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Posted by naturum at

2014年10月22日

絶対オカシイし、勘違いしたらアカンKF 20th 巨マダイ再び ~ 天国と地獄 ~

先週、マグレとはいえ自分としてはこれまでにない釣果を挙げ、燃え尽きた感のある私・・・

今までのウップンをはらし、今まで怒涛のごとく浮いていた反動もあり、しばらくはカヤックやらなくてもいいかな、、なんて思っておりました。

しかし、休みのたんびに風!風!風!(byタクジグさん)だったお天気が一転、週末久々に良況となり、楽しそうに浮いておられるカヤッカーの皆さんのブログを見ていると・・・フツフツ・・・と。

そして、いつの間にか・・・海快晴と天気図とをためつすがめつしている私がいる。

しかも!今週末も海況よさそうやん・・・ええなあ・・・(でも今週末も行けないし)

ハァー(ため息)


そして、それから 13DAYS LATER...

振替休日を取得し、、やっぱり、来ちゃいました。。

体調回復のため、仕方なく。本当に仕方なくですよ・・・(某R先輩風抗弁)




今回のテーマは「天国と地獄」

なんやそれ?って感じですが、前回身に余る天国を味わったので、絶対オカシイし、今度はきっと地獄やろ、という推定です。

らしさ、ですよやっぱり。

そうでなくては、、ひとりぼっちの海原de..らしくありませんから!


でもその地獄から這い出してこそ、その先に、ふたたび天国がある・・・

つまり、小手先ではなく、本当の意味でのレベルアップがしたい・・・


まあ、地獄と言っても、楽しい地獄なんですけど(笑


今回の狙いはずばり、青物です。

初KFの記念すべきハマチ一本
以来、青物はとんとご無沙汰な私。

ジグをしゃくってしゃくってえ、、ズドン!!じゃいいーーん(妄想)

ああ、、青物に会いたい。。



今日は南西の風3~4メートルといった予報。

高気圧が張り出して微風・・・そんな理想的な日なんかではモチロンなく、前線がど真ん中でかかっているので風が弱いが、雨が降る・・・そして寒い・・というフツーならけして選ばないB級日程。

海上にいる間はミッチリ雨が降る予報やけど、ウインドサーフィン時代から寒さには耐性があるハズ(吹雪でも海に飛び込んでた)なので、風さえないなら釣りは成立するだろう、と。

ただ、前々回に予想外の爆風で大自然にキツイ灸をすえられた反省にたち、うねりの周期や周辺の予報などなどじゅうぶん総合的に情報を判断して、なんとか浮けそう、ということでやってきました。




今日は大潮だった前回と比べて、やはり潮があまり効いていない・・・やな予感。でも今日も初日やけど一応大潮やし。

沖へと進むと、、

40メートルラインを過ぎたあたりから、風が強まります。

ビュオオオオおおおおお

あれ?どうう考えても3~4メートルの風とちゃうと思うんやけど・・・

予報では風は収まっていくハズなので、まあまあいずれ、今だけやろ・・・と思いながら潮目を探していきます。


それにしても今日は潮も効いていないし、浅場にもベイト反応はほとんどない。

やっぱり柳の下のドジョウ系ラッキーはないな・・・とブツブツと言いながら沖へ向かう。




そしていよいよ強くなる風。推定5メートル。

ラインが・・・川か!というくらい流される。。無論タイラバは底とれず成立しない。。


ただ、あきらめないネチコサが信条の私。

前回ジギングロッドが序盤で玉砕したこともあり、青物一本勝負のジギング縛りはのぞむところ。

しかし、次第にパドリングが修行状態に。


すると、70メートルラインに出たところで、にわかに強烈なベイト反応が!

魚探がまっかっか!!水深が2メートル?魚探がバグってる!

ステータス異常です。

ドラクエで言うと、いわゆる「らん」あるいは「マヌ」の状態に。


濃いベイトにドサクサでジグを放り込んだら、、やっぱり、ズン、と来た。

ただ、重いだけで引かないしザブトン引っ張ってるみたい。

上がってきたのは・・・




また、あなたですか!

