2014年12月25日
冒険の書 第2章 一生手漕ぎ宣言 ロックンロールカヤック デスペラード ~ 自分的宝物 ~
子どもたちとツリーリングを楽しむために、ふとしたきっかけで手に入れたカヤック、
マリブカヤックス プロ2タンデム。
そこからすべては始まった。

このタフではあるが重く大きな農耕馬のような船体にまたがり、
釣りの基本的な知識すらないまま、ひとりぼっちで始めたカヤックフィッシング。
鉄下駄だとも気づかずに、夢中で漕ぎまくること、24たび。

海に出るたびにカヤックフィッシングの魅力、海への思いが同時に深まっていく。
この楽しすぎるMONOにかけたお金は10万円たらず
見るもの聞くもの全てに手垢が付き、色あせて見える年齢に至った私に、こんなに夢中になれるものがあったなんて。
おそらく、人生において最も有意義な投資のひとつだったと思います。

しかし鉄下駄は鉄下駄。
次第に馬脚を現します。なにせ鈍足艦。いくら力強く濃いでも、艇速が出ない。
レジャー用のためかロッドホルダーやハッチもない・・・

それでも、この農耕馬は抜群の安定性と堅牢さで、せっせと私を海へと運び、私にたくさんの喜びをくれました

やがて、半年が過ぎ
行けなかったあの場所へ、行ってみたい。
駿馬のような美しく力強い漕ぎ味を感じてみたい。
そんな気持ちが高まる
そしてたったひとりの海原de..は新たなステージへ。
我が家にやってきた優駿は、、
ロックンロールカヤック デスペラード。

舶来のカヤックにはない、日本的な洗練された繊細で美しいライン・・・
そのシェイプは、まさに失われし旧日本海軍の戦闘艦の艦橋を思わせる緊張感と、ノスタルジックな美しさを兼ね備えています。
そして内に秘められた高性能。
それはまさに、日本人の魂のよう。

この、艦尾にかけての雄大な艦幅・・・。
まさにパナマックスにとらわれない連合艦隊のみがなせる造船美、46センチ砲を搭載しうる船型は、時代を超え戦艦大和からデスペラードにも受け継がれているのである(適当)

つい脱線してしまいましたが、、
このフネを選択したのには理由があります。
漁場へゆくすべは数あれど・・・
自分の力で漕ぎ、自分の頭で考え、自然環境と戦い、獲物を得る。
私は、
この原始的でシンプルなプロセスに限りない魅力と喜びを感じている。
動力に頼らず、手漕ぎでどこまでやれるかに挑戦したい。
この道を究めるための、最高の道具とは?
そんな問いへのひとつの答え。
その名もデスペラード。ならず者の名を冠する船。
我が敬愛するジーザスも、同時代においてはデスペラード、打ち捨てられしならず者でありました。
既成概念と戦い、壊し、新しいものを生み出す気概と信念(ROCK)に満ちた名前です。
とはいえこのデスペラード、新品では私ごときに到底手を出せる価格ではありません。
まさに岸壁に咲く花のよう。
でした。
そんなある日、何気なくオークションを眺めていたら、、

うおっつ。
え~!デスペが出品されちゃってるじゃないですか!
かなりの美品で、しかもかっちょいいレッドやん!
デスペラードがオークションに出てくるなんて、2年に1度あるかないか。・・・オークファンによれば、いまだかつて2回?しかないのでは?
しかも出品されたのが木曜で、終了が土曜日のたった3日間に、、
いったい日本中のカヤックアングラーのどれくらいが気づけることだろう・・・
くしくも自分が知ったのも、まさに天佑というしか。

そして、優駿は我が家の門を叩いたのである!

やっぱりというか、想像以上に、めちゃくちゃかっこいいです・・・
美しさと速さと機能とが、ひとつの形を持って表現されたよう
そして実物を見て、さらに嬉しい誤算が。
美品どころか、新品に近い。。
キールに擦った跡がまるでありません・・・
魚探用のスコッティマウントもなし。
加工した形跡が全くなく、前所有者の香りが一切ない。
?何に使っていたんだろう・・・そしてなぜ手放したんだろう・・・(謎)
今年の締めにぜひ大物を釣り上げたいと思っていましたが、思わぬ形での贈り物・・・
神は願ったものを労せず与えることはせず、願うものを自ら得られるように助けるといいますが、
これで大物を獲りに行けと!!
まさに最高のクリスマスプレゼントです。。
来年はこの素晴らしいフネと共に冒険し、
新たな歴史を刻んでいきたいと思います!
カヤックフィッシング最高!

