2014年07月14日
見えない敵KF 8th ~ 自己責任 ~
2時起きで車を走らせ、4時過ぎに現地着。(ブレブレ)
今日はなぜか、家を出発するときから、すごく釣れそうな気がする(無根拠)
私は朝だけは強く寝坊しないタイプなので、車中泊はせず、いつもしっかり自宅で寝てから出発してます。
今日も早起き、早釣り(無理)、早帰りを心がけます!押忍!
現地に同業者の方々の姿はない・・・。
それもそのはず、今日は風はないものの、時折雨のまじる不穏な予報
だから、かまってもらえる人がおらず、ちとさみしい・・・。(迷惑なやつ)
今日は単独で沖に出るため、特に!自己責任!が問われる筈。
それにしても、今までで一番のペッタペタの凪。
予報では最大2メートルくらいまではあるはずだが、(2メートルといっても、微風なんだけど)、海がまるで池のようで、ヨウカンのようにつるっとした輝きすらある。
これほど風がないとナブラが立ったら一発で分かるはずだが、いっぽうではカヤックが流されないため、釣りにくくなり、嫌な予感。
出艇。
カヤックが滑るようにスイスイ進む。まさにスペック通りのスピードを体感。
最近パドリング筋(主に持久筋)がついたのか、長距離移動が苦にならない。
そういえば行きつけの整体師に、背筋ついたね、と言われた。
今回も台風後の爆裂など調子のよいことは起こるはずもなく、いぜんとして相当にシブいハズ、とひかえめに予想し、弱気に浅場から攻めていこうとする私。
先発は最近とても調子のよいヒラジグラ(ヒラマサ事変後に再購入)
しかもいきなりサビキを装着。よわっ。
そして、漕ぎながら海面をヨーク見ると手前にボイルを発見。
ナブラではなく、数匹の群れが何かを追っているよう。何かわからないけど・・・青物だったらいいなあ(願望にすぎず、多分×)
ボイルはともかく、周囲を見渡すと潮もとても良く効いているようで、いきなりなんかすげー釣れそうな雰囲気。
よし!
この状況がいつまで続くかわからないし、釣れるうちに釣っておこうと焦る私。
確信をもってどんどんハイペースで探っていると、フォールからの巻き上げ、ジャーク一発で早朝一発目のヒット。
ドラグがジャーーと鳴る。おお!久しぶりの青物か?
幸先よし!
それにしても何度もドラグを鳴らしながらよく引く。きっと60cm以上はあるかも。
魚種は?胸は高鳴る。
ところで先週のヒラマサ事変を経験し、自分の無力さを実感し、すっかり開き直った私。
今までだったらおっかなびっくりだったのが全然大物に感じなく、単なるオサカナサンのレベルに感じてしまう。
しかも、バカな私はサビキを装着していることをスッカリ忘れ、パワーファイト。
ともあれ、相手のパワーをいなしつつも、相手がお休みモードのときにはここぞとばかりに非情にグリグリ巻いて、エラ洗いもさせず(水面でシーバスと判明)にスピーディに御用となった。
なんじゃこりゃ!体はスリムだけど顔がめちゃデカい!
私、「シーバス」なんて知ったかぶりして偉そうにしてますが・・・実は、わが人生におけるはじめてのシーバス!うれしい!
しかも結構大きいし、きっとランカー鈴木さんクラスの方!
青物よりは↓↓だけど、初のシーバスでテンションが上がる。
水面に上がってきてもドラグを鳴らすくらい引いたのはビックリ。(バレるかと思った)
こういうやる気マンマンなところもきっとシーバスらしい?ところなんですかね?
さっきのボイルはこのひとの仕業だったのかー。これも台風の影響あり?
ランカー鈴木さんのあと、なぜかわからないけど、、もうはやく帰った方がいい気がとってもしたのだが、、まだ8時やん?何しに来たんだと首振る私。
その後釣れるときに釣っておかないと!というさっきの予感があたってしまい、この時を境に地合いが遠のく。
きっと鯛系もひそんでいるハズ、とタイラバに移行する。
らしきアタリはあるけど、ぜんぜん乗らない。
ともあれ、潮がめちゃくちゃ効いている。シャドーパドリングしているのかというくらいバンバン流されていく。
釣れそうなのに、釣れない、ベタベタの凪にて。カモメ。
往生際悪く、その後も長距離移動を繰り返し、気になるポイントを探るもアタリらしいアタリはない。
というか、鏡のような海面のなか、これは釣れる!という雰囲気の場所を見つけられない・・・無力感。
魚探ないから、かなあ・・・こういう時、打つ手なし。スゲー弱い
魚探なしの落穂ひろい釣法はもはや私の釣りのスタイルと化してしまってますが、一旦釣れても反応のある良い場所になかなかとどまれない弱点があり、連発がないのも、このスタイルの特徴。
限界?
そして釣りの腕もないから、釣果がしょぼい。
このような海況にあって、視認しやすいはずのナブラも全く発生せず。
ただ時間が過ぎてゆく。
しばらく流していて・・・
よっしゃー待望のアタリ!
・・・バレた。
と思ったら、ジグがなかった。。
ガーン!
ヒラジグラ、サビキを道連れに2週連続の玉砕。
またサゴシの野郎か!(サゴシの姿みたことないくせに)
そして再び魚に出会いたい一心で岩場近くで小物釣りを目指す。
小さいけど待望のアタリ。
よっしゃ、と思ったら、サビキまでもが、カットされる・・・これはエソ?
サビキも全て玉砕。
こいつら、なんなんだー姿をみせろーー、と・・
ジャングルでこだまする声。見えない敵。
さてはプレデターの仕業か。
泣く泣く帰還。
最近は青物もジグに反応するようになっているはず(妄想)なのに・・・釣果はシーバスのみ。
でも一本釣れただけ、よしとしたい。
スズキ 79(縮)cm(クーラーで曲がって固まっちゃったので、元ランカーシーバスということにしておいてください・・・)
それにしても、薄氷の釣果・・・
このままじゃ、いつかきっと、というかちかぢか、丸ボーズだーーうわー

ダイワ(Daiwa) フィッシングメジャー3
ついに建設系メジャー卒業。コンパクトにたためて汚れず、スタイリッシュ。めちゃいいっす。