2014年05月09日
こわごわ初カヤックフィッシング 1st ~目標を捕捉せよ~
釣りもカヤックもなにもかも初心者のこの私。
けして釣果や釣りの技術を見せたいためでもなく(そもそもヘタすぎて見せるもんもなにもない)
ほんとになんもわからない中でカヤックフィッシングを始めた自分の試行錯誤が、少なくとも・・・ちっとは正しい方向に向かうべく、、
いろんな方々と知り合い、知恵をいただきたい、そんな気持ちからブログを始めました。
皆さん、どうぞ温かな目でみてやってください!
そして、、おかしいところはツッコミを入れてください!(できればヤサシいコメントでお願いします)
というわけで、ついに行ってきました。
冬にカヤックを手に入れてから妄想の中にあったもの。それが実現する・・・
最近少し人口に膾炙した感のあるカヤックフィッシング。→→いや、まだまだマニアック←←
だから、ポイント情報が・・・どこを探しても、ない。
ない。全然みあたらない。
と言うわけでもなく、どうやら過去にポイント情報の関係で色々あったようです。
やっぱり、ポイントが公開されると、私のようなルールを知らない&空気を読まない初心者がのこのこ現われて、ごみを持ち帰らない、港湾のスロープ等を勝手に使う、定置網に近づく、シンナーを吸う…(違う…)などなどマナー違反等から場所が荒れていく。そして最悪の場合、カヤック利用禁止となる。
そんな悲しいことがあってはいけないですもんね。当然だ・・・
そういえばウインドサーフィン時代に、定置網に突っ込んで、何千万とか請求されたとか聞いたこともあります。。
当時は魚釣りにまったく興味なかったし、今思えば遊漁船とか、釣ってる横をウヒョーって感じでバンバン通り過ぎたりしてたな~
うっとしかっただろうな~
ですから私もやってはならぬこと、、ご法度ですというライン、最大限情報を集め(ネットですが)、ここらと思しきところからしずかーに、ほそぼそと出艇です。

とはいえ港湾関係者に、まずしっかり挨拶!私のこえがでかい。
そして、「清掃協力金」をお渡しします。言われてからではなく、こちらから進んで渡すのが大事、と信じる・・・。
あれ?あんまし反応がない。ちょっとやりすぎたようで・・・今忙しいし、ちょっとまっといてやーと。でもほがらか。
やっとこっちに来てくれた。しかし、(車に置いておく)領収書は、まあええやろ・・・と、アバウト。
あんまりきっちりとっているという感じではないのかな~
ともあれさすが漁師。色が黒い。そして、気合が入っています(見た目)なんかかっこいい。
というかそれもそのはず。今日は平日なのだ。
私は仕事の関係で土日がダメ。その代わり、平日は海況を見ながら、いいタイミングで無理しないで出艇できる。それは強み。
しかし、こんな私は、土日主体のカヤックフィッシャーの先輩方に会う機会はほとんどないのかな、、と少しさみしい気持ちなのです。というか、そもそもこの場所がホームかすら、わからんのだけど。。
まさに、「ひとりぼっちの海原で」状態。サンテグジュペリ。
出艇。10時。
子どもを保育所に送ってから来たので、思ったより時間がかかってしまった。
まだ5月とはいえ、天気がいいせいか、ロングジョンを着たら熱い感じ。そう、私は暑がりなのだ。
でも狙って来ただけあって、今日の海況はとてもいい。カヤックが滑るように進んでいく。
全然誰にも教えてもらってないけど、見よう見まねで適当に漕いでも進むもんなんだ・・・という感動。
そして、まわりをみわたす。…美しい。すべてが。

このまま釣れなくて帰っても、気持ちいいな~、この非日常は、そのように考えさせるほどの力を持っている。
いや、でも釣れないと悔しいな・・・やっぱり。
さて。なぜ今日こんなところまで出っ張って来たか。
単純。ハマチが入れ食いらしいという情報を得たから。
⇒ここからさらに単純思考スタート。
めちゃ釣りのうまい人が入れ食い状態 ≫≫ 釣りがヘタな私でも、あわよくば何かカスるかもしれない。
思考終了。
≪現在の脇差は≫
シマノ メタルブロウ B632

