2015年05月09日
蛙始鳴(かわずはじめてなく)KF 8th 持続可能なカヤックフィッシング ~ 新米教育 ~
あれから一週間。
当分浮けないものとばかり思っていましたが、
色んな予定がすすっとクリアーになり、
いつもお世話になっている、らずさん、タクジグさん、そしてお初のムームーさん、アク夫さんという面々の
猛者たちとご一緒させていただくことができました。
しかし、私は昼過ぎに予定があるため、
残念ながら10時までのリミット釣行です。
さて、今回のテーマは「新米教育」
ソロで浮く方が集中できて釣果も…そんな話もありますが、コラボはなんてったって楽しい!しかも色んな方のスタイルから学べる!
というわけで今回もらずくん部屋で思い切りかわいがられてきます!

夜明け。
まずはシャローをシーバス狙いで攻めていきます。
さっそく、らず親方から、
ちょいとここ叩いてみな!
(現実:ぐっさん、ここを叩いてみてください)
的な手招き!
イキナリのかわいがり?よーわからんけど、、エエことあるかも。従おう。。
そんな気持ちで寄ってくと
確かに、ビシッと反応があります。
親方はこのポイントでサクッとシーバスゲットされたようですが、
なぜか私に来るのはハマチ。

そして、次。
えらい引くので、親方にメジロかも?と言われたけど
やっぱり正体はハマチ。
のスレ掛かり。

すると、何やららず親方がもぞもぞとハマチくらいの大きさの魚を締めている。
やっぱ親方もハマチ…と思ったら

(親方)これ、尺アジっすわ…
(私)尺…どころじゃないでしょ…(汗 でかっ!

色めき立つ私と、デスペラードなアク夫さん。
そう言えば、、さっきからフッキングするけどすぐバレるのはアジやったんか!と納得。
しかしジグの種類、釣り方を丁寧にレクチャーいただくも、我々には釣れません。。
シャクれば良いものではなく、ターゲットする魚に合わせた所作が必要と知る。
ベイトは?しかもアジは口が弱い魚。
解法を探す。。
そうこうするうち、親方は3つほどギガアジを釣った後、
もうお土産ゲットしたし、沖行きますわ!
と、、ごっつあん状態でさっそうと立ち去られました。
腕が違うぜ!
さて、それはしょーがないのですが、
実は無類のアジ好きの私。
あきらめがつこうはずもございません。
何としても釣るべく、残業。
そして、、試行錯誤しつつ、
やっとなんか来た!
アジは口が弱いので慎重に…と思ってたら、姿が見えた。
デカい!これハマチやろ絶対、と思ったら
アジ。。

めちゃくちゃデカいマアジ来た!
なんと!45cm!!(汗
尺アジどころか、ギガアジや…
めちゃんこ嬉しいんやけど!
個人的には、真鯛とかより全然嬉しい…ていうか難易度…レア度?もこっちの方が上な気が…

この弩級のサイズ感、、伝わります?
もっと釣りたいところですが、集団からかなり離されたので沖を目指します。

しかし、道中も様々な水深で試しますが、釣れません…
潮目もないし、、初場所、よーわからん。。
そんな中、別の動きをしていた?タクジグさんはワラサ等ゲットされていたようです(汗
私はというと、、

タイラバも一応試してみて、かろうじて、のレンコダイ。
そして、やっとこさ親方と合流して70メートルライン以深を攻めますが、、
やはり潮は動かず。
単発でワラサ釣った方もいらっしゃいましたが、
私にはチクワの材料がお出迎えしてくれただけ。。

さて、さっそくリミットが近づいてきたので、浅場へ戻り始めます。
短かった…(涙

ナブラを見つけて、キャスティングロッドはないけどジギングロッドで無理やりピンテールを投げる…
当然ながら、、飛ばん…
がサクッとハマチ釣れた…。(写真なし)
さらに浅場。もうちょっとだけ、のジギングでハマチ。

やっぱ浅場はハマチ湧いてるな~
ただ、これでタイムリミットのため、終了。
こんな豪華メンバーに囲まれてたのに短時間で残念でしたが、
名残惜しくも沖上がりとしました。

これだけ…?
はい。実力通りです。。
しかし、ハマチよりデカいアジが釣れたのは嬉しかった…
この写真、目の錯覚か?と思うでしょ!?(笑
ありがとう親方!
さて、相変わらず貧果ではあるものの
今日もいつものように元気に、カヤックフィッシング最高、と締めくくりたいところですが、
ここで閑話休題。少し別のお話を。
カヤックフィッシングのSustainability持続可能性について。

