2015年12月30日
麋角解(さわしかつのおつる)KF 33rd 釣り納め ~ 極 ~
前回、満足に浮けなかったワダカマリを晴らすべく
大晦日を背中に感じる30日、某所で浮いてまいりました。

おそらく、今日が今年の浮き納め。
GPV、海快晴ともに、4メートル台から次第に3メートル台に落ちていく予報ですが、
前日までのウネリの影響と、広域の情報を踏まえると、
やや微妙。
いやな予感がするので、慎重に行きます。

国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった、ではないですが、
やはり、長いテトラ帯を越えると
予報以上の風におののく。

そして、この季節には珍しい虹 が出迎えてくれました。
今回のテーマは「極」
最初と最後が大事とは言いますが、
今年を締めくくる釣りで、何かを掴みたい、そんな思いの釣行です。
ターゲットは、ヒラマサ
そして、月並みではありますが、正月用の鯛 なんかも
ヒラマサに関しては全く何の経験も情報もないので、道場破り的な出たとこ勝負。
真鯛は、これまでつちかった経験を踏まえ
初場所ではあるものの、居そうな場所を徹底的に探っていきます。

さて、おだやかな釣り日和をとの願いは、現実の前に遠のきました。
風そのものはだんだん落ちていく予報ではありますが、浅場から慎重にやります。
が、風が潮とも同調しているようで、
着底するまでにラインが、はるかかなたに行ってしまう・・・。
こんなんで釣れんのか?

着底するまではひたすらパドリングで、なんとかラインの角度をジギングできるまで補正しつつ
なんとかジギング開始。
が、一流しでできる回数が少なすぎで、どうにも探りようもない。
ウネリもあるし、釣り難過ぎる
これはアカンわ・・・釣りたい欲が海況判断に勝ってしまった。。
反省・・・
いずれにしても早期撤退せんことを決意しつつ、
何とか一匹釣れるまではと
そのまま流されるがままに50メートルラインへ。
そして、幸運にも真鯛が居ついてるっぽい潮目を発見。
初場所ですが、地形といい、これはいけるのでは?な予感
ただ、これまでジグには全く反応がないため、
いさぎよくタイラバへ交換。
すると、一発でヒット!
が、全く動きません。
あ、これは根ガカリ だな、と。
波風もすごいし、着底も取りづらく、こういう時は良く根掛かりします。
そして、漕ぎ疲れて頭もボケてたので、
せっかくだし、地球を魚だと思って、
勝手に外れるまではバーチャルリアリティを楽しもう、と天を仰いでバカなことを考える。

竿がめちゃ曲がってるけど、地面釣ってるし当たり前。
が、なぜか巻けるよ。
が、また止まる。
が、また巻ける。
ん?
ひょっとして魚なのか?
すると、スルスルとドラグが滑っていった・・・。
でも、なんて動きの鈍い魚だ。
走りもショートなのでメガ根魚か、エイか?と思いつつ
この際何でもいいやと巻くが、めちゃくちゃ重い。
おそらく、ウネリと風のせいで、魚の色んな挙動がかき消されて伝わってこないため、
引きで魚種も判別できないし、何が何だか分からず
魚の方はかなりの抵抗を見せ、
途中で全く巻けなくなったりしながらも、
何とか上がってきた。
すると・・・・

ドーン!
あれ?タイやん。
しかも、でかっ!
久しぶりの大鯛、77cm。
・・・正月用にしてはでかすぎる・・・
良く考えたら、何の脈絡もなくフォールで一発で食ってくるところとか、
鯛らしい首振りや三段引きがないところとか、大鯛の挙動そのものでした。
でも、私の持論では、
食べ頃の鯛を数釣るのは経験と技術だけれども
大鯛は運 です
なので、頭では全く喜べません!(笑)
が、心はやっぱり嬉しいです!
だって、とっても漕ぐのがしんどかったんで、
解放感がハンパない!