アブガルシア Revo STX―LHS(中古で購入)

このベイトタックル一本のみ。しかもなぜかSTXは淡水用のベイトリールというオチ。
もちろん?PEは巻いていない。だってノットのやり方がわからんから・・・しょぼっ。
そもそも人生初のルアーフィッシング、とまではいかないけど、防波堤からためしに投げる練習はしてみた程度で、バックラしまくりやったし(今のABUではない)、ルアーでそもそも魚が釣れたことがない。あんな金属のもんに、魚が食ってくるということ自体がまだミステリーな私。
その脇差ベイトタックルが漕ぐたびに揺れる。くるくる回る。
釣り人諸氏からすれば高いもんではないハズだが、私には高価であり、突然ぼとーんと落ちひんか、心配でしゃーない。
そして、さらにその後方にあるのは、サビキ釣りで使っていたちゃちなクーラーボックス。一般のカヤッカーが使っている立派なものではないため、小さすぎでプロ2タンデムの広い後席で、ゴトゴト動く。あばれる
そうこうするうち、湾の入り口に近づいてきた。
よーく見ると、はるか向こうの定置網の方向あたりでカヤックらしきものが見える。
同類発見。しかし、私よりずっと高等、なハズ。。なんか申し訳ない。初めて髪を染めてガッコ―に行ったときみたいな感覚。違うか。
どうやらパドリングで小移動を繰り返しながら釣っているみたい。一体何を狙っているんだろう?私と違い、たしかな目的をもって漕いでいることがうかがえる。
こんな平日でもちゃんとカヤックがいる。ぜんぜん見当違いの場所ではないみたいで、ちょっと安心した。
しかし、今の私にはそこまで行く気になれない。
ていうか、遠い。そもそも湾から出ただけでも不安。帰れんかもしれん、という漠然とした不安で、このあたりでやろう、となる。

(記事と写真は関係あまりなし)
魚探もないので、当然どこでやっていいかもわからないため、まずはとりあえずジグを落としてみる。
このあたりはおそらく50mくらいあるようで、なかなかジグが落ちていかない。
いままでせいぜい10m以下のところでサビキをやっていただけなので、どんどん出ていくラインが、こえーー
やっと着底。少ししゃくってみる。うまくいかない・・・穂先に糸が絡みまくる。はずかし!ださっ!
きょろきょろ周りを見る
皆んな、どうやってこういうの、練習してるんやろ。。ひとりぼっちやし、聞ける人もいない。。
(後で気づいたこと① だいたいナイロンで50mも出したら、そのラインの伸びしろはかなりのもの。ちゃんとジグが動いていたかどうかもアヤシい。)
ふと思った。
そうや、タイラバや。タイラバなら、落として巻くだけ。よし。
ちょうど私のABU STX―LHSは淡水用だが、ハイズピードモデルで79cm/ハンドル1回転らしく、タイラバをやるには十分すぎる巻速度。ベアリングが11個もあり、動きもめちゃなめらか。
…しかし、この過程で、もともと私が何を釣るために来たかという部分は変わってしまっていた。
(後で気づいたこと② タイラバで?ここで何を狙うつもりだったの?)
~ 中略 ~
しばらくやるが、やっぱし何の反応もない哉。あたり前か・・・こうして時間が過ぎていく。
魚の方も、さては俺が初心者だとしってナメてやがるな・・・
でも、今までやったことないばかりやから、すなわちはぐれメタルに会いっぱなし状態で経験値はかなりアップしているはず。と自分に言い聞かせる。
そうこうするうち、北の風がやや強くなってきた。
すると・・・流れ藻のラインができているのを見つけた。今まで魚探なしでの何のきっかけも見つけられない釣りで、トホーにくれていたので、この変化はありがたい。
カヤックを操作して、流れ藻の上を行ったり来たりしてタイラバを落としていく。しかしカヤックにいろんなごみが着いてきたないわあ・・
何回か落としていると・・・突然!
ん?リールが巻けない・・・おや?根掛かりか?いや違う。何かが底でぐるぐる回っているのを感じる。しばらくすると少しリールが巻けた。魚だ。
再びぐーんと竿が引き込まれる。20センチ前後のアジしか釣ったことのない私にとって、未知の引き。
しかしよく引く。果たして、自分に上げることができるんだろうか?
私本人の動揺はすごいけど、冷静に考えると抵抗は思ったより少ないので、ゴリゴリ巻けちゃいそうだけど、慎重に慎重に巻く。
突っ込みがあったのは最初だけで、すぐにラインが巻けて行き、カヤックの下を除いていると、くるくるぽわーんと回りながら上がってきたのは白い魚体。
うおーハマチだ!感動!
そして、、次のアクションへ!!
はっつ。。ここで気づく。
私は、タモをもってきていなかったのである・・・・
でもえいやっと竿をあおると、一気にジャンプアップしたハマチがカヤックの上に上がる。
ビターン、ゴトゴトゴト・・・
うわーめっちゃきれいやーー
そしておそるおそる、小さなクーラーボックスに魚体を入れる。
よっしゃー。人生初ハマチ。人生で初めてルアーで釣った魚がお前だ。ありがとう!!