今回の釣行後、タクジグさんから、またひとつのポイントが釣り禁止になった、という涙のメールをいただきました。
うじのぐっさんよ、おまえにはいわれとうない

との批判は承知の上で、、
そう、そんな最高のカヤックフィッシングは、絶滅危惧種であるというお話を少し。
実は、私もブログを始めるまでは知らなかったのですが、、
一部のマナー違反によって、カヤックフィッシングできる場所はどんどん減っていっている哀しい現状があります。
私が始めてから2年足らずの間にも、できなくなった場所が数か所…
今回、腐海に呑まれ、また一つ町が死んだわけです。
絶滅危惧…
正確に言うと、関西におけるカヤックフィッシングはレッドリストで言うと
≪準絶滅危惧≫カテゴリーてな状況で。
つまり、カヤックフィッシングという生命は
ある生物種の生息状況を評価した結果、すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
だと思います。

私もカヤックフィッシングを始めたとき、ビギナーなので出艇場所が分からず、トホーにくれたことがあります。
どこを探しても情報がない。ない。
カヤッカーって釣果は載せるけど、場所は絶対教えないし、ローカルルールとか、やっぱちょっと閉鎖的な世界なんかな~と無知な私は勝手に思っちゃってました(汗
しかし、、ほんとは一緒にみんなで楽しみたいけれど、そうはいかない事情、が。
ポイントの絶滅原因は色々。
今回ある場所が釣り禁止になった理由は、むしろローカルルールではない絶対ルール。
れっきとした条例に基づき、
定置網付近では絶対に釣りをしてはならないというルールです。
(詳しくはこちら→県内エリア別情報)
そのほかに過去のポイントの絶滅原因は、
駐車場でのゴミや騒音、スロープ付近への駐車、等もあったようです。。
いずれも、釣りに夢中になり周囲への配慮を怠ったため…
私も細かいこと気にしないで楽しみたいクチなので、こんなオッサンに何をとやかく言われなアカンのや~という気持ちはよく分かります。。
しかし、、
地元の方は生活がかかっています。
しかし私らはどんなに燃える闘魂でも、単なる趣味なんですよね、これが。。
私も実家が農家で、よそ者、都会の人たちに色々迷惑を掛けられる側だったので、気持ちが分かります。
厳しい措置は当然ともいえます。
確かに色んな事案のうち、問題に感じない人の方が多い事案もあります。
だからどうしても、まあいいか、という気持ちにもなってしまうのかなと。
しかし、私も仕事柄こういう問題に沢山接してきましたが、、
人の感じ方は様々。本人にとってはちょっとしたミスやまあいいか的な行動でも、とっても悪印象を持たれる方は必ず一定数いる、ということなんです。
夜中の高圧ポンプも、違法ではないですが、良く似たケースかと。
しかし、時として、その悪印象を持った一握りの方の大きな声が、大多数の無関心な地元世論を動かしていく、ということを何度も見てきました。
そして決定したら二度とくつがえりません。。
夢と希望をくれた、愛すべきフィッシングポイントたち…
一度絶滅してしまったら、ニホンオオカミやニホンカワウソのように、もうその姿を見ることはできません。
そこでもう二度と浮かぶことはできないんですよ~。
あのすがすがしさも、もう味わうことはできません。。
泣けます…
過去の私の記事見てたら、、突っ込みどころ満載ですが、、
うじのぐっさんよ、おまえにまでいわれとうない、と言われるのも承知の上で、、
カヤックフィッシング2年目にして
蛙始鳴(かわずはじめてなく)
そんなつたなくも切ない
お話をしてみました…
というのも、この趣味を愛し、長く続けていきたいと思っている以上、
腐海の秘密を知るためにあてなく腐海を旅する剣士ユパ・ミラルダが如く
微力ながら、ブロガーはじめ、カヤッカー、ゴムボーターが率先垂範することで、この現状を変えて行きたいな~と思ってます。

そして、これからカヤックフィッシングを始めようとしている方
もしよければ、関西近辺で初めて浮くときは、メールください(汗
はじめて、は期待と不安と、色々あると思います。それも楽しいんですけどね~
凄腕の著名ブロガーはレベル高すぎて近づきがたいけれど、カヤック始めるまでサビキしかやったことなかったっていう、うじのぐっさんなら大丈夫かも?てな感じで声をお掛け下さい。
一緒に楽しく浮きましょう!
そして、先人たちに学びながら、少しづつ経験を増やし、
末永くこの最高の趣味を、楽しみましょう!
カヤックフィッシング最高!

