2014年10月09日
コバンザメKF マダイRUSH 19th ~ 一つのことに集中しない ~
「平和とは、戦争と戦争の間のことである」と言った人がいましたが、
我々KFAにとってみれば、
台風と台風の間には、凪がある。
といったところでしょうか。
というわけで、台風18号と19号の合間に再びリベンジ海域にやってきました。
今日のテーマは「一つのことに集中しない」
前回、私のほとばしるカヤック愛が爆裂し、あわや遭難かという事態を引き起こしたのも記憶にあたらしいところ。
いずれにしても一つのことに集中しすぎた結果。
ファイトで乗り切れなければ死んでしまいます。(汗
やはり、一つのことに集中すると問題が生じます。集中することによって生じる問題についても思いをはせねばなりません。
ともあれ、今日はどこを見ても『ベタ凪』の予報です。
予報としては万全。
そして、さらに!今日は、以前にこのポイントを紹介してくださった方の、さらにそのお友達がゴムボートのタンデムで出られるということで、コバンザメさせてもらう、ことを依頼。
さらに万全を期します。

6時出艇。
朝マズメは僚船の方々がシャローでティップランされるということで、コバンザメスタート。
僚船の方はシブい中でもアオリをゲットされている様子ですが、
私のジギングロッドによる似非ティップランはやっぱり、、
・・・しーん
やはりテクが違います。。
小一時間ほどコバンザメするも、私にはマッタク釣れないため、独立心がむくむくと上昇。
ちょうど沖に良い潮目が出ているのを発見し、さっそく離脱
まったく忠誠心のないコバンザメです。(すいませんでした)
沖の潮目に到着すると、先に沖に出た別のゴムボートの方が2艇。
今日は大潮(しかもど真ん中の大潮)だからか、良く潮が流れているようで、無風に近いのに、次第に北西へ流されていきます。
すると、65メートルラインで魚探上に根?が表示される。その上空に、特濃の反応が!
ヒラマサ?マダイ?
せっかちな私は、ジギングタックルとタイラバ用ベイトタックルの両方を使いまわせるように、あらかじめ着底させてしまおうという、ズボラかつ欲張りかつトンデモ系の戦術を発想。
そして、、やはり二兎を追うものは一兎を得ず。
一番神経を集中しないといけないハズの着底からの底切りが遅れてしまうハメに・・・。
案の定、強烈な根ガカリ。
しかも引っ張ってもビクともせず(海藻じゃなくてダイレクト岩フック確定)・・・珍しくFGノットの結束も良かったのか、渾身の力で引っ張れどもリーダーで切れず・・・
結局最後はPEを自らカットし、自軍の魚雷による自沈を選びました。(涙
・・・嗚呼ジギングタックル玉砕。

序盤からジギングタックルの腕をもがれ、、ベイトタックルの一本に。。
ロケットパンチが帰ってこないマジンガー状態。
いきなりの、たったひとりの海原de らしい展開・・・
しかし気を取り直し、潮目を苦手?なタイラバ中心で攻めていきます。
「一つのことに集中しない」がテーマでしたが、タックルは一つになってしまいました。。
でも、色んな意味で一つのことに集中しないで全体を眺めていきます。
魚探にはベイト以外なーんにも映ってないですが、海を見れば釣れそうな雰囲気バリバリです。
今日は釣れる!と確信。
やはりアタリが頻繁に出る。でも乗らない・・・。
ちゃんと乗ったと思ったら・・・

レギュラーサイズのレンコダイ。これでボウズ回避。
その後は、ゴミ付潮目が本領を発揮し、砲弾型のエソが連発します。


やっぱり来た、きっと来る、プレデターたち。
まさに、ひとりぼっちの海原de らしい展開
近くにいたゴムボーターの方も、エソ連発にあきれて、どこかへ行ってしまわれました。
しかし、あきらめないネチコサが信条の私。
釣れる雰囲気が消えないうちはネチネチと攻めていきます。
ラピュタは嵐の中にある・・・
エソのいるところにはほかの魚もいる・・・きっと(希望)
エソまみれの中、今度もエソかと思ったその時!!

