取り組んできたことの成果も見せたい、そんな思いで行ってまいりました。。
前回、むりやり2つの海域をハシゴして、偶然なのか必然なのか、どっちでもひっそりと接岸中のアオリイカを拿捕した私。
単純な私は、きっと今はどこでもアオリイカが釣れるんだろう、と早合点。
場所は違えど、浅場を流していきさえすれば、きっと今回もアオリイカに出会えるはず・・・と考えた・・・のだった・・・
5時出艇
まだ薄暗い中、シャローを打っていくが、、アオリイカの姿はない。。
ない。
ない。
鹿を見て満足した娘は、寝ぼけながら私の前方に鎮座。
朝マズメでこの調子では、このままでは娘に釣らせるどころか、私もボーズ確定。焦る。
そうこうするうち、エギくらいの大きさのマイクロアオリの群れが通り過ぎていく。
・・・こりゃダメだ・・・
今日は私には珍しく休日での出艇。
各所に浮かんでいるゴムボートの方々に話を聞くも、やっぱりミンナさっぱりな様子。
早々にアオリはあきらめて、深場へ。
良さげな潮目を見つけて、私はジギング、娘はタイラバのツープラトン攻撃。
しばらく流すも、娘のタイラバには反応なし。しかし私のジギングにはやや魚信がある・・・やはりなんかいるな!?
潮目で徹底的に粘っていろんな角度を流し、やっと掛けたのは・・・・
やっぱりなんかいた。。
鉄板です。
ゴミ付潮目には必ずと言っていいほどひそんでいらっしゃる。
その後もレンコとかついていないかな~とひたすら探るも、、結局エソしか釣れず。
娘も無反応なタイラバに食傷気味でテンション↓↓
ところで、あらためて平日ライダーの私が初めてやってきた休日。
それにしても漁船やプレジャーの数も多い。
特に、よく見るとなぜか岬付近に集結してる。なんでやろ?
ひっそりと静か~に釣りをしたい方々をもほっておかない興味津々かつ迷惑な私は、かたっぱしから体育会系の押忍モードで「釣れますか~?」とサワヤカに声を掛けていく。
マイ漁船?をお持ちのおじいちゃんに聞くと、カマスが入れ食い、とのこと。
「わしはもう帰るけど、ここでやってみいや~と」言われるがまま、、
念のためにと子ども用に忍ばせておいたサビキを装着し、半信半疑で10メートル足らずの岩場に投入してみると、
釣れた・・・
確かに、いくらでも釣れる。3連、4連でかかってくる。
ていうか、カマスって美味しい魚やし、カヤッカーも行きがけの駄賃的に釣っているのを見たことはあるものの、そもそもそんなに大量に釣れるものなの?という疑問をよそに、ドンドン釣れる。
しかも最大25cmくらいのなかなかの良型。
当然ながら娘のテンション↑↑
私は針外し→クーラボックス投入→仕掛け投入とひたすらイソイソと介助役に徹します。
(足黒っ!)
かなり近くでスキューバダイビングしてる集団もいて、警戒してもおかしくないのに、全然おかまいなしにサビキにガッついてくる。
途中から釣りと言うより漁師モードに。
このペースだとすぐ3ケタは行くな・・・というペース。
大物は釣れないものの、まさに、ファミリーカヤックフィッシングとしては最高の展開に。
ジンタ。
たまに豆アジの群れもついてくる。
マイクロベラ
マイクロガシラも。(腕太っ!)
どうやら水面下ではカマスがパニック状態なのか、サビキにグルグル巻きにされて出てくるカマス多発。
こんがらがったサビキをジックリ直しているうちに、地合いが終了したのか、あっけないほど一転、釣れない状態に。
そうこうするうち、近くのプレジャーボートが、「魚探には映ってるけど、食わん」と言いながら去って行ってしまいました。
ちょうど地合いも終了したみたいなので、娘が沢山釣って満足したところで、、こっからは満を持して父の釣りタイムへ。
沖へカヤックを走らせる。
良い潮目が見つからずウロウロしていると、突如ナブラが発生。
モリ漕ぎで急行!
↑ナブラ(娘撮影)
ところが何を投げてみても反応なし。
ベイトも小さくて見えないし、、要するに・・・ミスマッチザベイト?
こういうマイクロ系がベイトのときは、サビキが有効、なハズ。
ナブラを追い掛け回して疲れたところで、ダメもとでさっきカマス用に使っていたサビキを流用してジグサビキを落とす。
すると・・・突然フォールが止まったかと思うと、いつもの降下スピードとは異なる速さでスプールが回りだした。
すかさず合わせを入れると、ガツン。
ゴリ巻きすると、ヤナギ。
人生初サゴシ。嬉しい・・・
ナブラの正体はこれでした。
よくサビキの細いエダスが切れんかったな~と感心していると、タモの中で暴れたサゴシがエダスを切断。
まさにカッター。間一髪。
ていうか、最初は複数かかっていたみたいで、サビキが半分くらいなくなってるやん・・・
その後ナブラも終了し、娘がブスッ↓↓としているので、話を聞いてみると、カマスをもっと釣りたい・・・とのこと。
ちょうど沖が渋くて困っていたゴムボートの方に出会い、岩場でカマス入れ食いとの情報を伝えると、一緒についてこられました。
再度岩場へ。
もういないかな~と思いきや、再び地合いが来ているのか、これまで以上にガンガン釣れる。
再び娘のテンション↑↑
同伴のゴムボーターの方々も入れ食い。
延々釣れ続けるが、カマスの鋭い口でサビキがもたず、どんどん交換するも、手持ちのサビキがついに枯渇。
それでも釣るのをやめようとしない娘。
完全にスイッチ入ってます
近くのゴムボートの方に、無理を言ってサビキをお借りして、さらに釣り続ける娘。
おそるべし。
結局娘の納得のいくまで釣って、沖上がりとなりました。
サゴシ44cm×1、カマス(最大25cm)×97、豆アジ×15
アオリイカはだめだったけど、かわりにカマスをごっそり収穫でき、娘にとってみれば結果的に良かったかもしれません。
お父さんにも同じ歯魚であるサゴシも釣れたことだし、少しうれしい。
何より、娘が喜んでくれて、よかった!
初秋、最高の天気の中、収穫の時をくれた神様に感謝!

がまかつ(Gamakatsu) キャスティングカマスサビキ
やっぱり歯魚のカマスには専用品を。私は通常のサビキで切られまくり、かなり手返しが低下しました。しかも6本針だともつれたりで、この4本針か3本針くらいが手返し最強でしょう。このシーズン、カマスの群れにあたると爆釣します。カヤックに忍ばせておくと思わぬ仕事をしてくれます。

Rapala(ラパラ) ラピノヴァ フロロカーボン ショックリーダー
コスパ高いPEのラピノヴァシリーズから登場したリーダー。サゴシ対策には8号以上?それでも切られるときは切られる。ともあれラピノヴァは秀逸です。