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当分浮けないものとばかり思っていましたが、
色んな予定がすすっとクリアーになり、
いつもお世話になっている、らずさん、タクジグさん、そしてお初のムームーさん、アク夫さんという面々の
猛者たちとご一緒させていただくことができました。
しかし、私は昼過ぎに予定があるため、
残念ながら10時までのリミット釣行です。
さて、今回のテーマは「新米教育」
ソロで浮く方が集中できて釣果も…そんな話もありますが、コラボはなんてったって楽しい!しかも色んな方のスタイルから学べる!
というわけで今回もらずくん部屋で思い切りかわいがられてきます!
夜明け。
まずはシャローをシーバス狙いで攻めていきます。
さっそく、らず親方から、
ちょいとここ叩いてみな!
(現実:ぐっさん、ここを叩いてみてください)
的な手招き!
イキナリのかわいがり?よーわからんけど、、エエことあるかも。従おう。。
そんな気持ちで寄ってくと
確かに、ビシッと反応があります。
親方はこのポイントでサクッとシーバスゲットされたようですが、
なぜか私に来るのはハマチ。
そして、次。
えらい引くので、親方にメジロかも?と言われたけど
やっぱり正体はハマチ。
のスレ掛かり。
すると、何やららず親方がもぞもぞとハマチくらいの大きさの魚を締めている。
やっぱ親方もハマチ…と思ったら
(親方)これ、尺アジっすわ…
(私)尺…どころじゃないでしょ…(汗 でかっ!
色めき立つ私と、デスペラードなアク夫さん。
そう言えば、、さっきからフッキングするけどすぐバレるのはアジやったんか!と納得。
しかしジグの種類、釣り方を丁寧にレクチャーいただくも、我々には釣れません。。
シャクれば良いものではなく、ターゲットする魚に合わせた所作が必要と知る。
ベイトは?しかもアジは口が弱い魚。
解法を探す。。
そうこうするうち、親方は3つほどギガアジを釣った後、
もうお土産ゲットしたし、沖行きますわ!
と、、ごっつあん状態でさっそうと立ち去られました。
腕が違うぜ!
さて、それはしょーがないのですが、
実は無類のアジ好きの私。
あきらめがつこうはずもございません。
何としても釣るべく、残業。
そして、、試行錯誤しつつ、
やっとなんか来た!
アジは口が弱いので慎重に…と思ってたら、姿が見えた。
デカい!これハマチやろ絶対、と思ったら
アジ。。
めちゃくちゃデカいマアジ来た!
なんと!45cm!!(汗
尺アジどころか、ギガアジや…
めちゃんこ嬉しいんやけど!
個人的には、真鯛とかより全然嬉しい…ていうか難易度…レア度?もこっちの方が上な気が…
この弩級のサイズ感、、伝わります?
もっと釣りたいところですが、集団からかなり離されたので沖を目指します。
しかし、道中も様々な水深で試しますが、釣れません…
潮目もないし、、初場所、よーわからん。。
そんな中、別の動きをしていた?タクジグさんはワラサ等ゲットされていたようです(汗
私はというと、、
タイラバも一応試してみて、かろうじて、のレンコダイ。
そして、やっとこさ親方と合流して70メートルライン以深を攻めますが、、
やはり潮は動かず。
単発でワラサ釣った方もいらっしゃいましたが、
私にはチクワの材料がお出迎えしてくれただけ。。
さて、さっそくリミットが近づいてきたので、浅場へ戻り始めます。
短かった…(涙
ナブラを見つけて、キャスティングロッドはないけどジギングロッドで無理やりピンテールを投げる…
当然ながら、、飛ばん…
がサクッとハマチ釣れた…。(写真なし)
さらに浅場。もうちょっとだけ、のジギングでハマチ。
やっぱ浅場はハマチ湧いてるな~
ただ、これでタイムリミットのため、終了。
こんな豪華メンバーに囲まれてたのに短時間で残念でしたが、
名残惜しくも沖上がりとしました。
これだけ…?
はい。実力通りです。。
しかし、ハマチよりデカいアジが釣れたのは嬉しかった…
この写真、目の錯覚か?と思うでしょ!?(笑
ありがとう親方!
さて、相変わらず貧果ではあるものの
今日もいつものように元気に、カヤックフィッシング最高、と締めくくりたいところですが、
ここで閑話休題。少し別のお話を。
カヤックフィッシングのSustainability持続可能性について。
今回の釣行後、タクジグさんから、またひとつのポイントが釣り禁止になった、という涙のメールをいただきました。
うじのぐっさんよ、おまえにはいわれとうない