ついにやりました!3か月ぶりのマダイ。。
感無量・・・
思わず出た、オッシャーコール
近くのゴムボの方がびくっ!(・・・すいません。。)
38cmと小さめサイズ。なので引きが弱くて最後までエソだと思ってました。ゴメン!
(追伸)どうも私はいまだに、、俗に竿を叩くといわれるマダイ独特の引き、というやつの区別がつきません(汗)
エソの引きも多種多様で、それとわかるときもあれば、色んな魚の引きをオマージュすることも・・・ない・・・ですか?
とはいえ、たったひとりの海原de らしくない展開!
実はこのファーストマダイが後の運命を左右することとなる。
着底から10マキくらい、を繰り返すというのがセオリー?のタイラバですが、欲張りな私はいつも余分に4~5回巻いてます。今回のマダイは合計20マキぐらいしたときに乗ったもの。
最初はあれ?おかしいな?と小さな疑問だけでしたが・・・
それからもどんどんアタリは続く。
岬まわりに、超ロングな潮目が発生しており、時速1kmくらいでグングン流れています。最高の状態です。
アタリは無数にある。
乗るアタリも数多い。
しかし、いいところまで上げてきて、痛恨のバラシ、も多数。(魚の顔を見てないので妄想ですが、マダイも結構ばらしてるかも)
そして、それにともなってタイラバの被弾もかつてなく、増加。
乗った、と思ったらフック切れ、も連発。サゴシかな?
そして、ネクタイぼろ雑巾化も続発。
虎の子のタイラバがぞくぞく故障者リスト入り。

そんな中、珍しく最後までお付き合いいただいた魚たちは、

このポイントではお初のアオハタ。

引き続き、ミニレンコ。(かわいそうですがリリース不能なので・・・)
そうこうするうち、超ロングの一本物だった潮目が、分断されて、同時多発状態に。
それとともにアタリも減りますが、その分外道系も去るというもの。
この時点でもう魚探は見てません!(笑)
水深と地形だけは気になるけど、な-んも映ってないのに釣れるから、もう見んとこ・・・
潮に乗ってずいぶん北に流されたので、漕ぎ戻っていきます。
そして、途中に気になる潮目をハシゴしていきます。
そして、近くで釣っていたゴムボートの方が去った後の潮目にさしかかると、よさげなベイト反応が。
期待を込めて、様々な角度から、流していきます。
着底寸止めでパドリングしてポイント移動、落下、という横着な技も繰り出しつつ探ると、乗らないもののネクタイをひったくるアタリがポツポツある。
引き続き流していると、いつもより10マキくらい多めに巻いたところで、ガツン!
やっぱり。ファーストマダイの時の疑問が再び。
今日は魚がうわづってる?のか、マキ早め&マキ多めのパターンが当たりなようです。
どうりで今までうまく乗らなかったはず・・・
と思っていると、、ギュンギュンきます。
ドラグを鳴らします。ウソやろ?
間違いなくデカい。60オーバー確定。
しかもこの叩くような引きは、マダイ?
60オーバーのエソとか、おらんやろ・・・と(祈る)
3か月ぶりにドラグがなる音を聞いた私。
絶対バラシたくない、と思うと・・・心臓バクバク・・・
今まで多数バラしているので、しっかりフッキングするべく、弱気ですがポンピングも入れつつ、祈るような気持ちでリーリング。
やっとリーダーに入る。
浮いてきたのは・・・

