2015年11月04日
楓蔦黄(もみじつたきばむ)KF 27th ショートショート・午後の曳航 ~ 自戒 ~
シーズンも残りわずか。
凪の日は逃せません・・・が、
先日アシスト付自転車を買ったものの、
いつもあくせく忙しくしている細君に
どーしても「明日保育所送ってくれへん?」の たった一言 が言い出せなくて(気が小さくて)
先週の水曜日のこと、
1年ぶりに午後釣行に挑戦して参りました。
ただ、午後釣行とはいえ、8時に保育所へ子ども達を連れていき一路海へと車を走らせても、現地着は11時。
艤装も単純、竿も2本ポッキリ、準備と片付けのスピードに関しては関西カヤックフィッシング界でも随一(自薦)との噂のある私ですが・・・
やっぱり余裕を見ると出艇に30分、片づけに30分は必要なので、
沖上がりを2時と考えると、、
実釣時間は3時間弱・・・
これで本当に釣れんのか?

さりながら、、この明けきった青い空の下を沖へと進むのは、かなり新鮮なのである。
さて、今回のテーマは「自戒」
時間があると自然任せ、地合い任せで辻褄が合ってしまうことも、
かたや短時間勝負となると同じ事が出来るのか、自戒の意味も込めて
最大限の集中力で臨みたいと思います!
狙いは青物、というかメジロ
やっぱりこの季節ならではの青物の引きを味わいたい、とやって参りましたからには
可能性のある浅場から探っていきます。
予想通り、というか浅場から青物の感度が出ています。
が・・・全然ジグに反応してきません。
アクションを変えてやると、一度何者かがガチャン、とジグにアタックしてきましたが、おそらく複数(群)がジグ目掛けてゴッツンコしている感触。しかもアタックしてきた魚のウエイトも軽めの感触でしたので、これはおそらくツバスだな、と見切りをつけて、
さらに沖へ。
沖もベイトもそこかしこにあるものの、全く口を使ってきません。

今まで釣れてた、アントキのやり方、コントキのやり方、試すも、ダメ。
時間がないので次第に焦ります。。
何かきっかけさえあれば一気に食ってきそうな印象なんですが・・・
結局自然頼みなのか~

そうこうするうちに、福井県警がやってきました。
カヤックフィッシング始めて以来、2度目の県警との遭遇
そのままスルーするかと思ったら、舵を切った後、導線がこっちに向いてきた
ターゲッティングされてますな。
おそらくこれは聴取される・・・・時間ないのに・・・とひとりごつ。(涙
でも、自分を戒めるためにも、大事なことですから!
県警の方は非動力艇に配慮して、ちゃんとメインエンジンを切って、ポンポンポン・・・とコッソリ後ろから引き波立てずに近づいてくれるのですが、いかんせん船がデカイ!
ジギング船の5倍くらいありますので、そばに寄ってこられるだけで恐怖
返事がおっくうな、態度悪い印象を与えたかも知れませんが、進路を外しながらしゃべるだけで精いっぱいでしたから、お許しください
案の定、
① 何をしているのか?
② どこから来た(出た)のか?
③ 名前、職業、住所等
を質問され、急な天候の変化に気を付けてください!と指導を受けたのち、解放されました。
海の安全のための大切な活動、ありがとうございます!
お勤めご苦労様であります。
県警の方、前回もそうでしたが、一応、(社交辞令?)「何が釣れますか?」と聞いてくれます。
が、しかし・・・私、全く釣れてませんから!
「まだ来たばっかりなんで」 と ちっぽけなプライド をふりかざしながら涙ながら答えましたっけ。(ちっさ!)
この後も色々工夫して魚からの反応を求めていきますが、全く反応なし。
近くのプレジャー数艇も全く釣れていない様子。
で、天下泰平なまま2時間が経過・・・
この時点で、カヤックフィッシング初の、丸ボーズを覚悟。