ヒットカブラ:ベイラバー80g ホロオレンジ
その後、群れが来てるしきっと同じパターンで釣れるなしめしめと思い、何度も何度も試すも、こんどは全くアタリなし。。
アントキは偶然の回遊だったのでしょうか・・・単発?
魚はこれでおしまい。
だんだんと風が強くなり、流されるたびに漕ぎ戻るのも大変になってきたので、帰還を決意。
ふと見ると沖のカヤックもいつの間にか、帰途に着いている。
が・・・・よく見ると全然進んでいない様子。パドルは動いているが、進んでいないのだ。
どうやら山から吹きおろしのオフショアの風が吹いてきて一進一退、足止めを食らっているよう。
ウインドサーフィンの経験上、オフショアでこの波の立ち方だと、7mくらいはあるだろう。
楽にプレーニングできるレベル。やばい。
カヤックフィッシャーの先輩方もブログで、「一漕ぎ30センチ、その体験をしてからでないと沖に出てはいけない」とか言ってたことを思い出す。
というか、いきなりかーー
しゃーないので、とにかく、フルパワーで漕ぐ。
実は私、馬鹿力です。
(体重は75kgですが、かつてベンチプレスも100kg以上上げたことあるし、今はノートレーニングのオッサンとはいえ、こないだの握力測定で70kgいってて自分でもビックリした。)
でも、ただパドリング慣れしてないし・・・スタミナに不安あり(汗)。
短期決戦!!
広背筋と足のツッパリを使って、モリ漕ぎ!
オラオラオラ・・・・
すると、先を行っていたカヤッカーがだんだんと近づいてくる・・・そして抜き去る・・・そして着岸。。
ふう、あせった・・・・

(またまた写真は記事と微妙に関係ありません・・・)
着岸して沖を見ると、かのカヤッカーはまだ帰れていない。大丈夫か?
しかしそのあと、どうやら他の浜に着岸したみたい。良かった。。
魚はたった一匹だったけど、当初の目的、達成!!ようわからんけどなぜかタイラバで青物が、釣れた。。
大満足!!
帰ったら子どもたちにじまんしよーー
(あいつら刺身大好きだから、1匹くらいだとイチコロだな・・・)
ハマチ42センチ(一説によると40センチ以上がハマチ、それ以下がツバスとのこと。諸説あるが、かろうじてクリアとしておく)
偶然同行したカヤッカーの方はアジを釣っていたみたい。一旦休憩して風が落ちてから元の浜に帰ってこられた。
魚探で見ながら、落とす、そんな感じらしい。
マダイの実績が近くであることも少し教えてもらった。
マダイ・・・未知の生き物。
そして魚探・・・うらやましい。。
いや、まだまだ先は長い・・・

ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80
根物だけではなく、青物もイカ等を喰っているときは釣れちゃうみたいです。。タイラバは何より楽!ジギングで疲れたらこれ、という。。
けして釣果や釣りの技術を見せたいためでもなく(そもそもヘタすぎて見せるもんもなにもない)
ほんとになんもわからない中でカヤックフィッシングを始めた自分の試行錯誤が、少なくとも・・・ちっとは正しい方向に向かうべく、、
いろんな方々と知り合い、知恵をいただきたい、そんな気持ちからブログを始めました。
皆さん、どうぞ温かな目でみてやってください!
そして、、おかしいところはツッコミを入れてください!(できればヤサシいコメントでお願いします)
というわけで、ついに行ってきました。
冬にカヤックを手に入れてから妄想の中にあったもの。それが実現する・・・
最近少し人口に膾炙した感のあるカヤックフィッシング。→→いや、まだまだマニアック←←
だから、ポイント情報が・・・どこを探しても、ない。
ない。全然みあたらない。
と言うわけでもなく、どうやら過去にポイント情報の関係で色々あったようです。
やっぱり、ポイントが公開されると、私のようなルールを知らない&空気を読まない初心者がのこのこ現われて、ごみを持ち帰らない、港湾のスロープ等を勝手に使う、定置網に近づく、シンナーを吸う…(違う…)などなどマナー違反等から場所が荒れていく。そして最悪の場合、カヤック利用禁止となる。
そんな悲しいことがあってはいけないですもんね。当然だ・・・
そういえばウインドサーフィン時代に、定置網に突っ込んで、何千万とか請求されたとか聞いたこともあります。。
当時は魚釣りにまったく興味なかったし、今思えば遊漁船とか、釣ってる横をウヒョーって感じでバンバン通り過ぎたりしてたな~
うっとしかっただろうな~
ですから私もやってはならぬこと、、ご法度ですというライン、最大限情報を集め(ネットですが)、ここらと思しきところからしずかーに、ほそぼそと出艇です。
とはいえ港湾関係者に、まずしっかり挨拶!私のこえがでかい。
そして、「清掃協力金」をお渡しします。言われてからではなく、こちらから進んで渡すのが大事、と信じる・・・。
あれ?あんまし反応がない。ちょっとやりすぎたようで・・・今忙しいし、ちょっとまっといてやーと。でもほがらか。
やっとこっちに来てくれた。しかし、(車に置いておく)領収書は、まあええやろ・・・と、アバウト。
あんまりきっちりとっているという感じではないのかな~
ともあれさすが漁師。色が黒い。そして、気合が入っています(見た目)なんかかっこいい。
というかそれもそのはず。今日は平日なのだ。
私は仕事の関係で土日がダメ。その代わり、平日は海況を見ながら、いいタイミングで無理しないで出艇できる。それは強み。
しかし、こんな私は、土日主体のカヤックフィッシャーの先輩方に会う機会はほとんどないのかな、、と少しさみしい気持ちなのです。というか、そもそもこの場所がホームかすら、わからんのだけど。。
まさに、「ひとりぼっちの海原で」状態。サンテグジュペリ。
出艇。10時。
子どもを保育所に送ってから来たので、思ったより時間がかかってしまった。
まだ5月とはいえ、天気がいいせいか、ロングジョンを着たら熱い感じ。そう、私は暑がりなのだ。
でも狙って来ただけあって、今日の海況はとてもいい。カヤックが滑るように進んでいく。
全然誰にも教えてもらってないけど、見よう見まねで適当に漕いでも進むもんなんだ・・・という感動。
そして、まわりをみわたす。…美しい。すべてが。
このまま釣れなくて帰っても、気持ちいいな~、この非日常は、そのように考えさせるほどの力を持っている。
いや、でも釣れないと悔しいな・・・やっぱり。
さて。なぜ今日こんなところまで出っ張って来たか。
単純。ハマチが入れ食いらしいという情報を得たから。
⇒ここからさらに単純思考スタート。
めちゃ釣りのうまい人が入れ食い状態 ≫≫ 釣りがヘタな私でも、あわよくば何かカスるかもしれない。
思考終了。
≪現在の脇差は≫
シマノ メタルブロウ B632

