2015年09月16日
鶺鴒鳴(せきれいなく)KF 20th 初穂 ~ 雑念を払う ~
家族の予定や天候不順などで、3週間ほどKFから遠ざかっていましたが、
近頃には珍しく海快晴もGPVもようこそと道を開けてくれる予報が出たので、久しぶりに平日に浮いてきました。

とは言え日本近海には低気圧が掛かっており、最大風速は2メートル台ですが、
日中の風向は北東から南西へ、そして北西へと時計回りに風向変化が生じるため、天候変化には気を付けねばなりませぬ

ギリギリまで出艇場所に悩み、
7月に初チャレンジして、バラしまくったポイントであり、
苦手な青物、それも大型の青物を狙えるポイントを選択。
今回のテーマは「雑念を払う」
最近何がやりたいのか分からない自分自身に嫌気が。。
釣行前からしっかり的を絞って、課題を持って、成長につなげたいところです。
まだまだ考えが甘々なんですがね!
という訳で、狙いは、苦手意識ありありの
其の一、青物
もちろん、まずは登竜門としてこれを獲らねば的な 「鰤」 が第一目標。
ただ、現実的には大ハマチがあちこちで釣れてるようでありまして、
まずはジグで魅せる、食わせるプロセス含めて頑張りたいところです!
そして裏テーマとして、今年のもう一つの目標であるカンパチと共に、「平政」も狙いたいところ。
正直一度も釣ったこともないし、どこで釣れるとかてんで全く知りませんが、裏テーマやし、あくまで願望ということで!
・・・と言いながらもオカッパリで狙っている人がいるところなんかをチェックしたりなんかして、
せめて居る可能性のある場所は念頭に置きつつ
そして、青物の副産物としては、
其の二、真鯛
其の三、平目
も引き続き狙いたいと思います。
7月にチャンスがありながらもバラシまくったのは真鯛だと思われますが、定かでなく。
ただ、地形と潮回りからしてかなり数がいる感触を得ております
そして、あわよくば今最も食べたい平目もついでにゲットできたら最高・・・

夜明け。陸風がやや強い。
夜明けからしばらくは陸風が吹くことが多いものの、
今日のは少し強めで、ここは用心してしばらく浅場で頑張ることにします!

まずはジギングで、動くモノはとりあえず何でも襲ったよ、的なアコウ
口の端から甲殻類がポロリ
下げ潮の良い時間帯のハズですが、この後はアタリなし。
おかしいな~水深がまだ浅いからかな~
そのまま自然体で沖に流されつつジギング。
ただやはりジグへの反応がすこぶるよろしくないので、
表面上潮目は出てないものの、ジグにかかる抵抗から潮が良く動いていると思われるポイントに絞って、
第二目標の真鯛を狙うためタイラバを落とします
底をとれる程度の微風なので、ラインが流されても広範囲に探るには好条件。
するとあっけなく

ちょっと自分のセオリーとは違ったので、勉強になりました。
潮の流れをもっとマクロで捉えないといけないな~と。
雰囲気からしてかなり数は居そうですが、真鯛が釣れる潮めぐりがいつまでも続くとは思えないので、
釣れるときに釣っておこう作戦。
続けて

・・・サイズダウン。

さらに・・サイズダウン。

もいっちょ・・サイズダウン(涙・・・リリース。
時間と共に釣れるサイズがきっかり小さくなってゆく 謎。
小さいのが先に食ってきてしまう?というのでは説明できない変化が起こっているような気がするのですが、
前回の釣行でもそうだったな~。
と、回想にひたっていると、、突然、ゴン!
このサイズダウンの流れをひっくり返す強い引き。
やっとマシなサイズの真鯛かと思えば
なんか様子が違うよ・・・

ハマチ、50cmと少し
体高がある旨そうな大ハマチですが、タイラバで釣れるとは想定外。
さっそくの青物ゲットのプロセス崩壊です
コイカがベイトなのか?
やがて風も予報通りに穏やかになってきたので、沖を目指します
なかなかに潮も流れており良い雰囲気ですが、いかんせんベイト反応がありません

ベイト関係なく有望箇所を打っていきますが、こんな感じで反応なし・・・
やっと少しベイトらしき影がある場所を打っていくと

イイサイズのガシラ
このパターンは鉄板です。必ず着いてるのはガッシーかアコウ
ただ、沖はなんだろう・・・どうもダメっぽい雰囲気なので、トレースするラインを変えつつ、次第に浅場に戻っていきます
すると、これはコウナゴ?とおぼしき、今まさに立ち上がらんとする今日一番のベイト反応を発見。
自分的にはこれは再び根魚リーチの展開・・
案の定、ジグが底を離れると同時に食い上げるアタリ。
すぐにガンと乗ったものの、すぐにブルンと外れる。
この途中下車ぶりも根魚的な・・・
諦めずすかさず落とし直すと、再びジグをビタッと止められた。
よっしゃ食い直しの根魚来た。と思ったら、
ひと巻き目がやたら堅い。
そしてシュルシュルっとラインが引き出され・・・
そんなパワーは根魚にはないはず・・・
トルクがあるので大鯛?
えらく引くので腕がだるくなってきました・・・(汗
しかし、そんなイメージはその後のやりとりを経て掻き消され
やがて頭の中はハマチ一色に
しかし、ハマチらしくなくやたら直下に突っ込む。
このパターンでハマチは初やな~などとグルグル考えつつ
やっぱりベイト付の鯛か?
と頭の中のスロットが依然回り続ける
そして、その時を迎える・・・