どひゃー、またマダイや!
しかも結構デカい。
63cm。3.2kg
キレイなメスでした。
たったひとりの海原de らしくない展開!×2

海のように、心がないでいく。
放心状態。。
というか、もう十分満足・・・。
この時点でまだ10時。
超天気良くて最高の「秋のカヤックフィッシング日和」だけど、はじけようさんみたいに、「ガッツリ釣って早上がり」とか言って、もう帰ろうかな・・・と静かな満足がおしよせる。。
とはいえ海を見渡すとまだまだバリバリに潮が効いています。
絶対もったいないで・・・と囁くもう一人の私。
アングラー魂に再び火が。
そう、いつも釣れない「ひとりぼっちの海原de」なんだし、釣れるときに釣っておかねば。
続けて潮目を流していきます。
昼にさしかかり、だんだんアタリは減っているものの、ふいにゴツめのアタリが来ます。
でも乗らない。そして、乗らなかった魚は二度とネクタイをかじってこない。。
そう、マダイって、こんな魚の気配がなくなった時間帯に、何の前触れもなく、突然ドカーンと来ること、よくあるよな、とか思いながら流していきます。
ここからは事故報告です。
潮目ラダーマンとなった私は、今まで粘りに粘った潮目を諦め、次なる潮目へ向かおうとしていた。
当然ながら、電光石火の超早巻き。
すると!?
約20メートルくらい巻き上げたところで、ガッツッーン!
ウソやろ??
回収ヒットがあるというのは聞いてたけど、初体験。
きっとシーバスだろうと思って油断していると、ドラグがギュンギュン鳴る。
さっきより全然でかい。シーバスにしても、ランカー以上確定。
でもシーバスだったら嫌だな・・・でも魚種追加やしいいか・・・と。
そうこうするうち、さらにやる気を出し、ものすごい引きを見せる未知の魚。
PEがカチカチなので根ガカリを疑うが・・・魚信があるし、一応ちゃんと巻ける。
その後もドラグが鳴りっぱなし。腕がパンパンになってきた。
竿叩かんし・・・青物?だったら嬉しいな。サイズもワラサ以上確定やろ・・・と妄想。
だが、、巻いていくうち、少しづつ弱くなる引き。
ついにリーダー入った。
エラ洗いは?・・・ない・・・・

また、マダイやー!!
しかも、もっとでけーー!!
間違いなく自己記録更新。80はある。
こんなに上でマダイが食ってくるなんて・・・

クーラーに・・・入らん。。
何とか整理して、マダイがギッシリのクーラー。

夢のようです・・・
私。返事がない。ただのシカバネのようだ・・・。
もうこれ以上釣れてもクーラーに入らないので、帰ります。
こんなセリフ、ずっと言ってみたかったわ・・・。。(しみじみ)
12時浜バック。
帰りの支度をしていると、各所に散っていたゴムボートの方々が続々と帰ってこられました。
私と同じ潮目にいた方もいらっしゃったので、ずっと私より釣りがうまい人たちやし、「爆釣だったでしょ」と聞きそうになって、「シブかったですね」と先に言われてアレ?と止まる(汗
たった数メートル場所が違うだけで、テクニックの違いをぶっ飛ばし、マッタク違う展開になるとは・・・とても奥が深い。。
でも・・・あの人たちが私と同じところで釣っていたら、マダイ2ケタ行ってたんではないでしょうか・・・

マダイ×3 82cm(6.2kg)、63cm(3.2kg)、38cm
レンコダイ×2
アオハタ×1
文句なし!
ホンマにうれしい・・・カヤックやっててよかった・・・
最後は、今までずっと言ってみたかったこのセリフで締めます!
カヤックフィッシング最高!!
そして、いつもブログ見て下さって、色々アドバイスくださったり、助けて下さっているみんなに感謝・・・・!