強制退去命令。




その後もドンドン上がる風。

パドリング修行を通り越し、高負荷の筋トレ状態に。

たった数回流すために、10分漕ぎ続けとか、効率悪すぎる。。


しかし、魚探反応は良好。ベイトの下に単体魚の反応も映り出した。

この展開、なかなかあきらめきれない。。

けど、ゼンゼンまともに釣りがデキン。。


絶対オカシイ・・・予報では3~4メートルの風ちゃうんか。。

ところが現実は風速7メートル以上。ブローは10メートルくらいかも。

いよいよ危なくなってきた。

ついに、、8時の時点で、あえなく帰還を決意。

前々回に引き続き・・・総員退艦命令





ところが、一旦帰ると決めても、向かってくる突風とうねりで超鈍足艦となり、時速1~2キロくらいしかスピードが出ない。いつまでも同じ景色でルームランナー状態

しかも前回平均時速6キロでも30分かかったポイントなので、このままだと2時間の強制マッスルトレーニング確定。

短時間の無酸素系ターボパドリングならドンドン進めるものの、長時間はムリ。だからといって長距離用の有酸素パドリングでは時間がかかりすぎる。


色々考えて・・・やっぱアカン・・・出艇場所まで徒歩で帰ったほうが早いんちゃう?と・・・近くの浜へ緊急避難。

そしてライジャケ姿で漁村を単身ランニングして出艇場所の駐車場へ。

車でとんぼ返りして、カヤックをピックアップ。

はずかしながら、無事内地に復員完了!


~~~


この時点で10時。

前回はガッツリ釣って早上り!!とか言ってたけど、既定路線通り、ガッツリ吹かれて早上り!!ですわ。。

そそくさと片づけも済ませ、服も着替えて、傷心をかかえながら家路に就く。


しかしこれほど完膚なきまでヤラれるとは思ってなかったな・・・やっぱり「天国と地獄」だな、ようできてるわテーマ・・・と哀れな自賛。


だんだん風が落ちていく海を横目で見ながら、帰路のドライブ中、ふと。

あ。そや。元々今日行きたかった、yassunさんに教えていただいたポイントやったら、大丈夫ちゃうかな・・・。

あそこなら南西の風に強いハズ。

あっという間に、ハンドルを切ってUターン・・・

~~~

そして、、11時再出艇。

アングラーの執念あさましきかな、クタクタのハズなのに執念の第2章スタート

早朝は暗くて出艇ポイントがいまいち分からず、ご新規さんなのでトラブルになってもいけないので、あえてパスしていましたが、無事出艇することができました。yassunさん、ありがとうございます♪


幸い、予想通り海況は良し!張り出した岬で南西の風がみごとに緩和されており、3メートルくらいの中風です。

これがホントの3メートルの風、ですよね。。

タイムリミットは13時。2時間限定の勝負ではありますが、、これならいける!


週末の情報で、このポイントは浅場の30メートルラインがいいらしい、とのことなので、重点的に攻める予定。

というか、それ以上沖へ出ると、爆風ふきすさぶのでどのみち選択肢がない・・・


沖を見ると、ちょうどいい感じで30メートルラインに潮目ができている。

チャンス!


パドリングで必死でラインキープしながら、ベイトがあまり入っていないみたいで青物の気配がないので、なりふり構わず打率の高いタイラバのバットで打ち込んでいきます。

すると、トトン、と竿先が引き込まれる。幸先よくヒット!




少し小さいが・・・弱気&時間ないので、しかも美味しいし、など総合的理由によりキープ。

これでボウズはとりあえず脱出

地合いが来たかも!ということで、アコウを〆る前に、すかさず爆雷攻撃を続行。


すると・・・ヒュンヒュンと小気味よくドラグを鳴らし、竿を叩く魚がヒット。予想通りの連発。

青物?とアワい期待を持って上げてくると・・・




巨エソ・・・しかもスプラッタ系。

やっぱり奴らは色んな引きを模倣します。大半は重いだけで引かないですが、今日もまんまとダマされました。

エソごときにドラグ鳴らされるなんて、、悔しイ。。

ドラグと心を締め直します。


短時間勝負なので、気を取り直し、猛パドリング&あらゆる方向から爆雷投下。



マハタ。小さいので送還。



アオハタ。やはり小さいので送還。

水深が浅いせいか、皆元気に帰国していきます。


ここで地合いは終了。そのうち潮目が消えてしまいました・・・。


それでも残り少ないかすかな潮目を重点爆撃してきます。

こういう魚っ気が一旦消えたくらいの方が好機だったりする(と信じる)