?ハマチ?
が、何かが違う・・・
そのギョタイからは別の種族の香りが・・・
この一瞬の、間違い探し的なチグハグ感が何とも言えません
なんだこの違和感を伴ったかすかな感動は・・・言葉にならないけど、これ、ひょっとしてヒ・ラ・マ・サちゃうん?
頭小さいし、口の角丸いし、胸ヒレがライン超えてるし。
でもそんな知ったかぶりなディティールよりも説得力があったのが、
一見した時のインパクトの中にある、全体的な目新しさとでも言うんでしょうか、
きっと会ったことないよね、君
よし!初ヒラマサ(コマサだけど)としておこう。
スーパーゴールか疑惑の神の手が分かりませんが、テンション上がりつつ、次を狙います。

なんだこりゃ・・・
それでもジギングで少し気になる場所を探ると

これは何度見てもハマチ。
逆にさっきのはやっぱり異民族だった?
大ハマチもよく引くので楽しいわ~

次も釣れるのは同じサイズとプロポーション。
早巻、、ステイ、でドン
毎回ヒラマサか!と思わせるものの、やはりマグレだったようです。
でもやっぱり、
ジャークの後にラインをフリーにしても
一向にラインが落ちてかない!
その瞬間の「間」には、しびれますよね~

並行して真鯛も大型を探るものの、
潮止まりを迎え、サイズもロゴマークか!というほどに徹底的に落ちに落ちる
そして誰もいなくなり・・・
完全に潮も止まったので、11時で沖上がりとしました。

今日のハマチのコンディションがかなり良いので、区別がつきにくいですが
やはりマサは頭が小さいし、フォルムからしてかっこよし!
最後まで確信は持てなかったですが、
帰って捌いてみたら、まぎれもなくマサでした。
でもベイトはシラスでした。
良く釣れたなと・・・
やはり、オカへ上がった時から、次なるストーリーは始まっているのである
カヤックフィッシング最高!

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近頃には珍しく海快晴もGPVもようこそと道を開けてくれる予報が出たので、久しぶりに平日に浮いてきました。