との批判は承知の上で、、
そう、そんな最高のカヤックフィッシングは、絶滅危惧種であるというお話を少し。
実は、私もブログを始めるまでは知らなかったのですが、、
一部のマナー違反によって、カヤックフィッシングできる場所はどんどん減っていっている哀しい現状があります。
私が始めてから2年足らずの間にも、できなくなった場所が数か所…
今回、腐海に呑まれ、また一つ町が死んだわけです。
絶滅危惧…
正確に言うと、関西におけるカヤックフィッシングはレッドリストで言うと
≪準絶滅危惧≫カテゴリーてな状況で。
つまり、カヤックフィッシングという生命は
ある生物種の生息状況を評価した結果、すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
だと思います。
私もカヤックフィッシングを始めたとき、ビギナーなので出艇場所が分からず、トホーにくれたことがあります。
どこを探しても情報がない。ない。
カヤッカーって釣果は載せるけど、場所は絶対教えないし、ローカルルールとか、やっぱちょっと閉鎖的な世界なんかな~と無知な私は勝手に思っちゃってました(汗
しかし、、ほんとは一緒にみんなで楽しみたいけれど、そうはいかない事情、が。
ポイントの絶滅原因は色々。
今回ある場所が釣り禁止になった理由は、むしろローカルルールではない絶対ルール。
れっきとした条例に基づき、
定置網付近では絶対に釣りをしてはならないというルールです。
(詳しくはこちら→県内エリア別情報)
そのほかに過去のポイントの絶滅原因は、
駐車場でのゴミや騒音、スロープ付近への駐車、等もあったようです。。
いずれも、釣りに夢中になり周囲への配慮を怠ったため…
私も細かいこと気にしないで楽しみたいクチなので、こんなオッサンに何をとやかく言われなアカンのや~という気持ちはよく分かります。。
しかし、、
地元の方は生活がかかっています。
しかし私らはどんなに燃える闘魂でも、単なる趣味なんですよね、これが。。
私も実家が農家で、よそ者、都会の人たちに色々迷惑を掛けられる側だったので、気持ちが分かります。
厳しい措置は当然ともいえます。
確かに色んな事案のうち、問題に感じない人の方が多い事案もあります。
だからどうしても、まあいいか、という気持ちにもなってしまうのかなと。
しかし、私も仕事柄こういう問題に沢山接してきましたが、、
人の感じ方は様々。本人にとってはちょっとしたミスやまあいいか的な行動でも、とっても悪印象を持たれる方は必ず一定数いる、ということなんです。
夜中の高圧ポンプも、違法ではないですが、良く似たケースかと。
しかし、時として、その悪印象を持った一握りの方の大きな声が、大多数の無関心な地元世論を動かしていく、ということを何度も見てきました。
そして決定したら二度とくつがえりません。。
夢と希望をくれた、愛すべきフィッシングポイントたち…
一度絶滅してしまったら、ニホンオオカミやニホンカワウソのように、もうその姿を見ることはできません。
そこでもう二度と浮かぶことはできないんですよ~。
あのすがすがしさも、もう味わうことはできません。。
泣けます…
過去の私の記事見てたら、、突っ込みどころ満載ですが、、
うじのぐっさんよ、おまえにまでいわれとうない、と言われるのも承知の上で、、
カヤックフィッシング2年目にして
蛙始鳴(かわずはじめてなく)
そんなつたなくも切ない
お話をしてみました…
というのも、この趣味を愛し、長く続けていきたいと思っている以上、
腐海の秘密を知るためにあてなく腐海を旅する剣士ユパ・ミラルダが如く
微力ながら、ブロガーはじめ、カヤッカー、ゴムボーターが率先垂範することで、この現状を変えて行きたいな~と思ってます。
そして、これからカヤックフィッシングを始めようとしている方
もしよければ、関西近辺で初めて浮くときは、メールください(汗
はじめて、は期待と不安と、色々あると思います。それも楽しいんですけどね~
凄腕の著名ブロガーはレベル高すぎて近づきがたいけれど、カヤック始めるまでサビキしかやったことなかったっていう、うじのぐっさんなら大丈夫かも?てな感じで声をお掛け下さい。
一緒に楽しく浮きましょう!
そして、先人たちに学びながら、少しづつ経験を増やし、
末永くこの最高の趣味を、楽しみましょう!
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