2015年09月22日
玄鳥去(つばめさる)KF 21st ~ 瞬間を捉える ~
このシルバーウィークの折、せめて一日だけはと思っていましたが
念願叶い、ツバメの去る侯、浮いてきました。
くしくも敬愛するナイスパパ、そる男さんも同じポイントを想定とのことで、
ご一緒させてもらえることになりました!
さて、まだ夜の明けきらない道のり、車を急がせていると、
前方に浮かび上がる何やら見覚えのある同業者が一台・・・。

文脈からするとそる男さん、ですが、鮮やかなGREENのカヤックはさにあらず・・・
飛べない風の吹く日に、ツバメたちが目指す先はおのずと重なる、ということで、
いつもお世話になっているけれども、実際にお会いしたことはまだない、、関西カヤック界の巨匠、うえじゅんさんでした。
互いに健闘を祈りつつ、ツバメたちはそれぞれの旅路へ。
出艇地につくと、こちらも羽を休める場所を探しているカヤックやゴムボートが集結。
できれば、ご迷惑にもなるので、大人数のポイントは避けたかったのですが、申し訳ありません・・・!

さて、今日のテーマは「瞬間を捉える」
今回お邪魔させてもらった場所は今年5月の初出から2回目。
前回も魚がどこにいるかも掴めずじまいで、正直苦手な部類・・・しかも昨今は渋いとの噂。
というわけで、全く釣果に期待はできないのですが、、
背中を押すのは、やはり日々の疲れを癒すため、一日気持ちよく浮けることに対する感謝。
だからこそ、一瞬のチャンスを逃さない集中力で臨みたいと思います!
さて、様子見がてらシャローをジギングで探っていると、
一度も底を取らずしてリーダーからジグが、ジグが、、スカッと残像を残して去っていきました。
エソなのかサワラなのか
そしてタイラバも・・・ズタボロ。
その正体は小悪党・グーフー

夜明けからなかなかの天下泰平。厳しい状況のようです
そうこうするうち、ゴムボートやカヤックが続々と出港していきます。
そる男さんや他のカヤック、ゴムボートは左もしくは真っ直ぐ沖へ向かうのを尻目に
私はたったひとりの変化球、右へ。
実際文字通り命運を左右してしまうこの選択、、
私はいつも潮のサインを自分なりに読んで決めてますが・・・さて、今日はどう出るか・・・
信念を持って自分の釣りに集中するのみです
下げ潮の影響の強そうなポイントをハイピッチで探っていると、やっと何かがヒット。
が、魚の方は釣られてることに気づいていないのか、全く引かず、リーダー入る寸前で突然引き始める
引きそのものは青物のそれ。
水面まで上げてくると、えらいちいさいね・・・
なんやツバスか、とひとりごつと、
お呼びでないと私のトゲのあるキモチが伝わってしまったのか、きびすを返して海へ帰って行かれました・・・
さて、魚探に全然反応はないですが、もじりもあるし、どうやらポツポツ青物が徘徊しているようです。
ツバスばかりでないことを祈りつつ、ガシガシしゃくっていると、今度はさっきよりずっと大きそうなやつがゴツンとヒット。
引きからして大ハマチやと思いますが、なぜかすぐに途中下車↓↓
単発だったのか、それっきりジギングにどなたも乗車してこない時間が続いたので、
グーフーに警戒しつつタイラバートレインに変更。
しかし、黒船グーフーも来ないかわりに反応もなしの天下泰平が幾代にも渡り・・・
と思っていたら、やはり潮の動きの良い場所にはチャンスがあるもの。
直下をジグを通してみたくなるような魚群が通過しているではないですか!
当然タイラバはすぐに回収モードなものの、落としなおすのに時間もかかるし、
ただフツーに回収するのでは面白くないので、やはりここは事故を狙って直下の魚群にぶつけるべく鬼巻き!
すると、前回もあったこのパターン、やっぱりのインターセプト成功。
・・・ガツン!

ワラサ?と思わせる大ハマチ。
確信犯的なセコ技ですが、まずは一匹釣れたのは精神衛生上大きい・・・
引き続き、潮の動いてそうなラインをカヤック得意の小回りで悉皆訪問していきます
すると、またまた何らかの魚群を発見。
テーマの通り、この瞬間を捉えねば、とジグを通していくと、
いきなりフォールで来ました。
真下に突っ込む。しかしトルクのみで走りがショートなので、さっきの大ハマチではないのは確かだが・・・

意外にも、真鯛。
マグレ性の高さがビリビリと伝わってきますが、このポイントではお初。
ここで真鯛を釣っている方は多いようですが、今まで私には全く気配すら感じることができなかったので、
この出会い頭の出会いは、何か複雑な気分。
ここまでタイラバで大ハマチ、ジグで真鯛とチグハグな感じですが、ジギングで引き続き探っていくと、
やっと釣れたではなく、釣ったと言えるプロセスを経て、、