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉クイックスプリング
フツーのタイラバより1.5倍は釣れる気がします。気のせい?今回はピンク×ゴールドがいい仕事をしてくれました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 スペアー クイックスプリング
クイックスプリング、最初は?でしたが、使い慣れると便利。大鯛に引っ張られるとボケてしまうので、スペアは必須。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉チューニングネクタイ ショートカーリー
アオリを食っているときはイカグロー。鉄板です。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉・スペアーフック
サゴシがアシスト斬って行きます。大鯛も一発でフックを曲げて行きます。少ないアタリをものにするために、スペアは必須。
我々KFAにとってみれば、
台風と台風の間には、凪がある。
といったところでしょうか。
というわけで、台風18号と19号の合間に再びリベンジ海域にやってきました。
今日のテーマは「一つのことに集中しない」
前回、私のほとばしるカヤック愛が爆裂し、あわや遭難かという事態を引き起こしたのも記憶にあたらしいところ。
いずれにしても一つのことに集中しすぎた結果。
ファイトで乗り切れなければ死んでしまいます。(汗
やはり、一つのことに集中すると問題が生じます。集中することによって生じる問題についても思いをはせねばなりません。
ともあれ、今日はどこを見ても『ベタ凪』の予報です。
予報としては万全。
そして、さらに!今日は、以前にこのポイントを紹介してくださった方の、さらにそのお友達がゴムボートのタンデムで出られるということで、コバンザメさせてもらう、ことを依頼。
さらに万全を期します。
6時出艇。
朝マズメは僚船の方々がシャローでティップランされるということで、コバンザメスタート。
僚船の方はシブい中でもアオリをゲットされている様子ですが、
私のジギングロッドによる似非ティップランはやっぱり、、
・・・しーん
やはりテクが違います。。
小一時間ほどコバンザメするも、私にはマッタク釣れないため、独立心がむくむくと上昇。
ちょうど沖に良い潮目が出ているのを発見し、さっそく離脱
まったく忠誠心のないコバンザメです。(すいませんでした)
沖の潮目に到着すると、先に沖に出た別のゴムボートの方が2艇。
今日は大潮(しかもど真ん中の大潮)だからか、良く潮が流れているようで、無風に近いのに、次第に北西へ流されていきます。
すると、65メートルラインで魚探上に根?が表示される。その上空に、特濃の反応が!
ヒラマサ?マダイ?
せっかちな私は、ジギングタックルとタイラバ用ベイトタックルの両方を使いまわせるように、あらかじめ着底させてしまおうという、ズボラかつ欲張りかつトンデモ系の戦術を発想。
そして、、やはり二兎を追うものは一兎を得ず。
一番神経を集中しないといけないハズの着底からの底切りが遅れてしまうハメに・・・。
案の定、強烈な根ガカリ。
しかも引っ張ってもビクともせず(海藻じゃなくてダイレクト岩フック確定)・・・珍しくFGノットの結束も良かったのか、渾身の力で引っ張れどもリーダーで切れず・・・
結局最後はPEを自らカットし、自軍の魚雷による自沈を選びました。(涙
・・・嗚呼ジギングタックル玉砕。
序盤からジギングタックルの腕をもがれ、、ベイトタックルの一本に。。
ロケットパンチが帰ってこないマジンガー状態。
いきなりの、たったひとりの海原de らしい展開・・・
しかし気を取り直し、潮目を苦手?なタイラバ中心で攻めていきます。
「一つのことに集中しない」がテーマでしたが、タックルは一つになってしまいました。。
でも、色んな意味で一つのことに集中しないで全体を眺めていきます。
魚探にはベイト以外なーんにも映ってないですが、海を見れば釣れそうな雰囲気バリバリです。
今日は釣れる!と確信。
やはりアタリが頻繁に出る。でも乗らない・・・。
ちゃんと乗ったと思ったら・・・
レギュラーサイズのレンコダイ。これでボウズ回避。