ただ、諦めずにまだしも潮の動きのよさそうな場所を徘徊していると、また別のプレジャーと遭遇。
キッチリ距離をとりつつ、しばらく互いに釣果のないまま流していましたが、
さっきのプレジャーと違い、どうやら漁船を使ってジギングしている地元の方?のようで
福井弁ですし、立ち居振る舞いからも玄人っぽく、これは良く海に通っていらっしゃる方々に違いない
こういう御仁は腕に間違いないので
その所作をひとつひとつ関心を持ってじっと盗み見ておりました。
すると、潮がさっと差してきて、ちょっと状況が好転(私的に)
やはり地合いが来たのか、彼らの竿が時折曲がる。
さすが最強カテゴリー地元民。どうやらメジロやツバス、エイやらポツポツ釣れている風情。
て言うか、私にはアタリすらありませんけど!
しかし、きっと何か違いが有るハズ、と彼らのヒットパターンを見ていると、
以外にも、これか?という答えが見えてきました。
きっかけは些細なもの
ただ、疑問が確信に変わって、今まで信じ切れずに漠然とやり続けてきたことに力が宿るのは
糸の先の先にも伝わっていくようです
そして、やっと長く待ち続けた待望の、ヒット!
がバレた・・・
ガーン。
ただ、硬質なアタリの感じから、根魚なんざではありません。
青か、銀か、赤かといったところ。
やってる方向性が正しいのは分かったので、引き続き誘っていると、
再びヒット!
良く引くので青物か?と思うも・・・
とにかくバレないでくれよ~と祈る

意外にも真鯛55cm
久しぶりにマシなサイズの真鯛が釣れた!
そんなに大きくないけど、何とか粘って掛けたので、感無量です。
時間も時間やし、もう帰ってええか~と思うも、
道中モジリを発見して、

ツバス。
時折発生していたナブラの正体判明。
こんなん粘って釣ってもしゃあないし、
いよいよ保育所に間に合わなくなるので、2時過ぎに沖上がりとしました。
いるはずのメジロにも会えんかったし、青物に関しては完全に不完全燃焼でしたが、夕方の地合いまでいるわけにもいかないので、今の私の腕ではこんなもんス

ショートショート釣行でしたが、何とか魚に出会えました・・・
それと、いつも浮いてない時間帯に浮いて、色々情報も収集できたし、勉強になった気が。
しかも、帰り道もスムーズにゆき、
細君の帰宅までに、コッソリお迎えも片づけも終了。
なんと!今日釣りに行ってたことすら、ついぞ気づかれなかったのである。
家庭円満&
カヤックフィッシング最高!