大鯛はたいがいデカキモなのに、メスだからか、めちゃ姿が美しく
正月の鯛に相応しいのも、嬉しかった~
その後は、超久しぶりのビッグなウッカリカサゴが釣れたりしましたが

さてさて風もマッタク治まる気配もなく、
あまりに波風が怖くなってきたので、すぐに浜バックしました。

波風のせいで、早々にオカへ追い返されて
スッキリはしない釣行でしたが、
大きすぎるけれども正月用の鯛も一応釣れたので
感謝します!
そして、今年最後の・・・

カヤックフィッシング最高!
海よ、
今年も、目の覚める驚きと、想定外の喜びに満ちた冒険を、ありがとう

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大晦日を背中に感じる30日、某所で浮いてまいりました。
おそらく、今日が今年の浮き納め。
GPV、海快晴ともに、4メートル台から次第に3メートル台に落ちていく予報ですが、
前日までのウネリの影響と、広域の情報を踏まえると、
やや微妙。
いやな予感がするので、慎重に行きます。
国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった、ではないですが、
やはり、長いテトラ帯を越えると
予報以上の風におののく。
そして、この季節には珍しい虹 が出迎えてくれました。
今回のテーマは「極」
最初と最後が大事とは言いますが、
今年を締めくくる釣りで、何かを掴みたい、そんな思いの釣行です。
ターゲットは、ヒラマサ
そして、月並みではありますが、正月用の鯛 なんかも
ヒラマサに関しては全く何の経験も情報もないので、道場破り的な出たとこ勝負。
真鯛は、これまでつちかった経験を踏まえ
初場所ではあるものの、居そうな場所を徹底的に探っていきます。
さて、おだやかな釣り日和をとの願いは、現実の前に遠のきました。
風そのものはだんだん落ちていく予報ではありますが、浅場から慎重にやります。
が、風が潮とも同調しているようで、
着底するまでにラインが、はるかかなたに行ってしまう・・・。
こんなんで釣れんのか?
着底するまではひたすらパドリングで、なんとかラインの角度をジギングできるまで補正しつつ
なんとかジギング開始。
が、一流しでできる回数が少なすぎで、どうにも探りようもない。
ウネリもあるし、釣り難過ぎる
これはアカンわ・・・釣りたい欲が海況判断に勝ってしまった。。
反省・・・
いずれにしても早期撤退せんことを決意しつつ、
何とか一匹釣れるまではと
そのまま流されるがままに50メートルラインへ。
そして、幸運にも真鯛が居ついてるっぽい潮目を発見。
初場所ですが、地形といい、これはいけるのでは?な予感
ただ、これまでジグには全く反応がないため、
いさぎよくタイラバへ交換。
すると、一発でヒット!
が、全く動きません。
あ、これは根ガカリ だな、と。
波風もすごいし、着底も取りづらく、こういう時は良く根掛かりします。
そして、漕ぎ疲れて頭もボケてたので、
せっかくだし、地球を魚だと思って、
勝手に外れるまではバーチャルリアリティを楽しもう、と天を仰いでバカなことを考える。
竿がめちゃ曲がってるけど、地面釣ってるし当たり前。
が、なぜか巻けるよ。
が、また止まる。
が、また巻ける。
ん?
ひょっとして魚なのか?
すると、スルスルとドラグが滑っていった・・・。
でも、なんて動きの鈍い魚だ。
走りもショートなのでメガ根魚か、エイか?と思いつつ
この際何でもいいやと巻くが、めちゃくちゃ重い。
おそらく、ウネリと風のせいで、魚の色んな挙動がかき消されて伝わってこないため、
引きで魚種も判別できないし、何が何だか分からず
魚の方はかなりの抵抗を見せ、
途中で全く巻けなくなったりしながらも、
何とか上がってきた。
すると・・・・
ドーン!
あれ?タイやん。
しかも、でかっ!
久しぶりの大鯛、77cm。
・・・正月用にしてはでかすぎる・・・
良く考えたら、何の脈絡もなくフォールで一発で食ってくるところとか、
鯛らしい首振りや三段引きがないところとか、大鯛の挙動そのものでした。
でも、私の持論では、
食べ頃の鯛を数釣るのは経験と技術だけれども
大鯛は運 です
なので、頭では全く喜べません!(笑)
が、心はやっぱり嬉しいです!
だって、とっても漕ぐのがしんどかったんで、
解放感がハンパない!
大鯛はたいがいデカキモなのに、メスだからか、めちゃ姿が美しく
正月の鯛に相応しいのも、嬉しかった~
その後は、超久しぶりのビッグなウッカリカサゴが釣れたりしましたが
さてさて風もマッタク治まる気配もなく、
あまりに波風が怖くなってきたので、すぐに浜バックしました。
波風のせいで、早々にオカへ追い返されて
スッキリはしない釣行でしたが、
大きすぎるけれども正月用の鯛も一応釣れたので
感謝します!
そして、今年最後の・・・
カヤックフィッシング最高!
海よ、
今年も、目の覚める驚きと、想定外の喜びに満ちた冒険を、ありがとう

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