その後は、ゴミ付潮目が本領を発揮し、砲弾型のエソが連発します。
やっぱり来た、きっと来る、プレデターたち。
まさに、ひとりぼっちの海原de らしい展開
近くにいたゴムボーターの方も、エソ連発にあきれて、どこかへ行ってしまわれました。
しかし、あきらめないネチコサが信条の私。
釣れる雰囲気が消えないうちはネチネチと攻めていきます。
ラピュタは嵐の中にある・・・
エソのいるところにはほかの魚もいる・・・きっと(希望)
エソまみれの中、今度もエソかと思ったその時!!
ついにやりました!3か月ぶりのマダイ。。
感無量・・・
思わず出た、オッシャーコール
近くのゴムボの方がびくっ!(・・・すいません。。)
38cmと小さめサイズ。なので引きが弱くて最後までエソだと思ってました。ゴメン!
(追伸)どうも私はいまだに、、俗に竿を叩くといわれるマダイ独特の引き、というやつの区別がつきません(汗)
エソの引きも多種多様で、それとわかるときもあれば、色んな魚の引きをオマージュすることも・・・ない・・・ですか?
とはいえ、たったひとりの海原de らしくない展開!
実はこのファーストマダイが後の運命を左右することとなる。
着底から10マキくらい、を繰り返すというのがセオリー?のタイラバですが、欲張りな私はいつも余分に4~5回巻いてます。今回のマダイは合計20マキぐらいしたときに乗ったもの。
最初はあれ?おかしいな?と小さな疑問だけでしたが・・・
それからもどんどんアタリは続く。
岬まわりに、超ロングな潮目が発生しており、時速1kmくらいでグングン流れています。最高の状態です。
アタリは無数にある。
乗るアタリも数多い。
しかし、いいところまで上げてきて、痛恨のバラシ、も多数。(魚の顔を見てないので妄想ですが、マダイも結構ばらしてるかも)
そして、それにともなってタイラバの被弾もかつてなく、増加。
乗った、と思ったらフック切れ、も連発。サゴシかな?
そして、ネクタイぼろ雑巾化も続発。
虎の子のタイラバがぞくぞく故障者リスト入り。
そんな中、珍しく最後までお付き合いいただいた魚たちは、
このポイントではお初のアオハタ。
引き続き、ミニレンコ。(かわいそうですがリリース不能なので・・・)
そうこうするうち、超ロングの一本物だった潮目が、分断されて、同時多発状態に。
それとともにアタリも減りますが、その分外道系も去るというもの。
この時点でもう魚探は見てません!(笑)
水深と地形だけは気になるけど、な-んも映ってないのに釣れるから、もう見んとこ・・・
潮に乗ってずいぶん北に流されたので、漕ぎ戻っていきます。
そして、途中に気になる潮目をハシゴしていきます。
そして、近くで釣っていたゴムボートの方が去った後の潮目にさしかかると、よさげなベイト反応が。
期待を込めて、様々な角度から、流していきます。
着底寸止めでパドリングしてポイント移動、落下、という横着な技も繰り出しつつ探ると、乗らないもののネクタイをひったくるアタリがポツポツある。
引き続き流していると、いつもより10マキくらい多めに巻いたところで、ガツン!
やっぱり。ファーストマダイの時の疑問が再び。
今日は魚がうわづってる?のか、マキ早め&マキ多めのパターンが当たりなようです。
どうりで今までうまく乗らなかったはず・・・
と思っていると、、ギュンギュンきます。
ドラグを鳴らします。ウソやろ?
間違いなくデカい。60オーバー確定。
しかもこの叩くような引きは、マダイ?
60オーバーのエソとか、おらんやろ・・・と(祈る)
3か月ぶりにドラグがなる音を聞いた私。
絶対バラシたくない、と思うと・・・心臓バクバク・・・
今まで多数バラしているので、しっかりフッキングするべく、弱気ですがポンピングも入れつつ、祈るような気持ちでリーリング。
やっとリーダーに入る。
浮いてきたのは・・・
どひゃー、またマダイや!
しかも結構デカい。
63cm。3.2kg
キレイなメスでした。
たったひとりの海原de らしくない展開!×2
海のように、心がないでいく。
放心状態。。
というか、もう十分満足・・・。
この時点でまだ10時。
超天気良くて最高の「秋のカヤックフィッシング日和」だけど、はじけようさんみたいに、「ガッツリ釣って早上がり」とか言って、もう帰ろうかな・・・と静かな満足がおしよせる。。