徒労とも思える、回収&投下。

タイラバはまさに我慢の釣り。

毎回同じように見えても、小さな感触の変化を頼りに、落としていく。

時計は12時30分。リミットは13時。あと少しだけ時間がある。

そして、無限回廊と思われた反復に、突如終わりが・・・。


いつも通りクラッチを切ると、降下の途中・・・突然スプールが急回転

フォールとは違う異常なスピードでラインが出ていきます。いくら鈍感な私でも、絶対オカシイ!と気づく。


すかさず合わせを入れ、巻き取ろうとすると、強烈な抵抗が。そして、さっき締めたハズのドラグが、、軽々と回され、ギュィィーーンと一気に数十メートルラインが引き出された。

間違いなくデカい!こんな30メートルの浅場で?一体何がかかった?

先週の大鯛よりも強烈な引き。青物か?


リールを巻こうとしても、空回りして全然巻き取れない。。

そして、ドラグは鳴り続ける・・・

普通なら動揺してしまうところ、なぜか気分は最高に。スゲースゲーと思わず笑い声が出て、これからの大物とのやりとりを楽しもうという気分。


というのも、単なる感触ですが、タイラバ特有の巻き上げ時の追い食いでかかった訳ではなく、フォールでひったくられたせい?か、どうやらフッキングがいいみたいで、バレる気がしない。

絶対魚の顔を見てやろう、と決心。


相変わらずリーリングしても空回りだが、次第に10センチづつくらい巻き取れる。

まだまだ巻ける量よりラインを出していく量の方が多いが、途中から一定のペースで巻き取れるようになった。

あと、30メートル、20メートル、となっても相変わらずのやる気でドラグを鳴らしてラインを出していくので、きっと青物だと確信。


リーダー入って、上がってきたのは・・・




あれ?また、マダイやーー!!

しかも破格にどでけえーー!!

タモに不安を感じるほどの強烈な重さ。

先週のマダイより大きいかも。それより何より、体高がハンパない。丸々としてる。




爆風で強制送還食らった後の再出艇、、しかも耐え忍んだ末の執念が引き寄せた結果、、

思わず天を衝く、渾身のガッツポーズ!



今度は本当に、どう曲げてもクーラーに入りません。(汗

なのでこの通り。




帰り。

突堤のアングラーたちに、奇異の目で迎えられる、はみ出した巨大な尻尾。。


今日のベイトは、これでした。




写真には映ってませんが、ゼイゴがあったので、大きさから中アジかな?と思います。とてもベイトとは思えない骨の太さ。いいもん食ってます。



計測したところ、86cm、8.7kgの圧巻の巨体でした。

〆る前ならもっと重かったかも。

先週のマダイより4センチしか体長は違わないのに、2.5kgも体重が違うのにビックリ。丸々としてます。



今日のマダイは、母が捌いてくれ、娘が盛り付けてくれました。(妻は?どこに?・・・妻と私は・・食べました。。)


ベイトが違うせいか、先週のマダイたちより明らかに脂が乗ってる。

一般に60センチ以上のマダイの味には疑義があるところみたいですが、それらを完全に払拭し、、、

めちゃ旨かったです!



そう言えば、期せずして2週連続の自己記録更新・・・

絶対何かオカシイし、自分のコトだけは、絶対勘違いしたらアカン。でも、なぜ?


海は不思議です(結論)


地獄を味わった先に天国があるということでしょうか・・・門を叩けば開かれる?あきらめずやれば成功する、、?

でもまだまだ不思議です。

うー

これからも、釣りから色々人生ついても学びたいと思います!


ともあれ、カヤックフィッシング最高!!×2

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やっぱりこれ。どんなマダイも海の底から連れてきます。高いけど元がとれます(笑

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前回の高切れで今回から8本編に変えました。少ない力で快適にシャクれる!別次元です・・・もっと早く替えたらよかった(笑

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ESOを掛けたらガサガサ。サゴシが通過したらバッサリ。最も更新頻度が高いのがリーダー。リーダー専用品より滅法安いです。おすすめ。  


Posted by うじのぐっさん at 21:00Comments(18)大鯛海況判断ミス
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プロフィール
うじのぐっさん
うじのぐっさん
元ウインドサーファー
カヤック&釣り歴3年。
2015年からデスペラードに乗り換え、新たな境地へ。
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