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凪の日は逃せません・・・が、
先日アシスト付自転車を買ったものの、
いつもあくせく忙しくしている細君に
どーしても「明日保育所送ってくれへん?」の たった一言 が言い出せなくて(気が小さくて)
先週の水曜日のこと、
1年ぶりに午後釣行に挑戦して参りました。
ただ、午後釣行とはいえ、8時に保育所へ子ども達を連れていき一路海へと車を走らせても、現地着は11時。
艤装も単純、竿も2本ポッキリ、準備と片付けのスピードに関しては関西カヤックフィッシング界でも随一(自薦)との噂のある私ですが・・・
やっぱり余裕を見ると出艇に30分、片づけに30分は必要なので、
沖上がりを2時と考えると、、
実釣時間は3時間弱・・・
これで本当に釣れんのか?
さりながら、、この明けきった青い空の下を沖へと進むのは、かなり新鮮なのである。
さて、今回のテーマは「自戒」
時間があると自然任せ、地合い任せで辻褄が合ってしまうことも、
かたや短時間勝負となると同じ事が出来るのか、自戒の意味も込めて
最大限の集中力で臨みたいと思います!
狙いは青物、というかメジロ
やっぱりこの季節ならではの青物の引きを味わいたい、とやって参りましたからには
可能性のある浅場から探っていきます。
予想通り、というか浅場から青物の感度が出ています。
が・・・全然ジグに反応してきません。
アクションを変えてやると、一度何者かがガチャン、とジグにアタックしてきましたが、おそらく複数(群)がジグ目掛けてゴッツンコしている感触。しかもアタックしてきた魚のウエイトも軽めの感触でしたので、これはおそらくツバスだな、と見切りをつけて、
さらに沖へ。
沖もベイトもそこかしこにあるものの、全く口を使ってきません。
今まで釣れてた、アントキのやり方、コントキのやり方、試すも、ダメ。
時間がないので次第に焦ります。。
何かきっかけさえあれば一気に食ってきそうな印象なんですが・・・
結局自然頼みなのか~
そうこうするうちに、福井県警がやってきました。
カヤックフィッシング始めて以来、2度目の県警との遭遇
そのままスルーするかと思ったら、舵を切った後、導線がこっちに向いてきた
ターゲッティングされてますな。
おそらくこれは聴取される・・・・時間ないのに・・・とひとりごつ。(涙
でも、自分を戒めるためにも、大事なことですから!
県警の方は非動力艇に配慮して、ちゃんとメインエンジンを切って、ポンポンポン・・・とコッソリ後ろから引き波立てずに近づいてくれるのですが、いかんせん船がデカイ!
ジギング船の5倍くらいありますので、そばに寄ってこられるだけで恐怖
返事がおっくうな、態度悪い印象を与えたかも知れませんが、進路を外しながらしゃべるだけで精いっぱいでしたから、お許しください
案の定、
① 何をしているのか?
② どこから来た(出た)のか?
③ 名前、職業、住所等
を質問され、急な天候の変化に気を付けてください!と指導を受けたのち、解放されました。
海の安全のための大切な活動、ありがとうございます!
お勤めご苦労様であります。
県警の方、前回もそうでしたが、一応、(社交辞令?)「何が釣れますか?」と聞いてくれます。
が、しかし・・・私、全く釣れてませんから!
「まだ来たばっかりなんで」 と ちっぽけなプライド をふりかざしながら涙ながら答えましたっけ。(ちっさ!)
この後も色々工夫して魚からの反応を求めていきますが、全く反応なし。
近くのプレジャー数艇も全く釣れていない様子。
で、天下泰平なまま2時間が経過・・・
この時点で、カヤックフィッシング初の、丸ボーズを覚悟。
ただ、諦めずにまだしも潮の動きのよさそうな場所を徘徊していると、また別のプレジャーと遭遇。
キッチリ距離をとりつつ、しばらく互いに釣果のないまま流していましたが、
さっきのプレジャーと違い、どうやら漁船を使ってジギングしている地元の方?のようで
福井弁ですし、立ち居振る舞いからも玄人っぽく、これは良く海に通っていらっしゃる方々に違いない
こういう御仁は腕に間違いないので
その所作をひとつひとつ関心を持ってじっと盗み見ておりました。
すると、潮がさっと差してきて、ちょっと状況が好転(私的に)
やはり地合いが来たのか、彼らの竿が時折曲がる。
さすが最強カテゴリー地元民。どうやらメジロやツバス、エイやらポツポツ釣れている風情。
て言うか、私にはアタリすらありませんけど!
しかし、きっと何か違いが有るハズ、と彼らのヒットパターンを見ていると、
以外にも、これか?という答えが見えてきました。
きっかけは些細なもの
ただ、疑問が確信に変わって、今まで信じ切れずに漠然とやり続けてきたことに力が宿るのは
糸の先の先にも伝わっていくようです
そして、やっと長く待ち続けた待望の、ヒット!
がバレた・・・
ガーン。
ただ、硬質なアタリの感じから、根魚なんざではありません。
青か、銀か、赤かといったところ。
やってる方向性が正しいのは分かったので、引き続き誘っていると、
再びヒット!
良く引くので青物か?と思うも・・・
とにかくバレないでくれよ~と祈る
意外にも真鯛55cm
久しぶりにマシなサイズの真鯛が釣れた!
そんなに大きくないけど、何とか粘って掛けたので、感無量です。
時間も時間やし、もう帰ってええか~と思うも、
道中モジリを発見して、
ツバス。
時折発生していたナブラの正体判明。
こんなん粘って釣ってもしゃあないし、
いよいよ保育所に間に合わなくなるので、2時過ぎに沖上がりとしました。
いるはずのメジロにも会えんかったし、青物に関しては完全に不完全燃焼でしたが、夕方の地合いまでいるわけにもいかないので、今の私の腕ではこんなもんス
ショートショート釣行でしたが、何とか魚に出会えました・・・
それと、いつも浮いてない時間帯に浮いて、色々情報も収集できたし、勉強になった気が。
しかも、帰り道もスムーズにゆき、
細君の帰宅までに、コッソリお迎えも片づけも終了。
なんと!今日釣りに行ってたことすら、ついぞ気づかれなかったのである。
家庭円満&
カヤックフィッシング最高!

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