とはいえ海を見渡すとまだまだバリバリに潮が効いています。
絶対もったいないで・・・と囁くもう一人の私。
アングラー魂に再び火が。
そう、いつも釣れない「ひとりぼっちの海原de」なんだし、釣れるときに釣っておかねば。
続けて潮目を流していきます。
昼にさしかかり、だんだんアタリは減っているものの、ふいにゴツめのアタリが来ます。
でも乗らない。そして、乗らなかった魚は二度とネクタイをかじってこない。。
そう、マダイって、こんな魚の気配がなくなった時間帯に、何の前触れもなく、突然ドカーンと来ること、よくあるよな、とか思いながら流していきます。
ここからは事故報告です。
潮目ラダーマンとなった私は、今まで粘りに粘った潮目を諦め、次なる潮目へ向かおうとしていた。
当然ながら、電光石火の超早巻き。
すると!?
約20メートルくらい巻き上げたところで、ガッツッーン!
ウソやろ??
回収ヒットがあるというのは聞いてたけど、初体験。
きっとシーバスだろうと思って油断していると、ドラグがギュンギュン鳴る。
さっきより全然でかい。シーバスにしても、ランカー以上確定。
でもシーバスだったら嫌だな・・・でも魚種追加やしいいか・・・と。
そうこうするうち、さらにやる気を出し、ものすごい引きを見せる未知の魚。
PEがカチカチなので根ガカリを疑うが・・・魚信があるし、一応ちゃんと巻ける。
その後もドラグが鳴りっぱなし。腕がパンパンになってきた。
竿叩かんし・・・青物?だったら嬉しいな。サイズもワラサ以上確定やろ・・・と妄想。
だが、、巻いていくうち、少しづつ弱くなる引き。
ついにリーダー入った。
エラ洗いは?・・・ない・・・・
また、マダイやー!!
しかも、もっとでけーー!!
間違いなく自己記録更新。80はある。
こんなに上でマダイが食ってくるなんて・・・
クーラーに・・・入らん。。
何とか整理して、マダイがギッシリのクーラー。
夢のようです・・・
私。返事がない。ただのシカバネのようだ・・・。
もうこれ以上釣れてもクーラーに入らないので、帰ります。
こんなセリフ、ずっと言ってみたかったわ・・・。。(しみじみ)
12時浜バック。
帰りの支度をしていると、各所に散っていたゴムボートの方々が続々と帰ってこられました。
私と同じ潮目にいた方もいらっしゃったので、ずっと私より釣りがうまい人たちやし、「爆釣だったでしょ」と聞きそうになって、「シブかったですね」と先に言われてアレ?と止まる(汗
たった数メートル場所が違うだけで、テクニックの違いをぶっ飛ばし、マッタク違う展開になるとは・・・とても奥が深い。。
でも・・・あの人たちが私と同じところで釣っていたら、マダイ2ケタ行ってたんではないでしょうか・・・
マダイ×3 82cm(6.2kg)、63cm(3.2kg)、38cm
レンコダイ×2
アオハタ×1
文句なし!
ホンマにうれしい・・・カヤックやっててよかった・・・
最後は、今までずっと言ってみたかったこのセリフで締めます!
カヤックフィッシング最高!!
そして、いつもブログ見て下さって、色々アドバイスくださったり、助けて下さっているみんなに感謝・・・・!

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉クイックスプリング
フツーのタイラバより1.5倍は釣れる気がします。気のせい?今回はピンク×ゴールドがいい仕事をしてくれました。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉 スペアー クイックスプリング
クイックスプリング、最初は?でしたが、使い慣れると便利。大鯛に引っ張られるとボケてしまうので、スペアは必須。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉チューニングネクタイ ショートカーリー
アオリを食っているときはイカグロー。鉄板です。

ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉・スペアーフック
サゴシがアシスト斬って行きます。大鯛も一発でフックを曲げて行きます。少ないアタリをものにするために、スペアは必須。