2014年08月06日
全風向 鬼のいぬ間の耐久KF 10th ~ できるまで、できるだけ ~
海況があまりよろしくない今日この頃。
ウインドサーフィン辞めてから海とはしばらく離れていましたが、
私ももう、あのすがすがしい海風を受けないと、腐海の毒から身を守ることができない体質になってしまったのかもしれません。
今日も出られるかどうか、当日の朝まで「海快晴」等等を見て、逡巡する。
青鬼11号と赤鬼12号の合間を縫って、もし洗濯に出られるとしたら、今日しかない。
勢力の強い11号様が近づいたらもうしばらく浮かべまい・・・
やがて風予報は好転し、オンショアのポイントなら、何とかなりそうな雰囲気に。
今日のテーマは「できるまで、できるだけ」
ともかく荒れやすさが予想される天候
安全第一で、ヤバくなったらすぐ帰れる備えをしながら、前日の風が残っている早朝を避けて、少し遅れて出発です。

6時、洗濯開始
曇天だが、風はそれほどでもない。
ただ、湾を出たところで風裏を抜け、南西の風が本領発揮。
びゅうううううう
ウインド時代の勘ではだいたい7メートルくらいか。ていうか、プレーニングできるやん。

いわゆる、サイドオフ状態。なので風に見合うほど波は出ない。ただオンショアではないため、ちょっと危険だが、同方向にもストッパーのように半島がせり出しており、最悪外洋に出てしまう心配はない。
この後はだんだん風が収まる予報のハズだが・・・
湾の入り口付近で、ちょうど良い潮目を発見したので、このあたりを攻めることに。
近場の方がもちろん安心というのもあるが、、(ていうかどうやら沖の方が風が弱そうなんだけど)
というのも 風裏 ⇒ 風表 の切り替えポイントほど、岸壁の反射で風にブースターがかかっており、より強く吹く。
ビル風みたいなイメージですかね。
ウインド時代もこういうポイントでよく沈したな・・・
ブロー、と呼ぶ単発の風がポンポンと入ってくるので、ブローホールで不意を突かれてしまう。
ていうか、オフなのに白波立ってるやん(汗
でもこの場所をしつこく攻めるのには理由が。
これまで魚探なしでまがりなりにやってきた感覚では、このポイントの雰囲気は超A級。絶対なんしか釣れる雰囲気だからです!
ひょとしたらマダイとかもいけるんちゃうのかな・・・という雰囲気
出艇後いきなりチャンスですが、風が強いのですぐ流され、いいポイントに流せるのも1ターンあたりリミット3~5回程度。連続爆撃不可。しかもすぐラインが斜めになるし、底もとりづらい。
しかもすぐに漕ぎ戻らないとポイントを外れてしまう。夜間爆撃並みの精度が要求される
パワーにものいわせてガンガン漕ぐが、、パラシュートアンカー、欲しい・・・
すると、さっそくアタリが。
ガツーンと竿が引き込まれる。よっしゃ来た。
と思ったら、ジグがなかった。。

その後、何度も同じポイントを攻めるが、ものすごい勢いで流されるため、次第に苦行状態に。
やがて、だんだんと風がおさまってきたと思ったら、A級潮目も消えてしまいました
潮目も消えたところで、微風になってきたので、さらにポイントを探索するため、沖へ。
南西の風に乗って、ポイントをスクリーニングする作戦。
しかし完全に潮どまりのようで、アタリすらない。
そして、私の体感センサーも「釣れそうですアラート」がマッタク鳴らない状態
釣れるはずない雰囲気に、落胆。
そして、次第に天気がめっぽうよくなり、太陽が、カンカン照りに
あまりにもジリジリ暑いので、、得意の?ウインドサーフィン時代によくやっていた、わざと沈して再乗艇するという荒業も飛び出す羽目に。。(注:ホントは危ないので絶対やってはいけないですw)

そして、なんか西の方が曇ってきたと思ったら、土砂降りの雨がやってきて、去って行った・・・
おまけに汗も塩も全部流していった・・・
めっちゃ気持ちよかった・・・
そして今度は風がさらに西にふれていく。
しかし釣れない雰囲気は変わらず、潮も動いている様子がない、ない。
何時間もアタリすらなし
そしてだんだんと強くなってきた西風に乗って、しぶしぶと浅場へと戻っていくことに。
西風がさらに強くなってきたので、インチクで攻めるも、根ガカリで虎の子のパイレーツが玉砕
ていうか、ここ、砂地のハズやろ~ なんか船でも沈んでんのかー
そして諦めずにボウズ回避のため、岩場付近をジグサビキで当たっていくも、やっぱり全然ダメ。
コツンとすら来ない
この時点で午後3時。
ついに初ボウズ確定か!
ついにこの日が来てしまったか・・・
風が弱くなったと思ったら、今度は北西の風が吹いてきた。
里心が起こるも、ここであきらめるわけにはいかない、と、往生際悪く、再び沖へとパドリングしていく。
すると、ベイトが跳ねているじゃないですか!