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マリブカヤックス プロ2タンデム。
そこからすべては始まった。
このタフではあるが重く大きな農耕馬のような船体にまたがり、
釣りの基本的な知識すらないまま、ひとりぼっちで始めたカヤックフィッシング。
鉄下駄だとも気づかずに、夢中で漕ぎまくること、24たび。
海に出るたびにカヤックフィッシングの魅力、海への思いが同時に深まっていく。
この楽しすぎるMONOにかけたお金は10万円たらず
見るもの聞くもの全てに手垢が付き、色あせて見える年齢に至った私に、こんなに夢中になれるものがあったなんて。
おそらく、人生において最も有意義な投資のひとつだったと思います。
しかし鉄下駄は鉄下駄。
次第に馬脚を現します。なにせ鈍足艦。いくら力強く濃いでも、艇速が出ない。
レジャー用のためかロッドホルダーやハッチもない・・・
それでも、この農耕馬は抜群の安定性と堅牢さで、せっせと私を海へと運び、私にたくさんの喜びをくれました
やがて、半年が過ぎ
行けなかったあの場所へ、行ってみたい。
駿馬のような美しく力強い漕ぎ味を感じてみたい。
そんな気持ちが高まる
そしてたったひとりの海原de..は新たなステージへ。
我が家にやってきた優駿は、、
ロックンロールカヤック デスペラード。
舶来のカヤックにはない、日本的な洗練された繊細で美しいライン・・・
そのシェイプは、まさに失われし旧日本海軍の戦闘艦の艦橋を思わせる緊張感と、ノスタルジックな美しさを兼ね備えています。
そして内に秘められた高性能。
それはまさに、日本人の魂のよう。
この、艦尾にかけての雄大な艦幅・・・。
まさにパナマックスにとらわれない連合艦隊のみがなせる造船美、46センチ砲を搭載しうる船型は、時代を超え戦艦大和からデスペラードにも受け継がれているのである(適当)

つい脱線してしまいましたが、、
このフネを選択したのには理由があります。
漁場へゆくすべは数あれど・・・
自分の力で漕ぎ、自分の頭で考え、自然環境と戦い、獲物を得る。
私は、
この原始的でシンプルなプロセスに限りない魅力と喜びを感じている。
動力に頼らず、手漕ぎでどこまでやれるかに挑戦したい。
この道を究めるための、最高の道具とは?
そんな問いへのひとつの答え。
その名もデスペラード。ならず者の名を冠する船。
我が敬愛するジーザスも、同時代においてはデスペラード、打ち捨てられしならず者でありました。
既成概念と戦い、壊し、新しいものを生み出す気概と信念(ROCK)に満ちた名前です。
とはいえこのデスペラード、新品では私ごときに到底手を出せる価格ではありません。
まさに岸壁に咲く花のよう。
でした。
そんなある日、何気なくオークションを眺めていたら、、
うおっつ。
え~!デスペが出品されちゃってるじゃないですか!
かなりの美品で、しかもかっちょいいレッドやん!
デスペラードがオークションに出てくるなんて、2年に1度あるかないか。・・・オークファンによれば、いまだかつて2回?しかないのでは?
しかも出品されたのが木曜で、終了が土曜日のたった3日間に、、
いったい日本中のカヤックアングラーのどれくらいが気づけることだろう・・・
くしくも自分が知ったのも、まさに天佑というしか。
そして、優駿は我が家の門を叩いたのである!
やっぱりというか、想像以上に、めちゃくちゃかっこいいです・・・
美しさと速さと機能とが、ひとつの形を持って表現されたよう
そして実物を見て、さらに嬉しい誤算が。
美品どころか、新品に近い。。
キールに擦った跡がまるでありません・・・
魚探用のスコッティマウントもなし。
加工した形跡が全くなく、前所有者の香りが一切ない。
?何に使っていたんだろう・・・そしてなぜ手放したんだろう・・・(謎)
今年の締めにぜひ大物を釣り上げたいと思っていましたが、思わぬ形での贈り物・・・
神は願ったものを労せず与えることはせず、願うものを自ら得られるように助けるといいますが、
これで大物を獲りに行けと!!
まさに最高のクリスマスプレゼントです。。
来年はこの素晴らしいフネと共に冒険し、
新たな歴史を刻んでいきたいと思います!
カヤックフィッシング最高!

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