アブガルシア Revo STX―LHS(中古で購入)

このベイトタックル一本のみ。しかもなぜかSTXは淡水用のベイトリールというオチ。
もちろん?PEは巻いていない。だってノットのやり方がわからんから・・・しょぼっ。
そもそも人生初のルアーフィッシング、とまではいかないけど、防波堤からためしに投げる練習はしてみた程度で、バックラしまくりやったし(今のABUではない)、ルアーでそもそも魚が釣れたことがない。あんな金属のもんに、魚が食ってくるということ自体がまだミステリーな私。
その脇差ベイトタックルが漕ぐたびに揺れる。くるくる回る。
釣り人諸氏からすれば高いもんではないハズだが、私には高価であり、突然ぼとーんと落ちひんか、心配でしゃーない。
そして、さらにその後方にあるのは、サビキ釣りで使っていたちゃちなクーラーボックス。一般のカヤッカーが使っている立派なものではないため、小さすぎでプロ2タンデムの広い後席で、ゴトゴト動く。あばれる
そうこうするうち、湾の入り口に近づいてきた。
よーく見ると、はるか向こうの定置網の方向あたりでカヤックらしきものが見える。
同類発見。しかし、私よりずっと高等、なハズ。。なんか申し訳ない。初めて髪を染めてガッコ―に行ったときみたいな感覚。違うか。
どうやらパドリングで小移動を繰り返しながら釣っているみたい。一体何を狙っているんだろう?私と違い、たしかな目的をもって漕いでいることがうかがえる。
こんな平日でもちゃんとカヤックがいる。ぜんぜん見当違いの場所ではないみたいで、ちょっと安心した。
しかし、今の私にはそこまで行く気になれない。
ていうか、遠い。そもそも湾から出ただけでも不安。帰れんかもしれん、という漠然とした不安で、このあたりでやろう、となる。
(記事と写真は関係あまりなし)
魚探もないので、当然どこでやっていいかもわからないため、まずはとりあえずジグを落としてみる。
このあたりはおそらく50mくらいあるようで、なかなかジグが落ちていかない。
いままでせいぜい10m以下のところでサビキをやっていただけなので、どんどん出ていくラインが、こえーー
やっと着底。少ししゃくってみる。うまくいかない・・・穂先に糸が絡みまくる。はずかし!ださっ!
きょろきょろ周りを見る
皆んな、どうやってこういうの、練習してるんやろ。。ひとりぼっちやし、聞ける人もいない。。
(後で気づいたこと① だいたいナイロンで50mも出したら、そのラインの伸びしろはかなりのもの。ちゃんとジグが動いていたかどうかもアヤシい。)
ふと思った。
そうや、タイラバや。タイラバなら、落として巻くだけ。よし。
ちょうど私のABU STX―LHSは淡水用だが、ハイズピードモデルで79cm/ハンドル1回転らしく、タイラバをやるには十分すぎる巻速度。ベアリングが11個もあり、動きもめちゃなめらか。
…しかし、この過程で、もともと私が何を釣るために来たかという部分は変わってしまっていた。
(後で気づいたこと② タイラバで?ここで何を狙うつもりだったの?)
~ 中略 ~
しばらくやるが、やっぱし何の反応もない哉。あたり前か・・・こうして時間が過ぎていく。
魚の方も、さては俺が初心者だとしってナメてやがるな・・・
でも、今までやったことないばかりやから、すなわちはぐれメタルに会いっぱなし状態で経験値はかなりアップしているはず。と自分に言い聞かせる。
そうこうするうち、北の風がやや強くなってきた。
すると・・・流れ藻のラインができているのを見つけた。今まで魚探なしでの何のきっかけも見つけられない釣りで、トホーにくれていたので、この変化はありがたい。
カヤックを操作して、流れ藻の上を行ったり来たりしてタイラバを落としていく。しかしカヤックにいろんなごみが着いてきたないわあ・・
何回か落としていると・・・突然!