↑こういうやつ。チリメン雑魚?
どうやら夕方に近づき、ベイトが湾内に入ってきているようです。
潮も、少しだけ動き始めた・・・。
ジグを落とし、スローリトリーブ。少しだけストップを混ぜつつやると、7時間ぶりのアタリが。
ガツガツと竿を叩く、鯛系のアタリだが、プレデターも稀に同様の引きを模倣することがあるため、油断はできません。
今日初めての魚、祈るような気持ちでリーリング。

良型のレンコダイでした。
よかった、エソでなくて。。中層付近で当たってきたので、ベイトに引っ張られて浮いていたようです。
その後、帰りがてら、ベイトが跳ねているのを見つけるたびに探っていくと・・・。
再び地球に狩りに来ている、奴らが登場。

悪そうな紋様。。
すぐにリリースしてジグを落とすと、底を切った時点で、重い。
あれ?何かもうかかっている。地合いか・・・・よっしゃー

まさかのプレデター入れ食い。
ていうか、あなたは、さっきの帰ってもらった彼と同一人物?
プレデターはアホなせいか、リリースしたあとジグを落とすと、同じやつがもう一度リターンしてかかってくることがあるみたいです。こないだは群れに当たったのかと思っていましたが、どうやら違うみたい。
あんなにひどい目に遭って、一瞬で忘れて再び地球に襲ってくるなんて、能天気な野蛮さ。
さすがプレデター
ともあれ全天候、全風向の中、無事に帰れました。
しかし、おさかなさんの方が渋かった。
というか私の腕がないせいですが、、それにしても10時間近く浮いていて、バイトが4回とか、ないっしょ?
でもあきらめずに、釣れるまで釣る精神でなんとかグッドサイズレンコ氏だけ捕獲しました。
「できるまで、できるだけ」
ヘタなのは相変わらずですが、やれるだけやって、この結果。
色々無理の多かった今回の釣行ですが、ここにも無理が。