大ハマチ。かなり良いコンディションです。
そして間髪入れず、もう一つ同サイズを追加。

おそらくクローンのように同じサイズが結構徘徊していると思われる大ハマチ、
サイズはワラサに限りなく近く、かなり良い引きで、コンディションも最高です。
相変わらず潮も良く動いているので、次第に沖に出ながら今度はタイラバで真鯛を狙っていきますが、
ネクタイを引っ張る様子も全くなく、こっちは全く音沙汰なし。
真鯛・・・みんなどこで釣ってるの?なんで釣れるの??
そして、気になる潮目で、またまたの回収ヒット。
久々に大鯛来たか!?と期待させるも・・・

正体はやはり・・・大ハマチ。
ここからはしばらく反応のない時間帯が続きます。
そして、本線の西側へ戻っていくと、プレジャーが多数集結しているポイントが。
ここらは青物らしき反応も上々です。
そして。。仲間内の乗合と思しき一団がスローで頑張っておられる付近を、ひとりハイピッチでゲシゲシしゃくっていると、
またまた大ハマチと思しき魚がヒット。
しかし、、いいところまで上げてきて、の無念のフックアウト。。
やっぱり周りを意識してはいけません。
あくまで自分との戦いに専念せねば。。
それにしても今日は、よくバレます。ジギングで途中下車ってそんなにない気がするんですが・・・記事以外にもアタリは結構あり、
さて、ここでそる男さんからのLINEに気づき、青物の回遊を知らせます。
が・・・ここからは自分的には我慢の時間帯。
どうやらプレジャーはハマチやらアマダイやら、サワラやら釣れているようですが、
一方の私はと言うと

60オーバーの砲弾のようなエソを皮切りに

ウマイ棒状のエソ、

そしてまた、巨エソ・・・
皆が釣れてると、私は釣れないの法則、再び。
そして、私が泣きながらエソを海へ放り投げ、水葬しているカタワラでそる男さんは
「美味しいの来た~」と言いながら、いきなりのサゴシゲット!
やっぱり腕の差です!!残念ながら・・・
そして傷心の私はさみしく、少しづつ青物ポイントを後にします。
帰りがけ、執念で

レンコを上げたのみで終了となりました。

今日は最初の3時間までに釣果が集中しており、後はただただ「苦悶」の釣りとなりましたが、
釣れない時間帯の方が、結局色々と勉強にはなりました!
最後のレンコダイも、ちょっと今まで釣れないパターンで釣れたので、少し答えが見えた気がします。
そして・・・やっぱりハイピッチだけでもダメだな、、と改めて痛感した一日でもありました。
これからは二の足を踏んでいるスローにも挑戦していきたいと思います。
しばらくは結果芳しくないと思いますが・・・
ご一緒してくださったそる男さん、そしてお初のIさん、ありがとうございました!
カヤックフィッシング最高!