とは言え日本近海には低気圧が掛かっており、最大風速は2メートル台ですが、
日中の風向は北東から南西へ、そして北西へと時計回りに風向変化が生じるため、天候変化には気を付けねばなりませぬ
ギリギリまで出艇場所に悩み、
7月に初チャレンジして、バラしまくったポイントであり、
苦手な青物、それも大型の青物を狙えるポイントを選択。
今回のテーマは「雑念を払う」
最近何がやりたいのか分からない自分自身に嫌気が。。
釣行前からしっかり的を絞って、課題を持って、成長につなげたいところです。
まだまだ考えが甘々なんですがね!
という訳で、狙いは、苦手意識ありありの
其の一、青物
もちろん、まずは登竜門としてこれを獲らねば的な 「鰤」 が第一目標。
ただ、現実的には大ハマチがあちこちで釣れてるようでありまして、
まずはジグで魅せる、食わせるプロセス含めて頑張りたいところです!
そして裏テーマとして、今年のもう一つの目標であるカンパチと共に、「平政」も狙いたいところ。
正直一度も釣ったこともないし、どこで釣れるとかてんで全く知りませんが、裏テーマやし、あくまで願望ということで!
・・・と言いながらもオカッパリで狙っている人がいるところなんかをチェックしたりなんかして、
せめて居る可能性のある場所は念頭に置きつつ
そして、青物の副産物としては、
其の二、真鯛
其の三、平目
も引き続き狙いたいと思います。
7月にチャンスがありながらもバラシまくったのは真鯛だと思われますが、定かでなく。
ただ、地形と潮回りからしてかなり数がいる感触を得ております
そして、あわよくば今最も食べたい平目もついでにゲットできたら最高・・・
夜明け。陸風がやや強い。
夜明けからしばらくは陸風が吹くことが多いものの、
今日のは少し強めで、ここは用心してしばらく浅場で頑張ることにします!
まずはジギングで、動くモノはとりあえず何でも襲ったよ、的なアコウ
口の端から甲殻類がポロリ
下げ潮の良い時間帯のハズですが、この後はアタリなし。
おかしいな~水深がまだ浅いからかな~
そのまま自然体で沖に流されつつジギング。
ただやはりジグへの反応がすこぶるよろしくないので、
表面上潮目は出てないものの、ジグにかかる抵抗から潮が良く動いていると思われるポイントに絞って、
第二目標の真鯛を狙うためタイラバを落とします
底をとれる程度の微風なので、ラインが流されても広範囲に探るには好条件。
するとあっけなく
ちょっと自分のセオリーとは違ったので、勉強になりました。
潮の流れをもっとマクロで捉えないといけないな~と。
雰囲気からしてかなり数は居そうですが、真鯛が釣れる潮めぐりがいつまでも続くとは思えないので、
釣れるときに釣っておこう作戦。
続けて
・・・サイズダウン。
さらに・・サイズダウン。
もいっちょ・・サイズダウン(涙・・・リリース。
時間と共に釣れるサイズがきっかり小さくなってゆく 謎。
小さいのが先に食ってきてしまう?というのでは説明できない変化が起こっているような気がするのですが、
前回の釣行でもそうだったな~。
と、回想にひたっていると、、突然、ゴン!
このサイズダウンの流れをひっくり返す強い引き。
やっとマシなサイズの真鯛かと思えば
なんか様子が違うよ・・・
ハマチ、50cmと少し
体高がある旨そうな大ハマチですが、タイラバで釣れるとは想定外。
さっそくの青物ゲットのプロセス崩壊です
コイカがベイトなのか?
やがて風も予報通りに穏やかになってきたので、沖を目指します
なかなかに潮も流れており良い雰囲気ですが、いかんせんベイト反応がありません
ベイト関係なく有望箇所を打っていきますが、こんな感じで反応なし・・・
やっと少しベイトらしき影がある場所を打っていくと
イイサイズのガシラ
このパターンは鉄板です。必ず着いてるのはガッシーかアコウ
ただ、沖はなんだろう・・・どうもダメっぽい雰囲気なので、トレースするラインを変えつつ、次第に浅場に戻っていきます
すると、これはコウナゴ?とおぼしき、今まさに立ち上がらんとする今日一番のベイト反応を発見。
自分的にはこれは再び根魚リーチの展開・・
案の定、ジグが底を離れると同時に食い上げるアタリ。
すぐにガンと乗ったものの、すぐにブルンと外れる。
この途中下車ぶりも根魚的な・・・
諦めずすかさず落とし直すと、再びジグをビタッと止められた。
よっしゃ食い直しの根魚来た。と思ったら、
ひと巻き目がやたら堅い。
そしてシュルシュルっとラインが引き出され・・・
そんなパワーは根魚にはないはず・・・
トルクがあるので大鯛?
えらく引くので腕がだるくなってきました・・・(汗
しかし、そんなイメージはその後のやりとりを経て掻き消され
やがて頭の中はハマチ一色に
しかし、ハマチらしくなくやたら直下に突っ込む。
このパターンでハマチは初やな~などとグルグル考えつつ
やっぱりベイト付の鯛か?
と頭の中のスロットが依然回り続ける
そして、その時を迎える・・・
?ハマチ?
が、何かが違う・・・
そのギョタイからは別の種族の香りが・・・
この一瞬の、間違い探し的なチグハグ感が何とも言えません
なんだこの違和感を伴ったかすかな感動は・・・言葉にならないけど、これ、ひょっとしてヒ・ラ・マ・サちゃうん?
頭小さいし、口の角丸いし、胸ヒレがライン超えてるし。
でもそんな知ったかぶりなディティールよりも説得力があったのが、
一見した時のインパクトの中にある、全体的な目新しさとでも言うんでしょうか、
きっと会ったことないよね、君
よし!初ヒラマサ(コマサだけど)としておこう。
スーパーゴールか疑惑の神の手が分かりませんが、テンション上がりつつ、次を狙います。
なんだこりゃ・・・
それでもジギングで少し気になる場所を探ると
これは何度見てもハマチ。
逆にさっきのはやっぱり異民族だった?
大ハマチもよく引くので楽しいわ~
次も釣れるのは同じサイズとプロポーション。
早巻、、ステイ、でドン
毎回ヒラマサか!と思わせるものの、やはりマグレだったようです。
でもやっぱり、
ジャークの後にラインをフリーにしても
一向にラインが落ちてかない!
その瞬間の「間」には、しびれますよね~
並行して真鯛も大型を探るものの、
潮止まりを迎え、サイズもロゴマークか!というほどに徹底的に落ちに落ちる
そして誰もいなくなり・・・
完全に潮も止まったので、11時で沖上がりとしました。
今日のハマチのコンディションがかなり良いので、区別がつきにくいですが
やはりマサは頭が小さいし、フォルムからしてかっこよし!
最後まで確信は持てなかったですが、
帰って捌いてみたら、まぎれもなくマサでした。
でもベイトはシラスでした。
良く釣れたなと・・・
やはり、オカへ上がった時から、次なるストーリーは始まっているのである
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