ん?リールが巻けない・・・おや?根掛かりか?いや違う。何かが底でぐるぐる回っているのを感じる。しばらくすると少しリールが巻けた。魚だ。
再びぐーんと竿が引き込まれる。20センチ前後のアジしか釣ったことのない私にとって、未知の引き。
しかしよく引く。果たして、自分に上げることができるんだろうか?
私本人の動揺はすごいけど、冷静に考えると抵抗は思ったより少ないので、ゴリゴリ巻けちゃいそうだけど、慎重に慎重に巻く。
突っ込みがあったのは最初だけで、すぐにラインが巻けて行き、カヤックの下を除いていると、くるくるぽわーんと回りながら上がってきたのは白い魚体。
うおーハマチだ!感動!
そして、、次のアクションへ!!
はっつ。。ここで気づく。
私は、タモをもってきていなかったのである・・・・
でもえいやっと竿をあおると、一気にジャンプアップしたハマチがカヤックの上に上がる。
ビターン、ゴトゴトゴト・・・
うわーめっちゃきれいやーー
そしておそるおそる、小さなクーラーボックスに魚体を入れる。
よっしゃー。人生初ハマチ。人生で初めてルアーで釣った魚がお前だ。ありがとう!!
ヒットカブラ:ベイラバー80g ホロオレンジ
その後、群れが来てるしきっと同じパターンで釣れるなしめしめと思い、何度も何度も試すも、こんどは全くアタリなし。。
アントキは偶然の回遊だったのでしょうか・・・単発?
魚はこれでおしまい。
だんだんと風が強くなり、流されるたびに漕ぎ戻るのも大変になってきたので、帰還を決意。
ふと見ると沖のカヤックもいつの間にか、帰途に着いている。
が・・・・よく見ると全然進んでいない様子。パドルは動いているが、進んでいないのだ。
どうやら山から吹きおろしのオフショアの風が吹いてきて一進一退、足止めを食らっているよう。
ウインドサーフィンの経験上、オフショアでこの波の立ち方だと、7mくらいはあるだろう。
楽にプレーニングできるレベル。やばい。
カヤックフィッシャーの先輩方もブログで、「一漕ぎ30センチ、その体験をしてからでないと沖に出てはいけない」とか言ってたことを思い出す。
というか、いきなりかーー
しゃーないので、とにかく、フルパワーで漕ぐ。
実は私、馬鹿力です。
(体重は75kgですが、かつてベンチプレスも100kg以上上げたことあるし、今はノートレーニングのオッサンとはいえ、こないだの握力測定で70kgいってて自分でもビックリした。)
でも、ただパドリング慣れしてないし・・・スタミナに不安あり(汗)。
短期決戦!!
広背筋と足のツッパリを使って、モリ漕ぎ!
オラオラオラ・・・・
すると、先を行っていたカヤッカーがだんだんと近づいてくる・・・そして抜き去る・・・そして着岸。。
ふう、あせった・・・・
(またまた写真は記事と微妙に関係ありません・・・)
着岸して沖を見ると、かのカヤッカーはまだ帰れていない。大丈夫か?
しかしそのあと、どうやら他の浜に着岸したみたい。良かった。。
魚はたった一匹だったけど、当初の目的、達成!!ようわからんけどなぜかタイラバで青物が、釣れた。。
大満足!!
帰ったら子どもたちにじまんしよーー
(あいつら刺身大好きだから、1匹くらいだとイチコロだな・・・)
ハマチ42センチ(一説によると40センチ以上がハマチ、それ以下がツバスとのこと。諸説あるが、かろうじてクリアとしておく)
偶然同行したカヤッカーの方はアジを釣っていたみたい。一旦休憩して風が落ちてから元の浜に帰ってこられた。
魚探で見ながら、落とす、そんな感じらしい。
マダイの実績が近くであることも少し教えてもらった。
マダイ・・・未知の生き物。
そして魚探・・・うらやましい。。
いや、まだまだ先は長い・・・

ダイワ(Daiwa) ベイラバー 80
根物だけではなく、青物もイカ等を喰っているときは釣れちゃうみたいです。。タイラバは何より楽!ジギングで疲れたらこれ、という。。