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念願叶い、ツバメの去る侯、浮いてきました。
くしくも敬愛するナイスパパ、そる男さんも同じポイントを想定とのことで、
ご一緒させてもらえることになりました!
さて、まだ夜の明けきらない道のり、車を急がせていると、
前方に浮かび上がる何やら見覚えのある同業者が一台・・・。
文脈からするとそる男さん、ですが、鮮やかなGREENのカヤックはさにあらず・・・
飛べない風の吹く日に、ツバメたちが目指す先はおのずと重なる、ということで、
いつもお世話になっているけれども、実際にお会いしたことはまだない、、関西カヤック界の巨匠、うえじゅんさんでした。
互いに健闘を祈りつつ、ツバメたちはそれぞれの旅路へ。
出艇地につくと、こちらも羽を休める場所を探しているカヤックやゴムボートが集結。
できれば、ご迷惑にもなるので、大人数のポイントは避けたかったのですが、申し訳ありません・・・!
さて、今日のテーマは「瞬間を捉える」
今回お邪魔させてもらった場所は今年5月の初出から2回目。
前回も魚がどこにいるかも掴めずじまいで、正直苦手な部類・・・しかも昨今は渋いとの噂。
というわけで、全く釣果に期待はできないのですが、、
背中を押すのは、やはり日々の疲れを癒すため、一日気持ちよく浮けることに対する感謝。
だからこそ、一瞬のチャンスを逃さない集中力で臨みたいと思います!
さて、様子見がてらシャローをジギングで探っていると、
一度も底を取らずしてリーダーからジグが、ジグが、、スカッと残像を残して去っていきました。
エソなのかサワラなのか
そしてタイラバも・・・ズタボロ。
その正体は小悪党・グーフー
夜明けからなかなかの天下泰平。厳しい状況のようです
そうこうするうち、ゴムボートやカヤックが続々と出港していきます。
そる男さんや他のカヤック、ゴムボートは左もしくは真っ直ぐ沖へ向かうのを尻目に
私はたったひとりの変化球、右へ。
実際文字通り命運を左右してしまうこの選択、、
私はいつも潮のサインを自分なりに読んで決めてますが・・・さて、今日はどう出るか・・・
信念を持って自分の釣りに集中するのみです
下げ潮の影響の強そうなポイントをハイピッチで探っていると、やっと何かがヒット。
が、魚の方は釣られてることに気づいていないのか、全く引かず、リーダー入る寸前で突然引き始める
引きそのものは青物のそれ。
水面まで上げてくると、えらいちいさいね・・・
なんやツバスか、とひとりごつと、
お呼びでないと私のトゲのあるキモチが伝わってしまったのか、きびすを返して海へ帰って行かれました・・・
さて、魚探に全然反応はないですが、もじりもあるし、どうやらポツポツ青物が徘徊しているようです。
ツバスばかりでないことを祈りつつ、ガシガシしゃくっていると、今度はさっきよりずっと大きそうなやつがゴツンとヒット。
引きからして大ハマチやと思いますが、なぜかすぐに途中下車↓↓
単発だったのか、それっきりジギングにどなたも乗車してこない時間が続いたので、
グーフーに警戒しつつタイラバートレインに変更。
しかし、黒船グーフーも来ないかわりに反応もなしの天下泰平が幾代にも渡り・・・
と思っていたら、やはり潮の動きの良い場所にはチャンスがあるもの。
直下をジグを通してみたくなるような魚群が通過しているではないですか!
当然タイラバはすぐに回収モードなものの、落としなおすのに時間もかかるし、
ただフツーに回収するのでは面白くないので、やはりここは事故を狙って直下の魚群にぶつけるべく鬼巻き!
すると、前回もあったこのパターン、やっぱりのインターセプト成功。
・・・ガツン!
ワラサ?と思わせる大ハマチ。
確信犯的なセコ技ですが、まずは一匹釣れたのは精神衛生上大きい・・・
引き続き、潮の動いてそうなラインをカヤック得意の小回りで悉皆訪問していきます
すると、またまた何らかの魚群を発見。
テーマの通り、この瞬間を捉えねば、とジグを通していくと、
いきなりフォールで来ました。
真下に突っ込む。しかしトルクのみで走りがショートなので、さっきの大ハマチではないのは確かだが・・・
意外にも、真鯛。
マグレ性の高さがビリビリと伝わってきますが、このポイントではお初。
ここで真鯛を釣っている方は多いようですが、今まで私には全く気配すら感じることができなかったので、
この出会い頭の出会いは、何か複雑な気分。
ここまでタイラバで大ハマチ、ジグで真鯛とチグハグな感じですが、ジギングで引き続き探っていくと、
やっと釣れたではなく、釣ったと言えるプロセスを経て、、
大ハマチ。かなり良いコンディションです。
そして間髪入れず、もう一つ同サイズを追加。
おそらくクローンのように同じサイズが結構徘徊していると思われる大ハマチ、
サイズはワラサに限りなく近く、かなり良い引きで、コンディションも最高です。
相変わらず潮も良く動いているので、次第に沖に出ながら今度はタイラバで真鯛を狙っていきますが、
ネクタイを引っ張る様子も全くなく、こっちは全く音沙汰なし。
真鯛・・・みんなどこで釣ってるの?なんで釣れるの??
そして、気になる潮目で、またまたの回収ヒット。
久々に大鯛来たか!?と期待させるも・・・
正体はやはり・・・大ハマチ。
ここからはしばらく反応のない時間帯が続きます。
そして、本線の西側へ戻っていくと、プレジャーが多数集結しているポイントが。
ここらは青物らしき反応も上々です。
そして。。仲間内の乗合と思しき一団がスローで頑張っておられる付近を、ひとりハイピッチでゲシゲシしゃくっていると、
またまた大ハマチと思しき魚がヒット。
しかし、、いいところまで上げてきて、の無念のフックアウト。。
やっぱり周りを意識してはいけません。
あくまで自分との戦いに専念せねば。。
それにしても今日は、よくバレます。ジギングで途中下車ってそんなにない気がするんですが・・・記事以外にもアタリは結構あり、
さて、ここでそる男さんからのLINEに気づき、青物の回遊を知らせます。
が・・・ここからは自分的には我慢の時間帯。
どうやらプレジャーはハマチやらアマダイやら、サワラやら釣れているようですが、
一方の私はと言うと
60オーバーの砲弾のようなエソを皮切りに
ウマイ棒状のエソ、
そしてまた、巨エソ・・・
皆が釣れてると、私は釣れないの法則、再び。
そして、私が泣きながらエソを海へ放り投げ、水葬しているカタワラでそる男さんは
「美味しいの来た~」と言いながら、いきなりのサゴシゲット!
やっぱり腕の差です!!残念ながら・・・
そして傷心の私はさみしく、少しづつ青物ポイントを後にします。
帰りがけ、執念で
レンコを上げたのみで終了となりました。
今日は最初の3時間までに釣果が集中しており、後はただただ「苦悶」の釣りとなりましたが、
釣れない時間帯の方が、結局色々と勉強にはなりました!
最後のレンコダイも、ちょっと今まで釣れないパターンで釣れたので、少し答えが見えた気がします。
そして・・・やっぱりハイピッチだけでもダメだな、、と改めて痛感した一日でもありました。
これからは二の足を踏んでいるスローにも挑戦していきたいと思います。
しばらくは結果芳しくないと思いますが・・・
ご一緒してくださったそる男さん、そしてお初のIさん、ありがとうございました!
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