逆風を力入れて漕ぎすぎたせいか、安物汎用パドルのアルミシャフトが楕円にへしゃげてる・・・写真でわかります?
30後半の私ですが、こないだ握力テストで70kgを計測。きっとこの馬鹿力のせいです。
かっこいいグラスのパドルが欲しいですが、、
それは他の釣り具と同様、もっとうまくなってから。
ウインドサーフィン辞めてから海とはしばらく離れていましたが、
私ももう、あのすがすがしい海風を受けないと、腐海の毒から身を守ることができない体質になってしまったのかもしれません。
今日も出られるかどうか、当日の朝まで「海快晴」等等を見て、逡巡する。
青鬼11号と赤鬼12号の合間を縫って、もし洗濯に出られるとしたら、今日しかない。
勢力の強い11号様が近づいたらもうしばらく浮かべまい・・・
やがて風予報は好転し、オンショアのポイントなら、何とかなりそうな雰囲気に。
今日のテーマは「できるまで、できるだけ」
ともかく荒れやすさが予想される天候
安全第一で、ヤバくなったらすぐ帰れる備えをしながら、前日の風が残っている早朝を避けて、少し遅れて出発です。
6時、洗濯開始
曇天だが、風はそれほどでもない。
ただ、湾を出たところで風裏を抜け、南西の風が本領発揮。
びゅうううううう
ウインド時代の勘ではだいたい7メートルくらいか。ていうか、プレーニングできるやん。
いわゆる、サイドオフ状態。なので風に見合うほど波は出ない。ただオンショアではないため、ちょっと危険だが、同方向にもストッパーのように半島がせり出しており、最悪外洋に出てしまう心配はない。
この後はだんだん風が収まる予報のハズだが・・・
湾の入り口付近で、ちょうど良い潮目を発見したので、このあたりを攻めることに。
近場の方がもちろん安心というのもあるが、、(ていうかどうやら沖の方が風が弱そうなんだけど)
というのも 風裏 ⇒ 風表 の切り替えポイントほど、岸壁の反射で風にブースターがかかっており、より強く吹く。
ビル風みたいなイメージですかね。
ウインド時代もこういうポイントでよく沈したな・・・
ブロー、と呼ぶ単発の風がポンポンと入ってくるので、ブローホールで不意を突かれてしまう。
ていうか、オフなのに白波立ってるやん(汗
でもこの場所をしつこく攻めるのには理由が。
これまで魚探なしでまがりなりにやってきた感覚では、このポイントの雰囲気は超A級。絶対なんしか釣れる雰囲気だからです!
ひょとしたらマダイとかもいけるんちゃうのかな・・・という雰囲気
出艇後いきなりチャンスですが、風が強いのですぐ流され、いいポイントに流せるのも1ターンあたりリミット3~5回程度。連続爆撃不可。しかもすぐラインが斜めになるし、底もとりづらい。
しかもすぐに漕ぎ戻らないとポイントを外れてしまう。夜間爆撃並みの精度が要求される
パワーにものいわせてガンガン漕ぐが、、パラシュートアンカー、欲しい・・・
すると、さっそくアタリが。
ガツーンと竿が引き込まれる。よっしゃ来た。
と思ったら、ジグがなかった。。
その後、何度も同じポイントを攻めるが、ものすごい勢いで流されるため、次第に苦行状態に。
やがて、だんだんと風がおさまってきたと思ったら、A級潮目も消えてしまいました
潮目も消えたところで、微風になってきたので、さらにポイントを探索するため、沖へ。
南西の風に乗って、ポイントをスクリーニングする作戦。
しかし完全に潮どまりのようで、アタリすらない。
そして、私の体感センサーも「釣れそうですアラート」がマッタク鳴らない状態
釣れるはずない雰囲気に、落胆。
そして、次第に天気がめっぽうよくなり、太陽が、カンカン照りに
あまりにもジリジリ暑いので、、得意の?ウインドサーフィン時代によくやっていた、わざと沈して再乗艇するという荒業も飛び出す羽目に。。(注:ホントは危ないので絶対やってはいけないですw)
そして、なんか西の方が曇ってきたと思ったら、土砂降りの雨がやってきて、去って行った・・・
おまけに汗も塩も全部流していった・・・
めっちゃ気持ちよかった・・・
そして今度は風がさらに西にふれていく。
しかし釣れない雰囲気は変わらず、潮も動いている様子がない、ない。
何時間もアタリすらなし
そしてだんだんと強くなってきた西風に乗って、しぶしぶと浅場へと戻っていくことに。
西風がさらに強くなってきたので、インチクで攻めるも、根ガカリで虎の子のパイレーツが玉砕
ていうか、ここ、砂地のハズやろ~ なんか船でも沈んでんのかー
そして諦めずにボウズ回避のため、岩場付近をジグサビキで当たっていくも、やっぱり全然ダメ。
コツンとすら来ない
この時点で午後3時。
ついに初ボウズ確定か!
ついにこの日が来てしまったか・・・
風が弱くなったと思ったら、今度は北西の風が吹いてきた。
里心が起こるも、ここであきらめるわけにはいかない、と、往生際悪く、再び沖へとパドリングしていく。
すると、ベイトが跳ねているじゃないですか!
↑こういうやつ。チリメン雑魚?
どうやら夕方に近づき、ベイトが湾内に入ってきているようです。
潮も、少しだけ動き始めた・・・。
ジグを落とし、スローリトリーブ。少しだけストップを混ぜつつやると、7時間ぶりのアタリが。
ガツガツと竿を叩く、鯛系のアタリだが、プレデターも稀に同様の引きを模倣することがあるため、油断はできません。
今日初めての魚、祈るような気持ちでリーリング。
良型のレンコダイでした。
よかった、エソでなくて。。中層付近で当たってきたので、ベイトに引っ張られて浮いていたようです。
その後、帰りがてら、ベイトが跳ねているのを見つけるたびに探っていくと・・・。
再び地球に狩りに来ている、奴らが登場。
悪そうな紋様。。
すぐにリリースしてジグを落とすと、底を切った時点で、重い。
あれ?何かもうかかっている。地合いか・・・・よっしゃー
まさかのプレデター入れ食い。
ていうか、あなたは、さっきの帰ってもらった彼と同一人物?
プレデターはアホなせいか、リリースしたあとジグを落とすと、同じやつがもう一度リターンしてかかってくることがあるみたいです。こないだは群れに当たったのかと思っていましたが、どうやら違うみたい。
あんなにひどい目に遭って、一瞬で忘れて再び地球に襲ってくるなんて、能天気な野蛮さ。
さすがプレデター
ともあれ全天候、全風向の中、無事に帰れました。
しかし、おさかなさんの方が渋かった。
というか私の腕がないせいですが、、それにしても10時間近く浮いていて、バイトが4回とか、ないっしょ?
でもあきらめずに、釣れるまで釣る精神でなんとかグッドサイズレンコ氏だけ捕獲しました。
「できるまで、できるだけ」
ヘタなのは相変わらずですが、やれるだけやって、この結果。
色々無理の多かった今回の釣行ですが、ここにも無理が。
逆風を力入れて漕ぎすぎたせいか、安物汎用パドルのアルミシャフトが楕円にへしゃげてる・・・写真でわかります?
30後半の私ですが、こないだ握力テストで70kgを計測。きっとこの馬鹿力のせいです。
かっこいいグラスのパドルが欲しいですが、、
それは他の釣り具と同様、もっとうまくなってから。